JP2018047839A - 作業台船及び洋上構造物の施工方法 - Google Patents

作業台船及び洋上構造物の施工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】大型クレーン船を用いることなく、洋上で、風力発電装置のナセル等の装置及び設備を備えた上部構造物を下部構造物の上に載置して接合及び組み立てができ、また、大規模メンテナンスが必要になったときには、これらの装置及び設備を容易に取り外して陸地に運んでメンテナンス作業を簡便に行うことができる、作業台船及び洋上構造物の施工方法を提供する。【解決手段】洋上構造物10の下部構造物20の上に上部構造物30を載置して接合する作業を洋上にて行う作業台船40において、前記上部構造物30を載置するフォーク構造41aを有する支持機構41、又は、前記上部構造物30を吊り下げる吊り下げ機構42のいずれか一方と、前記上部構造物30を固定して前記上部構造物30の転倒を防止する転倒防止用抑え機構とを備えて構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、洋上風力発電装置の組み立て及び設置の際や、分解・メンテナンスの際等の作業に用いる作業台船及び洋上構造物の施工方法に関するものである。
地球温暖化、化石エネルギーの枯渇の問題から再生可能エネルギー利用の需要が増加している。この再生可能エネルギー利用の内でも、風力発電、特に洋上風力発電の装置は効率化のために大型化してきており、その装置の組み立て及び設置方法が課題として挙がっている。特に、波浪の影響を受けながらの洋上風力発電装置の設置においては、風車のナセルに衝撃を与えずに、かつ、膨大な費用が掛かる大型のクレーン船を用いずに、組み立て及び設置を行う工法の開発が急務となっている。また、風車のブレードや発電機などの交換を伴う大規模なメンテナンスを容易に行うことができるメンテナンス方法の開発も急務となっている。
これに関連して、風力発電装置などを搭載したスパー型等の洋上構造物の施工方法において、クレーン船を使用することなく、安全に洋上設置場所に係留するために、洋上構造物を上部構造物と下部構造物に分割して製造して、下部構造物の一部又は全部を水中に直立状態に維持して、下部構造物の上方部位に、上部構造物を移動して、その後、下部構造物を上昇させて上部構造物の下側に配置したり、又は、上部構造物を下降させて下部構造物の上側に配置したりしてから、下部構造物を上部構造物に一体化して接合する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2016−22783号公報
このような洋上構造物の施工方法では、大型クレーン船が不要になるが、より施工作業の効率化を図るためには、施工作業中の上部構造物の転倒防止と、下部構造物が係留されている場合には作業台船に対しての下部構造物の保持と、上部構造物を下部構造物に載置する作業中における重量移動とがより重要になる。
本発明は、上記の状況を鑑みてなされたものであり、その目的は、大型クレーン船を用いることなく、洋上で、風力発電装置のナセル等の装置及び設備を備えた上部構造物を下部構造物の上に載置して接合及び組み立てができ、また、大規模メンテナンスが必要になったときには、これらの装置及び設備を容易に取り外して陸地に運んでメンテナンス作業を簡便に行うことができる、作業台船及び洋上構造物の施工方法を提供することにある。
上記の目的を達成するための本発明の作業台船は、洋上構造物の下部構造物の上に上部構造物を載置して接合する作業を洋上にて行う作業台船において、前記上部構造物を載置するフォーク構造を有する支持機構、又は、前記上部構造物を吊り下げる吊り下げ機構のいずれか一方と、前記上部構造物を固定して前記上部構造物の転倒を防止する転倒防止用抑え機構とを備えて構成されている。
この構成によれば、上部構造物の荷重を支持機構又は吊り下げ機構の少なくとも一方を介して作業台船で受けることができ、また、下部構造物の上への上部構造物の輸送を作業台船の移動で行うことができる。さらに、支持機構又は吊り下げ機構の少なくとも一方を使用することにより、上部構造物の荷重を作業台船から下部構造物に円滑に移行することができる。
また、転倒防止用抑え機構により、上部構造物の運搬時及び上部構造物と下部構造物の接合作業中に、この転倒防止用抑え機構で上部構造物を固定して上部構造物の転倒を防止できるので、洋上風力発電装置の上部構造物のように著しく背が高く、直立状態に維持し難い上部構造物の転倒を容易に防止できるようになり、接合作業の作用効率を高めることができる。
従って、上部構造物を下部構造物に載置及び固定する際の作業物位置決め作業及び接合作業等の作業と、上部構造物を下部構造物から分離してメンテナンスする際の分離作業などにおいて、著しく作業効率を向上することができる。
上記の作業台船において、前記下部構造物を把持若しくは係合して作業台船に保持する下部保持機構を備えて構成されていると、この下部保持機構で下部構造物を作業台船に保持することにより、下部構造物と作業台船との間の水平方向の相対運動をなくすことができる。
上記の作業台船において、前記吊り下げ機構が、油圧シリンダで構成され、長さを制御することで、上部構造物の吊り下げ位置及び角度を変更できる。これにより、洋上作業において作業台船が波浪により動揺していても、上部構造物の転倒を防止できるとともに、上部構造物の傾斜における動揺を抑制できる、また、上部構造物と下部構造物の接合時に下部構造物の揺動による上部構造物と下部構造物の接合面の角度の狂いを吸収する事ができる。
上記の目的を達成するための本発明の洋上構造物の施工方法は、上記の作業台船を用いて作業を行うことを特徴とする施工方法であり、上記の作業台船と同様な効果を発揮できる。
以上に説明したように、本発明の作業台船及び洋上構造物の施工方法によれば、大型クレーン船を用いることなく、洋上で、風力発電装置のナセル等の装置及び設備を備えた上部構造物を下部構造物の上に載置して接合及び組み立てができ、また、大規模メンテナンスが必要になったときには、これらの装置及び設備を容易に取り外して陸地に運んでメンテナンス作業を簡便に行うことができる。
本発明に係る第1の実施の形態の作業台船で、支持機構と下部保持機構と転倒防止用抑え機構を備えた場合で、洋上構造物における下部構造物に上部構造物を接合するときの作業台船の側方から見た模式的な図である。 図1の作業台船で、洋上構造物における下部構造物に上部構造物を接合するときの作業台船の後方から見た模式的な図である。 本発明に係る第2の実施の形態の作業台船で、吊り下げ機構と下部保持機構と転倒防止用抑え機構を備えた場合で、洋上構造物における下部構造物に上部構造物を接合するときの作業台船の側方から見た模式的な図である。 図3の作業台船で、洋上構造物における下部構造物に上部構造物を接合するときの作業台船の後方から見た模式的な図である。 作業台船の支持機構と上部構造物との状態を示す模式的な平面図である。 作業台船の支持機構と上部構造物との状態を示す模式的な拡大側面図である。 作業台船の支持機構と上部構造物との状態を示す模式的な拡大平面図である。 作業台船の下部保持機構と下部構造物との状態を示す模式的な平面図である。 作業台船の吊り下げ機構と上部構造物との状態を示す模式的な平面図である。 作業台船の転倒防止用抑え機構と上部構造物との状態を示す模式的な平面図である。 本発明に係る実施の形態の作業台船及び洋上構造物の施工方法の対象となる着床式のモノパイルタイプの洋上構造物を示す図である。 本発明に係る実施の形態の作業台船及び洋上構造物の施工方法の対象となる着床式のジャケットタイプの洋上構造物を示す図である。 本発明に係る実施の形態の作業台船及び洋上構造物の施工方法の対象となる浮体式のスパータイプの洋上構造物を示す図である。 本発明に係る実施の形態の作業台船及び洋上構造物の施工方法の対象となる浮体式のセミサブタイプの洋上構造物を示す図である。 位置決め接合ユニットの構成と位置決め方法を説明するための模式的な図である。 図15の位置決め接合ユニットにおける、離間状態から接合までの第1段階〜第3段階の状態を示す図である。 図15の位置決め接合ユニットにおける、離間状態から接合までの第4段階〜第6段階の状態を示す図である。
以下、本発明に係る実施の形態の作業台船及び洋上構造物の施工方法について説明する。この実施の形態の説明では、洋上構造物として、風力で得られる揚力を利用するプロペラ型の水平軸型風車を水面上部分に配置している洋上風力発電用の洋上構造物を例にしている。しかし、本発明は、必ずしも、洋上構造物は風力発電用の洋上構造物に限定する必要は無く、その他の洋上で上部構造物と下部構造物を一体化する洋上構造物に適用できる。なお、図面は説明用の図面であり、必ずしも、各図の間で構成や形状や寸法が整合しているとは限らない。
図1〜図4に示すように、本発明に係る実施の形態の作業台船40は、洋上構造物10の下部構造物20の上に上部構造物30を載置して接合する作業を洋上にて行う作業台船であり、上部構造物30を載置するフォーク構造41aを有する支持機構41、又は、上部構造物30をシリンダ42aで吊り下げる吊り下げ機構42のいずれか一方と、上部構造物30を固定して上部構造物30の転倒を防止する転倒防止用抑え機構44とを備えて構成されている。
また、下部構造物20を把持若しくは係合して作業台船40に保持する下部保持機構43を備えて構成されていることが好ましく、この下部保持機構で下部構造物を作業台船に保持することにより、下部構造物と作業台船との間の水平方向の相対運動をなくすことができる。
なお、図1及び図2は、本発明に係る第1の実施の形態の作業台船40で、支持機構41と下部保持機構43と転倒防止用抑え機構44を備えた作業台船を示し、図3及び図4は、本発明に係る第2の実施の形態の作業台船40で、吊り下げ機構42と下部保持機構43と転倒防止用抑え機構44を備えた作業台船を示す。
また、本発明に係る実施の形態の作業台船40及び洋上構造物の施工方法の対象となる洋上構造物について説明する。この洋上構造物の例としては、図11に示すような着定式のモノパイルタイプの洋上構造物10や図12に示すような着床式のジャケットタイプの洋上構造物10がある。これらの図11及び図12では、また、洋上構造物10は水底に立設して水上に出ている部分を有しているが、水底に立設して、水上に出ている部分がない水中構造物の洋上構造物もある。
また、図13に示すような、下部構造物20が、水中若しくは水上に係留されている、浮体式のスパータイプの洋上構造物10の洋上構造物10があり、図14に示すような下部構造物20が、水中若しくは水上に係留されている、浮体式のセミサブタイプの洋上構造物10がある。
そして、この実施の形態の説明では、洋上構造物10の下部構造物20の上に載置する上部構造物30は、図11〜図13に示すように、プロペラのブレード32をナセル31で回転可能に支持して、このナセル31を支柱33で支持しているような、風車を備えて構成される。なお、下部構造物20と上部構造物30の接合部分は、接合用ステージ34の下面となっている。
次に、図1及び図2の第1の実施の形態の作業台船40について説明する。この作業台船40は、支持機構41と下部保持機構43と転倒防止用抑え機構44を備えた作業台船である。これらの支持機構41と下部保持機構43と転倒防止用抑え機構44は作業台船40の船尾部あるいは舷側部、好ましくは舷側の船体前後方向の中央部に設けられる。
この作業台船40の支持機構41は、図1、図2、及び図5〜図7に示すように、フォーク状構造物(一対の腕状部材)41aを備えた機構である。このフォーク状構造物41aは上から見ると、作業台船40の後方又は側方に向かって開口されたコの字形状となっている。このフォーク状構造物41aは、フォークリフトのように、2つ腕状部材41bを離間して、作業台船40の後ろ側又は側面側に突き出した構造であり、下部構造物20の支柱(又は上部構造物30の支柱)をその離間したフォーク状構造物41aの間に挿入できるように構成されている。
このフォーク状構造物41aでは、その上に上部構造物20を載置するので、フォーク状構造物41aの離間距離を変更する必要はない。そのため、通常は作業台船40に固定されているが、フォーク状構造物41aの離間距離を変化できるよう構成すると、多様な洋上構造物10に対応することができるようになる。
この作業台船40の支持機構41を使用する場合には、上部構造物30においては、作業台船40に設けられたフォーク状構造物41aで保持し易いように、上部構造物30を構成しておく必要がある。この構成としては、例えば、図1、図2、及び図5〜図7に示すように、接合部又は接合部の近傍に張り出し部となる接合用ステージ34を上部構造物30の最下端又はその近傍に設けて、この接合用ステージ34の下面の両側をフォーク状構造物41aの上に載置又は取り付ける構成とする。
この構成により、上部構造物30を作業台船40に固定することが容易にできるようになる。この接合用ステージ34は、上部構造物30の外周に設けられており、接合状態では、下部構造物20の上に載置される。また、作業員の安全のために接合用ステージ34の周囲には、囲い34aを設ける。この接合用ステージ34は、上部構造物30をメンテナンスするときに使用するデッキと兼用にすることが好ましい。
この支持機構41は、上部構造物30との間の上下方向の相対運動で生じる衝撃荷重及び荷重変動を緩和する位置決め接合ユニット51、52を備えて構成されていることが好ましい。これらの構成により、洋上で波浪の影響を受けて動揺している作業台船40から下部構造物20に上部構造物30の荷重を移動させている途中における、支持機構41に加わる上下方向の衝撃荷重及び荷重変動を緩和して、支持機構41の破損及び故障を防止する。
なお、この位置決め接合ユニット51、52の詳細については説明すると、図15〜図17に示すように、下部構造物20側に固定される第1位置決め部材51と、上部構造物30側に固定される第2位置決め部材52とから構成されている。この第1位置決め部材51は第1係合部51aを、第2位置決め部材52は、第1係合部51aに係合する第2係合部52aをそれぞれ備えている。そして、下部構造物20と上部構造物30の接近方向Aに関して、第2係合部52aの後側に弾性支持体52bと伸縮支持体52cとを備えている。この第1位置決め部材51と第2位置決め部材52が、図16及び図17に示すような第1段階〜第6段階を経て位置決めがなされる。
この位置決め接合ユニット51、52によれば、第1係合部51aとこの第1係合部51aと係合可能な第2係合部52aとにより、接近方向Aと垂直な面における位置決めを容易に行うことができる。また、接近方向Aに関して第2係合部52aを支持している弾性支持体52bと油圧シリンダなどで形成される伸縮支持体52cの両方で、接近方向Aの衝撃荷重と荷重変動及び相対距離Lの変化をより効率的に吸収でき、第1位置決め部材51と第2位置決め部材52の破損を防止できる。
さらに、適宜伸縮支持体52cを収縮させて弾性支持体52bが配置されている空間領域を大きして弾性支持体52bを開放することにより、位置決め後に弾性支持体52bへの押圧力及び弾性変形を解除できる。また、位置決め作業後の下部構造物20と上部構造物30とが接合している状態で弾性支持体52bに荷重が加わっていない状態にできるので、この弾性支持体52bを繰り返し使用することが可能となる。この第1位置決め部材51と第2位置決め部材52は、下部構造物20と上部構造物30にそれぞれ着脱可能に取り付けられることが好ましく、これにより、繰り返し、別の下部構造物20と上部構造物30の位置決めに使用することができるようになるので、コストパフォーマンスが向上する。
このフォーク状構造物41aの上に上部構造物30を搭載する際には、上部構造物30を組み立てる岸壁にて、上部構造物の下に作業台船40のフォーク状構造物41aを位置させて、作業台船40のバラスト調整等により、フォーク状構造物41aを上昇させて、上部構造物30の荷重をフォーク状構造物41aに移行させて載置した後、作業台船40を前進させて移動させる。
あるいは、フォーク状構造物41aの上に移動用レール41cを設けて、岸壁の上に敷設したレールと接続させて、このレール上を上部構造物30を水平方向に移動させて、岸壁からフォーク状構造物41aの上に移動させる。なお、フォーク状構造物41aの上にレールを設ける代わりに、フォーク状構造物41aの上面を、上部構造物30を水平方向に移動させることができる滑り易い滑面や移動用ローラを敷設した面で構成してもよい。
また、図3及び図4で示した構成では、上部構造物30の下に作業台船40の下部構造物20を位置させて、シリンダ41aを上部構造物30に接合し、シリンダ41aの長さを変更する事で、作業台船40のバラスト調整なしで上部構造物30を作業台船40に搭載することができる。
このフォーク状構造物41aの上に上部構造物30の接合用ステージ34を載置した後、上部構造物30を作業台船40に固定して保持し、この固定保持の状態で作業台船40が航海することで上部構造物20を洋上輸送する。
そして、上部構造物30を下部構造物20に接合させる場合には、作業台船40を移動させて、上部構造物30を下部構造物20の直上に移動させる。
そして、下部構造物20の一部又は全部を水中に直立状態に維持して、この下部構造物20の上方部位に、作業台船40のフォーク状構造物41aの上に載置した状態の上部構造物30を移動する。この上部構造物30を下部構造物20の直上に移動し終わったら、作業台船40をバラスト調整して沈降させることにより、上部構造物30を下降させ、又は下部構造物20が浮体の場合には下部構造物20のバラストを調整し浮上させることで、下部構造物20の上側に載置する。
次に、作業台船40の下部保持機構43について説明する。図1〜図4、及び図8に示すように、この下部保持機構43は、2つの把持部43aとこの把持部43aの離間距離を拡大したり縮小したりする把持部移動装置43bを備えて構成されている。
この把持部43aと被把持部22との間は、波浪による下部構造物20の上下運動による力を受けないように、上下方向の相対運動を許容する構成とする。この構成は、把持部43aと被把持部22の当接面を滑り易い滑面で構成したり、把持部43aと被把持部22の当接面の一方にローラを敷設して、上下方向の相対運動を許容するように構成したりすることで実施できる。
また、この下部保持機構43は、作業台船40が上記の支持機構41を備えている場合は、この支持機構41の下側に配置されるが、作業台船40が上記の支持機構41を備えていない場合は、下部構造物20と上部構造物30との接合作業を考慮して、把持部43aは張り出し可能な構造にする。
そして、着床式の下部構造物20の接合作業においては、着床式の下部構造物20と、波浪などにより動揺している作業台船40に搭載されている上部構造物30との間の相対運動により、接合作業時に上部構造物30の慣性力により下部構造物20との間に衝突力や衝撃荷重が発生して、下部構造物20や上部構造物30や作業台船40の一部が破損することが懸念される。
これに対して、下部保持機構43が、その内部に下部構造物20との水平方向の相対運動による衝撃荷重を抑える衝撃荷重緩和機構を設けて構成されていることが好ましい。この衝撃荷重緩和機構は防舷材などと同等のゴム弾性部材等を把持部43aを支持する部分又は把持部43aの当接面に設けることで構成することができる。これにより、下部構造物20をつかみ保持する際に下部保持機構43に加わる衝撃荷重及び荷重変動を緩和できるので下部保持機構43の破損及び故障を防止できる。
また、係留索21で係留されて波浪の影響を受けて動揺しているような下部構造物20の場合は、この下部構造物20を2つの把持部43aで掴んだり、挟持したりして、作業台船40と下部構造物20との間の水平方向の相対運動を抑える。
そして、下部構造物20と上部構造物30の接合作業においては、作業台船40が下部構造物20に接近して、下部構造物20の上側に設けられた被把持部22の両側に作業台船40側の把持部43aを配置した後に、この把持部43aの間を徐々に狭くして、把持部43aで被把持部22を徐々に抑える幅を小さくすることで、作業台船40と下部構造物20の水平方向の相対運動を無くし、最終的には上下方向の相対運動のみにする。
そして、この作業台船40においては、上部構造物30を固定して上部構造物30の転倒を防止する転倒防止用抑え機構44を設けて構成されていることが好ましい。この転倒防止用抑え機構44は、図1〜図4及び図10に示すように、支柱33の途中を把持するもので、例えば、一対の抑え部材44aを開閉可能に構成して、支柱33の両側にこの抑え機構材44aを移動し、この抑え部材44aを油圧シリンダなどの抑え部材移動装置44bにより閉じることにより、支柱33を抑え部材44aで把持または挟持し、この抑え部材44aを開くことにより、支柱33を解放する。あるいは、この転倒防止用抑え機構44を、水平方向に張り出した複数本のワイヤーで上部構造物30を水平方向に関して固定するワイヤー固縛装置で構成してもよい。
そして、この転倒防止用抑え機構44が、上部構造物30に加わる衝撃荷重を緩和する衝撃荷重緩和装置を設けて構成されていることが好ましい。これにより、上部構造物30に加わる衝撃荷重を緩和できるので、上部構造物30及び転倒防止用抑え機構44の破損及び故障を防止できる。
この転倒防止用抑え機構44は支柱33の上側を把持する方が支柱33の転倒防止に必要な力は少なくなるが、転倒防止用抑え機構52を作用台船40の高い位置には配置しようとすると、転倒防止用抑え機構52の固定用の支柱や骨組みが大規模化し、作用台船40も重量が増加するので、適当な高さに設ける。なお、転倒防止用抑え機構44の2つの抑え部材44aの開閉操作は、接合作業時には遠隔で行えるように構成しておくことが好ましい。
この転倒防止用抑え機構44を設けていると、上部構造物30の運搬時及び上部構造物30と下部構造物20の接合作業中に、この転倒防止用抑え機構44で上部構造物30を固定して上部構造物30の転倒を防止できるので、洋上風力発電装置の上部構造物30のように著しく背が高く、直立状態に維持し難い上部構造物30の転倒を容易に防止できるようになり、接合作業の作用効率を高めることができる。
上記の構成の第1の実施の形態の作業台船40によれば、下部構造物20を下部保持機構43により、作業台船40に係合した状態、即ち、上下方向の相対運動を許容するが、水平方向の相対運動を拘束している状態で、かつ、作業台船40の上部構造物30を支持機構41の上に載置した状態で、作業台船40をバラスト調整して、上部構造物30の荷重を下部構造物20に移動させる接合作業を行うことができるようになる。また、この時の作業台船40の位置保持はアンカーで洋上に係留、又はDPS(動的位置保持システム)にて行う。
なお、下部構造物20が係留されているような場合で、しかも、下部構造物20の浮力をバラストの排水やバラストの廃棄などで調整及び変化できるときには、下部構造物20を下部保持機構43により、作業台船40に係合した状態、即ち、上下方向の相対運動を許容するが、水平方向の相対運動を拘束している状態で、下部構造物20側の浮力を増加して、下部構造物20の上昇により、上部構造物30の荷重を下部構造物20に移動させる接合作業を行うことができるようになる。
これらの接合作業においては、上構造物30と下部構造物20の一方に位置決め接合ユニット51,52などを設けて、衝撃荷重を緩和しながら接合するのが好ましい。また、例えば、接合時には、下部構造物20に複数個設けたピン及び上部構造物に同じ数だけ設けてあるピン受けにより位置決めが行われ、下部構造物20と上部構造物30を取り付けるためのボルト穴に締結ボルトが挿入可能となり、締結ボルトとナットにより、下部構造物20と上部構造物30の接合が行われる。
締結作業後は、上部構造物30を作業台船40に固定している部分を開放し、作業台船40の沈降、又は、下部構造物20の上昇により、上部構造物30と下部構造物20とが一体化した洋上構造物10を作業台船40から解放する。その後、作業台船40を退避させて、洋上構造物10のバラスト水の調整などにより、接合作業後の洋上構造物10の喫水の調整を行う。これにより、上部構造物30と下部構造物20との接合作業と設置作業を終了する。
次に、第2の実施の形態の作業台船40について説明する。この作業台船40は支持機構41を備えずに、吊り下げ機構42と下部保持機構43と転倒防止用抑え機構44を備えている。これらの吊り下げ機構42と下部保持機構43と転倒防止用抑え機構44は作業台船40の船尾部あるいは舷側部、好ましくは舷側の船体前後方向の中央部に設けられる。なお、下部保持機構43と転倒防止用抑え機構44は、第1の実施の形態の作業台船40で説明した下部保持機構43と転倒防止用抑え機構44と同じであるので、ここでは説明を省く。
この吊り下げ機構42は、図3、図4及び図9に示すように、作業台船40上の張り出したタワーに取り付けてある4本又は複数本のシリンダ41aで上部構造物30を吊り下げる構造を有して構成されている。この構成により、洋上作業において作業台船40が波浪により動揺していても、上部構造物30の角度及び位置を調整でき上部構造物30の転倒を防止できるとともに、上部構造物30の傾斜における動揺を抑制できる。また、下部構造物20と上部構造物30との接合作業を考慮して、作業台船40の後ろ側又は側面側へ張り出した構造にするか、あるいは、張り出し可能な構造にする。
この吊り下げ機構42を用いて上部構造物30を搭載する際には、上部構造物30を組み立てた岩壁にて、吊り下げ機構42が作業台船40の後ろ側又は側面側に張り出し状態から岸壁上の上部構造物30を吊り下げ機構42のシリンダ42aで吊り上げて作業台船40に搭載にする。そして、この作業台船40の上に上部構造物30を吊り下げ機構42で吊り下げ保持した状態で作業台船40が航海することで上部構造物20を洋上輸送する。
そして、上部構造物30を下部構造物20に接合させる場合には、作業台船40を移動させて、吊り下げ機構42のシリンダ42aで吊り下げた状態の上部構造物30を下部構造物20の直上に移動させる。
そして、下部構造物20の一部又は全部を水中に直立状態に維持して、この下部構造物20の上方部位に、作業台船40の吊り下げ機構42のシリンダ42aで吊り下げた状態の上部構造物30を移動する。この上部構造物30を下部構造物20の直上に移動し終わったら、作業台船40の吊り下げ機構42のシリンダ42aの長さを調整して下げることにより、上部構造物30を下降させて、下部構造物20の上側に載置する。
上記の構成の第2の実施の形態の作業台船40によれば、下部構造物20を下部保持機構43により、作業台船40に係合した状態、即ち、上下方向の相対運動を許容するが、水平方向の相対運動を拘束している状態で、かつ、作業台船40の上部構造物30を吊り下げ機構42のシリンダ42aで吊り下げた状態で、吊り下げ位置を調整して、上部構造物30の荷重を下部構造物20に移動させる接合作業を行うことができるようになる。
次に本発明に係る実施の形態の洋上構造物の施工方法について説明する。この洋上構造物の施工方法は、上記の第1〜第2の実施の形態の作業台船40を用いて作業を行うことを特徴とする施工方法である。
この洋上構造物の施工方法によれば、上部構造物30の運搬時には、上部構造物30の荷重を支持機構41又は吊り下げ機構42を介して作業台船40で受けることができる。また、接合作業時には、運搬台船40のバラスト調整による支持機構41の降下、又は、作業台船40又は下部構造物20の喫水を変えるバラスト調整無しで吊り下げ機構42のシリンダ42aの長さの調整による上部構造物30の降下等により、位置調整を行い、接合する。これにより、上部構造物30の荷重をスムーズに、作業台船40から下部構造物20に移動させることができる。
特に、吊り下げ機構42を設けた場合は、作業台船40と下部構造物20の相対運動をより柔軟に調整することができるので、下部構造物20の上下方向の動きに上部構造物30を合わせた状態で接合作業を行うことができる。
さらに、作業台船40が、下部保持機構43を備えている場合で、下部構造物20が着床式の場合には、必要があるならば作業台船40をアンカーにて係留し、この下部保持機構43により、作業台船40を下部構造物20に固定する。また、下部構造物20が係留されているような場合には、下部構造物20を作業台船40に対して上下方向の相対運動を許容しながら水平方向の相対運動を拘束し、保持することができる。
従って、上部構造物30を下部構造物20に載置及び固定する際の作業物位置決め作業及び接合作業等の作業と、上部構造物30を下部構造物20から分離してメンテナンスする際の分離作業などにおいて、著しく作業効率を向上することができる。
よって、上記の構成の作業台船及び洋上構造物の施工方法によれば、大型クレーン船を用いることなく、洋上で、風力発電装置のナセル31等の装置及び設備を備えた上部構造物30を下部構造物20の上に載置して接合及び組み立てができ、また、大規模メンテナンスが必要になったときには、これらの装置及び設備を容易に取り外して陸地に運んでメンテナンス作業を簡便に行うことができる。
10 洋上構造物
20 下部構造物
21 係留索
22 被把持部
30 上部構造物
31 ナセル
32 プロペラのブレード
33 支柱
34 接合用ステージ(載置部)
34a 囲い
40 作業台船
41 支持機構
41a フォーク構造
42 吊り下げ機構
42a シリンダ
43 下部保持機構
43a 把持部
43b 把持部移動装置
44 転倒防止用抑え機構
44a 抑え部材
44b 抑え部材移動装置
51 第1位置決め部材
52 第2位置決め部材

Claims (4)

  1. 洋上構造物の下部構造物の上に上部構造物を載置して接合する作業を洋上にて行う作業台船において、前記上部構造物を載置するフォーク構造を有する支持機構、又は、前記上部構造物を吊り下げる吊り下げ機構のいずれか一方と、前記上部構造物を固定して前記上部構造物の転倒を防止する転倒防止用抑え機構とを備えて構成されていることを特徴とする作業台船。
  2. 前記下部構造物を把持若しくは係合して作業台船に保持する下部保持機構を備えて構成されていることを特徴とする請求項1に記載の作業台船。
  3. 前記吊り下げ機構が、油圧シリンダで構成され、長さを制御することで、上部構造物の吊り下げ位置及び角度を変更できることを特徴とする請求項1または2に記載の作業台船。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項の作業台船を用いて作業を行うことを特徴とする洋上構造物の施工方法。
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