JP2018054245A - 風量制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】空調制御における風量制御が、より正確により容易に実施できるようにする。
【解決手段】風量算出部102は、差圧測定部101が測定した圧力差をもとに制気口123を通過する風量を求める。差圧測定部101は、空調対象の部屋121の給気部(給排気部)122に設けられた制気口123の前後の圧力差を測定する。風量算出部102は、差圧測定部101が測定した圧力差をもとに制気口123を通過する風量を求める。
【選択図】 図1

Description

本発明は、建物の空調設備における風量を制御する風量制御装置に関する。
空気調和のための空調設備においては、風量を測定して制御することが重要である。このような風量の測定においては、例えば風量測定部をダクトに設けた風量調整装置の上流側に設けた風量測定部で実施されている(特許文献1参照)。また、室内機と分岐チャンバとの間の接続ダクト、および分岐チャンバに接続するバイパスダンパユニットの各々に給気風量計測手段を設け、総給気風量とバイパス風量との比率より、空調機の出力を制御する技術も提案されている(特許文献2参照)。
また、集風フードで天井の制気口からの吹き出し空気を集め、集風フードに連続するセンサーフード内に配置したセンサーにより風量を計測する装置も開発されている(特許文献3参照)。
特開2011−122795号公報 特開2013−185809号公報 特開2004−257842号公報
しかしながら、温度・湿度などを調整した空気を移送するダクトは、曲がりや分岐が多く、直管がほとんどない上に、ダンパなどの障害物が多い。このため、ダクトにおける風量測定では、空調対象の部屋に実際に供給される空調空気の正確な風量が計測できず、正確な制御が実施できない。また、ダンパに風量測定部を設ける場合、設置後の調整や修理などが容易ではないという問題がある。
これらに対し、制気口からの吹き出し空気を集めて風量を測定する技術では、空調対象の部屋に実際に供給される空調空気の風量の測定が可能となるが、常に風量測定を実施することができず、制御に対応させることができないという問題がある。
本発明は、以上のような問題点を解消するためになされたものであり、空調制御における風量制御が、より正確により容易に実施できるようにすることを目的とする。
本発明に係る風量制御装置は、空調対象の部屋の給排気部に設けられた制気口の前後の圧力差を測定する差圧測定部と、差圧測定部が測定した圧力差をもとに制気口を通過する風量を求める風量算出部と、制気口を通過する風量を調節する風量調節部と、風量算出部が求めた風量をもとに風量調節部の動作を制御する風量制御部とを備える。
また、本発明に係る風量制御装置は、空調対象の部屋の給排気部とダクトとの間に設けられたチャンバーボックスのダクトとの接続口の前後の圧力差を測定する差圧測定部と、差圧測定部が測定した圧力差をもとに接続口を通過する風量を求める風量算出部と、制気口を通過する風量を調節する風量調節部と、風量算出部が求めた風量をもとに風量調節部の動作を制御する風量制御部とを備える。
上記風量制御装置において、部屋に設けられた複数の給排気部に対応して複数の差圧測定部を備え、風量算出部は、複数の差圧測定部が測定した複数の圧力差をもとに複数の給排気部を通過する合計風量を求め、風量制御部は、風量算出部が求めた合計風量をもとに風量調節部の動作を制御するようにしてもよい。
上記風量制御装置において、風量調節部は、給排気部に接続するダクトに設けられたダンパーから構成されている。また、給排気部は、給気部であり、風量調節部は、給気部に空調空気を供給する送風機から構成されている。
以上説明したことにより、本発明によれば、空調制御における風量制御が、より正確により容易に実施できるようになるという優れた効果が得られる。
図1は、本発明の実施の形態1における風量制御装置の構成を示す構成図である。 図2は、本発明の実施の形態2における風量制御装置の構成を示す構成図である。 図3は、本発明の実施の形態3における風量制御装置の構成を示す構成図である。 図4は、本発明の実施の形態4における風量制御装置の構成を示す構成図である。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
[実施の形態1]
はじめに、本発明の実施の形態1について、図1を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態1における風量制御装置の構成を示す構成図である。この風量制御装置は、差圧測定部101、風量算出部102、ダンパー(風量調節部)103、風量制御部104を備える。
差圧測定部101は、空調対象の部屋121の給気部(給排気部)122に設けられた制気口123の前後の圧力差を測定する。制気口123は、例えば、アネモスタットなどの空調用ディフューザーである。
例えば、部屋121の天井裏領域131には、図示していない室内機に接続されているダクト132、ダクト132に接続されたチャンバーボックス133が配置されている。ダクト132で移送された空調空気は、チャンバーボックス133を経て、給気部122に設けられた制気口123を通過して部屋121に供給される。
例えば、第1圧力導入管111の第1導入口112を制気口123のチャンバーボックス133の側に配置し、第2圧力導入管113の第2導入口114を制気口123の部屋121側に配置する。第1導入口112は、例えば、制気口123の構造体上面に配置すればよい。また、第2導入口114は、制気口123近傍の部屋121の天井面に配置すればよい。第1導入口112より第1圧力導入管111を経由して検出される第1圧力と、第2導入口114より第2圧力導入管113を経由して検出される第2圧力との差圧が、差圧測定部101で測定(検出)される。圧力導入管は、例えば、高分子材料から構成されたチューブや、金属製の配管から構成されている。
風量算出部102は、差圧測定部101が測定した圧力差をもとに制気口123を通過する風量を求める。風量算出部102は、例えば、空調用コントローラである。
よく知られているように、オリフィスなどの絞り部の前後の圧力差を用い、流量=k(圧力差)1/2[kは定数]により、絞り部を通過する風量を求めることができる。発明者らの鋭意の検討の結果、制気口123が上記絞り部と同様の効果を発現し、制気口123前後の圧力差により上記同様に制気口123を通過する風量が求められるという知見を得るに至った。定数kは、用いられている制気口123に対応させ、他の手段で測定した風量と測定される圧力差との関係より予め求めておけばよい。
ダンパー103は、制気口123を通過する風量を調節する。ダンパー103は、給気部122に接続するダクト132に設けられている。風量制御部104は、風量算出部102が求めた風量をもとにダンパー103の動作を制御する。風量制御部104は、設定されている風量値と風量算出部102が求めた風量値とが一致するように、ダンパー103の開度を制御する。例えば、風量算出部102が求めた風量値が、設定されている風量値より大きい場合、ダンパー103の開度をより小さくする。また、風量算出部102が求めた風量値が、設定されている風量値より小さい場合、ダンパー103の開度をより大きくする。
上述したように、実施の形態1では、差圧測定ステップで空調対象の部屋の給排気部に設けられた制気口の前後の圧力差を測定し、風量算出ステップで、測定した圧力差をもとに制気口を通過する風量を求める風量測定方法により風量を測定し、測定した風量をもとに風量調節部の動作を制御するようにしたところに大きな特徴がある。
実施の形態1によれば、制気口の前後の圧力差をもとに制気口を通過する風量を求め、求めた風量をもとに風量調節部の動作を制御するようにしたので、空調対象の部屋に実際に供給される空調空気の風量が正確に求められ、空調制御における風量制御が、より正確により容易に実施できるようなる。風量測定のための機器は、制気口近辺に配置すればよいので、空調設備が設置された後であっても、調整や修理などが非常に容易である。
[実施の形態2]
次に、本発明の実施の形態2について、図2を用いて説明する。図2は、本発明の実施の形態2における風量制御装置の構成を示す構成図である。この風量制御装置は、差圧測定部201、風量算出部202、ダンパー(風量調節部)203、風量制御部204を備える。
差圧測定部201は、空調対象の部屋221の給気部(給排気部)222とダクト232との間に設けられたチャンバーボックス233のダクト232との接続口234の前後の圧力差を測定する。
例えば、部屋221の天井裏領域231には、図示していない室内機に接続されているダクト232、ダクト232に接続口234で接続されたチャンバーボックス233が配置されている。ダクト232で移送された空調空気は、接続口234を通過し、チャンバーボックス233を経て、制気口223を通過して部屋221に供給される。なお、制気口223は、例えば、アネモスタットなどの空調用ディフューザーである。
例えば、第1圧力導入管211の第1導入口212を接続口234のダクト232の側に配置し、第2圧力導入管213の第2導入口214を接続口234のチャンバーボックス233側に配置する。例えば、第1導入口212は、接続口234近傍のダクト232内に配置すればよい。また、第2導入口214は、接続口234近傍のチャンバーボックス233内に配置すればよい。第1導入口212より第1圧力導入管211を経由して検出される第1圧力と、第2導入口214より第2圧力導入管213を経由して検出される第2圧力との差圧が、差圧測定部201で測定(検出)される。圧力導入管は、例えば、高分子材料から構成されたチューブや、金属製の配管から構成されている。
風量算出部202は、差圧測定部201が測定した圧力差をもとに接続口234を通過する風量を求める。風量算出部202は、例えば、空調用コントローラである。
よく知られているように、オリフィスなどの絞り部の前後の圧力差を用い、流量=k(圧力差)1/2[kは定数]により、絞り部を通過する風量を求めることができる。発明者らの鋭意の検討の結果、チャンバーボックス233のダクト232との接続口234が上記絞り部と同様の効果を発現し、接続口234前後の圧力差により上記同様に接続口234を通過する風量が求められるという知見を得るに至った。定数kは、接続口234の形状などに対応させ、他の手段で測定した風量と測定される圧力差との関係より予め求めておけばよい。
ダンパー203は、制気口223を通過する風量を調節する。ダンパー203は、給気部222にチャンバーボックス233を介して接続するダクト232に設けられている。風量制御部204は、風量算出部202が求めた風量をもとにダンパー203の動作を制御する。風量制御部204は、設定されている風量値と風量算出部202が求めた風量値とが一致するように、ダンパー203の開度を制御する。例えば、風量算出部202が求めた風量値が、設定されている風量値より大きい場合、ダンパー203の開度をより小さくする。また、風量算出部202が求めた風量値が、設定されている風量値より小さい場合、ダンパー203の開度をより大きくする。
上述したように、実施の形態2では、測定ステップで、空調対象の部屋の給排気部とダクトとの間に設けられたチャンバーボックスのダクトとの接続口の前後の圧力差を測定し、風量算出ステップSで、測定した圧力差をもとに接続口を通過する風量を求める風量測定方法により風量を測定し、測定した風量をもとに風量調節部の動作を制御するようにしたところに大きな特徴がある。
実施の形態2によれば、接続口の前後の圧力差をもとに接続口を通過する風量を求め、求めた風量をもとに風量調節部の動作を制御するようにしたので、空調対象の部屋に実際に供給される空調空気の風量が正確に求められ、空調制御における風量制御が、より正確により容易に実施できるようなる。風量測定のための機器は、制気口近辺に配置すればよいので、空調設備が設置された後であっても、調整や修理などが非常に容易である。
[実施の形態3]
次に、本発明の実施の形態3について、図3を用いて説明する。図3は、本発明の実施の形態3における風量制御装置の構成を示す構成図である。この風量制御装置は、差圧測定部101a,差圧測定部101b、風量算出部302、ダンパー(風量調節部)103、風量制御部104を備える。
差圧測定部101aは、空調対象の部屋121の給気部122aに設けられた制気口123aの前後の圧力差を測定する。差圧測定部101bは、空調対象の部屋121の給気部122bに設けられた制気口123bの前後の圧力差を測定する。
例えば、部屋121の天井裏領域131には、図示していない室内機に接続されているダクト132、ダクト132に接続されたチャンバーボックス133a,チャンバーボックス133bが配置されている。ダクト132で移送された空調空気は、チャンバーボックス133aを経て、給気部122aに設けられた制気口123aを通過して部屋121に供給される。また、ダクト132で移送された空調空気は、チャンバーボックス133bにも供給され、ここを経て給気部122bに設けられた制気口123bを通過して部屋121に供給される。
例えば、第1圧力導入管111aの第1導入口112aを制気口123aのチャンバーボックス133aの側に配置し、第2圧力導入管113aの第2導入口114aを制気口123aの部屋121側に配置する。同様に、第1圧力導入管111bの第1導入口112bを制気口123bのチャンバーボックス133bの側に配置し、第2圧力導入管113bの第2導入口114bを制気口123bの部屋121側に配置する。
第1導入口112aは、例えば、制気口123aの構造体上面に配置すればよい。また、第2導入口114aは、制気口123a近傍の部屋121の天井面に配置すればよい。同様に、第1導入口112bは、制気口123bの構造体上面に配置すればよい。また、第2導入口114bは、制気口123b近傍の部屋121の天井面に配置すればよい。
第1導入口112aより第1圧力導入管111aを経由して検出される第1圧力と、第2導入口114aより第2圧力導入管113aを経由して検出される第2圧力との差圧が、差圧測定部101aで測定される。同様に、第1導入口112bより第1圧力導入管111bを経由して検出される第1圧力と、第2導入口114bより第2圧力導入管113bを経由して検出される第2圧力との差圧が、差圧測定部101bで測定される。
風量算出部302は、差圧測定部101a,差圧測定部101bが測定した各々の圧力差をもとに制気口123a,制気口123bを通過する合計の風量を求める。ダンパー103は、制気口123a,制気口123bを通過する風量を調節する。ダンパー103は、給気部122a,給気部122bに接続するダクト132に設けられている。
風量制御部104は、風量算出部302が求めた合計風量をもとにダンパー103の動作を制御する。風量制御部104は、設定されている風量値と風量算出部302が求めた風量値とが一致するように、ダンパー103の開度を制御する。例えば、風量算出部302が求めた合計の風量値が、設定されている風量値より大きい場合、ダンパー103の開度をより小さくする。また、風量算出部302が求めた合計の風量値が、設定されている風量値より小さい場合、ダンパー103の開度をより大きくする。
実施の形態3によれば、前述した実施の形態1と同様であり、空調対象の部屋に実際に供給される空調空気の風量が正確に求められ、空調制御における風量制御が、より正確により容易に実施できるようなる。また、実施の形態3によれば、1つの部屋に設けられた複数の給排気部における合計風量をもとに風量制御を実施するので、より正確な制御が実施できる。
ところで、1つの部屋に対して複数の給排気部が設けられている場合、例えば、統べたの給気部における吹き出し風量は連動して増減する場合が多い。従って、いずれかの給気部で測定された風量をもとに、他の給気部における風量値が予測可能である。このため、代表の給気部で測定された風量をもとに、他の給気部における風量値を予測し、予測した値による合計風量をもとに風量制御を実施してもよい。この場合、非常設の圧力計で。代表としている給気部以外の給気部における風量値を確認しておくとよい。
なお、実施の形態3では、制気口の前後の圧力差をもとに制気口を通過する風量を求めるようにしたが、実施の形態2と同様に、接続口の前後の圧力差をもとに接続口を通過する風量を求めるようにしても同様である。
[実施の形態4]
次に、本発明の実施の形態4について、図4を用いて説明する。図4は、本発明の実施の形態4における風量制御装置の構成を示す構成図である。この風量制御装置は、差圧測定部101、風量算出部102、送風機(風量調節部)403、風量制御部404を備える。
差圧測定部101は、空調対象の部屋121の給気部122に設けられた制気口123の前後の圧力差を測定する。制気口123は、例えば、アネモスタットなどの空調用ディフューザーである。
例えば、部屋121の天井裏領域131には、図示していない室内機に接続されているダクト132、ダクト132に接続されたチャンバーボックス133が配置されている。ダクト132で移送された空調空気は、チャンバーボックス133を経て、給気部122に設けられた制気口123を通過して部屋121に供給される。
例えば、第1圧力導入管111の第1導入口112を制気口123のチャンバーボックス133の側に配置し、第2圧力導入管113の第2導入口114を制気口123の部屋121側に配置する。第1導入口112は、例えば、制気口123の構造体上面に配置すればよい。また、第2導入口114は、制気口123近傍の部屋121の天井面に配置すればよい。第1導入口112より第1圧力導入管111を経由して検出される第1圧力と、第2導入口114より第2圧力導入管113を経由して検出される第2圧力との差圧が、差圧測定部101で測定(検出)される。
風量算出部102は、差圧測定部101が測定した圧力差をもとに制気口123を通過する風量を求める。
送風機403は、制気口123を通過する風量を調節する。送風機403は、給気部122に接続するダクト132に空調空気を供給する。送風機403により送風される空調空気は、ダクト132を介して給気部122に供給される。風量制御部404は、風量算出部102が求めた風量をもとに送風機403の動作を制御する。風量制御部404は、設定されている風量値と風量算出部102が求めた風量値とが一致するように、送風機403による送風量を制御する。例えば、風量算出部102が求めた風量値が、設定されている風量値より大きい場合、送風機403の送風量をより小さくする。また、風量算出部102が求めた風量値が、設定されている風量値より小さい場合、送風機403の送風量をより大きくする。
実施の形態3によれば、前述した実施の形態1と同様であり、空調対象の部屋に実際に供給される空調空気の風量が正確に求められ、空調制御における風量制御が、より正確により容易に実施できるようなる。
なお、実施の形態4では、制気口の前後の圧力差をもとに制気口を通過する風量を求めるようにしたが、実施の形態2と同様に、接続口の前後の圧力差をもとに接続口を通過する風量を求めるようにしても同様である。
なお、本発明は以上に説明した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想内で、当分野において通常の知識を有する者により、多くの変形および組み合わせが実施可能であることは明白である。
例えば、上述では、部屋に対して導入される空調空気の風量を測定する場合を例に説明したが、これに限るものではない。部屋に設けられた排気部より排出される空気の風量を測定する場合についても同様である。例えば、排気部に設けられている制気口の前後の圧力差をもとに、前述同様に制気口を通過する風量を求めるようにすればよい。排気経路にチャンバーボックスが設けられている場合についても同様である。
また、上述では、部屋の上部天井裏にダクトなどが配置され、天井部に制気口が配置されている場合を例に説明したが、これに限るものではない。例えば、制気口が、部屋の側部、部屋の床部に設けられている場合についても同様である。
101…差圧測定部、102…風量算出部、103…ダンパー(風量調節部)、104…風量制御部、111…第1圧力導入管、112…第1導入口、113…第2圧力導入管、114…第2導入口、121…部屋、122…給気部(給排気部)、123…制気口、131…天井裏領域、132…ダクト、133…チャンバーボックス。

Claims (5)

  1. 空調対象の部屋の給排気部に設けられた制気口の前後の圧力差を測定する差圧測定部と、
    前記差圧測定部が測定した圧力差をもとに前記制気口を通過する風量を求める風量算出部と、
    前記制気口を通過する風量を調節する風量調節部と、
    前記風量算出部が求めた風量をもとに前記風量調節部の動作を制御する風量制御部と
    を備えることを特徴とする風量制御装置。
  2. 空調対象の部屋の給排気部とダクトとの間に設けられたチャンバーボックスの前記ダクトとの接続口の前後の圧力差を測定する差圧測定部と、
    前記差圧測定部が測定した圧力差をもとに前記接続口を通過する風量を求める風量算出部と、
    前記制気口を通過する風量を調節する風量調節部と、
    前記風量算出部が求めた風量をもとに前記風量調節部の動作を制御する風量制御部と
    を備えることを特徴とする風量制御装置。
  3. 請求項1または2記載の風量制御装置において、
    前記部屋に設けられた複数の前記給排気部に対応して複数の前記差圧測定部を備え、
    前記風量算出部は、複数の前記差圧測定部が測定した複数の圧力差をもとに複数の前記給排気部を通過する合計風量を求め、
    前記風量制御部は、前記風量算出部が求めた合計風量をもとに前記風量調節部の動作を制御する
    ことを特徴とする風量制御装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の風量制御装置において、
    前記風量調節部は、前記給排気部に接続するダクトに設けられたダンパーから構成されている
    ことを特徴とする風量制御装置。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の風量制御装置において、
    前記給排気部は、給気部であり、
    前記風量調節部は、前記給気部に空調空気を供給する送風機から構成されている
    ことを特徴とする風量制御装置。
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