JP2018055686A - パネル設計システム、戸パネルの生産方法、パネル設計プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

パネル設計システム、戸パネルの生産方法、パネル設計プログラムおよび記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2018055686A
JP2018055686A JP2017185824A JP2017185824A JP2018055686A JP 2018055686 A JP2018055686 A JP 2018055686A JP 2017185824 A JP2017185824 A JP 2017185824A JP 2017185824 A JP2017185824 A JP 2017185824A JP 2018055686 A JP2018055686 A JP 2018055686A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
horizontal beam
panel
door panel
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017185824A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6928835B2 (ja
Inventor
徳高 進藤
Noritaka Shindo
徳高 進藤
山田 達也
Tatsuya Yamada
達也 山田
智彦 納家
Tomohiko Naya
智彦 納家
明 西浦
Akira Nishiura
明 西浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Publication of JP2018055686A publication Critical patent/JP2018055686A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6928835B2 publication Critical patent/JP6928835B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】横桟の設置高さ位置が律せられるような構成部材の取付位置を加味したうえで、横桟をより均一な間隔で設置できるパネル設計システム等を提供する。
【解決手段】戸パネルの寸法情報、基準横桟の有無及び基準横桟ありの場合の基準横桟高さ位置情報が少なくとも入力される入力部13と、入力された戸パネルの寸法情報に基づいて横桟の取付領域を特定し、入力部で入力された基準横桟の有無および基準横桟高さ位置情報に基づいて、基準横桟なしの場合は、横桟の取付領域を対象領域として特定する一方、基準横桟ありの場合は、横桟の取付領域を基準横桟により複数に分割した取付領域を個別に対象領域として特定し、特定された対象領域ごとに対象領域を高さ方向に分割する略等分化処理を実行して取付領域における横桟の配置高さ位置を決定するパネルデータ生成部と、決定した横桟の配置高さ位置を少なくとも含む芯組み情報が出力される出力部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンピュータを用いて戸パネルの少なくとも芯組み情報を生成するパネル設計システム、戸パネルの生産方法、パネル設計プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体に関する。
近時、戸パネルの芯組み情報を、コンピュータ・システムにて生成することが種々提案されている(たとえば、特許文献1参照)。特許文献1のシステムは、戸パネルのデザインを決めてから、そのデザインをもとにラフな芯組み情報を決定し、そのラフに設計された芯組み情報から、種々の規則を加味したうえで、芯材を増減できるようにしたパネル設計システムである。したがって、このシステムによれば、種々の規則データさえ登録されていれば、顧客の多様な要望にも対応することができ、芯組み設計者によらない自動的な設計も実施することが可能となる。
特許第4855828号公報
ところで、戸パネルの芯組み設計において通例では、強度などを考慮した場合、長手方向である高さ方向において適正な数の横桟をいかにバランスよく配置するかが、特に重要な要素とされる。したがって、高さ方向における横桟間隔については、戸パネルの製造会社では、用途に応じた性能が発揮されるように設計されている。上記特許文献1に記載のシステムは多様な要望に対応できるシステムであるが、上述したような横桟配置に着目した芯組み設計の技術思想は含まれていない。
一方、戸パネルに対する顧客の要望は、芯材(横桟)をどのように配置するかということよりも、たとえばハンドルをどの高さ位置に設けるかなど、構成部材の取付位置に関する要望のほうが多い。構成部材には、ハンドル用のケースラッチを取り付ける取付下地の一部が横桟となるものもあり、そのような構成部材の設置高さ位置に関する要望があった場合は、当然に一部の横桟の設置高さ位置はその構成部材の設置高さ位置により限定されることとなる。したがって、戸パネルの高さ方向の全領域に対して横桟を等間隔に設置するという簡易な設計方法で芯組み設計を行うことは当然に不十分である。
本発明は、このような事情を考慮して提案されたもので、その目的は、横桟の設置高さ位置に影響を与え得る構成部材の取付位置を加味したうえで、横桟をバランスよく設置できるようにしたパネル設計システム、戸パネルの生産方法、パネル設計プログラムおよび記録媒体を提供することにある。もちろん、作業者(設計者)に依存しない設計がなされるようにすることも、本システムの目的とされる。
上記目的を達成するために、本発明のパネル設計システムは、コンピュータを用いて戸パネルの少なくとも芯組み情報を生成するパネル設計システムであって、前記戸パネルの寸法情報、特定部材の取付位置を基準として定められる基準横桟の有無および基準横桟ありの場合の基準横桟高さ位置情報が少なくとも入力される入力部と、前記入力部で入力された前記戸パネルの寸法情報にもとづいて横桟の取付領域を特定し、前記入力部で入力された前記基準横桟の有無および基準横桟ありの場合の前記基準横桟高さ位置情報にもとづいて、基準横桟なしの場合は、前記横桟の取付領域を対象領域として特定する一方、基準横桟ありの場合は、前記横桟の取付領域を前記基準横桟により複数に分割した取付領域を個別に対象領域として特定し、特定された前記対象領域ごとに該対象領域を高さ方向に分割する略等分化処理を実行して前記横桟の取付領域における横桟の配置高さ位置を少なくとも決定するパネルデータ生成部と、前記パネルデータ生成部で決定した前記横桟の配置高さ位置を少なくとも含む芯組み情報を出力する出力部とを備えたことを特徴とする。
本発明のパネル設計方法は、前記のパネル設計システムを用いた戸パネルの生産方法である。
また、本発明のパネル設計プログラムは、戸パネルの少なくとも芯組み情報を生成するパネル設計プログラムであって、前記戸パネルの構成部材のうち、横桟に依存して取り付けられる部材を特定部材とされ、前記戸パネルの寸法情報、前記特定部材の取付位置を基準として定められる基準横桟の有無および基準横桟ありの場合の基準横桟高さ位置情報を少なくとも入力し、入力した前記戸パネルの寸法情報にもとづいて横桟の取付領域を特定し、前記入力部で入力された前記基準横桟の有無および基準横桟ありの場合の前記基準横桟高さ位置情報にもとづいて、基準横桟なしの場合は、前記横桟の取付領域を対象領域として特定する一方、基準横桟ありの場合は、前記横桟の取付領域を前記基準横桟により複数に分割した取付領域を個別に対象領域として特定し、特定された前記対象領域ごとに該対象領域を高さ方向に分割する略等分化処理を実行して前記横桟の取付領域における横桟の配置高さ位置を少なくとも決定することを特徴とする。
また、本発明の記録媒体は、前記パネル設計プログラムを記録したコンピュータ読み取りが可能なものとされる。
本発明のパネル設計システムによれば、上述した構成となっているため、横桟の設置位置に影響を与え得る構成部材の設置位置を加味したうえで、横桟をバランスよく設置することができる。また、本パネル設計システムによれば、上述した構成となっているため、作業者(設計者)に依存しない設計がなされ得る。つまり、本パネル設計システムを用いれば熟練の芯組み作業者は不要となり得る。
また、本発明の戸パネルの生産方法によれば、上記パネル設計システムで生成された芯組み情報が用いられるので、横桟をバランスよく位置決定した設計にもとづき、生産部門への効率的で迅速な生産指示を行うことができる。
また、本発明のパネル設計プログラムによれば、上述した手順となっているため、横桟の設置位置に影響を与え得る構成部材の設置位置を加味したうえで、横桟をバランスよく設置することができる。また、本パネル設計プログラムによれば、上述した構成となっているため、作業者(設計者)に依存しない設計がなされ得る。つまり、本パネル設計プログラムを用いれば熟練の芯組み作業者は不要となり得る。
本発明の一実施形態に係るパネル設計システムのシステム構成図である。 本パネル設計システムの基本概略フローチャートである。 本パネル設計システムにおける芯組み情報生成処理のフローチャートである。 芯組み情報生成処理における略等分化処理のフローチャートである。 本パネル設計システムにおける生産情報生成処理のフローチャートである。 (a)〜(c)は、戸パネルの芯組みの複数例を示す正面図である。 (a)(b)は、戸パネルの芯組みの他の複数例を示す正面図である。 生成された芯組み情報にもとづく芯組み指示書の例図である。 生成された生産情報を含む生産指示書の例図である。
以下に、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しながら説明する。本明細書に記載のパネル設計システムの例は、図1に示すように、複数の端末や機器がインターネットなどのネットワーク20を通じてデータを送受できる環境のもとに構築されたシステムである。まず、本パネル設計システムの基本構成について説明する。
本パネル設計システムは、コンピュータ(サーバ10、パソコン21など、CPUを有しプログラムが実行される機器)を用いて戸パネルの少なくとも芯組み情報を生成するシステムである。もちろん、コンピュータが、役割ごとに分担させた複数の機器で構成されたものであってもよい。この場合、個々の機器は、役割を担うことができるように、その役割に応じたプログラムを有すればよい。
このパネル設計システム(以下、たんにシステムという)は、戸パネルの寸法情報、特定部材の取付位置を基準として定められる基準横桟の有無および基準横桟ありの場合の基準横桟高さ位置情報が少なくとも入力される入力部13を備えている。
このシステムは、横桟の配置高さ位置を少なくとも決定するパネルデータ生成部11を備えている。パネルデータ生成部11は、まず入力部13で入力された戸パネルの寸法情報にもとづいて横桟の取付領域30、30a、30b(図3参照)を特定する。そしてパネルデータ生成部11は、入力部13で入力された基準横桟の有無および基準横桟ありの場合の基準横桟高さ位置情報にもとづいて、基準横桟31(図3参照)の有無に応じた処理を実行する。
すなわち、パネルデータ生成部11は、基準横桟31(図3参照)なしの場合、横桟の取付領域30(図3参照)を対象領域として特定する。一方、基準横桟31(図3参照)ありの場合、パネルデータ生成部11は、横桟の取付領域30(図3参照)を基準横桟31(図3参照)により複数に分割した取付領域30a、30b(図3参照)を個別に対象領域として特定する。そして、パネルデータ生成部11は、基準横桟31(図3参照)の有無別に、特定された対象領域ごとに対象領域を高さ方向に分割する略等分化処理を実行して横桟の取付領域30、30a、30b(図3参照)における横桟の配置高さ位置を少なくとも決定する。
また、本システムは、パネルデータ生成部11で決定した横桟の配置高さ位置を少なくとも含む芯組み情報を出力する出力部14をさらに備えている。
本システムは以上のように構成されており、サーバ10で実行されるパネル設計プログラムは、戸パネルの少なくとも芯組み情報を生成するプログラムであり、つぎのように手順を実行するものである。
まず、入力部13より、戸パネルの寸法情報、特定部材の取付位置を基準として定められる基準横桟の有無および基準横桟ありの場合の基準横桟高さ位置情報を少なくとも入力する。
そして、入力した戸パネルの寸法情報にもとづいて横桟の取付領域30、30a、30bを特定し、入力部13で入力された基準横桟の有無および基準横桟ありの場合の基準横桟高さ位置情報にもとづいて、基準横桟31なしの場合は、横桟の取付領域30を対象領域として特定する一方、基準横桟31ありの場合は、横桟の取付領域30を基準横桟31により複数に分割した取付領域30a、30bを個別に対象領域として特定し、特定された対象領域ごとに対象領域を高さ方向に分割する略等分化処理を実行して横桟の取付領域30、30a、30bにおける横桟の配置高さ位置を少なくとも決定する。
入力部13で入力される戸パネルの寸法情報、特定部材の取付位置を基準として定められる基準横桟の有無および基準横桟ありの場合の基準横桟高さ位置情報は、オーダー情報とされる。特定部材とは、その部材を取り付ければ、その部材の取付位置で横桟の設置位置に影響を与え得る部材のことである。つまり、特定部材と基準横桟とは相互依存の関係にあり、それらの取付位置も依存関係にある。たとえば、ハンドルが組み込まれるケースラッチ33を取り付ける(嵌め込む)ための取付下地の一部や、引き手を形成するための引き手部材の一部を横桟で兼ねるような場合、その横桟は基準横桟とされる。
以下の実施形態では、オーダー情報にはさらに、開設加工部の有無および開設加工部ありの場合の開設加工部の高さ位置範囲情報が含まれる。開設加工部は、その高さ範囲に横桟が設置され得ないような開口部位であり、たとえば図6(c)に示した戸パネルに形成される採光部38や、ペットくぐり戸、ガラリなどが含まれる。また、本実施形態では、オーダー情報に、戸パネルのハンドル用のケースラッチ33(図6(a)参照)やその他取付部材の取り付けのための取付下地の有無、および、取付下地ありの場合の取付下地の設置位置情報がさらに含まれている。
図6(a)に示すように、基準横桟31としては、たとえばケースラッチ33のように、その部材を取り付けるための取付下地になり得る横桟32が含まれる。つまり、部材の取り付けによって、高さ位置が律せられるような横桟32がある場合に、その横桟32が基準横桟31となり得、その場合に基準横桟ありが入力されるようにすればよい。後述する基本デザイン種別が入力された場合には、そのデザインにより基準横桟の有無や取付下地の有無が決定される。なお、取付下地となり得る横桟の有無に関係なく、基準横桟ありが入力されてもよい。
本実施形態のシステムは、戸パネルの構成部品の寸法データを部品ごとに関連付けて保存した記憶部12をさらに備えた構成とされている。オーダー情報として入力された戸パネルの寸法情報は、戸パネルの種類を特定するための特定情報を有している。つまり、この特定情報は新たにパネル設計するためのベースとなる基本デザイン種別(たとえば品番など)である。そして、パネルデータ生成部11は、この特定情報を用いて、記憶部12より、特定した戸パネルの基本デザインデータと、構成部材の寸法データとを取得し、それらにもとづいて横桟の取付領域を特定する構成となっている。
また、本システムは、芯組み情報のみならず、構成部材の生産情報も生成する構成となっている。すなわち、パネルデータ生成部11は、記憶部12より、特定された戸パネルの構成部材に関する情報を用いて生産情報を生成し、芯組み情報と組み合わせて出力部14に出力する構成となっている。
ついで、本実施形態に係るシステムの詳細について、図1〜図9を参照しながら説明する。
サーバ10は戸パネル製造会社の設計部門などで動作するコンピュータである。サーバ10の本システムにおける動作主体であるパネルデータ生成部11は、CPUおよび各種プログラムによって動作する一連のコンピュータ処理(図2参照)を実行する構成部である。
サーバ10には磁気ディスクなどによる記憶部12が接続されている。この記憶部12には、基本デザインデータが含まれる基本デザイン3Dマスタデータ12a、構成部材の寸法データが含まれる構成部材データ12b、芯組み規則データ12c、検査項目データ12dが保存されている。検査項目データ12dは基本デザイン種別ごとに区分されている。また、芯組み規則データ12cは本実施形態では、後述するように寸法との関係において設けられたものであるが、基本デザイン種別ごとに対応したものが含まれていてもよい。
基本デザイン3Dマスタデータ12aは、戸パネルの種々の基本デザインに関する三次元モデルに関するデータの集合である。本システムの設計対象である戸パネルの芯組み情報の元データとするための芯組み元情報が、複数の基本デザインについて記憶されている。マスタモデルの戸パネルのデザインとしては、複数のものが、たとえば開き戸や引戸などの戸の種類ごとに区分されている。なお、タッカーの位置や向きについても、基本デザイン3Dマスタデータ12aに含まれている。
構成部材データ12bは、縦枠41や横枠42、縦桟43、横桟32、面材、蝶番、ケースラッチ33など、各種の戸パネルを構成する部材の種類、寸法に関するデータである。寸法データとしては、縦横寸法および厚み寸法が含まれる。
芯組み規則データ12cは、芯組みするための規則を数値等で定めたデータであり、本システムでは、横桟間隔許容値域データおよび横桟本数許容テーブルが保存されている。横桟間隔許容値域データは、横桟間隔の許容範囲を定めた範囲データであり、たとえば200〜499mmなどのように定数の範囲が記憶されている。また横桟本数許容テーブルは、横桟を設置する対象領域の高さ寸法に対応した適正な横桟本数をテーブル化したものであり、たとえば、2000mm未満の場合3本、2000mm以上の場合4本、などと定義されている。上述したように、芯組み規則データ12cとして、基本デザイン種別ごとに有してもよい。
芯組み規則データ12cとしては、横桟32の設置に関する他の規則であってもよい。もちろん、横桟32に関する規則だけではなく、縦枠41や横枠42、縦桟43など芯材に関する規則を芯組み規則データ12cとして定めてもよい。また、厚み方向に関する規則を芯組み規則データ12cに含ませるように定めてもよい。
検査項目データ12dは、生産指示書60(図9参照)に含ませる付属情報であり、本実施形態では検査項目データは基本デザイン種別ごとに特有のものとされ、基本デザイン種別をキーとしてアクセスできるように保存されている。本システムでは、この付属情報は生産情報として含まれるようになっているが、これには限られない。
また、サーバ10には、生成した芯組み情報および生成した生産情報を出力する(保存する)磁気ディスクなどよりなる出力部14が接続されている。出力部14は、その他プリンター、表示装置、他のパソコン21などであってもよい。
ネットワーク20を介してサーバ10にアクセス可能としたパソコン21は、芯組み情報生成および生産情報生成の両処理を実行指示し、その際に必要とされるオーダー情報を入力する入力部13である。また、パソコン21の画面にはサーバ10で生成された各種のデータの表示出力もなされる。つまり、パソコン21は上記磁気ディスクによる出力部14とともに、他の出力部14を構成する装置である。このような入力部13および出力部14を構成するパソコンは、図1に示すようにネットワーク20を介して複数接続されていてもよく、たとえば一般顧客がサーバ10に対して実行指示できるようにしてもよい。
また、サーバ10にはネットワーク20を介して、生産部門端末22が接続されている。生産部門端末22に限らず、種々の他部門端末が接続されていてもよい。この生産部門端末22には、サーバ10で生成された芯組み情報および生産情報が送出されるようになっている。
ついで、本実施形態に係るシステムの詳細な流れについて説明する。本システムは、オーダー情報をともなった所定の操作指示が入力部13よりあったときに、芯組み情報を生成する芯組み情報生成、および、戸パネルの構成部材の三次元データを生成する生産情報生成の両処理をパネルデータ生成部11が実行する。
サーバ10(パネルデータ生成部11)は、上記実行指示を受けつけたときに、パソコン21から入力されたオーダー情報を取得する。本実施形態のオーダー情報としては、戸パネルの寸法情報、特定部材の取付位置を基準として定められる基準横桟の有無および基準横桟ありの場合の基準横桟高さ位置情報が含まれる。
戸パネルの寸法情報としては、設計の元となる戸パネルの基本デザイン種別(戸パネルのデザイン種類を特定するための特定情報)と、戸パネルの縦横寸法および厚み寸法とが入力されるようにすればよい。この寸法情報は、指定された基本デザインをもとに、芯材をどのような寸法にするかを決定するための情報である。
特定部材の取付位置を基準として定められる基準横桟の有無については、オーダー情報として入力される基本デザイン種別を代用することができる。つまり、基本デザインが決まっている場合は、ケースラッチ33(図6(a)参照)などの取付下地となる基準横桟31(図6(a)参照)の有無が芯組み元情報により判別できるため、芯組み元情報に基準横桟31が含まれていれば特定部材あり、含まれていなければ特定部材なしと判断することができる。
基準横桟ありの場合の基準横桟高さ位置情報については、オーダー情報として直接入力されたデータが採用されるか、またはオーダー情報として入力される戸パネルの寸法を芯組み元情報に適用させて基準横桟高さ位置を算出したものが採用されればよい。
図2〜図5は、本システムのパネルデータ生成部11の基本動作を示したフローチャートである。なお、本システムは、シミュレーションでの芯組み情報の生成処理を実行することも可能とされている。その場合には、オーダー情報として、戸パネルの寸法データ(実際の寸法)、特定部材の取付位置を基準として定められる基準横桟の有無および基準横桟ありの場合の基準横桟高さ位置情報が含まれていればよく、芯組み元情報を取り出すための基本デザイン種別の入力はなくてもよい。
オーダー情報として基本デザイン種別が入力された場合には、それにもとづいて、図6(a)〜(c)や図7(a)(b)などのベースとなる基本デザインの芯組み元情報が決定される。この芯組み元情報と、オーダー情報として入力される戸パネルの寸法データとにより、所望の芯組み情報が生成されることとなる。
一方、ベースとなる基本デザイン種別の入力がない場合のシミュレーションによる芯組み情報の生成も可能とされる。その場合には、オーダー情報として入力される戸パネルの寸法情報および特定部材の取付位置を基準として定められる基準横桟の有無および基準横桟ありの場合の基準横桟高さ位置情報により、横桟の設置高さ位置の確認を目的として芯組み情報が生成される。
図3のフローチャートにもとづいて説明する。なお、図3は基本デザインありの場合を前提としたフローチャートである。
パネルデータ生成部11は、上記のようにオーダー情報を取得する(図2のS101)。つぎに、オーダー情報に含まれる戸パネルの基本デザイン種別に対応した芯組み元情報、構成部材データ12bおよび検査項目データ12cが記憶部12より読み込まれ、さらに芯組み規則データ12cが取得される(図2のS102)。
パネルデータ生成部11は、これらの取得したデータおよびオーダー情報をもとに芯組み情報生成処理および生産情報生成処理を実行する(図2のS103、S104)。生成した芯組み情報および生産情報は出力部14に出力される(図2のS105)。
芯組み情報は、図6および図7に示したように、縦枠41、横枠42、縦桟43、横桟32などの芯材、および、ケースラッチ33などの取付部材の取り付けのための取付下地を戸形状に組み立てるために必要な寸法、位置情報である。芯組み情報により、図6および図7に例示したような寸法付きの芯組み正面図(これらの図では寸法不図示)の作成が可能とされる。
芯組み情報生成処理(図3参照)では、まず横桟の取付領域30、30a、30bが特定される(図3のS201)。横桟の取付領域30、30a、30bは基本デザイン種別で芯組み元情報が取得されている場合は、そのデザイン、寸法情報および基準横桟高さ位置情報にもとづいて特定される。なお、図7(a)に例示したように、上部の横枠42(上枠)から所定の寸法下方に上部横桟32を設ける場合は、その横枠42から下方の領域内において横桟の取付領域30、30a、30bが特定される。また、シミュレーションの場合の横桟の取付領域30、30a、30bは、オーダー情報に含まれる基準横桟高さ位置情報および寸法情報にもとづいて特定される。
つぎに、基準横桟31の有無が判別される(図3のS202)。基準横桟31の有無は、上述したように、オーダー情報に含まれる基準横桟の有無によって判断される。
基準横桟なしと判断された場合(図3のS202のNo)、高さ方向の領域が基準横桟31により上下に区分されないため、高さ方向全体の取付領域30を対象領域として、所定の規則にもとづく略等分化処理が実行される(図3のS203、204)。基準横桟ありの場合、基準横桟31によって区分された取付領域30a、30bごとに、その領域を対象領域として略等分化処理が実行される(図3のS205〜S208)。なお、図3では上下2分割される場合を想定した処理を示したが、基準横桟31は2以上であってもよく、その場合には、3以上の対象領域について略等分化処理が実行される。また、図7(b)のような縦桟43により左右に領域が分離される場合は、それぞれについて略等分化処理が実行されてもよい。なお、略等分化処理の具体的な処理内容については、図4において後述する。
こうして略等分化処理により横桟32の高さ位置が決定され、それをもとに芯組み情報が生成される(図3のS209)。この芯組み情報は、上述したように芯材や取付下地を戸形状に組み立てるために必要な寸法、位置情報であり、上述した取付下地の情報なども含まれる。ようするに、芯組み情報は図6、図7で図示した正面図のように、個々の芯材の寸法と設置位置が判別できるような座標上の情報であればよい。なお、これら寸法、位置情報は後述する生産情報と同様、厚み方向の情報が含まれた三次元情報とされることが望ましい。
ついで、略等分化処理について図4を参照して説明する。略等分化処理では、まず図6(c)に示した採光部などの開設加工部があるかどうかが判別され(図4のS301)、ある場合は後述する横桟位置決定の例外処理(図4のS304)が実行される。開設加工部なしの場合は、パラメータとして指定された対象領域が、芯組み規則データ12cを加味したうえで等分化される(図4のS302)。さらに、たとえば、取付下地34、36の高さ方向の寸法を考慮した、基準横桟31を除く横桟位置調整がなされる(図4のS303)。横桟31、32の位置に依存するように後付けする取付下地であれば、このような横桟位置調整はされなくてもよい。
本実施形態では、以上のように等分化のための規則として定めた芯組み規則データ12cの横桟間隔許容値域データ、横桟本数許容テーブルを参照して、高さ位置が決定される。なお、これら2種類の規則は記憶部12に芯組み規則データ12cとして保存されたものであるが、本略等分化処理(プログラム)の中の判別において用いられる定数であってもよい。
開設加工部がありと判別された場合の横桟位置決定処理は、特殊なルールにより対象領域を略等分化するものである。本実施形態で取り扱われる採光部38付きの戸パネル(図6(c)参照)は、3つの採光部38が固定の位置に形成されるものであり、横桟32についてもそれら採光部38に対して固定の位置に取り付けられるようになっているからである。たとえば本図例では、上から1、2番目の採光部38の間に配されるように固定位置で横桟32の位置が定められ、上から3番目の採光部38の下側の固定位置に上から2番目の横桟32の位置が定められる。この上から2番目の横桟32は、引き手部材37により位置が定まる基準横桟31(2点鎖線で示したもの)に代えて基準横桟31となる。上から2番目の横桟32(基準横桟31)よりも下側の領域については、その領域内の等分化により横桟32間隔を定めればよい。
なお、このような開設加工部についての例外処理は、取付領域30a、30bごとの略等分化処理で処理がされなくてもよく、どちらか一方で処理されればよい。また、芯組み情報生成処理(図3参照)において、別処理とされるようにしてもよい。また、開設加工部がある場合でも、上記の例外処理に代えて、通常の略等分化処理(図4のS302、S303)が実行されるようにしてもよい。つまり、横桟位置調整(図4のS303)において、開設加工部の高さ範囲内に配された横桟31を範囲外となるように調整されるようにしてもよい。このような場合では基準横桟31の変動はない。なお、開設加工部のうち採光部38についてのみ上記例外処理がなされ、他の開設加工部については等分化、横桟位置調整(図4のS302、S303)によって位置が決定されるようにしてもよい。
図6(a)および図7(a)に示した芯組みは、特定部材であるハンドルの位置により基準横桟31の位置が定まる場合の例である。つまり、ケースラッチ33の取付下地34の一部(上部)が横桟32(基準横桟31)とされる。図6(b)に示した芯組みは、ケースラッチ33の位置により基準横桟31の位置が定まり、さらに錠35の取付下地36が芯材として付加された例である。なお、図7(a)のものは、上端側の横桟32の位置が固定されており、その横桟32の下方において横桟32の位置が略等分化処理によって決定されるようになっている。
図6(c)に示した芯組みは、引き手部材37および引き手部材37を取り囲む取付下地34を有し、かつ複数の採光部38(開設加工部)を有した例である。なお、この引き手部材37は破線で示した基準横桟31を定めるための特定部材とされるが、図4において上述した略等分化処理において例外処理(図4のS304)がなされる場合には、基準横桟31は上方に移動するように位置が変更となる。一方、略等分化処理において通常の処理(図4のS302、S303)がなされる場合は、基準横桟31の位置は変動しない。
以上のように、採光部38(開設加工部)の構成部材も特定部材と同様に、その取付位置が横桟31、32の設置位置に影響を与え得るものである。特に、本実施形態では図6(c)の例で示したように、開設加工部と特定部材とが併存した場合には、開設加工部を優先させて基準横桟31を含む横桟32の位置を決定するようにしてパネル設計がなされる。
また、図7(b)に示した芯組みは、明かり窓39を有した例である。図7(b)のものも同様に、取付下地の位置で横桟32の設置高さ位置が決定されるが、左右個別に横桟32の設置高さが決定されるようにしてもよい。
このように、本システムは、芯組み規則データ12cにしたがって横桟間隔の均等化を行う略等分化処理を実行する構成となっているため、横桟32の設置位置が律せられるような構成部材の設置位置を加味したうえで、横桟32をより均一な間隔で配置できる。なお、芯組み規則データ12cとしては、上述した2種のものに限られず、さらに種々のものを含めてもよいし、基本デザイン種別ごとに個別の規則が用いられるようにしてもよい。
一方、生産情報生成処理(図5参照)では、戸パネルの構成部材に関する生産情報が、取得済みの構成部材データ12b、オーダー情報および基本デザイン3Dマスタデータ12aをもとに生成される(図5のS401)。本実施形態では、生産情報として、取得済みの検査項目データ12dが付属情報としてさらに含まれるようになっている(図5のS402)。
こうして生成された芯組み情報および生産情報は、上述したように出力部14に出力すると同時に、生産部門端末22にも送信されるようにすればよい。送信される情報は、どのような様式のデータであってもよいが、図8、図9のような指示書の様式とすることが生産部門での負担が少なくなるため、望ましい。もちろん、生産情報の基礎データを送信し、生産部門で図8、図9のような指示書の様式に編集するようにしてもよい。
図8は、図7(a)に示した戸パネルの芯組みに関する芯組み指示書50の例であり、芯組み情報をもとにして編集されたものである。図8に示すように、この芯組み指示書50には、芯組み外観図51(正面図)、芯組みするための部材の仕様52および戸パネルの特注情報53が含まれている。芯組み外観図51には、上述の芯組み設計により位置が決定された横桟間隔の寸法を含む種々の寸法が付記されている。芯組み情報生成処理で決定した横桟の設置位置にもとづく横桟間隔も付記されている。部材の仕様52には、材料種類、幅、長さ、厚み、員数、数量が含まれている。なお、特注情報53は戸パネルの全体仕様の一部を示すものであり、芯組みに影響を及ぼす取付下地の情報を含めるようにすればよい。また、シミュレーションで実行する場合は、たとえば、横桟の高さ位置だけがわかるような高さ位置情報を付記した芯組み外観をパソコン21に出力するようにすればよい。
また図9は、図8の芯組み指示書50に対応した、図7(a)で芯組みを示した戸パネルに関する生産指示書60の例であり、芯組み情報および生産情報をもとにして編集されたものである。図9に示すように、生産指示書60には、戸パネルの正面、左右側面、平面、底面の各図を含む外観図61、検査項目一覧62および戸パネルの特注情報63および同梱部品情報64が含まれている。外観図61には、ケースラッチ33や蝶番などの加工位置も示されており、さらに全体寸法および加工位置も付記されている。付記された数値情報には奥行(厚み寸法、厚み方向の位置情報)に関する情報も含まれている。検査項目一覧62は、取得済みの検査項目データ12dより編集したもので、検査者が合否チェックをできるように編集されている。特注情報63は芯組み指示書50のものと同様である。
このように、芯組み情報および生産情報は生産部門端末22に送信するようになっているため、生産部門では、その情報にもとづいて簡易に生産、加工を行うことができる。特に、図8および図9のように指示書様式で送信すれば、生産部門では、現場ではその指示書がタイムリーに出力され得、それを見ながら効率的な作業を行うことができ、さらに生産指示書で検査も行うことができる。
以上のように、本システムは生産情報(生産指示書60)も生成されるようになっているため、生産部門へ効率的にかつ適切に生産指示を出すことができる。また、本システムによれば、オーダー情報が入力され実行指示がされた後、コンピュータ処理により迅速に生産指示を出力できるので、一点ごとのオーダーの場合であっても、製造の段取りを迅速に行える。生産指示書には部材の種類や寸法が記載されているため、この生産指示書でサプライヤへ部品発注することもできる。
また、生産情報は三次元情報をもとに生成されているため、厚みに関して情報を追加編集したり、厚みに関する情報を他の指示書として作成したりする必要がなく、効率化を図ることができる。三次元情報が用いてあるため、たとえば戸パネルの側面部の加工情報や、厚さ方向の穴加工などの加工情報を生産指示として出力することができる。このように、三次元情報は再利用性がよく、製品情報として有効に利用することができる。
以上に示したシステムは、ネットワーク20を介して、サーバ10、パソコン21間で動作するものであるが、1台のパソコン21で入力、処理、出力の全処理が完結するものであってもよい。
10 サーバ
11 パネルデータ生成部
12 記憶部
12a 基本デザイン3Dマスタデータ
12b 構成部材データ
12c 芯組み規則データ
12d 検査項目データ
13 入力部
14 出力部
21 パソコン
22 生産部門端末
30、30a、30b 取付領域
31 基準横桟
32 横桟
33 ケースラッチ(特定部材)
34 取付下地
35 錠
36 取付下地
37 引き手部材(特定部材)
38 採光部(開設加工部)
39 明かり窓
41 縦枠
42 横枠
43 縦桟

Claims (10)

  1. コンピュータを用いて戸パネルの少なくとも芯組み情報を生成するパネル設計システムであって、
    前記戸パネルの構成部材のうち、横桟に依存して取り付けられる部材を特定部材とされ、
    前記戸パネルの寸法情報、前記特定部材の取付位置を基準として定められる基準横桟の有無および基準横桟ありの場合の基準横桟高さ位置情報が少なくとも入力される入力部と、
    前記入力部で入力された前記戸パネルの寸法情報にもとづいて横桟の取付領域を特定し、前記入力部で入力された前記基準横桟の有無および基準横桟ありの場合の前記基準横桟高さ位置情報にもとづいて、基準横桟なしの場合は、前記横桟の取付領域を対象領域として特定する一方、基準横桟ありの場合は、前記横桟の取付領域を前記基準横桟により複数に分割した取付領域を個別に対象領域として特定し、特定された前記対象領域ごとに該対象領域を高さ方向に分割する略等分化処理を実行して前記横桟の取付領域における横桟の配置高さ位置を少なくとも決定するパネルデータ生成部と、
    前記パネルデータ生成部で決定した前記横桟の配置高さ位置を少なくとも含む芯組み情報が出力される出力部とを備えたことを特徴とするパネル設計システム。
  2. 請求項1において、
    高さ方向の寸法に対応させて適切な横桟の本数を定めた横桟本数許容テーブル、および、前記横桟間隔として許容される範囲を定めた横桟間隔許容値域データを前記パネルデータ生成部でアクセス可能なデータとしてシステム内に有しており、
    前記パネルデータ生成部は、前記横桟本数許容テーブルおよび前記横桟間隔許容値域データにもとづいて、特定された前記対象領域における前記横桟の配置高さ位置を決定して前記芯組み情報に含ませることを特徴とするパネル設計システム。
  3. 請求項1または2において、
    前記入力部は、開設加工部の有無および開設加工部ありの場合の開設加工部の設置高さ位置範囲情報がさらに入力されるようになっており、
    前記パネルデータ生成部は、開設加工部の設置高さ位置範囲を除く高さ位置に横桟が配されるように配置高さ位置を決定して前記芯組み情報に含ませることを特徴とするパネル設計システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項において、
    前記入力部は、戸パネルの部材取り付けのための取付下地の有無および取付下地ありの場合の取付下地の設置位置情報がさらに入力されるようになっており、
    前記パネルデータ生成部は、取付下地ありの場合、その取付下地の設置位置を決定し前記芯組み情報に含ませることを特徴とするパネル設計システム。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項において、
    前記芯組み情報を生産部門端末にさらに出力することを特徴とするパネル設計システム。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項において、
    戸パネルの構成部材の寸法データを部材ごとに関連付けて保存した記憶部をさらに備えた構成とされており、
    前記入力部で入力された前記戸パネルの寸法情報は、該戸パネルのデザイン種類を特定するための特定情報を有しており、
    前記パネルデータ生成部は、前記入力部で入力された前記戸パネルの寸法情報の前記特定情報を用いて、前記記憶部より、特定した戸パネルの基本デザインデータと、構成部材の寸法データとを取得し、それらにもとづいて前記横桟の取付領域を特定するようにしたことを特徴とするパネル設計システム。
  7. 請求項6において、
    前記パネルデータ生成部は、前記記憶部より、特定された戸パネルの構成部品に関する情報を用いて生産情報を生成し、前記芯組み情報と組み合わせて前記出力部に出力することを特徴とするパネル設計システム。
  8. 請求項1〜7のいずれかのパネル設計システムで生成された前記芯組み情報を用いた戸パネルの生産方法。
  9. 戸パネルの少なくとも芯組み情報を生成するパネル設計プログラムであって、
    前記戸パネルの構成部材のうち、横桟に依存して取り付けられる部材を特定部材とされ、
    前記戸パネルの寸法情報、前記特定部材の取付位置を基準として定められる基準横桟の有無および基準横桟ありの場合の基準横桟高さ位置情報を少なくとも入力し、
    入力した前記戸パネルの寸法情報にもとづいて横桟の取付領域を特定し、入力された前記基準横桟の有無および基準横桟ありの場合の前記基準横桟高さ位置情報にもとづいて、基準横桟なしの場合は、前記横桟の取付領域を対象領域として特定する一方、基準横桟ありの場合は、前記横桟の取付領域を前記基準横桟により複数に分割した取付領域を個別に対象領域として特定し、特定された前記対象領域ごとに該対象領域を高さ方向に分割する略等分化処理を実行して前記横桟の取付領域における横桟の配置高さ位置を少なくとも決定することを特徴とするパネル設計プログラム。
  10. 請求項9に記載されたパネル設計プログラムを記録したコンピュータ読み取りが可能な記録媒体。



JP2017185824A 2016-09-27 2017-09-27 パネル設計システム、戸パネルの生産方法、パネル設計プログラムおよび記録媒体 Active JP6928835B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016187984 2016-09-27
JP2016187984 2016-09-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018055686A true JP2018055686A (ja) 2018-04-05
JP6928835B2 JP6928835B2 (ja) 2021-09-01

Family

ID=61836852

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017185824A Active JP6928835B2 (ja) 2016-09-27 2017-09-27 パネル設計システム、戸パネルの生産方法、パネル設計プログラムおよび記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6928835B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08147335A (ja) * 1994-11-18 1996-06-07 Misawa Homes Co Ltd 設計支援装置
JP2005202735A (ja) * 2004-01-16 2005-07-28 Showa Front Kk 姿図作成装置、姿図作成プログラム、及び姿図作成装置を制御する方法
JP4855828B2 (ja) * 2006-05-02 2012-01-18 有限会社ディーアーチ 木製フラッシュ構造物設計装置、木製フラッシュ構造物設計方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08147335A (ja) * 1994-11-18 1996-06-07 Misawa Homes Co Ltd 設計支援装置
JP2005202735A (ja) * 2004-01-16 2005-07-28 Showa Front Kk 姿図作成装置、姿図作成プログラム、及び姿図作成装置を制御する方法
JP4855828B2 (ja) * 2006-05-02 2012-01-18 有限会社ディーアーチ 木製フラッシュ構造物設計装置、木製フラッシュ構造物設計方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6928835B2 (ja) 2021-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101812241B1 (ko) 통합 경영표준 인증 관리 방법
CN106649908A (zh) 基于设计逻辑的参数化建筑设计工法
JP2018055687A (ja) パネル設計システム、戸パネルの生産方法、パネル設計プログラムおよび記録媒体
US20230333914A1 (en) Management instrumentation and discovery (mid) server support for executing automated flows within a cloud based system
KR100968487B1 (ko) 기업 업무 통합 관리 방법 및 시스템
Durieux et al. Regression metamodeling for the design of automated manufacturing system composed of parallel machines sharing a material handling resource
JP6022290B2 (ja) ユニットのデータ構造,ユニット設計装置および方法,家具設計装置,家具設計システム,ならびに家具製造支援装置
Aquere et al. Project cell: Cellular organization of the building design process
Khalili et al. Modeling and simulation of a mattress production line using ProModel
Tarandi The BIM collaboration hub: A model server based on IFC and PLCS for virtual Enterprise collaboration
Waris et al. Factors effecting service oriented architecture implementation
JP2018055686A (ja) パネル設計システム、戸パネルの生産方法、パネル設計プログラムおよび記録媒体
Barco et al. A recursive algorithm for building renovation in smart cities
CN113610388A (zh) 基于bim的预制构件设计质量管理方法、装置及设备
Hearn et al. Creating a process and organization fit index: An approach toward optimal process and organization design
AU2003262776B2 (en) Method for interpreting design data and associating manufacturing information with the data and software and systems for implementing the method
Dalla Valle et al. Life cycle BIM-oriented data collection: A framework for supporting practitioners
Johansson et al. Information structure to support discrete event simulation in manufacturing systems
JP2007122252A (ja) 生産中止部品の代替検索並びに保守品の自動発注システム
US9769036B1 (en) Port assignment of network devices reference and management
JP2009193129A (ja) 盤の組み替え設計装置
JP2008146206A (ja) 事業継続性分析プログラムおよび事業継続性分析装置
Huang et al. An approach of designing CONWIP loop for assembly system in one-of-a-kind production environment
Wang et al. Introduction of TRIZ theory for the conflict-solving in the building energy and environment management system innovation
Lamont A restrictive, parsimonious theory of footing in directional Harmonic Serialism

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20171002

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200217

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210316

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210330

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210507

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210629

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210720

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6928835

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151