JP2018057998A - ヒートシンクの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な方法で鋳造後の基材に良好な被覆層を形成することができるヒートシンクの製造方法を提供する。
【解決手段】基材Waの表面に熱放射性の被覆層が形成されたヒートシンクの製造方法であって、金型10で囲まれたキャビティCに溶湯を流し込み、金型10内に形成された冷却回路11aに冷却水を循環させてキャビティC内の溶湯を冷却し凝固させることで基材Waを形成する鋳造工程と、鋳造工程の後に金型10を開いて基材Waを取り出す取り出し工程と、取り出し工程の後に、金型10から取り出された基材Waの表面に熱放射性塗料を塗布して被覆層を形成する被覆層形成工程と、を有し、鋳造工程において温度センサ13により検出された金型10の温度が所定の温度に低下した時から取り出し工程の完了時までの期間において、冷却回路11a内の冷却水を除去した後に冷却回路11a内を減圧する。
【選択図】図1
【解決手段】基材Waの表面に熱放射性の被覆層が形成されたヒートシンクの製造方法であって、金型10で囲まれたキャビティCに溶湯を流し込み、金型10内に形成された冷却回路11aに冷却水を循環させてキャビティC内の溶湯を冷却し凝固させることで基材Waを形成する鋳造工程と、鋳造工程の後に金型10を開いて基材Waを取り出す取り出し工程と、取り出し工程の後に、金型10から取り出された基材Waの表面に熱放射性塗料を塗布して被覆層を形成する被覆層形成工程と、を有し、鋳造工程において温度センサ13により検出された金型10の温度が所定の温度に低下した時から取り出し工程の完了時までの期間において、冷却回路11a内の冷却水を除去した後に冷却回路11a内を減圧する。
【選択図】図1
Description
本発明は、ヒートシンクの製造方法に関する。
表面に放熱性や耐熱性を向上させるための被覆層が形成されたヒートシンクが知られている。特許文献1には、ダイカストにより成形された直後における高温の状態の基材をそのまま射出成形用の金型内に組み込み、樹脂を射出して基材の表面に被覆層を形成する、ヒートシンクの製造方法が記載されている。
特許文献1に記載されている、樹脂を射出成形して基材の表面に被覆層を形成する方法では、被覆層の形成工程が煩雑になるといった課題があった。このため、射出成形よりも簡易な方法である、塗料の塗布により、基材の表面に被覆層を形成することが検討されている。開発中の、ヒートシンクの製造方法では、鋳造の金型(成形型)から脱型された直後の高温状態の基材に対し、熱放射性塗料を吹き付ける、または落下させることにより、基材の表面に熱放射性を有する被覆層を形成する。
ところで、基材を形成する鋳造工程において、金型に形成された冷却回路に冷却水を通水し、金型で囲まれたキャビティ内に充填された溶湯を冷却して凝固させる。溶湯が凝固して基材が形成された後、冷却水の通水を停止し、基材を金型から取り出す。鋳造により成形された直後の高温状態の基材は、冷却回路への冷却水の通水を停止した後も、金型から脱型される過程において温度が低下する。
開発中の、ヒートシンクの製造方法では、塗料の吹き付けまたは落下により基材の表面に被覆層を形成する間、基材の温度を熱放射性塗料の成膜温度以上に保つ必要がある。しかしながら、気温が低い場合には、金型から脱型される過程において、基材の温度が著しく低下し、その後、塗料の吹き付けまたは落下により基材の表面に被覆層を形成する間に、基材の温度が成膜温度よりも低下してしまう場合があった。成膜中に基材の温度が成膜温度よりも低下すると良好な被覆層を形成することができない。
本発明は、以上の背景に鑑みなされたものであり、簡易な方法で鋳造後の基材に良好な被覆層を形成することができるヒートシンクの製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、基材の表面に熱放射性の被覆層が形成されたヒートシンクの製造方法であって、金型で囲まれたキャビティに溶湯を流し込み、前記金型内に形成された冷却回路に冷却水を循環させて前記キャビティ内の溶湯を冷却し凝固させることで前記基材を形成する鋳造工程と、前記鋳造工程の後に前記金型を開いて前記基材を取り出す取り出し工程と、前記取り出し工程の後に、前記金型から取り出された前記基材の表面に熱放射性塗料を塗布して前記被覆層を形成する被覆層形成工程と、を有し、前記鋳造工程において温度センサにより検出された前記金型の温度が所定の温度に低下した時から前記取り出し工程の完了時までの期間において、前記冷却回路内の冷却水を除去した後に前記冷却回路内を減圧するものである。
本発明によれば、簡易な方法で鋳造後の基材に良好な被覆層を形成することができる。
実施の形態1
以下、図面を参照して本発明の実施の形態1について説明する。
まず、図1を参照して本実施の形態にかかるヒートシンクの製造方法に用いる製造システム1の概略構成について説明する。図1は、本実施の形態にかかるヒートシンクの製造方法に用いる製造システム1の概略構成を示す模式図である。図1に示すように、製造システム1は、金型10と、型冷却装置20と、搬送装置30と、塗布装置40と、を備えている。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態1について説明する。
まず、図1を参照して本実施の形態にかかるヒートシンクの製造方法に用いる製造システム1の概略構成について説明する。図1は、本実施の形態にかかるヒートシンクの製造方法に用いる製造システム1の概略構成を示す模式図である。図1に示すように、製造システム1は、金型10と、型冷却装置20と、搬送装置30と、塗布装置40と、を備えている。
金型10は、第1型11と第2型12から構成される。第1型11と第2型12が型閉めされた状態においてキャビティCが形成される。第1型11には、冷却回路11aが形成されている。また、第1型11には、基材押出し器11bが内蔵されている。さらに、第1型11には、第1型11の温度を検出する温度センサ13が取り付けられている。第2型12には、注入孔12aと、注入孔12aの内壁と摺動する溶湯押出し器12bが内蔵されている。注入孔12aには、例えばアルミニウムなどの金属の溶湯が注入口12aAから流し込まれる。
型冷却装置20は、第1型11の冷却回路11aに冷却水を供給するための装置である。型冷却装置20は、供給経路3と、排出経路4と、エア吸引経路5と、減圧タンク6と、真空ポンプ7と、第1三方弁21と、第1開閉弁22と、第2三方弁23と、第2開閉弁24と、第3三方弁25と、を備えている。
供給経路3は、第1供給経路3a、第2供給経路3b、第3供給経路3cおよび第4供給経路3dから構成される。第1供給経路3aは、一端から冷却水を流入させ、他端は第1三方弁21に接続されている。第2供給経路3bは、一端からエアを流入させ、他端は第1三方弁21に接続されている。第3供給経路3cは、一端が第1三方弁21に接続され、他端が第2三方弁23に接続されている。第3供給経路3cの途中には、第1開閉弁22が設けられている。第4供給経路3dは、一端が第2三方弁23に接続され、他端が冷却回路11aに接続されている。
排出経路4は、第1排出経路4a、第2排出経路4bおよび第3排出経路4cから構成される。第1排出経路4aは、一端から冷却水を流出させ、他端は第3三方弁25に接続されている。第2排出経路4bは、一端からエアを流出させ、他端は第3三方弁25に接続されている。第3排出経路4cは、一端が第3三方弁25に接続され、他端が冷却回路11aに接続されている。第3排出経路4cの途中には、第2開閉弁24が設けられている。
エア吸引経路5は、第1エア吸引経路5aおよび第2エア吸引経路5bから構成されている。第1エア吸引経路5aは、一端が第3三方弁25に接続され、他端が減圧タンク6に接続されている。第2エア吸引経路5bは、一端が減圧タンク6に接続され、他端が真空ポンプ7に接続されている。
第1三方弁21は、第1供給経路3aと第3供給経路3cが連通された状態と、第2供給経路3bと第3供給経路3cが連通された状態と、の切り替えを行う。第2三方弁23は、第3供給経路3cと第4供給経路3dが連通された状態と、第1エア吸引経路5aと第4供給経路3dが連通された状態と、の切り替えを行う。第3三方弁25は、第1排出経路4aと第3排出経路4cが連通された状態と、第2排出経路4bと第3排出経路4cが連通された状態と、の切り替えを行う。
搬送装置30は、ロボットハンドを有し、金型10から取り外された基体Waを塗布装置40へと搬送する。塗布装置40は、塗料収容容器41と、スプレーノズル42と、塗料供給管43と、を備えている。塗料収容容器41は、熱放射性塗料を収容する。ここで、熱放射性塗料は、例えば、ポリアミドイミドなどの熱可塑性樹脂を含む塗料、エポキシ系樹脂やフェノール系樹脂などの熱硬化性樹脂を含む塗料などである。塗料供給管43は、塗料収容容器41からスプレーノズル42に熱放射性塗料を供給する。
次に、図2を参照して本実施の形態にかかるヒートシンクの製造方法の処理の流れについて説明する。なお、以下の説明では図1を適宜参照する。
図2は、本実施の形態にかかるヒートシンクの製造方法の処理の流れを示すフローチャートである。図2に示すように、まず、金型10のキャビティCの壁面に離型剤を塗布した後に金型10の型閉めを行う(ステップS1)。次に、第2型12の注入孔12aに溶湯を流し込む(ステップS2)。ここで、溶湯がアルミニウムの溶湯である場合、溶湯の温度は700℃程度である。
図2は、本実施の形態にかかるヒートシンクの製造方法の処理の流れを示すフローチャートである。図2に示すように、まず、金型10のキャビティCの壁面に離型剤を塗布した後に金型10の型閉めを行う(ステップS1)。次に、第2型12の注入孔12aに溶湯を流し込む(ステップS2)。ここで、溶湯がアルミニウムの溶湯である場合、溶湯の温度は700℃程度である。
ステップS2に続いて、次に、溶湯押出し器12bを矢印A1で示す方向に移動させてキャビティCに溶湯を流し込み、キャビティC内に溶湯を充填する(ステップS3)。次に、キャビティC内に充填された溶湯を冷却して凝固させ、基材Waを形成する(ステップS4)。以上、ステップS1からステップS4までが鋳造工程である。
ステップS4に続いて、金型10の型開きを行う(ステップS5)。次に、第1型11に内蔵された基材押出し器11bにより基材Waを金型10から取り出す(ステップS6)。以上、ステップS5からステップS6までが取り出し工程である。
ステップS6に続いて、搬送装置30により塗布領域PAに搬送された基材Waに対して塗布装置40のスプレーノズル42から熱放射性塗料を吹き付けることにより、基材Waの表面に熱放射性塗料を塗布される(ステップS7)。これにより、基材Waの表面に熱放射性の被覆層が形成される。以上、ステップS7が被覆層形成工程である。なお、上述した、基材Waに対する熱放射性塗料の吹き付けに代えて、基材Waに対して熱放射性塗料を落下させることにより基材Waの表面に熱放射性塗料を塗布してもよい。
ステップS7に続いて、被覆層が形成された基材Waの表面を削り、被覆層の仕上げ加工を行う(ステップS8)。被覆層の仕上げ加工を行った後、検査を行い(ステップS9)、ヒートシンクが完成する。
ステップS1で型閉めした後、第1型11を冷却するために冷却回路11a内に冷却水が流入される。これにより、ステップS3でキャビティC内に充填された溶湯は、ステップS4で冷却され凝固して基材Waとなる。上述した取り出し工程の前に、冷却回路11a内への冷却水の流入は停止されるが、冷却水の流入を停止しても、冷却回路11a内に冷却水が残存していると、基材Waの温度が必要以上に低下する。
上述した被覆層形成工程は、基材Waに対する熱放射性塗料の塗布により、基材Waの表面に被覆層を形成するので、樹脂を射出成形して基材の表面に被覆層を形成する場合よりも簡易である。ただし、被覆層形成工程において、基材Waに対する熱放射性塗料の塗布は、基材Waの温度が熱放射性塗料の成膜温度以上のときに行う必要がある。熱放射性塗料としてポリアミドイミドを用いる場合、熱放射性塗料の成膜温度は、ポリアミドイミドを溶質として溶かす溶媒が蒸発し、ポリアミドイミドがその可塑性によって南下する温度を意味する。軟化したポリアミドイミドは、その後の温度低下に伴って硬化し、記事兄固着する。一方、熱放射性塗料としてエポキシ系塗料やフェノール系塗料などの熱硬化性樹脂を用いる場合、熱放射性塗料の成膜温度は、熱硬化性樹脂の硬化温度を意味する。
例えば、熱放射性塗料としてポリアミドイミドの塗料を適用する場合、ポリアミドイミドの成膜温度は約180℃なので、基材Waに対し熱放射性塗料の塗布を行っている間、基材Waの温度を約180℃以上に保つ必要がある。金型10から取り出される前の基材Waの温度が必要以上に低いと、被覆層形成工程の途中で基材Waの温度が熱放射性塗料の成膜温度よりも低くなる場合がある。
そこで、本実施の形態にかかるヒートシンクの製造方法では、鋳造工程において温度センサ13により検出された第1型11の温度が所定の温度に低下した時から取り出し工程の完了時までの期間において、冷却回路11a内に残存している冷却水を除去した後に冷却回路11a内を減圧する。なお、所定の温度は、被覆層形成工程の間、基材Waの温度が熱放射性塗料の成膜温度以上に維持されるよう、実験結果などに基づいて決定される。
冷却回路11a内に残存している冷却水を除去することで基材Waの温度の低下を抑えることができる。また、冷却水を除去した後に冷却回路11a内を減圧すると、冷却回路11aが断熱層として機能するので、基材Waの温度の低下をより効果的に抑えることができる。よって、金型10から取り出される前の基材Waの温度を十分に高く維持できるので、被覆層形成工程の途中で基材Waの温度が熱放射性塗料の成膜温度よりも低くなることを抑制できる。これにより、簡易な方法で鋳造後の基材に良好な被覆層を形成することができる
次に、図3を参照して型冷却装置20の各動作における各バルブの状態について説明する。なお、以下の説明では図1についても適宜参照する。
図3は、型冷却装置20の各動作における各バルブの状態について説明する図である。ここで、各動作とは、冷却回路11a内に冷却水を流入するための動作(冷却水流入動作)、冷却回路11a内をエアでパージするための動作(エアパージ動作)、および冷却回路11a内を減圧するための動作(減圧動作)のことである。また、各バルブとは、第1三方弁21、第1開閉弁22、第2三方弁23、第2開閉弁24および第3三方弁25のことである。型冷却装置20では、冷却水流入動作の完了後にエアパージ動作が実施され、エアパージ動作の完了後に減圧動作が実施される。
図3は、型冷却装置20の各動作における各バルブの状態について説明する図である。ここで、各動作とは、冷却回路11a内に冷却水を流入するための動作(冷却水流入動作)、冷却回路11a内をエアでパージするための動作(エアパージ動作)、および冷却回路11a内を減圧するための動作(減圧動作)のことである。また、各バルブとは、第1三方弁21、第1開閉弁22、第2三方弁23、第2開閉弁24および第3三方弁25のことである。型冷却装置20では、冷却水流入動作の完了後にエアパージ動作が実施され、エアパージ動作の完了後に減圧動作が実施される。
図3に示すように、冷却水流入動作において、第1開閉弁22を開、第2開閉弁24を開にする。また、第1三方弁21は、第1供給経路3aと第3供給経路3cが連通された状態にする。第2三方弁23は、第3供給経路3cと第4供給経路3dが連通された状態にする。第3三方弁25は、第1排出経路4aと第3排出経路4cが連通された状態にする。
冷却水流入動作において、各バルブをこのような状態にし、第1供給経路3aから冷却水を流入させると、冷却回路11a内に冷却水が供給される。そして、冷却回路11a内を循環した冷却水は、第1排出経路4aから排出される。
エアパージ動作において、第1開閉弁22を開、第2開閉弁24を開にする。また、第1三方弁21は、第2供給経路3bと第3供給経路3cが連通された状態にする。第2三方弁23は、第3供給経路3cと第4供給経路3dが連通された状態にする。第3三方弁25は、第2排出経路4bと第3排出経路4cが連通された状態にする。
エアパージ動作において、各バルブをこのような状態にし、第2供給経路3bからエアを流入させると、冷却回路11a内がエアでパージされ、冷却回路11a内に残存した冷却水がエアとともに第2排出経路4bから排出される。
減圧動作において、第1開閉弁22を閉、第2開閉弁24を閉にする。また、第1三方弁21は、第1供給経路3aと第3供給経路3cが連通された状態、第2供給経路3bと第3供給経路3cが連通された状態のいずれであってもよい(任意)。第2三方弁23は、第4供給経路3dと第1エア吸引経路5aが連通された状態された状態にする。第3三方弁25は、第1排出経路4aと第3排出経路4cが連通された状態、第2排出経路4bと第3排出経路4cが連通された状態のいずれであってもよい(任意)。
減圧動作において、各バルブをこのような状態にし、真空ポンプ7で減圧タンク6内を減圧すると、冷却回路11a内が減圧される。よって、冷却回路11aが断熱層として機能するので、基材Waの温度の低下をより効果的に抑えることができる。これにより、金型10から取り出される前の基材Waの温度を、被覆層形成工程の間、基材Waの温度が熱放射性塗料の成膜温度以上に維持されるために十分な温度にすることができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
1 製造システム
3 供給経路
3a 第1供給経路
3b 第2供給経路
3c 第3供給経路
3d 第4供給経路
4 排出経路
4a 第1排出経路
4b 第2排出経路
4c 第3排出経路
5 エア吸引経路
5a 第1エア吸引経路
5b 第2エア吸引経路
6 減圧タンク
7 真空ポンプ
10 金型
11 第1型
11a 冷却回路
11b 基材押出し器
12 第2型
12a 注入孔
12aA 注入口
12b 溶湯押出し器
13 温度センサ
20 型冷却装置
21 第1三方弁
22 第1開閉弁
23 第2三方弁
24 第2開閉弁
25 第3三方弁
30 搬送装置
40 塗布装置
41 塗料収容容器
42 スプレーノズル
43 塗料供給管
C キャビティ
PA 塗布領域
Wa 基材
3 供給経路
3a 第1供給経路
3b 第2供給経路
3c 第3供給経路
3d 第4供給経路
4 排出経路
4a 第1排出経路
4b 第2排出経路
4c 第3排出経路
5 エア吸引経路
5a 第1エア吸引経路
5b 第2エア吸引経路
6 減圧タンク
7 真空ポンプ
10 金型
11 第1型
11a 冷却回路
11b 基材押出し器
12 第2型
12a 注入孔
12aA 注入口
12b 溶湯押出し器
13 温度センサ
20 型冷却装置
21 第1三方弁
22 第1開閉弁
23 第2三方弁
24 第2開閉弁
25 第3三方弁
30 搬送装置
40 塗布装置
41 塗料収容容器
42 スプレーノズル
43 塗料供給管
C キャビティ
PA 塗布領域
Wa 基材
Claims (1)
- 基材の表面に熱放射性の被覆層が形成されたヒートシンクの製造方法であって、
金型で囲まれたキャビティに溶湯を流し込み、前記金型内に形成された冷却回路に冷却水を循環させて前記キャビティ内の溶湯を冷却し凝固させることで前記基材を形成する鋳造工程と、
前記鋳造工程の後に前記金型を開いて前記基材を取り出す取り出し工程と、
前記取り出し工程の後に、前記金型から取り出された前記基材の表面に熱放射性塗料を塗布して前記被覆層を形成する被覆層形成工程と、を有し、
前記鋳造工程において温度センサにより検出された前記金型の温度が所定の温度に低下した時から前記取り出し工程の完了時までの期間において、前記冷却回路内の冷却水を除去した後に前記冷却回路内を減圧する、ヒートシンクの製造方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016195613A JP2018057998A (ja) | 2016-10-03 | 2016-10-03 | ヒートシンクの製造方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN109465420A (zh) * | 2018-12-07 | 2019-03-15 | 蚌埠隆华压铸机有限公司 | 一种能够让铸件快速冷却凝固的压铸机 |
US20200408600A1 (en) * | 2018-01-11 | 2020-12-31 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Inspection method, inspection apparatus, production method, and production system for heatsink |
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US11802797B2 (en) * | 2018-01-11 | 2023-10-31 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Inspection method, inspection apparatus, production method, and production system for heatsink |
CN109465420A (zh) * | 2018-12-07 | 2019-03-15 | 蚌埠隆华压铸机有限公司 | 一种能够让铸件快速冷却凝固的压铸机 |
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