JP2018054993A - 角膜矯正コンタクトレンズ - Google Patents
角膜矯正コンタクトレンズ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018054993A JP2018054993A JP2016193156A JP2016193156A JP2018054993A JP 2018054993 A JP2018054993 A JP 2018054993A JP 2016193156 A JP2016193156 A JP 2016193156A JP 2016193156 A JP2016193156 A JP 2016193156A JP 2018054993 A JP2018054993 A JP 2018054993A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- zone
- contact lens
- reverse
- cornea
- curvature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Eyeglasses (AREA)
Abstract
【課題】リバースゾーンの曲面を角膜に対して凸型の曲率半径とすることで、キャビティから気泡や異物を涙液の流れに乗せて排出させることができ、一方ではキャビティ内に涙液を蓄えられることができる角膜矯正コンタクトレンズを提供する。【解決手段】角膜と接するレンズ面が、ベースゾーンBと称する曲面の中央部、ベースゾーンBに連なるリバースゾーンRと称する環状の部分、リバースゾーンRに連なりアライメントゾーンAと称する環状の部分、アライメントゾーンAに連なりペリフェラルゾーンPと称する環状の部分によって構成され、リバースゾーンRの形状が角膜側に凸型の曲面であることを特徴とするコンタクトレンズ。【選択図】図6
Description
本発明は、角膜矯正コンタクトレンズに関する。より詳細には、角膜表面の形状を変形させるための構造を有する角膜矯正コンタクトレンズに関する。
近視を矯正する手段として、複数の曲率半径を多段階に設けたコンタクトレンズを夜間装用して、角膜表面の形状を変形させ、角膜自体の焦点距離を変える治療法(オルソケラトロジー)および、この治療法に使用する角膜矯正コンタクトレンズ(オルソケラトロジーレンズ)が知られている(例えば、特許文献1、特許文献2)。
角膜矯正コンタクトレンズを用いた視力矯正の仕組みを説明すると、まず近視の状態では、図1に示すように、角膜2の表面曲率半径は、網膜に対して凸の曲率半径(図1で左側に凸の非球面形状)を有する。
この角膜2に、図2に示すように、角膜矯正コンタクトレンズ1をコルセットのように装用し、角膜表面9の形状を矯正させる。
これにより、角膜矯正コンタクトレンズ1を取り外した後も、図3に示すように、角膜表面9を扁平化させた状態とすることができる。
このため、光の屈折力が調整されて、焦点が網膜6上に結ばれることとなり、一定時間、視力の改善が得られるものである。
角膜矯正コンタクトレンズの形状については、図4に示すように、角膜に接する面の形状が4つの部位に分かれるものが一般的である。すなわち、中央の角膜表面の矯正を担う球面部分がベースゾーンB、ベースゾーンの部分より移動する角膜組織を受け入れるリバースゾーンR、角膜矯正コンタクトレンズと角膜とのフィッティングを調整するアライメントゾーンA、エッジを形成し、レンズの取り外しや涙液の角膜矯正コンタクトレンズ内への流入を助けるペリフェラルゾーンPである。
図10に示すように、角膜矯正コンタクトレンズ1のリバースゾーンRにおいて、角膜矯正コンタクトレンズ1と角膜表面の間には、空間(キャビティS)が形成され、その領域に矯正された角膜の細胞組織が移行される。角膜矯正コンタクトレンズ1の設計においては、この領域を狭くするほど角膜2の形状変化を速く進めることができるが、角膜の炎症を予防するために涙液を蓄えるほか、角膜矯正コンタクトレンズの圧着により、形状が変化した角膜組織を流入させる余剰部としても機能するため、キャビティSをなくすことは好ましくない。
ここで、角膜矯正コンタクトレンズを装用したときに、キャビティ内に気泡や異物が残ると、装用している間に気泡や異物が角膜に付着してしまい、付着した部分については意図した変形へと導くことができない。この結果、角膜の表面曲率半径が部分的に乱れることとなり、視力矯正不良を引き起こす。
この課題に関し、特許文献1のマルチリバースゾーンオルソKレンズでは、図4に示すように、リバースゾーンRの曲面が、ベースゾーンBの曲面から連なり、角膜の表面より小さい曲率半径を複数もつ椀型の形状を有するものが開示されている。しかし、角膜矯正コンタクトレンズを装用したとき、図10に示すように、涙液がリバースゾーンRの曲面に沿ってキャビティ内で乱流を起こして滞留してしまい、気泡や異物が残留しやすい場合があった。
また、特許文献2に記載された角膜矯正コンタクトレンズでは、図5に示すように、涙液流出防止部7が設けられているため、涙液を蓄えることには優れている。しかし、涙液流出防止部7があることにより、涙液が角膜矯正コンタクトレンズ1の形状に沿って乱流を起こしてしまい、気泡や異物が滞留しやすくなる。その結果、気泡や異物が角膜に付着して表面曲率半径を部分的に乱すこととなり、角膜矯正コンタクトレンズ1を取り外した後に視力矯正不良を招く場合があった。
また、角膜矯正コンタクトレンズを装用するときには、図8に示すように、角膜矯正コンタクトレンズ1内に生理食塩水8や水を満たしてから、レンズを角膜2に近付けて装着する。しかし、液中に気泡が浮いていたり、ミクロな異物が入っている状態にて装着すると、図10に示すように、角膜矯正コンタクトレンズ1と角膜表面の間に形成される空間(キャビティS)に滞留しやすい。
また、リバースゾーンRの曲面は、ベースゾーンBとリバースゾーンRの移行点J1と、リバースゾーンRとアライメントゾーンAの移行点J2の間にて、一般的に凹型の形状であった。このため、日々の使用後における指での擦り洗いにおいて、付着したタンパク質や脂質を流し落とすことが不十分となることもあり、洗浄不足による異物も残りやすかった。
そして、これらの気泡や異物が角膜矯正コンタクトレンズ1と角膜表面の間に残る状態で、角膜矯正コンタクトレンズ1を装用すると、気泡や異物が起点となって、その周りの部分も矯正されるべき曲率半径へと変形させることができなくなる。その結果、角膜表面9の表面曲率半径が部分的に乱れることとなり、角膜矯正コンタクトレンズ1を取り外した後に視力矯正不良を引き起こす場合がある。
そこで、本発明は、上記の課題に鑑み、リバースゾーンの曲面を角膜に対して凸型の曲率半径とすることで、キャビティから気泡や異物を涙液の流れに乗せて排出させることができ、一方ではキャビティ内に涙液を蓄えられることができる角膜矯正コンタクトレンズを提供する。
前記課題を解決するために、本発明は、
(1)角膜と接するコンタクトレンズの面が、ベースゾーンと称する中央部分、ベースゾーンに連なるリバースゾーンと称する環状の部分、リバースゾーンに連なるアライメントゾーンと称する環状の部分、アライメントゾーンに連なるペリフェラルゾーンと称する環状の部分によって構成され、前記コンタクトレンズの中心軸を含む断面形状において、前記リバースゾーンが角膜に対して凸型の曲面であり、前記リバースゾーンの曲面の傾斜が前記ベースゾーンと前記リバースゾーンの移行点から前記リバースゾーンと前記アライメントゾーンの移行点に向かうにつれて緩やかになることを特徴とする角膜矯正コンタクトレンズである。
(1)角膜と接するコンタクトレンズの面が、ベースゾーンと称する中央部分、ベースゾーンに連なるリバースゾーンと称する環状の部分、リバースゾーンに連なるアライメントゾーンと称する環状の部分、アライメントゾーンに連なるペリフェラルゾーンと称する環状の部分によって構成され、前記コンタクトレンズの中心軸を含む断面形状において、前記リバースゾーンが角膜に対して凸型の曲面であり、前記リバースゾーンの曲面の傾斜が前記ベースゾーンと前記リバースゾーンの移行点から前記リバースゾーンと前記アライメントゾーンの移行点に向かうにつれて緩やかになることを特徴とする角膜矯正コンタクトレンズである。
また、(2)本発明の好ましい形態によれば、前記断面形状において、前記リバースゾーンの凸型の曲面における曲率半径が前記アライメントゾーンの曲率半径を基準として±10%の範囲内である、請求項1に記載の角膜矯正コンタクトレンズである。
本発明によれば、角膜の間での気泡や異物の滞留が生じにくい、角膜矯正コンタクトレンズを得ることができる。
本発明の好ましい形態について説明する。
まず、図6における角膜矯正コンタクトレンズ1は酸素透過性の高いハードコンタクトレンズが好ましく、この角膜2と接する面形状は4つの部位に分かれる。それらは、図1の角膜2と接して、角膜表面9の矯正を担う中央の球面部分が中央部分のベースゾーンB、ベースゾーンの部分より移動する角膜組織を受け入れる環状のリバースゾーンR、角膜矯正コンタクトレンズ1と角膜2とのフィッティングを調整する環状のアライメントゾーンA、エッジを形成し、レンズの取り外しや涙液の角膜矯正コンタクトレンズ1内への流入を助けるペリフェラルゾーンPである。
ベースゾーンBの曲率半径RBは、コンタクトレンズ中心軸Mを含む断面形状において、中心点CBはコンタクトレンズ中心軸M上に位置し、角膜2が矯正したい度数になるように曲率半径が決定される。この曲率半径に応じて角膜2の形状が変化するため近視を矯正することができる。
リバースゾーンRでは、角膜矯正コンタクトレンズ1と角膜2の間に空間が生じることにより、ベースゾーンBにて矯正された角膜2の細胞組織が移行される役割を担う。
アライメントゾーンAでは、角膜2と接触、ないしは数ミクロンの距離をおいて接触に近い状態とし、角膜矯正コンタクトレンズ1のセンタリング調整に寄与する。また、アライメントゾーンAの曲率半径RAは、角膜2へのフィッティングを高めるためにも、中心点CAはコンタクトレンズ中心軸M上に位置し、矯正前の角膜表面曲率半径に近い値が好ましい。
ペリフェラルゾーンPでは、角膜矯正コンタクトレンズ1端部から角膜2への涙液の流入を助ける役割を担い、装用時の異物感を少なくするため、その断面形状は丸みを帯びた円錐形状を成していることが好ましい。
曲面が連なる各移行点については、装用したときに角膜2をキズつけないようにするためにも丸みを帯びており、その曲率半径は0.02〜0.40mmであることが好ましい。
従来の角膜矯正コンタクトレンズでは、図4に示すように、すべての曲面はコンタクトレンズ中心軸M上に中心点を持つ曲率半径であり、図1に示す角膜2に対して凹型の椀状をなしていた。
ベースゾーンBおよびアライメントゾーンAの曲率半径は矯正した度数になるように、矯正前および矯正後の角膜形状に応じて決定されることが好ましく、リバースゾーンRの曲率半径RRは角膜矯正コンタクトレンズ1と角膜2の間に形成される空間(キャビティS)を形成するためにも、ベースゾーンBの曲率半径RBやアライメントゾーンAの曲率半径RAよりも小さく決定されることが好ましい。
上記の通り、気泡や異物の滞留は、リバースゾーンRの曲率半径RRが、角膜表面の曲率半径より小さいことに伴うため、図10に示すように、リバースゾーンRのキャビティS内では曲面に沿って涙流が滞りやすく、その結果、気泡や異物が滞留する状況となる。
角膜に対して椀状であるリバースゾーンRの曲率半径RRを、ベースゾーンBの曲率半径RBと近似するものとすると、ベースゾーンBとの境目を小さくしてしまい、キャビティSを形成することができない。あるいは、特許文献1のように多段階にして、リバースゾーンRの曲率半径RRを、角膜表面の曲率半径ないしはアライメントゾーンAの曲率半径RAと近似させても、同様に涙液の滞留部を小さくすることとなり、気泡や異物の滞留を解消することにはならないため、本発明は図6に示すように、角膜矯正コンタクトレンズの中心軸Mを含む断面において、リバースゾーンRの曲面を角膜側に対して凸型の曲率半径とし、その壁面の傾斜が、ベースゾーンBとリバースゾーンRの移行点J1からリバースゾーンRとアライメントゾーンAの移行点J2に向かうにつれて緩やかになる形状とする。
これにより、図9に示すように、リバースゾーンRまわりの涙液が、角膜矯正コンタクトレンズの壁面に沿って流れやすくなり、従来のリバースゾーンR曲面が椀状のものと比べて、気泡や異物を涙液に乗せて排出させることができる。また、日々の使用後における擦り洗いにおいても、指でリバースゾーンR曲面に付着したタンパク質や脂質を除去しやすくなるため、洗浄不足による異物の残留を減らすことができる。
そして、角膜矯正コンタクトレンズの中心軸Mを含む断面において、この曲面の断面形状は、図7に示すような、リバースゾーンRとアライメントゾーンAとが交わる移行点J2付近で急に緩やかになるものも好ましく例示される。その壁面の傾斜がベースゾーンBとリバースゾーンRの移行点J1からリバースゾーンRとアライメントゾーンAの移行点J2に向かうにつれて緩やかになる末広がり状である限り、気泡や異物を排出しやすくなるものである。リバースゾーンRの曲率半径RRについては、中心点CRが、移行点J1と移行点J2を結んだ直線の中点に直行する線上に位置して、曲線は移行点J1と移行点J2をとおり、その曲率半径が矯正前の角膜2の曲率半径ないしはアライメントゾーンAの曲率半径RAに近似するものであればさらに好ましい。このリバースゾーンRの曲率半径RRは、正確に矯正前の角膜2の曲率半径ないしはアライメントゾーンAの曲率半径RAに一致しなくても、アライメントゾーンAの曲率半径RAを基準として±10%の範囲内に収まるものであれば、角膜の細胞組織が移行される領域を確保した上で、実用上十分な効果を得ることができるので好ましい。さらには、アライメントゾーンAの曲率半径RAを基準として、±3%の範囲内であることが好ましい。
また、各移行点についても丸みを持たせることが好ましく、その曲率半径は0.02〜0.40mmの範囲であれば、角部での流れが乱れることもなくさらに好ましい。
以下本発明について、実施例を示して説明する。尚、それぞれの曲率半径の値については接触式の輪郭形状測定器(ミツトヨ社製)にて計測した。
(異物の残存評価)
図8に示すように、角膜矯正コンタクトレンズ1内を生理食塩水8(大塚製薬社製)で満たした上でφ0.1mmの粒子を20個添加し、角膜2の表面粗さ(Ra:0.05)及び曲率半径を再現した樹脂モールドを押し当てて、樹脂モールドへの粒子の付着数をカウントした。
図8に示すように、角膜矯正コンタクトレンズ1内を生理食塩水8(大塚製薬社製)で満たした上でφ0.1mmの粒子を20個添加し、角膜2の表面粗さ(Ra:0.05)及び曲率半径を再現した樹脂モールドを押し当てて、樹脂モールドへの粒子の付着数をカウントした。
[実施例1]
図6に示すような、本発明におけるリバースゾーンRの曲面が角膜側に対して凸型の形状である角膜矯正コンタクトレンズ1を用いて、樹脂モールドへの粒子付着数を計測した。このとき、ベースゾーンの曲率半径RBは9.50mm、アライメントゾーンの曲率半径RAは8.60mm、リバースゾーンの曲率半径RRはアライメントゾーンの曲率半径RAを基準として0%、即ち同じ値である8.60mm、ベースゾーンの外周径WBは6.20mm、リバースゾーンの外周径WRは6.80mm、アライメントゾーンの外周径WAは8.00mmである。その結果、樹脂モールドへの粒子の付着はなく、良好なレンズの装着状態であった。
図6に示すような、本発明におけるリバースゾーンRの曲面が角膜側に対して凸型の形状である角膜矯正コンタクトレンズ1を用いて、樹脂モールドへの粒子付着数を計測した。このとき、ベースゾーンの曲率半径RBは9.50mm、アライメントゾーンの曲率半径RAは8.60mm、リバースゾーンの曲率半径RRはアライメントゾーンの曲率半径RAを基準として0%、即ち同じ値である8.60mm、ベースゾーンの外周径WBは6.20mm、リバースゾーンの外周径WRは6.80mm、アライメントゾーンの外周径WAは8.00mmである。その結果、樹脂モールドへの粒子の付着はなく、良好なレンズの装着状態であった。
[比較例1]
図4に示すような、従来のリバースゾーンRの曲面が椀型の形状である角膜矯正コンタクトレンズ1を用いて、樹脂モールドへの粒子付着数を計測した。このとき、ベースゾーンの曲率半径RBは9.50mm、アライメントゾーンの曲率半径RAは8.60mm、リバースゾーンの曲率半径RRは6.60mm、ベースゾーンの外周径WBは6.20mm、リバースゾーンの外周径WRは6.80mm、アライメントゾーンの外周径WAは8.00mmである。その結果、樹脂モールドへ粒子が3個付着しているのが観察された。
図4に示すような、従来のリバースゾーンRの曲面が椀型の形状である角膜矯正コンタクトレンズ1を用いて、樹脂モールドへの粒子付着数を計測した。このとき、ベースゾーンの曲率半径RBは9.50mm、アライメントゾーンの曲率半径RAは8.60mm、リバースゾーンの曲率半径RRは6.60mm、ベースゾーンの外周径WBは6.20mm、リバースゾーンの外周径WRは6.80mm、アライメントゾーンの外周径WAは8.00mmである。その結果、樹脂モールドへ粒子が3個付着しているのが観察された。
本発明は、角膜矯正用のコンタクトレンズとして適用できるものである。
1:角膜矯正コンタクトレンズ
2:角膜
3:眼軸
4:虹彩
5:水晶体
6:網膜
7:涙液流出防止部
8:生理食塩水
9:角膜表面
B:ベースゾーン
R:リバースゾーン
A:アライメントゾーン
P:ペリフェラルゾーン
M:コンタクトレンズ中心軸
J1:ベースゾーンとリバースゾーンが交わる移行点
J2:リバースゾーンとアライメントゾーンとが交わる移行点
J3:アライメントゾーンとペリフェラルゾーンとが交わる移行点
CB:ベースゾーンの曲率半径の中心点
CR:リバースゾーンの曲率半径の中心点
CA:アライメントゾーンの曲率半径の中心点
CP:ペリフェラレルゾーンの曲率半径の中心点
RB:ベースゾーンの曲率半径
RR:リバースゾーンの曲率半径
RA:アライメントゾーンの曲率半径
RP:ペリフェラルゾーンの曲率半径
S:キャビティ
WB:ベースゾーンの外周径
WR:リバースゾーンの外周径
WA:アライメントゾーンの外周径
2:角膜
3:眼軸
4:虹彩
5:水晶体
6:網膜
7:涙液流出防止部
8:生理食塩水
9:角膜表面
B:ベースゾーン
R:リバースゾーン
A:アライメントゾーン
P:ペリフェラルゾーン
M:コンタクトレンズ中心軸
J1:ベースゾーンとリバースゾーンが交わる移行点
J2:リバースゾーンとアライメントゾーンとが交わる移行点
J3:アライメントゾーンとペリフェラルゾーンとが交わる移行点
CB:ベースゾーンの曲率半径の中心点
CR:リバースゾーンの曲率半径の中心点
CA:アライメントゾーンの曲率半径の中心点
CP:ペリフェラレルゾーンの曲率半径の中心点
RB:ベースゾーンの曲率半径
RR:リバースゾーンの曲率半径
RA:アライメントゾーンの曲率半径
RP:ペリフェラルゾーンの曲率半径
S:キャビティ
WB:ベースゾーンの外周径
WR:リバースゾーンの外周径
WA:アライメントゾーンの外周径
Claims (2)
- 角膜と接するコンタクトレンズの面が、ベースゾーンと称する中央部分、ベースゾーンに連なるリバースゾーンと称する環状の部分、リバースゾーンに連なるアライメントゾーンと称する環状の部分、アライメントゾーンに連なるペリフェラルゾーンと称する環状の部分によって構成され、前記コンタクトレンズの中心軸を含む断面形状において、前記リバースゾーンが角膜に対して凸型の曲面であり、前記リバースゾーンの曲面の傾斜が前記ベースゾーンと前記リバースゾーンの移行点から前記リバースゾーンと前記アライメントゾーンの移行点に向かうにつれて緩やかになることを特徴とする角膜矯正コンタクトレンズ。
- 前記断面形状において、前記リバースゾーンの凸型の曲面における曲率半径が前記アライメントゾーンの曲率半径を基準として±10%の範囲内である、請求項1に記載の角膜矯正コンタクトレンズ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016193156A JP2018054993A (ja) | 2016-09-30 | 2016-09-30 | 角膜矯正コンタクトレンズ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016193156A JP2018054993A (ja) | 2016-09-30 | 2016-09-30 | 角膜矯正コンタクトレンズ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018054993A true JP2018054993A (ja) | 2018-04-05 |
Family
ID=61835759
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016193156A Pending JP2018054993A (ja) | 2016-09-30 | 2016-09-30 | 角膜矯正コンタクトレンズ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018054993A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112415778A (zh) * | 2020-11-25 | 2021-02-26 | 上海艾康特医疗科技有限公司 | 近视控制用的角膜塑形镜 |
CN112433390A (zh) * | 2020-11-25 | 2021-03-02 | 上海艾康特医疗科技有限公司 | 角膜塑形镜 |
JP2022105257A (ja) * | 2020-12-31 | 2022-07-13 | フィットレンズ リミテッド | レンズ孔及び凹型ポケットを備えた強膜レンズ |
-
2016
- 2016-09-30 JP JP2016193156A patent/JP2018054993A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112415778A (zh) * | 2020-11-25 | 2021-02-26 | 上海艾康特医疗科技有限公司 | 近视控制用的角膜塑形镜 |
CN112433390A (zh) * | 2020-11-25 | 2021-03-02 | 上海艾康特医疗科技有限公司 | 角膜塑形镜 |
JP2022105257A (ja) * | 2020-12-31 | 2022-07-13 | フィットレンズ リミテッド | レンズ孔及び凹型ポケットを備えた強膜レンズ |
JP7336486B2 (ja) | 2020-12-31 | 2023-08-31 | フィットレンズ リミテッド | レンズ孔及び凹型ポケットを備えた強膜レンズ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6698293B2 (ja) | 瞳孔径を問わないレンズの設計、及び近視の進行を防止し、かつ/又は遅延させるための方法 | |
AU2003258115B2 (en) | Orthokeratology and Bi-focal contact lens | |
JP2019168715A5 (ja) | ||
JP2015515026A5 (ja) | ||
KR102145171B1 (ko) | 개선된 피팅 특성을 가진 콘택트 렌즈 | |
JP2018054993A (ja) | 角膜矯正コンタクトレンズ | |
KR102217943B1 (ko) | 인공수정체 내에서 광 효과를 줄이기 위한 에지 디자인 | |
US20220308363A1 (en) | Tear shaping for refractive correction | |
NL7908978A (nl) | Contactlens. | |
TWI696011B (zh) | 用於非旋轉對稱之眼睛像差的舒適最佳化隱形眼鏡系統 | |
TW201502637A (zh) | 具周邊高模數區之隱形眼鏡 | |
JP4009185B2 (ja) | コンタクトレンズの製作方法 | |
CN216248646U (zh) | 角膜塑形镜 | |
JP5642895B2 (ja) | コンタクトレンズおよびコンタクトレンズの製造方法 | |
JPH01315722A (ja) | 柔軟性コンタクトレンズ | |
WO2018166075A1 (zh) | 一种硬性角膜接触镜 | |
JP6458876B2 (ja) | 角膜矯正コンタクトレンズ | |
EP4270099A1 (en) | Spectacle lens | |
CN101881892A (zh) | 一种新型硬性透气角膜接触镜 | |
KR20190032344A (ko) | 눈용 렌즈 및 그 제조 방법 | |
JP2022167769A (ja) | 近視制御のためのコンタクトレンズ | |
US20220206320A1 (en) | Optical frame glasses | |
JP4891262B2 (ja) | ソフトコンタクトレンズ | |
JP2018112668A (ja) | 角膜矯正コンタクトレンズ | |
RU2780271C1 (ru) | Ортокератологическая линза для замедления развития близорукости |