JP2018058052A - 湿式竪型粉砕機およびそのライニング方法 - Google Patents
湿式竪型粉砕機およびそのライニング方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018058052A JP2018058052A JP2016199119A JP2016199119A JP2018058052A JP 2018058052 A JP2018058052 A JP 2018058052A JP 2016199119 A JP2016199119 A JP 2016199119A JP 2016199119 A JP2016199119 A JP 2016199119A JP 2018058052 A JP2018058052 A JP 2018058052A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- epoxy resin
- screw
- layer
- natural rubber
- lining
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Crushing And Grinding (AREA)
Abstract
Description
図11に示す湿式精錬プロセスによりニッケルおよびコバルトが製造されている。図11は、従来のマット塩素浸出電解採取法、すなわちMatte Chlorine Leach Electrowinning(以下、「湿式製錬プロセス」、「MCLEプロセス」又は「MCLE」ともいう)を説明するためのフローチャートである。このMCLEは、ニッケル・コバルト混合硫化物(以下、「MS」ともいう)およびニッケルマットを原料として、湿式精錬により、電気ニッケルと電気コバルトを生産する。なお、湿式精錬は、鉱石から金属を取り出すまでの精錬作業を、酸・アルカリ・溶媒等の水溶液中で行う工程をいう。また、マットとは金属の硫化物のことをいう。
MSは、ニッケル含有率1wt%程度の赤土状の鉱物であるニッケル酸化鉱を原料とし、高温高圧下での硫酸浸出により有価金属を浸出し、得られた浸出液から不純物を除去し、硫化剤によって、組成的にはニッケル含有率を50〜60wt%まで上昇させたものである。MSの形状は粉体原料であり、フレキシブルコンテナ輸送による調達時の粒径は70〜80μm(D50)程度のサイズであるが、MCLEにおいて効率良く反応させるには粒径が大き過ぎる。
そこで、反応効率を高めるために、図11の塩素浸出工程(S20)の前処理として、MSと電解廃液とを湿式竪型粉砕機に装入して湿式粉砕工程(S10)を実行する。この湿式粉砕工程(S10)では、粉体原料であるMS(以下、「MS粉末」ともいう)の粒径を、70〜80μm(D50)程度から15〜20μm(D50)程度のサイズにまで粉砕して微細MSにする。その結果、湿式粉砕工程(S10)により、微細MSと電解廃液(水)の混合されたスラリー(以下、「MSスラリー」という)が得られる。
湿式竪型粉砕機として、特許文献1に、焼結原料の造粒方法について開示されている。この造粒方法では、湿式竪型粉砕機を用いて鉄鉱石を湿式粉砕し、この湿式粉砕してなる鉄鉱石スラリーを焼結原料の全部または一部に添加して造粒する。このような造粒方法によって、鉄鉱石、炭材、副原料および返鉱を配合して焼結原料とし、当該焼結原料を混合、調湿および造粒処理することができる。
ライニング(lining)とは、物体の表面又は内面に、定着可能な物質・物体を比較的厚く覆う表面処理のことを意味する。また、その被膜自体を指していう場合もある。物体の表面に定着した被膜等により、母材に対して耐摩耗性、耐酸性、耐食性のほか耐熱性も高めることができる。
撹拌用のスクリューは摩耗し易いので、一般的な摩耗対策として、炭素鋼(いわゆるSS)でなるベース部材(以下、「芯部」ともいう)に対し、まず合成ゴム製のライニングにより保護されている。ただし、上述のMS粉末は、NiS,Ni3S4,CoS,FeS等の鉱物粉体で構成されているため非常に硬い。このように硬いMS粉末を撹拌するスクリューは、螺旋スロープの摩耗が進み、後述する補強を施しても交換時期が1カ月程度で到来する。はなはだしい場合、わずか数日の操業でスクリューの交換を要することもある。
前記本体容器(10)の内部空間(13)に懸垂状で回転自在に軸支されたスクリュー(70)と、
前記本体容器(10)の上部(11)に配設されて前記スクリュー(70)を回転させる駆動装置(80)と、
前記スクリュー(70)を形成する螺旋スロープ(21)の芯部を構成する炭素鋼板(20)を被覆するとともに、前記螺旋スロープ(21)の深層から表層にわたって形成された耐摩耗ライナー(40)と、
を備えて構成され、
該耐摩耗ライナー(40)は、さらに、
前記炭素鋼板(20)の表面(29)をライニング(lining)する合成ゴム層(41)と、
該合成ゴム層(41)に重ねて前記螺旋スロープ(21)および外縁(22)を被覆するとともに、ボルト(3)の締緩により交換可能に付設された天然ゴムブロック(48〜50)と、
該天然ゴムブロック(48〜50)の上部表層に形成された天然ゴムスロープ(51)および天然ゴム外縁(52)を被覆するチタン製網(55)と、
該チタン製網(55)を被覆するエポキシ樹脂層(60)と、
該エポキシ樹脂層(60)に混在するように塗り込められる球体(5,7)と、
を有し、
該球体(5,7)は、直径(D)および硬度が前記粉砕媒体(2)に匹敵するものとした。
前記チタン製網(55)を被覆する第1のエポキシ樹脂層(61)と、
該第1のエポキシ樹脂層(61)に前記塗り込められた前記球体(5,7)の所在にかかわらず最上層(63)を均一な平面に形成するために被覆された第2のエポキシ樹脂(62)と、
を備えることが好ましい。
該ニッケル・コバルト混合硫化物(MS)は水が混合されたスラリーであることが好ましい。
前記螺旋スロープ(21)の芯部を構成する前記炭素鋼板(20)の表面(29)に合成ゴム層(41)でライニング(lining)する合成ゴムライニング工程(S1)と、
前記合成ゴム層(41)に重ねて前記螺旋スロープ(21)および外縁(22)を被覆する天然ゴムブロック(48〜50)をボルト(3)で留め付ける天然ゴムブロックボルト留め工程(S2)と、
前記天然ゴムブロック(48〜50)の上部表層に形成された天然ゴムスロープ(51)および天然ゴム外縁(52)をチタン製網(55)で被覆するチタン網被覆工程(S3)と、
前記チタン製網(55)の上から第1のエポキシ樹脂層(61)を塗布するエポキシ樹脂塗布工程(S4)と、
該エポキシ樹脂塗布工程(S4)で形成された前記第1のエポキシ樹脂層(61)の上にエポキシ樹脂を塗り重ねるエポキシ樹脂重ね塗り工程(S5)と、
直径(D)および硬度が前記粉砕媒体(2)に匹敵する球体(5,7)を前記第1のエポキシ樹脂層(61)に混在させるように塗り込めるとともに、前記球体(5,7)の所在にかかわらず最上層(63)に均一な平面を形成するように第2のエポキシ樹脂(62)で被覆するボール塗り込め工程(S6)と、を有して実行される方法である。
以下、本発明における粉砕工程(S10)について、実施例および比較例を開示して本発明の効果を説明する。実施例で用いたスクリュー70(以下、「本発明適用品」ともいう)は、図9に示す本発明のライニング状態に仕上げたものである。すなわち、本発明適用品は、天然ゴムスロープ51における外周寄りの表面および外周面である天然ゴム外縁52に、粉砕媒体2と同じボール5をエポキシ樹脂層60で塗り込めた最上層63を形成してライニング強化した状態である。
サイズ:75μm(D50)
組成 :NiS,Ni3S4,CoS,FeS等鉱物の混合粉体で、
Ni量 58wt%,Co量 5wt%、残りの金属成分はFe
産出スラリー 固形分 400g/L 固形分サイズ:17μm(D50)
上述の共通条件で操業する際、本発明を適用し、図9に示す実施例のスクリュー70(本発明適用品)を定期補修で取り付けた湿式竪型粉砕機を使用した。
その結果、そのスクリュー70は6ヶ月後の定期補修まで交換する必要がなかった。
本発明を適用せず、図5に示す従来程度のライニング状態のスクリュー(本発明非適用品)を使用した以外は、実施例と同様の共通条件で操業をした。
その結果、そのスクリュー(本発明非適用品)は1カ月後に交換が必要となった。
Claims (8)
- 垂直円筒状の本体容器に装入された被粉砕物および粉砕媒体を攪拌することにより前記被粉砕物を粉砕する湿式竪型粉砕機であって、
前記本体容器の内部空間に懸垂状で回転自在に軸支されたスクリューと、
前記本体容器の上部に配設されて前記スクリューを回転させる駆動装置と、
前記スクリューを主要構成し回転軸に連続して付設された螺旋スロープと、
前記スクリューを形成する螺旋スロープの芯部を構成する炭素鋼板を被覆するとともに、前記螺旋スロープの深層から表層にわたって形成された耐摩耗ライナーと、
を備えて構成され、
該耐摩耗ライナーは、さらに、
前記炭素鋼板の表面をライニング(lining)する合成ゴム層と、
該合成ゴム層に重ねて前記螺旋スロープおよび外縁を被覆するとともに、ボルトの締緩により交換可能に付設された天然ゴムブロックと、
該天然ゴムブロックの上部表層に形成された天然ゴムスロープおよび天然ゴム外縁を被覆するチタン製網と、
該チタン製網を被覆するエポキシ樹脂層と、
該エポキシ樹脂層に混在するように塗り込められる球体と、
を有し、
該球体は、直径および硬度が前記粉砕媒体に匹敵するものである湿式竪型粉砕機。 - 前記エポキシ樹脂層は、
前記チタン製網を被覆する第1のエポキシ樹脂層と、
該第1のエポキシ樹脂層に前記塗り込められた前記球体の所在にかかわらず最上層を均一な平面に形成するために被覆された第2のエポキシ樹脂と、
を備えた請求項1に記載の湿式竪型粉砕機。 - 前記本体容器に装入される前記被粉砕物は、ニッケル・コバルト混合硫化物(MS)であり、該ニッケル・コバルト混合硫化物(MS)は水が混合されたスラリーである請求項1又は2に記載の湿式竪型粉砕機。
- 前記球体は、素材がセラミクスである請求項1〜3の何れか1項に記載の湿式竪型粉砕機。
- 前記スクリューは、1.70〜1.80回転で前記回転軸方向の一端から他端まで推進可能なピッチであるとともに、二重螺旋構造である請求項1〜4の何れか1項に記載の湿式竪型粉砕機。
- 前記スクリューは、2.0〜3.0回転で前記回転軸方向の一端から他端まで推進可能なピッチである請求項1〜4の何れか1項に記載の湿式竪型粉砕機。
- 前記本体容器は鋼鉄製であり、該本体容器の接液部に耐食ライニングが施された請求項1〜6の何れか1項に記載の湿式竪型粉砕機。
- 本体容器に装入された被粉砕物を粉砕媒体とともに攪拌して粉砕するスクリューの螺旋スロープに対し、該螺旋スロープの芯部を構成する炭素鋼板を耐摩耗ライナーで被覆する湿式竪型粉砕機のライニング方法であって、
前記炭素鋼板の表面に合成ゴム層でライニング(lining)する合成ゴムライニング工程(S1)と、
前記合成ゴム層に重ねて前記螺旋スロープおよび外縁を被覆する天然ゴムブロックをボルトで留め付ける天然ゴムブロックボルト留め工程(S2)と、
前記天然ゴムブロックの上部表層に形成された天然ゴムスロープおよび天然ゴム外縁をチタン製網で被覆するチタン網被覆工程(S3)と、
前記チタン製網の上から第1のエポキシ樹脂層を塗布するエポキシ樹脂塗布工程(S4)と、
該エポキシ樹脂塗布工程(S4)で形成された前記第1のエポキシ樹脂層の上にエポキシ樹脂を塗り重ねるエポキシ樹脂重ね塗り工程(S5)と、
直径および硬度が前記粉砕媒体に匹敵する球体を前記第1のエポキシ樹脂層に混在させるように塗り込めるとともに、前記球体の所在にかかわらず最上層に均一な平面を形成するように第2のエポキシ樹脂で被覆するボール塗り込め工程(S6)と、
を有する湿式竪型粉砕機のライニング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016199119A JP6729267B2 (ja) | 2016-10-07 | 2016-10-07 | 湿式竪型粉砕機およびそのライニング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016199119A JP6729267B2 (ja) | 2016-10-07 | 2016-10-07 | 湿式竪型粉砕機およびそのライニング方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018058052A true JP2018058052A (ja) | 2018-04-12 |
JP6729267B2 JP6729267B2 (ja) | 2020-07-22 |
Family
ID=61909180
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016199119A Active JP6729267B2 (ja) | 2016-10-07 | 2016-10-07 | 湿式竪型粉砕機およびそのライニング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6729267B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108672029A (zh) * | 2018-06-29 | 2018-10-19 | 洛阳矿山机械工程设计研究院有限责任公司 | 一种新型立式搅拌磨 |
CN108816395A (zh) * | 2018-08-09 | 2018-11-16 | 洛阳矿山机械工程设计研究院有限责任公司 | 一种立式搅拌磨的变螺距螺旋搅拌器 |
CN109876903A (zh) * | 2019-04-03 | 2019-06-14 | 东北大学 | 一种适用于陶瓷介质塔磨机的螺旋衬板 |
CN110523481A (zh) * | 2019-09-30 | 2019-12-03 | 广州粤有研矿物资源科技有限公司 | 用于细磨及超细磨的塔式磨 |
SE2051482A1 (en) * | 2020-12-17 | 2022-06-18 | Metso Outotec Finland Oy | Screw flight system, relacement kit, a vertical grinding mill, and method of mounting the same |
CN115466853A (zh) * | 2022-09-22 | 2022-12-13 | 昆明理工大学 | 一种立式磨浸强化锂云母酸浸提锂的方法和装置 |
-
2016
- 2016-10-07 JP JP2016199119A patent/JP6729267B2/ja active Active
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108672029A (zh) * | 2018-06-29 | 2018-10-19 | 洛阳矿山机械工程设计研究院有限责任公司 | 一种新型立式搅拌磨 |
CN108672029B (zh) * | 2018-06-29 | 2024-03-12 | 洛阳矿山机械工程设计研究院有限责任公司 | 一种新型立式搅拌磨 |
CN108816395A (zh) * | 2018-08-09 | 2018-11-16 | 洛阳矿山机械工程设计研究院有限责任公司 | 一种立式搅拌磨的变螺距螺旋搅拌器 |
CN109876903A (zh) * | 2019-04-03 | 2019-06-14 | 东北大学 | 一种适用于陶瓷介质塔磨机的螺旋衬板 |
CN110523481A (zh) * | 2019-09-30 | 2019-12-03 | 广州粤有研矿物资源科技有限公司 | 用于细磨及超细磨的塔式磨 |
SE2051482A1 (en) * | 2020-12-17 | 2022-06-18 | Metso Outotec Finland Oy | Screw flight system, relacement kit, a vertical grinding mill, and method of mounting the same |
SE544627C2 (en) * | 2020-12-17 | 2022-09-27 | Metso Outotec Finland Oy | Screw flight system, replacement kit, a vertical grinding mill, and method of mounting the same |
CN115466853A (zh) * | 2022-09-22 | 2022-12-13 | 昆明理工大学 | 一种立式磨浸强化锂云母酸浸提锂的方法和装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6729267B2 (ja) | 2020-07-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6729267B2 (ja) | 湿式竪型粉砕機およびそのライニング方法 | |
AU2014411529B2 (en) | Agitator means for vertical grinding mills | |
CN207655012U (zh) | 一种医药生产用物料搅拌机 | |
EP1945361B1 (en) | Method for increasing efficiency of grinding of ores, minerals and concentrates | |
CN102935399B (zh) | 一种离心磨机 | |
CN201586545U (zh) | 一种球或棒磨制砂机 | |
US9475057B2 (en) | Liner elements with improved wear-life for grinding operations | |
CN112221622A (zh) | 高性能珠磨机 | |
CN105214808A (zh) | 一种螺旋叶片式磨机 | |
CN203304023U (zh) | 一种用于立式球磨机的螺旋搅拌器 | |
CN110523481A (zh) | 用于细磨及超细磨的塔式磨 | |
CN201140088Y (zh) | 一种球磨机 | |
CN211329646U (zh) | 用于细磨及超细磨的塔式磨 | |
CN202527254U (zh) | 三环磨粉磨系统 | |
CN202238183U (zh) | 一种离心磨机 | |
US7093782B2 (en) | Method and device for fine grinding of mineral particles | |
CN203091006U (zh) | 一种球磨机 | |
CN101767054A (zh) | 一种高含泥粘性物料的破碎方法 | |
CN101402062B (zh) | 立式同轴离心磨机 | |
CN107096606A (zh) | 一种方解石粉磨料装置 | |
CN113522464A (zh) | 一种溢流型球磨机排矿装置 | |
Lofthouse et al. | The Svedala (ECC International) detritor and the metals industry | |
CN211612927U (zh) | 一种金属回收球磨机 | |
CN214021179U (zh) | 格子型球磨机排矿衬套 | |
CN216094006U (zh) | 一种用于磨机的新型磨盘结构 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20171010 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190624 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200424 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200602 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200615 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6729267 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |