JP2018053910A - 無段変速機 - Google Patents

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正明 小柳
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【課題】自動的に変速させることが可能な無段変速機を提供する。【解決手段】主軸2と、主軸2を中心として回転可能な入力部材4と、主軸2を中心として回転可能な出力部材6と、傾動可能な回転軸8aを中心として回転可能であり、回転軸8aの傾斜角度に応じた変速比で、入力部材4から出力部材6へと動力を伝達するトラクション遊星8と、回転軸8aの傾斜角度を変更可能な第一ステータ18と、入力部材4の回転数N1に応じて第一ステータ18を作動させる変速作動機構と、を具備した。【選択図】図1

Description

本発明は、動力を無段階に変速可能な無段変速機の技術に関する。
従来、動力を無段階に変速可能な無段変速機の技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
特許文献1に記載の無段変速機において、入力ドライバに入力された動力は、第一トラクションリング、トラクション遊星及び第二トラクションリングを介してハウジングに伝達される。この際、トラクション遊星の回転軸の傾斜角度を適宜変更することによって、変速比を任意に変更することができる。
当該トラクション遊星の回転軸は、第一ステータ及び第二ステータによって支持されている。第一ステータ及び第二ステータには、トラクション遊星の回転軸を案内する溝が形成されている。第一ステータを第二ステータに対して相対的に回転させ、トラクション遊星の回転軸を第一ステータ及び第二ステータの溝に沿って移動させることで、当該回転軸の傾斜角度を変更することができる。
特表2012−524225号公報
ここで、特許文献1に記載の技術では、何らかの操作(手動操作やアクチュエータを用いた操作)を行うことによって第一ステータを回転させる必要がある。このため、無段変速機の変速操作が煩雑である点で不利であった。
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、自動的に変速させることが可能な無段変速機を提供することである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、主軸と、前記主軸を中心として回転可能な第一の動力伝達部材と、前記主軸を中心として回転可能な第二の動力伝達部材と、傾動可能な回転軸を中心として回転可能であり、前記回転軸の傾斜角度に応じた変速比で、前記第一の動力伝達部材から前記第二の動力伝達部材へと動力を伝達する第三の動力伝達部材と、前記回転軸の傾斜角度を変更可能な傾斜角度調整部材と、前記第一の動力伝達部材の回転数に応じて前記傾斜角度調整部材を作動させる変速作動機構と、を具備するものである。
請求項2においては、前記変速作動機構は、前記第一の動力伝達部材の回転数が増加するほど前記変速比が高くなるように前記傾斜角度調整部材を作動させるものである。
請求項3においては、前記傾斜角度調整部材は、前記主軸を中心として回動することで前記回転軸の傾斜角度を変更するものであり、前記変速作動機構は、前記主軸の軸線方向に移動することで、前記傾斜角度調整部材を回動させる回動部材と、前記第一の動力伝達部材の回転数に応じて、前記主軸の軸線方向に沿って前記回動部材を移動させる移動機構と、を具備するものである。
請求項4においては、前記移動機構は、前記第一の動力伝達部材の回転数に応じて、前記主軸の径方向に移動する径方向移動部材と、前記径方向移動部材の移動に応じて前記軸線方向に移動することで、前記回動部材を前記軸線方向に移動させる軸線方向移動部材と、を具備するものである。
本発明は、第一の動力伝達部材の回転数に応じて、無段変速機を自動的に変速させることができる、という効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る無段変速機の全体的な構成を示した断面模式図。 (a)変速比が低い状態のトラクション遊星を示した図。(b)変速比が高い状態のトラクション遊星を示した図。 無段変速機の変速比が高くなる様子を示した断面模式図。
以下の説明では、図中の矢印L及び矢印Rで示した方向を、それぞれ左方向及び右方向と定義して説明を行う。
以下では、図1を用いて、本発明の一実施形態に係る無段変速機1の構成について説明する。
無段変速機1は、入力される動力を適宜変速して出力するものである。本実施形態では、当該無段変速機1を自転車に適用するものとして説明するが、当該無段変速機1はその他種々の用途に用いることが可能である。無段変速機1は、主として主軸2、入力部材4、出力部材6、トラクション遊星8、プーリ10、ウェイトローラ12、カラー14、スプリング16、第一ステータ18及び第二ステータ20を具備する。
主軸2は、無段変速機1の各部材を支持するためのものである。主軸2は、略円柱状に形成される。主軸2の左右両端部は、ナット等を用いて図示せぬ自転車のフレームに固定することができる。
入力部材4は、外部から入力される動力を伝達するためのものである。入力部材4は、内部に空間を有する略箱状に形成される。具体的には、入力部材4は、軸線を左右に向け、底面(左部に形成される面)を有する略円筒状(有底筒状)に形成される。入力部材4の右端部には、後述するトラクション遊星8と接する円環状のトラクションリング4aが形成される。入力部材4には、主軸2が挿通される。入力部材4は、ベアリング4bを介して主軸2に対して相対回転可能に支持される。このようにして、入力部材4は、主軸2と同一軸線上に配置される。
出力部材6は、外部へと動力を伝達するためのものである。出力部材6は、内部に空間を有する略箱状に形成される。具体的には、出力部材6は、軸線を左右に向け、底面(右部に形成される面)を有する略円筒状(有底筒状)に形成される。出力部材6の左端部には、後述するトラクション遊星8と接する円環状のトラクションリング6aが形成される。出力部材6は、入力部材4の右方に配置される。出力部材6には、主軸2が挿通される。出力部材6は、ベアリング6bを介して主軸2に対して相対回転可能に支持される。このようにして、出力部材6は、主軸2と同一軸線上に配置される。
トラクション遊星8は、入力部材4から出力部材6へと動力を伝達するためのものである。トラクション遊星8は、球状に形成される。トラクション遊星8には回転軸8aが挿通され、当該トラクション遊星8は回転軸8aを中心として回転することができる。当該回転軸8aの両端は、後述する第一ステータ18及び第二ステータ20によって支持される。トラクション遊星8は、主軸2に設けられたアイドラ8bに接するように、当該主軸2の周囲に複数配置される。トラクション遊星8は、入力部材4のトラクションリング4a及び出力部材6のトラクションリング6aと接するように配置される。
プーリ10は、後述するウェイトローラ12の移動に伴って移動可能な部材である。プーリ10は、板面を左右に向けた略円形板状に形成される。プーリ10は、入力部材4の内側に配置される。プーリ10の中心には、当該プーリ10を左右に貫通する孔が形成される。当該孔には、主軸2が挿通される。プーリ10は、主軸2の軸線方向に移動可能、かつ主軸2に対して相対回転可能となるように配置される。プーリ10の左側面には、後述するウェイトローラ12を案内するための傾斜部が形成される。当該傾斜部は、主軸2の径方向外側から内側に向かって、右方に向かうように(プーリ10の中心側が右方に向かって凹むように)形成される。なお、図1には、当該傾斜部の形状を模式的に示したものをプーリ10として図示している。
ウェイトローラ12は、入力部材4の回転に伴って移動可能な部材である。ウェイトローラ12は、軸線を主軸2の周方向に向けた略円柱状に形成される。ウェイトローラ12は、入力部材4の内側に配置される。ウェイトローラ12は、主軸2の周囲に複数配置される。ウェイトローラ12は、入力部材4の底面とプーリ10とによって左右から挟み込まれるように配置される。
ウェイトローラ12は、入力部材4及びプーリ10と一体的に回転可能(主軸2に対して相対回転可能)となるように形成される。また、ウェイトローラ12は、プーリ10の傾斜部に沿って、主軸2の径方向に移動(転動)可能となるように形成される。ウェイトローラ12は、遠心力に応じて主軸2の径方向に沿って移動する。
カラー14は、後述する第一ステータ18を回転させるためのものである。カラー14は、略円筒状に形成される。カラー14の外周面には、複数の溝(スプライン14a)が形成される。当該スプライン14aは、略らせん状に(すなわち、カラー14の軸線方向に対して傾斜した方向に延びるように)形成される。カラー14は、入力部材4の内側(プーリ10の右方)に配置される。カラー14には、主軸2が挿通される。カラー14は、主軸2に対して左右(主軸2の軸線方向)に相対移動可能、かつ当該主軸2に対して相対回転不能となるように、当該主軸2に支持される。カラー14の左端部は、ベアリング14bを介してプーリ10と当接される。これによって、プーリ10の回転がカラー14へと伝達されるのを防ぐことができる。
スプリング16は、カラー14を付勢するためのものである。スプリング16は、圧縮コイルバネにより形成される。スプリング16は、カラー14とアイドラ8bとの間に配置される。当該スプリング16によって、カラー14は常時左方に向かって付勢される。
第一ステータ18は、トラクション遊星8の回転軸8aを支持すると共に、当該回転軸8aの傾斜角度を変更するためのものである。第一ステータ18は、板面を左右に向けた略円形板状に形成される。第一ステータ18は、入力部材4の内側に配置される。第一ステータ18の中心には、当該第一ステータ18を左右に貫通する孔が形成される。当該孔には、カラー14のスプライン14aと噛み合う複数の溝(不図示)が形成される。第一ステータ18は、当該第一ステータ18の溝をカラー14のスプライン14aと噛み合わせた状態で、当該カラー14に外嵌される。
第一ステータ18はカラー14のスプライン14aと噛み合っているため、カラー14が第一ステータ18に対して左右に相対的に移動すると、第一ステータ18はスプライン14aに案内されて、カラー14(主軸2)を中心として回転する。
また、第一ステータ18の右側面には、トラクション遊星8の回転軸8aを案内するための複数の溝(不図示)が形成される。当該溝は、主軸2の径方向に対して傾斜した方向に延びるように形成される。当該溝には、回転軸8aの左端部が収容される。
第二ステータ20は、トラクション遊星8の回転軸8aを支持すると共に、当該回転軸8aの傾斜角度を変更するためのものである。第二ステータ20は、板面を左右に向けた略円形板状に形成される。第二ステータ20は、出力部材6の内側に配置される。第二ステータ20の中心には、当該第二ステータ20を左右に貫通する孔が形成される。当該孔には、主軸2が挿通される。第二ステータ20の右側面は、ベアリング20aを介して出力部材6の底面と当接される。これによって、出力部材6の回転が第二ステータ20へと伝達されるのを防ぐことができる。
第二ステータ20の左側面には、トラクション遊星8の回転軸8aを案内するための複数の溝(不図示)が形成される。当該溝は、主軸2の径方向に対して傾斜した方向に延びるように形成される。当該溝には、回転軸8aの右端部が収容される。
以下では、上述の如く構成された無段変速機1によって動力(回転)が伝達される様子について説明する。
自転車のペダルからの動力(回転)は、図示せぬチェーン等を介して入力部材4に伝達され、当該入力部材4が回転する。入力部材4の回転は、トラクションリング4aを介してトラクション遊星8に伝達され、当該トラクション遊星8が回転軸8aを中心として回転する。トラクション遊星8の回転は、トラクションリング6aを介して出力部材6に伝達される。出力部材6の回転は、図示せぬ車輪へと伝達される。
ここで、トラクション遊星8は、入力部材4からの動力(回転)を適宜変速して出力部材6へと伝達する。この際の変速比は、トラクション遊星8の回転軸8aの傾斜角度に応じて決定される。
以下では、図1から図3までを用いて、上述の如く構成された無段変速機1において、前記変速比が変更される様子について説明する。
図1に示すように、入力部材4の回転数N1が比較的低い場合、ウェイトローラ12に加わる遠心力は小さいため、当該ウェイトローラ12はプーリ10の中央部近傍に位置している。この状態においては、プーリ10及びカラー14は、スプリング16の付勢力によって左方へと移動した状態となっている。また第一ステータ18は、カラー14の左右方向位置に応じた回転位置に保持される。
この状態(図1参照)において、トラクション遊星8の回転軸8aは、右方に向かうにつれて主軸2の径方向外側に広がるように傾斜している。この場合、図2(a)に示すように、トラクション遊星8とトラクションリング4aとが接する部分の回転半径r1は、トラクション遊星8とトラクションリング6aとが接する部分の回転半径r2よりも大きい。従って、出力部材6の回転数N2は、入力部材4の回転数N1よりも小さくなる。
図3に示すように、入力部材4の回転数N1が比較的高くなると、ウェイトローラ12に加わる遠心力が大きくなり、当該ウェイトローラ12はプーリ10の外周端側(主軸2の径方向外側)へと移動する。当該ウェイトローラ12によってプーリ10が右方へと押されるため、当該プーリ10及びカラー14は、スプリング16の付勢力に抗して右方へと移動する。
カラー14が右方へと移動すると、当該カラー14のスプライン14aを介して第一ステータ18が所定の方向に回転する。第一ステータ18が第二ステータ20と相対的に回転することにより、回転軸8aが第一ステータ18及び第二ステータ20の溝内を移動し、当該回転軸8aの傾斜角度が変更される。
図3に示す状態においては、トラクション遊星8の回転軸8aは、右方に向かうにつれて主軸2の径方向内側に狭まるように傾斜している。この場合、図2(b)に示すように、回転半径r1は、回転半径r2よりも小さい。従って、出力部材6の回転数N2は、入力部材4の回転数N1よりも大きくなる。
このように、本実施形態の無段変速機1では、入力部材4の回転数N1に応じてトラクション遊星8の回転軸8aの傾斜角度が自動的に変更される。これによって、入力部材4の回転数N1が高くなるほど、入力部材4の回転数N1と出力部材6の回転数N2との比(N1/N2)は小さくなる。言い換えれば、入力部材4の回転数N1が高くなるほど、回転数N1に対して回転数N2が大きくなる。本実施形態では、このように回転数N1に対して回転数N2が大きくなる(N1/N2の値が小さくなる)ことを、「変速比が高くなる」と称する。
このように、本実施形態の無段変速機1では、入力部材4の回転数N1が高くなると、自動的に変速比が高くなる。従って、当該無段変速機1を自転車に適用した場合、入力部材4の回転数N1が低い場合(ペダルのこぎ始め等)には、変速比が自動的に低くなるため、自転車を加速させ易くなる。また、入力部材4の回転数N1が高くなる(自転車がある程度加速した場合等)と、変速比が自動的に高くなるため、自転車を高速で走行させ易くなる。このように、本実施形態の無段変速機1は、入力部材4の回転数N1に応じた変速(変速比の変更)を自動的に行うため、自転車の搭乗者による煩雑な変速操作が不要となる。
なお、本実施形態の無段変速機1においては、スプリング16の付勢力を変更することで、ウェイトローラ12の径方向への移動し易さが変わる。従って、スプリング16の付勢力を調節することで、入力部材4の回転数N1に対する変速比を任意に調節することができる。
以上の如く、本実施形態に係る無段変速機1は、
主軸2と、
主軸2を中心として回転可能な入力部材4(第一の動力伝達部材)と、
主軸2を中心として回転可能な出力部材6(第二の動力伝達部材)と、
傾動可能な回転軸8aを中心として回転可能であり、回転軸8aの傾斜角度に応じた変速比で、入力部材4から出力部材6へと動力を伝達するトラクション遊星8と、
回転軸8aの傾斜角度を変更可能な第一ステータ18(傾斜角度調整部材)と、
入力部材4の回転数N1に応じて第一ステータ18を作動させる変速作動機構(プーリ10、ウェイトローラ12及びカラー14)と、
を具備するものである。
このように構成することにより、入力部材4の回転数N1に応じて、無段変速機1を自動的に変速させることができる。これによって、自転車の搭乗者による煩雑な変速操作が不要となる。
また、前記変速作動機構は、
入力部材4の回転数N1が増加するほど前記変速比が高くなるように第一ステータ18を作動させるものである。
このように構成することにより、入力部材4の回転数N1が低い場合には大きいトルクにより出力部材6の回転数N2を増加(加速)させ易くなり、入力部材4の回転数N1が高い場合には出力部材6の回転数N2を高速に維持し易くなる。
また、第一ステータ18は、
主軸2を中心として回動することで回転軸8aの傾斜角度を変更するものであり、
前記変速作動機構は、
主軸2の軸線方向に移動することで、第一ステータ18を回動させるカラー14(回動部材)と、
入力部材4の回転数N1に応じて、主軸2の軸線方向に沿ってカラー14を移動させる移動機構(プーリ10及びウェイトローラ12)と、
を具備するものである。
このように構成することにより、簡易な構成で無段変速機1を自動的に変速させることができる。
また、前記移動機構は、
入力部材4の回転数N1に応じて、主軸2の径方向に移動するウェイトローラ12(径方向移動部材)と、
ウェイトローラ12の移動に応じて前記軸線方向に移動することで、カラー14を前記軸線方向に移動させるプーリ10(軸線方向移動部材)と、
を具備するものである。
このように構成することにより、簡易な構成で無段変速機1を自動的に変速させることができる。
なお、本実施形態に係る入力部材4は、本発明に係る第一の動力伝達部材の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る出力部材6は、本発明に係る第二の動力伝達部材の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る第一ステータ18は、本発明に係る傾斜角度調整部材の実施の一形態である。
また、本実施形態に係るプーリ10、ウェイトローラ12及びカラー14は、本発明に係る変速作動機構の実施の一形態である。
また、本実施形態に係るカラー14は、本発明に係る回動部材の実施の一形態である。
また、本実施形態に係るプーリ10及びウェイトローラ12は、本発明に係る移動機構の実施の一形態である。
また、本実施形態に係るウェイトローラ12は、本発明に係る径方向移動部材の実施の一形態である。
また、本実施形態に係るプーリ10は、本発明に係る軸線方向移動部材の実施の一形態である。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、本発明は上記構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、入力部材4や出力部材6等、無段変速機1を構成する各部材の具体的な形状は、本実施形態に示したものに限らず、任意の形状に変更することが可能である。
また、カラー14の構成は本実施形態に限るものではなく、主軸2の軸線方向への移動に伴って第一ステータ18を回転させることができるものであればよい。
また、カラー14を移動させるための移動機構(プーリ10及びウェイトローラ12)の構成は本実施形態に限るものではなく、入力部材4の回転数N1に応じてカラー14を移動させることができるものであればよい。
また、本実施形態においては、無段変速機1を自転車に適用する例を挙げて説明したが、無段変速機1の用途はこれに限定するものではない。
1 無段変速機
4 入力部材
6 出力部材
8 トラクション遊星
10 プーリ
12 ウェイトローラ
14 カラー
16 スプリング
18 第一ステータ
20 第二ステータ

Claims (4)

  1. 主軸と、
    前記主軸を中心として回転可能な第一の動力伝達部材と、
    前記主軸を中心として回転可能な第二の動力伝達部材と、
    傾動可能な回転軸を中心として回転可能であり、前記回転軸の傾斜角度に応じた変速比で、前記第一の動力伝達部材から前記第二の動力伝達部材へと動力を伝達する第三の動力伝達部材と、
    前記回転軸の傾斜角度を変更可能な傾斜角度調整部材と、
    前記第一の動力伝達部材の回転数に応じて前記傾斜角度調整部材を作動させる変速作動機構と、
    を具備する無段変速機。
  2. 前記変速作動機構は、
    前記第一の動力伝達部材の回転数が増加するほど前記変速比が高くなるように前記傾斜角度調整部材を作動させる、
    請求項1に記載の無段変速機。
  3. 前記傾斜角度調整部材は、
    前記主軸を中心として回動することで前記回転軸の傾斜角度を変更するものであり、
    前記変速作動機構は、
    前記主軸の軸線方向に移動することで、前記傾斜角度調整部材を回動させる回動部材と、
    前記第一の動力伝達部材の回転数に応じて、前記主軸の軸線方向に沿って前記回動部材を移動させる移動機構と、
    を具備する、
    請求項1又は請求項2に記載の無段変速機。
  4. 前記移動機構は、
    前記第一の動力伝達部材の回転数に応じて、前記主軸の径方向に移動する径方向移動部材と、
    前記径方向移動部材の移動に応じて前記軸線方向に移動することで、前記回動部材を前記軸線方向に移動させる軸線方向移動部材と、
    を具備する、
    請求項3に記載の無段変速機。
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