JP2018062009A - 主軸ユニット及び工作機械 - Google Patents
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Abstract
Description
図1及び図2に示すように、工作機械1は、円柱状の被加工物であるワークWの前面及び背面を加工する旋盤である。以下では、加工中のワークWの回転軸に沿った方向を「Z軸方向」といい、そのZ軸方向に直交する鉛直方向を「Y軸方向」といい、Y軸及びZ軸方向に垂直な方向を「X軸方向」という。
工作機械1は、工作機械1全体の台であるベッドSと、第1の主軸ユニット10と、第1の工具ユニット55を有する工具移動機構40と、第2の工具ユニット20と、第2の主軸ユニット70と、ローダユニット90と、ワークコンベア97と、制御部300と、操作部301と、を備える。
Z軸モータ15cが駆動することで、ボールねじ15bが回転し、これにより、Z軸ボールねじナット部15dは第1の主軸ユニット10とともにZ軸方向に移動する。従って、第1の主軸ユニット10は、ワークWを軸回転させながらワークWをZ軸方向に移動させることができる。
第2の主軸ユニット70は、図3に拡大して示される、第2の主軸71と、第2の主軸台72と、ワーク回転用モータ73と、ワーク排出用サーボモータ74と、ワーク排出部材75と、ブラケット76と、変換機構80と、2つの軸受77a,77bと、3つのブッシュ77c,77d,77eと、パイプ78と、ボルト79a,79b,79cと、図1に示される、第2Z軸スライド機構175と、X軸スライド機構176と、を備える。
なお、第2の主軸ユニット70におけるチャック71a側が前側であり、その前側と反対側が後側である。
以上のように、制御部300は、ワークWを加工するにあたって、ストローク量Stにおける後端位置Peと前端位置Psの間でワーク排出部材75を往復移動させる。
次に、工作機械1の動作手順について図6のフローチャートを参照しつつ説明する。このフローチャートは、制御部300に記憶されるプログラムに基づき制御部300によって実行される。
まず、第1の主軸ユニット10は、図示しないパーツフィーダから受け取ったワークWを加工する(S101)。具体的には、制御部300は、ワークWを把持する第1の主軸11を軸回転させつつ、Y軸移動部43及びX軸移動部42を介して工具群55aをワークWの前面側に接触するように移動させる。これにより、ワークWの前面側が切削される。
以上で、工作機械1による1つのワークWの加工が完了する。複数のワークWの加工を行うべく、図6のフローチャートに係る処理が繰り返される。
以上、説明した一実施形態によれば、以下の効果を奏する。
この構成によれば、ワーク排出部材75を直線運動させるためにワーク排出用サーボモータ74が採用されることで、エアシリンダ等が採用される場合に比べて、ワーク排出部材75のストローク量Stを精度良く調整することができる。
また、ワーク排出部材75は、ストローク量Stを精度良く調整できるため、長さの異なるワークWを確実に排出することができる。よって、異なる長さのワークWを同一の工作機械1にて加工することができる。
また、機械的にストッパを配置してストローク量Stを調整する構成と異なり、ストローク量Stを手動にて調整する必要がなく、迅速にストローク量Stを調整することができる。
また、第2の主軸ユニット70において、ワーク排出用サーボモータ74が採用されることで、エアシリンダ等が採用される場合に比べて、ワーク排出部材75の移動速度を高めることができる。よって、ワークWの加工時間を短くすることができる。
この構成によれば、ポンプ88を通じて、ワーク排出部材75の前端からチャック71aに流体が供給される。これにより、チャック71aに付着した切粉が吹き飛ばされる。よって、ワークWの加工精度を高めることができる。
また、ワーク排出部材75の前端位置をチャック71aの近傍に精度良く設定することができる。このため、チャック71aに付着した切粉を効率的に吹き飛ばすことができる。
上記のように変換機構80を構成することで、ワーク排出部材75の長手方向における第2の主軸ユニット70のサイズをよりコンパクトに構成することができる。
この構成によれば、ワーク排出部材75に、2つの機能、すなわちワーク排出機能とストッパ機能とを持たせることができる。よって、工作機械1をより簡易に構成することができる。
また、この構成によれば、ワークWが把持される際、ワーク排出部材75がワークWに当接しているため、ワーク排出部材75を前進させることで、ワークWを迅速に第2の主軸ユニット70から排出させることができる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することができる。
10 第1の主軸ユニット
11 第1の主軸
15 第1Z軸スライド機構
15b,43b,82 ボールねじ
20 第2の工具ユニット
21,55b 工具保持部
22,55a 工具群
40 工具移動機構
41 固定台
42 X軸移動部
42c X軸モータ
43 Y軸移動部
55 第1の工具ユニット
70 第2の主軸ユニット
71 第2の主軸
71a チャック
71b スリーブ
71c ガイド
72 第2の主軸台
73 ワーク回転用モータ
74 ワーク排出用サーボモータ(ワーク排出用モータ)
74a 出力軸
74b 検出器
75 ワーク排出部材
75a イジェクタ
75b プッシャ
76 ブラケット
78 パイプ
80 変換機構
81a 第1のプーリ
81b 第2のプーリ
81c ベルト
83 ボールねじナット
84 ロッド
85 連結プレート
86 シリンダ
87a パッキン
88 ポンプ
89 ブロック
89a 流体通路
90 ローダユニット
97 ワークコンベア
175 第2Z軸スライド機構
176 X軸スライド機構
300 制御部
S ベッド
W ワーク
Claims (5)
- ワークを把持しつつ回転させる主軸と、
ワーク排出用モータと、
前記ワーク排出用モータによる回転運動を直線運動に変換する変換機構と、
前記変換機構を通じて前記直線運動することで把持された前記ワークを前記主軸から押し出すワーク排出部材と、
前記ワーク排出用モータを制御することで、前記ワークの長さに応じたストローク量にて前記ワーク排出部材を移動させる制御部と、を備える、
ことを特徴とする主軸ユニット。 - 前記ワーク排出部材は内部に流体が通る孔を有する筒状に形成され、
前記主軸ユニットは前記ワーク排出部材の前記孔に流体を供給する流体供給部を備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の主軸ユニット。 - 前記変換機構は、
前記ワーク排出用モータにより軸回転し、前記ワーク排出部材と平行をなすボールねじと、
前記ボールねじの外周に嵌め込まれたボールねじナットと、
前記ボールねじナットと一体で移動するロッドと、
前記ロッドと前記ワーク排出部材とを連結する連結部と、を備える、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の主軸ユニット。 - 前記制御部は、前記主軸を通じて前記ワークを把持する際、前記ワーク排出部材を前記ワークの端面に当接させることで、前記ワーク排出部材を前記ワークのストッパとして機能させる、
ことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の主軸ユニット。 - 請求項1から4の何れか1項に記載の主軸ユニットと、
前記主軸ユニットにより回転される前記ワークに接することで前記ワークを加工する工具と、を備える、
ことを特徴とする工作機械。
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- 2016-10-11 JP JP2016199715A patent/JP6754264B2/ja active Active
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