JP2018063515A - Usbメモリ装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】形状デザインの自由度が高いうえに単純構造でコストメリットがあり、USBメモリの保護機能も有するUSBメモリ装置を提供する。【解決手段】USBメモリスティック10と、USBメモリスティック10を収容するケース20を備え、上記ケースは、第1のプレート1、第2のプレート2、第3のプレート3が順に積層されて構成され、上記第2のプレート2には、上記USBメモリスティック10をスライド可能に収容する収容空間となる貫通部2Aが設けられ、上記第3のプレート3には、上記貫通部2Aに収容されたUSBメモリスティック10を外部からスライド移動させるための開口部3Aが設けられ、上記第1のプレート1には、上記USBメモリスティック10の差込部13にある凸片11の干渉を防ぐ干渉防止空間1Aが設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、USBメモリ装置およびその製造方法に関するものである。
USBメモリ装置は、パーソナルコンピュータ装置などの情報を外部に持ち出すための外部記憶手段としてひろく用いられている。上記USBメモリ装置に関する先行文献として、本出願人は、下記の特許文献1〜3を把握している。
特許文献1にはつぎの記載がある。
[要約]
[課題]商品カタログ等のデータを格納したメモリ体を、保護カバーを必要とせずに携帯できるように名刺サイズのカード本体に組み込んだ名刺型メモリ装置を提供する。
[解決手段]名刺サイズのプラスチックカードで形成されるカード本体1と、USBターミナルに挿入接続可能な露出電極21を備えた薄板状のメモリ体2とで構成され、カード本体1にメモリ体2の全体が収納され得る凹部11を形成し、露出電極を凹部11の底面に対面させて隠蔽状態としてメモリ体2の全体が凹部に収納されると共に、露出電極21が前記隠蔽位置から離脱してカード外方に突出可能にメモリ体2をカード本体1に組み込んでなる。
[0013]
また本考案の請求項5記載に係る名刺型メモリ装置は、凹部側面を蟻形状に形成すると共に、露出電極をカード本体外周側に位置するように、メモリ体を前記凹部にスライド出没自在に前記凹部に挿入装着してなるもので、メモリ体のスライド突出操作でメモリ体が突出し、メモリ体の露出電極部分をUSBターミナルに挿入接続可能となる。
[0027]
勿論カード本体の表裏面やメモリ体2aの表面(非電極形成面)に、適宜所望の印刷表示14を行うものである。
特許文献2にはつぎの記載がある。
[要約]
[課題]携帯できてカードを便利に保存できると共に、USB部を応用してデータを保存でき、同時に、紛失する状況を減らすことができるUSBメモリを有するカード保護ケースを提供する。
[解決手段]USBメモリ付きカード保護ケース10は、保護ケースの頂側にカードの頂側を嵌入する二つのスナップ部材1が設けられ、スナップ部材の間にカードの頂側を支え、且つ凹ノッチ21を有するエジェクタブロック2が設けられ、保護ケース及びスナップ部材に対応する底側に、スナップ部材の方向に伸びるストッパー3が設けられ、且つ保護ケースの頂側以外の少なくとも一側にそれぞれ少なくとも一つのUSB部4が設けられる。
[0021]
図2及び図3に示すように、前記保護ケース10が前記USB部4に対応する箇所に、さらに切欠部5が含まれ、且つ当該保護ケース10は底板101と、当該底板101に対応する開口部102と、当該底板101と当該開口部102との間に設けられる容置空間103と、当該底板101の両側にそれぞれに設けられる左枠部104及び右枠部105と、当該底板101の底側に設けられ、当該左枠部104と当該右枠部105との間に位置される底枠部106から組成され、当該USB部4は、当該底板101の表面に凸設され、当該切欠部5に位置され、且つ当該切欠部5との間に容置槽411を成形する凸壁41と、当該容置槽411に設けられる枢接軸42と、当該容置槽411に設けられ、当該枢接軸42に左右に往復枢動するように枢接され、且つ凹槽431を有する担体43と、当該凹槽431に設けられるプリント基板44と、当該凸壁41の頂端部に設けられるカバー体45から組成される。
特許文献3にはつぎの記載がある。
[要約]
[課題]USBメモリーの紛失を防止し、しかも安全に携帯することが可能なカード型USBメモリーを提供する。
[解決手段]本体1の先端にUSBポートに差し込む差込端子2を設けたUSBメモリーを構成する。本体1と差込端子2とをクレジットカード状の厚みに形成する。同じくクレジットカード状の厚みに支持板3を形成する。支持板3の端部に本体1を固定する。本体1及び差込端子2と同じ厚みのカバー体4を形成する。カバー体4を支持板3の端部に揺動自在に連結する。カバー体4の一側面に本体1及び差込端子2を収納する収納凹部4Aを形成する。支持板3とカバー体4とが一枚のクレジットカード状を成すように構成する。
実用新案登録第3200600号公報 実用新案登録第3193328号公報 実用新案登録第3168482号公報
上記特許文献1の「名刺型メモリ装置」には、以下の問題がある。
◆メモリ体を凹部にスライド出没自在に挿入装着するため、凹部側面を蟻形状に形成しなければならず、蟻形状の複雑加工が必要で、加工コストが高くなる。
◆メモリ体が凹部に挿入装着された状態で、上記メモリ体の表面が露出する。このため、印刷表示14をカード本体1とメモリ体にそれぞれ施さなければならず、印刷コストが高くなる。
◆メモリ体が凹部に挿入装着された状態で、上記メモリ体が露出するため、精密機器であるメモリ体の保護機能が十分でない。
◆あくまで名刺型であって、形状デザインの自由度がない。
上記特許文献2の「USBメモリ付きカード保護ケース」には、以下の問題がある。
◆USBメモリを収容するために、保護ケース10には、USB部4に対応する箇所に、切欠部5、凸壁41、枢接軸42等を設けなければならない。また、USB部4を、担体43でプリント基板44を担持してカバー体45で覆う必要がある。このように、部品点数が多く構造が複雑で、加工コスト・部品コスト・組み立てコストなどがかさむ、極めてコスト高な構造である。
◆保護ケース10の構造上、形状デザインの制約が大きく、デザインの自由度が少ない。
上記特許文献3の「カード型USBメモリー」には、以下の問題がある。
◆USBメモリーを収納するために、USBメモリーの本体1を支持板3の端部に固定し、その支持板3の端部にカバー体4を揺動自在に連結しなければならない。このように構造が複雑な部品を組み付けなければならず、加工コスト・部品コスト・組み立てコストなどがかさむ、極めてコスト高な構造である。
◆USBメモリーを収納凹部4Aに収納した状態で、上記USBメモリーが露出するため、精密機器であるUSBメモリーの保護機能が十分でない。
◆あくまでカード型であって、形状デザインの自由度がない。
本発明は、上記の事情に鑑み、つぎの目的を持ってなされたものである。
形状デザインの自由度が高いうえに単純構造でコストメリットがあり、USBメモリの保護機能も有するUSBメモリ装置およびその製造方法を提供する。
上記目的を達成するため、請求項1記載のUSBメモリ装置は、つぎの構成を採用した。
USBメモリスティックと、USBメモリスティックを収容するケースを備え、
上記ケースは、第1のプレート、第2のプレート、第3のプレートが順に積層されて構成され、
上記第2のプレートには、上記USBメモリスティックをスライド可能に収容する収容空間となる貫通部が設けられ、
上記第3のプレートには、上記貫通部に収容されたUSBメモリスティックを外部からスライド移動させるための開口部が設けられ、
上記第1のプレートには、上記USBメモリスティックの差込部にある凸片の干渉を防ぐ干渉防止空間が設けられている。
上記目的を達成するため、請求項2記載のUSBメモリ装置の製造方法は、つぎの構成を採用した。
USBメモリスティックと、USBメモリスティックを収容するケースを備えたUSBメモリ装置の製造方法であり、
第1のプレート材、第2のプレート材、第3のプレート材を準備し、
上記第2のプレート材には、上記USBメモリスティックをスライド可能に収容する収容空間となる貫通部を設け、
上記第3のプレート材には、上記貫通部に収容されたUSBメモリスティックを外部からスライド移動させるための開口部を設け、
上記第1のプレート材には、上記USBメモリスティックの差込部にある凸片の干渉を防ぐ干渉防止空間を設け、
上記第2のプレート材の貫通部に上記USBメモリスティックを収容した状態で、上記第1のプレート材、第2のプレート材、第3のプレート材を順に積層し、
上記積層した状態で上記USBメモリスティックを包含する領域の周辺部をレーザ切断する。
請求項1記載のUSBメモリ装置は、上記ケースが、第1のプレート、第2のプレート、第3のプレートが順に積層されて構成されている。プレートの積層構造という単純構造でコストメリットがある。USBメモリスティックは、第2のプレートに設けられた貫通部にスライド可能に収容され、第1のプレートと第2のプレートで挟まれる。USBメモリスティックは、プレートの積層構造のなかに収容されて露出部が少なく、USBメモリスティックの保護機能も有する。ケースに収容されたUSBメモリスティックは、第3のプレートに設けられた開口部を利用して外部からスライド移動させ、差込部を自由に出し入れできる。USBメモリスティックの差込部に凸片があっても、干渉防止空間によって干渉が防される。このため、上記USBメモリスティックは、差込部に凸片を有する比較的安価なものを使用でき、コスト的に有利である。
また、プレートの積層構造であるケースの形状は自由にデザインすることができ、形状デザインの自由度が高い。
請求項2記載のUSBメモリ装置の製造方法は、上記ケースが、第1のプレート、第2のプレート、第3のプレートが順に積層されて構成されている。プレートの積層構造という単純構造でコストメリットがある。USBメモリスティックは、第2のプレートに設けられた貫通部にスライド可能に収容され、第1のプレートと第2のプレートで挟まれる。USBメモリスティックは、プレートの積層構造のなかに収容されて露出部が少なく、USBメモリスティックの保護機能も有する。ケースに収容されたUSBメモリスティックは、第3のプレートに設けられた開口部を利用して外部からスライド移動させ、差込部を自由に出し入れできる。USBメモリスティックの差込部に凸片があっても、干渉防止空間によって干渉が防される。このため、上記USBメモリスティックは、差込部に凸片を有する比較的安価なものを使用でき、コスト的に有利である。
また、上記第2のプレート材の貫通部に上記USBメモリスティックを収容した状態で、上記第1のプレート材、第2のプレート材、第3のプレート材を順に積層し、上記積層した状態で上記USBメモリスティックを包含する領域の周辺部をレーザ切断する。このため、プレートの積層構造であるケースの形状は自由にデザインすることができ、形状デザインの自由度が高い。
本発明のUSBメモリ装置の一実施形態を示す分解斜視図である。 上記実施形態においてUSBメモリスティックの差込部を収納した状態であり、(A)は第3のプレート側から見た図、(B)は断面図である。 上記実施形態において上記の差込部を出した状態であり、(A)は第3のプレート側から見た図、(B)は断面図である。 上記実施形態において上記差込部を出した状態を第1のプレート側から見た図である。 USBメモリスティックを示す斜視図である。 本発明のUSBメモリ装置の製造方法の一実施形態を説明する図である。
つぎに、本発明を実施するための形態を説明する。
図1〜図4は、本発明が適用されるUSBメモリ装置の一実施形態を示す。
図1は、分解斜視図である。
図2は、USBメモリスティックの差込部を収納した状態であり、図2(A)は第3のプレート側から見た図、図2(B)は断面図である。
図3は、上記差込部を出した状態であり、図3(A)は第3のプレート側から見た図、図3(B)は断面図である。
図4は、上記差込部を出した状態を第1のプレート側から見た図である。
〔全体構造〕
本実施形態のUSBメモリ装置は、USBメモリスティック10と、USBメモリスティック10を収容するケース20を備えている。
〔USBメモリスティック〕
図5は、上記USBメモリスティック10を示す斜視図である。図5(A)は裏面側であり、図5(B)は接点がある表面側である。
上記USBメモリスティック10は、平面視で帯状のスティック部10Aの根元に板状の把持部10Bが設けられて構成されている。上記スティック部10Aと把持部10Bは、金属薄板を屈曲成形した外殻材の内部に、図示しないメモリ本体が収容されて構成されている。
上記スティック部10Aの先端部には接点12を有する差込部13が設けられている。上記接点12は表面側に設けられている。上記差込部13には、接点12の両側に、上記外殻材を屈曲してレール状の凸片11が形成されている。上記凸片11は、表面側に突出し、差込部13をUSBポートに差し込むときのガイドとして機能する。
上記把持部10Bは、大略板状を呈し、キーホルダーなどを挿通させることができる穴14が形成されている。
〔ケース〕
上記ケース20は、第1のプレート1、第2のプレート2、第3のプレート3が順に積層されて構成されている。
上記第1のプレート1、第2のプレート2、第3のプレート3は、それぞれ合成樹脂から形成された板材である。上記合成樹脂としては、たとえばアクリル材を用いることができる。
上記第2のプレート2には、上記USBメモリスティック10をスライド可能に収容する収容空間となる貫通部2Aが設けられている。
上記第2のプレート2は、上記USBメモリスティック10とほぼ同等の厚みである。上記貫通部2Aには、上記USBメモリスティック10が、スティック部10Aの長さ方向にスライド可能なように収容される。
上記貫通部2Aは、スティック通路21Aと把持部スライド空間21Bとからなる。
上記スティック通路21Aは、上記スティック部10Aとほぼ同等の幅寸法で、上記スティック部10Aがスライドする。上記スティック通路21Aは、上記差込部13が出入する開放部21Cを有している。
上記把持部スライド空間21Bは、幅寸法は上記把持部10Bとほぼ同等で、スライド方向の寸法が上記把持部10Bよりも差込部13の差込み代だけ長くなっている。
このような構造により、上記貫通部2AにUSBメモリスティック10を収容して長さ方向にスライドさせると、スティック部10A先端の差込部13が開放部21Cから出入する。
上記第3のプレート3には、上記貫通部2Aに収容されたUSBメモリスティック10を外部からスライド移動させるための開口部3Aが設けられている。
上記開口部3Aは、USBメモリスティック10の把持部10Bを露呈させる。
上記開口部3Aのスライド方向の寸法は、差込部13を収容したときに把持部10Bが露呈し、かつ差込部13を出したときにも把持部10Bが露呈するように設定されている。これにより、差込部13を出すときも入れるときも、把持部10Bを容易に操作できる。
上記開口部3Aの幅寸法は、把持部10Bの幅寸法よりも少し小さく設定されている。これにより、把持部10Bが飛び出したり外れたりするのを防止する。
上記第1のプレート1には、上記USBメモリスティック10の差込部13にある凸片11の干渉を防ぐ干渉防止空間1Aが設けられている。
上記干渉防止空間1Aは、上記USBメモリスティック10が貫通部2A内でスライドするときに、凸片11が第1のプレート1と干渉するのを防止する。
この例では、上記干渉防止空間1Aは、スライド方向に延びる溝である。上記干渉防止空間1Aを溝とすることにより、第1のプレート1の外側面が欠損せず、この面に画像等を印刷したときに、見栄えが悪くならない。
この例では、上記第1のプレート1の厚みは1mm、第2のプレート2の厚みは3mm、第3のプレート3の厚みは1mmに設定した。
上記第1のプレート1、第2のプレート2、第3のプレート3は、積層されて接合されている。この例では、後述するように、第1のプレート1を切り出す第1のプレート材31、第2のプレート2を切り出す第2のプレート材32、第3のプレート3を切り出す第3のプレート材33を積層し、その状態で、上記USBメモリスティック10を包含する領域の周辺部をレーザ切断する。これにより、切断面である外周面の合成樹脂が溶融し、第1のプレート1、第2のプレート2、第3のプレート3が接合される。
〔製造方法〕
図6は、上記USBメモリ装置の製造方法の一実施形態を説明する図である。
〔プレート材の準備〕
第1のプレート材31、第2のプレート材32、第3のプレート材33を準備する。
上記第1のプレート材31は、上述した第1のプレート材1を切り出すものである。
上記第2のプレート材32は、上述した第2のプレート材2を切り出すものである。
上記第3のプレート材33は、上述した第3のプレート材3を切り出すものである。
〔プレート材の加工〕
上記第2のプレート材32には、上記USBメモリスティック10をスライド可能に収容する収容空間となる貫通部2Aを設ける。
上記第3のプレート材33には、上記貫通部2Aに収容されたUSBメモリスティック10を外部からスライド移動させるための開口部3Aを設ける。
上記第1のプレート材31には、上記USBメモリスティック10の差込部13にある凸片11の干渉を防ぐ干渉防止空間1Aを設ける。
〔組み立てと切断〕
上記第2のプレート材32の貫通部2Aに上記USBメモリスティック10を収容する。
その状態で、上記第1のプレート材31、第2のプレート材32、第3のプレート材33を順に積層する。
上記第1のプレート材31、第2のプレート材32、第3のプレート材33を、上記積層した状態でレーザ切断する。
上記レーザ切断は、上記USBメモリスティック10を包含する領域の周辺部を切断する。この例では、図示の一点鎖線に沿って切断する。
必要に応じ、上記第1のプレート1の外側面に画像や文字を印刷する。
これにより、上述したUSBメモリ装置が完成する。
上記レーザー切断のときに、プレート材にアクリル等の樹脂を採用した場合、積層された第1のプレート材31、第2のプレート材32、第3のプレート材33の切断面の溶融と再凝固が起こり、第1のプレート材31、第2のプレート材32、第3のプレート材33が接合される。したがって、接着剤等を用いることによる接着工程を省略でき、コスト的なメリットがある。
〔実施形態の効果〕
上記実施形態のUSBメモリ装置は、上記ケースが、第1のプレート1、第2のプレート2、第3のプレート3が順に積層されて構成されている。プレートの積層構造という単純構造でコストメリットがある。USBメモリスティック10は、第2のプレート2に設けられた貫通部2Aにスライド可能に収容され、第1のプレート1と第2のプレート2で挟まれる。USBメモリスティック10は、プレートの積層構造のなかに収容されて露出部が少なく、USBメモリスティック10の保護機能も有する。ケース20に収容されたUSBメモリスティック10は、第3のプレート3に設けられた開口部3Aを利用して外部からスライド移動させ、差込部13を自由に出し入れできる。USBメモリスティック10の差込部13に凸片11があっても、干渉防止空間1Aによって干渉が防がれる。このため、上記USBメモリスティック10は、差込部13に凸片11を有する比較的安価なものを使用でき、コスト的に有利である。
また、プレートの積層構造であるケース20の形状は自由にデザインすることができ、形状デザインの自由度が高い。
上記実施形態のUSBメモリ装置の製造方法は、上記ケース20が、第1のプレート1、第2のプレート2、第3のプレート3が順に積層されて構成されている。プレートの積層構造という単純構造でコストメリットがある。USBメモリスティック10は、第2のプレート2に設けられた貫通部2Aにスライド可能に収容され、第1のプレート1と第2のプレート2で挟まれる。USBメモリスティック10は、プレートの積層構造のなかに収容されて露出部が少なく、USBメモリスティック10の保護機能も有する。ケース20に収容されたUSBメモリスティック10は、第3のプレート3に設けられた開口部3Aを利用して外部からスライド移動させ、差込部13を自由に出し入れできる。USBメモリスティック10の差込部13に凸片11があっても、干渉防止空間1Aによって干渉が防がれる。このため、上記USBメモリスティック10は、差込部13に凸片11を有する比較的安価なものを使用でき、コスト的に有利である。
また、上記第2のプレート材32の貫通部2Aに上記USBメモリスティック10を収容した状態で、上記第1のプレート材31、第2のプレート材32、第3のプレート材33を順に積層し、上記積層した状態で上記USBメモリスティック10を包含する領域の周辺部をレーザ切断する。このため、プレートの積層構造であるケース20の形状は自由にデザインすることができ、形状デザインの自由度が高い。
〔変形例〕
以上は本発明の特に好ましい実施形態について説明したが、本発明は図示した実施形態に限定する趣旨ではなく、各種の態様に変形して実施することができ、本発明は各種の変形例を包含する趣旨である。
たとえば、上記実施形態では、干渉防止空間1Aを溝としたが、これをスリットにすることも可能である。
1:第1のプレート
1A:干渉防止空間
2:第2のプレート
2A:貫通部
3:第3のプレート
3A:開口部
10:USBメモリスティック
10A:スティック部
10B:把持部
11:凸片
12:接点
13:差込部
14:穴
20:ケース
21A:スティック通路
21B:把持部スライド空間
21C:開放部
31:第1のプレート材
32:第2のプレート材
33:第3のプレート材

Claims (2)

  1. USBメモリスティックと、USBメモリスティックを収容するケースを備え、
    上記ケースは、第1のプレート、第2のプレート、第3のプレートが順に積層されて構成され、
    上記第2のプレートには、上記USBメモリスティックをスライド可能に収容する収容空間となる貫通部が設けられ、
    上記第3のプレートには、上記貫通部に収容されたUSBメモリスティックを外部からスライド移動させるための開口部が設けられ、
    上記第1のプレートには、上記USBメモリスティックの差込部にある凸片の干渉を防ぐ干渉防止空間が設けられている
    ことを特徴とするUSBメモリ装置。
  2. USBメモリスティックと、USBメモリスティックを収容するケースを備えたUSBメモリ装置の製造方法であり、
    第1のプレート材、第2のプレート材、第3のプレート材を準備し、
    上記第2のプレート材には、上記USBメモリスティックをスライド可能に収容する収容空間となる貫通部を設け、
    上記第3のプレート材には、上記貫通部に収容されたUSBメモリスティックを外部からスライド移動させるための開口部を設け、
    上記第1のプレート材には、上記USBメモリスティックの差込部にある凸片の干渉を防ぐ干渉防止空間を設け、
    上記第2のプレート材の貫通部に上記USBメモリスティックを収容した状態で、上記第1のプレート材、第2のプレート材、第3のプレート材を順に積層し、
    上記積層した状態で上記USBメモリスティックを包含する領域の周辺部をレーザ切断する
    ことを特徴とするUSBメモリ装置の製造方法。
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