JP2018061468A - 耕耘爪 - Google Patents

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黒田 将仁
Masahito Kuroda
将仁 黒田
池田 俊朗
Toshiaki Ikeda
俊朗 池田
淳司 岩松
Junji Iwamatsu
淳司 岩松
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Matsuyama Plow Manufacturing Co Ltd
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Matsuyama Plow Manufacturing Co Ltd
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Abstract

【課題】所要動力の低減を図ることができる耕耘爪を提供する。【解決手段】耕耘爪35は、取付基部41、縦刃部42および横刃部43を備える。縦刃部42および横刃部43は、刃縁部分46および峰縁部分47を有する。縦刃縁先端位置aが最下位置となるように取り付けた状態の側面視で、横峰縁先端位置bにおける接線Bは、鉛直線Cに対して0度よりも大きく60度以下の傾斜角度αをもって先端側へ傾斜している。【選択図】図2

Description

本発明は、農作業機の回転軸に取り付けて使用する耕耘爪に関するものである。
従来、例えば下記の特許文献1に記載された耕耘爪が知られている。
この従来の耕耘爪は、回転軸(耕耘軸)に取り付けられる取付基部と、この取付基部に連設された縦刃部と、この縦刃部に連設された横刃部とを備え、前記縦刃部は、その始端から終端にかけて回転方向に対し次第に遠ざかるよう円弧状の排絡刃縁を形成し、前記横刃部は、前記縦刃部から略直角に近い角度で側方に屈曲し、その刃縁を前記縦刃部の刃縁と連続する排絡刃縁とすると共に、横刃部全体に回転方向に対し滑らかに湾曲するすくい面を形成したものである。
特開昭63−160501号公報
しかしながら、上記従来の耕耘爪では、耕耘作業時に土を抱き込みやすく、所要動力が増大するという問題がある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、所要動力の低減を図ることができる耕耘爪を提供することを目的とする。
請求項1記載の耕耘爪は、農作業機の回転軸に取り付けられる取付基部と、この取付基部の先端側の端部に連設された縦刃部と、この縦刃部の先端側の端部に連設された横刃部とを備え、前記縦刃部から前記横刃部にかけて反回転方向側に湾曲するとともに、前記横刃部が一方側に湾曲した耕耘爪であって、前記縦刃部および前記横刃部は、回転方向前縁部に位置し、回転方向に向かって凸状の湾曲形状をなす刃縁部分と、回転方向後縁部に位置し、反回転方向に向かって凹状の湾曲形状をなす峰縁部分とを有し、前記縦刃部における前記刃縁部分の先端であって、立ち上げ線と前記刃縁部分との交点に位置する縦刃縁先端位置が最下位置となるように、前記取付基部が前記回転軸に取り付けられた状態の側面視において、前記横刃部における前記峰縁部分の先端である横峰縁先端位置における接線は、鉛直線に対して0度よりも大きく60度以下の傾斜角度をもって先端側に向かって傾斜しているものである。
請求項2記載の耕耘爪は、請求項1記載の耕耘爪において、横刃部は、刃縁部分の先端と峰縁部分の先端とを結ぶ頭縁部分を有するものである。
本発明によれば、所要動力の低減を図ることができる
本発明の一実施の形態に係る耕耘爪を備えた農作業機の側面図である。 同上耕耘爪の側面図である。 同上耕耘爪の平面図である。
本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
図1において、1は農作業機で、この農作業機1は、例えば走行車であるトラクタ(図示せず)の後部に連結され、そのトラクタの走行により圃場を前方(進行方向)に移動しながら耕耘整地作業(農作業)を行うロータリー耕耘機である。
農作業機1は、トラクタの後部の3点リンク部に脱着可能に連結される機体2と、この機体2に回転可能に設けられ所定方向(例えばダウンカット方向の回転方向)に回転しながら耕耘作業をする耕耘体(ロータリー)3と、機体2に上下方向に回動可能に設けられ耕耘体3の後方で整地作業する整地体(均平板)4とを備えている。
機体2は、図1に示すように、トラクタの後部の3点リンク部に脱着可能に連結される3点連結部(走行車連結部)11を有している。3点連結部11は、1本のトップマスト12および左右1対で2本のロワーアーム13等にて構成されている。
また、機体2は、前後方向の入力軸16を回転可能に保持する軸保持部であるミッションケース部17を有している。ミッションケース部17の左右両側には左右方向に延びるフレーム部であるフレームパイプ部18の内端部が取り付けられている。なお、入力軸16は、トラクタのPTO軸にジョイントを介して接続される。
そして、左側のフレームパイプ部18の外端部には、箱状の耕耘体支持部であるチェーンケース部19が取り付けられている。一方、右側のフレームパイプ部18の外端部には、板状の耕耘体支持部であるブラケット部(図示せず)が取り付けられている。これら互いに離間対向するチェーンケース部19およびブラケット部間に耕耘体3が回転可能に架設されている。なお、チェーンケース部19およびブラケット部には、側板部であるサイドカバー板20が固設されている。
さらに、機体2は、耕耘体3の上方部を覆う耕耘カバー部21を有し、この耕耘カバー部21の後端部に整地体4が左右方向の軸を中心として上下方向に回動可能に設けられている。なお、整地体4と機体2との間には、圃場面に対する整地体4の接地圧を調整する接地圧調整手段22が架設されている。また、機体2の前部には、ゲージ輪23が設けられている。
耕耘体3は、図1に示すように、入力軸16側からの動力に基づいて回転する左右方向の回転軸である耕耘軸31を有している。耕耘軸31は、軸本体部32の外周面に突設された板状の複数の爪取付部であるフランジ部33を有し、この各フランジ部33には、耕耘軸31の回転により左右方向の回転中心軸線(回転中心)Xを中心として所定の回転方向(図中の矢印方向)に向かって回転しながら耕耘作業をする複数の耕耘爪35が取付手段36によって脱着可能に取り付けられている。なお、取付手段36は、例えばボルトおよびナット等である。
ここで、耕耘体3の耕耘爪35について詳細に説明する。
耕耘爪35は、図2および図3に示すように、回転方向に対して交差する方向に長手方向を有する湾曲板状の金属製の板部材によって構成されている。つまり、この湾曲板状の耕耘爪35は、1枚の金属板のみからなるものであって、長手方向一端側である基端側(耕耘体3の回転中心P側)から長手方向他端側である先端側(耕耘体3の外周側)に向かって順に連続して位置する3つの部分、すなわち取付基部41、縦刃部42および横刃部43によって構成されている。
換言すると、耕耘爪35は、耕耘軸31のフランジ部33に取付手段36で脱着可能に取り付けられる取付基部41と、この取付基部41の先端側の端部に連設された縦刃部42と、この縦刃部42の先端側の端部に連設された横刃部43とを備えている。
そして、耕耘爪35は、縦刃部42から横刃部43にかけて反回転方向側(回転方向とは反対の反回転方向側)に緩やかに湾曲し、かつ、横刃部43が立ち上げ線Aを基端として一方側(図2において、図面手前側)に徐々に立ち上がるように湾曲している。なお、表面側である一方側への立ち上げ線Aは、縦刃部42と横刃部43との境界線となっている。
また、縦刃部42および横刃部43は、回転方向前縁部に位置しかつ回転方向に向かって凸状の湾曲形状をなす刃縁部分46と、この刃縁部分46に対して略等間隔を維持するように回転方向後縁部に位置しかつ反回転方向に向かって凹状の湾曲形状をなす峰縁部分47とを有している。
さらに、横刃部43は、刃縁部分46の先端と峰縁部分47の先端とを結ぶL字形状の頭縁部分48を有し、この頭縁部分48は耕耘爪35の先端部に位置している。なお、頭縁部分48は、鉛直線Cに沿って位置する鉛直部48aと、水平線Dに沿って位置する水平部48bとにて構成されている。
そして、縦刃部42における刃縁部分46の先端であって、立ち上げ線Aと刃縁部分46との交点に位置する縦刃縁先端位置aが最下位置となるように、取付基部41が耕耘軸31のフランジ部33に取り付けられた状態の側面視(図2に示す取付状態での側面視)において、横刃部43における峰縁部分47の先端である横峰縁先端位置bにおける接線Bは、上下方向の鉛直線Cに対して0度よりも大きく60度以下の傾斜角度αをもって先端側(爪先端側、つまり図2では左側)に向かって傾斜している。
この接線Bの傾斜角度αは、好ましくは例えば15度〜55度の角度であり、具体的には例えば「55度」である。
また、板状の取付基部41には、複数、例えば2つのボルト用孔50が表裏面に貫通して形成されている。同様に、耕耘軸31のフランジ部33にもボルト用孔が表裏面に貫通して形成されており、これら両ボルト用孔に取付手段36のボルトが挿通されてナットがそのボルトに螺合されることで取付基部41が耕耘軸31のフランジ部33に取り付けられる。
そして、耕耘爪35は、耕耘軸31のフランジ部33に取り付けられた状態で、回転中心P(回転中心軸線X)を中心としかつ最大回転半径r(例えば260mm)を回転の最大半径として図中矢印方向へ回転しながら耕耘作業を行う。
なお、図2および図3において、2点鎖線で示す耕耘爪35の形状は、立ち上げ線Aによる立ち上げ処理前(曲げ変形前)の形状であって、3次元の耕耘爪35を平面上に展開して2次元的に示したものである。
次に、農作業機1の作用等を説明する。
農作業機1をトラクタの後部に連結し、このトラクタの前進走行により農作業機1を前方に移動させると、耕耘体3の各耕耘爪35が回転しながら耕耘作業をし、その後方で整地体4が整地作業をする。
そして、この農作業機1の耕耘爪35によれば、縦刃縁先端位置aが最下位置となるように取付基部41が耕耘軸31のフランジ部33に取り付けられた状態の側面視において、横峰縁先端位置bにおける接線Bは、上下方向の鉛直線Cに対して0度よりも大きく60度以下の傾斜角度αをもって先端側(爪先端側)に向かって傾斜しているため、耕耘作業時に土を抱き込みにくく、所要動力の低減を図ることができる。よって、農作業機1によって効率良く作業ができる。
なお、上記一実施の形態では、耕耘爪35の横峰縁先端位置bにおける接線Bの傾斜角度αが「55度」である場合について説明したが、例えば図示しないが、縦刃部42および横刃部43を反回転方向側へ急激に湾曲させて、接線Bの傾斜角度αを例えば「15度」としたもの等でもよい。
また、耕耘爪35は、ロータリー耕耘機に限らず、耕耘作業を伴う農作業を行う各種の農作業機に用いることが可能である。
1 農作業機
31 回転軸である耕耘軸
35 耕耘爪
41 取付基部
42 縦刃部
43 横刃部
46 刃縁部分
47 峰縁部分
48 頭縁部分
A 立ち上げ線
B 接線
C 鉛直線
a 縦刃縁先端位置
b 横峰縁先端位置
α 傾斜角度

Claims (2)

  1. 農作業機の回転軸に取り付けられる取付基部と、
    この取付基部の先端側の端部に連設された縦刃部と、
    この縦刃部の先端側の端部に連設された横刃部とを備え、
    前記縦刃部から前記横刃部にかけて反回転方向側に湾曲するとともに、前記横刃部が一方側に湾曲した耕耘爪であって、
    前記縦刃部および前記横刃部は、
    回転方向前縁部に位置し、回転方向に向かって凸状の湾曲形状をなす刃縁部分と、
    回転方向後縁部に位置し、反回転方向に向かって凹状の湾曲形状をなす峰縁部分とを有し、
    前記縦刃部における前記刃縁部分の先端であって、立ち上げ線と前記刃縁部分との交点に位置する縦刃縁先端位置が最下位置となるように、前記取付基部が前記回転軸に取り付けられた状態の側面視において、前記横刃部における前記峰縁部分の先端である横峰縁先端位置における接線は、鉛直線に対して0度よりも大きく60度以下の傾斜角度をもって先端側に向かって傾斜している
    ことを特徴とする耕耘爪。
  2. 横刃部は、刃縁部分の先端と峰縁部分の先端とを結ぶ頭縁部分を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の耕耘爪。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH09298903A (ja) * 1996-05-10 1997-11-25 Kobashi Kogyo Co Ltd 耕耘爪

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