JP2018057687A - マッサージ機 - Google Patents

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Yoshie Abe
芳絵 安部
伸也 池田
Shinya Ikeda
伸也 池田
昭彦 熊谷
Akihiko Kumagai
昭彦 熊谷
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【課題】マッサージ効果を損なうことなくマッサージコースを停止及び再開できるマッサージ機を提供する。【解決手段】使用者にマッサージを行う一又は複数のマッサージ部mと、マッサージ部mの動作を制御する制御部14と、マッサージ部mの動作を停止及び再開させる操作部51と、を有する。制御部14は、マッサージ部mを所定の手順に従って動作させる複数の動作ブロックを順次実行するマッサージコースを実行可能である。制御部14は、マッサージコース実行中に操作部51を操作すると、該マッサージコースを停止し、マッサージコース停止中に操作部51を操作すると、操作部51を操作したときに実行していた動作ブロックの初めから該マッサージコースを再開する。【選択図】 図11

Description

本発明はマッサージ機に関する。
マッサージ機の使用中に予期しない来客や電話等の対応にせまられた場合、実行中のマッサージコースを一時的に停止したいという要望がある。このような要望に対応できるマッサージ機として、各所に設けられた揉みや叩きを行うマッサージ機構及びエアバッグと、マッサージ機の全ての動作を一時的に停止する一時停止ボタンと、を備えたマッサージ機が知られている(例えば、特許文献1の図9参照)。
特許第5778909号公報
上記特許文献1に記載のマッサージ機にあっては、一時停止を解除した際、どのようにマッサージ機の動作が再開されるのか明らかでない。そこで本発明は、第1に、マッサージ効果を損なうことなくマッサージコースを停止及び再開できるマッサージ機を提供する。また、椅子型のマッサージ機の場合、背凭れ部を後傾させたリラックス姿勢で使用することが多く、上記特許文献1に記載のマッサージ機にあっては、マッサージ機の動作を一時的に停止しても、マッサージ機から容易に離脱することができない。そこで、本発明は、第2に、予期しない対応にせまられた場合であっても、容易にマッサージ機から離脱することができるマッサージ機を提供する。
本発明は、使用者にマッサージを行う一又は複数のマッサージ部と、前記マッサージ部の動作を制御する制御部と、前記マッサージ部の動作を停止及び再開させる操作部と、を有し、前記制御部は、前記マッサージ部を所定の手順に従って動作させる複数の動作ブロックを順次実行するマッサージコースを実行可能であり、前記制御部は、前記マッサージコース実行中に前記操作部を操作すると、該マッサージコースを停止し、前記マッサージコース停止中に前記操作部を操作すると、該操作部を操作したときに実行していた前記動作ブロックの初めから該マッサージコースを再開することを特徴とする。
このような構成とすることにより、製造者が意図するマッサージ部による一連の動作を維持することができ、マッサージ効果を損なうことなくマッサージコースを停止及び再開することができる。
また、使用者が凭れるリクライニング可能な背凭れ部を有し、前記制御部は、前記マッサージコース実行中に前記操作部を操作すると、前記背凭れ部の起立動作を実行することが好ましい。
このような構成とすることにより、容易にマッサージ機から離脱することができる。
本発明は、使用者が凭れるリクライニング可能な背凭れ部と、使用者にマッサージを行う一又は複数のマッサージ部と、前記マッサージ部の動作、及び前記背凭れ部の動作を制御する制御部と、前記マッサージ部の動作を停止及び再開させる操作部と、を有し、前記制御部は、前記マッサージ部を所定の手順に従って動作させるマッサージコースを実行可能であり、前記制御部は、前記マッサージコース実行中に前記操作部を操作すると、該マッサージコースの停止と、前記背凭れ部の起立動作と、を実行し、前記マッサージコース停止中に前記操作部を操作すると、該操作部の操作により該マッサージコースを停止した状態から再開することを特徴とする。
このような構成とすることにより、予期しない対応にせまられた場合であっても、容易にマッサージ機から離脱することができる。
また、使用者の下腿を支持する昇降可能なフットレストを有し、前記制御部は、前記マッサージコース実行中に前記操作部を操作すると、前記フットレストの下降動作を実行することが好ましい。
このような構成とすることにより、容易にマッサージ機から離脱することができる。
また、前記制御部は、前記マッサージコース停止中に前記操作部を操作すると、該操作部により該マッサージコースを停止したときの姿勢となるように前記背凭れ部の後傾動作及び/又は前記フットレストの上昇動作を実行することが好ましい。
このような構成とすることにより、停止する前の姿勢でマッサージコースを再開することができる。
また、前記制御部は、前記マッサージコース実行中に前記操作部を操作すると、前記マッサージ機を初期状態とすることが好ましい。
このような構成とすることにより、安全にマッサージ機から離脱することができる。なお、初期状態とは、マッサージ部を収納位置に収納させた状態、又は電源をオフした状態等が当てはまる。
また、前記制御部は、前記マッサージコース実行中に前記操作部を操作すると、該マッサージコースを所定時間停止し、前記所定時間が経過すると、前記マッサージ機を初期状態とすることが好ましい。
このような構成とすることにより、所定時間が経過すると、自動的に初期状態とすることができる。
また、前記所定時間を変更する停止時間設定部を有することが好ましい。
このような構成とすることにより、初期状態になるまでの時間を任意に設定することができる。
また、前記マッサージコースは、前記マッサージ部による施療部位の変化を含み、前記制御部は、前記マッサージコース実行中に前記操作部を操作すると、該操作部を操作したときの位置で前記マッサージ部は停止し、前記マッサージコース停止中に前記操作部を操作すると、前記位置から前記マッサージ部の動作を再開することが好ましい。
このような構成とすることにより、マッサージを停止した施療部位からマッサージコースを再開することができる。
また、複数種類の前記マッサージコースが記憶されており、前記マッサージ部の動作を再開させる前記操作部として、前記マッサージコースを選択実行するコース選択部を有し、最も直近に停止した前記マッサージコースと同一のマッサージコースを前記コース選択部により選択すると、前記操作部を操作したときに実行していた前記動作ブロックの初めから該マッサージコースを再開することが可能であることが好ましい。
このような構成とすることにより、同一のマッサージコースの連続選択によって、停止した該マッサージコースを再開させることができる。
また、複数種類の前記マッサージコースが記憶されており、前記マッサージ部の動作を再開させる前記操作部として、前記マッサージコースを選択実行するコース選択部を有し、前記制御部は、最も直近に停止した前記マッサージコースと同一のマッサージコースを前記コース選択部により選択すると、前記操作部の操作により該マッサージコースを停止した状態から再開することが可能であることが好ましい。
このような構成とすることにより、同一のマッサージコースの連続選択によって、停止した該マッサージコースを再開させることができる。
本発明によれば、マッサージ効果を損なうことなくマッサージコースを停止及び再開できる。又は、予期しない対応にせまられた場合であっても、容易にマッサージ機から離脱することができる。
本発明の一実施形態に係るマッサージ機の斜視図である。 マッサージ機の模式図である。 本発明の他の実施形態に係るマッサージ機の模式図である。 マッサージ機のブロック図である。 マッサージ機の姿勢を説明する側面図である。 マッサージユニットの正面図である。 コントローラの正面図である。 マッサージコースの構成の一例を示す図である。 マッサージ機の動作を説明するフロー図である。 マッサージ機の動作を説明するフロー図である。 マッサージコースのタイムチャートである。
[マッサージ機の全体構成]
以下、本発明のマッサージ機1の全体構成について説明する。
図1は本発明の一実施形態に係るマッサージ機1の斜視図である。図2はマッサージ機1の模式図である。図3は本発明の他の実施形態に係るマッサージ機1の模式図である。図4はマッサージ機1のブロック図である。図5はマッサージ機1の姿勢を説明する側面図である。図6はマッサージユニット6の正面図である。図7はコントローラ15の正面図である。
なお、以下の説明で用いる方向の概念は、図1に示す起立姿勢のマッサージ機1に着座した使用者から見たときの方向の概念と一致するものとし、その他の場合は適宜説明するものとする。
図1〜図3に示すとおり、本発明のマッサージ機1は、主として、使用者が着座する座部2と、座部2の後部にリクライニング可能に設けられた使用者が凭れる背凭れ部3と、座部2の前部に上下揺動可能に設けられた使用者の下腿を支持するフットレスト4と、背凭れ部3の上部前面に設けられた使用者の頭及び/又は首を支持する枕部5(図2参照)と、を有している。座部2、背凭れ部3、フットレスト4、及び枕部5は、使用者の身体を背面側から支持する身体支持部として機能する。身体支持部2〜5の各所には、使用者の身体を押圧することでマッサージを行うマッサージ部mとしての押圧部a1〜a8が設けられている。また、背凭れ部3には、揉みマッサージ及び/又は叩きマッサージを行うマッサージ部mとしてのマッサージユニット6が設けられている。なお、座部2の左右両側には、使用者の腕部を載置する肘掛け部(図示せず)が設けられていてもよい。
図1、図4及び図5に示すとおり、背凭れ部3は、座部2の下方に設けられた第1アクチュエータ11により、座部2に対して前後にリクライニング可能に構成されており、図1に示す起立姿勢から背凭れ面が床面と略水平となるリクライニング姿勢までの間の任意の位置で停止できるようになっている。フットレスト4は、座部2の下方に設けられた第2アクチュエータ12により、座部2に対して上下に揺動可能に構成されており、図1に示す垂下姿勢から膝を伸ばした状態で下腿が支持される上昇姿勢までの間の任意の位置で停止できるようになっている。
図4に示すとおり、座部2の下方には、後述するエアセルよりなる各押圧部a1〜a8に対してエアを給排気するポンプ13a及びバルブ13bを有する給排気装置13と、マッサージ機1の各種動作を制御する制御部14と、が設けられている。制御部14は、プログラマブルなマイコン等を有しており、各アクチュエータ11,12、マッサージユニット6、及び給排気装置13を駆動制御する。制御部14には、使用者が操作するコントローラ15が電気的に接続されている。マッサージ機1は、予め定められたプログラム(マッサージコース)に従って動作する他、使用者によるコントローラ15からの指示に従って動作する。
[座部の構成]
図1〜図3に示すとおり、座部2の左右両側には、使用者の臀部及び/又は大腿部の外側面に対向して設けられた壁部20が設けられている。この壁部20は、座部の側方において上方へ立設されている。そして、壁部20の内側面には、臀部及び/又は大腿部の外側面を押圧する臀部押圧部a5が設けられている。座部2の左右両側に肘掛け部を設ける場合は、肘掛け部の内側壁を壁部20として利用してもよく、臀部押圧部a5を肘掛け部の内側壁に設ければよい。また、座部2には、使用者の臀部及び/又は大腿部を下方(背面)から押圧する臀部押圧部a6が設けられていてもよい。臀部押圧部a5,a6は、エアの給排気により膨張収縮するエアセルにより構成されている。このように、臀部押圧部a5は左右で対をなして押圧部群A5を構成し、臀部押圧部a6は左右で対をなして押圧部群A6を構成している。
[フットレストの構成]
図1〜図3に示すとおり、フットレスト4は、使用者の下腿の後面(背面)に対向して設けられた底部41と、下腿の内側面に対向して設けられた壁部42と、下腿の外側面に対向して設けられた壁部43と、を有して、前及び上下が開口する凹部40が形成されている。この壁部42,43は、底部41から前方へ立設されている。フットレスト4は、底部41及び各壁部42,43により、ふくらはぎから足首までを支持する構成であってもよいし、ふくらはぎから足の側部までを支持する構成であってもよい。また、足裏に対向する足裏ステップ(図示せず)を有していてもよい。
壁部43の内側面には、下腿の外側面を押圧する脚押圧部a7が設けられている。壁部42の両側面には、下腿の内側面を押圧する脚押圧部a7が設けられている。また、底部41には、使用者の下腿を後方(背面)から押圧する脚押圧部a8が設けられていてもよい。脚押圧部a7,a8は、エアの給排気により膨張収縮するエアセルにより構成されている。脚押圧部a7は、下腿の内側面に対向する脚押圧部a7と、下腿の外側面に対向する脚押圧部a7と、により左右で対をなして押圧部群A7を構成している。
[背凭れ部の構成]
図1に示すとおり、背凭れ部3は、硬質の背フレーム3aと、背フレーム3aを被覆するカバー部材(図示せず)と、により構成されている。背フレーム3aは、金属部材及び/又は樹脂部材により構成されている。また、背フレーム3aは、左右中央に形成された前後方向に開口する開口部3bを有し、正面視で略門型をなしている。また、カバー部材(図示せず)は、開口部3bを前方から覆っている。後述するマッサージユニット6の施療子62(図6参照)が開口部3bより前方へ突出しており、カバー部材(図示せず)を介して使用者の胴体を後方からマッサージできるようになっている。
[マッサージユニットの構成]
図1〜図6に示すとおり、背凭れ部3には、使用者の上半身を後方(背面)からマッサージするマッサージユニット6が設けられている。このマッサージユニット6は、身長方向に沿って複数(本実施形態では2つ)設けられていることが好ましい。このマッサージユニット6は、左右で対をなすアーム61と、アーム61の上下両端部に設けられた施療子62と、により構成されており、マッサージモータM1,M2の駆動により左右の施療子62が近接離反する揉みマッサージ、及び左右の施療子62が交互に使用者側へ進退する叩きマッサージを行わせることができる。また、マッサージユニット6は、昇降モータM3の駆動により身長方向に沿って上方又は下方へ移動して、身体に対する位置を変更したり、ローリングマッサージを行わせたりすることができる。背フレーム3aには、身長方向に延設された左右で対をなすガイドレール16が設けられており、マッサージユニット6はガイドレール16に沿って移動する。マッサージユニット6が身長方向に移動可能であるため、使用者の首から腰の間を施療子62でマッサージすることができる。
図6に示すとおり、マッサージユニット6は、ベースフレーム60aと、ベースフレーム60aに支持された可動フレーム60bと、を有している。ベースフレーム60aは、その左右両側においてガイドレール16に嵌合するガイドローラ63を有している。そして、ラックピニオン等よりなる昇降機構(図示せず)によって、身長方向に沿って移動することができる。可動フレーム60bは、左右方向の揺動軸64を介してベースフレーム60aに支持されている。ベースフレーム60aと可動フレーム60bの間には、エアセル等よりなる進退駆動部65が設けられている。進退駆動部65の駆動により、可動フレーム60bは揺動軸64を中心として前後方向に進退することができる。なお、可動フレーム60bを進退させる構造でなくてもよく、アーム61に進退駆動部65を設けてアーム61のみを進退させる構造であってもよい。
アーム61は、左右方向に延設された揉み軸66及び叩き軸67に連結されている。揉み軸66の左右両側には、傾斜軸部66bを有する傾斜カム66aが設けられており、この傾斜カム66aにアーム61が取り付けられている。左右の傾斜軸部66bは、正面視で略ハの字型となるように揉み軸66の軸心に対して傾斜している。叩き軸67の左右両側には、叩き軸67の軸心に対して偏心した偏心軸部67bを有する偏心カム67aが設けられており、この偏心カム67aにアーム61がコンロッド68を介して取り付けられている。左右の偏心軸部67bは、叩き軸67の軸心に対する位相が互いに異なっており、具体的には180度だけ異なっている。揉み軸66及び叩き軸67は、それぞれマッサージモータM1,M2の駆動により回転する。施療子62は、揉み軸66の回転により揉みマッサージを行い、叩き軸67の回転により叩きマッサージを行う。なお、施療子62が設けられたアーム61、揉み軸66、及び叩き軸67は、可動フレーム60bに支持されている。従って、施療子62は、可動フレーム60bの移動を介して使用者に対して進退可能である。
アーム61は、前後方向に揺動自在であり、上側の施療子62が前方へ突出するようにバネ等よりなる付勢手段(図示せず)により付勢されている。また、マッサージユニット6は、使用者の身体情報を検出するセンサ69(図4参照)を有している。このセンサ69は、アーム61が所定の揺動位置となったことを検出することで身体情報を得ることができる。具体的に説明すると、マッサージユニット6を身長方向に沿って上昇させる過程で、上側の施療子62が肩の上方に到達すると、施療子62に作用する負荷が解除されて、アーム61が前方へ揺動して所定の揺動位置となる。アーム61が所定の揺動位置となったことをセンサ69が検出し、その際のマッサージユニット6の上下位置に基づいて肩の位置を検出する。肩の位置を基準として、その他の部位(首、背中、腰等)の位置を計算により求める。検出された身体情報は制御部14に記憶される。なお、身体情報は使用者自身が入力してもよい。この場合、例えば、コントローラ15を操作して身体情報を入力し、制御部14に記憶させることができる。
図1〜図3に示すとおり、背フレーム3a(背凭れ部3)の左右両側には、使用者の肩又は上腕の外側面に対向して設けられた壁部30が設けられている。また、使用者の腰の外側面に対向して設けられた壁部31が設けられている。この壁部30,31は、背凭れ部3の側方において前方へ立設されている。そして、壁部30の内側面には、肩又は上腕の外側面を押圧する肩側押圧部a2が設けられている。また、壁部31の内側面には、腰の外側面を押圧する腰押圧部a4が設けられている。肩側押圧部a2及び腰押圧部a4は、エアの給排気により膨張収縮するエアセルにより構成されている。このように、肩側押圧部a2は左右で対をなして押圧部群A2を構成し、腰押圧部a4は左右で対をなして押圧部群A4を構成している。すなわち、背凭れ部3には、上半身の側面に対向して設けられた押圧部群A2,A4が、身長方向に沿って複数設けられている。
図3に示すとおり、使用者の肩の上面に対向して設けられた壁部32が設けられていてもよい。この壁部32は、左右両側の壁部30の上部から左右内側方へ立設されている。そして、壁部32の下面には、肩の上面を押圧する肩上押圧部a3が設けられている。肩上押圧部a3は、エアの給排気により膨張収縮するエアセルにより構成されている。このように、肩上押圧部a3は左右で対をなして押圧部群A3を構成している。なお、壁部32は、壁部30から立設するのではなく、背凭れ部3の上部前面から前方へ立設してもよい。
[枕部の構成]
図2及び図3に示すとおり、背凭れ部3の上部前面には、使用者の頭及び/又は首を支持する枕部5が設けられている。枕部5の前面には、頭及び/又は首の後面に対向して設けられた左右で対をなす頭部押圧部a1が設けられている。頭部押圧部a1は、エアの給排気により膨張収縮するエアセルにより構成されている。このように、頭部押圧部a1は、左右で対をなして押圧部群A1を構成している。この頭部押圧部a1は、頭及び/又は首の外側面に対向して設けてもよい。この場合は、前方へ立設された壁部(図示せず)の内側面に設けるとよい。また、頭部押圧部a1は、枕部5に設けるのではなく、背凭れ部3の上部前面に直接設けてもよい。
図4に示すとおり、各押圧部a1〜a8は、互いに異なるバルブ13bを介してポンプ13aに接続されている。従って、制御部14がバルブ13bの動作を制御することにより、各押圧部a1〜a8を独立して動作(膨張収縮)させることが可能である。すなわち、左右で対をなす押圧部a1〜a7を互いに独立して動作させることが可能である。本実施形態では、押圧部群A1〜A7が身長方向に沿って複数設けられている。
[コントローラの構成]
図4及び図7に示すとおり、コントローラ15は、制御部14に電気的に接続されており、使用者が操作することによりマッサージ機1を動作させることができる。コントローラ15には、液晶等よりなる表示部50、及び物理キー等よりなる各種操作部51が設けられている。操作部51は、マッサージ機1の電源をON/OFFする電源ボタン51aと、マッサージ部mの動作を停止及び再開させる一時停止ボタン51bと、マッサージコースを選択する複数のコース選択部51cと、一時停止ボタン51bによりマッサージ部mの動作を停止する所定時間T2を変更する停止時間設定部51dと、を有している。
電源ボタン51aを操作して電源をONにするとマッサージ機1は起動状態となり、表示部50にガイダンス等の内容が表示され、コース選択部51cによるマッサージコースの選択が有効となる。一方、電源ボタン51aを操作して電源をOFFにするとマッサージ機1は「初期状態」となり、表示部50に表示されていた内容は消え、コース選択部51cによるマッサージコースの選択は無効となる。
コース選択部51cを操作すると、制御部14に記憶された複数種類のマッサージコースのうち対応するマッサージコースが開始される。本実施形態では、全身コース、首・肩コース及びストレッチコースといった複数種類のマッサージコース51cが制御部14に記憶されているが、単一のマッサージコースが記憶されていてもよい。
停止時間設定部51dは、コントローラ15の側面に設けられており、ダイヤル式で構成されていることが好ましい。停止時間設定部51dを操作すると、表示部50にマッサージ部mを一時的に停止させる所定時間T2が表示され、使用者は表示部50を確認しながら所定時間T2を設定することができる。なお、停止時間設定部51dは、ダイヤル式に限定されず、スライド式等その他の構成であってもよい。また、所定時間T2の表示は、表示部50に表示させる形式に限定されず、コントローラ15の表面に予め表示しておいてもよい。
コントローラ15を操作することにより、リクライニングさせて背凭れ部3の姿勢を変更することができ、上下に揺動させてフットレスト4の姿勢を変更することができる。また、動作させるマッサージ部mを選択したり、マッサージ部mの動作(手技又は強さ等)を変更したりすることもできる。
[マッサージコースの構成]
以下、マッサージコースの構成について、図8に基づいて説明する。
図8は、マッサージコースの構成の一例を示す図である。図8に示すとおり、マッサージコースは、各マッサージ部mを所定の手順に従って動作させる複数の動作ブロックA〜Eを組み合わせて構成されており、複数の動作ブロックA〜Eを順次実行する。
一例を挙げて詳述する。マッサージコースは、動作ブロックA〜Eを組み合わせて構成されており、動作ブロックAから順番に開始して動作ブロックEを実行して終了する。動作ブロックAは、マッサージユニット6で胴体に揉みを行った後、マッサージユニット6で胴体に叩きを行う。動作ブロックBは、肩側押圧部a2で肩又は上腕の外側面を押圧した後、腰押圧部a4で腰の外側面を押圧する。動作ブロックCは、マッサージユニット6で胴体に揉みを行った後、マッサージユニット6を身長方向に移動させて胴体にローリングを行う。動作ブロックDは、臀部押圧部a5,a6で臀部及び/又は大腿部の外側面及び下方(背面)を押圧した後、脚押圧部a7,a8で下腿の外側面及び後方(背面)を押圧する。動作ブロックEは、マッサージユニット6を身長方向に移動させながら胴体に叩きを行う。なお、動作ブロックC,Eには、マッサージユニット6を身長方向に移動させる動作が含まれている。すなわち、マッサージコースは、マッサージ部mによる施療部位の変化を含んでいる。
[マッサージ機の動作]
以下、マッサージ機1の動作ついて説明する。
図9は、マッサージ機1の動作を説明するフロー図である。図10は、マッサージ機1の動作を説明するフロー図である。図11は、マッサージコースのタイムチャートである。
以下、一時停止ボタン51bを操作しない場合のマッサージ機1の動作を図9に基づいて説明する。まず、使用者は電源ボタン51aを操作して、初期状態にあるマッサージ機1を起動状態とする。なお、初期状態のマッサージ機1の姿勢は、背凭れ部3が起立姿勢であり、フットレスト4が垂下姿勢であることが好ましい。また、初期状態において、マッサージユニット6は使用者の座り心地を阻害しない収納位置(例えば、背凭れ部3内の上部又は下部)に位置していることが好ましい。次に、使用者はコース選択部51cを操作して所望するマッサージコースを選択する。
マッサージコースを選択すると、制御部14は、第1アクチュエータ11を駆動して背凭れ部3をリクライニング姿勢に向けて後傾させ、第2アクチュエータ12を駆動してフットレスト4を上昇姿勢に向けて上昇させる。従って、使用者はリラックスした姿勢でマッサージコースを受けることができる。マッサージコースを選択すると、背凭れ部3及びフットレスト4は自動的にリクライニング姿勢及び上昇姿勢に変更されるが、その姿勢から使用者がコントローラ15を操作して任意の姿勢に変更することも可能である。また、制御部14は、マッサージユニット6を身長方向に移動させて、センサ69により使用者の身体情報(例えば、肩位置)を得る。
身体情報の取得が完了すると、各所に設けられたマッサージ部mが所定の手順に従って所定時間T1(例えば、15分間)動作する。所定時間T1が経過すると、制御部14は全てのマッサージ部mの動作を停止する。また、制御部14は、第1アクチュエータ11を駆動して背凭れ部3を起立姿勢に向けて起立させ、第2アクチュエータ12を駆動してフットレスト4を垂下姿勢に向けて下降させた後、マッサージ機1を初期状態とする。従って、使用者はマッサージ機1から離脱することが容易となる。
以下、一時停止ボタン51bを操作した場合のマッサージ機1の動作を図10及び図11に基づいて説明する。なお、身体情報の取得が完了するまでの流れは図9に示す流れと同一であるため、説明及び図示を省略する。
図10に示すとおり、身体情報の取得が完了すると、各所に設けられたマッサージ部mが所定の手順に従って所定時間T1(例えば、15分間)動作する。マッサージコース実行中に一時停止ボタン51bを操作すると、制御部14は実行していたマッサージコースを一時的に停止する。すなわち、全てのマッサージ部mの動作を一時的に停止する。マッサージコースを一時的に停止する所定時間T2は、停止時間設定部51dによって設定された時間であることが好ましい。また、制御部14は、第1アクチュエータ11を駆動して背凭れ部3を起立姿勢に向けて起立させる。また、制御部14は、第2アクチュエータ12を駆動してフットレスト4を垂下姿勢に向けて下降させる。従って、使用者はマッサージ機1から離脱することが容易となる。なお、所定時間T2の間はマッサージコースを再開しやすいように、マッサージ機1は起動状態であることが好ましいが、マッサージコース実行中に一時停止ボタン51bを操作するとマッサージ機1は初期状態となってもよい。
以下では、動作ブロックCを実行中に一時停止ボタン51bを操作してマッサージコースを停止した場合を例示して説明する。図11に示すとおり、所定時間T2が経過するまでに再び一時停止ボタン51bを操作すると、最も直近に実行していたマッサージコースを再開する。より好ましくは、最も直近に実行した動作ブロックCの初めからマッサージコースを再開する。例えば、動作ブロックCにおける後半の動作であるマッサージユニット6によるローリングを行っているときにマッサージコースを一時停止した場合、動作ブロックCにおける前半の動作であるマッサージユニット6による揉みに戻って再開するとよい。なお、一時停止する直前に実行していた動作からマッサージコースを再開してもよい。また、前述したとおり、マッサージコースはマッサージユニット6による施療部位の変化を含んでいるわけであるが、一時停止する直前のマッサージユニット6の位置からマッサージコースを再開してもよい。
このような構成とすることにより、製造者が意図するマッサージ部mによる一連の動作を維持することができ、マッサージ効果を損なうことなくマッサージコースを停止及び再開することができる。なお、また、制御部14は、第1アクチュエータ11及び第2アクチュエータ12を駆動して背凭れ部3及びフットレスト4を、一時停止ボタン51bを操作してマッサージコースを停止したときの姿勢となるように動作させる。一方、一時停止ボタン51bが操作されることなく所定時間T2が経過すると、制御部14はマッサージ機1を初期状態とする。このような構成とすることにより、自動的に初期状態とすることができるため、電源の切り忘れ等を防いで消費電力を抑えることができる。
また、本発明のマッサージ機1は、図示する形態に限らず、この発明の範囲内において他の形態のものであってもよい。特に、マッサージ部mの動作を停止及び再開させる操作部51は、前述した形態に限られない。
例えば、本実施形態では、マッサージ部mの動作を停止及び再開する操作部51として、共通の一時停止ボタン51bを有しているが、マッサージ部mの動作を停止する操作部51と、マッサージ部mの動作を再開する操作部51を別個に有していてもよい。
マッサージ部mの動作を停止及び再開する操作部51として、コース選択ボタン51cを利用してもよい。この場合、最も直近に停止したマッサージコースと同一のマッサージコースをコース選択部51cにより選択すると、操作部51を操作したときに実行していた動作ブロックの初めからマッサージコースを再開する、又は操作部51の操作によりマッサージコースを停止した状態から再開することが可能であることが好ましい。このような構成とすることにより、同一のマッサージコースの連続選択によって、停止した該マッサージコースを再開させることができる。
本発明は、マッサージ効果を損なうことなくマッサージコースを停止及び再開できるマッサージ機に適用することができる。また、本発明は、予期しない対応にせまられた場合であっても、容易にマッサージ機から離脱することができるマッサージ機に適用できる。
1 マッサージ機
3 背凭れ部
4 フットレスト
6 マッサージユニット
14 制御部
15 コントローラ
51 操作部
51a 電源ボタン
51b 一時停止ボタン
51c コース選択部
51d 停止時間設定部
a1 頭部押圧部
a2 肩側押圧部
a3 肩上押圧部
a4 腰押圧部
a5 臀部押圧部
a6 臀部押圧部
a7 脚押圧部
a8 脚押圧部
m マッサージ部

Claims (11)

  1. 使用者にマッサージを行う一又は複数のマッサージ部と、
    前記マッサージ部の動作を制御する制御部と、
    前記マッサージ部の動作を停止及び再開させる操作部と、を有し、
    前記制御部は、前記マッサージ部を所定の手順に従って動作させる複数の動作ブロックを順次実行するマッサージコースを実行可能であり、
    前記制御部は、
    前記マッサージコース実行中に前記操作部を操作すると、該マッサージコースを停止し、
    前記マッサージコース停止中に前記操作部を操作すると、該操作部を操作したときに実行していた前記動作ブロックの初めから該マッサージコースを再開することを特徴とするマッサージ機。
  2. 使用者が凭れるリクライニング可能な背凭れ部を有し、
    前記制御部は、前記マッサージコース実行中に前記操作部を操作すると、前記背凭れ部の起立動作を実行することを特徴とする請求項1に記載のマッサージ機。
  3. 使用者が凭れるリクライニング可能な背凭れ部と、
    使用者にマッサージを行う一又は複数のマッサージ部と、
    前記マッサージ部の動作、及び前記背凭れ部の動作を制御する制御部と、
    前記マッサージ部の動作を停止及び再開させる操作部と、を有し、
    前記制御部は、前記マッサージ部を所定の手順に従って動作させるマッサージコースを実行可能であり、
    前記制御部は、
    前記マッサージコース実行中に前記操作部を操作すると、該マッサージコースの停止と、前記背凭れ部の起立動作と、を実行し、
    前記マッサージコース停止中に前記操作部を操作すると、該操作部の操作により該マッサージコースを停止した状態から再開することを特徴とするマッサージ機。
  4. 使用者の下腿を支持する昇降可能なフットレストを有し、
    前記制御部は、前記マッサージコース実行中に前記操作部を操作すると、前記フットレストの下降動作を実行することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のマッサージ機。
  5. 前記制御部は、前記マッサージコース停止中に前記操作部を操作すると、該操作部により該マッサージコースを停止したときの姿勢となるように前記背凭れ部の後傾動作及び/又は前記フットレストの上昇動作を実行することを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載のマッサージ機。
  6. 前記制御部は、前記マッサージコース実行中に前記操作部を操作すると、前記マッサージ機を初期状態とすることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のマッサージ機。
  7. 前記制御部は、
    前記マッサージコース実行中に前記操作部を操作すると、該マッサージコースを所定時間停止し、
    前記所定時間が経過すると、前記マッサージ機を初期状態とすることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のマッサージ機。
  8. 前記所定時間を変更する停止時間設定部を有することを特徴とする請求項7に記載のマッサージ機。
  9. 前記マッサージコースは、前記マッサージ部による施療部位の変化を含み、
    前記制御部は、
    前記マッサージコース実行中に前記操作部を操作すると、該操作部を操作したときの位置で前記マッサージ部は停止し、
    前記マッサージコース停止中に前記操作部を操作すると、前記位置から前記マッサージ部の動作を再開することを特徴とする請求項3に記載のマッサージ機。
  10. 複数種類の前記マッサージコースが記憶されており、
    前記マッサージ部の動作を再開させる前記操作部として、前記マッサージコースを選択実行するコース選択部を有し、
    最も直近に停止した前記マッサージコースと同一のマッサージコースを前記コース選択部により選択すると、前記操作部を操作したときに実行していた前記動作ブロックの初めから該マッサージコースを再開することが可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載のマッサージ機。
  11. 複数種類の前記マッサージコースが記憶されており、
    前記マッサージ部の動作を再開させる前記操作部として、前記マッサージコースを選択実行するコース選択部を有し、
    前記制御部は、最も直近に停止した前記マッサージコースと同一のマッサージコースを前記コース選択部により選択すると、前記操作部の操作により該マッサージコースを停止した状態から再開することが可能であることを特徴とする請求項3に記載のマッサージ機。
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