JP2018048889A - 疲労試験方法及び疲労試験装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】発振器から出力した電力により、超音波振動子に上下方向の振動を発振させ、その振動を、下端側に行くに従って細くなる柱体状のホーンで増幅して柱体状試験片に与え、疲労強度を評価する疲労試験方法において、ホーン下端部に、上端部外径がホーン下端部の外径と同等以下で、かつ、下端部外径が上端部よりも小径な柱体状に形成され、ホーンの振動と共振する補助ホーンを装着し、補助ホーンにより、ホーンで増幅した振動を疲労試験に必要な応力を試験片に発生させる振幅以上に増幅するとともに、試験片上端部に突設した試験片取付用の雄ねじ部を、補助ホーン下端部に設けた、雄ねじ部に適合する試験片取付用の雌ねじ孔に螺挿して、試験片を補助ホーンに取付け、試験片を補助ホーンの振動と共振させて、評価対象部位に最大応力を発生させ、かつ、評価対象部位の全長に必要な応力を発生させる。
【選択図】図1
Description
上記ホーンの下端部に、上端部の外径が該ホーンの下端部の外径と同等以下で、かつ、下端部の外径が上端部よりも小径な柱体状に形成され、ホーンの振動と共振する補助ホーンを装着し、上記補助ホーンにより、ホーンで増幅した振動を、疲労試験に必要な応力を試験片に発生させる振幅以上に増幅するとともに、
試験片の上端部に突設した試験片取付用の雄ねじ部を、上記補助ホーンの下端部に設けた、該雄ねじ部に適合する試験片取付用の雌ねじ孔に螺挿して、試験片を補助ホーンに取付けて、試験片を補助ホーンの振動と共振させることにより、
試験片において、疲労強度の評価を行う評価対象部位に最大応力を発生させ、かつ、評価対象部位の全長に亘って、疲労試験に必要な応力を発生させる
ことを特徴とする疲労試験方法。
上記ホーンの下端部に、上端部の外径が該ホーンの下端部の外径と同等以下で、かつ、下端部が上端部よりも小径な柱体状に形成され、ホーンの振動と共振して、該ホーンで増幅された振動を、上記試験片の疲労強度を評価する評価対象部位に最大応力を発生させるとともに、該評価対象部位の全長に亘って疲労試験に必要な応力を発生させる振幅以上に増幅する補助ホーンが装着され、
上記補助ホーンの下端部に、上記試験片の上端部に突設した試験片取付用の雄ねじ部を螺挿して、該試験片を取付けることができる試験片取付用の雌ねじ孔が形成されている
ことを特徴とする疲労試験装置。
発振器から出力した電力により、超音波振動子に、上下方向の超音波振動を発振させ、その振動を、下端側に行くに従って細くなる柱体状のホーンによって増幅して、試験対象の柱体状の試験片に与え、試験片の疲労強度を評価する疲労試験方法であって、
上記ホーンの下端部に、上端部の外径が該ホーンの下端部の外径と同等以下で、かつ、下端部の外径が上端部よりも小径な柱体状に形成され、ホーンの振動と共振する補助ホーンを装着し、上記補助ホーンにより、ホーンで増幅した振動を、疲労試験に必要な応力を試験片に発生させる振幅以上に増幅するとともに、
試験片の上端部に突設した試験片取付用の雄ねじ部を、上記補助ホーンの下端部に設けた、該雄ねじ部に適合する試験片取付用の雌ねじ孔に螺挿して、試験片を補助ホーンに取付けて、試験片を補助ホーンの振動と共振させることにより、
試験片において、疲労強度の評価を行う評価対象部位に最大応力を発生させ、かつ、評価対象部位の全長に亘って、疲労試験に必要な応力を発生させる
ことを特徴とする。
超音波の発生に必要な電力を供給する超音波発振器と、該超音波発振器の出力を受けて超音波振動を上下方向に発振する超音波振動子と、下端側に行くに従って次第に細くなる柱体状に形成されて、上記超音波振動子が発振した振動を増幅するホーンとを有し、柱体状の試験片に振動を与え、該試験片の疲労強度を評価する疲労試験装置において、
上記ホーンの下端部に、上端部の外径が該ホーンの下端部の外径と同等以下で、かつ、下端部が上端部よりも小径な柱体状に形成され、ホーンの振動と共振して、該ホーンで増幅された振動を、上記試験片の疲労強度を評価する評価対象部位に最大応力を発生させるとともに、該評価対象部位の全長に亘って疲労試験に必要な応力を発生させる振幅以上に増幅する補助ホーンが装着され、
上記補助ホーンの下端部に、上記試験片の上端部に突設した試験片取付用の雄ねじ部を螺挿して、該試験片を取付けることができる試験片取付用の雌ねじ孔が形成されている
ことを特徴とする。
2 超音波振動子
2a ブースター
3 ホーン
4、7、8 補助ホーン
4a、7a、8b 補助ホーン取付用の雄ねじ部
4b、7a、8c 補助ホーン取付用の雌ねじ孔
5 試験片
5a 試験片取付用の雄ねじ部
6 括れ
Claims (6)
- 発振器から出力した電力により、超音波振動子に、上下方向の超音波振動を発振させ、その振動を、下端側に行くに従って細くなる柱体状のホーンによって増幅して、試験対象の柱体状の試験片に与え、試験片の疲労強度を評価する疲労試験方法であって、
上記ホーンの下端部に、上端部の外径が該ホーンの下端部の外径と同等以下で、かつ、下端部の外径が上端部よりも小径な柱体状に形成され、ホーンの振動と共振する補助ホーンを装着し、上記補助ホーンにより、ホーンで増幅した振動を、疲労試験に必要な応力を試験片に発生させる振幅以上に増幅するとともに、
試験片の上端部に突設した試験片取付用の雄ねじ部を、上記補助ホーンの下端部に設けた、該雄ねじ部に適合する試験片取付用の雌ねじ孔に螺挿して、試験片を補助ホーンに取付けて、試験片を補助ホーンの振動と共振させることにより、
試験片において、疲労強度の評価を行う評価対象部位に最大応力を発生させ、かつ、評価対象部位の全長に亘って、疲労試験に必要な応力を発生させる
ことを特徴とする疲労試験方法。 - 前記試験片における軸方向の中間部に、上端部側及び下端部側よりも小径で、かつ、疲労強度を評価するのに必要な体積を有する評価対象部位としての括れ部を形成して、該括れ部の軸方向中央部に、最大応力を発生させることを特徴とする請求項1に記載の疲労試験方法。
- 前記補助ホーンの形状を、下端部側に行くに従って指数関数曲線をなすように湾曲する外周面の先細り形状とすることを特徴とする請求項1又は2に記載の疲労試験方法。
- 前記補助ホーンの形状を、下端部側に行くに従って次第に小径となる円錐台状、又は、下端側が段状に細くなる形状とすることを特徴とする請求項1又は2に記載の疲労試験方法。
- 超音波の発生に必要な電力を供給する超音波発振器と、該超音波発振器の出力を受けて超音波振動を上下方向に発振する超音波振動子と、下端側に行くに従って次第に細くなる柱体状に形成されて、上記超音波振動子が発振した振動を増幅するホーンとを有し、柱体状の試験片に振動を与え、該試験片の疲労強度を評価する疲労試験装置において、
上記ホーンの下端部に、上端部の外径が該ホーンの下端部の外径と同等以下で、かつ、下端部が上端部よりも小径な柱体状に形成され、ホーンの振動と共振して、該ホーンで増幅された振動を、上記試験片の疲労強度を評価する評価対象部位に最大応力を発生させるとともに、該評価対象部位の全長に亘って疲労試験に必要な応力を発生させる振幅以上に増幅する補助ホーンが装着され、
上記補助ホーンの下端部に、上記試験片の上端部に突設した試験片取付用の雄ねじ部を螺挿して、該試験片を取付けることができる試験片取付用の雌ねじ孔が形成されている
ことを特徴とする疲労試験装置。 - 前記評価対象部位が、上端部側及び下端部側よりも小径で、かつ、疲労強度を評価するのに必要な体積を有し、前記評価対象部位の軸方向中央部に最大応力を発生させる括れ部を備えることを特徴とする請求項5に記載の疲労試験装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016184125A JP6772715B2 (ja) | 2016-09-21 | 2016-09-21 | 疲労試験方法及び疲労試験装置 |
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JP2016184125A JP6772715B2 (ja) | 2016-09-21 | 2016-09-21 | 疲労試験方法及び疲労試験装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109765129A (zh) * | 2019-03-22 | 2019-05-17 | 吉林大学 | 一种可实现多轴超声疲劳试验的谐振系统 |
CN110522496A (zh) * | 2019-08-30 | 2019-12-03 | 盈甲医疗科技(北京)有限公司 | 一种超声外科器械变幅杆及其超声外科器械 |
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2016
- 2016-09-21 JP JP2016184125A patent/JP6772715B2/ja active Active
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CN110522496A (zh) * | 2019-08-30 | 2019-12-03 | 盈甲医疗科技(北京)有限公司 | 一种超声外科器械变幅杆及其超声外科器械 |
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