JP2018051224A - 眼科測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で適正に視度補正を行う眼科測定装置を提供する。
【解決手段】被検眼の光学特性を測定する眼科測定装置であって、前記被検眼に測定光を照射する投光光学系10aと、前記被検眼の眼底によって反射した前記測定光を複数の光束に変換させるための変換部材20と、受光素子22と、を有し、前記変換部材を介して前記測定光を前記受光素子に結像させる受光光学系10bと、前記測定光が前記受光素子に結像されるときの合焦状態を調節するための視度補正手段と、前記測定光の一部を遮光する遮光部材51と、前記遮光部材による前記測定光の遮光状態を切り換える切換手段と、を有する遮光ユニット50と、前記遮光ユニットによって前記測定光の一部が遮光された状態で、前記受光素子に受光された前記測定光の受光結果に基づいて、前記視度補正手段を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本開示は、被検眼の眼屈折力分布もしくは波面収差を測定する眼科測定装置に関する。
被検眼の眼底にスポット状の光束を投光し、眼底からの反射光束の波面情報を波面センサによって検出することによって、被検眼の波面収差(特に、高次の収差成分)を測定する装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このような装置において、精度よく光学特性を取得するために、眼底からの反射光束が受光素子上にピントが合うように、受光素子およびレンズを調整することがある。これは、被検眼のディオプタに合わせた補正が行われ、視度補正と呼ばれる。この場合、被検眼の光学特性を測定するための精密光学系とは別に、視度補正量を決定するための粗測定光学系が設けられ、粗測定光学系を用いた精密測定前の粗測定によって視度補正量を決定していた。
特開2008−113810号公報
しかしながら、従来のように粗測定光学系を別途設ける場合、眼底からの反射光を分割するために光量が減少することがあった。また、装置が複雑化し大きくなっていた。
本開示は、従来の問題点に鑑み、簡単な構成で適正に視度補正を行う眼科測定装置を提供することを技術課題とする。
上記課題を解決するために、本開示は以下のような構成を備えることを特徴とする。
(1) 被検眼の光学特性を測定する眼科測定装置であって、前記被検眼に測定光を照射する投光光学系と、前記被検眼の眼底によって反射した前記測定光を複数の光束に変換させるための変換部材と、受光素子と、を有し、前記変換部材を介して前記測定光を前記受光素子に結像させる受光光学系と、前記測定光が前記受光素子に結像されるときの合焦状態を調節するための視度補正手段と、前記測定光の一部を遮光する遮光部材と、前記遮光部材による前記測定光の遮光状態を切り換える切換手段と、を有する遮光ユニットと、前記遮光ユニットによって前記測定光の一部が遮光された状態で、前記受光素子に受光された前記測定光の受光結果に基づいて、前記視度補正手段を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本実施例に係る眼科測定装置の構成について説明する概略構成図である。 遮光部材の一例を示す図である。 受光素子上の点像を示す図である。 受光素子上の点像を示す図である。 受光素子上の点像を示す図である。 遮光部材を投光光学系に設けた場合の光学系を示す図である。 遮光部材が投光光学系に設けられた場合に受光素子に受光される点像を示す図である。
<実施例>
本発明の一実施形態について図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態に係る眼科測定装置の光学系及び制御系の構成について説明する概略構成図である。被検眼Eの前方のダイクロイックミラー15の透過光路O1上には、被検眼の波面収差を測定するための波面収差測定光学系10が配置されている。測定光学系10は、測定光源からスポット状の光束を被検眼眼底に投光する投光光学系10aと、眼底で反射され被検眼から射出された光束を複数に分割して二次元受光素子に受光させる受光光学系10bとを含み、二次元受光素子からの出力に基づいて被検眼の波面収差が測定される。
投光光学系10aには、測定光源11から、リレーレンズ12、対物レンズ14が被検眼に向けて順次配置されている。測定光源11は、被検眼眼底と共役な位置に配置される。
また、受光光学系10bには、被検眼前方から、対物レンズ14、ハーフミラー13、リレーレンズ16、全反射ミラー17、絞り23、コリメータレンズ19、マイクロレンズアレイ20、レンズアレイ20を通過した光束を受光する二次元受光素子22が順次配置されている。なお、ハーフミラー13は、光源11からの測定光束を透過し、眼底からの反射光を反射する特性を有する。また、受光光学系10bは、被検眼の瞳孔とレンズアレイ20とが光学的に略共役な関係となるように構成されている。ここで、マイクロレンズアレイ20は、測定光軸L1と直交する面に二次元的に配置された微小レンズと遮光板からなり眼底反射光を複数の光束に分割する。なお、上記の構成は、いわゆるシャックハルトマン方式の波面センサを用いたものであるが、瞳孔共役位置に直交格子上のマスクを配置し、マスクを透過した光を二次元受光素子により受光するようないわゆるタルボット式波面センサを用いるようにしてもよい(詳しくは、本出願人による特開2006−149871号公報参照)。
また、受光光学系10bには、遮光ユニット50が設けられる。遮光ユニット50は、例えば、遮光部材51と、駆動部52を備える。図2に示すように、遮光部材51には孔(開口ともいう)が設けられ、孔以外の部分は光を遮光する。孔の数は2つ以上が好ましいが、本実施例では4つの孔(孔51a,孔51b,孔51c,孔51d)が設けられる。孔の大きさは、マイクロレンズアレイ20の1つのレンズ程度の大きさが好ましい。駆動部52は、遮光部材51をコリメータレンズ19とマイクロレンズアレイ20の間の光路に挿入する。遮光部材51の挿入位置は、例えば、マイクロレンズアレイ20の近傍である。このとき、マイクロレンズアレイ20の所定の4つの微小レンズの位置に、遮光部材51の4つの孔51a〜51dの位置がそれぞれ対応するように挿入される。これによって、遮光部材51の孔を通過した光束は、所定の4つの微小レンズを通過する。例えば、駆動部52は、遮光部材51を光路に挿脱することによって、測定光の遮光状態を切り換える切換手段として機能する。
また、本実施形態においては、測定光源11、絞り23、コリメータレンズ19、レンズアレイ20、二次元受光素子22、遮光ユニットは、一体のユニット25として移動機構26によって光軸方向に移動される構成となっている。ここで、移動機構26は、被検眼の球面屈折誤差に応じて測定光源11及び二次元受光素子22が被検眼眼底と光学的に共役な関係となるようにユニット25を移動することで、被検眼の球面屈折誤差を補正する視度補正部として機能する。なお、ユニット25としては、上記の構成に限らず、例えば、受光光学系のみを移動させる構成であってもよいし、各系の焦点距離を合わせることで視標系も連動させて視度補正を行ってもよい。
また、ダイクロイックミラー15の反射方向には、眼Eを観察するための対物レンズ36、ダイクロイックミラー37、全反射ミラー38が配置されている。ミラー38の反射方向の光路O2上には、眼Eに固視標を固視させるための図示なき固視標投影光学系が配置されている。
また、ダイクロイックミラー37の反射方向の光路O3上には、結像レンズ31、眼Eの前眼部付近と略共役な位置に配置されたエリアCCD等の二次元撮像素子32を含み、眼Eを撮影し被検眼像を得る観察光学系30が配置されている。なお、被検眼の前方には被検眼前眼部を赤外光にて照明する前眼部照明光源40が配置される。
また、ダイクロイックミラー15は測定光学系10が持つ測定光源から発せられる波長の光を透過し、前眼部照明光源40や図示無きアライメント用光源から発せられた波長の光(近赤外光)及び可視光を反射する特性を有する。また、ダイクロイックミラー37は可視光を透過し、近赤外光を反射する特性を有している。
なお、照明光源40によって照明された被検眼前眼部からの反射光束は、ダイクロイックミラー15、対物レンズ36、ダイクロイックミラー37、結像レンズ31を介して、二次元撮像素子32に結像される。また、図示無き固視標投影光学系によって発せられた固視光束は、ミラー38で反射された後、前述の前眼部反射光束と逆の光路を通った後、被検眼の眼底に到達される。
制御部70は、二次元受光素子22の出力画像信号を得て被検眼の波面収差等を解析するプログラムを有し、眼の光学特性を解析する手段を兼ねる。なお、制御部70には、光源11、二次元受光素子22、記憶手段としてのメモリ75、移動機構26、二次元撮像素子32、被検眼前眼部や測定結果が表示される表示モニタ7、ジョイスティック5、測定条件など装置の各種設定を行うためのコントロール部74、等が接続されている。
以上のような構成を備える装置において、その動作について説明する。モニタ7の表示画面には二次元撮像素子30によって撮像される前眼部像が表示されるため、検者は、ジョイスティック5を用いて光学系全体が内蔵された装置筐体を移動させ、被検眼に対して測定光軸L1を位置合わせする。そして、位置合わせ完了後、ジョイスティック5の頂部に設けられた測定開始スイッチ5aが検者によって押されると、測定開始のトリガ信号が発生される。
<粗測定>
制御部70は、トリガ信号に基づいて粗測定を開始する。粗測定では、受光素子22の出力画像に基づいて、屈折誤差のある被検眼Eに対してその度合い(眼屈折力)を推定する。
ところで、図3は、正視眼(ディオプターが0Dの眼)を測定した場合に、眼底からの反射光は変換部材(レンズレットアレイ)を通って、受光素子22上に形成された像を示す。仮に近視眼を被検眼とした場合、像の合焦位置はずれ、受光素子22上での点像は大きくなり、点間隔が狭まった像が形成される。また、近視の度合いが大きい場合は、隣接する点像同士が重なってしまう。被検眼の光学特性を精度良く測定するためには、点像が合焦する位置に光学系を調整することが好ましい。しかしながら、近視または遠視の度合いが大きい場合、像のボケが大きくなり隣接する像同士が重なるために、受光素子22に映った像からその度合いを判別することは困難である。
そこで、本実施例では、マイクロレンズアレイ(変換部材)20の近傍の光路に、孔の開いた遮光部材51を挿入した状態で粗測定を行う。制御部70は、例えば、正視眼で遮光部材51が挿入されている場合、受光素子22に結像される像は図4に示すような像となる。一方、近視眼の場合、受光素子22に結像される像は図5に示すような像となる。図5に示すように、近視眼では像の間隔が狭くなり、かつ像がぼけて一つの像の大きさが大きくなる。点像はボケているが、点像同士は区別できるため、その間隔は各点像の受光位置から算出することができる。そして、点像の間隔から近視の度合いを算出することができる。同様に、遠視眼では像の間隔が広くなり、かつ像がぼけて一つの像の大きさが大きくなる。点像はボケているが、点像同士は区別できるため、その間隔は各点像の受光位置から算出することができる。そして、点像の間隔から遠視の度合いを算出することができる。
粗測定において、まず制御部70は駆動部52を駆動させ、遮光部材51をマイクロレンズアレイ20の近傍の光路に挿入する。この状態で、制御部70は測定光源11を点灯させる。測定光源11から出射された光束は、リレーレンズ12、ハーフミラー13、対物レンズ14、ダイクロイックミラー15、被検眼の瞳孔を介して被検眼の眼底に投光される。これによって、被検眼の眼底上に点光源像が形成される。
そして、被検眼の眼底に投光された点光源像は、反射光束として被検眼を射出し、ダイクロイックミラー15で透過され、対物レンズ14で集光された後、ハーフミラー13で反射され、リレーレンズ16にて一旦集光された後、全反射ミラー17で反射される。そして、全反射ミラー17で反射された光束は、絞り23、コリメータレンズ19を介し、遮光部材51の孔51a〜51dを通過する。孔51a〜51dを通過した4つの光束は、各孔の位置と対応するレンズアレイ20の微小レンズによって集光され、受光素子22に受光される。受光素子22に受光された4つの点像は画像データとしてメモリ75に記憶される。
制御部70は、受光素子22に受光された4つの点象の間隔を求め、この間隔から被検眼の屈折度を算出する。そして、制御部70は、算出した屈折度に基づいて移動機構26を制御する。これによって、被検眼の眼底反射光を受光素子22に合焦させることができる(視度補正)。
<精密測定>
視度補正が完了すると、制御部70は、精密測定を行う。制御部70は、精密測定を行うにあたり、駆動部52を駆動させて遮光部材51を光路から外す。視度補正が適正に行われている場合、図3のような点像を得ることができ、点像同士が区別できるようになる。
制御部70は、遮光部材51を光路から外すと、測定光源11を点灯させる。測定光源11から出射された光束は、リレーレンズ12、ハーフミラー13、対物レンズ14、ダイクロイックミラー15、被検眼の瞳孔を介して被検眼の眼底に投光される。これによって、被検眼の眼底上に点光源像が形成される。そして、被検眼の眼底に投光された点光源像は、反射光束として被検眼を射出し、ダイクロイックミラー15で透過され、対物レンズ14で集光された後、ハーフミラー13で反射され、リレーレンズ16にて一旦集光された後、全反射ミラー17で反射される。そして、全反射ミラー17で反射された光束は、絞り23、コリメータレンズ19を介して、レンズアレイ20によって複数の光束に分割された後、受光素子22に受光される。そして、受光素子22に受光されたパターン像は画像データとしてメモリ75に記憶される。
ここで、レンズアレイ20で複数の光束に分割され受光素子22に受光されるパターン像は、被検眼の収差(低次収差、高次収差)の影響によって変化するため、無収差の光が通過したときにできるパターン像に対して、被検眼からの反射光により生じるパターン像を解析すれば、被検眼の波面収差分布や屈折力分布を測定することが可能になる。この場合、受光素子22を用いてパターン像を複数個取得し、それらの総和もしくは平均から波面収差や眼屈折力分布を求めるようにしてもよい。
その後、制御部70は、上記のようにして求められた被検眼の光学特性を測定値として出力する。例えば、表示モニタ7に測定値を表示出力したり、図示無きプリンタによって測定値を印字出力したり、自覚検査用の電動フォロプターに送信出力してもよい。
以上のように、本実施例の眼科測定装置は、粗測定用の光学系を別途設けることなく、遮光部材51の挿脱することによって、被検眼の粗測定が行える。さらに、この粗測定の結果を用いて視度補正を行うことによって、被検眼の光学特性をより精度良く測定することができる。
なお、遮光部材51は、液晶絞りであってもよい。この場合、制御部70は、液晶の出力を変化させることによって、遮光状態を切り換える。このように、遮光部材51に液晶絞りを用いる場合、遮光部材51を光路に挿脱させる駆動部52を設けなくてもよい。
なお、上記の実施例において、遮光部材51の孔の大きさは、1つの微小レンズ程の大きさが好ましいと説明したが、孔同士の間隔が充分取れれば、微小レンズより大きくてもよい。この場合、1つの孔を通過した光束が数個の微小レンズによって集光されるため、いくつかの点像が重なって受光素子22に結像される。しかしながら、間隔が充分取れた孔が複数ある場合は、各孔を通過した光束が結像された点像のかたまり同士が区別できるため、点像のかたまり同士の間隔から被検眼の屈折力を求めることができる。
なお、以上の実施例において、遮光部材51の孔は、2つ以上が好ましいと説明したが、孔は1つであってもよい。孔が1つの場合、制御部70は、受光素子22に受光された1つの点像の位置から被検眼の屈折力を推定する。具体的には、正視眼を測定する場合に点像が受光される位置からのずれ量に基づいて屈折力を推定する。
なお、遮光部材51の開口は、O型(もしくはドーナツ型)のスリットであってもよい。この場合、受光素子22には円形の像が結像されるため、制御部70は、その像の直径などに基づいて、被検眼の眼屈折力を測定することができる。
また、遮光部材51の開口は、直線的なスリットであってもよい。この場合、制御部70は、受光素子22に受光された直線パターン像の位置から被検眼の屈折力を推定する。
なお、遮光部材51の開口の形状および数は、上記の例に限定されない。遮光部材51は、光束の一部を遮光できればよい。
なお、以上の説明において、遮光部材51の挿入位置は、受光素子22とは反対側のマイクロレンズアレイ20の近傍であるとしたが、マイクロレンズアレイ20の共役位置(例えば、図1の位置C)の近傍であってもよい。
なお、以上の実施例において、遮光ユニット50は受光光学系10bの光束を遮光するように設けられていたが、投光光学系10aの光束を遮光するように設けられてもよい。例えば、遮光部材51は、測定光源11から出射される光束の一部を遮光可能な投光絞りであってもよい。投光絞りは、例えば、中央に孔が設けられたピンホール板、または可変絞りなどである。例えば、遮光部材51は、測定光源11とハーフミラー13の間の受光光学系10bと重ならない光路に配置される。遮光部材51として、光束を制限するピンホール板が用いられる場合、図6に示すように、駆動部52によって、遮光部材51が測定光源11とハーフミラー13の間の光路に挿脱される。制御部70は、駆動部52を制御することによって遮光部材51を光路に挿脱することによって、測定光束の遮光状態を切り換える。また、可変絞りを用いる場合、制御部70は、可変絞りの絞り値を変更することによって測定光束の遮光状態を切り換える切換手段として機能する。
図7(a)は、測定光束が制限されていない場合の受光素子22上での点像パターンを示し、図7(b)は、遮光部材51のピンホールによって測定光束が制限されたときの受光素子22上での点像パターンを示している。遮光部材51によって測定光の光束径が小さくなることによって、特に正視眼ではない場合に、眼底上に形成される点光源像は光束の広がりが少なくなる。つまり、眼底での光源サイズが小さくなるため、図7(b)に示すように、点像のボケが少なくなり、隣接する点像同士が重ならない。このため、各点像を区別できるようになり、点像間の間隔に基づいて粗測定を行うことができる。
7 表示モニタ
10 波面収差測定光学系
30 観察光学系
32 二次元撮像素子
70 制御部

Claims (8)

  1. 被検眼の光学特性を測定する眼科測定装置であって、
    前記被検眼に測定光を照射する投光光学系と、
    前記被検眼の眼底によって反射した前記測定光を複数の光束に変換させるための変換部材と、受光素子と、を有し、前記変換部材を介して前記測定光を前記受光素子に結像させる受光光学系と、
    前記測定光が前記受光素子に結像されるときの合焦状態を調節するための視度補正手段と、
    前記測定光の一部を遮光する遮光部材と、前記遮光部材による前記測定光の遮光状態を切り換える切換手段と、を有する遮光ユニットと、
    前記遮光ユニットによって前記測定光の一部が遮光された状態で、前記受光素子に受光された前記測定光の受光結果に基づいて、前記視度補正手段を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする眼科測定装置。
  2. 前記遮光部材は、前記遮光部材を前記変換部材の近傍の光路、または前記変換部材の共役位置の近傍の光路に、配置されることを特徴とする請求項1の眼科測定装置。
  3. 前記切換手段は、前記遮光部材を前記光路に挿脱することによって前記測定光の遮光状態を切り換えることを特徴とする請求項2の眼科測定装置。
  4. 前記遮光部材は、開口を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかの眼科測定装置。
  5. 前記変換部材は、二次元的に配置された複数の微小レンズを有するマイクロレンズアレイであって、
    前記遮光部材の開口は、前記微小レンズの一つの直径と実質的に同一であることを特徴とする請求項4の眼科測定装置。
  6. 前記遮光部材は、前記遮光部材を前記投光光学系に配置されることを特徴とする請求項1の眼科測定装置。
  7. 前記遮光部材は、前記測定光の光束径を小さくすることを特徴とする請求項6の眼科測定装置。
  8. 前記制御手段は、前記遮光部材によって前記測定光の一部が遮光された状態で、前記受光素子に受光された前記測定光の受光結果に基づいて、前記視度補正手段を制御し、前記合焦状態を調節した後に、前記切換手段によって前記遮光部材による遮光が解除された状態で、前記受光素子に受光される前記測定光の受光結果に基づいて前記被検眼の光学特性を求めることを特徴とする請求項1〜5のいずれかの眼科測定装置。
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