JP2022105257A - レンズ孔及び凹型ポケットを備えた強膜レンズ - Google Patents

レンズ孔及び凹型ポケットを備えた強膜レンズ Download PDF

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Abstract

【課題】本発明のレンズは、角膜に吸着されず、12時間にも快適に着用し、かつ明瞭な視覚を維持することができる強膜レンズを提供する。【解決手段】レンズ孔7及び凹型ポケット8を備えた強膜レンズを提供し、強膜レンズの光学ゾーン1に1つのレンズ孔又は環状に分布する複数のレンズ孔が設けられ、光学ゾーンの裏面の凹型ポケット環状ゾーン81に2つ以上の凹型ポケットが設けられ、凹型ポケットは、レンズ孔の近傍の気泡を捕捉するために用いられ、レンズ孔は、凹型ポケット環状ゾーンの径方向の外側に位置し、かつ強膜レンズの移行ゾーン6に位置せず、移行ゾーンは、着用時に、目の角膜強膜縁の上方に位置するように構成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、眼光学の技術分野に関し、特に、レンズ孔及び凹型ポケットを備えた強膜レンズに関する。
コンタクトレンズは、角膜コンタクトレンズ及び強膜レンズを含む。強膜レンズは、強膜及び対応する結膜に被覆された大径硬性レンズであり、直径範囲が、14mm~25mmであってもよく、さらにミニ強膜レンズ(レンズ直径14~18mm)及び全強膜レンズ(レンズ直径18~25mm)に細分化することができる。強膜レンズは、一般的に、(1)角膜に跨がり、角膜と接触せず、必要な場合に視力を矯正するために用いられる光学ゾーン(optic zone)、(2)光学ゾーンとランディングゾーンを接続し、角膜強膜縁領域に位置する移行ゾーン(transition zone)、及び(3)眼球に該レンズを支持するために用いられ、その弧度ができるだけ強膜弧度に一致する必要があるランディングゾーン(landing zone/haptic zone)という3つの領域を含む。
強膜レンズは、レンズ内面と角膜前面との間に空間(角膜クリアランス(Corneal Clearance))が存在し、角膜に直接接触しないため、特に角膜が不規則であるか又は角膜疾患、例えば円錐角膜又は角膜辺縁変性疾患にかかる患者に適用される。強膜レンズは、中部が隆起してドームを形成するように設計され、ドームは、レンズと角膜との間のクリアランスを保証し、効果的な液体貯蔵部として使用することができ、これらの液体は、角膜を保護し、さらに角膜の治癒に役立ち、したがって、強膜レンズは、さらに、他の眼表面疾患、例えばStevens-Johnson症候群、ドライアイ、移植片拒絶病及び眼性瘢痕性類天疱瘡などに適用される。
ドライアイは、角結膜乾燥症、ドライアイ症等とも呼ばれ、現在、視覚と生活品質に影響を与える最も一般的な眼表面疾患である。大部分のドライアイ患者群に対して、ドライアイは、目部の不快感、さらに不安、うつなどの症状をもたらす。極端な場合には、ドライアイは、さらに失明をもたらす可能性もある。
ドライアイは、様々な要因による慢性眼障害であり、一般的に、患者から生じる涙液の質、量及び動力学的異常に起因するものである。最も一般的な治療方法は、人工涙液補給剤を用いて角膜表面に追加の水分及び潤滑を提供することである。強膜レンズは、それが角膜に位置する液体貯蔵部を提供することができるため、ドライアイ問題を解決するために良好な選択的な解決手段を提供する。
しかしながら、低酸素は、強膜レンズが解決しようとする主な問題であり、人体のいずれかの他の体表組織と異なり、角膜は血液循環の代わりに周囲の空気から酸素を直接抽出して酸素を得るが、密閉式強膜レンズを着用する時、角膜に涙液交換がほとんどないため、角膜クリアランスにおける液体の酸素含有量が極めて重要である。現代、多くの高酸素透過性材料は、この問題を解決するが、涙液交換に欠けているため、密閉式強膜レンズは、レンズ下の代謝産物の集まりによる霧化(veiling又はmidday fogging)問題も存在する。
提案されたレンズ孔を備えた強膜レンズは、この問題を解決することができる。孔あけ方法は、強膜レンズに小孔を開けることによりレンズ下の涙液交換を改善するか又はレンズを通過するより多くの使用可能な酸素を提供するが、このように簡単な孔あけは、角膜とレンズとの間に気泡を導入しやすく、視覚品質に影響を与える。Fadelら(Fadelら、Fenestrated Scleral Lenses:Back to the Origins? Review of Their Benefits and Fitting Techniques、Optom Vis Sci 2020;Vol 97(9))は、レンズ孔を角膜強膜縁ゾーンの上方に配置すべきことを推薦し、それにより形成された気泡を主に角膜強膜縁ゾーンに保持することで視覚に影響を与えない。
強膜レンズのもう1つの問題として、ムチンが時間に伴って累積して角膜と強膜レンズとの間に充填されてレンズと角膜との接着をもたらすが、他の問題として、瞬き期間において、強膜レンズと角膜との間の液体が押し出され、この部分の液体がタイムリーに取り替えられないと、時間の経過とともに、レンズが眼球に吸引され、これは目にとって危険である。
現在、上記問題を解決するために様々な設計を提案している。
US7695135B1は、強膜レンズを開示しており、該強膜レンズの強膜部分は、その内縁から外まで径方向に延びる1つ又は複数のチャネルを含み、かつ該チャネルは、強膜部分の外縁と交差する箇所に扇形を形成する。該特許は、同時に強膜レンズを開示しており、強膜レンズは前記強膜レンズの光学部分全体を取り囲むチャネルを含み、かつ該チャネルは少なくとも1つのレンズ孔を画定している。
US8087777B2は、強膜レンズを開示しており、該強膜レンズは、その光学部分の裏面にレンズの酸素透過性を増加させるためのマイクロチャンバが形成されている。
これに鑑みて、本発明は、異なる設計の強膜レンズを提供することを主な目的として、前記強膜レンズは、角膜クリアランスにおける液体とレンズ外液体の生態循環を効果的に維持し、角膜に十分な酸素を持続的に提供するだけでなく、レンズ下の気泡及び代謝産物の排出を促進する。本発明のレンズは、角膜に吸着されず、12時間にも快適に着用し、かつ明瞭な視覚を維持することができる。
上記目的を達成するために、本発明は、レンズ孔及び凹型ポケットを備えた強膜レンズを提供し、該強膜レンズの光学ゾーンに1つのレンズ孔又は環状に分布する複数のレンズ孔が設けられ、前記光学ゾーンの裏面の凹型ポケット環状ゾーンに2つ以上の凹型ポケットが設けられ、該凹型ポケットは、レンズ孔の近傍の気泡を捕捉するために用いられ、前記レンズ孔は、凹型ポケット環状ゾーンの径方向の外側に位置し、かつ前記強膜レンズの移行ゾーンに位置せず、前記移行ゾーンは、着用時に、目の角膜強膜縁の上方に位置するように構成される。
いくつかの実施形態において、前記レンズ孔の幾何学的中心から前記強膜レンズの幾何学的中心までの距離は4.0~7.0mmであり、例えば、4.5~6.5mm、4.6~6.0mm、又は5.0~5.5mm、好ましくは5.2~5.3mmである。
いくつかの実施形態において、前記光学ゾーンに最大24個のレンズ孔が設けられ、レンズ孔の数が偶数であることが好ましく、及び/又は前記凹型ポケット環状ゾーンにおける凹型ポケットの数は少なくとも前記レンズ孔の数の2倍、3倍、4倍、5倍、6倍、7倍以上である。
いくつかの実施形態において、前記環状に分布する複数のレンズ孔は、環状方向に沿って均一に分布している。
いくつかの実施形態において、前記凹型ポケットは、前記凹型ポケット環状ゾーンにおいて環状方向に沿って均一に分布し、又は前記レンズ孔の近傍に集中して分布し、各レンズ孔の近傍の凹型ポケットの数が前記レンズ孔を介して導入された気泡を捕捉することに十分であればよい。
いくつかの実施形態において、前記凹型ポケットは、前記光学ゾーンの裏面に円形、楕円形、卵形、矩形、菱形、又は正多角形である開口を有し、及び/又は前記レンズ孔の水平断面は、円形、楕円形、卵形、矩形、菱形、又は正多角形である。
いくつかの実施形態において、前記凹型ポケットの深さdは、0.05~0.3mmであり、かつその開口は、0.2~1.0mmから選択される最大サイズtを有し、かつt>dであり、好ましくはt≧2dであり、より好ましくはt≧2.5dであり、最も好ましくはt≧3dであり、及び/又は前記レンズ孔の水平断面は0.2~1.0mmから選択される最大サイズを有する。
いくつかの実施形態において、前記環状に分布する複数のレンズ孔は、同じ又は異なるサイズを有し、及び/又は前記2つ以上の凹型ポケットは同じ又は異なるサイズを有する。
いくつかの実施形態において、前記凹型ポケット環状ゾーンの内環の直径は5.0~13.5mmから選択される。
いくつかの実施形態において、前記強膜レンズの総直径は14.0~25.0mmであり、好ましくは14.0~18.0mmである。
いくつかの実施形態において、前記光学ゾーンはディオプターを有する。
限定しないものであるが、説明するために、現在、本発明の好ましい実施例、特に、図面を参照して本発明を説明する。
一般的な強膜レンズの断面概略図である。 本発明の一実施形態に係る強膜レンズの断面図を示す。 本発明の一実施形態に係る強膜レンズの底面図を示す。 本発明の他の実施形態に係る強膜レンズの底面図を示す。 本発明に適用される凹型ポケットの例示的な構成を示す。 本発明の一実施形態に係る強膜レンズの眼内における写真である。
以下、図面及び実施形態を参照して本願をさらに詳細に説明する。図示の簡単及び明瞭さのために、図に示された部品が必ずしも比例して描かれず、かつ各実施形態に示された特徴を他の実施形態に示された特徴と組み合わせることができると理解すべきである。図面の間に重複する符号は同一または類似の部品を示す。ここで説明された具体的な実施形態が、単に関連するコンテンツを解釈するために用いられ、本願を限定するものではないと理解すべきである。
本発明は、レンズ孔及び凹型ポケットを備えた強膜レンズを提供し、該強膜レンズは、角膜に接触せず、角膜に接着しにくく、角膜に吸着されず、良好な酸素透過性及び保水性を有し、かつ着用中にレンズの外から眼に必要な液体を送達することができ、特にドライアイ、持続的な角膜上皮の損傷、不規則な角膜、球状の角膜、円錐角膜又はペルーシド角膜辺縁変性がかかった患者及び眼科手術(例えば、移植術、角膜移植術、レーザ屈折矯正角膜切除術(PRK)及びレーザ角膜内切削形成術(LASIK))後の患者に適用される。
図1は、一般的な強膜レンズの断面概略図であり、前記強膜レンズは光学ゾーン1及びランディングゾーン2を含み、前記光学ゾーンの裏面は眼の角膜3の上方に位置し、眼球の角膜前面と間隔をおいて眼球の角膜と接触せず、角膜クリアランス4を形成するように構成される。前記ランディングゾーンの後面は眼球の強膜表面に対応する結膜5にランディングし、光学ゾーン1とランディングゾーン2は移行ゾーン6により接続されている。
図2は、本発明の一実施形態に係る強膜レンズの断面図を示す。該強膜レンズは、光学ゾーン1、移行ゾーン6及びランディングゾーン2を含む。着用中において、光学ゾーン1の前面は眼球から離れ、裏面は眼球角膜の前面に対向する。移行ゾーン6は眼の角膜強膜縁の上方に位置する。ランディングゾーン2は強膜表面の結膜に接触する。光学ゾーン1には、その前裏面を貫通するレンズ孔7と、その裏面に位置する凹型ポケット8とが設けられる。凹型ポケット8は凹型ポケット環状ゾーン81(図中のグレー領域)に位置し、かつレンズ孔7の内側に位置し、即ちレンズの中心に近い。レンズ孔7の幾何学的中心から前記強膜レンズの幾何学的中心までの距離はLである。凹型ポケット環状ゾーンの内環の直径はDであり、かつDはレンズの中心から最も近い1つのレンズの前記レンズ裏面での開口部からレンズ中心までの最も近い距離の2倍である。同様に、凹型ポケット環状ゾーンの外環の直径はレンズの中心から最も遠い1つの凹型ポケットの前記レンズ裏面での開口部からのレンズ中心までの最も遠い距離の2倍である。
本発明の実施形態において、レンズ孔及び凹型ポケットは、移行ゾーン6に設けられず、即ち角膜強膜縁ゾーンに設けられない。Fadelらが述べるように、レンズ孔を角膜強膜縁ゾーンに置くことで、視覚に影響を与えないように、形成された気泡を主に角膜強膜縁ゾーンに維持することに役立ち、該ゾーンにレンズと目との間のクリアランスが小さい(一般的には50-100μmである)ため、本発明の所望の液体交換を実現しにくい。したがって、本発明の様々な実施形態において、レンズ孔を角膜強膜縁ゾーン以外の領域に設置する。
本発明の様々な実施形態において、レンズ孔の幾何学的中心からレンズの幾何学的中心までの距離Lは4.0~7.0mmであり、例えば4.5~6.5mm、4.6~6.0mm、又は5.0~5.5mmであり、好ましくは5.2~5.3mmである。
本発明のレンズ孔は、強膜レンズの前裏面を貫通することにより、強膜レンズの内外が流体連通することができ、着用中に涙液又は点眼液がレンズと角膜との間の液体貯蔵ゾーン(角膜クリアランス)に入ることを可能にし、同時にレンズの下に形成された眼表面の代謝物をタイムリーに排出することを可能にする。小孔径は液体の張力作用下で流体がスムーズに流通することを保証することができない。したがって、本発明のレンズ孔は大きなサイズを有することが好ましく、例えば、0.2mmよりも大きい水平断面の最大サイズ、例えば、0.2~1.0mm、0.3~0.9mm、0.4~0.8mm、0.5~0.7mm、0.55~0.6mm、例えば、0.25、0.35、0.45、0.65、0.75、0.85、0.95、0.99mmが好ましく、例えば、0.46、0.47、0.48、0.49、0.501、0.51、0.52、0.53、0.54mmがより好ましい。いくつかの実施形態において、レンズの複数のレンズ孔は同じサイズを有し、すなわち同じ輪郭及びほぼ同じ水平断面最大サイズを有する。他のいくつかの実施形態において、レンズの複数のレンズ孔は異なるサイズを有する。
本発明の様々な実施形態において、光学ゾーンに最大24個のレンズ孔が設けられ、偶数のレンズ孔、例えば、24個、22個、20個、18個、16個、14個、12個、10個、8個、6個、4個、2個のレンズ孔が好ましい。当然のことながら、奇数のレンズ孔であってもよく、例えば1つ又は3つである。
大きな孔径のレンズ孔を有する強膜レンズについて、着用中に角膜とレンズとの間に気泡を導入しやすく、視力矯正に影響を与える。本発明は、レンズ孔とレンズの中心との間に凹型ポケット環状ゾーンを設置することにより、該問題を解決することに成功した。凹型ポケット環状ゾーンにレンズ孔の近傍の気泡を捕捉するための2つ以上の凹型ポケットが設けられ、前記凹型ポケットは、光学ゾーンの裏面に設けられ、前記光学ゾーンの前面を貫通しない。該目的を達成するために、本発明は、凹型ポケット環状ゾーンにおける凹型ポケット数が少なくともレンズ孔の数の2倍であり、例えば3倍、4倍、5倍、6倍、7倍以上であるように要求する。例えば、強膜レンズが1つのレンズ孔を有する場合、その凹型ポケット環状ゾーンに少なくとも2つの凹型ポケットがあり、かつこのような場合に、凹型ポケット数が少ないため、前記凹型ポケットを前記レンズ孔の近傍に集中して分布させることが好ましく(図3)、それにより前記レンズ孔を介して導入される可能性のある気泡を効果的に捕捉する。
凹型ポケット自体が、客観的に、レンズ外のガスがレンズ内に入ることに必要な経路を減少させ、レンズの酸素透過性を増加させることができ、したがって、当業者は必要に応じて、本発明の強膜レンズに気泡を捕捉するための必要な数よりも多い複数のレンズを設置することにより追加のレンズの酸素透過性を向上させるという有益な効果を達成することができると理解すべきである。凹型ポケットの最大数を制限せず、その数及び深さが強膜レンズの構造完全性を破壊しなければよい。凹型ポケットの数が多いほど、液体貯蔵ゾーン内の気泡の制御が良くなり、液体貯蔵効果がより高くなり、かつ強膜レンズの酸素透過性がより高くなると言われている。しかしながら、設計及び製造を簡単にすることを考慮すると、好ましい実施形態において、凹型ポケットの数が100個を超えず、例えば90個、80個、70個、又は60個以下である。
他のいくつかの実施形態において、複数のレンズ孔7及び凹型ポケット8はいずれも環状方向に沿って均一に分布する。環状方向に沿って均一に分布するとは、1つ又は複数の環において円周方向に沿って均一に分布することを指す。図4は、環状方向に沿って均一に分布する8つのレンズ孔7を示す。48個の凹型ポケット8は凹型ポケット環状ゾーン81(図中のグレー領域)に位置し、かつ環状方向に沿って平均で、かつ二つの環内に均一に分布する。他のいくつかの実施形態では、各環内の凹型ポケットの数が異なり、例えば内環内の数がより少ない。各環内の凹型ポケットは、互いにずらして分散され、それによりその外側のレンズ孔に可能な限り密な気泡捕捉網を提供する。
なお、図3及び図4は、本発明の例示的な実施形態のみを示す。該実施形態において、レンズ孔7と凹型ポケット環状ゾーン81の外環と緊密に隣接し、しかしながら、他の例示的な実施形態では、レンズ孔7と凹型ポケット環状ゾーン81の外環は一定の距離を置いて設けられてもよい。
本発明に適用されるレンズ孔は、様々な水平断面形状、例えば円形、楕円形、卵形、矩形、菱形、又は正多角形であってもよく、好ましくは、円形、楕円形又は卵形である。前記水平断面の最大サイズは、0.2~1.0mmである。前記最大サイズは、例えば、円形の直径、楕円形の長軸、菱形の最大対角線などである。前記水平断面の最大サイズは、前記強膜レンズの前面から裏面に延びる方向に徐々に大きくなり、徐々に小さくなり、又は、一致する。上下瞼の開閉動作に合わせて、該サイズは、レンズ外の流体(例えば涙液及び点眼液)が強膜レンズと眼との間の液体貯蔵ゾーンに効果的に流入することを十分に許可し、涙液交換を促進し、強膜レンズの酸素透過性を向上させる。
同様に、本発明に適用する凹型ポケットは、前記強膜レンズの裏面に様々な形状、例えば円形、楕円形、卵形、矩形、菱形、又は正多角形の開口を形成することができる。前記開口は、最大サイズtを有する。いくつかの実施形態において、tは、0.2~1.0mm、0.3~0.9mm、0.4~0.8mm、0.5~0.7mm、又は0.55~0.6mm、例えば0.25、0.35、0.45、0.65、0.75、0.85、0.95、0.99mmから選択され、より好ましくは、例えば0.46、0.47、0.48、0.49、0.501、0.51、0.52、0.53、0.54mmである。
図5A~図5Cは、本発明に適用される凹型ポケットの様々な構成を例示的に示す。本発明の構成では、前記レンズ孔は、レンズ孔を介して角膜クリアランスに入る可能性のある気泡を捕捉して制限するために用いられ、したがって、前記凹型ポケットの開口の最大サイズtがその深さdよりも大きいように要求する。いくつかの実施形態において、t≧2dである。いくつかの実施形態において、t≧2.5dである。いくつかの実施形態において、t≧3dである。いくつかの実施形態において、dは0.05~0.3mm、0.1~0.25mm、又は0.15~0.2mm、例えば、0.08、0.12、0.16、0.24、又は0.28mmから選択される。
いくつかの実施形態において、本発明の強膜レンズに配置された2つ以上の凹型ポケットは同じサイズを有し、すなわち同じ輪郭及びほぼ同じ最大サイズt及び深さdを有する。他のいくつかの実施形態において、前記2つ以上の凹型ポケットは、異なるサイズを有する。さらにいくつかの実施形態において、強膜レンズの中心に近い側の凹型ポケットのサイズは外側の凹型ポケットのサイズよりも小さい(図3)。
本発明の強膜レンズにおいて、前記凹型ポケットは、気泡の発生を低減するために用いられるものではなく、当業者に知られているように、適切なフィットは、強膜レンズ着用中の気泡の発生を減少させるキーである。本発明の構成において、前記凹型ポケットは、主にレンズ孔を介して角膜クリアランスに入る可能性のある気泡の管理制御に用いられ、これにより、前記気泡は、凹型ポケット環状ゾーン内に制御され(図6に示すとおりである)、瞳孔領域に入って視力に影響することができない。これに基づいて、前記凹型ポケット環状ゾーンの内環直径は、5.0~13.5mm、6.0~13.0mm、7.0~12.0mm、8.0~11.0mm、又は9.0~10.0mmから選択される。制御された気泡は、遊離しないため、集まって大気泡を形成して角膜摩耗のリスクを向上させることがなく、したがって、気泡を含む空気が角膜クリアランス内の流体に対して乾燥するため、固形異物と類似する方式で角膜上皮を摩擦することができる。
本発明の強膜レンズ上の凹型ポケットとレンズ孔を設計することにより、本発明の強膜レンズは、従来の強膜レンズに対して付加的な利点を有する。したがって、本発明の強膜レンズは、小径角膜通気レンズ(角膜コンタクトレンズ)に耐えられない人々、不規則な角膜、球状の角膜、円錐角膜又はペルーシド辺縁角膜変性又は不正乱視の患者に適用されるだけでなく、それがレンズ孔を介して涙液又は治療性/濡れ性点眼液を直接送達することができ、さらに眼科手術、例えば角膜移植術、PRK及びLASIK術後の患者及びドライアイ患者に適用することができる。したがって、本発明の他の態様において、さらに前記強膜レンズの上記疾患又は症状を治療する用途に関する。
本明細書において具体的な実施形態を説明したが、当業者にとって、多くの選択可能な形態、修正及び変化が明らかである。当業者であれば、設計要件及び他の要因に応じて、様々な修正、コンビネーション、サブコンビネーション及び代替を行うことができることであると理解すべきである。本発明の精神と原則内で行われた任意の修正、均等置換及び改善などは、いずれも本発明の保護範囲内に含まれるべきである。

Claims (12)

  1. レンズ孔及び凹型ポケットを備えた強膜レンズであって、
    前記強膜レンズの光学ゾーンに1つのレンズ孔又は環状に分布する複数のレンズ孔が設けられ、
    前記光学ゾーンの裏面の凹型ポケット環状ゾーンに、レンズ孔の近傍の気泡を捕捉するための2つ以上の凹型ポケットが設けられ、
    前記レンズ孔は、凹型ポケット環状ゾーンの径方向の外側に位置し、かつ前記強膜レンズの移行ゾーンに位置せず、前記移行ゾーンは、着用時に、眼の角膜強膜縁の上方に位置するように構成されていることを特徴とする、強膜レンズ。
  2. 前記レンズ孔の幾何学的中心から前記強膜レンズの幾何学的中心までの距離は4.0~7.0mmであり、例えば、4.5~6.5mm、4.6~6.0mm、又は5.0~5.5mm、好ましくは5.2~5.3mmであることを特徴とする、請求項1に記載の強膜レンズ。
  3. 前記光学ゾーンに最大24個のレンズ孔が設けられ、好ましくは、レンズ孔の数が偶数であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の強膜レンズ。
  4. 前記凹型ポケット環状ゾーンにおける凹型ポケットの数は少なくとも前記レンズ孔の数の2倍、3倍、4倍、5倍、6倍、7倍以上であることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の強膜レンズ。
  5. 前記環状に分布する複数のレンズ孔は、環状方向に沿って均一に分布していることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の強膜レンズ。
  6. 前記凹型ポケットは、前記凹型ポケット環状ゾーンにおいて環状方向に沿って均一に分布しており、又は前記レンズ孔の近傍に集中して分布していることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載の強膜レンズ。
  7. 前記凹型ポケットは、前記光学ゾーンの裏面に円形、楕円形、卵形、矩形、菱形、又は正多角形である開口を有し、及び/又は前記レンズ孔の水平断面は、円形、楕円形、卵形、矩形、菱形、又は正多角形であることを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載の強膜レンズ。
  8. 前記凹型ポケットの深さdは、0.05~0.3mmであり、かつその開口は、0.2~1.0mmから選択される最大サイズtを有し、かつt>dであり、好ましくはt≧2dであり、より好ましくはt≧2.5dであり、最も好ましくはt≧3dであり、及び/又は前記レンズ孔の水平断面は0.2~1.0mmから選択される最大サイズを有することを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載の強膜レンズ。
  9. 前記環状に分布する複数のレンズ孔は、同じ又は異なるサイズを有し、及び/又は前記2つ以上の凹型ポケットは同じ又は異なるサイズを有することを特徴とする、請求項1から8のいずれか一項に記載の強膜レンズ。
  10. 前記凹型ポケット環状ゾーンの内環の直径は5.0~13.5mmから選択されることを特徴とする、請求項1から9のいずれか一項に記載の強膜レンズ。
  11. 前記強膜レンズの総直径は14.0~25.0mmであり、好ましくは14.0~18.0mmであることを特徴とする、請求項1から10のいずれか一項に記載の強膜レンズ。
  12. 前記光学ゾーンは、ディオプターを有することを特徴とする、請求項1から11のいずれか一項に記載の強膜レンズ。
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