JP2018063149A - 光ファイバ特性評価方法および光ファイバ特性評価装置 - Google Patents

光ファイバ特性評価方法および光ファイバ特性評価装置 Download PDF

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Abstract

【課題】方位角モード次数nが0でない高次の空間モードを1つ以上有するマルチモード光ファイバの各空間モードの光学特性を高DRかつ高空間分解能で短時間に評価することができる方法および装置を提供する。【解決手段】光ファイバ特性評価装置10は、測定部11および解析部12を備える。測定部11は、評価対象のマルチモード光ファイバの高次の空間モードのうちの一つを測定対象モードとして、FFS法により遠視野における発散角φに対する測定対象モードの電界Fの依存性Fφ(φ)の測定を任意の一方向について行う。解析部12は、Fφ(φ)を用いた所定の式の計算により、マルチモード光ファイバの出射端におけるファイバ半径方向位置rに対する測定対象モードの電界の依存性fr(r)を得る。【選択図】図6

Description

本発明は、マルチモード光ファイバの各空間モードの光学特性を評価する方法および装置に関するものである。
非特許文献1および非特許文献2には、マルチモード光ファイバのニアフィールドパターン(NearField Pattern、NFP)を、拡大光学系および赤外線カメラを用いて複数の空間モードの成分を含む形で測定し、その後、その測定結果について干渉の解析を行うことで各空間モードのNFPを得る方法が記載されている。
非特許文献3には、マルチモード光ファイバのNFPを、拡大光学系および受光用光ファイバの受光端面を2次元走査することで、2次元のNFPを高ダイナミックレンジ(DR)で測定する方法が記載されている。
非特許文献4には、遠視野走査(Far Field Scan、FFS)法によりモードフィールド径(Mode Field Diameter、MFD)や実効断面積(Aeff)を測定し評価する方法が記載されている。この方法では、円対称な基底モードについて、発散角を横軸とする1次元のファーフィールドパターン(Far Field Pattern、FFP)を測定し、0次のハンケル逆変換を用いて、ファイバ半径方向位置を横軸とする1次元のNFPに数値変換し、この得られたNFPに基づいてMFDやAeffを計算することで、MFDやAeffを測定評価することができる。
J. W. Nicholson, A. D. Yablon, S.Ramachandran, and S. Ghalmi, "Spatially and spectrally resolved imaging ofmodal content in large-mode-area fibers," Optics Express 16(10), 7233-7243(2008). Y. Wakayama, H. Taga, K.Igarashi, and T. Tsuritani, "DMD measurement of 114-SDM transmission fibreusing low-coherence interferometry with digital holographic processing,"in Eur. Conf. Opt. Commun. (ECOC) (2015), p. P.1.19. Y. Jung, S. Alam, Y. Sasaki, andD. J. Richardson, "Compact 32-Core Multicore Fibre Isolator forHigh-Density Spatial Division Multiplexed Transmission," in Eur. Conf.Opt. Commun. (ECOC) (2016), p. 556-558, paper W.2.B.4. Recommendation ITU-T G.650.2,"Definitions and test methods for statistical and non-linear relatedattributes of single-mode fibre and cable," (2015).
非特許文献1〜3に記載された方法では、拡大光学系を用いることから、その光学系の回折限界により、実際のNFPよりも空間分解能が低い。
非特許文献1、2に記載された方法では、赤外線カメラを用いており、そのカメラのDRが良くても高々40dB程度であり、また、モード分離の為の解析の際に更にDRが低下してしまう。
非特許文献3に記載された方法では、受光用光ファイバの受光端面を2次元走査して画像を取得するので、1枚の画像を取得するのに非常に長い時間を要する。
非特許文献4に記載された方法では、FFPからNFPへの変換式は円対称(方位角モード次数0)のモードにしか適用できない。方位角モード次数が1以上の高次の空間モードでは、方位角が変化すると位相や偏波が変化し、円対称でないので、誤った変換が為されてしまう。
本発明は、上記問題点を解消する為になされたものであり、方位角モード次数nが0でない高次の空間モードを1つ以上有するマルチモード光ファイバ(MMF)の各空間モードの光学特性を高DRかつ高空間分解能で短時間に評価することができる方法および装置を提供することを目的とする。
本発明の光ファイバ特性評価方法は、方位角モード次数nが0でない高次の空間モードを1つ以上有するMMFの各空間モードの光学特性を評価する方法であって、前記高次の空間モードのうちの一つを測定対象モードとして、FFS法により遠視野における発散角φに対する前記測定対象モードの電界Fの依存性(すなわち関数)Fφ(φ)の測定を任意の一方向について行う測定ステップと、kを真空中の光の波数とし、φmaxをFφ(φ)測定時の最大発散角、または、測定したFφ(φ)が有意である最大発散角とし、Fφ(φ)を用いた下記式の計算により、前記MMFの出射端におけるファイバ半径方向位置rに対する前記測定対象モードの電界の依存性f(r)を得る解析ステップと、を有する。また、本発明の光ファイバ特性評価装置は、方位角モード次数nが0でない高次の空間モードを1つ以上有するMMFの各空間モードの光学特性を評価する装置であって、前記高次の空間モードのうちの一つを測定対象モードとして、FFS法により遠視野における発散角φに対する前記測定対象モードの電界Fの依存性Fφ(φ)の測定を任意の一方向について行う測定部と、Fφ(φ)を用いた下記式の計算により、前記MMFの出射端におけるファイバ半径方向位置rに対する前記測定対象モードの電界の依存性f(r)を得る解析部と、を備える。
Figure 2018063149
本発明によれば、方位角モード次数nが0でない高次の空間モードを1つ以上有するMMFの各空間モードの光学特性を高DRかつ高空間分解能で短時間に評価することができる。
図1は、直交座標系(x,y)および発散角φ,φを説明する図である。 図2は、4LPモードコアのLP11モードおよびLP21モードの各NFPに対して、2次元FTにより得られるFFPと、単純に(5)式の0次のHTにより得られるFFPとを、対比して示す図である。 図3は、4LPモードコアのLP01(n=0)、LP11 Even(n=1)、LP21 Even(n=2)およびLP02(n=0)モードの各NFPに対して、2次元FTにより得られるFFPと、(10)式の一般化HTにより適切なnを用いて得られるFFPとを、対比して示す図である。 図4は、|Fφ(φ)| を測定する際のFFP走査について説明する図である。 図5は、本実施形態の光ファイバ特性評価方法を説明するフローチャートである。 図6は、本実施形態の光ファイバ特性評価装置10の構成を示す図である。
本発明の光ファイバ特性評価方法は、方位角モード次数nが0でない高次の空間モードを1つ以上有するMMFの各空間モードの光学特性を評価する方法であって、前記高次の空間モードのうちの一つを測定対象モードとして、FFS法により遠視野における発散角φに対する前記測定対象モードの電界Fの依存性Fφ(φ)の測定を任意の一方向について行う測定ステップと、kを真空中の光の波数とし、φmaxをFφ(φ)測定時の最大発散角、または、測定したFφ(φ)が有意である最大発散角とし、Fφ(φ)を用いた上記(1)式の計算により、前記MMFの出射端におけるファイバ半径方向位置rに対する前記測定対象モードの電界の依存性f(r)を得る解析ステップと、を有する。また、本発明の光ファイバ特性評価装置は、方位角モード次数nが0でない高次の空間モードを1つ以上有するMMFの各空間モードの光学特性を評価する装置であって、前記高次の空間モードのうちの一つを測定対象モードとして、FFS法により遠視野における発散角φに対する前記測定対象モードの電界Fの依存性Fφ(φ)の測定を任意の一方向について行う測定部と、Fφ(φ)を用いた上記(1)式の計算により、前記MMFの出射端におけるファイバ半径方向位置rに対する前記測定対象モードの電界の依存性f(r)を得る解析部と、を備える。
本発明の光ファイバ特性評価方法では、前記解析ステップにおいて、f(r)を用いた下記式の計算により、前記測定対象モードの実効断面積を評価するのが好適である。また、本発明の光ファイバ特性評価装置では、前記解析部は、f(r)を用いた下記式の計算により、前記測定対象モードの実効断面積を評価するのが好適である。
Figure 2018063149
本発明の光ファイバ特性評価方法では、前記解析ステップにおいて、f(r)を用いた下記式の計算により、前記測定対象モードのNFPの2次モーメントにより定義されるMFDを評価するのが好適である。また、本発明の光ファイバ特性評価装置では、前記解析部は、f(r)を用いた下記式の計算により、前記測定対象モードのNFPの2次モーメントにより定義されるMFDを評価するのが好適である。
Figure 2018063149
本発明の光ファイバ特性評価方法では、前記解析ステップにおいて、遠視野における発散角φに対する前記測定対象モードの光強度の依存性|Fφ(φ)|を用いた下記式の計算により、前記測定対象モードのFFPの2次モーメントにより定義されるMFDを評価するのが好適である。また、本発明の光ファイバ特性評価装置では、前記解析部は、遠視野における発散角φに対する前記測定対象モードの光強度の依存性|Fφ(φ)|を用いた下記式の計算により、前記測定対象モードのFFPの2次モーメントにより定義されるMFDを評価するのが好適である。
Figure 2018063149
本発明の光ファイバ特性評価方法では、前記測定ステップにおいて、光強度測定装置を用いて遠視野における発散角φに対する前記測定対象モードの光強度の依存性|Fφ(φ)|を測定した後に、この光強度の平方根をとることで電界の絶対値|Fφ(φ)|に変換し、更に測定雑音に起因せずに光強度が極小値となるφの前後で電界の符号を異ならせることで、遠視野における発散角φに対する前記測定対象モードの電界Fの依存性Fφ(φ)を測定するのが好適である。また、本発明の光ファイバ特性評価装置では、前記測定部は、光強度測定装置を用いて遠視野における発散角φに対する前記測定対象モードの光強度の依存性|Fφ(φ)|を測定した後に、この光強度の平方根をとることで電界の絶対値|Fφ(φ)|に変換し、更に測定雑音に起因せずに光強度が極小値となるφの前後で電界の符号を異ならせることで、遠視野における発散角φに対する前記測定対象モードの電界Fの依存性Fφ(φ)を測定するのが好適である。
本発明の光ファイバ特性評価方法では、前記測定ステップにおいて、モード選択型モード合波器を用いて前記MMFの前記測定対象モードに選択的に光を入力することで、前記測定対象モードの光を選択的に測定するのが好適である。また、本発明の光ファイバ特性評価装置では、前記測定部は、モード選択型モード合波器を用いて前記MMFの前記測定対象モードに選択的に光を入力することで、前記測定対象モードの光を選択的に測定するのが好適である。
本発明の光ファイバ特性評価方法では、前記測定ステップにおいて、非測定対象モードと前記測定対象モードとの干渉を解析することにより前記測定対象モードの成分を抽出することで、前記測定対象モードの光を選択的に測定するのが好適である。また、本発明の光ファイバ特性評価装置では、前記測定部は、非測定対象モードと前記測定対象モードとの干渉を解析することにより前記測定対象モードの成分を抽出することで、前記測定対象モードの光を選択的に測定するのが好適である。前記非測定対象モードは、基底モードであることが好適である。
本発明では、前記MMFが回転対称なコアを有するのが好適であり、また、前記MMFが円筒対称なコアを有するのも好適である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。本発明は、これらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
空間分割多重(Space Division Multiplex、SDM)は、シングルモードファイバ(Single Mode Fiber、SMF)の伝送容量限界を打破し得る有力な技術である。SDMの主要な手法として、数モードファイバ(Few-Mode Fiber、FMF)や数モードマルチコアファイバ(Few-Mode Multi-CoreFiber、FM-MCF)を用いたモード分割多重がある。
光ファイバの伝送特性を評価または推定するためには、個々のモードの特性を明らかにする必要がある。しかし、多くのFMFやFM-MCFの研究報告では、高次の空間モードの実効断面積(Aeff)は、実際には測定されておらず、計算から予測される近視野像(NFP)から計算された値が報告されていた。これは、2次元かつ高DRでの高次モードのNFP測定が困難であるからである。
SMFのモードについては、FFS法を用いた測定が行われている。この測定方法では、高空間分解能かつ高DRで測定可能な遠視野像(FFP)に基づいて計算により変換されたNFPを用いることで、正確にAeffを測定することができる。しかし、NFPからFFPへの変換に用いられるハンケル変換(HankelTransform、HT)式は円対称モードのみに適用が可能であるので、非円対称なFMFの高次モードには適用できない。
2次元のNFPを直接測定するS2 imaging法や低コヒーレンス干渉法などもあるが、これらは、赤外線カメラのDRの制限や拡大光学系の回折限界による空間分解能の制限により、正確なAeffの測定は困難である。
以下に説明する本実施形態の光ファイバ特性評価方法および光ファイバ特性評価装置は、FMFの各空間モードの光学特性を高DRかつ高空間分解能で短時間に評価することができるものである。本実施形態では、円筒対称コアの非円対称高次モードにおける近視野像から遠視野像へのHT式を用いて、DRの高いFFS法により測定した4LPモードファイバの非円対称な高次モードの遠視野像に基づいて近視野像および実効断面積を算出し、この算出結果と計算予測との間で良い整合を得ることができる。
円筒対称コアの円対称な基底モードでのFFS法では、NFPは、測定したFFPから数値計算により変換して得ることができる。モードの電界分布が円対称である場合、NFP(f(r))およびFFP(Fφ(φ))は、下記(5)式で表される0次のHT対を用いることで、互いに変換することができる。
Figure 2018063149
ここで、rはNFP平面(ファイバ端面)上の半径方向位置である。φはFFPへの発散角[rad]である。Jは0次の第1種ベッセル関数である。また、k=2π/λは真空中の光の波数である。この関係式を用いた変換が可能なことにより、高DRかつ高空間分解能でNFPを推定することができ、正確なAeffの測定が担保される。
一般的に、NFP fのフラウンホーファー回折パターン(すなわちFFP F)は、下記(6)式で表すことができる。ここで、(x,y)はファイバ端面における局所直交座標である。φは、x軸に対応するFFPへの発散角である。φは、y軸に対応するFFPへの発散角である。
Figure 2018063149
図1は、直交座標系(x,y)および発散角φ,φを説明する図である。評価対象のMMF1の入射端に、光源2から出力された光が入射される。その入射された光は、MMF1を導波した後、MMF1の出射端から出射される。MMF1の出射端面を含む平面上に、ファイバ中心を原点とする直交座標系(x,y)が設定される。
上記(6)式は、下記(7)式のように書き換えることができ、2次元のフーリエ変換(FourierTransform、FT)であることが分かる。
Figure 2018063149
また、この(7)式を極座標系で表すと下記(8)式のように表すことができる。ここで、(r,θ)は、(x,y)に対応する極座標系である。(ρ,Θ)は、(p,p)に対応する極座標系である。ρは、発散角φを用いて ρ=(2π/λ)sinφと表わされる。
Figure 2018063149
円対称モードについては、この2次元FTは0次のHTと等しくなることから、基底モードのNFPとFFPとは上記(5)式を用いて相互に変換することができる。
しかしながら、方位角のモード次数nが0ではない高次モードは、非円対称の電界分布を持つ。図2は、4LPモードコア(コア直径17.6μm、クラッドに対するコアの比屈折率差Δ=1.09%、屈折率プロファイルの形状パラメータα=1.9を仮定)のLP11モードおよびLP21モードの各NFPに対して、2次元FTにより得られるFFPと、単純に(5)式の0次のHTにより得られるFFPとを、対比して示す図である。この図では、最大値を0dBとして標準化している。
この図から分るように、LP11モードおよびLP21モードの何れについても、FFPに相当する2次元FTの結果と0次のHTの結果とは全く異なる。非円対称モードのNFPとFFPとの間の変換には0次のHTを用いることができない。本実施形態では、この問題に対処する為に、以下に説明する変換式を採用する。
LPモード(LPnm)については、上記(8)式の右辺にあるfpolarは、fr(r)cos(nθ) や fr(r)sin(nθ) の形で表わされる。ここで下付きのpolarは、関数が極座標を変数に採っていることを表す。このことに基づいて、fpolarがfr(r)fθ(θ)の形で変数分離できると仮定する。このとき、方位角のモード次数nを有するLPモードについて一般化したHT対は、下記(9)式および(10)式で表される。
Figure 2018063149
Figure 2018063149
これら(9)式および(10)式から、次のことが分かる。
(a) これらの式のうち fpolar=fr(r)cos(nθ) に関する式は、n=0の場合に上記(5)式と一致する。
(b) (9)式から、FFPの半径軸プロファイルの絶対レベル(式中のcos(nΘ)やsin(nΘ)に相当)は角度Θに依存するのに対して、FFPの半径軸プロファイルの形状(式中のFφ(φ)=Hn[fr](φ)に相当)は角度Θに依存しない。つまり、FFPの測定の際の走査をどの方向にしたとしても、プロファイルの絶対レベルは変わるが、プロファイル形状Fφ(φ)は変わらずに測定することができるので、(10)式の変換式のみを通常考慮すればよい。
(c) 方位角方向でのNFPの電界振幅がcos(nθ)で変化するEvenmodeは、FFPにおいても電界振幅がcos(nΘ)で変化するEven modeとなる。これに対して、方位角方向でのNFPの電界振幅がsin(nθ)で変化するOdd modeは、FFPにおいても電界振幅がsin(nΘ)で変化するOdd modeとなる。
上記(10)式の妥当性を確認するための計算を行った。図3は、4LPモードコアのLP01(n=0)、LP11 Even(n=1)、LP21 Even(n=2)およびLP02(n=0)モードの各NFPに対して、2次元FTにより得られるFFPと、(10)式の一般化HTにより適切なnを用いて得られるFFPとを、対比して示す図である。4LPモードコアは、図2の場合と同様のものを仮定した。この図でも、最大値を0dBとして標準化している。
この図から分るように、何れのモードについても、2次元FTにより得られるFFPと、(10)式の一般化HTにより得られるFFPとは、互いに非常に良く一致している。このことから、方位角のモード次数nが0ではない高次モードについてNFPとFFPとの間の変換が(10)式を用いて行えることが確認できた。
円筒対称コアの固有モードのNFPのx偏波及びy偏波成分{f, fy}は、{frcos(nθ), ±frsin(nθ)} や {±frsin(nθ), frcos(nθ)} と表すことができる。これを用いるとともに、上記(b)〜(c)を踏まえると、円筒対称コアの固有モードのFFPのx偏波及びy偏波成分{Fx, Fy}は、{Hn[fr]cos(nΘ), ±Hn[fr]sin(nΘ)} や {±Hn[fr]sin(nΘ), Hn[fr]cos(nΘ)} と表すことができる。
このことから、円筒対称コアの固有モードのNFPの強度分布は下記(11)式で表すことができる。また、円筒対称コアの固有モードのFFPの強度分布は下記(12)式で表すことができる。これは、円筒対称コアの高次モードについては、位相成分が非円対称であったとしても強度成分は円対称となることを表している。
Figure 2018063149
Figure 2018063149
ここで、|fr(r)|および|Fφ(φ)|を用いれば、固有モードのMFDは、従来通りの式を用いて計算することができる。つまり、NFPの2次モーメントにより定義されるMFD(MFD1、いわゆるPetermann IのMFD)は、下記(13)式で計算することができる。また、FFPの2次モーメントにより定義されるMFD(いわゆるPetermann IIのMFD)は、下記(14)式で計算することができる。このとき、(b)で説明した通り、|Fφ(φ)| を測定する際のFFP走査の方向(どの方位角方向Θの線上で走査を行うか)は問わず、|fr(r)| は上記(5)式を用いて算出すればよい。
Figure 2018063149
Figure 2018063149
また、実効断面積Aeffは下記(15)式で定義されるので、固有モードのAeffは下記(16)式で計算することができる。LPモード(すなわち、固有モードのx偏波成分またはy偏波成分)のAeffは、下記(17)式で計算することができる。なお、この式はEven modeの場合のものであるが、Odd modeの場合も同様である。
Figure 2018063149
Figure 2018063149
Figure 2018063149
図4は、|Fφ(φ)| を測定する際のFFP走査について説明する図である。この図は、図1に検出器3を追加したものであり、光強度測定装置である検出器3の走査方向を示している。本実施形態では、検出器3は、任意の一方向について走査されればよい。なお、検出器3に替えて、測定用の光ファイバの入射端を走査してもよく、この場合、この光ファイバの出射端に検出器が光学的に接続される。
図5は、本実施形態の光ファイバ特性評価方法を説明するフローチャートである。本実施形態の光ファイバ特性評価方法は、測定ステップS11および解析ステップS12を有する。図6は、本実施形態の光ファイバ特性評価装置の構成を示す図である。本実施形態の光ファイバ特性評価装置10は、測定部11、解析部12、及び制御部13を備える。
被測定光ファイバであるMMF1は、クラッドモードを除去するために、一部区間において所定径にコイル状にまかれた状態とされているのが好ましい。光源2は好適にはレーザ光源である。光源2から出力された光は、入射用光ファイバ4により導光されて、被測定光ファイバであるMMF1の入射端に入射される。MMF1の出射端の位置を中心として回動自在である回転ステージ5に、検出器3としての受光用光ファイバの入射端が固定されている。回転ステージ5の回動により受光用光ファイバの入射端が走査される。受光用光ファイバの入射端に入射した光は測定部11に導かれる。受光用光ファイバはMMFおよびSMFの何れであってもよい。
測定ステップS11において、測定部11は、評価対象のMMFの高次の空間モードのうちの一つを測定対象モードとして、FFS法により遠視野における発散角φに対する測定対象モードの電界Fの依存性Fφ(φ)の測定を任意の一方向について行う。このときの光学系は、図4に示したものである。評価対象のMMFは、回転対称なコアを有するものであってもよいし、円筒対称なコアを有するものであってもよい。
測定ステップS11において、測定部11は、光強度測定装置を用いて遠視野における発散角φに対する測定対象モードの光強度の依存性|Fφ(φ)|を測定した後に、この光強度の平方根をとることで電界の絶対値|Fφ(φ)|に変換し、更に測定雑音に起因せずに光強度が極小値となるφの前後で電界の符号を異ならせることで、遠視野における発散角φに対する測定対象モードの電界Fの依存性Fφ(φ)を測定してもよい。
測定ステップS11において、測定部11は、モード選択型モード合波器を用いてMMFの測定対象モードに選択的に光を入力することで、測定対象モードの光を選択的に測定してもよい。或いは、測定ステップS11において、測定部11は、基底モードと測定対象モードとの干渉を解析することにより測定対象モードの成分を抽出することで、測定対象モードの光を選択的に測定してもよい。
解析ステップS12において、解析部12は、測定部11による測定結果に基づいて所要の解析を行う。具体的には、解析ステップS12において、解析部12は、Fφ(φ)を用いた上記(1)式の計算により、MMFの出射端におけるファイバ半径方向位置rに対する測定対象モードの電界の依存性f(r)を得る。
解析ステップS12において、解析部12は、f(r)を用いた上記(2)式の計算により、測定対象モードのAeffを評価してもよい。解析ステップS12において、解析部12は、f(r)を用いた上記(3)式の計算により、測定対象モードのNFPの2次モーメントにより定義されるMFD1を評価してもよい。また、解析ステップS12において、解析部12は、遠視野における発散角φに対する測定対象モードの光強度の依存性|Fφ(φ)|を用いた上記(4)式の計算により、測定対象モードのFFPの2次モーメントにより定義されるMFDを評価してもよい。
検出器3としての受光用光ファイバに替えて、受光用光ファイバの入射端相当位置に配置されたフォトダイオード等が用いられてもよい。入射用光ファイバ4とMMF1との間にモード選択型モード合波器を配して、MMF1に対して測定対象モードのみに光を入射してもよい。モード合波器を用いることなく、入射用光ファイバ4とMMF1とを突合せ結合し、解析部12において、非測定対象モードと測定対象モードとの干渉を解析することにより測定対象モードの成分を抽出してもよい。
本実施形態によれば、方位角モード次数nが0でない高次の空間モードを1つ以上有するMMFの各空間モードの光学特性を高DRかつ高空間分解能で短時間に評価することができる。
1…マルチモード光ファイバ、2…光源、3…検出器。
10…光ファイバ特性評価装置、11…測定部、12…解析部。

Claims (16)

  1. 方位角モード次数nが0でない高次の空間モードを1つ以上有するマルチモード光ファイバの各空間モードの光学特性を評価する方法であって、
    前記高次の空間モードのうちの一つを測定対象モードとして、遠視野走査法により遠視野における発散角φに対する前記測定対象モードの電界Fの依存性Fφ(φ)の測定を任意の一方向について行う測定ステップと、
    kを真空中の光の波数とし、φmaxをFφ(φ)測定時の最大発散角、または、測定したFφ(φ)が有意である最大発散角とし、Fφ(φ)を用いた下記(1)式の計算により、前記マルチモード光ファイバの出射端におけるファイバ半径方向位置rに対する前記測定対象モードの電界の依存性f(r)を得る解析ステップと、
    を有する光ファイバ特性評価方法。
    Figure 2018063149
  2. 前記解析ステップにおいて、f(r)を用いた下記(2)式の計算により、前記測定対象モードの実効断面積を評価する、
    請求項1に記載の光ファイバ特性評価方法。
    Figure 2018063149
  3. 前記解析ステップにおいて、f(r)を用いた下記(3)式の計算により、前記測定対象モードのニアフィールドパターンの2次モーメントにより定義されるモードフィールド径を評価する、
    請求項1または2に記載の光ファイバ特性評価方法。
    Figure 2018063149
  4. 前記解析ステップにおいて、遠視野における発散角φに対する前記測定対象モードの光強度の依存性|Fφ(φ)|を用いた下記(4)式の計算により、前記測定対象モードのファーフィールドパターンの2次モーメントにより定義されるモードフィールド径を評価する、
    請求項1〜3の何れか1項に記載の光ファイバ特性評価方法。
    Figure 2018063149
  5. 前記測定ステップにおいて、光強度測定装置を用いて遠視野における発散角φに対する前記測定対象モードの光強度の依存性|Fφ(φ)|を測定した後に、この光強度の平方根をとることで電界の絶対値|Fφ(φ)|に変換し、更に測定雑音に起因せずに光強度が極小値となるφの前後で電界の符号を異ならせることで、遠視野における発散角φに対する前記測定対象モードの電界Fの依存性Fφ(φ)を測定する、
    請求項1〜4の何れか1項に記載の光ファイバ特性評価方法。
  6. 前記測定ステップにおいて、モード選択型モード合波器を用いて前記マルチモード光ファイバの前記測定対象モードに選択的に光を入力することで、前記測定対象モードの光を選択的に測定する、
    請求項1〜5の何れか1項に記載の光ファイバ特性評価方法。
  7. 前記測定ステップにおいて、非測定対象モードと前記測定対象モードとの干渉を解析することにより前記測定対象モードの成分を抽出することで、前記測定対象モードの光を選択的に測定する、
    請求項1〜5の何れか1項に記載の光ファイバ特性評価方法。
  8. 前記マルチモード光ファイバが回転対称なコアを有する、
    請求項1〜7の何れか1項に記載の光ファイバ特性評価方法。
  9. 前記マルチモード光ファイバが円筒対称なコアを有する、
    請求項1〜7の何れか1項に記載の光ファイバ特性評価方法。
  10. 方位角モード次数nが0でない高次の空間モードを1つ以上有するマルチモード光ファイバの各空間モードの光学特性を評価する装置であって、
    前記高次の空間モードのうちの一つを測定対象モードとして、遠視野走査法により遠視野における発散角φに対する前記測定対象モードの電界Fの依存性Fφ(φ)の測定を任意の一方向について行う測定部と、
    kを真空中の光の波数とし、φmaxをFφ(φ)測定時の最大発散角、または、測定したFφ(φ)が有意である最大発散角とし、Fφ(φ)を用いた下記(5)式の計算により、前記マルチモード光ファイバの出射端におけるファイバ半径方向位置rに対する前記測定対象モードの電界の依存性f(r)を得る解析部と、
    を備える光ファイバ特性評価装置。
    Figure 2018063149
  11. 前記解析部は、f(r)を用いた下記(6)式の計算により、前記測定対象モードの実効断面積を評価する、
    請求項10に記載の光ファイバ特性評価装置。
    Figure 2018063149
  12. 前記解析部は、f(r)を用いた下記(7)式の計算により、前記測定対象モードのニアフィールドパターンの2次モーメントにより定義されるモードフィールド径を評価する、
    請求項10または11に記載の光ファイバ特性評価装置。
    Figure 2018063149
  13. 前記解析部は、遠視野における発散角φに対する前記測定対象モードの光強度の依存性|Fφ(φ)|を用いた下記(8)式の計算により、前記測定対象モードのファーフィールドパターンの2次モーメントにより定義されるモードフィールド径を評価する、
    請求項10〜12の何れか1項に記載の光ファイバ特性評価装置。
    Figure 2018063149
  14. 前記測定部は、光強度測定装置を用いて遠視野における発散角φに対する前記測定対象モードの光強度の依存性|Fφ(φ)|を測定した後に、この光強度の平方根をとることで電界の絶対値|Fφ(φ)|に変換し、更に測定雑音に起因せずに光強度が極小値となるφの前後で電界の符号を異ならせることで、遠視野における発散角φに対する前記測定対象モードの電界Fの依存性Fφ(φ)を測定する、
    請求項10〜13の何れか1項に記載の光ファイバ特性評価装置。
  15. 前記測定部は、モード選択型モード合波器を用いて前記マルチモード光ファイバの前記測定対象モードに選択的に光を入力することで、前記測定対象モードの光を選択的に測定する、
    請求項10〜14の何れか1項に記載の光ファイバ特性評価装置。
  16. 前記測定部は、基底モードと前記測定対象モードとの干渉を解析することにより前記測定対象モードの成分を抽出することで、前記測定対象モードの光を選択的に測定する、
    請求項10〜14の何れか1項に記載の光ファイバ特性評価装置。
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