JP2018058690A - 振分け装置 - Google Patents

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将由 梶川
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弘樹 岩間
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Abstract

【課題】多数の物品を横倒状態で複数列に簡単かつ確実に振り分けることができる振分け装置を提供することを目的とする。【解決手段】錠剤Tを所定の搬送方向に沿って搬送しながら複数列に振り分けるための振分け装置である。錠剤Tを搬送するための搬送溝310が搬送方向に延びる態様で複数列設けられる。搬送溝310は、少なくとも搬送方向の一部において、搬送方向に直交する幅方向一方側に上方に傾斜する第1の溝底面310aと、幅方向他方側に上方に傾斜する第2の溝底面310bとを備える谷形状に形成される。第2の溝底面310bは、傾斜角度が搬送方向の上流側において第1の溝底面310aの傾斜角度よりも大きく形成され、搬送方向の下流側に向かうにつれて次第に小さくなるように形成されている。【選択図】図4

Description

本発明は、錠剤印刷装置等において、供給される多数の錠剤等の物品を所定の搬送方向に沿って搬送しながら複数列に振り分けるための振分け装置に関するものである。
従来、医療分野において、薬剤師による調剤ミスや患者による誤服用などの医療事故を防止するために、インクジェットプリンタにより錠剤の表面にインクを噴射して印刷を行う錠剤印刷装置が知られている。
一般に、この錠剤印刷装置は、錠剤が供給される錠剤供給部と、錠剤を搬送する錠剤搬送部と、錠剤の表面に印刷を行う錠剤印刷部と、錠剤の印刷、割れあるいは欠け等の状態を検査する錠剤検査部と、錠剤が排出される錠剤排出部とから構成される。これによると、錠剤に対して非接触で印刷処理を行うことができる。
そして、このような錠剤印刷装置では、錠剤供給部と錠剤搬送部の間に振分け装置が配置される場合が多い。この振分け装置は、各物品を搬送するための搬送溝が搬送方向に延びる態様で複数列設けられたトラフを備え、トラフを搬送方向に振動させることにより、錠剤を所定の搬送方向に沿って搬送しながら複数列に振り分ける(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2008−179466号公報 特開2012−254864号公報
しかしながら、供給される多数の錠剤の中には、横倒状態のものだけでなく、起立状態のものが含まれる場合があり、そのような起立状態の錠剤を錠剤搬送部に受け渡してしまうと、錠剤印刷部により錠剤の表面に印刷を行うことが困難になり、錠剤印刷装置における錠剤印刷の良品率が低下するという問題があった。特に最近では、平面視が円形の錠剤のみならず、平面視が長円形、楕円形、菱形、涙形などのように外形の一辺が直線状の部分を有する異形錠と呼ばれる錠剤が増えてきており、このような異形錠は平面視が円形の錠剤に比べて、起立状態で供給される場合が多かった。なお、このような問題は、錠剤のみに限られるものではなく、その他の物品にも生じるものであった。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであって、多数の物品を横倒状態で複数列に簡単かつ確実に振り分けることができる振分け装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、物品を所定の搬送方向に沿って搬送しながら複数列に振り分けるための振分け装置であって、各物品を搬送するための搬送溝が搬送方向に延びる態様で複数列設けられ、前記搬送溝は、少なくとも搬送方向の一部において、搬送方向に直交する幅方向一方側に上方に傾斜する第1の溝底面と、幅方向他方側に上方に傾斜する第2の溝底面とを備える谷形状に形成され、前記第2の溝底面は、傾斜角度が搬送方向の上流側において前記第1の溝底面の傾斜角度よりも大きく形成され、搬送方向の下流側に向かうにつれて次第に小さくなるように形成されていることを特徴とする。
これによれば、物品が横倒状態で供給された場合、横倒状態を維持したまま搬送される。一方、物品が起立状態で供給された場合、第2の溝底面の傾斜角度が搬送方向の下流側に向かうにつれて次第に小さくなるのに伴って、物品が第1の溝底面から第2の溝底面に向けて起立状態から横倒状態に次第に移行しながら搬送される。このため、多数の物品が横倒状態または起立状態のいずれの状態で供給された場合でも横倒状態で複数列に簡単かつ確実に振り分けることができる。
また、前記第1の溝底面は、傾斜角度が15度〜45度に形成されているのが好ましい。また、前記第2の溝底面は、搬送方向の上流側端部の傾斜角度が60度〜90度に形成されているのが好ましい。また、前記第2の溝底面は、搬送方向の下流側端部の傾斜角度が30度以下に形成されているのが好ましい。これらによれば、起立状態で搬送されてきた錠剤を第1の溝底面から第2の溝底面に向けて横倒状態に確実に移行させることができる。
また、本発明は、上記振分け装置が設けられていることを特徴とする錠剤印刷装置である。
本発明によれば、物品が横倒状態で供給された場合、横倒状態を維持したまま搬送される。一方、物品が起立状態で供給された場合、第2の溝底面の傾斜角度が搬送方向の下流側に向かうにつれて次第に小さくなるのに伴って、物品が第1の溝底面から第2の溝底面に向けて起立状態から横倒状態に次第に移行しながら搬送される。このため、多数の物品が横倒状態または起立状態のいずれの状態で供給された場合でも横倒状態で複数列に簡単かつ確実に振り分けることができる。
このため、例えば本装置を錠剤印刷装置に適用した場合、錠剤供給部に供給された錠剤を錠剤搬送部に対して横倒状態で受け渡すため、錠剤印刷部により錠剤の表面に所定の印刷を確実に行うことができ、ひいては錠剤印刷の良品率を向上させることが可能となる。
本実施形態に係る錠剤印刷装置の上流側部分を示す図である。 図1の振分けトラフの平面図である。 図1の振分けトラフの側面図である。 振分けトラフにおいて横倒状態で供給された錠剤を搬送する過程を示す図である。 振分けトラフにおいて起立状態で供給された錠剤を搬送する過程を示す図である。 振分けトラフのD部〜F部における拡大平面図である。 振分けトラフのE部における拡大断面図である。 錠剤を示す(a)平面図、(b)側面図、(c)正面図である。
次に、本発明に係る振分け装置3を錠剤印刷装置1に適用した実施形態について図1〜図8を参照しつつ説明する。
なお、本実施形態では、図中の矢印Xの方向(図2の左右方向)を搬送方向とし、該搬送方向Xに直交する方向(図2の上下方向)を幅方向として説明する。また、物品として、図8に示すように、一対の表面T1と周面T2を有する平面視が長円形の錠剤Tを対象として説明する。また、物品の起立状態とは、錠剤Tの両表面T1に平行な横断面が水平方向に対して45度以上の場合をいい、横倒状態とは当該横断面が水平方向に対して45度未満の場合をいう。
この錠剤印刷装置1は、多数の錠剤Tを貯留するホッパー2と、ホッパー2からフィーダ20を介して供給される多数の錠剤Tを複数列に振り分ける振分け装置3と、振分け装置3により複数列に振り分けられた錠剤Tを搬送する搬送コンベア4とを備える。
前記フィーダ20は、バイブレータ20aを有しており、バイブレータ20aが搬送方向Xに振動することにより錠剤Tを振分け装置3側に搬送する。また、前記振分け装置3は、斜め下方に傾斜して配設され、同様にバイブレータ33を有しており、バイブレータ33が搬送方向Xに振動することにより錠剤Tを搬送コンベア4側に搬送する。また、前記搬送コンベア4は、上流側がタイミングプーリ40に巻き掛けられるとともに、下流側も図示略のタイミングプーリに巻き掛けられ、所定の方向に回転することにより錠剤Tを搬送する。
前記振分け装置3は、図1に示すように、搬送方向Xの上流側に配設された振分けトラフ31と、搬送方向Xの下流側に配設された整列トラフ32とを備える。
前記振分けトラフ31は、図2に示すように、錠剤Tを搬送するための搬送溝310が搬送方向に延びる態様で設けられている。これら搬送溝310は、幅方向に7列設けられており、幅方向の左側(図2の上側)の3列の各搬送溝310(310L)と、幅方向の右側(図2の下側)の4列の各搬送溝310(310R)から構成される。なお、振分けトラフ31は、上流側に平坦面311が形成されており、該平坦面311が前記搬送溝310の上流側端部に連続して接続されている。
前記左側の各搬送溝310(310L)は、図4および図5に示すように、幅方向の右側に上方に傾斜する第1の溝底面310aと、幅方向の左側に上方に傾斜する第2の溝底面310bとを備える谷形状に形成されており、搬送方向Xに沿って傾斜角度が変化している。一方、右側の各搬送溝310(310R)は、図4および図5に示すように、幅方向の左側に上方に傾斜する第1の溝底面310aと、幅方向の右側に上方に傾斜する第2の溝底面310bとを備える谷形状に形成されており、搬送方向Xに沿って傾斜角度が変化している。
これら各搬送溝310の第1の溝底面310aと第2の溝底面310bの傾斜角度について、振分けトラフ31の搬送方向Xの各B部〜G部に分けて具体的に説明する。
まず、振分けトラフ31の上流側のB部では、図4(B)および図5(B)に示すように、第1の溝底面310aは傾斜角度10度で形成されるとともに、第2の溝底面310bは傾斜角度90度で形成されている。つまり、平坦面311と搬送溝310の接続部分A部からB部までの間、第1の溝底面310aの傾斜角度が次第に大きくなるように形成される一方、第2の溝底面310bの傾斜角度は90度に形成されている。なお、振分けトラフ31のA部からB部における第1の溝底面310aおよび第2の溝底面310bは、図3に示すように、溝底面の上端部から下端部までの高さが次第に高くなっている。
また、振分けトラフ31の中央部のC部では、図4(C)および図5(C)に示すように、第1の溝底面310aは傾斜角度30度で形成されるとともに、第2の溝底面310bは傾斜角度90度で形成されている。つまり、振分けトラフ31のB部からC部の間、第1の溝底面310aは傾斜角度が10度から30度にかけて次第に大きくなるように形成される一方、第2の溝底面310bは傾斜角度90度を維持するように形成されている。なお、振分けトラフのB部からC部の間における第1の溝底面310aおよび第2の溝底面310bは、図3に示すように、溝底面の上端部から下端部までの高さが次第に高くなっている。また、振分けトラフ31のB部からC部の間における第1の溝底面310aおよび第2の溝底面310bの高さは、振分けトラフ31のA部からB部の間の第1の溝底面310aおよび第2の溝底面310bの高さよりも搬送方向に大きな勾配に形成されている。
また、振分けトラフ31の下流側のD部では、図4(D)および図5(D)に示すように、第1の溝底面310aは傾斜角度30度で形成されるとともに、第2の溝底面310bは傾斜角度90度で形成されている。つまり、振分けトラフ31のC部からD部の間、第1の溝底面310aは傾斜角度30度を維持するように形成されるとともに、第2の溝底面310bは傾斜角度90度を維持するように形成されている。なお、振分けトラフ31のC部からD部の間における第1の溝底面310aおよび第2の溝底面310bは、図3に示すように、溝底面の上端部から下端部までの高さは一定である。
また、振分けトラフ31の下流側のE部では、図4(E)および図5(E)に示すように、第1の溝底面310aは傾斜角度30度で形成されるとともに、第2の溝底面310bは傾斜角度60度で形成されている。つまり、振分けトラフ31のD部からE部の間、第1の溝底面310aは傾斜角度30度を維持するように形成される一方、第2の溝底面310bは傾斜角度が90度から60度にかけて次第に小さくなるように形成されている。なお、振分けトラフ31のD部からE部の間における第1の溝底面310aおよび第2の溝底面310bは、図3に示すように、溝底面の上端部から下端部までの高さが次第に低くなっている。
また、振分けトラフ31の下流側のF部では、図4(F)および図5(F)に示すように、第1の溝底面310aは傾斜角度30度で形成されるとともに、第2の溝底面310bは傾斜角度30度で形成されている。つまり、振分けトラフ31のE部からF部の間、第1の溝底面310aは傾斜角度30度を維持するように形成される一方、第2の溝底面310bは傾斜角度が60度から30度にかけて次第に小さくなるように形成されている。なお、振分けトラフ31のE部からF部の間における第1の溝底面310aおよび第2の溝底面310bは、図3に示すように、溝底面の上端部から下端部までの高さが次第に低くなっている。
このように、振分けトラフ31のD〜F部において、前記第2の溝底面310bは、傾斜角度が搬送方向Xの上流側において第1の溝底面310aの傾斜角度よりも大きく形成され、搬送方向Xの下流側に向かうにつれて次第に小さくなるように形成されている。よって、起立状態で供給された錠剤Tは、振分けトラフ31のD〜F部において、起立状態から横倒状態に次第に移行しながら搬送されていくが、詳細は後述することとする。
また、振分けトラフ31の最下流側のF部〜G部(F部を除く)の間では、図4(G)および図5(G)に示すように、第1の溝底面310aは傾斜角度30度以下で形成されるとともに、第2の溝底面310bは傾斜角度30度以下で形成され、両側に直立状態の壁部310cが形成されている。つまり、振分けトラフ31のF部からG部の間、第1の溝底面310aおよび第2の溝底面310bは傾斜角度30度以下の一定角度を維持するように形成されている。なお、振分けトラフ31のF部からG部の間における第1の溝底面310aおよび第2の溝底面310bは、図3に示すように、溝底面の上端部から下端部までの高さは一定であるが、壁部310cは、高さが次第に高くなっている。
次に、錠剤Tの搬送される過程について、錠剤Tが横倒状態で供給された場合と、錠剤Tが起立状態で供給された場合に分けて説明する。なお、実際には多数の錠剤Tが搬送されるが、説明の便宜上、一の錠剤Tが幅方向の左側の2列目の搬送溝310に搬送される場合について説明する。
まず、錠剤Tが水平な横倒状態で供給された場合、図4(A)に示すように、振分けトラフ31の平坦面311において、錠剤Tは水平な横倒状態で搬送されたあと、図4(B)に示すように、振分けトラフ31のA部からB部において、錠剤Tの一方の表面T1が第1の溝底面310aに支承され、かつ錠剤Tの周面T2が第2の溝底面310bに支承された傾斜角度30度の横倒状態となる。
そして、振分けトラフ31のB部〜F部の間において、図4(B)〜図(F)に示すように、錠剤Tは、一方の表面T1が第1の溝底面310aに支承され、周面T2が第2の溝底面310bに支承された傾斜角度30度の横倒状態を維持しながら搬送されていく。
そして、振分けトラフ31のF部〜G部(F部を除く)の間において、図4(G)に示すように、錠剤Tは、一方の表面T1が第1の溝底面310aおよび第2の溝底面310bに支承されたほぼ水平な横倒状態をさらに維持し、壁部310cで周面T2の移動を規制されながら搬送されていき、整列トラフ32の搬送溝に受け渡される。
一方、錠剤Tが起立状態で供給された場合、図5(A)に示すように、錠剤Tは、振分けトラフ31の平坦面311において垂直な起立状態で搬送されたあと、図5(B)に示すように、振分けトラフ31のA部からB部において、周面T2が第1の溝底面310aに支承され、かつ一方の表面T1が第2の溝底面310bに支承されたほぼ垂直な起立状態となる。このとき、錠剤Tは、第1の溝底面310aから第2の溝底面310bに向けて力を受けることになるが、第2の溝底面310bが傾斜角度90度の直立面であることからほぼ垂直な起立状態となっている。
そして、振分けトラフ31のC部〜D部の間において、図5(C)〜図5(D)に示すように、錠剤Tは、周面T2が第1の溝底面310aに支承され、かつ一方の表面T1が第2の溝底面310bに支承されたほぼ垂直な起立状態を維持している。このときも、錠剤Tは、第1の溝底面310aから第2の溝底面310bに向けて力を受けることになるが、第2の溝底面310bが傾斜角度90度の直立面であることからほぼ垂直な起立状態となっている。
そして、振分けトラフ31のD部〜F部の間において、図5(D)〜図5(F)に示すように、錠剤Tは、周面T2が第1の溝底面310aに支承され、かつ一方の表面T1が第2の溝底面310bに支承された状態を維持しながら搬送される。このとき、第2の溝底面310bが搬送方向Xの下流側に向かうにつれて次第に小さくなるように形成されているため、図7に示すように、錠剤Tは、第1の溝底面310aから第2の溝底面310bに向かう力を受けることにより重心Gが第1の溝底面310aとの接触面より次第に第2の溝底面310b側に移動していくことによって、ほぼ垂直な起立状態から横倒状態に次第に移行しながら搬送されていき、最終的に振分けトラフ31のF部において傾斜角度30度の横倒状態となる。
そして、振分けトラフ31のF部〜G部の間(F部を除く)において、図5(G)に示すように、錠剤Tは、一方の表面T1が第1の溝底面310aと第2の溝底面310bに支承されたほぼ水平の横倒状態で搬送されていき、整列トラフ32の搬送溝310に受け渡される。
なお、本実施形態では、錠剤Tとして平面視が長円形のものを搬送したが、一対の表面T1と周面T2を有する平面視が円形、楕円形、菱形、涙形など、その他の形状のものを搬送してもよい。要は、錠剤Tの形状が起立状態と横倒状態の両状態が可能なものであれば、どのような形状の錠剤Tを搬送してもよい。
また、本実施形態では、振分けトラフ31のD部〜F部の間における第1の溝底面310aは傾斜角度が30度に形成されるものとしたが、その他の傾斜角度であってもよい。ただ、錠剤Tを起立状態から横倒状態に確実に移行させるため、第1の溝底面310aは、傾斜角度が15度〜30度に形成されているのが好ましい。このように第1の溝底面310aの傾斜角度を15度以上としたのは錠剤Tを第2の溝底面310bに向けて確実に傾けさせるためである。また、第1の溝底面310aの傾斜角度を30度以下としたのは、錠剤Tの表面T1が第1の溝底面310aに寄りかかることを防止して、錠剤Tの周面T2を第1の溝底面310aに確実に乗り上げさせるためである。
また、第2の溝底面310bは搬送方向の上流側端部の傾斜角度が90度、その他の傾斜角度であってもよい。ただ、錠剤Tを起立状態から横倒状態に確実に移行させるため、第2の溝底面310bは、搬送方向の上流側端部の傾斜角度が60度〜90度に形成されているのが好ましい。このように第2の溝底面310bにおける搬送方向の上流側端部の傾斜角度を60度以上としたのは、錠剤Tの周面T2が第2の溝底面310bに乗り上げることを防止するためである。また、第2の溝底面310bにおける搬送方向の上流側端部の傾斜角度を90度以下としたのでは、錠剤Tが第1の溝底面310a側に傾くことを防止するためである。
また、第2の溝底面310bは、搬送方向の下流側端部の傾斜角度が30度に形成されるものとしたが、その他の傾斜角度であってもよい。ただ、錠剤Tを起立状態から横倒状態に確実に移行させるため、搬送方向の下流側端部の傾斜角度が30度以下に形成されているのが好ましい。このように第2の溝底面310bにおける搬送方向の下流側端部の傾斜角度を30度以下としたのは、最終的に錠剤Tをできるだけ水平な横倒状態に近づけるためである。
また、本発明に係る振分け装置3を錠剤を搬送する機能を有する錠剤印刷装置1に適用した場合について説明したが、その他の物品を搬送する機能を有する装置に適用してもよい。
以上、図面を参照して本発明の実施形態を説明したが、本発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示された実施形態に対して、本発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
1…錠剤印刷装置
2…ホッパー
3…振分け装置
31…振分けトラフ
310…搬送溝
310a…第1の溝底面
310b…第2の溝底面
310c…壁部
311…平坦面
32…整列トラフ
4…搬送コンベア

Claims (5)

  1. 物品を所定の搬送方向に沿って搬送しながら複数列に振り分けるための振分け装置であって、
    各物品を搬送するための搬送溝が搬送方向に延びる態様で複数列設けられ、
    前記搬送溝は、少なくとも搬送方向の一部において、搬送方向に直交する幅方向一方側に上方に傾斜する第1の溝底面と、幅方向他方側に上方に傾斜する第2の溝底面とを備える谷形状に形成され、
    前記第2の溝底面は、傾斜角度が搬送方向の上流側において前記第1の溝底面の傾斜角度よりも大きく形成され、搬送方向の下流側に向かうにつれて次第に小さくなるように形成されている振分け装置。
  2. 前記第1の溝底面は、傾斜角度が15度〜45度に形成されている請求項1に記載の振分け装置。
  3. 前記第2の溝底面は、搬送方向の上流側端部の傾斜角度が60度〜90度に形成されている請求項1または請求項2に記載の振分け装置。
  4. 前記第2の溝底面は、搬送方向の下流側端部の傾斜角度が30度以下に形成されている請求項1から請求項3のいずれかに記載の振分け装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の振分け装置が設けられていることを特徴とする錠剤印刷装置。
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