JP2018055533A - 画像レイアウト装置,画像レイアウト方法およびそのプログラム - Google Patents

画像レイアウト装置,画像レイアウト方法およびそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】思いがけなくレイアウトが変わってしまうことを未然に防止する画像レイアウト装置,画像レイアウト方法およびそのプログラムを提供する。【解決手段】台紙画像に画像の追加貼付指示があり(ステップ27でYES),かつ台紙画像に余白領域が存在する場合には(ステップ28でYES),台紙画像のレイアウト変更が停止され(ステップ29),余白領域に画像が貼付される(ステップ30)。台紙画像に画像の追加貼付指示があり(ステップ27でYES),かつ台紙画像にはよく領域が存在しない場合には(ステップ28でNO),台紙画像のレイアウト変更が行われ(ステップ31),レイアウト変更前に台紙画像に貼付されていた画像および追加された画像がレイアウト変更された台紙画像に貼付される(ステップ32)。【選択図】図3

Description

この発明は,画像レイアウト装置,画像レイアウト方法およびそのプログラムに関する。
ユーザが画像を選択して,ユーザによって選択された画像を用いてアルバムを作成することが実現されている。アルバムにはテンプレートが規定されており,そのテンプレートの画像貼付領域に画像がドラッグ・アンド・ドロップさせられることにより,画像貼付領域に画像が貼付させられる。アルバムのレイアウトについては変更可能なものがある(特許文献1)。また,画像の追加や編集が行われた場合に,編集後に違和感の無い画像を表示できるようにするもの(特許文献2),アルバムのページ数に応じて読み出されたレイアウトデータにしたがってレイアウトを行うもの(特許文献3)などもある。さらに,合成画像をユーザに提示するまでの時間を短縮するものや(特許文献4),空白ページの無いフォトブックを作成するもの(特許文献5)もある。
特開2010-147584号公報 特開2013-31159号公報 特開2009-267784号公報 特開2014-75777号公報 特開2013-30181号公報
ユーザが画像を選択して,アルバムに選択した画像を貼り付けることによりアルバムを作成する場合,アルバムに画像を追加した際に,思いがけなくレイアウトが変わってしまうと,ユーザは戸惑ってしまうことがある。特許文献1においては,レイアウト条件が固定されている画像群についてはレイアウト修正しないということが考えられているに過ぎない。特許文献2においては,画像が追加された場合にはテンプレートが変わるので,ユーザが驚いてしまうことがある。特許文献3においては,インデックスページを追加する際に総ページ数を変えないようなものを作成し,本文ページを再配置するものであり,思いがけなくレイアウトが変わってしまうことについては考えられていない。また,特許文献4は,合成画像の提示を短縮するものであり,特許文献5は空白ページをなくすものであり,いずれも思いがけなくレイアウトが変わってしまうことについては考慮されていない。
この発明は,思いがけなくレイアウトが変わってしまうことを未然に防止することを目的とする。
この発明による画像レイアウト装置は,画像を貼付する画像貼付領域を含む台紙画像を表示装置の表示画面に表示させる台紙画像表示制御手段,台紙画像に含まれる画像貼付領域のレイアウトを変更するレイアウト変更手段,台紙画像に画像の追加貼付指示があったかどうかを判定する追加貼付指示判定手段,台紙画像に画像の追加貼付ができる余白領域が存在するかどうかを判定する余白領域判定手段,および追加貼付指示判定手段によって追加貼付指示があったと判定され,かつ余白領域判定手段によって余白領域が存在すると判定された場合に,レイアウト変更手段による画像貼付領域のレイアウトの変更を停止して台紙画像の余白領域に追加する画像を貼付し,追加貼付指示判定手段によって追加貼付指示があったと判定され,かつ余白領域判定手段によって余白領域が存在しないと判定された場合に,レイアウト変更手段による画像貼付領域のレイアウト変更を行い,レイアウト変更が行われた台紙画像に,レイアウト変更前に台紙画像に貼付されていた画像と追加する画像とを貼付する画像貼付手段を備えている。
この発明は,画像レイアウト装置に適した画像レイアウト方法も提供している。すなわち,この方法は,台紙画像表示制御手段が,画像を貼付する画像貼付領域を含む台紙画像を表示装置の表示画面に表示させ,レイアウト変更手段が,台紙画像に含まれる画像貼付領域のレイアウトを変更し,追加貼付指示判定手段が,台紙画像に画像の追加貼付指示があったかどうかを判定し,余白領域判定手段が,台紙画像に画像の追加貼付ができる余白領域が存在するかどうかを判定し,画像貼付手段が,追加貼付指示判定手段によって追加貼付指示があったと判定され,かつ余白領域判定手段によって余白領域が存在すると判定された場合に,レイアウト変更手段による画像貼付領域のレイアウトの変更を停止して台紙画像の余白領域に追加する画像を貼付し,追加貼付指示判定手段によって追加貼付指示があったと判定され,かつ余白領域判定手段によって余白領域が存在しないと判定された場合に,レイアウト変更手段による画像貼付領域のレイアウト変更を行い,レイアウト変更が行われた台紙画像に,レイアウト変更前に台紙画像に貼付されていた画像と追加する画像とを貼付する。
この発明は,画像レイアウト方法を実施するためのプログラムおよびそのプログラムを格納した記録媒体も提供している。
画像貼付手段は,画像を重畳して台紙画像に貼付することを許可するか許可しないかを判定する重畳貼付判定手段をさらに備えてもよい。この場合,重畳貼付判定手段によって画像を重畳して台紙画像に貼付することを許可すると判定されたことに応じて,余白領域判定手段によって余白領域が存在しないと判定された場合であってもレイアウト変更手段による画像貼付領域のレイアウト変更を停止して台紙画像に追加する画像を貼付し,重畳貼付判定手段によって画像を重畳して台紙画像に貼付することを許可しないと判定されたことに応じて,余白領域判定手段によって余白領域が存在しないと判定された場合にレイアウト変更手段による画像貼付領域のレイアウト変更を行い,レイアウト変更が行われた台紙画像に,レイアウト変更前に貼付されていた画像と追加する画像とを貼付することが好ましい。
再レイアウト指示を入力する第1の再レイアウト指示入力手段をさらに備えてもよい。この場合,画像貼付手段は,たとえば,第1の再レイアウト指示入力手段に再レイアウト指示が入力された場合には,余白領域判定手段によって余白領域が存在すると判定された場合であってもレイアウト変更手段による画像貼付領域のレイアウト変更を行い,レイアウト変更が行われた台紙画像に,レイアウト変更前に貼付されていた画像と追加する画像とを貼付することが好ましい。
レイアウト変更手段によるレイアウト変更前の画像貼付領域のレイアウトを表すデータおよびレイアウト変更手段によるレイアウト変更前の台紙画像に貼付されていた画像を特定するデータを,レイアウト変更ごとに記憶するレイアウト変更状況記憶手段,レイアウト変更状況記憶手段に記憶されているレイアウトを表すデータおよび画像を特定するデータのうち,指定されたレイアウトを表すデータおよび指定されたレイアウトによって台紙画像に貼付されていた画像を特定するデータを,レイアウト変更状況記憶手段から読み出す読出手段をさらに備えてもよい。この場合,上記画像貼付手段は,たとえば,読出手段において読み出されたレイアウトを表すデータが表すレイアウトによって,読出手段において読み出された画像を特定するデータによって特定される画像を台紙画像に貼付する。
画像貼付領域のレイアウトが複数のカテゴリに分けられている場合には,レイアウト変更手段は,台紙画像に含まれる画像貼付領域のレイアウトを,同一カテゴリのレイアウトに変更してもよい。
レイアウト変更手段は,たとえば,レイアウト変更前のレイアウトとレイアウト変更後のレイアウトとのレイアウト近似度がしきい値以上となるレイアウトに変更する。
レイアウト変更手段は,たとえば,レイアウト変更前のレイアウトにおける画像貼付領域に貼付されている画像の表示順序とレイアウト変更後のレイアウトにおける画像貼付領域に貼付されている画像の表示順序との一致度,およびレイアウト変更前のレイアウトにおける画像貼付領域の大きさとレイアウト変更前の画像貼付領域の大きさとの一致度の少なくとも一方の一致度がしきい値以上となるレイアウトに変更してもよい。
画像貼付手段は,レイアウト変更が行われた台紙画像に含まれている画像貼付領域のアスペクト比と同じアスペクト比となるように,レイアウト変更前に貼付されていた画像と追加する画像とをトリミングするトリミング手段を備えてもよい。この場合,トリミング手段によりトリミングされた画像を,レイアウト変更が行われた台紙画像に貼付することが好ましい。
画像貼付手段は,たとえば,レイアウト変更前に貼付されていた画像の回転角度とレイアウト変更後に貼付される画像の回転角度とを一致させて,レイアウト変更が行われた台紙画像に,レイアウト変更前に貼付されていた画像と追加する画像とを貼付してもよい。
画像貼付手段は,レイアウト変更手段による画像貼付領域のレイアウト変更を停止して台紙画像の余白領域に追加する画像を貼付する場合に,追加する画像のアスペクト比を変更して貼付してもよい。
台紙画像に貼付されている画像の削除指示があったかどうかを判定する削除指示判定手段,および削除指示判定手段によって削除指示があったことに応じてレイアウト変更手段による画像貼付領域のレイアウト変更を停止して,指示された画像を台紙画像から削除する削除手段をさらに備えてもよい。
再レイアウト指示を入力する第2の再レイアウト指示入力手段をさらに備えてもよい。この場合,削除手段は,第2の再レイアウト指示入力手段から再レイアウト指示の入力があり,かつ削除指示判定手段によって削除指示があったと判定されたことに応じて,指示された画像を台紙画像から削除し,画像貼付手段は,たとえば,レイアウト変更手段による画像貼付領域のレイアウト変更を行い,レイアウト変更が行われた台紙画像に,削除手段によって画像が削除された台紙画像に貼付されている画像を貼付する。
台紙画像に貼付されている画像のうち,入れ替えるべき古い画像と入れ替え後の新たな画像とを指示して画像の入れ替え指示を行う画像入替指示手段,および入替指示手段によって指示された入れ替えるべき古い画像のアスペクト比と入れ替える新たな画像とのアスペクト比とが一致しているか不一致かを判定するアスペクト比判定手段をさらに備えてもよい。この場合,画像貼付手段は,アスペクト比判定手段によって,入れ替えるべき古い画像のアスペクト比と入れ替えられる新たな画像のアスペクト比とが不一致と判定されたことに応じて,レイアウト変更手段による画像貼付領域のレイアウト変更を行い,レイアウト変更が行われた台紙画像に画像入替指示手段によって指示された入れ替え後の新たな画像を貼付し,アスペクト比判定手段によって,入れ替えるべき古い画像のアスペクト比と入れ替えられる新たな画像のアスペクト比とが一致と判定されたことに応じて,レイアウト変更手段による画像貼付領域のレイアウト変更を停止し,画像入替指示手段によって指示された入れ替えるべき古い画像と入れ替える新たな画像とを入れ替えてもよい。
台紙画像表示制御手段は,たとえば,画像が貼付されていない画像貼付領域に,画像を貼付できることを示すマークおよび文章の少なくとも一方を表示させる。
台紙画像表示制御手段は,たとえば,画像貼付領域の区画を表示させる。
余白領域判定手段は,追加貼付指示判定手段によって台紙画像に画像の追加貼付指示があったと判定されたことに応じて,台紙画像に画像の追加貼付ができる余白領域が複数存在するかどうか判定し,画像貼付手段は,余白領域判定手段によって複数の余白領域が存在すると判定された場合にレイアウト変更手段による画像貼付領域のレイアウト変更を停止して,複数の余白領域のうち,追加する画像のアスペクト比ともっとも近いアスペクト比をもつ余白領域に追加する画像を貼付するものでもよい。
この発明によると,画像の追加貼付指示があり,かつ台紙画像に画像の追加貼付ができる余白領域が存在すると判定された場合には,レイアウトの変更は停止させられ,画像の追加貼付指示があり,かつ台紙画像に画像の追加貼付ができる余白領域が存在しないと判定された場合には,レイアウト変更が行われる。台紙画像に余白領域が存在しないにも関わらず,画像の追加貼付指示が行われる場合であれば,画像の追加貼付のためにレイアウトの変更が必要であるとユーザが分かるので,レイアウト変更が行われてもユーザは違和感が無い。台紙画像に余白領域が存在する場合には,レイアウト変更が停止させられるので,思いがけずにレイアウトが変更されてしまうことが未然に防止される。
画像レイアウト装置の電気的構成を示すブロック図である。 画像レイアウト装置の処理手順を示すフローチャートである。 画像レイアウト装置の処理手順を示すフローチャートである。 編集ウインドウの一例である。 編集ウインドウの一例である。 編集ウインドウの一例である。 編集ウインドウの一例である。 画像レイアウト装置の処理手順を示すフローチャートである。 編集ウインドウの一例である。 画像レイアウト装置の処理手順を示すフローチャートである。 画像レイアウト装置の処理手順を示すフローチャートである。 ページ画像一覧ウインドウの一例である。 レイアウト変更処理手順を示すフローチャートである。 レイアウト変更処理手順を示すフローチャートである。 画像貼付領域と,画像貼付領域に貼付する画像とを示している。 画像貼付処理手順を示すフローチャートである。 画像貼付処理手順を示すフローチャートである。 画像レイアウト装置の処理手順を示すフローチャートである。 編集ウインドウの一例である。 画像レイアウト装置の処理手順を示すフローチャートである。 編集ウインドウの一例である。 画像レイアウト装置の処理手順を示すフローチャートである。 編集ウインドウの一例である。 編集ウインドウの一例である。 編集ウインドウの一例である。 編集ウインドウの一例である。 編集ウインドウの一例である。 画像レイアウト装置の処理手順を示すフローチャートである。
[実施例1]
図1は,この発明の実施例を示すもので,画像レイアウト装置1の電気的構成を示すブロック図である。
画像レイアウト装置1の全体の動作は,CPU(Central Processing Unit)2によって統括される。
画像レイアウト装置1には,画像レイアウト装置1にコマンド等を与えるための入力装置としてキーボード3およびマウス4が含まれている。これらのキーボード3およびマウス4からのコマンド等は,入力制御装置5を介してCPU2に与えられる。また,画像レイアウト装置1には,データ等を一時的に記憶するメモリ8,ハードディスク7およびハードディスク7にアクセスするためのハードディスク・ドライブ6ならびに表示装置10および表示装置10を制御するための表示制御装置9が含まれている。
画像レイアウト装置1には,さらに,メモリ・カード12にアクセスするためのメモリ・カード・リーダ・ライタ11,CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)14にアクセスするためのCD-ROMドライブ13およびインターネットなどのネットワークと接続するための通信装置15が含まれている。
後述する動作を制御する,コンピュータが読み取り可能なプログラムが格納されているCD-ROM14(記録媒体)がCD-ROMドライブ13によって読み取られ,その読み取られたプログラムが画像レイアウト装置1にインストールされる。そのようなプログラムは,CD-ROM14以外のメモリ・カード12のような可搬型記録媒体に格納されていてもよいし,画像レイアウト装置1にあらかじめインストールされていてもよい。また,インターネットなどのネットワークを介して通信装置15によってプログラムが受信され,受信されたプログラムが画像レイアウト装置1にインストールされるようにしてもよい。
図2および図3は,画像レイアウト装置1の処理手順を示すフローチャートである。アルバム(電子アルバム)を生成する際に行われる処理の一部が,図2および図3によって示されている。アルバムを生成する実施例について説明するが,画像のレイアウトに関するものであれば,ポストカードなどアルバムを生成するものに限らない。
表示装置10の表示画面には,複数の画像が保存されている保存場所を指定するための保存場所指定画像が表示される。保存場所指定画像を用いて,ハードディスク7,CD-ROM14,メモリ・カード12,ネットワーク上の保存領域などの保存場所をユーザは指定することができる。画像レイアウト装置1にUSB(Universal Serial Bus)メモリ(図示略)を接続できる場合には,保存場所としてUSBメモリの指定もできる。ユーザは,キーボード3またはマウス4を用いて,アルバムの生成に用いる画像の保存場所を指定する(ステップ21)。この実施例では,画像の保存場所としてメモリ・カード12がユーザによって指定されたものとする。画像の保存場所を指定する前または画像の保存場所を指定した後に,画像の保存場所に保存されている複数の画像の中から,さらに複数の画像の範囲を特定してもよい。たとえば,撮影期間が指定され,その指定された撮影期間内に撮影された複数の画像が,画像の保存場所に保存されている複数の画像の中から特定されてもよい。
つづいて,ユーザによってアルバムのページ数が選択される(ステップ32)。複数種類のページ数があらかじめ定められており,それらの複数種類のページ数の中からいずれかのページ数がユーザによって選択される。アルバムのページ数が1種類の場合には,アルバムのページ数の選択は不要となる。
ユーザによってページ数が選択されると,選択されたページ数に対応するページ数を有する台紙画像(テンプレート)がCPU2によって決定される(ステップ23)。それぞれの台紙画像には,画像を貼付する画像貼付領域が含まれている。ユーザによって指定された保存場所に保存されている複数の画像の中から,台紙画像に貼付される画像が抽出される(ステップ24)。適切な明度をもつ画像,合焦の程度が高い画像,主要被写体が中心位置に存在する画像など,所定の画像抽出アルゴリズムにしたがって,それぞれの台紙画像に貼付される画像がCPU2によって抽出される。複数の画像の中から抽出された画像は,CPU2によって台紙画像の画像貼付領域に貼付される(ステップ25)。画像が貼付された台紙画像が表示制御装置9(台紙画像表示制御手段)によって表示装置10の表示画面に表示させられる(ステップ26)。
図4は,表示装置10の表示画面に表示される編集ウインドウ40の一例である。
編集ウインドウ40には,ページ画像41が含まれている。ページ画像41は,台紙画像41Aに含まれている画像貼付領域に画像が貼付されているものである。ページ画像41は,アルバム(電子アルバム)を構成するページを表す画像である。ページ画像41は,アルバムの中の特定のページを表している。ページ送りなどにより,他のページを表すページ画像が編集ウインドウ40に表示されるのはいうまでもない。この実施例では,ページ画像41は,見開きページを表しているが,見開きページでなくともよい。
台紙画像41Aに含まれている画像貼付領域に,画像P1から画像P10が貼付されている。画像P1から画像P10が貼付されている10個の位置に画像貼付領域が規定されている。画像P1から画像P10が,CPU2によって複数の画像の中から抽出された画像である。また,台紙画像41Aには,飾り43も含まれている。
編集ウインドウ40の下方には,画像一覧表示領域42が形成されている。この画像一覧表示領域42には,ユーザによって指定された保存場所に保存されている複数の画像のうち,アルバムを構成する台紙画像41Aなどに貼付されていない画像(サムネイル画像)が一覧で表示されている。スクロールすることにより,ユーザによって指定された保存場所に保存されている複数の画像のうち,画像一覧表示領域42に表示されていない画像が,画像一覧表示領域42に表示される。
CPU2によって抽出された画像の他に,ユーザが選択した画像を,台紙画像41Aにユーザが追加して貼付できる。たとえば,画像一覧表示領域42に表示されている画像の中から追加したい画像を,画像一覧表示領域42からページ画像41にドラッグ・アンド・ドロップすることにより,台紙画像41Aに画像を追加できる。図5に矢印で示すように,画像一覧表示領域42に表示されている画像P22を台紙画像41Aに追加する場合には,画像P22がマウス4によってページ画像41にドラッグ・アンド・ドロップされる。ページ画像41への画像のドロップ場所は,台紙画像41Aに貼付されている画像P1から画像P10のいずれかの上でもよいし,台紙画像41Aにおいて画像が貼付されていない部分でもよい。ページ画像41上のどこかの場所に,追加する画像がドロップされればよい。
画像のドラッグ・アンド・ドロップが,台紙画像41Aに画像の追加貼付指示があったとCPU2(追加貼付指示判定手段)によって判定される。このように,台紙画像41Aに画像の追加貼付指示があると(ステップ27でYES),台紙画像41Aに画像の追加貼付ができる余白領域が存在するかどうかがCPU2(余白領域判定手段)によって判定される(ステップ28)。
余白領域は,画像を貼付した場合に,鑑賞に堪える大きさで画像を貼付できる大きさをもつものをいう。余白領域は,台紙画像41Aにあらかじめ規定されている画像貼付領域を含むが,画像貼付領域に限らず,画像貼付領域以外の領域であってもよい。たとえば,台紙画像41Aの見開きページまたは左右のいずれかのページに貼付されている画像P1からP10のうち最小の画像の大きさの領域,台紙画像41Aに含まれる画像貼付領域のうち,最小の画像貼付領域の大きさの領域,アルバム全体に含まれる画像貼付領域(アルバを構成する台紙画像41Aおよび台紙画像41A以外の台紙画像に含まれる画像貼付領域)のうち,最小の画像貼付領域の大きさの領域,絶対値で縦,横のそれぞれが何センチ・メートル以上と決められている大きさの領域,見開きページまたは左右いずれかのページの大きさの1/n(nは正の整数,1より大きい小数)の大きさの領域,見開きページまたは左右いずれかのページの縦の長さまたは横の長さの1/m(mは正の整数,1より大きい小数)よりも一辺が大きい領域などを余白領域としてもよい。
余白領域が存在する場合には(ステップ28でYES),台紙画像41Aのレイアウト変更はCPU2によって停止させられる(ステップ29)。その余白領域に,追加される画像がCPU2によって貼付される(ステップ30)。レイアウトの変更を停止するとは,通常はレイアウトの変更をしている場合においてレイアウトの変更を停止することと,通常はレイアウトの変更をしていない場合においてレイアウトの変更をしていない状態を維持することと,ののいずれも含む。この実施例に限らず,他の実施例においても同様である。
図6は,余白領域が存在すると判断された場合に画像P22が追加されたページ画像41の一例である。
追加貼付指示があり,かつ余白領域が存在すると判断されると,追加する画像として指定された画像P22が,その余白領域に貼付される。図6に示す例では,画像P6の上であり,画像P7の左側に,追加された画像P22が貼付されている。
追加貼付指示があり(ステップ27でYES),かつページ画像41に余白領域が存在しないとCPU2(余白領域判定手段)によって判定されると(ステップ28でNO),画像P22を追加するために台紙画像41Aのレイアウト変更(台紙画像41Aに含まれる画像貼付領域のレイアウト変更)がCPU2によって行われる(ステップ31)。レイアウト変更が行われた台紙画像に,レイアウト変更前に台紙画像41Aに貼付されていた画像P1からP10および追加する画像P22がCPU2(画像貼付手段)によって貼付させられる(ステップ32)。レイアウトを変更するとは,通常はレイアウトを変更する場合においてレイアウトを変更する状態を維持することと,通常はレイアウトを変更しない場合においてレイアウトを変更することと,のいずれも含む。この実施例に限らず,他の実施例においても同様である。
図7は,レイアウト変更した台紙画像41Aの一例である。
台紙画像41Aに含まれている画像貼付領域のレイアウトがCPU2(レイアウト変更手段)によって変更(必要に応じて追加されている)させられ,変更された画像貼付領域に,レイアウト変更前に台紙画像41Aに貼付されていた画像P1からP10および追加した画像P22が貼付されている。図7に示す台紙画像41Aのレイアウトは,図4に示すようにレイアウト変更前の台紙画像41Aのレイアウトと異なっている。画像貼付領域のレイアウトを変更せずに,台紙画像41Aの画像貼付領域のレイアウトと異なる別の台紙画像41Aを利用することにより,画像貼付領域のレイアウトを実質的に変更してもよい。
この実施例では,余白領域が存在する場合には,台紙画像41Aのレイアウトが変更しないので,思いもよらずにレイアウトが変更することによるユーザの戸惑いを未然に防止できる。
[実施例2]
図8および図9は,実施例2を示している。
図8は,画像レイアウト装置1の処理手順の一部を示すフローチャートであり,図3に対応する。図2ステップ21からステップ26の処理に図8に示す処理が行われる。図8において,図3に示す処理と同一の処理については同一符号を付す。図9は,編集ウインドウ40の一例であり,図6に対応している。
台紙画像41Aへの追加貼付指示があると(ステップ27でYES),その台紙画像41Aに余白領域が存在するかどうかがCPU2によって判定される(ステップ28)。
余白領域が存在しない場合には(ステップ28でNO),画像を重畳して貼付することを許可するか許可しないかがCPU2(重畳貼付判定手段)によって判定される(ステップ33)。画像の重畳貼付を許可するか許可しないかは,あらかじめユーザによって設定されており,その設定に応じて判定される。
画像の重畳貼付が許可されていない場合には(ステップ33でNO),追加する画像P22を貼付する領域が台紙画像41Aに存在しないためにレイアウト変更が行われる(ステップ31)。レイアウト変更された台紙画像41Aに,レイアウト変更前に貼付されていた画像P1からP10および追加する画像P22が,レイアウト変更された台紙画像41Aに貼付される(ステップ32)。
余白領域が存在する(ステップ28でYES),あるいは画像の重畳貼付が許可されている(ステップ33でYES)場合には,レイアウト変更が停止させられ(ステップ29),余白領域に追加する画像P22が貼付される,あるいは台紙画像41Aにすでに貼付されている画像に重畳するように,追加する画像P22が台紙画像41Aに貼付される(ステップ30A)。
図9を参照して,画像P5,画像P6および画像P7に重畳するように,台紙画像41Aに画像P22が追加されている。追加する画像P22の大きさは,たとえば,余白領域の大きさとなるが,その他の大きさとしてもよいし,ユーザがマウス4を用いて拡大および縮小のいずれか一方ができるようにしてもよい。また,追加する画像P22の位置は,ユーザによって画像がドラッグ・アンド・ドロップされた位置(ユーザによって決定された位置)でもよいし,台紙画像41Aの中で画像P1からP10が貼付されていない部分のうち,もっとも大きな部分を含むような位置としてもよい。台紙画像41Aにすでに貼付されている画像P1からP10のうち画像の一部または画像のすべてを,追加する画像が重なってもよい。また,重なる割合を決めておき,その割合までの画像の重畳を許可するようにしてもよい。
実施例2によると画像の重畳が許可される場合には,レイアウト変更される割合が少なくなるので,レイアウト変更によりユーザの戸惑いをより防ぐことができる。
[実施例3]
図10は,実施例3を示すもので,画像レイアウト装置1の処理手順の一部を示すフローチャートである。図10に示す処理は,図3および図8に対応する。図3ステップ21からステップ26までの処理につづいて図10に示す処理が行われる。図10において,図3に示す処理と同一の処理については同一符号を付す。
追加貼付指示があり(ステップ27でYES),かつ余白領域が存在する場合には(ステップ28でYES),再レイアウト指示が画像レイアウト装置1に入力されたかどうかがCPU2によって判断される(ステップ34)。たとえば,余白領域が存在すると判断された場合に(ステップ28でYES),表示装置10の表示画面に,余白領域が存在する場合であっても,台紙画像41Aの画像貼付領域の再レイアウトを行うかどうかをユーザに確認するための確認画像が表示される。その確認画像には,再レイアウトを行う場合にクリックされる領域と,再レイアウトを行わない場合にクリックされる領域とが含まれ,再レイアウトを
行う場合にクリックされる領域がマウス4(再レイアウト入力手段)によってクリックされることにより,再レイアウト指示が画像レイアウト装置1に入力される(ステップ34でYES)。
再レイアウト指示が入力された場合には(ステップ34でYES),余白領域が存在すると判定された場合であっても台紙画像41Aの画像貼付領域のレイアウト変更が行われ,レイアウト変更が行われた台紙画像に,レイアウト変更前に貼付されていた画像と追加する画像とが貼付される(ステップ32)。再レイアウト指示が入力されない場合には(ステップ34でNO),レイアウト変更が停止され(ステップ29),余白領域に追加された画像が貼付される(ステップ30)。
実施例3によると,余白領域が存在する場合であっても,強制的にレイアウト変更を行うことができる。
[実施例4]
図11および図12は,実施例4を示している。
図11は,画像レイアウト装置1の処理手順を示すフローチャートである。
図11に示す処理が行われる場合には,図4などに示した編集ウインドウ40には,ページ画像一覧表示ボタンが設けられる。そのページ画像一覧表示ボタンがマウス4を用いてユーザによってクリックされると,表示装置10の表示画面には図12に示すページ画像一覧ウインドウ60が表示される。
ページ画像一覧ウインドウ60は,ページ画像一覧表示ボタンがクリックされた編集ウインドウ40に表示されているページ画像41(台紙画像41A)のレイアウト変更が行われた場合に,その変更されたレイアウトをもつページ画像を一覧で表示する。図12に示すページ画像一覧ウインドウ60には,ページ画像P31からページ画像P40までの10個のページ画像が表示されており,10回のレイアウト変更が行われたことを示している。ページ画像一覧ウインドウ60には,「戻る」の文字が付されている戻るボタン63も表示されている。戻るボタン63がマウス4を用いてクリックされることにより,ページ画像一覧ウインドウ60から編集ウインドウ40に戻る。
表1は,メモリ8(レイアウト変更状況記憶手段)に記憶されるレイアウト変更状況テーブルの一例である。
Figure 2018055533
表1には,No.に対応して,レイアウトを表すデータ(レイアウト)およびレイアウト変更前の台紙画像に貼付されていた画像を特定するデータ(画像ファイル名)が,レイアウト変更ごとに格納されている。レイアウト変更状況テーブルに「レイアウト」に対応して格納されている「レイアウトL1」,「レイアウトL2」などがレイアウトを表すデータを示している。レイアウトを表すデータには,ページ画像(台紙画像)に含まれる画像貼付領域の位置,大きさなどを示すデータが含まれているのはいうまでもない。
レイアウト変更状況テーブルには,No.1からNo.10までのレイアウトを表すデータおよび画像を特定するデータが格納されている。これらのNo.1からNo.10までのレイアウトを表すデータおよび画像を特定するデータは,図12に示したページ画像一覧ウインドウ60に表示されているページ画像P31からページ画像P40に対応する。たとえば,ページ画像P31は,レイアウト変更状況テーブルに格納されているNo.1のレイアウトを表すデータによって画像貼付領域がレイアウトされており,かつレイアウト変更状況テーブルに格納されているNo.1の画像を特定するデータによって特定される画像が貼付されている。このように,レイアウト変更状況テーブルに格納されているレイアウトを表すデータおよび画像を特定するデータを用いることにより,レイアウトが変更されたページ画像(画像貼付領域のレイアウトが変更された台紙画像)を再現できる。
図11に戻って,一覧で表示されているページ画像P31からP40の中から,所望のレイアウトのページ画像があれば,ユーザは,マウス4を用いて,その所望のレイアウトのページ画像を指定する(ステップ52)。指定されたページ画像に対応するレイアウトを表すデータおよび画像を特定するデータがメモリ8に記憶されているレイアウト変更状況テーブルからCPU2(読出手段)によって読み出される(ステップ53)。読み出されたレイアウトを表すデータが表すレイアウトとなるように,台紙画像に,読み出された画像を特定するデータによって特定される画像がCPU2によって貼付される(ステップ54)。
上述の実施例では,図12に示すように,ページ画像P31からP40を一覧で表示し,その中から所望のレイアウトをもつページ画像を選択しているが,必ずしもページ画像を表示する必要は無い。例えば,表1に対応するレイアウトの変更履歴を表示し,その中から所望のレイアウトを指定するようにしてもよいし,単にレイアウト変更状況テーブルのNo.を入力することにより,そのNo.に対応するレイアウトを指定するようにしてもよい。
実施例4によると,レイアウト変更が行われた場合であっても,過去に行われたレイアウトに戻すことができる。
[実施例5]
表2は,実施例5を示すもので,カテゴリ・テーブルの一例である。
Figure 2018055533
カテゴリ・テーブルは,種類ごとにレイアウトを分類して記憶するものである。表2に示すカテゴリ・テーブルでは,ダイナミック・レイアウトとベーシック・レイアウトとの2つのカテゴリにレイアウトが分けられているが,3つ以上のカテゴリに分けてもよい。カテゴリ・テーブルは,メモリ8に記憶される。
ダイナミック・レイアウトは,見開きページを構成する左右のページにわたっている画像貼付領域を含むレイアウトである。たとえば,レイアウトL2(図12に示すページ画像P32),レイアウトL5(図12に示すページ画像P35)などがダイナミック・レイアウトである。ベーシック・レイアウトは,見開きページを構成する左右のページのそれぞれのページ内に画像貼付領域が収まるレイアウトである。たとえば,レイアウトL1(図12に示すページ画像P31),レイアウトL3(図12に示すページ画像P33)などがベーシック・レイアウトである。他のカテゴリによってレイアウトを分けてもよい。
このように,カテゴリによってレイアウトが分けられていると,図3ステップ31の処理などにより台紙画像の画像貼付領域のレイアウト変更が行われる場合には,同一カテゴリのレイアウトに変更される。
実施例5によると,レイアウト変更が行われる場合には,同一カテゴリのレイアウトに変更されるから,レイアウトが変わってもユーザの違和感を少なくできる。
[実施例6]
図13は,実施例6を示すもので,レイアウト変更処理手順(図3ステップ31の処理手順)を示すフローチャートである。
レイアウト変更が行われる場合には,CPU2によって新しい台紙画像を表すデータがメモリ8から読み出される(ステップ71)。読み出されたデータによって表される新しい台紙画像の画像貼付領域のレイアウトと,レイアウト変更の対象となった台紙画像の画像貼付領域のレイアウトと,のレイアウトがCPU2によって算出される(レイアウト近似度算出手段)(ステップ72)。レイアウト近似度は,画像貼付領域の数,画像貼付領域の大きさ,画像貼付領域の位置などのそれぞれの近似度を算出して総合的に算出される。
算出されたレイアウト近似度が,あらかじめ定められているしきい値以上かどうかがCPU2によって判定される(ステップ73)。しきい値以上であれば(ステップ73でYES),その新しく読み出された台紙画像に,レイアウト変更前に貼付されていた画像および追加した画像がCPU2によって貼付される(ステップ74)。しきい値以上でなければ(ステップNO),次の台紙画像を表すデータがメモリ8から読み出され(ステップ71),レイアウト近似度が算出される(ステップ72)。しきい値以上のレイアウト近似度となると(ステップ73でYES),その台紙画像に画像が貼付される(ステップ74)。
図13に示す処理では,しきい値以上のレイアウト近似度となる台紙画像が見つかると,その台紙画像に画像が貼付されるが,レイアウト近似度の最も高い(最も高いレイアウト近似度はしきい値以上でもしきい値未満でもよい)台紙画像を見つけ,その台紙画像に画像が貼付されるようにしてもよい。
実施例6によると,レイアウトの近い台紙画像に画像が貼付されるので,ユーザは違和感が生じない。
[実施例7]
図14は,実施例7を示すもので,レイアウト変更処理手順(図3ステップ31の処理手順)を示すフローチャートである。
レイアウト変更が行われると判定されると,新しい台紙画像を表すデータがメモリ8から読み出される(ステップ81)。読み出されたデータによって表される新しい台紙画像に含まれている画像貼付領域によって特定される画像の表示順序と,レイアウト変更前の台紙画像に含まれている画像貼付領域によって特定される画像の表示順序と,の一致度がCPU2によって算出される(ステップ82)。表示順序の一致度は,画像貼付領域の位置および数がどの程度一致しているかどうかによって算出されよう。また,読み出されたデータによって表される新しい台紙画像に含まれている画像貼付領域の大きさの一致度と,レイアウト変更前の台紙画像に含まれている画像貼付領域の大きさの一致度と,がCPU2によって算出される(ステップ83)。
画像の表示順序の一致度および画像の大きさの一致度との少なくとも一方がしきい値以上となる台紙画像であると(ステップ84でYES),読み出されたデータによって表される台紙画像に,レイアウト変更前に貼付されていた画像および追加された画像がCPU2によって貼付される(ステップ85)。
画像の表示順序の一致度および画像の大きさの一致度とのいずれもしきい値以上とならなければ(ステップ84でNO),ステップ81からの処理が繰り返される。
図14に示す実施例では,画像の表示順序の一致度および画像の大きさの一致度との少なくとも一方がしきい値以上となる台紙画像を用いてレイアウト変更が行われるが,画像の表示順序の一致度および画像の大きさの一致度の両方がしきい値以上となる台紙画像を用いてレイアウト変更が行われようにしてもよい。また,画像の表示順序の一致度および画像の大きさの一致度との両方の一致度を算出せずに,いずれか一方の一致度を算出し,算出された一致度がしきい値以上となる台紙画像を用いてレイアウト変更が行われるようにしてもよい。
実施例7においても,レイアウトの近い台紙画像に画像が貼付されるので,ユーザは違和感が生じない。
[実施例8]
図15は,実施例8を示している。
図15は,レイアウト変更が行われた場合に,新たな台紙画像に含まれている画像貼付領域Arと画像貼付領域Arに貼付される画像P30の一例である。画像貼付領域Arに貼付される画像P30は,レイアウト変更前の台紙画像に貼付されていた画像でもよいし,レイアウト変更前の台紙画像には貼付されていず,追加される画像でもよい。
画像P30のアスペクト比は,横(横方向の長さ):縦(縦方向の長さ)=16:9であり,画像貼付領域Arのアスペクト比は,横:縦=4:3である。このために,画像P30を一律に拡大または縮小しても,画像P30を画像貼付領域Arに隙間なく貼付することはできない。このために,この実施例では,アスペクト非が画像貼付領域Arのアスペクト比と同じとなるように画像P30がCPU2(トリミング手段)によってトリミングされる。トリミングにより,画像P30の両端の画像部分91および92(ハッチングで示されている)が取り除かれる。
実施例8によると,画像貼付領域Arの大きさに合うように,貼付される画像が調整される。
[実施例9]
図19は,実施例9を示すもので,画像貼付処理手順を示すフローチャートである。
実施例9は,レイアウト変更前に貼付されていた画像の回転角度と同じ回転角度となるように,レイアウト変更後に画像を台紙画像の画像貼付領域に貼付するものである。
レイアウト変更前の画像の回転角度がCPU2(回転角度検出手段)によって検出される(ステップ101)。マウス4を利用して画像を回転させて台紙画像に貼付することができ,画像の回転角度は,レイアウト・データとして,表1に示すようにレイアウト変更状況テーブルに記憶されており,CPU2によって検出される(ステップ101)。
レイアウトが変更され,新たな台紙画像に画像が貼付されることとなると,その読み出された回転角度となるように,台紙画像の画像貼付領域に画像がCPU2によって貼付される(ステップ102)。
実施例9によると,レイアウト変更前後の画像の回転角度が一致するので,レイアウト変更によるユーザの違和感を軽減できる。
[実施例10]
図17は,実施例10を示すもので,画像貼付処理手順(図3ステップ30の処理手順)を示すフローチャートである。
実施例8においては,画像貼付領域に画像を貼付する際に,画像貼付領域のアスペクト比と同じアスペクト比となるように画像をトリミングしているが,実施例10においては,余白領域(画像貼付領域に限らない)に追加する画像を貼付する際に,その余白領域のアスペクト比となるように,追加する画像のアスペクト比を変更(トリミングに限らない)するものである。
レイアウト変更を停止して余白領域に画像が貼付される場合には(ステップ111でYES),CPU2によって余白領域のアスペクト比が検出される(ステップ112)。検出された余白領域のアスペクト比と同じとなるように,追加する画像のアスペクト比がCPU2によって調整される(ステップ113)。たとえば,追加する画像をトリミングすることによりアスペクト比を同じとしてもよいし,追加する画像の縦方向を横方向に比べて拡大または縮小する,あるいは追加する画像の横方向を縦方向に比べて拡大または縮小することにより,アスペクト比を同じとしてもよい。アスペクト比が調整された画像がCPU2によって余白領域に貼付される(ステップ114)。
実施例10によると,余白領域に合致した画像を貼付できるようになる。
[実施例11]
図18および図19は,実施例11を示している。
図18は,画像レイアウト装置1の処理手順の一部を示すフローチャートであり,図3の処理手順に対応している。図18に示す処理手順は,図2のステップ21からステップ26の後につづく。
追加貼付指示がなく(ステップ27でNO),画像レイアウト装置1の画像の削除指示があったとCPU2(削除指示判定手段)によって判定されると(ステップ101でYES),レイアウト変更は停止させられ(ステップ122),指示された画像がCPU2(削除手段)によってページ画像から削除される(ステップ123)。追加貼付指示があった場合にも同様に,画像削除指示があった場合に,レイアウト変更を停止して,指示された画像が削除されてもよい。
たとえば,図4に示す画像P4がマウス4によって選択され,キーボード3に含まれるdeleteキーが押されることにより,画像P4に対する削除指示があったとCPU2によって判定される。すると,レイアウト変更は行われずに,画像P4がCPU2によって削除される。
図19は,編集ウインドウ40の一例である。
編集ウインドウ40に含まれているページ画像41からは,レイアウトが変更することなく,画像P4が削除されている。
実施例11においては,画像が削除されてもレイアウトが変更されないので,画像が削除された場合にユーザの意図せずにレイアウトが変更されてしまうような戸惑いが無い。
[実施例12]
図20および図21は,実施例12を示している。
図20は,画像レイアウト装置1の処理手順の一部を示すフローチャートであり,図3などに対応している。図20の処理は,図2ステップ21からステップ26の処理につづく。
追加貼付指示が無く(ステップ27でNO),画像の削除指示があると(ステップ121でYES),再レイアウト指示が画像レイアウト装置1に入力されたかどうかがCPU2によって判断される(ステップ124)。たとえば,削除指示があったと判断された場合に(ステップ124でYES),表示装置10の表示画面に,台紙画像41Aの画像貼付領域の再レイアウトを行うかどうかをユーザに確認するための確認画像が表示される。その確認画像には,再レイアウトを行う場合にクリックされる領域と,再レイアウトを行わない場合にクリックされる領域とが含まれ,再レイアウトを行う場合にクリックされる領域がマウス4(再レイアウト入力手段)によってクリックされることにより,再レイアウト指示が画像レイアウト装置1に入力される(ステップ124でYES)。
再レイアウト指示が入力された場合には(ステップ124でYES),削除指示が入力されたと判定された場合であっても台紙画像41Aの画像貼付領域のレイアウト変更が行われ(ステップ125),レイアウト変更が行われた台紙画像に,画像が削除され,削除指示があった画像以外の画像であって,レイアウト変更前に貼付されていた画像がレイアウト変更された台紙画像に貼付される(ステップ126)。再レイアウト指示が入力されない場合には(ステップ124でNO),レイアウト変更が停止され(ステップ122),画像が削除される(ステップ123)。
図21は,編集ウインドウ40の一例である。
図20に示す編集ウインドウ40においては,画像P4が削除されてもレイアウト変更が行われていないが,図21に示す編集ウインドウ40においては,画像P4が削除され,レイアウト変更が行われたものを示している。
実施例12によると,再レイアウト指示が入力されることにより,画像が削除された場合には強制的にレイアウト変更をできるようになる。
[実施例13]
図22から図25は,実施例13を示している。
図22は,画像レイアウト装置1の処理手順の一部を示すフローチャートである。図22に示す処理は,図2ステップ21からステップ26につづく。
台紙画像41Aに貼付されている古い画像と,画像一覧表示領域42に表示されている画像の中の新しい画像と,の画像の入れ替えがあったかどうかがCPU2によって判定される(ステップ131)。台紙画像41Aに貼付されている画像同士の入れ替えがあったかどうかが判定されてもよい。
画像の入れ替え指示があると(ステップ131でYES),入れ替えられる前の古い画像のアスペクト比と入れ替えられた後の新しい画像のアスペクト比とが一致しているか不一致かがCPU2(アスペクト比判定手段)によって判定される(ステップ132)。
一致している場合には(ステップ132),単に新しい画像を一律に拡大または縮小するだけで,古い画像が貼付されていた場所に新しい画像を貼付できるので,レイアウト変更する必要がない。このためにレイアウト変更は停止させられる(ステップ133)。CPU2によって画像の入れ替えが行われる(ステップ134)。
不一致の場合には(ステップ132でNO),レイアウト変更が行われ(ステップ135),レイアウト変更された台紙画像に画像が貼付される(ステップ136)。
図23は,編集ウインドウ40の一例である。
台紙画像41Aに貼付されている古い画像P6と,画像一覧表示領域42に表示されている画像P22とが入れ替えられるものとする。ユーザによってマウス4(画像入替指示手段)を用いて新しい画像P22がドラッグされ,古い画像P6上に新しい画像P22がドロップされる。このようなドラッグ・アンド・ドロップにより,画像の入れ替え指示が行われる。編集ウインドウ40に入替指示ボタンを形成し,その入替指示ボタンのクリック後にドラッグ・アンド・ドロップが行われることにより,画像の入れ替え指示が行われたものとしてもよい。
入替対象となる新しい画像P22のアスペクト比と古い画像P6のアスペクト比とは一致しているものとする。すると,レイアウト変更は行われずに,古い画像P6が貼付されていた場所(画像貼付領域)に新しい画像P22がCPU2によって貼付され,新しい画像P22が表示されていた場所に古い画像P6が表示される。
図24は,編集ウインドウ40の一例である。
台紙画像41Aに貼付されている古い画像P2と,画像一覧表示領域42に表示されている画像P22とが入れ替えられるものとする。ユーザによってマウス4(画像入替指示手段)を用いて新しい画像P22がドラッグされ,古い画像P2上に新しい画像P22がドロップされる。このようなドラッグ・アンド・ドロップにより,画像の入れ替え指示が行われる。編集ウインドウ40に入替指示ボタンを形成し,その入替指示ボタンのクリック後にドラッグ・アンド・ドロップが行われることにより,画像の入れ替え指示が行われたものとしてもよい。
入替対象となる新しい画像P22のアスペクト比と古い画像P6のアスペクト比とは不一致であるものとする。すると,レイアウト変更は行われ,レイアウト変更された台紙画像41Aに新しい画像P22がCPU2によって貼付され,古い画像P2は台紙画像41Aから削除される。
図25は,編集ウインドウ40の一例である。
図24に示したように,アスペクト比の異なる画像P2と画像P22とが入れ替えられると,図25に示すように,台紙画像41Aのレイアウトが変更され,レイアウトが変更された台紙画像41Aに,新しい画像P22が貼付される。レイアウト変更前に台紙画像41Aに貼付されていた画像のうち,入替対象とされた画像P2以外の画像P1,P3-P10もレイアウト変更後の台紙画像41Aに貼付されているのはいうまでもない。台紙画像41Aから削除された画像P2は画像一覧表示領域42に表示される。
実施例13によると,画像の入れ替えに応じたレイアウト変更を減らすことができる。
[実施例14]
図26および図27は,実施例14を示している。
図26および図27は,いずれも編集ウインドウ40の一例である。
図26を参照して,台紙画像41Aには複数の画像貼付領域が含まれており,一部の画像貼付領域には画像P1,P2,P4およびP5が貼付されている。これらの画像P1,P2,P4およびP5が貼付されている画像貼付領域以外の画像貼付領域Ar11,Ar12,Ar13,Ar14,Ar15およびAr16には画像が貼付されていない。画像が貼付されていない画像貼付領域Ar11,Ar12,Ar13,Ar14,Ar15およびAr16には,「画像を貼付できます」という文章(文章でなくとも,画像を貼付できることが分かるようなマークでもよい)が表示されている。ユーザは,この文章を見ることにより,画像貼付領域Ar11,Ar12,Ar13,Ar14,Ar15およびAr16に画像を貼付できることが分かる。また,図26においては,画像貼付領域Ar11,Ar12,Ar13,Ar14,Ar15およびAr16の区画が表示されている。これらの区画を見ることにより,貼付される画像の大きさ,アスペクト比などをユーザは確認できる。
図27を参照して,台紙画像41Aには複数の画像貼付領域が含まれており,図27においても一部の画像貼付領域には画像P1,P2,P4およびP5が貼付されている。図27においても,これらの画像P1,P2,P4およびP5が貼付されている画像貼付領域以外の画像貼付領域Ar11,Ar12,Ar13,Ar14,Ar15およびAr16には画像が貼付されていない。画像が貼付されていない画像貼付領域Ar11,Ar12,Ar13,Ar14,Ar15およびAr16には,「画像を貼付できます」という文章(文章でなくとも,画像を貼付できることが分かるようなマークでもよい)が表示されているが,画像貼付領域Ar11,Ar12,Ar13,Ar14,Ar15およびAr16の区画は表示されていない(図27においては区画が鎖線で示されているが,実際には表示されない)。ユーザは,画像貼付領域Ar11,Ar12,Ar13,Ar14,Ar15およびAr16に表示されている文章を見ることにより,画像貼付領域Ar11,Ar12,Ar13,Ar14,Ar15およびAr16に画像を貼付できることが分かる。
たとえば,台紙画像41Aに貼付されていた画像を削除することにより,画像が貼付されていない画像貼付領域Ar11などが現れる。
実施例14によると,画像を貼付できる画像貼付領域をユーザが確認できる。
[実施例15]
図28は,実施例15を示している。
図28は,画像レイアウト装置1の処理手順の一部を示すもので,図3に対応する。図28において図3に示す処理と同一の処理については同一符号を付す。図28の処理手順は,図2ステップ21から26の後につづく。
追加貼付指示があったと判定されると(ステップ57でYES),台紙画像に複数の余白領域が存在するかどうかがCPU2(余白領域判定手段)によって判定される(ステップ141)。
複数の余白領域が存在すると判定されると(ステップ141でYES),レイアウト変更は停止され(ステップ142)。複数の余白領域のうち,追加する画像のアスペクト比ともっとも近い余白領域がCPU2によって検出される(ステップ143)。検出された余白領域に,追加する画像がCPU2(画像貼付手段)によって貼付される(ステップ144)。
複数の余白領域が存在しない場合には(ステップ141でNO),余白領域が一つでも存在するかどうかがCPU2によって判定される(ステップ28)。余白領域が存在すれば(ステップ28でYES),レイアウト変更が停止され(ステップ29),余白領域に追加する画像が貼付される(ステップ30)。余白領域が一つも存在しなければ(ステップ28でNO),レイアウト変更が行われ(ステップ71),レイアウト変更前に台紙画像に貼付されていた画像および追加された画像がレイアウト変更された台紙画像に貼付される(ステップ72)。
実施例15によると,複数の余白領域が存在する場合には,追加する画像のアスペクト比に近いアスペクト比を持つ余白領域に追加する画像が貼付されるので,画像が追加された後の台紙画像(ページ画像)について違和感が無くなる。
上述した実施例によると,キーボード3やマウス4を備えた画像レイアウト装置1について説明したが,キーボード3やマウス4を備えていないスマートフォン,タブレット端末などのスマート・ディバイスにより実施してもよい。スマート・ディバイスにより上述した処理を実施する場合に,スマート・ディバイスに形成されているタッチ・パネルを利用してコマンド等の入力が行われることとなろう。
1 画像レイアウト装置,2 CPU,3 キーボード,4 マウス,5 入力制御装置,6 ハードディスク・ドライブ,7 ハードディスク,8 メモリ,9 表示制御装置,10 表示装置,11 メモリ・カード・リーダ・ライタ,12 メモリ・カード,13 CD-ROMドライブ,14 CD-ROM,15 通信装置,40 編集ウインドウ,41 ページ画像,41A 台紙画像,42 画像一覧表示領域,60 ページ画像一覧ウインドウ,63 戻るボタン,91 画像部分,Ar 画像貼付領域,Ar11 画像貼付領域,Ar12 画像貼付領域,Ar13 画像貼付領域,Ar14 画像貼付領域,Ar15 画像貼付領域,P1 画像,P2 画像,P4 画像,P5 画像,P6 画像,P7 画像,P10 画像,P22 画像,P30 画像,P31 ページ画像,P32 ページ画像,P33 ページ画像,P35 ページ画像,P40 ページ画像

Claims (19)

  1. 画像を貼付する画像貼付領域を含む台紙画像を表示装置の表示画面に表示させる台紙画像表示制御手段,
    上記台紙画像に含まれる画像貼付領域のレイアウトを変更するレイアウト変更手段,
    上記台紙画像に画像の追加貼付指示があったかどうかを判定する追加貼付指示判定手段,
    上記台紙画像に画像の追加貼付ができる余白領域が存在するかどうかを判定する余白領域判定手段,および
    上記追加貼付指示判定手段によって追加貼付指示があったと判定され,かつ上記余白領域判定手段によって余白領域が存在すると判定された場合に,上記レイアウト変更手段による画像貼付領域のレイアウトの変更を停止して上記台紙画像の余白領域に追加する画像を貼付し,上記追加貼付指示判定手段によって追加貼付指示があったと判定され,かつ上記余白領域判定手段によって余白領域が存在しないと判定された場合に,上記レイアウト変更手段による画像貼付領域のレイアウト変更を行い,レイアウト変更が行われた台紙画像に,レイアウト変更前に台紙画像に貼付されていた画像と追加する画像とを貼付する画像貼付手段,
    を備えた画像レイアウト装置。
  2. 上記画像貼付手段は,
    画像を重畳して台紙画像に貼付することを許可するか許可しないかを判定する重畳貼付判定手段をさらに備え,
    上記重畳貼付判定手段によって画像を重畳して台紙画像に貼付することを許可すると判定されたことに応じて,上記余白領域判定手段によって余白領域が存在しないと判定された場合であっても上記レイアウト変更手段による画像貼付領域のレイアウト変更を停止して上記台紙画像に追加する画像を貼付し,上記重畳貼付判定手段によって画像を重畳して台紙画像に貼付することを許可しないと判定されたことに応じて,上記余白領域判定手段によって余白領域が存在しないと判定された場合に上記レイアウト変更手段による画像貼付領域のレイアウト変更を行い,レイアウト変更が行われた台紙画像に,レイアウト変更前に貼付されていた画像と追加する画像とを貼付する,
    請求項1に記載の画像レイアウト装置。
  3. 再レイアウト指示を入力する第1の再レイアウト指示入力手段をさらに備え,
    上記画像貼付手段は,
    上記第1の再レイアウト指示入力手段に再レイアウト指示が入力された場合には,上記余白領域判定手段によって余白領域が存在すると判定された場合であっても上記レイアウト変更手段による画像貼付領域のレイアウト変更を行い,レイアウト変更が行われた台紙画像に,レイアウト変更前に貼付されていた画像と追加する画像とを貼付する,
    請求項1または2に記載の画像レイアウト装置。
  4. 上記レイアウト変更手段によるレイアウト変更前の画像貼付領域のレイアウトを表すデータおよび上記レイアウト変更手段によるレイアウト変更前の台紙画像に貼付されていた画像を特定するデータを,レイアウト変更ごとに記憶するレイアウト変更状況記憶手段,
    上記レイアウト変更状況記憶手段に記憶されているレイアウトを表すデータおよび画像を特定するデータのうち,指定されたレイアウトを表すデータおよび指定されたレイアウトによって台紙画像に貼付されていた画像を特定するデータを,上記レイアウト変更状況記憶手段から読み出す読出手段をさらに備え,
    上記画像貼付手段は,
    上記読出手段において読み出されたレイアウトを表すデータが表すレイアウトによって,上記読出手段において読み出された画像を特定するデータによって特定される画像を台紙画像に貼付する,
    請求項1から3のうち,いずれか一項に記載の画像レイアウト装置。
  5. 上記画像貼付領域のレイアウトが複数のカテゴリに分けられており,
    上記レイアウト変更手段は,
    台紙画像に含まれる画像貼付領域のレイアウトを,同一カテゴリのレイアウトに変更する,
    請求項1から4のうち,いずれか一項に記載の画像レイアウト装置。
  6. 上記レイアウト変更手段は,
    レイアウト変更前のレイアウトとレイアウト変更後のレイアウトとのレイアウト近似度がしきい値以上となるレイアウトに変更する,
    請求項1から4のうち,いずれか一項に記載の画像レイアウト装置。
  7. 上記レイアウト変更手段は,
    レイアウト変更前のレイアウトにおける画像貼付領域に貼付されている画像の表示順序とレイアウト変更後のレイアウトにおける画像貼付領域に貼付されている画像の表示順序との一致度,およびレイアウト変更前のレイアウトにおける画像貼付領域の大きさとレイアウト変更前の画像貼付領域の大きさとの一致度の少なくとも一方の一致度がしきい値以上となるレイアウトに変更する,
    請求項1から4のうち,いずれか一項に記載の画像レイアウト装置。
  8. 上記画像貼付手段は,
    レイアウト変更が行われた台紙画像に含まれている画像貼付領域のアスペクト比と同じアスペクト比となるように,レイアウト変更前に貼付されていた画像と追加する画像とをトリミングするトリミング手段を備え,
    上記トリミング手段によりトリミングされた画像を,レイアウト変更が行われた台紙画像に貼付する,
    請求項1から7のうち,いずれか一項に記載の画像レイアウト装置。
  9. 上記画像貼付手段は,
    レイアウト変更前に貼付されていた画像の回転角度とレイアウト変更後に貼付される画像の回転角度とを一致させて,レイアウト変更が行われた台紙画像に,レイアウト変更前に貼付されていた画像と追加する画像とを貼付する,
    請求項1から8のうち,いずれか一項に記載の画像レイアウト装置。
  10. 上記画像貼付手段は,
    上記レイアウト変更手段による画像貼付領域のレイアウト変更を停止して上記台紙画像の余白領域に追加する画像を貼付する場合に,追加する画像のアスペクト比を変更して貼付する,
    請求項1から9のうち,いずれか一項に記載の画像レイアウト装置。
  11. 台紙画像に貼付されている画像の削除指示があったかどうかを判定する削除指示判定手段,および
    上記削除指示判定手段によって削除指示があったことに応じて上記レイアウト変更手段による画像貼付領域のレイアウト変更を停止して,指示された画像を台紙画像から削除する削除手段,
    をさらに備えた請求項1から10に記載の画像レイアウト装置。
  12. 再レイアウト指示を入力する第2の再レイアウト指示入力手段をさらに備え,
    上記削除手段は,
    上記第2の再レイアウト指示入力手段から再レイアウト指示の入力があり,かつ上記削除指示判定手段によって削除指示があったと判定されたことに応じて,指示された画像を台紙画像から削除し,
    上記画像貼付手段は,
    上記レイアウト変更手段による画像貼付領域のレイアウト変更を行い,レイアウト変更が行われた台紙画像に,上記削除手段によって画像が削除された台紙画像に貼付されている画像を貼付する,
    請求項11に記載の画像レイアウト装置。
  13. 台紙画像に貼付されている画像のうち,入れ替えるべき古い画像と入れ替え後の新たな画像とを指示して画像の入れ替え指示を行う画像入替指示手段,および
    上記入替指示手段によって指示された入れ替えるべき古い画像のアスペクト比と入れ替える新たな画像とのアスペクト比とが一致しているか不一致かを判定するアスペクト比判定手段をさらに備え,
    上記画像貼付手段は,
    上記アスペクト比判定手段によって,入れ替えるべき古い画像のアスペクト比と入れ替えられる新たな画像のアスペクト比とが不一致と判定されたことに応じて,上記レイアウト変更手段による画像貼付領域のレイアウト変更を行い,レイアウト変更が行われた台紙画像に画像入替指示手段によって指示された入れ替え後の新たな画像を貼付し,上記アスペクト比判定手段によって,入れ替えるべき古い画像のアスペクト比と入れ替えられる新たな画像のアスペクト比とが一致と判定されたことに応じて,上記レイアウト変更手段による画像貼付領域のレイアウト変更を停止し,画像入替指示手段によって指示された入れ替えるべき古い画像と入れ替える新たな画像とを入れ替える,
    請求項1から12のうち,いずれか一項に記載の画像レイアウト装置。
  14. 上記台紙画像表示制御手段は,
    画像が貼付されていない画像貼付領域に,画像を貼付できることを示すマークおよび文章の少なくとも一方を表示させる,
    請求項1から13のうち,いずれか一項に記載の画像レイアウト装置。
  15. 上記台紙画像表示制御手段は,
    画像貼付領域の区画を表示させる,
    請求項1から14のうち,いずれか一項に記載の画像レイアウト装置。
  16. 上記余白領域判定手段は,
    上記追加貼付指示判定手段によって上記台紙画像に画像の追加貼付指示があったと
    判定されたことに応じて,上記台紙画像に画像の追加貼付ができる余白領域が複数存在するかどうか判定し,
    上記画像貼付手段は,
    上記余白領域判定手段によって複数の余白領域が存在すると判定された場合に上記レイアウト変更手段による画像貼付領域のレイアウト変更を停止して,複数の余白領域のうち,追加する画像のアスペクト比ともっとも近いアスペクト比をもつ余白領域に追加する画像を貼付する,
    請求項1から15のうち,いずれか一項に記載の画像レイアウト装置。
  17. 台紙画像表示制御手段が,画像を貼付する画像貼付領域を含む台紙画像を表示装置の表示画面に表示させ,
    レイアウト変更手段が,上記台紙画像に含まれる画像貼付領域のレイアウトを変更し,
    追加貼付指示判定手段が,上記台紙画像に画像の追加貼付指示があったかどうかを判定し,
    余白領域判定手段が,上記台紙画像に画像の追加貼付ができる余白領域が存在するかどうかを判定し,
    画像貼付手段が,上記追加貼付指示判定手段によって追加貼付指示があったと判定され,かつ上記余白領域判定手段によって余白領域が存在すると判定された場合に,上記レイアウト変更手段による画像貼付領域のレイアウトの変更を停止して上記台紙画像の余白領域に追加する画像を貼付し,上記追加貼付指示判定手段によって追加貼付指示があったと判定され,かつ上記余白領域判定手段によって余白領域が存在しないと判定された場合に,上記レイアウト変更手段による画像貼付領域のレイアウト変更を行い,レイアウト変更が行われた台紙画像に,レイアウト変更前に台紙画像に貼付されていた画像と追加する画像とを貼付する,
    画像レイアウト方法。
  18. 画像レイアウト装置のコンピュータを制御するコンピュータが読み取り可能なプログラムであって,
    画像を貼付する画像貼付領域を含む台紙画像を表示装置の表示画面に表示させ,
    上記台紙画像に含まれる画像貼付領域のレイアウトを変更させ,
    上記台紙画像に画像の追加貼付指示があったかどうかを判定させ,
    上記台紙画像に画像の追加貼付ができる余白領域が存在するかどうかを判定させ,
    追加貼付指示があったと判定され,かつ余白領域が存在すると判定された場合に,画像貼付領域のレイアウトの変更を停止して上記台紙画像の余白領域に追加する画像を貼付し,余白領域が存在しないと判定された場合に,画像貼付領域のレイアウト変更を行い,追加貼付指示があったと判定され,かつレイアウト変更が行われた台紙画像に,レイアウト変更前に台紙画像に貼付されていた画像と追加する画像とを貼付させるように画像レイアウト装置のコンピュータを制御するプログラム。
  19. 請求項18に記載のプログラムを格納した記録媒体。
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