JP2018054869A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018054869A JP2018054869A JP2016190685A JP2016190685A JP2018054869A JP 2018054869 A JP2018054869 A JP 2018054869A JP 2016190685 A JP2016190685 A JP 2016190685A JP 2016190685 A JP2016190685 A JP 2016190685A JP 2018054869 A JP2018054869 A JP 2018054869A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- developer
- supply container
- toner bottle
- image forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Abstract
【課題】トナーの正常な補給が行えない場合に、その原因に応じてユーザーに対して報知する内容を変更可能とする。
【解決手段】現像剤を用いて画像形成する画像形成装置において、装置本体に着脱可能であって、現像剤を補給するための現像剤補給容器と、現像剤の排出状態を判定可能な制御部と、装置の状態を報知するための報知部と、を有し、前記制御部は、前記判定の結果に応じて前記報知部に報知する情報を変更する。
【選択図】図8
【解決手段】現像剤を用いて画像形成する画像形成装置において、装置本体に着脱可能であって、現像剤を補給するための現像剤補給容器と、現像剤の排出状態を判定可能な制御部と、装置の状態を報知するための報知部と、を有し、前記制御部は、前記判定の結果に応じて前記報知部に報知する情報を変更する。
【選択図】図8
Description
本発明は、現像剤収容容器から現像剤が排出されていない場合、その現像剤の詰まりと、詰まり部位の検出を行い、現像剤収容容器の使用履歴に応じて、現像剤詰まりをユーザーに報知することを可能にした画像形成装置に関する。
感光体に静電潜像を形成し、この静電潜像を現像剤(以下、トナー)によって現像することにより可視画像を形成する電子写真複写機、プリンタなどの画像形成装置においては、トナーを順次補給可能としたものがある。このような画像形成装置にあっては、トナーを収容した容器を着脱可能に構成し、装着したトナー補給容器から画像形成にともなって減少するトナーの消費に応じてトナーを補給するものである。
例えば、トナーを収容したトナー補給容器であるトナーボトルを装着し、このトナーボトルを回転させることで排出口からトナーを排出し、搬送路を通じて現像器にトナーを供給する。現像器内部のトナーが一定量以下となった場合に搬送路から現像器へトナーを補給する動作を行い、さらに搬送路内部のトナーが一定量以下となった場合にトナーボトルから搬送路へのトナーを補給する動作を行うことにより、現像器内部のトナー量を一定に保つようにしている。
しかしながら、トナーボトルは輸送の際に振動を受けることがあり、その振動によって内部に貯留するトナーの凝集度(かさ密度)が高まってしまう、パッキングと呼ばれる現象が発生することがある。特にトナーボトルのトナー排出口近傍でパッキングが発生すると、補給動作を行ってもトナーボトルから搬送路へトナーが供給されない。そのため、ユーザーが新品のトナーボトルに交換したにも関わらず、画像形成装置はトナーボトルにトナーが無いと判定し、画像形成を行えないことがあった。
そこで、トナーボトルを画像形成装置本体に装着する前にパッキングを解消することを目的として、トナーボトルを振ってから画像形成装置に装着することを推奨する旨をトナーボトルの梱包箱などに記載したり、トナーボトルの交換後にトナーの補給が正常にできない場合にトナーボトルを取り外して振った後に再装着するようユーザーに報知したりしている。
また、特開2014−59356にあるように、画像形成装置本体に装着されたトナーボトルが新品であると検出された場合には、通常よりもトナー供給効率を低下させて供給するようにした、通常のトナー補給動作とは異なる補給動作を行うようにしたものもある。
しかしながら、トナーボトルの交換後にトナーが正常に補給されない状態において、トナーの補給不良が生じている場所が異なる場合があり、補給不良が生じている場所によってはトナー補給を正常化するための最適な方法が異なる。そのため、特許文献1に記載の画像形成装置のようにトナーボトル交換後の補給動作を一律に変更するだけでは、トナー補給の正常化を行えない場合があった。
本発明は上述した課題に鑑み、トナーの正常な補給が行えない場合に、トナーの補給状況に応じてユーザー(操作者)に対して指示する内容を変更し、トナー補給を正常化できる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明に係る代表的な構成は、現像剤を補給するための現像剤補給容器の現像剤補給状態を判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果に基づいて、前記現像剤補給容器中の現像剤が引き起こす補給不良を解消するための異なる回復方法を操作者に指示する指示手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、トナーの正常な補給が行えない場合にトナーの補給状況に応じて操作者に対して指示する内容を変更し、トナー補給を正常化できる画像形成装置を提供することが可能となる。
次に本発明の実施形態に係る画像形成装置について図面を参照して説明する。
〔第1実施形態〕
<画像形成装置の全体構成>
図1は、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の全体の構成の一例を示す説明図である。
<画像形成装置の全体構成>
図1は、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の全体の構成の一例を示す説明図である。
本実施形態の画像形成装置は、感光ドラム1の表面を帯電器2によって一様に帯電させるとともに画像信号に応じた露光を行うことで感光ドラム1に静電潜像を形成し、この静電潜像を現像器3によってトナー現像して可視像化する。そして、前記トナー像を転写部4において搬送されたシートに転写し、そのシートを定着部5に搬送して加熱、加圧することでトナー像をシートに定着した後、排出部6に排出するものである。
本実施形態の画像形成装置は、現像器3へのトナー補給を可能とするために、トナー補給容器を装置本体に対して着脱可能に構成している。本実施形態の現像剤補給容器は、円筒状のボトル容器(以下、トナーボトル)にトナーを充填したものを用い、現像によるトナーの消費に伴い、トナーボトルからトナーを補給するようにしている。
<トナー補給構成>
図2、図3を用いてトナー補給構成について説明する。なお、本実施形態で用いるトナーは、粉砕方式による磁性1成分現像剤で、現像剤粒径は5〜10μm程度である。また、トナー嵩密度は、通常環境(15〜25℃、30〜60%RH)において、0.4〜0.6g/cm3程度である。しかし、本実施形態はトナーの特性に若干の影響は受けるものの、非磁性1成分、非磁性2成分においても同様の傾向/効果を発揮する。
図2、図3を用いてトナー補給構成について説明する。なお、本実施形態で用いるトナーは、粉砕方式による磁性1成分現像剤で、現像剤粒径は5〜10μm程度である。また、トナー嵩密度は、通常環境(15〜25℃、30〜60%RH)において、0.4〜0.6g/cm3程度である。しかし、本実施形態はトナーの特性に若干の影響は受けるものの、非磁性1成分、非磁性2成分においても同様の傾向/効果を発揮する。
図2はトナーボトル50と現像器3の断面図である。現像器3には、トナーを担持させる現像スリーブ8と、現像器内トナー量を検出するトナーセンサ16と、トナー搬送路60からトナーを補給させる補給口18が設けられている。
(トナー収容部)
図3(a)は図2の右視図である。また同様に図3(b)は図2の上視図である。これらの図に示すように、トナーを補給するための機構はトナーボトル50を回転可能に支持するトナーボトル装着部9と、回転駆動することによりトナーボトル50のトナー収容部のみを回転させる駆動部となるトナーボトル駆動機構10とにより構成されている。トナーボトル50は、トナーボトル装着部9に着脱可能とされている。
図3(a)は図2の右視図である。また同様に図3(b)は図2の上視図である。これらの図に示すように、トナーを補給するための機構はトナーボトル50を回転可能に支持するトナーボトル装着部9と、回転駆動することによりトナーボトル50のトナー収容部のみを回転させる駆動部となるトナーボトル駆動機構10とにより構成されている。トナーボトル50は、トナーボトル装着部9に着脱可能とされている。
円筒状のトナーボトル50においては、トナー収容部とトナー排出部に分けられる。トナー収容部の内部に内周面には、螺旋状の突起50Aが当該トナーボトル50の内方に突出して形成され、トナーボトルが回転すると収容されたトナーが突起50Aに沿ってトナー収容部からトナー排出部へ案内される。
(ポンプ部)
本実施形態のトナー排出部には蛇腹状のポンプ部が形成されており、このポンプ部が往復動することでトナーが排出されるようになっている。このポンプ部の構成について図4を用いて説明する。
本実施形態のトナー排出部には蛇腹状のポンプ部が形成されており、このポンプ部が往復動することでトナーが排出されるようになっている。このポンプ部の構成について図4を用いて説明する。
図4(a)は蛇腹状のポンプ部51が最大限伸張された状態であり、図4(b)はポンプ部51が最大限収縮された状態を示している。図4(c)は図4(a)を上方向から見た図であり、図4(d)は図4(b)を上方向から見た図である。
本実施形態のポンプ部51は、排出口52を介して吸気動作と排気動作を交互に行わせる吸排気機構として機能する。言い換えると、ポンプ部51は、排出口52を通してトナーボトル50の内部に向かう気流と、トナーボトル50から外部に向かう気流を交互に繰り返し発生させる気流発生機構として機能する。
ポンプ部51は、円筒部57の回転方向へ自らが回転することがないように設けられている。
蛇腹状のポンプ部51は往復動に伴い、その容積が可変な樹脂製の容積可変型ポンプ部であり、図4に示すように、「山折り」部と「谷折り」部が周期的に交互に複数形成されている。従って、このポンプ部51は、トナーボトル駆動機構10から受けた駆動力により、圧縮、伸張を交互に繰り返し行うことができる。なお、本実施形態では、ポンプ部51の伸縮時の容積変化量は、17cm3(cc)に設定されている。
このようなポンプ部51を採用することにより、トナーボトル50の容積を、可変させるとともに、所定の周期で、交互に繰り返し変化させることができる。即ち、図4(a)に示すようにポンプ部が伸びた場合には容積が大きくなる。一番伸びた場合に最大容積となる。逆に、図4(b)に示すようにポンプ部が縮んだ場合には容積は小さくなる。一番縮んだ場合に最小容積となる。このように、ポンプ部の伸縮に伴い容積が変化する構成となっている。その結果、小径(直径が約2mm)の排出口52から現像剤を効率良く、排出させることが可能となる。
(駆動変換構成)
次に、トナーボトル50の駆動変換機構(駆動変換部)について説明する。なお、本実施形態では、駆動変換機構の例としてカム機構を用いている。
次に、トナーボトル50の駆動変換機構(駆動変換部)について説明する。なお、本実施形態では、駆動変換機構の例としてカム機構を用いている。
トナーボトル50には、ギア部53が受けたトナー収容部を回転させるための回転駆動力をポンプ部51を往復動させる方向の力へ変換する駆動変換機構(駆動変換部)として機能するカム機構が設けられている。
つまり、本実施形態ではトナー収容部の回転と、ポンプ部51の往復動するための駆動力を1つのギア部53で受ける構成としつつ、ギア部53が受けた回転駆動力をトナーボトル50側で往復動力へ変換する構成としている。
回転駆動力をポンプ部51の往復動力に変換するために介する部材としては往復動部材54を用いている。具体的には、トナーボトル駆動機構10から回転駆動を受けたギア部53と、一体となっている全周に蛇行形状の溝が設けられているカム溝55が回転する。このカム溝55には、往復動部材54から一部が突出した係合突起56がカム溝55に係合している。なお、本実施形態では前記往復動部材54は、図4に示すように、円筒部57の回転方向へ自らが回転することがないように(ガタ程度は許容する)に固定されている。このように回転方向が規制されることで、カム溝55の溝に沿って往復動するように規制されている。さらに、係合突起56はカム溝55に複数係合するように設けられている。具体的には、円筒部57の外周面に2つの係合突起56が約180°対向するように設けられている。
上記のようにトナーボトル駆動機構10から入力された回転駆動力でカム溝55が回転することで、カム溝55に沿って係合突起56が往復動作をすることで、ポンプ部51が伸張した状態(図4(a))とポンプ部51が収縮した状態(図4(b))を交互に繰り返すことで、トナーボトル50の容積可変を達成することができる。
なお、図4(b)、図4(d)に示すように、トナーボトル50の回転部にはカム部58が形成されており、このカム部58に回転検出フラグ59が当接している。カム部58の半径は、ボトル回転に伴って蛇腹状のポンプ部が伸張しているときと、収縮しているときとで異なり、カム部の外周に当接する回転検出フラグ59の位置が変化する。このため、回転検出フラグ59の位置を検出することによってトナーボトル50の回転の有無、ポンプ部51の伸張、収縮の状態を検出することができるようになっている。
(トナー搬送路)
次にトナー搬送路構成について説明する。図5はトナー搬送路60を横方向から見た図と断面方向から見た図である。トナー搬送路60にはトナーボトル50の排出口52と連結しているトナー搬送路供給口61を備えている。また、トナー搬送路60内部には現像器3へトナーを搬送するためのトナー搬送スクリュー13が設けられている。また同様に、トナー補給経路の所定位置、本実施形態ではトナー搬送スクリュー13近傍とトナー搬送路供給口61のほぼ真下に現像剤検出手段(以下、搬送路内トナーセンサ)14が配置されている。
次にトナー搬送路構成について説明する。図5はトナー搬送路60を横方向から見た図と断面方向から見た図である。トナー搬送路60にはトナーボトル50の排出口52と連結しているトナー搬送路供給口61を備えている。また、トナー搬送路60内部には現像器3へトナーを搬送するためのトナー搬送スクリュー13が設けられている。また同様に、トナー補給経路の所定位置、本実施形態ではトナー搬送スクリュー13近傍とトナー搬送路供給口61のほぼ真下に現像剤検出手段(以下、搬送路内トナーセンサ)14が配置されている。
(トナー検出手段)
本実施形態の搬送路内トナーセンサ14は磁気ブリッジセンサを用いた磁気センサであり、検出ヘッドの前に磁性体であるトナーがある場合とない場合で異なった出力電圧が得られる。そして、出力電圧はトナー量に略比例し、トナー量が少ないときは出力電圧は低く、トナー量が多いと出力電圧が高くなる。そして、磁気ブリッジセンサの検出ヘッドの検出範囲は、トナー最大充填時から空になるまでの範囲より大きく設定されている。
本実施形態の搬送路内トナーセンサ14は磁気ブリッジセンサを用いた磁気センサであり、検出ヘッドの前に磁性体であるトナーがある場合とない場合で異なった出力電圧が得られる。そして、出力電圧はトナー量に略比例し、トナー量が少ないときは出力電圧は低く、トナー量が多いと出力電圧が高くなる。そして、磁気ブリッジセンサの検出ヘッドの検出範囲は、トナー最大充填時から空になるまでの範囲より大きく設定されている。
本実施形態では制御部が前記搬送路内トナーセンサ14によって得られた出力電圧が所定の値以上であった場合、すなわちトナー検出量が所定以上であったときは「トナー有り」と判定し、前記所定の値よりも小さい場合、すなわちトナー検出量が所定以下であった場合は「トナー無し」と判定する。
そして、制御部は搬送路内トナーセンサ14が「トナー有り」を検出すればトナーボトル50からトナー搬送路60へのトナー供給を停止させ、「トナー無し」を検出すればトナーボトル50からトナー搬送路へのトナー供給、トナー搬送路60から現像器3へのトナー補給をそれぞれ開始させる。
「トナー有り」の判断基準は前述した出力電圧とトナー量の関係から決定する。例えば現像器内のトナー重量が200g程度であった場合、現像器内トナーセンサの出力Dutyが20%、現像器内のトナー重量が250g程度であった場合、現像器内トナーセンサの出力Dutyが30%の関係が得られる。所望の現像器内トナー重量によって、トナー有りの判断閾値を変更することが可能である。
<トナーボトルからのトナー排出不良>
次にトナーボトル初期時の、パッキングによるトナー排出不良について説明する。前述したように、トナーを充填した未使用のトナーボトルは物流の影響で、ボトル内のトナーが凝集し、トナーボトルのトナー排出口近傍でトナーが詰まってしまうことがある。例えば、トラックなどの交通手段によって運搬されるとき、振動によってトナーボトルの中のトナーはタッピングを受けた状態となり、トナー嵩密度が上昇する。このように固まったトナーが排出口の中で詰まったり、排出口に蓋をするような形になると、トナーボトルから一切トナーが排出されなくなってしまう。
次にトナーボトル初期時の、パッキングによるトナー排出不良について説明する。前述したように、トナーを充填した未使用のトナーボトルは物流の影響で、ボトル内のトナーが凝集し、トナーボトルのトナー排出口近傍でトナーが詰まってしまうことがある。例えば、トラックなどの交通手段によって運搬されるとき、振動によってトナーボトルの中のトナーはタッピングを受けた状態となり、トナー嵩密度が上昇する。このように固まったトナーが排出口の中で詰まったり、排出口に蓋をするような形になると、トナーボトルから一切トナーが排出されなくなってしまう。
前記のようにしてトナー排出口近傍で固まったトナーの嵩密度は0.8〜0.9g/cm3程度である。凝集トナーを解消させるためには、トナーボトルを一度、画像形成装置本体から取り外し、排出口を重力軸方向上方にして5回程度、縦に振る必要がある。このようにトナーボトル内にトナーが入っているのにも関わらずトナーが排出されないため、これを解消するためにユーザーがトナーボトルを振る動作を「リトライ動作」と呼称する。ここで、前記のようにトナーボトルの排出口近傍でのトナー凝集に対するリトライ動作を「リトライA」とする。
一方、図6に示すように、トナーボトル50の蛇腹状のポンプ部51が伸張した状態で苛酷な物流が行われた場合、ポンプ部51の蛇腹部分にまでトナーが詰まってしまうことがある。このような状態で前記と同じように高温条件でタッピング動作が加わると、ポンプ部51のトナーの嵩密度は0.9〜1.0g/cm3となる。
本実施形態のトナーボトルは、前述したようにトナーボトル50に対する回転駆動力をポンプ部の往復動力(伸縮)に駆動伝達部材を用いている変換している。すなわち、トナーボトル50が回転することでポンプ部51を伸縮させている。逆に言えば、ポンプ部51にトナーが詰まっていて伸縮できない状態の場合、トナーボトル50が回転できないために駆動伝達ができていない状態となる。
前記のようにポンプ部51に詰まった凝集トナーを解消させるためには、トナーボトルを画像形成装置本体から取り外し、排出口を重力軸方向上方にして10回程度、縦に振る必要がある。ポンプ部51でトナー凝集した場合は、排出口でトナー凝集した場合よりも嵩密度が高くなるために、凝集トナーを解消させるためにトナーボトルを振る回数を多くする必要がある。このトナーボトル50のポンプ部51の近傍、或いはポンプ部51内、すなわちトナーボトル50のトナー排出口領域よりトナーボトル内側でのトナー凝集に対するリトライ動作を「リトライB」とする。
このようにトナーボトル内のトナー凝集状態を正確に把握し、その凝集状態に合わせたリトライ動作を行うことで、トナーボトルからのトナー排出を円滑なものにすることができる。
(制御部)
本実施形態では前記リトライ動作をユーザに指示し、補給不良を解消する回復方法を指示する指示手段となる報知部に所定の報知を行うようにしており、制御部において前記報知制御及び駆動制御を実行している。図7は制御系のブロック図である。
本実施形態では前記リトライ動作をユーザに指示し、補給不良を解消する回復方法を指示する指示手段となる報知部に所定の報知を行うようにしており、制御部において前記報知制御及び駆動制御を実行している。図7は制御系のブロック図である。
図7において、CPUやROM、RAMを有する制御部80は、搬送路内トナーセンサ14、現像器内トナーセンサ81、さらには回転検出フラグ59の位置を検出することによりトナーボトル50の回転状態を検出する回転検出センサ88からの検出信号やトナーボトル50に設けられ、トナーボトル50の使用履歴等を記録したメモリ82からの読み取り信号等を入力し、各種判定を行う判定手段を兼ねている。そして、制御部80は判定結果に基づいてトナーボトル50を回転駆動するボトルモータ83やトナー搬送路60内のトナーを搬送するためのトナー搬送スクリュー13を駆動するための搬送路モータ84等を駆動制御する。
さらに、制御部80は感光ドラム1や現像スリーブ8、現像器内のトナーを撹拌する撹拌部材86等を駆動するメインモータ85の駆動制御や現像スリーブ8の駆動伝達を切り替えるギアクラッチ87等を駆動制御する。
また、制御部80は、前記判定結果や装置の駆動状態に応じて報知部90に所定の情報を報知する。
(リトライ報知制御)
次にトナーボトル50からトナーが排出されない場合に、リトライ動作を促すための報知制御について説明する。
次にトナーボトル50からトナーが排出されない場合に、リトライ動作を促すための報知制御について説明する。
図8はリトライ報知制御のフローチャートである。画像形成装置本体の電源を入れると(S102)、制御部80はメモリ82に書き込まれたトナーボトル使用履歴等の情報からトナーボトル50が新品であるか否かを検出する(S103)。すなわち、制御部80はトナーボトル50の新品検出手段としても機能する。次にトナーボトル50を回転させてトナー補給動作をしたとき、搬送路内トナーセンサ14がトナー無しを検出すると(S104)、トナーボトルモータ83が駆動し(S105)、トナーボトル50が回転する(S106)。
トナーボトル50が回転していても、所定時間、搬送路内トナーセンサ14がトナーを検出しないときは(S107)、トナーボトル50からトナーが排出されていない、すなわちトナーボトル50内の排出口領域、すなわち排出口の近傍でトナーが凝集している第1の状態であると判定し(S108)、報知部90に第1の情報を報知する(S109)。この第1の情報は、本実施形態ではリトライAを促す情報である。
前記ステップS106において回転検出センサ88からの信号によりトナーボトル50が回転していないと判定したときは(S106)、制御部80はトナーボトル内のポンプ部51にトナーが詰まり、ポンプ部51が伸縮できない第2の状態にあると判定し(S110)、報知部90に第2の情報を報知する(S111)。この第2の情報は、リトライBを促す情報である。そして、前記第2の情報を報知した後、ステップS107に進む。
次に、リトライAとリトライBについて説明する。リトライAの報知は、例えば操作部の液晶画面等を用いてユーザーに対しアナウンスされる。リトライAはトナーボトルを抜き出して、トナーボトルの排出口を重力軸方向上方向きにし、5回程度縦方向に振るように勧め、その後トナーボトルを画像形成装置本体に戻してもらうアナウンスを行う。例えば、「トナーボトルを取り出し、ボトルの排出口を上にして、縦に5回程度振ってください」との表示を行う。
トナーボトル50の抜き出しが行われたかどうかの判定基準として、図9のフローチャートに示すように、トナーボトル50を覆っているカバーの開閉があったか(S201)、画像形成装置本体の電源のOFF/ONが行われたかを判定基準とする(S205)。カバーの開閉がなく、電源OFF/ONも行われないときはステップS201に戻り、カバーの開閉か、電源OFF/ONのいずれかが行われたときはトナーボトルの抜き差しが行われたと判定する。
トナーボトル50の抜き差しが行われたと判定されれば、トナーボトルモータ83を駆動させトナーボトルを回転させる(S202)。このとき、トナーボトル50の排出口近傍に配置されている搬送路内トナーセンサ14が所定時間内にトナーを検出することができれば(S203)、トナーボトル内排出口近傍のトナー凝集が解消されたと判定し、リトライAの報知を解除する(S204)。一方、搬送路内トナーセンサ14がトナーを検出できなかった場合は、トナーボトル側の故障と判断しトナーボトルの交換を促す情報を報知部に報知する(S206)。
リトライBの報知は、リトライAと同様に、例えば操作部の液晶画面等を用いてユーザーに対しアナウンスされる。リトライBはトナーボトルを抜き出して、トナーボトルの排出口を重力軸方向上方向きにし、10回程度縦方向に振るように勧め、その後トナーボトルを画像形成装置本体に戻して貰うアナウンスを行う。例えば、「トナーボトルを取り出し、ボトルの排出口を上にして、縦に10回程度振ってください」との表示を行う。
リトライBはリトライAに比べ、トナーボトル内のトナー凝集の度合いが激しいことが多いため、リトライAよりも、よりトナーの凝集を解消させる動作をアナウンスする必要がある。そのため、本実施形態では、リトライAは5回縦方向に振る リトライBでは10回縦方向に振るとして、判定した状態に応じて報知部への報知情報を変更する。
なお、報知情報としては、振る回数を変える場合以外にも、例えば振り幅をリトライAとリトライBで変えたり、トナーボトル50の振る角度をリトライAとBで変えるようにしてもよい。
リトライBにおいてトナーボトルの抜き出しが行われたかどうかの判定基準はリトライAの場合と同様である。すなわち、図10のフローチャートに示すように、トナーボトル50を覆っているカバーの開閉があったか(S301)、画像形成装置本体の電源のOFF/ONが行われたかで判定する(S305)。
トナーボトルの抜き差しが行われたと判断されれば、トナーボトルモータを駆動させトナーボトルを回転させる(S302)。このとき、トナーボトルモータからの駆動がトナーボトルに伝達されていればトナーボトルは回転する(S303)。トナーボトルの回転があればポンプ部51でのトナー凝集が解消されたと判定し、リトライBの報知を解除する(S304)。一方、トナーボトル50の回転が行えなかったときは、画像形成装置側に何らかの不具合があると判断し、エラー表示、若しくはサービスコールを促す情報を報知部に報知する(S306)。
上記のように、制御部80の判定結果に応じて報知部に報知する情報を変更する。具体的には、制御部80は搬送路内トナーセンサ14と、ボトル回転検出センサ88が検出するトナーボトルの回転状態に基づいてトナーが詰まっている部位を判定可能であり、その判定結果に応じてリトライA、リトライBを促す情報を報知部に報知する。これにより、トナーが詰まった部位に応じて的確なリトライ動作が可能となり、トナー補給を正常化することが可能となる。
〔第2実施形態〕
次に本発明の第2実施形態としてリトライ動作を報知してもトナー凝集が解消されない場合にリトライ動作を促す報知を複数回行う例について説明する。
次に本発明の第2実施形態としてリトライ動作を報知してもトナー凝集が解消されない場合にリトライ動作を促す報知を複数回行う例について説明する。
トナーボトル内トナーのパッキングを検出して、リトライ動作をユーザーに促しても、実際にユーザーがトナーボトルを抜き差し、トナーボトル50を所定回数振ったかの検出は画像形成装置では判断できない。つまり、報知部に表示されたリトライ動作を促す画面を視認しながらも、トナーボトル50を振らずにトナーカバーの開閉のみしか行わなかったり、電源のOFF/ONしかしなかったりした場合はトナーボトル内の凝集は解消されない。
また、トナーボトル50を所定回数振ると言う動作自体がユーザーによる個人差が生じてしまう可能性があり、1回のリトライで必ずしもトナーボトル内のトナー凝集が解消されるとは限らない。
そこで、本実施形態ではリトライ動作の実施回数の上限を規定し、トナーが詰まった部位に対応して情報部に報知する上限回数を変更するものである。
図11は第2実施形態に係るリトライ報知制御のフローチャートである。画像形成装置本体の電源を入れると(S402)、制御部80はメモリ82に書き込まれた情報からトナーボトル50が新品であるか否かを検出する(S403)。次に、搬送路内トナーセンサ14がトナー無しを検出すると(S404)、トナーボトルモータが駆動してトナーボトルが回転する(S405)。このときトナーボトルが回転していても(S406)、所定時間トナー搬送路内トナーセンサ14がトナーを検出できなければ(S407)、トナーボトル50からトナーが排出されていない。すなわち、制御部80はトナーボトル50の排出口近傍でトナーが凝集していると判定する(S408)。このとき、搬送路近傍でのトナーの凝集が発生しているトナーボトルのリトライ動作の履歴を判定する(S409)。リトライ動作の履歴が3回以下であれば、リトライAをユーザーに対して再報知する(S420)。なお、リトライ動作の履歴は前述した不揮発メモリ82などに回数を記憶させておく。そして、適宜、画像形成装置本体から必要な情報を引き出す。リトライAを促す報知をユーザーが放置した場合は、リトライカウントAを+1インクリメントする(S410)。
リトライAの動作結果によりトナーボトル内排出口近傍でのトナー凝集が解消されたと判定した場合は(S411)、本フローを終了させる。リトライAを促す報知にも関わらずトナー凝集が解消できなかったと判定された場合には、ユーザーに対しリトライAを再度アナウンスするため、トナーボトルの使用履歴からリトライ回数を調べ(S409)、3回以下であればリトライAを報知部90に報知する(S420)。
また、リトライ動作履歴が4回以上となってしまったトナーボトルに関しては、3回のリトライ動作にも関わらず排出口近傍のトナー凝集が解消されないということなので、トナーボトル側に何かしらの不具合があると判定し、トナーボトルの交換を促す情報を報知部に報知する(S412)。
一方、ステップS406においてトナーボトルが回転していなければ、トナーボトル内のポンプ部51にトナーが詰まり、ポンプ部51が伸縮できないためにトナーボトルが回転不可能になっていると判定する(S413)。このとき、ポンプ部51でのトナーの凝集が発生しているトナーボトルのリトライ動作の履歴を調べ(S414)、リトライ動作の履歴が5回以下であれば、リトライB動作をユーザーに促す情報を報知部90に報知する(S415)。リトライBを促す報知をユーザーが放置した場合は、リトライカウントBを+1インクリメントする(S416)。リトライBの動作結果により搬送路内トナーセンサ14がトナー有りを検出してポンプ部でのトナー凝集が解消されたと判定した場合は(S417)、本フローを終了させる。
前記リトライBの報知にも関わらず、搬送路内トナーセンサ14がトナー無しを検出してポンプ部51でのトナー凝集が解消できなかったと判定した場合は、ユーザーに対しリトライBを再度アナウンスするため、トナーボトルの使用履歴からリトライ回数を調べ(S414)、5回以下であればリトライBを再報知させる(S415)。また、リトライ動作履歴が6回以上となってしまったトナーボトルに関しては、5回のリトライ動作にも関わらずポンプ部でのトナー凝集が解消されない、若しくは何かしらの理由でトナーボトルが回転しないというになるので、画像形成装置本体の異常と判定し、エラー表示、或いはサービスコール等を行う(S418)
次に本実施形態でのリトライAとリトライBについて図12、図13のフローチャートを用いて説明する。
次に本実施形態でのリトライAとリトライBについて図12、図13のフローチャートを用いて説明する。
リトライAの報知は、例えば報知部90となるディスプレイを用いてユーザーに対しアナウンスする。そして、図12のフローチャートに示すように、第1実施形態の場合と同様に、リトライAはトナーボトル50を抜き出して、トナーボトル50の排出口を重力軸方向上方向きにし、5回程度縦方向に振るように勧め、その後トナーボトル50を画像形成装置本体に戻してもらうアナウンスを行う。
トナーボトル50の抜き出しが行われたかどうかの判定基準は、第1実施形態と同様に、トナーボトルを覆っているカバーの開閉があったか(S501)、画像形成装置本体の電源のOFF/ONが行われたか(S506)を判定基準とする。
トナーボトル50の抜き差しが行われたと判定されれば、トナーボトルモータ83を駆動させ(S502)、トナーボトルを回転させる。このとき、トナーボトル排出部近傍に配置された搬送路内トナーセンサ14が所定時間内にトナーを検出することができれば(S503)、トナーボトル内排出口近傍のトナー凝集が解消されたと判定し、リトライAの報知を解除する(S504、S505)。一方、搬送路内トナーセンサ14がトナーを検出できなかった場合は、トナーボトル内排出口近傍でのトナー凝集は解消されなかったと判定し、図11のステップS420へ移行する。
リトライBの報知は、リトライAと同様、例えば操作部の液晶画面等を用いてユーザーに対しアナウンスする。そして、図13のフローチャートに示すように、リトライBはトナーボトルを抜き出して、トナーボトルの排出口を重力軸方向上方向きにし、10回程度縦方向に振るように勧め、その後トナーボトルを画像形成装置本体に戻してもらうアナウンスを行う。前述のようにリトライBはリトライAに比べ、トナーボトル内のトナー凝集の度合いが激しいことが多いため、リトライAよりも、よりトナーの凝集を解消させる動作をアナウンスする。
トナーボトル50の抜き出しが行われたかどうかの判定基準は、リトライAの場合と同様にトナーボトルを覆っているカバーの開閉があったか(S601)、画像形成装置本体の電源のOFF/ONが行われたか(S606)を判定基準とする。
トナーボトル50の抜き差しが行われたと判定されれば、トナーボトルモータ83を駆動させ(S602)トナーボトルを回転させる。このとき、トナーボトルモータ83からの駆動がトナーボトルに伝達されていれば、トナーボトルは回転する(S603)。トナーボトルの回転があればポンプ部51のトナー凝集が解消されたと判定し、リトライBの報知を解除する(S604)。一方、トナーボトルの回転が行えなかった場合、トナーボトル内ポンプ部でのトナー凝集を解消できなかったと判定し、図11のフローチャートS415へ移行する。
上記のように、搬送路内トナーセンサ14と、ボトル回転検出センサ88が検出するトナーボトルの回転状態基づいてトナーが凝集している部位を判定し、その判定結果に応じてリトライA、リトライBを促す情報を報知部に報知する。そして、リトライAを報知するときと、リトライBを報知するときとでリトライ回数を繰り返す報知回数を変更する。これにより、トナーが詰まった部位に応じて的確なリトライ動作が可能となり、さらにはリトライ動作の実行を確実に促すことができ、トナー補給を正常化することが可能となる。
なお、前述した実施形態では新品のトナーボトルが装填された場合のみリトライ動作を報知する例を示した。これは、前述したようにトナーボトルが流通する際に振動によってトナーが凝集して排出口52やポンプ部51でトナーが詰まってしまうことが多いからである。しかし、トナーボトルが新品でない場合であっても前記リトライ判定をすることにより、前述したリトライ動作を促す報知を行うようにしてもよい。
また、前述した実施形態では、トナーボトルが回転しないことを検出した場合、トナーボトルのポンプ部でトナーが凝集したと判定したが、ポンプ部以外でトナーが凝集することで現像剤補給容器が駆動しない場合であってもリトライB動作を促すようにしてもよい。例えば、現像剤補給容器内にトナーを撹拌する撹拌部材が回転可能に設けられており、撹拌部材近傍のトナーが凝集することで撹拌部材が回転しなくなってトナーが供給されなくなるような場合もリトライB動作を促すように報知してもよい。
1 …感光ドラム
3 …現像器
6 …排出部
9 …トナーボトル装着部
10 …回転駆動機構
13 …トナー搬送スクリュー
14 …搬送路内トナーセンサ
16 …トナーセンサ
18 …補給口
50 …トナーボトル
50A …突起
51 …ポンプ部
52 …排出口
53 …ギア部
54 …往復動部材
55 …カム溝
56 …係合突起
57 …円筒部
58 …カム部
59 …回転検出フラグ
60 …トナー搬送路
61 …トナー搬送路供給口
80 …制御部
81 …現像器内トナーセンサ
82 …メモリ
83 …ボトルモータ
84 …搬送路モータ
85 …メインモータ
86 …撹拌部材
87 …ギアクラッチ
88 …回転検出センサ
90 …報知部
3 …現像器
6 …排出部
9 …トナーボトル装着部
10 …回転駆動機構
13 …トナー搬送スクリュー
14 …搬送路内トナーセンサ
16 …トナーセンサ
18 …補給口
50 …トナーボトル
50A …突起
51 …ポンプ部
52 …排出口
53 …ギア部
54 …往復動部材
55 …カム溝
56 …係合突起
57 …円筒部
58 …カム部
59 …回転検出フラグ
60 …トナー搬送路
61 …トナー搬送路供給口
80 …制御部
81 …現像器内トナーセンサ
82 …メモリ
83 …ボトルモータ
84 …搬送路モータ
85 …メインモータ
86 …撹拌部材
87 …ギアクラッチ
88 …回転検出センサ
90 …報知部
Claims (9)
- 現像剤を補給するための現像剤補給容器の現像剤補給状態を判定する判定手段と、
前記判定手段の判定結果に基づいて、前記現像剤補給容器中の現像剤が引き起こす補給不良を解消するための異なる回復方法を操作者に指示する指示手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記指示手段は、前記異なる回復方法として、前記現像剤補給容器を振るように操作者に指示する前記現像剤補給容器を振る回数を異ならせることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記指示手段は、前記現像剤補給容器中の現像剤が引き起こす補給不良が該現像剤補給容器の現像剤排出口領域で生じていると判定される場合は、前記現像剤補給容器の前記現像剤排出口領域より該現像剤補給容器内側で生じていると判定される場合に比べて操作者に指示する前記現像剤補給容器を振る回数を少なくすることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
- 前記指示手段は、前記異なる回復方法として、操作者に回復方法を指示する回数の上限を異ならせることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記指示手段は、前記現像剤補給容器中の現像剤が引き起こす補給不良が該現像剤補給容器の現像剤排出口領域で生じていると判定される場合は、前記現像剤補給容器の前記現像剤排出口領域より該現像剤補給容器内側で生じていると判定される場合に比べて、操作者に回復方法を指示する回数の上限を少なくすることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
- 前記現像剤補給容器の現像剤排出口領域における現像剤の排出量を検出する現像剤検出手段と、
前記現像剤補給容器を駆動する駆動部と、
を有し、
前記判定手段は、前記現像剤検出手段と、前記駆動部の駆動状態に基づいて前記補給不良が生じている場所を判定することを特徴とする請求項3又は請求項5記載の画像形成装置。 - 前記判定手段は、前記現像剤補給容器から現像剤補給動作をしたとき、前記現像剤検出手段による検出量が所定以下の場合、前記駆動部が駆動しているときは前記補給不良が前記現像剤排出口領域で生じていると判定し、前記駆動部が停止しているときは前記補給不良が前記現像剤排出口領域より前記現像剤補給容器内側で生じていると判定することを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
- 装着された現像剤補給容器が新品であるか否かを検出する新品検出手段を有し、
前記判定手段は、前記現像剤排出口領域より前記現像剤補給容器内側で前記補給不良が生じていると判定すると共に前記新品検出手段が新品であると検出しているときに、前記指示手段から操作者に前記回復方法を指示することを特徴とする請求項3又は請求項5に記載の画像形成装置。 - 前記現像剤補給容器は、前記駆動部により駆動して現像剤を排出するための蛇腹状のポンプ部を有することを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016190685A JP2018054869A (ja) | 2016-09-29 | 2016-09-29 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016190685A JP2018054869A (ja) | 2016-09-29 | 2016-09-29 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018054869A true JP2018054869A (ja) | 2018-04-05 |
Family
ID=61835664
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016190685A Pending JP2018054869A (ja) | 2016-09-29 | 2016-09-29 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018054869A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020112625A (ja) * | 2019-01-09 | 2020-07-27 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP7552232B2 (ja) | 2020-10-13 | 2024-09-18 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置及び制御方法 |
-
2016
- 2016-09-29 JP JP2016190685A patent/JP2018054869A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020112625A (ja) * | 2019-01-09 | 2020-07-27 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP7271187B2 (ja) | 2019-01-09 | 2023-05-11 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP7552232B2 (ja) | 2020-10-13 | 2024-09-18 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置及び制御方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2369424A2 (en) | Toner Replenishing Device and Image Forming Apparatus Including Toner Replenishing Device | |
US20090047044A1 (en) | Toner supply device, developing device and image forming apparatus | |
JP2013113946A (ja) | 粉体収納容器、粉体搬送装置及び画像形成装置 | |
JP6159676B2 (ja) | 現像剤補給装置、画像形成装置 | |
JP2013113945A (ja) | 粉体収納容器、粉体搬送装置及び画像形成装置 | |
JP6840605B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2018054869A (ja) | 画像形成装置 | |
JP6089120B2 (ja) | 現像剤収容容器、およびこれを備えた画像形成装置 | |
JP5873518B2 (ja) | トナー供給装置及び画像形成装置 | |
JP6155161B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5589773B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2015187660A (ja) | 現像剤補給装置、およびこれを備えた画像形成装置 | |
JP2014126737A (ja) | 画像形成装置及び画像形成方法 | |
JP5852897B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4777765B2 (ja) | トナー回収装置及び画像形成装置 | |
JP2010281885A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2016057467A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2001209286A (ja) | 画像形成装置 | |
JP6813966B2 (ja) | 現像装置、それを備えた現像剤補給システム及び画像形成装置 | |
JP2015125338A (ja) | 現像剤収容容器、およびこれを備えた画像形成装置 | |
JP6190748B2 (ja) | 現像剤補給装置、およびこれを備えた画像形成装置 | |
JP2013117558A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH08211716A (ja) | 現像装置 | |
JP2011227202A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2006106645A (ja) | 画像形成装置、カートリッジ、画像形成システム及び記憶媒体 |