JP2018051765A - 基材処理装置および基材処理方法 - Google Patents

基材処理装置および基材処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】エンコーダが接続されたローラと基材との間にスリップが発生した場合にも、スリップに起因する処理の誤差を抑制できる基材処理装置および基材処理方法を提供する。【解決手段】基材処理装置の制御部60は、第1速度取得部61、第2速度取得部62、スリップ判定部64、第3速度取得部65、および動作指令部66を有する。第1速度取得部は、エンコーダ40の検出信号D1に基づいて第1速度を取得する。第2速度取得部は、第1速度取得部61とは別に、第2速度を取得する。スリップ判定部64は、第1速度と第2速度とを比較することにより、スリップの有無を判定する。第3速度取得部は、スリップが発生していると判定された場合に、第1速度を補正することにより、第3速度を取得する。動作指令部66は、第3速度に基づいて、処理部に動作指令を出力する。これにより、スリップに起因する処理の誤差を抑制できる。【選択図】図4

Description

本発明は、長尺帯状の基材を長手方向に搬送しつつ基材を処理する基材処理装置および基材処理方法に関する。
従来、長尺帯状の基材である印刷用紙に、インクジェット方式で画像を記録する画像記録装置が知られている。この種の画像記録装置は、複数のローラにより構成される搬送経路に沿って印刷用紙を搬送しつつ、複数の記録ヘッドから、それぞれ異なる色のインクを吐出する。そして、印刷用紙に付着した各色のインクにより、カラー画像が形成される。従来のインクジェット方式の画像記録装置については、例えば、特許文献1に記載されている。
特開2015−47775号公報
この種の画像記録装置には、印刷用紙の搬送速度を計測するために、一部のローラの回転数を検出するエンコーダが設けられている。画像記録装置は、エンコーダから出力される検出信号に基づいて、記録ヘッドからのインクの吐出タイミングを制御する。
しかしながら、エンコーダが接続されたローラと、印刷用紙との間において、スリップが発生すると、エンコーダの検出信号が表す印刷用紙の搬送速度と、印刷用紙の実際の搬送速度との間に差が生じる。このため、エンコーダの検出信号に依存してインクの吐出タイミングを制御すると、印刷用紙における画像の記録位置が搬送方向にずれるという問題がある。
また、このような問題は、印刷用紙に画像を記録する画像記録装置のみならず、長尺帯状の基材を長手方向に搬送しつつ基材を処理する基材処理装置全般に生じ得る問題である。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、エンコーダが接続されたローラと基材との間にスリップが発生した場合にも、スリップに起因する処理の誤差を抑制できる基材処理装置および基材処理方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本願の第1発明は、基材処理装置であって、長尺帯状の基材を、複数のローラにより構成される搬送経路に沿って長手方向に搬送する搬送機構と、前記搬送経路上の処理位置において、基材を処理する処理部と、前記複数のローラの1つである検知ローラの回転速度を検出するエンコーダと、前記エンコーダから検出信号を取得するとともに、前記処理部を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記検出信号が表す基材の搬送速度である第1速度を取得する第1速度取得部と、前記第1速度取得部とは別に、前記搬送経路における基材の搬送速度である第2速度を取得する第2速度取得部と、前記第1速度と前記第2速度とを比較することにより、前記検知ローラに対する基材のスリップが発生しているか否かを判定するスリップ判定部と、前記スリップが発生していると判定された場合に、前記第1速度を補正することにより、第3速度を取得する第3速度取得部と、前記第3速度に基づいて、前記処理部に動作指令を出力する動作指令部と、を有する。
本願の第2発明は、第1発明の基材処理装置であって、前記スリップ判定部は、前記検知ローラに対する基材のスリップ量をさらに判定し、前記第3速度取得部は、前記第1速度を前記スリップ量に基づいて補正することにより、前記第3速度を取得する。
本願の第3発明は、第1発明または第2発明の基材処理装置であって、前記搬送経路における基材の搬送速度を実測する速度センサをさらに備え、前記第2速度取得部は、前記速度センサから取得される検出信号が表す搬送速度を、前記第2速度として取得する。
本願の第4発明は、第3発明の基材処理装置であって、前記速度センサは、非接触式のセンサである。
本願の第5発明は、第4発明の基材処理装置であって、前記速度センサは、レーザドップラ速度計である。
本願の第6発明は、第3発明から第5発明までのいずれか1発明の基材処理装置であって、前記速度センサの計測位置と、前記検知ローラとの間に、他の前記ローラが介在しない。
本願の第7発明は、第3発明から第6発明までのいずれか1発明の基材処理装置であって、前記制御部は、前記第2速度の特異点を除去するフィルタリング部をさらに有し、前記スリップ判定部は、前記第1速度と、前記特異点が除去された前記第2速度とを比較することにより、前記スリップが発生しているか否かを判定する。
本願の第8発明は、第1発明または第2発明の基材処理装置であって、前記複数のローラは、モータの駆動力により回転する駆動ローラを含み、前記第2速度取得部は、前記モータの回転数に応じて算出される搬送速度を、前記第2速度として取得する。
本願の第9発明は、第8発明の基材処理装置であって、前記複数のローラは、前記駆動ローラとともに基材を把持するニップローラをさらに含む。
本願の第10発明は、第1発明または第2発明の基材処理装置であって、前記第2速度取得部は、前記制御部に設定された基材の目標搬送速度を、前記第2速度として取得する。
本願の第11発明は、第1発明から第10発明までのいずれか1発明の基材処理装置であって、基材にかかる張力を調整する張力調整機構をさらに備え、前記制御部は、前記スリップが発生していると判定された場合に、基材にかかる張力が大きくなるように、前記張力調整機構を制御する張力制御部をさらに有する。
本願の第12発明は、第1発明から第11発明までのいずれか1発明の基材処理装置であって、前記処理部は、前記処理位置において、基材の表面に画像を記録する画像記録部である。
本願の第13発明は、長尺帯状の基材を、複数のローラにより構成される搬送経路に沿って長手方向に搬送しつつ、前記搬送経路上の処理位置において、基材を処理する基材処理方法であって、a)前記複数のローラの1つである検知ローラの回転速度を検出する工程と、b)前記工程a)の検出信号が表す基材の搬送速度である第1速度を取得する工程と、c)前記第1速度とは別に、前記搬送経路における基材の搬送速度である第2速度を取得する工程と、d)前記第1速度と前記第2速度とを比較することにより、前記検知ローラに対する基材のスリップが発生しているか否かを判定する工程と、e)前記スリップが発生していると判定された場合に、前記第1速度を補正することにより、第3速度を取得する工程と、f)前記第3速度に基づいて、基材を処理する工程と、を有する。
本願の第14発明は、第13発明の基材処理方法であって、前記工程d)では、前記検知ローラに対する基材のスリップ量をさらに判定し、前記工程e)では、前記第1速度を前記スリップ量に基づいて補正することにより、前記第3速度を取得する。
本願の第1発明〜第12発明によれば、検知ローラに対して基材がスリップした場合に、検出信号が表す第1速度を補正し、補正後の第3速度に基づいて処理部を制御する。これにより、スリップに起因する処理の誤差を抑制できる。
特に、本願の第2発明によれば、検出信号が表す第1速度を、スリップ量に基づいて補正できる。これにより、スリップ量に応じた第3速度を取得できる。したがって、スリップ量に応じて、処理の誤差を適切に抑制できる。
特に、本願の第3発明によれば、第1速度と、速度センサの実測値である第2速度とを比較することによって、スリップの有無を精度よく判定できる。
特に、本願の第4発明によれば、基材に外力を与えることなく、基材の搬送速度を実測できる。このため、検知ローラに対する基材のスリップの状態を変化させることなく、基材の搬送速度を実測できる。
特に、本願の第6発明によれば、速度センサが、検知ローラにおける基材の搬送速度に近い速度を計測できる。このため、スリップの有無をより精度よく判定できる。
特に、本願の第7発明によれば、第2速度の特異点を除去することにより、スリップの有無をより精度よく判定できる。
特に、本願の第9発明によれば、駆動ローラに対する基材のスリップを防止できる。これにより、駆動ローラに基づく基材の搬送速度を精度よく取得できる。
特に、本願の第11発明によれば、検知ローラに対する基材のスリップ自体を抑制できる。
また、本願の第13発明および第14発明によれば、検知ローラに対して基材がスリップした場合に、検出信号が表す第1速度を補正し、補正後の第3速度に基づいて基材を処理する。これにより、スリップに起因する処理の誤差を抑制できる。
特に、本願の第14発明によれば、検出信号が表す第1速度を、スリップ量に基づいて補正できる。これにより、スリップ量に応じた第3速度を取得できる。したがって、スリップ量に応じて、処理の誤差を適切に抑制できる。
画像記録装置の構成を示した図である。 画像記録部付近における画像記録装置の部分上面図である。 レーザドップラ速度計の構成を示した図である。 制御部の機能を、概念的に示したブロック図である。 印刷処理の流れを示したフローチャートである 変形例に係る画像記録装置の構成を示した図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
<1.第1実施形態>
<1−1.画像記録装置の構成>
図1は、本発明に係る基材処理装置の一例となる画像記録装置1の構成を示した図である。この画像記録装置1は、長尺帯状の基材である印刷用紙9を搬送しつつ、複数の記録ヘッド21〜24から印刷用紙9にインクを吐出することにより、印刷用紙9にカラー画像を記録するインクジェット方式の印刷装置である。図1に示すように、画像記録装置1は、搬送機構10、画像記録部20、乾燥処理部30、エンコーダ40、レーザドップラ速度計50、および制御部60を備えている。
搬送機構10は、印刷用紙9をその長手方向に搬送するための機構である。本実施形態の搬送機構10は、巻き出しローラ11、複数の搬送ローラ12、および巻き取りローラ13を有する。印刷用紙9は、巻き出しローラ11から繰り出され、複数の搬送ローラ12により構成される搬送経路に沿って搬送される。各搬送ローラ12は、水平軸を中心として回転することによって、印刷用紙9を搬送経路の下流側へ案内する。また、搬送後の印刷用紙9は、巻き取りローラ13へ回収される。
巻き出しローラ11、複数の搬送ローラ12、および巻き取りローラ13のうちの一部のローラは、モータの駆動力により能動回転する。また、巻き出しローラ11、複数の搬送ローラ12、および巻き取りローラ13のうちの残りのローラは、印刷用紙9の搬送に伴い従動回転する。搬送経路上の印刷用紙9には、複数のローラの間の回転速度の差によって、搬送方向の張力が付与される。これにより、搬送中における印刷用紙9の弛みや皺が抑制される。
画像記録部20は、搬送機構10により搬送される印刷用紙9に対して、インクの液滴(以下「インク滴」と称する)を吐出する機構である。本実施形態の画像記録部20は、第1記録ヘッド21、第2記録ヘッド22、第3記録ヘッド23、および第4記録ヘッド24を有する。第1記録ヘッド21、第2記録ヘッド22、第3記録ヘッド23、および第4記録ヘッド24は、印刷用紙9の搬送経路に沿って配置されている。図1に示すように、印刷用紙9は、複数の記録ヘッド21〜24の下方において、複数の記録ヘッド21〜24の配列方向と略平行に搬送される。このとき、印刷用紙9の記録面は、上方(記録ヘッド21〜24側)に向けられている。
図2は、画像記録部20付近における画像記録装置1の部分上面図である。4つの記録ヘッド21〜24は、それぞれ、印刷用紙9の幅方向の全体を覆っている。また、図2中に破線で示したように、各記録ヘッド21〜24の下面には、印刷用紙9の幅方向と平行に配列された複数のノズル201が設けられている。各記録ヘッド21〜24は、複数のノズル201から印刷用紙9の上面へ向けて、カラー画像の色成分となるK(ブラック)、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)の各色のインク滴を、それぞれ吐出する。
すなわち、第1記録ヘッド21は、搬送経路上の第1処理位置P1において、印刷用紙9の上面に、K色のインク滴を吐出する。第2記録ヘッド22は、第1処理位置P1よりも下流側の第2処理位置P2において、印刷用紙9の上面に、C色のインク滴を吐出する。第3記録ヘッド23は、第2処理位置P2よりも下流側の第3処理位置P3において、印刷用紙9の上面に、M色のインク滴を吐出する。第4記録ヘッド24は、第3処理位置P3よりも下流側の第4処理位置P4において、印刷用紙9の上面に、Y色のインク滴を吐出する。本実施形態では、第1処理位置P1、第2処理位置P2、第3処理位置P3、および第4処理位置P4は、印刷用紙9の搬送方向に沿って配列されている。
4つの記録ヘッド21〜24は、インク滴を吐出することによって、印刷用紙9の上面に、それぞれ単色画像を記録する。そして、4つの単色画像の重ね合わせにより、印刷用紙9の上面に、カラー画像が形成される。したがって、仮に、4つの記録ヘッド21〜24から吐出されるインク滴の印刷用紙9上における搬送方向の位置が相互にずれていると、印刷物の画像品質が低下する。このような、印刷用紙9上における単色画像の相互の位置ずれを許容範囲内に抑えることが、画像記録装置1の印刷品質を向上させるための重要な要素となる。
乾燥処理部30は、印刷用紙9に吐出されたインクを乾燥させるための機構である。乾燥処理部30は、第4記録ヘッド24よりも搬送方向の下流側に配置されている。乾燥処理部30は、例えば、印刷用紙9に対して加熱された気体を吹き付けて、印刷用紙9に付着したインク中の溶媒を気化させることにより、インクを乾燥させる。ただし、乾燥処理部30は、光照射等の他の方法で、インクを乾燥させるものであってもよい。
エンコーダ(ロータリーエンコーダ)40は、複数の搬送ローラ12の1つである検知ローラ12aの回転速度を検出するセンサである。本実施形態では、画像記録部20よりも上流側に位置する複数のローラのうち、最も画像記録部20に近い搬送ローラ12が、検知ローラ12aとなっている。ただし、検知ローラ12aは、他の搬送ローラ12であってもよい。エンコーダ40は、検知ローラ12aの回転軸に接続される。検知ローラ12aが回転すると、エンコーダ40は、その回転速度に応じた周期的なパルスを含む第1検出信号D1を、制御部60へ出力する。
レーザドップラ速度計50は、印刷用紙9の搬送速度を実測する非接触式のセンサである。レーザドップラ速度計50は、本発明における速度センサの一例となる。図3は、レーザドップラ速度計50の構成を示した図である。図3に示すように、レーザドップラ速度計50は、投光部51、照射光学系52、および受光部53を有する。投光部51には、半導体レーザ等のレーザ発振器が用いられる。照射光学系52は、投光部51から出射された特定の波長を有するレーザ光を、2本の光線に分離する。分離された各光線は、搬送経路上の計測位置Pmにおいて、印刷用紙9の表面に、搬送方向の前方と後方とからそれぞれ斜めに照射される。そして、印刷用紙9の表面において反射した光線が、受光部53に入射する。
2本の光線が印刷用紙9の表面において反射する際に、各光線の波長は、印刷用紙9の搬送速度に応じて変化する。受光部53は、これらの光線の波長情報を含む第2検出信号D2を、制御部60へ出力する。したがって、受光部53から出力される第2検出信号D2は、印刷用紙9の搬送速度を反映した信号となる。
制御部60は、画像記録装置1内の各部を動作制御するための手段である。図1中に概念的に示したように、制御部60は、CPU等のプロセッサ601、RAM等のメモリ602、およびハードディスクドライブ等の記憶部603を有するコンピュータにより構成されている。記憶部603内には、印刷処理を実行するためのコンピュータプログラムCPが、記憶されている。また、図1中に破線で示したように、制御部60は、上述した搬送機構10、4つの記録ヘッド21〜24、乾燥処理部30、エンコーダ40、およびレーザドップラ速度計50と、それぞれ通信可能に接続されている。制御部60は、エンコーダ40およびレーザドップラ速度計50から検出信号D1,D2を取得するとともに、コンピュータプログラムCPに従って、搬送機構10、4つの記録ヘッド21〜24、および乾燥処理部30を動作制御する。これにより、画像記録装置1における印刷処理が進行する。
図4は、印刷処理を実現するための制御部60の機能を、概念的に示したブロック図である。図4に示すように、本実施形態の制御部60は、第1速度取得部61、第2速度取得部62、フィルタリング部63、スリップ判定部64、第3速度取得部65、および動作指令部66を有する。これらの各部の機能は、コンピュータプログラムCPに基づいて、プロセッサ601が動作することにより実現される。これらの各部の具体的な動作については、後述する。
<1−2.画像記録装置における印刷処理について>
続いて、画像記録装置1による印刷処理の詳細について、図5のフローチャートを参照しつつ、説明する。画像記録装置1は、印刷用紙9に対して画像を記録する際、印刷用紙9を搬送経路に沿って搬送しながら、図5の処理を繰り返し実行する。
図5に示すように、画像記録装置1は、まず、エンコーダ40による検出処理を行う(ステップS1)。エンコーダ40は、検知ローラ12aの回転速度を検出し、第1検出信号D1を制御部60へ出力する。制御部60に第1検出信号D1が入力されると、制御部60の第1速度取得部61は、第1検出信号D1が表す印刷用紙9の搬送速度である第1速度を取得する(ステップS2)。
次に、画像記録装置1は、レーザドップラ速度計50による検出処理を行う(ステップS3)。レーザドップラ速度計50は、搬送経路上の計測位置Pmにおける印刷用紙9の搬送速度を実測し、検出信号D2を制御部60へ出力する。制御部60に検出信号D2が入力されると、制御部60の第2速度取得部62は、検出信号D2が表す印刷用紙9の搬送速度である第2速度を取得する(ステップS4)。
このように、制御部60は、エンコーダ40に基づく印刷用紙9の第1速度を取得するとともに、第1速度とは別に、レーザドップラ速度計50に基づく印刷用紙9の第2速度を取得する。なお、第1速度および第2速度は、それぞれ、一定時間毎または連続的に取得される時系列情報である。図5では、図示の便宜上、ステップS1〜S4の処理を直列的に図示しているが、第1速度の取得と、第2速度の取得とは、互いに並行して実行されることが好ましい。
続いて、制御部60のフィルタリング部63が、第2速度に対して、フィルタリングを行う(ステップS5)。レーザドップラ速度計50の計測値は、印刷用紙9の皺や画像記録装置1の振動の影響を受けやすい。このため、時系列情報である第2速度が、一時的に極端に増加または減少する、いわゆる特異点を含む場合がある。ステップS5では、フィルタリング部63が、第2速度の当該特異点を除去する。例えば、第2速度のうち、所定の範囲から外れた部分を、データから除外する。フィルタリング後の第2速度は、印刷用紙9の実速度を、より精度よく反映したものとなる。
続いて、制御部60は、検知ローラ12aに対する印刷用紙9のスリップが発生しているか否かを判定する(ステップS6)。ここでは、制御部60のスリップ判定部64が、第1速度と、フィルタリング後の第2速度とを比較する。そして、第1速度と第2速度との差が、予め設定された閾値よりも小さい場合には、検知ローラ12aと印刷用紙9との間にスリップが発生していないと判定する(ステップS6においてno)。その場合、制御部60の第3速度取得部65は、第1速度を、補正することなく、記録ヘッド21〜22の制御に用いる第3速度とする(ステップS7)。
一方、ステップS6において、第1速度と第2速度との差が、予め設定された閾値よりも大きい場合には、スリップ判定部64は、検知ローラ12aと印刷用紙9との間に、搬送方向のスリップが発生していると判定する(ステップS6においてyes)。その場合、スリップ判定部64は、検知ローラ12aに対する印刷用紙9のスリップ量を、さらに判定する(ステップS8)。スリップ量は、例えば、第1速度と第2速度との差に比例した値とされる。ただし、第1速度と第2速度とを、より複雑な数式に代入することによって、スリップ量を算出してもよい。
スリップ量が算出されると、制御部60の第3速度取得部65が、第1速度をスリップ量に基づいて補正することにより、第3速度を取得する(ステップS9)。第3速度は、例えば、第1速度にスリップ量を加算した値とすればよい。ただし、第1速度とスリップ量とを、より複雑な数式に代入することによって、第3速度を算出してもよい。算出された第3速度は、検知ローラ12aに対する印刷用紙9のスリップ量を考慮した、印刷用紙9の搬送速度を表す。
ステップS7またはステップS9の処理によって、第3速度が決まると、制御部60の動作指令部66が、画像記録部20の複数の記録ヘッド21〜24を動作制御する(ステップS10)。動作指令部66は、入稿された画像データに基づいて、4つの記録ヘッド21に動作指令信号を出力する。動作指令信号には、インク滴を吐出すべきノズル201、インク滴のサイズ、およびインク滴の吐出タイミングを示す情報が含まれる。各記録ヘッド21は、動作指令信号により指定されたノズル201から、指定されたタイミングで、指定されたサイズのインク滴を吐出する。これにより、印刷用紙9の上面に、画像データに対応する画像が形成される。
ここで、動作指令部66は、上述した第3速度に基づいて、動作指令信号に含まれる吐出タイミングの情報を決定する。例えば、第3速度が予定よりも速ければ、インク滴の吐出タイミングを早め、第3速度が予定よりも遅ければ、インク滴の吐出タイミングを遅くする。
このように、この画像記録装置1は、検知ローラ12aに対して印刷用紙9がスリップした場合、エンコーダ40の第1検出信号D1が表す第1速度を補正し、スリップを考慮した第3速度を算出する。そして、第3速度に基づいて、記録ヘッド21〜24からのインク滴の吐出タイミングを決定する。このため、スリップに起因して、印刷用紙9に対するインクの吐出位置が搬送方向にずれることを抑制できる。したがって、スリップの有無にかかわらず、印刷用紙9の上面の目標とする位置に、精度よく画像を記録できる。
特に、本実施形態の制御部60は、検知ローラ12aに対する印刷用紙9のスリップの有無だけではなく、スリップ量を判定し、スリップ量に基づいて、第1速度を補正する。これにより、スリップ量を反映した第3速度を取得する。そして、当該第3速度に基づいて、記録ヘッド21〜24からのインク滴の吐出タイミングを決定する。このため、印刷用紙9の上面の目標とする位置に、より精度よく画像を記録できる。
また、本実施形態では、レーザドップラ速度計50により計測される印刷用紙9の第2速度に基づいて、スリップの有無およびスリップ量が判定される。このように、印刷用紙9の搬送速度の実測値を参照することで、スリップの有無およびスリップ量を、より精度よく判定できる。したがって、印刷用紙9の上面の目標とする位置に、より精度よく画像を記録できる。
上述の通り、レーザドップラ速度計50の検出値は、印刷用紙9の皺や画像記録装置1の振動の影響を受けやすい。これに対し、エンコーダ40の検出値は、スリップの問題はあるものの、印刷用紙9の皺や画像記録装置1の振動の影響は受けにくい。この画像記録装置1では、レーザドップラ速度計50により計測される第2速度を参照して、エンコーダ40により計測される第1速度を、必要に応じて補正して、記録ヘッド21〜24の制御に用いる。このため、第2速度に基づいて記録ヘッド21〜24を制御する場合よりも、印刷処理を安定させることができる。
また、本実施形態では、第2速度の計測に、非接触式のレーザドップラ速度計50が用いられている。このように、非接触式の速度センサを用いれば、印刷用紙9に外力を与えることなく、印刷用紙9の搬送速度を実測できる。このため、検知ローラ12aに対する印刷用紙9のスリップの状態を変化させることなく、印刷用紙9の搬送速度を実測できる。
また、本実施形態では、レーザドップラ速度計50による搬送速度の計測位置Pmと、検知ローラ12aとの間に、他の搬送ローラ12が介在しない。このように、レーザドップラ速度計50を検知ローラ12aの近傍に配置すれば、レーザドップラ速度計50において、検知ローラ12aを通過する印刷用紙9の搬送速度に近い速度を計測できる。このため、検知ローラ12aに対して印刷用紙9がスリップしているか否かを、より精度よく判定できる。
また、本実施形態では、第2速度として、レーザドップラ速度計50による実測値が用いられている。このため、第2速度に固定値を用いる場合よりも、検知ローラ12aに対して印刷用紙9がスリップしているか否かを、より精度よく判定できる。
<2.変形例>
以上、本発明の主たる実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではない。例えば、レーザドップラ速度計50に代えて、他の方式により印刷用紙9の搬送速度を実測する速度センサが用いられてもよい。
図6は、一変形例に係る画像記録装置1の構成を示した図である。図6の例では、複数の搬送ローラ12の一部が、駆動ローラ12bおよびニップローラ12cにより構成される。駆動ローラ12bは、モータの駆動力により、能動的に回転する。ニップローラ12cは、図示を省略したエアシリンダ等の付勢手段によって、駆動ローラ12b側へ加圧されている。このため、印刷用紙9は、駆動ローラ12bとニップローラ12cとの間に把持されつつ、駆動ローラ12bの回転によって搬送される。
図6の構成では、駆動ローラ12bおよびニップローラ12cに対する印刷用紙9のスリップが生じにくい。このため、駆動ローラ12bに接続されたモータ12dの回転数を示す信号を制御部60へ入力し、当該信号に基づいて、第2速度を算出してもよい。このような形態であっても、エンコーダ40に基づく第1速度と、駆動ローラ12bに基づく第2速度とを比較することによって、検知ローラ12aに対して印刷用紙9がスリップしているか否かを、検出できる。
また、制御部60内に、印刷用紙9の目標搬送速度が設定されている場合には、当該目標搬送速度を第2速度としてもよい。その場合でも、エンコーダ40に基づく第1速度と、目標搬送速度である第2速度とを比較することによって、検知ローラ12aに対して印刷用紙9がスリップしているか否かを、検出できる。
すなわち、制御部60の第2速度取得部62は、エンコーダ40に基づく第1速度とは別に、スリップによる誤差が生じにくい印刷用紙9の搬送速度を、第2速度として取得するものであればよい。
また、上記のステップS6において、スリップが発生していると判定された場合に、印刷用紙9にかかる張力を調整してもよい。具体的には、検知ローラ12aの付近において印刷用紙9にかかる張力が大きくなるように、搬送機構10に含まれる一部のローラの回転速度を調節すればよい。このようにすれば、検知ローラ12aに対する印刷用紙9のスリップ自体を抑制できる。なお、搬送機構10に含まれるローラとは別に、印刷用紙9にかかる張力を調整する張力調整機構が設けられていてもよい。
また、上記の実施形態では、画像記録装置1内に4つの記録ヘッド21〜24が設けられていた。しかしながら、画像記録装置1内の記録ヘッドの数は、1〜3つであってもよく、5つ以上であってもよい。例えば、K,C,M,Yの各色に加えて、特色のインクを吐出するヘッドが設けられていてもよい。
また、上記の図2では、各記録ヘッド21〜24において、ノズル201が幅方向に一列に配置されていた。しかしながら、各記録ヘッド21〜24において、ノズル201が2列以上に配置されていてもよい。
また、上記の画像記録装置1は、インクジェット方式で印刷用紙9に画像を記録するものであった。しかしながら、本発明の基材処理装置は、インクジェット以外の方法(例えば、電子写真方式や露光など)で、印刷用紙9に画像を記録する装置であってもよい。また、上記の画像記録装置1は、基材としての印刷用紙9に印刷処理を行うものであった。しかしながら、本発明の基材処理装置は、一般的な紙以外の長尺帯状の基材(例えば、樹脂製のフィルム,金属箔、ガラスなど)に、所定の処理を行うものであってもよい。
また、上記の実施形態や変形例に登場した各要素を、矛盾が生じない範囲で、適宜に組み合わせてもよい。
1 画像記録装置
9 印刷用紙
10 搬送機構
11 巻き出しローラ
12 搬送ローラ
12a 検知ローラ
12b 駆動ローラ
12c ニップローラ
13 巻き取りローラ
20 画像記録部
21〜24 記録ヘッド
30 乾燥処理部
40 エンコーダ
50 レーザドップラ速度計
60 制御部
61 第1速度取得部
62 第2速度取得部
63 フィルタリング部
64 スリップ判定部
65 第3速度取得部
66 動作指令部
CP コンピュータプログラム
D1 第1検出信号
D2 第2検出信号
P1 第1処理位置
P2 第2処理位置
P3 第3処理位置
P4 第4処理位置
Pm 計測位置

Claims (14)

  1. 長尺帯状の基材を、複数のローラにより構成される搬送経路に沿って長手方向に搬送する搬送機構と、
    前記搬送経路上の処理位置において、基材を処理する処理部と、
    前記複数のローラの1つである検知ローラの回転速度を検出するエンコーダと、
    前記エンコーダから検出信号を取得するとともに、前記処理部を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記検出信号が表す基材の搬送速度である第1速度を取得する第1速度取得部と、
    前記第1速度取得部とは別に、前記搬送経路における基材の搬送速度である第2速度を取得する第2速度取得部と、
    前記第1速度と前記第2速度とを比較することにより、前記検知ローラに対する基材のスリップが発生しているか否かを判定するスリップ判定部と、
    前記スリップが発生していると判定された場合に、前記第1速度を補正することにより、第3速度を取得する第3速度取得部と、
    前記第3速度に基づいて、前記処理部に動作指令を出力する動作指令部と、
    を有する基材処理装置。
  2. 請求項1に記載の基材処理装置であって、
    前記スリップ判定部は、前記検知ローラに対する基材のスリップ量をさらに判定し、
    前記第3速度取得部は、前記第1速度を前記スリップ量に基づいて補正することにより、前記第3速度を取得する基材処理装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の基材処理装置であって、
    前記搬送経路における基材の搬送速度を実測する速度センサ
    をさらに備え、
    前記第2速度取得部は、前記速度センサから取得される検出信号が表す搬送速度を、前記第2速度として取得する基材処理装置。
  4. 請求項3に記載の基材処理装置であって、
    前記速度センサは、非接触式のセンサである基材処理装置。
  5. 請求項4に記載の基材処理装置であって、
    前記速度センサは、レーザドップラ速度計である基材処理装置。
  6. 請求項3から請求項5までのいずれか1項に記載の基材処理装置であって、
    前記速度センサの計測位置と、前記検知ローラとの間に、他の前記ローラが介在しない基材処理装置。
  7. 請求項3から請求項6までのいずれか1項に記載の基材処理装置であって、
    前記制御部は、
    前記第2速度の特異点を除去するフィルタリング部
    をさらに有し、
    前記スリップ判定部は、前記第1速度と、前記特異点が除去された前記第2速度とを比較することにより、前記スリップが発生しているか否かを判定する基材処理装置。
  8. 請求項1または請求項2に記載の基材処理装置であって、
    前記複数のローラは、
    モータの駆動力により回転する駆動ローラ
    を含み、
    前記第2速度取得部は、前記モータの回転数に応じて算出される搬送速度を、前記第2速度として取得する基材処理装置。
  9. 請求項8に記載の基材処理装置であって、
    前記複数のローラは、
    前記駆動ローラとともに基材を把持するニップローラ
    をさらに含む基材処理装置。
  10. 請求項1または請求項2に記載の基材処理装置であって、
    前記第2速度取得部は、前記制御部に設定された基材の目標搬送速度を、前記第2速度として取得する基材処理装置。
  11. 請求項1から請求項10までのいずれか1項に記載の基材処理装置であって、
    基材にかかる張力を調整する張力調整機構
    をさらに備え、
    前記制御部は、
    前記スリップが発生していると判定された場合に、基材にかかる張力が大きくなるように、前記張力調整機構を制御する張力制御部
    をさらに有する基材処理装置。
  12. 請求項1から請求項11までのいずれか1項に記載の基材処理装置であって、
    前記処理部は、前記処理位置において、基材の表面に画像を記録する画像記録部である基材処理装置。
  13. 長尺帯状の基材を、複数のローラにより構成される搬送経路に沿って長手方向に搬送しつつ、前記搬送経路上の処理位置において、基材を処理する基材処理方法であって、
    a)前記複数のローラの1つである検知ローラの回転速度を検出する工程と、
    b)前記工程a)の検出信号が表す基材の搬送速度である第1速度を取得する工程と、
    c)前記第1速度とは別に、前記搬送経路における基材の搬送速度である第2速度を取得する工程と、
    d)前記第1速度と前記第2速度とを比較することにより、前記検知ローラに対する基材のスリップが発生しているか否かを判定する工程と、
    e)前記スリップが発生していると判定された場合に、前記第1速度を補正することにより、第3速度を取得する工程と、
    f)前記第3速度に基づいて、基材を処理する工程と、
    を有する基材処理方法。
  14. 請求項13に記載の基材処理方法であって、
    前記工程d)では、前記検知ローラに対する基材のスリップ量をさらに判定し、
    前記工程e)では、前記第1速度を前記スリップ量に基づいて補正することにより、前記第3速度を取得する基材処理方法。
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