JP2018052305A - 電子制御装置 - Google Patents

電子制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2018052305A
JP2018052305A JP2016190820A JP2016190820A JP2018052305A JP 2018052305 A JP2018052305 A JP 2018052305A JP 2016190820 A JP2016190820 A JP 2016190820A JP 2016190820 A JP2016190820 A JP 2016190820A JP 2018052305 A JP2018052305 A JP 2018052305A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixing bolt
electronic control
circuit board
control device
fixing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016190820A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6652474B2 (ja
Inventor
克将 萩原
Katsumasa Hagiwara
克将 萩原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Astemo Ltd
Original Assignee
Hitachi Automotive Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Automotive Systems Ltd filed Critical Hitachi Automotive Systems Ltd
Priority to JP2016190820A priority Critical patent/JP6652474B2/ja
Publication of JP2018052305A publication Critical patent/JP2018052305A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6652474B2 publication Critical patent/JP6652474B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)

Abstract

【課題】簡単な構成で、固定ボルトの緩み止めと、回路基板と金属基体の電気的な導通を確実に確保できる新規な電子制御装置を提供することにある。【解決手段】固定ボルト18のねじ先端側に固定ボルトを形成する金属面が露出する先端側露出部18M−Fを形成し、この先端側露出部18M−Fより固定ボルト18の頭部18H側のねじ面の一部領域に緩み止め用塗料を塗布、乾燥させた緩み止め部18Rを形成し、回路基板17と金属基体10が固定ボルト18をねじ込んで固定された状態で、固定ボルト18の頭部18Hが回路基板10の接地領域に電気的に接続され、固定ボルト18の緩み止め部18Rより先端の先端側露出部18M-Fが金属基体10と電気的に接続されている。【選択図】図1

Description

本発明は電子制御装置に係り、特に回路基板が固定される金属基体と回路基板の接地領域とを固定ボルトによって電気的に接続して固定する電子制御装置に関するものである。
一般的な産業機械分野においては、電動モータによって機械系制御要素を駆動することが行われているが、最近では電動モータの回転速度や回転トルクを制御する半導体素子等からなる電子制御装置を電動モータに一体的に組み込む、いわゆる機電一体型の電動駆動装置が採用され始めている。
機電一体型の電動駆動装置の例として、例えば自動車の電動パワーステアリング装置においては、運転者がステアリングホィールを操作することにより回動するステアリングシャフトの回動方向と回動トルクとを検出し、この検出値に基づいてステアリングシャフトの回動方向と同じ方向へ回動するように電動モータを駆動し、操舵アシストトルクを発生させるように構成されている。この電動モータを制御するため、電子制御装置がパワーステアリング装置に設けられている。
従来の電動パワーステアリング装置としては、例えば、特開2016−63619号公報(特許文献1)に記載のものが知られている。特許文献1には、電動モータ部と電子制御装置とにより構成された電動パワーステアリング装置が記載されている。そして、電動モータ部の電動モータは、アルミ合金等から作られた筒部を有するモータハウジングに収納され、電子制御装置の電子部品が実装された回路基板は、モータハウジングの軸方向の出力軸とは反対側に配置されたECUハウジングとして機能するヒートシンクに取り付けられている。ヒートシンクに取り付けられる回路基板は、電源回路部、電動モータを駆動制御するMOSFET、或いはIGBT等のようなパワースイッチング素子を有する電力変換回路部、及びパワースイッチング素子を制御する制御回路部を備え、パワースイッチング素子の出力端子と電動モータの入力端子とはバスバーを介して電気的に接続されている。
そして、ヒートシンクに取り付けられた電子制御装置には、合成樹脂から作られたコネクタケースを介して電源から電力が供給され、また検出センサ類から運転状態等の検出信号が供給されている。コネクタケースは蓋体として機能しており、ヒートシンクを密閉して塞ぐように固定され、また固定ボルトによってヒートシンクの外周表面に固定されている。
尚、この他に電子制御装置を一体化した電動駆動装置としては、電動ブレーキや各種油圧制御用の電動油圧制御器等が知られている。
特開2016−63619号公報
ところで、特許文献1に記載されている電動パワーステアリング装置に使用される電子制御装置においては、電子制御装置を構成する各種回路基板は金属製のヒートシンクに固定ボルトで固定されている。そして、この回路基板の基板面には接地用の接地領域(銅箔パターン)が形成されている場合が往々にしてあり、この場合においては、固定ボルトは回路基板の接地領域とヒートシンクを電気的に接続する機能を備えている必要がある。このため、固定ボルトは電気的な導通を可能にする金属製のボルトが使用されることになる。
そして、この種の電動パワーステアリング装置のように車体振動が多く発生する設置個所においては、固定ボルトが振動によって緩みを発生して軸力が低下し、このため、回路基板も振動によって振動することで各基板を接続する配線が損傷する恐れがある。また、最悪の場合は固定ボルトが脱落する恐れもある。
このような固定ボルトの緩みや脱落を防止するためには、特殊な緩み止め機構を備えた固定ボルトを使用することが必要となり、構成が複雑となって製品単価が高くなる、小型化ができないといった課題を新たに発生する。
本発明の目的は、簡単な構成で、固定ボルトの緩み止めと、回路基板と金属基体の電気的な導通を確実に確保できる新規な電子制御装置を提供することにある。
本発明の特徴は、固定ボルトのねじ先端側に固定ボルトを形成する金属面が露出する先端側露出部を形成し、この先端側露出部より固定ボルトの頭部側のねじ面の一部領域に緩み止め用塗料を塗布、乾燥させた緩み止め部を形成し、回路基板と金属基体の取付固定部が固定ボルトをねじ込んで固定された状態で、固定ボルトの頭部が回路基板の接地領域に電気的に接続され、固定ボルトの緩み止め部によって取付固定部と緩み止めされ、更に固定ボルトの緩み止め部より先端の先端側露出部が取付固定部と電気的に接続されている、ところにある。
本発明によれば、固定ボルトの先端側露出部が金属基体の取付固定部と螺合して接触されるため確実な電気的導通を確保できる。また、固定ボルトの緩み止め部が金属基体の取付固定部にねじ込まれるので確実な緩み止めを確保できる。更に、緩み止め用塗料を固定ボルトのねじ面の一部領域に塗布、乾燥させるだけなので構成が簡単となる。したがって、構成が複雑とならず製品単価が高くなるのを抑制でき、更に小型化ができるようになる。
本発明の実施形態になる電子制御装置の部分拡大断面を示す断面図である。 本発明の実施形態に使用される固定ボルトの正面を示す正面図である。 図2の固定ボルトに形成した緩み止め部の拡大断面図である。 本実施形態の変形例になる電子制御装置の部分拡大断面を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明するが、本発明は以下の実施形態に限定されることなく、本発明の技術的な概念の中で種々の変形例や応用例をもその範囲に含むものである。
本実施形態では、基本的には特許文献1に記載されているような構成の電動パワーステアリング装置を対象にしているが、これだけではなく種々の電子制御装置に適用できるものである。図1は本実施形態になる電子制御装置の回路基板と金属基体の固定部分を拡大した断面を示し、図2は本実施形態に使用される固定ボルトの正面を示し、図3は図2の固定ボルトに形成した緩み止め部の拡大断面を示している。
図1において、参照番号10はアルミニウム或いはアルミ合金からなる金属基体であり、回路基板の電子回路で発生した熱を外部に放熱させる機能を備えている。ただ、本実施形態では放熱機能を備えているが、一般的な金属ケースであっても差し支えないものである。金属基体10には凹部11が形成されており、この凹部11内に電動モータを制御する電力変換路部12が配置されている。
電力変換回路部12はアルミニウム或いはアルミ合金からなる金属回路基板13に載置されており、この金属回路基板13は金属基体10に熱的に接続されるようにして固定されている。したがって、電力変換回路部12で発生した熱は金属基体10に伝えられ、金属基体10を介して外部、及びモータハウジングに放熱されるものである。
金属基台10には取付固定部14が一体的に形成されており、この取付固定部14は金属回路基板13の面に直交して金属回路基板13から離れるように植立して延びている。取付固定部14にはボルト螺合孔15が形成されており、後述する固定ボルトがねじ込み固定されるものである。この取付固定部14は本実施形態では4本形成されており、この4本の取付固定部14によって後述する制御回路部16が保持、固定されている。尚、この取付固定部14は回路基板の固定機能、及び回路基板の接地機能を備えるものである。
取付固定部14の先端には、制御回路部16を構成する電子部品が載置されたガラスエポキシ回路基板17が取り付けられ、固定ボルト18によってガラスエポキシ回路基板17が金属基体10に植立した取付固定部14に強固に固定されている。制御回路部16と電力変換回路部12はコネクタ端子19によって接続されており、制御回路部16で生成された制御信号が、コネクタ端子19を介して電力変換回路部12に供給され、電力変換回路部12のスイッチング素子を制御している。
固定ボルト18は、ステンレス鋼によって一体形成された頭部18Hとねじ部18S(図2参照)から構成されており、ねじ部18Sは「全ねじ」に形成されている。ねじ部18Sは、先端側がボルト自身の金属面が露出した先端側露出部18M−Fと、先端側露出部18M-Fと頭部18Hの間の一部領域に形成された緩み止め部18Rと、緩み止め部18Rと頭部18Hの間に形成された根本側露出部18M−Bとに分割されている。
ここで、緩み止め部18Rには、緩み止め用塗料が塗布、乾燥されて緩み止め領域を形成している。これについては図2、図3で説明する。
したがって、ガラスエポキシ回路基板17を挟むようにして固定ボルト18によって取付固定部14に取り付けられた状態では、固定ボルト18の頭部18Hがガラスエポキシ回路基板17に形成された接地領域に電気的に接続され、固定ボルト18の先端側露出部18M−Fが金属基体10の取付固定部14と電気的に接続されることになる。
これによって、ガラスエポキシ回路基板17の接地領域と金属基体10が確実に導通されることになる、また、固定ボルト18の緩み止め部18Rによって、金属基体10の取付固定部14に形成したボルト螺合孔15のねじ面との摩擦抵抗が大きくなるので、固定ボルト18が緩むのを抑制することができる。
図2、図3に固定ボルト18の詳細な構成を示している。上述した通り、固定ボルト18は、頭部18Hとねじ部18Sから構成されており、ねじ部18Sは「全ねじ」に形成されている。ねじ部18Sには、先端側がボルト自身の金属面が露出した先端側露出部18M−Fと、先端側露出部18M-Fと頭部18Hの間の一部領域に形成された緩み止め部18Rと、緩み止め部18Rと頭部18Hの間に形成され、金属面が露出した根本側露出部18M−Bとが形成されている。更に、頭部18Hと根本側露出部18M−Bの間には、平座金20とワッシャ21が介装されている。
緩み止め部18Rは、合成樹脂製の緩み止め用塗料が所定の幅だけ塗布されて乾燥処理されている。そして、緩み止め用塗料は乾燥した状態では柔軟性を備えているものである。図3にあるように、緩み止め部18Rのねじ山22の間の谷間には、接着性と絶縁性及び柔軟性を有する合成樹脂の緩み止め用塗料23が塗布されている。
この緩み止め用塗料23は、例えば、柔軟性を付与する改質剤を混合したエポキシ樹脂塗料等を使用することができる。尚、エポキシ樹脂塗料であるため、固定ボルト18のねじ山22の面への接着性に優れている。また、この緩み止め部18Rの形成範囲は、ねじ部18Sの長さ(呼び長さ)の約20%〜50%の間に決められていれば良いものである。更に、緩み止め部18Rの形成位置は、ねじ面18Sのほぼ中央付近が好ましいものである。
ここで、緩み止め部18Rを形成する上で重要なことは、必ず先端側露出部18M−Fを形成しておくことである。例えば、緩み止め効果を高くするために、根本側露出部18M−Bを形成して、固定ボルト18の先端まで緩み止め用塗料23を塗布した場合は、以下の問題を生じる。
つまり、固定ボルト18を取付固定部15のボルト螺合孔15にねじ込んでいくと、固定ボルト18の先端側の緩み止め用塗料23がボルト螺合孔15のねじ面に付着して電気的な絶縁機能が付与される恐れがある。したがって、頭部18H側に形成した根本側露出部18M-Bが、ボルト螺合孔15のねじ面に付着している緩み止め用塗料23によって絶縁されて、導通不良の状態を惹起する恐れがある。
これに対して、本実施形態のように固定ボルト18の先端側に先端端側露出部18M-Fを形成しておくと、必ず固定ボルト18の金属部分と金属基体10の取付固定部14の金属部分が螺合されるようになる。このため、金属基体10とガラスエポキシ回路基板17の接地領域とが確実に導通されるようになる。
そして、図2に示したような構成の固定ボルト18を使用して、図1に示すようにガラスエポキシ回路基板17を取付固定部14に固定するものである。この場合、固定ボルト18に設けた平座金20が、ガラスエポキシ回路基板17の接地領域に押し付けられ、接地領域と固定ボルト18の電気的導通が図られるものである。
また、固定ボルト18の先端側に先端端側露出部18M-Fが形成されているので、必ず固定ボルト18の金属部分と金属基体10の取付固定部14の金属部分が螺合され、最終的に金属基体10とガラスエポキシ回路基板17の接地領域とが確実に導通されるようになる。更に、固定ボルト18の緩み止め部18Rによって、金属基体10の取付固定部14に形成したボルト螺合孔15のねじ面との摩擦抵抗が大きくなるので、固定ボルト18が緩むのを抑制することができる。
尚、上述した固定ボルト18は「全ねじ」の形態であったが、「半ねじ」の形態であっても差し支えないものであり、この場合もねじ部に先端側露出部18M-Fと緩み止め部18Rが形成されていれば上述の作用、効果を得ることができるものである。尚、「半ねじ」の場合は、根本側露出部18M-Bをねじを切らない領域とすれば良いものである。
更に、先端側露出部18M−Fを設け、これより頭部18H側に緩み止め用塗料23を塗布することも可能である。これによれば、緩み止め部18Rの緩み止め領域が拡大されるので、緩み止め効果を高めることができる。
また、回路基板としてガラスエポキシ回路基板の例を説明したが、金属回路基板であっても良いものである。この場合、金属回路基板を介して電子回路の熱が取付固定部から金属基体に放熱されるようになる。したがって、取付固定部は回路基板の固定機能、回路基板の接地機能、及び回路基板からの放熱機能を備えることになる。
以上述べた通り、本実施形態によれば、固定ボルト18のねじ先端側に固定ボルト18を形成する金属面が露出する先端側露出部18M-Fを形成し、この先端側露出部18M-Fより固定ボルト18の頭部18H側のねじ面の一部領域に緩み止め用塗料23を塗布、乾燥させた緩み止め部18Rを形成し、ガラスエポキシ回路基板17と金属基体10が固定ボルト18をねじ込んで固定された状態で、固定ボルト18の頭部18Hがガラスエポキシ回路基板17の接地領域に電気的に接続され、固定ボルト18の緩み止め部18Rによって取付固定部14と緩み止めされ、更に固定ボルト18の緩み止め部18Rより先端の先端側露出部18M-Fが金属基体10の取付固定部14と電気的に接続されている、構造となっている。
これによれば、固定ボルト18の先端側露出部18M-Fが金属基体10の取付固定部14と螺合して接触されるため確実な電気的導通を確保できる。また、固定ボルトの緩み止め部が金属基体にねじ込まれるので確実な緩み止めを確保できる。更に、緩み止め用塗料を固定ボルトのねじ面の一部領域に塗布、乾燥させるだけなので構成が簡単となる。したがって、回路基板と金属基台を固定し、しかも回路基板の接地領域と金属基台を導通させる構成が複雑とならず製品単価が高くなるのを抑制でき、更に小型化ができるようになる。
次に、本実施形態の変形例を図4に基づき説明する。尚、図1に示す参照番号と同じ参照番号は同一の構成部品であるので、重複する説明は省略する。図4に示す変形例は取付固定部14とガラスエポキシ回路基板17の間に、電磁ノイズ遮蔽板を設けた点で相違している。
図4において、ガラスエポキシ回路基板17と取付固定部14の間には鉄製の円筒24が挟持されており、この円筒24を外周から覆うように合成樹脂製のカラー25が設けられている。また、円筒24は鉄製の電磁ノイズ遮蔽板26と接続されているので、電磁ノイズ遮蔽板26は、ガラスエポキシ回路基板17と取付固定部14の間に保持されていることになる。
この電磁ノイズ遮蔽板26は、電力変換回路部13と制御回路部16とを電磁的に遮蔽する機能を備えている。したがって、電磁ノイズ遮蔽板26で遮蔽された電磁ノイズは、円筒24を介して取付固定部14から金属基台10へ流されるものである。この変形例においても、図1に示す実施例と同様の作用、効果を奏するものである。
以上の通り本発明によれば、固定ボルトのねじ先端側に固定ボルトを形成する金属面が露出する先端側露出部を形成し、この先端側露出部より固定ボルトの頭部側のねじ面の一部領域に緩み止め用塗料を塗布、乾燥させた緩み止め部を形成し、回路基板と金属基体の取付固定部が固定ボルトをねじ込んで固定された状態で、固定ボルトの頭部が回路基板の接地領域に電気的に接続され、固定ボルトの緩み止め部によって取付固定部と緩み止めされ、更に固定ボルトの緩み止め部より先端の先端側露出部が取付固定部と電気的に接続されている。
この構成によれば、固定ボルトの露出部が金属基体の取付固定部と螺合して接触されるため確実な電気的導通を確保できる。また、固定ボルトの緩み止め部が金属基体にねじ込まれるので確実な緩み止めを確保できる。更に、緩み止め用塗料を固定ボルトのねじ面の一部領域に塗布、乾燥させるだけなので構成が簡単となる。したがって、構成が複雑とならず製品単価が高くなるのを抑制でき、更に小型化ができるようになる。
尚、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
10…金属基体、11…凹部、12…電力変換回路、13…金属回路基板、14…取付固定部、15…ボルト螺合孔、16…制御回路、17…ガラスエポキシ回路基板、18…固定ボルト、18H…頭部、18M−F…先端側露出部、18M−B…根本側露出部、18R…緩み止め部、19…コネクタ端子、20…平座金、21…ワッシャ、22…ねじ山、23…緩み止め用塗料。

Claims (7)

  1. 金属基体に形成した取付固定部に接地領域を形成した回路基板を載置し、固定ボルトを前記回路基板を挟むようにして前記取付固定部にねじ込んで、前記回路基板を前記取付固定部に固定すると共に、前記固定ボルトによって前記接地領域と前記取付固定部を電気的に導通するものであって、
    前記固定ボルトのねじ先端側に前記固定ボルトを形成する金属面が露出する先端側露出部を形成し、前記先端側露出部より前記固定ボルトの頭部側のねじ面の一部領域に緩み止め用塗料を塗布、乾燥させた緩み止め部を形成し、前記回路基板と前記取付固定部が前記固定ボルトをねじ込んで固定された状態で、前記固定ボルトの頭部が前記回路基板の前記接地領域に電気的に接続され、前記固定ボルトの前記緩み止め部によって前記取付固定部と緩み止めされ、更に前記固定ボルトの前記緩み止め部より先端の前記先端側露出部が前記取付固定部と電気的に接続されていることを特徴とする電子制御装置。
  2. 請求項1に記載の電子制御装置において、
    前記緩み止め部が形成される長さは、前記固定ボルトのねじ面の長さに対して20%〜50%の範囲に決められていることを特徴とする電子制御装置。
  3. 請求項2に記載の電子制御装置において、
    前記緩み止め部は、前記固定ボルトのねじ面のほぼ中央付近に形成されていることを特徴とする電子制御装置。
  4. 請求項1に記載の電子制御装置において、
    前記緩み止め部に塗布される緩み止め用塗料は、エポキシ樹脂塗料を主成分とする塗料であることを特徴とする電子制御装置。
  5. 請求項4に記載の電子制御装置において、
    前記緩み止め部に塗布される緩み止め用塗料は、エポキシ樹脂塗料に柔軟性を付与する改質剤が混合されていることを特徴とする電子制御装置。
  6. 請求項1に記載の電子制御装置において、
    前記金属基体には凹部が形成され前記凹部には電力変換回路部が配されると共に、前記電力変換回路部が金属回路基板を介して前記金属基体に固定され、
    前記取付固定部には前記電力変換回路部を制御する制御回路部を備えるガラスエポキシ回路基板が固定されることを特徴とする電子制御装置。
  7. 請求項6に記載の電子制御装置において、
    前記電力変換回路部と前記制御回路部の間に電磁ノイズ遮断板が配置され、前記電磁ノイズ遮断板は前記ガラスエポキシ回路基板と前記取付固定部の間に挟まれて保持されていることを特徴とする電子制御装置。
JP2016190820A 2016-09-29 2016-09-29 電子制御装置 Active JP6652474B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016190820A JP6652474B2 (ja) 2016-09-29 2016-09-29 電子制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016190820A JP6652474B2 (ja) 2016-09-29 2016-09-29 電子制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018052305A true JP2018052305A (ja) 2018-04-05
JP6652474B2 JP6652474B2 (ja) 2020-02-26

Family

ID=61832798

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016190820A Active JP6652474B2 (ja) 2016-09-29 2016-09-29 電子制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6652474B2 (ja)

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5578812A (en) * 1971-11-30 1980-06-13 Usm Corp Screwing tool for selfflock type screw element and manufacture thereof
JPS60188609A (ja) * 1984-03-07 1985-09-26 株式会社スリ−ボンド セルフロッキングねじ部材の製造方法
JPH06283871A (ja) * 1993-03-29 1994-10-07 Nec Kansai Ltd プリント基板の固定構造
JP2001266976A (ja) * 2000-03-21 2001-09-28 Origin Electric Co Ltd 電源回路のサージテスト用切換装置
JP2010097095A (ja) * 2008-10-20 2010-04-30 Canon Inc ネジ締結構造部を持つ電子機器
US20120003060A1 (en) * 2010-07-01 2012-01-05 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Screw
JP2012102866A (ja) * 2010-11-11 2012-05-31 Samsung Electro-Mechanics Co Ltd 緩み防止結合体
JP2016139504A (ja) * 2015-01-27 2016-08-04 株式会社ニッセイテクニカ 導電性緩み止め剤組成物及びこれを含有した導電性緩み止め剤並びに緊締具
JP2016144380A (ja) * 2015-02-05 2016-08-08 日立オートモティブシステムズ株式会社 電動駆動装置及び電動パワーステアリング装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5578812A (en) * 1971-11-30 1980-06-13 Usm Corp Screwing tool for selfflock type screw element and manufacture thereof
JPS60188609A (ja) * 1984-03-07 1985-09-26 株式会社スリ−ボンド セルフロッキングねじ部材の製造方法
JPH06283871A (ja) * 1993-03-29 1994-10-07 Nec Kansai Ltd プリント基板の固定構造
JP2001266976A (ja) * 2000-03-21 2001-09-28 Origin Electric Co Ltd 電源回路のサージテスト用切換装置
JP2010097095A (ja) * 2008-10-20 2010-04-30 Canon Inc ネジ締結構造部を持つ電子機器
US20120003060A1 (en) * 2010-07-01 2012-01-05 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Screw
JP2012102866A (ja) * 2010-11-11 2012-05-31 Samsung Electro-Mechanics Co Ltd 緩み防止結合体
JP2016139504A (ja) * 2015-01-27 2016-08-04 株式会社ニッセイテクニカ 導電性緩み止め剤組成物及びこれを含有した導電性緩み止め剤並びに緊締具
JP2016144380A (ja) * 2015-02-05 2016-08-08 日立オートモティブシステムズ株式会社 電動駆動装置及び電動パワーステアリング装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6652474B2 (ja) 2020-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6343210B2 (ja) 電動駆動装置及び電動パワーステアリング装置
JP6396228B2 (ja) 電動駆動装置及び電動パワーステアリング装置
US11870326B2 (en) Electric drive apparatus, and electric power steering apparatus
WO2018047342A1 (ja) モータ制御装置及び電動パワーステアリング制御装置
JP5709704B2 (ja) 半導体装置
US20080091326A1 (en) Electro Mechanical Brake
WO2009099131A1 (ja) 多層回路基板およびモータ駆動回路基板
WO2016125701A1 (ja) 電動駆動装置及び電動パワーステアリング装置
JP2006303106A (ja) 電子回路装置
JP6595436B2 (ja) 回路一体型モータ
JP6944889B2 (ja) 電動駆動装置及び電動パワーステアリング装置
JP6398849B2 (ja) 電子制御装置
JP2013529278A (ja) 導電性ネジ接続方法及びこの接続方法用の特殊ネジ
JP4122862B2 (ja) 電子装置の放熱構造
KR20190130839A (ko) 전동 구동 제어 장치
WO2020008905A1 (ja) 電動駆動装置及び電動パワーステアリング装置
JP6652474B2 (ja) 電子制御装置
WO2017119263A1 (ja) 電子制御ユニット、および、これを用いた電動パワーステアリング装置
JP2019134679A (ja) 電動駆動装置
JP7041540B2 (ja) 電動駆動装置及び電動パワーステアリング装置
JP6416647B2 (ja) 電動駆動装置及び電動パワーステアリング装置
JP6331424B2 (ja) 電子制御ユニットおよび電動パワーステアリング装置
JP5955814B2 (ja) 車載電力制御ユニットの金属製ケースへの制御基板の締結構造
JP6909689B2 (ja) 電動駆動装置及び電動パワーステアリング装置
JP6852945B2 (ja) 電動駆動装置及び電動パワーステアリング装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190306

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200107

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200123

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6652474

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250