JP2018054533A - 風量測定装置 - Google Patents

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Takaharu Saegusa
隆晴 三枝
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Abstract

【課題】空調制御における風量測定が、より正確により容易に実施できるようにする。【解決手段】差圧測定部101には、切替部102が接続し、切替部102には圧力導入管111a、圧力導入管111bが接続している。切替部102は、圧力導入管111aおよび差圧測定部101の接続と、圧力導入管111bおよび差圧測定部101の接続を切り替える。差圧測定部101は、切替部102により接続が切り替えられた圧力導入管111aおよび圧力導入管111bのいずれかに導かれた圧力と部屋121における圧力との差を検出する。【選択図】 図1

Description

本発明は、建物の空調設備における風量を測定する風量測定装置に関する。
空気調和のための空調設備においては、風量を測定して制御することが重要である。このような風量の測定においては、例えば風量測定部をダクトに設けた風量調整装置の上流側に設けた風量測定部で実施されている(特許文献1参照)。
しかしながら、温度・湿度などを調整した空気を移送するダクトは、曲がりや分岐が多く、直管がほとんどない上に、ダンパなどの障害物が多い。このため、ダクトにおける風量測定では、空調対象の部屋に実際に供給される空調空気の正確な風量が計測できず、正確な制御が実施できない。
これに対し、集風フードで天井の制気口からの吹き出し空気を集め、集風フードに連続するセンサーフード内に配置したセンサーにより風量を計測する装置が開発されている(特許文献2参照)。制気口からの吹き出し空気を集めて風量を測定する技術では、空調対象の部屋に実際に供給される空調空気の正確な風量の測定が可能となる。
特開2011−122795号公報 特開2004−257842号公報
しかしながら、上述した技術では、制気口下に測定のための領域確保が必要となり、また、測定のための装置配置などが容易ではなく、測定に大きな手間がかかる。このため、部屋内にある複数の制気口における風量を測定する場合、非常に大きな手間を要するという問題があった。
本発明は、以上のような問題点を解消するためになされたものであり、空調制御における風量測定が、より正確により容易に実施できるようにすることを目的とする。
本発明に係る風量測定装置は、空調対象の部屋の複数の給排気部の各々に設けられた各制気口の前段に圧力導入口が設けられた複数の圧力導入管と、複数の圧力導入管のいずれかに導かれた圧力と部屋における圧力との差を検出する差圧測定部と、複数の圧力導入管と差圧測定部との接続を切り替える切替部と、差圧測定部が測定した圧力差をもとに圧力差の測定で接続されている圧力導入管の圧力導入口が設けられている制気口を通過する風量を求める風量算出部とを備えることを特徴とする風量測定装置。
上記風量測定装置において、差圧測定部は、傾斜マノメータから構成されているとよい。
以上説明したことにより、本発明によれば、空調制御における風量測定が、より正確により容易に実施できるという優れた効果が得られる。
図1は、本発明の実施の形態における風量測定装置の構成を示す構成図である。
以下、本発明の実施の形態について図1を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態における風量測定装置の構成を示す構成図である。この風量測定装置は、差圧測定部101、切替部102、風量算出部103を備える。なお、以下の説明では、空調対象の部屋121に2つの制気口が設けられている場合を例に説明するが、これに限るものではなく、1つの部屋に3つ以上の制気口が設けられている場合についても同様である。
差圧測定部101には、切替部102が接続し、切替部102には圧力導入管111a、圧力導入管111bが接続している。切替部102は、圧力導入管111aおよび差圧測定部101の接続と、圧力導入管111bおよび差圧測定部101の接続を切り替える。切替部102は、例えば、圧力切り替えコックである。
圧力導入管111aの圧力導入口112aは、空調対象の部屋121の給気部(給排気部)122aに設けられた制気口123aの前段に設けられている。また、圧力導入管111bの圧力導入口112bは、部屋121の給気部(給排気部)122bに設けられた制気口123bの前段に設けられている。制気口123a,制気口123bは、例えば、アネモスタットなどの空調用ディフューザーである。各圧力導入口は、対応する制気口の構造体上面に配置すればよい。また、圧力導入管は、例えば、高分子材料から構成されたチューブや、金属製の配管から構成されている。
ここで、部屋121の天井裏領域131には、図示していない室内機に接続されているダクト132a,132b、ダクト132a,132bに接続されたチャンバーボックス133a,133bが配置されている。ダクト132aで移送された空調空気は、チャンバーボックス133aを経て、給気部122aに設けられた制気口123aを通過して部屋121に供給される。また、ダクト132bで移送された空調空気は、チャンバーボックス133bを経て、給気部122bに設けられた制気口123bを通過して部屋121に供給される。
差圧測定部101は、切替部102により接続が切り替えられた圧力導入管111aおよび圧力導入管111bのいずれかに導かれた圧力と部屋121における圧力との差を検出する。このようにして差圧測定部101が測定した圧力差をもとに、風量算出部103が、差圧測定部101に接続されているいずれかの圧力導入管の圧力導入口が設けられているいずれかの制気口を通過する風量を求める。差圧測定部101は、例えば、傾斜管マノメータから構成されたものであればよい。傾斜管マノメータは、圧力差が小さい状態において感度が高い差圧計であり、低風量で圧力差が小さい状態における測定に好適である。風量算出部102は、例えば、空調用コントローラである。
例えば、差圧測定部101に切替部102を経由して圧力導入管111aが接続されている場合、制気口123aの前後の差圧が差圧測定部101で測定されることになり、風量算出部103は、制気口123aを通過する風量を求めることになる。一方、差圧測定部101に切替部102を経由して圧力導入管111bが接続されている場合、制気口123bの前後の差圧が差圧測定部101で測定されることになり、風量算出部103は、制気口123bを通過する風量を求めることになる。
よく知られているように、オリフィスなどの絞り部の前後の圧力差を用い、流量=k(圧力差)1/2[kは定数]により、絞り部を通過する風量を求めることができる。発明者らの鋭意の検討の結果、制気口が上記絞り部と同様の効果を発現し、制気口の前後の圧力差により上記同様に制気口を通過する風量が求められるという知見を得るに至った。定数kは、用いられている制気口に対応させ、他の手段で測定した風量と測定される圧力差との関係より予め求めておけばよい。
実施の形態によれば、制気口の前後の圧力差をもとに制気口を通過する風量を求めるようにしたので、制気口より空調対象の部屋に実際に供給される空調空気の風量が正確に求められるようになる。また、複数の制気口の風量が、一組の差圧測定部および風量算出部により求められるので、測定の手間が低減されるようになる。また、風量測定は、ダクト内に組み込む装置を用いるものではないので、空調設備が設置された後であっても実施できる。このように、実施の形態によれば、空調制御における風量測定が、より正確により容易に実施できるようになる。
なお、本発明は以上に説明した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想内で、当分野において通常の知識を有する者により、多くの変形および組み合わせが実施可能であることは明白である。
例えば、上述では、部屋に対して導入される空調空気の風量を測定する場合を例に説明したが、これに限るものではない。部屋に設けられた排気部より排出される空気の風量を測定する場合についても同様である。例えば、排気部に設けられている制気口の前後の圧力差をもとに、前述同様に制気口を通過する風量を求めるようにすればよい。
また、上述では、部屋の上部天井裏にダクトなどが配置され、天井部に制気口が配置されている場合を例に説明したが、これに限るものではない。例えば、制気口が、部屋の側部、部屋の床部に設けられている場合についても同様である。
101…差圧測定部、102…切替部、103…風量算出部、111a,111b…圧力導入管、112a,112b…圧力導入口、121…部屋、122a,122b…給気部(給排気部)、123a,123b…制気口、131…天井裏領域、132a,132b…ダクト、133a,133b…チャンバーボックス。

Claims (2)

  1. 空調対象の部屋の複数の給排気部の各々に設けられた各制気口の前段に圧力導入口が設けられた複数の圧力導入管と、
    複数の前記圧力導入管のいずれかに導かれた圧力と前記部屋における圧力との差を検出する差圧測定部と、
    複数の前記圧力導入管と前記差圧測定部との接続を切替える切替部と、
    前記差圧測定部が測定した圧力差をもとに圧力差の測定で接続されている前記圧力導入管の前記圧力導入口が設けられている前記制気口を通過する風量を求める風量算出部と
    を備えることを特徴とする風量測定装置。
  2. 請求項1記載の風量測定装置において、
    前記差圧測定部は、傾斜マノメータから構成されていることを特徴とする風量測定装置。
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