JP2018046916A - X線撮影装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 標線を投光表示するための投光部を、X線検出部に対して後から付設する場合においても、その付設を容易に実行でき、また、投光部がX線撮影等の支障とならないX線撮影装置を提供する。【解決手段】 イメージインテンシファイア32の側面におけるC型アーム33側の位置には、一対の投光部51、52が配設されている。これらの投光部51、52には、各々、スリット状のレーザ光照射部が形成されている。これらの投光部51、52から照射されたスリット状のレーザ光により、被検者の体表において互いに直交する方向を向く標線が投光表示される。投光部51、52とC型アーム33の先端に配設された保持部38とは、電力供給用の配線によりイメージインテンシファイア32の外側において接続されており、この配線は、カバー部材53、54によりカバーされている。【選択図】 図2
Description
この発明は、X線照射部と、このX線照射部から照射され被検者を通過したX線を検出するX線検出部と、これらのX線照射部とX線検出部とを支持するアームとを備えたX線撮影装置に関する。
このようなX線撮影装置としては、例えば、手術室に搬入されて使用される外科用X線撮影装置と呼称されるものがある。この外科用X線撮影装置は、X線管と、このX線管から照射され被検者を通過したX線を検出するイメージインテンシファイア(I.I.)等のX線検出器を備えたX線検出部と、円弧状の形状を有し、X線管とX線検出部とを支持する略C字状のC型アームを備えている。このC型アームは、装置本体に対して水平方向を向く軸心を中心に回転可能に支持されており、装置本体は、下部にキャスターを付設して移動可能に構成されている。
このようなX線撮影装置においては、X線照射部からのX線照射位置を示す標線を被検者の体表に投光表示するための投光部を備えているものがある。特許文献1には、C型アームの一端に支持されたX線管に対して、被検者にレーザビームを照射する照準器を備えた外科用放射線装置が開示されている。照準器は、2個のレーザ光源からなり、各光源から照射されたレーザビームがイメージインテンシファイアの前面や被検体の体表に投影される構成を有する。また、特許文献2には、X線管あるいはイメージインテンシファイアに対して、被検体の体表にX線照射方向の略中心に相当する位置を投光表示するための2個のレーザ投光器が固設されたX線透視診断装置が開示されている。
標線を被検者の体表に表示するためのレーザ光源等の投光部は、一般的には、X線管とコリメータとを備えたX線照射部に内蔵されている。
また、このような投光部を備えていないX線撮影装置に対して、後から投光部を付設する場合においては、一般的に、バッテリーを備えたレーザ照射ユニットからなる投光器を取り付ける構成を有する。このように、バッテリーを備えたレーザ照射ユニットからなる投光器を使用した場合には、投光器自体が大型化し、この投光器が周辺機器や被検者と接触するという問題が生ずる。
また、レーザ光源等の投光部を、X線照射部に内蔵するのではなく、イメージインテンシファイア等のX線検出部に内蔵することが困難であるという問題もある。すなわち、X線照射部を構成するX線管やコリメータは、X線撮影装置と一括して設計され製作されるものであるが、X線検出部を構成するイメージインテンシファイア等は、市販のものが使用される。このため、イメージインテンシファイアに対して投光部を内蔵することは現実的でない。
この発明は上記課題を解決するためになされたものであり、標線を投光表示するための投光部を、X線検出部に対して後から付設する場合においても、その付設を容易に実行でき、また、投光部がX線撮影等の支障とならないX線撮影装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、X線照射部と、前記X線照射部から照射され被検者を通過したX線を検出するX線検出部と、前記X線照射部と前記X線検出部とを支持するアームと、を備えたX線撮影装置において、前記X線検出部の側面における前記アーム側の位置に配設され、前記X線照射部からのX線照射位置を示す互いに交差する標線を前記被検者の体表に投光表示するための一対の投光部と、前記一対の投光部と前記アームとを、前記X線検出部の外側で接続する配線と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記配線を覆うカバー部材が前記X線検出部の外周部に配設される。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明において、前記X線検出部は、イメージインテンシファイアとカメラとから構成され、前記一対の投光部は、前記イメージインテンシファイアの側面における前記アーム側の位置に、互いに一定距離離隔した状態で配設される。
請求項1に記載の発明によれば、一対の投光器をX線検出部の側面に配設し、これらの投光器をX線検出部の外側で配線により接続することから、X線検出部に投光部を後から付設する場合においても、その付設を容易に実行することが可能となる。また、X線検出部がバッテリーを備える必要がないことから、投光器自体が大型化することはない。さらに、一対の投光部がX線検出部のアーム側に配設されることから、これらのX線検出部と被検者との衝突等を防止することができ、これらのX線検出部がX線撮影等の支障となることを防止することが可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、配線を覆うカバー部材により、配線をカバーしして保護することが可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、X線検出面が略円形をなすイメージインテンシファイアの側面におけるアーム側の位置に一対の投光部を配設したことから、これらのX線検出部がX線撮影等の支障となることを、特に有効に防止することが可能となる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、この発明に係るX線撮影装置の斜視図である。
このX線撮影装置は、外科手術を行うときにX線透視または撮影を実行するときに、手術室等に移動させて使用される外科用のX線撮影装置である。このX線撮影装置は、装置本体40と、X線管31と、このX線管31から照射されるX線の照射野を規定するコリメータ36を有するX線照射部と、X線管31から照射されて手術台上に横たわった被検者を通過したX線を検出するX線検出器としてのイメージインテンシファイア(I.I.)32と、このイメージインテンシファイア32により検出された画像を撮影するカメラ37から成るX線検出部と、これらのX線照射部およびX線検出部を支持するC型アーム33とを備える。なお、イメージインテンシファイア32とカメラ37からなるX線検出部は、内部に電装ボックス等を備えた保持部38を介して、C型アーム33に支持されている。
装置本体40は、台車状の構造を有し、移動機構を構成する方向変更用の車輪である図示を省略した前輪と、図示しないモータの駆動により回転する駆動車輪である左右一対の後輪42と、装置の進行方向を操作するためのハンドル43とが配設されている。装置本体40内には、指定された条件でX線撮影またはX線透視を実行するための装置制御を行う演算装置および記憶装置が内設されている。
C型アーム33は、円弧状の形状を有し、X線管31およびコリメータ36からなるX線照射部と、イメージインテンシファイア32およびカメラ37からなるX線検出部とを、X線照射部からX線検出部に至るX線の軸線が、C型アーム33の円弧の直径と一致する状態で支持している。このC型アーム33は、支持部34に対してスライド可能に支持されている。また、支持部34は、装置本体40に配設され、支持部34をC型アーム33等とともに、X線照射部からX線検出部に至るX線の軸線と直交する軸を中心に旋回させる旋回部35に連結されている。
また、装置本体40の旋回部35が配置されている上面部には、LCDタッチパネル46が配設されている。LCDタッチパネル46には、X線透視または撮影のために必要とされる操作項目を示す複数の操作スイッチや、X線透視画像または撮影画像等が表示される。
図2は、X線検出部付近を示すの拡大斜視図である。また、図3は、X線検出部を下面から見た概要図である。
X線検出部を構成するイメージインテンシファイア32の側面におけるC型アーム33側の位置には、一対の投光部51、52が配設されている。図3に示すように、これらの投光部51、52は、円形をなすイメージインテンシファイア32のX線検出面32aの外周部に、一定距離離隔した状態で配設されている。これらの投光部51、52は、イメージインテンシファイア32に対して、イメージインテンシファイア32の下面側からネジ等により固定されている。そして、これらの投光部51、52の配置は、C型アーム33から互いに45度離隔した角度位置となっている。
投光部51には、スリット状のレーザ光照射部61が形成されており、投光部52には、スリット状のレーザ光照射部62が形成されている。レーザ光照射部61とレーザ光照射部62とは、互いに直交する方向を向いて形成されている。このため、レーザ光照射部61とレーザ光照射部62とから照射されたスリット状のレーザ光により、被検者の体表において互いに直交する方向を向く標線が投光表示される。この標線は、X線照射部からのX線照射位置を示すものであり、オペレータは、この標線を基準として被検者に対する撮影位置を調整するため、C型アーム33を移動させる。
投光部51および投光部52と、C型アーム33の先端に配設された保持部38とは、これらの投光部51、52に電力を供給するための配線により、イメージインテンシファイア32の外側において接続されている。この配線は、保持部38の内部に配設された電装ボックス等を介してC型アーム33に接続され、C型アーム33を介して装置本体40に内蔵された電源供給部と接続されている。投光部51からの配線と投光部52からの配線は、カバー部材53によりカバーされる。そして、投光部51からの配線と投光部52からの配線は、ひとまとめにされ、カバー部材54によりカバーされた状態で、保持部38内に案内されている。
以上のような構成を有するX線撮影装置によりX線撮影またはX線透視を実行するときには、投光部51におけるスリット状のレーザ光照射部61と投光部52におけるスリット状のレーザ光照射部62からレーザ光を照射し、被検者の体表でレーザ光による標線を表示させる。そして、その標線を利用してC型アーム33を移動させることにより、X線照射部からX線検出部に至るX線の光軸を調整する。
このときには、投光部51、52は、X線検出面32aが略円形をなすイメージインテンシファイア32の側面におけるC型アーム33側の位置に配設されていることから、これらの投光部51、52が被検者と衝突すること等によりX線撮影等の支障となることを防止することができる。また、これらの投光部51、52はC型アーム33等を介して装置本体40から電力の供給を受けることから、バッテリー等を配設する必要がなく、小型化が可能となる。
また、投光部51、52は、イメージインテンシファイア32の外部から保持部38を介してC型アーム33に至る配線により装置本体40から電力の供給を受けるとともに、その配線はイメージインテンシファイア32の外周部に配設されたカバー部材53、54によりカバーされることから、他の部材と干渉することによる断線等の問題が生ずることもない。
また、このような構成を採用することにより、投光部51、52を、既存のX線撮影装置におけるイメージインテンシファイア32に対して、後から、容易に付設することが可能となる。
なお、上述した実施形態においては、X線検出部を構成するX線検出器として、X線検出面32aが略円形をなすイメージインテンシファイア32を使用しているが、フラットパネルディテクタ等のその他のX線検出器を使用してもよい。
また、上述した実施形態においては、レーザ光照射部61とレーザ光照射部62とが互いに直交する方向を向いて形成されることにより、被検者の体表において互いに直交する方向を向く標線が投光表示される構成を採用しているが、レーザ光照射部61とレーザ光照射部62とから照射されたスリット状のレーザ光が、90度以外の角度で交差するようにしてもよい。
さらに、上述した実施形態においては、この発明を、C型アーム33を備えた外科用X線撮影装置に適用した場合について説明したが、その他の形状を有するアームを備えたX線撮影装置にこの発明を適用してもよい。
31 X線管
32 イメージインテンシファイア
33 C型アーム
34 支持部
35 旋回部
36 コリメータ
37 カメラ
38 保持部
40 装置本体
43 ハンドル
51 投光部
52 投光部
53 カバー部材
54 カバー部材
61 レーザ光照射部
62 レーザ光照射部
32 イメージインテンシファイア
33 C型アーム
34 支持部
35 旋回部
36 コリメータ
37 カメラ
38 保持部
40 装置本体
43 ハンドル
51 投光部
52 投光部
53 カバー部材
54 カバー部材
61 レーザ光照射部
62 レーザ光照射部
Claims (3)
- X線照射部と、前記X線照射部から照射され被検者を通過したX線を検出するX線検出部と、前記X線照射部と前記X線検出部とを支持するアームと、を備えたX線撮影装置において、
前記X線検出部の側面における前記アーム側の位置に配設され、前記X線照射部からのX線照射位置を示す互いに交差する標線を前記被検者の体表に投光表示するための一対の投光部と、
前記一対の投光部と前記アームとを、前記X線検出部の外側で接続する配線と、
を備えたことを特徴とするX線撮影装置。 - 請求項1に記載のX線撮影装置において、
前記配線を覆うカバー部材が前記X線検出部の外周部に配設されるX線撮影装置。 - 請求項1または請求項2に記載のX線撮影装置において、
前記X線検出部は、イメージインテンシファイアとカメラとから構成され、前記一対の投光部は、前記イメージインテンシファイアの側面における前記アーム側の位置に、互いに一定距離離隔した状態で配設されるX線撮影装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016183008A JP2018046916A (ja) | 2016-09-20 | 2016-09-20 | X線撮影装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016183008A JP2018046916A (ja) | 2016-09-20 | 2016-09-20 | X線撮影装置 |
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JP2018046916A true JP2018046916A (ja) | 2018-03-29 |
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JP2016183008A Pending JP2018046916A (ja) | 2016-09-20 | 2016-09-20 | X線撮影装置 |
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JP (1) | JP2018046916A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022532861A (ja) * | 2019-09-24 | 2022-07-20 | ブレインラボ アーゲー | 患者に切開マーカーを投影するための方法およびシステム |
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2016
- 2016-09-20 JP JP2016183008A patent/JP2018046916A/ja active Pending
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JP2022532861A (ja) * | 2019-09-24 | 2022-07-20 | ブレインラボ アーゲー | 患者に切開マーカーを投影するための方法およびシステム |
JP7288976B2 (ja) | 2019-09-24 | 2023-06-08 | ブレインラボ アーゲー | 患者に切開マーカーを投影するための方法およびシステム |
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