JP2018046640A - ケーブルダクト - Google Patents

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【課題】開口部が設けられたケーブルダクトにおいて、開口部を通って排熱が冷却空間側に移動することを抑制すること。【解決手段】基部21または基部21から前方に延びた一対の側面部22に配線を挿通する開口部を備えるダクト本体2と、ダクト本体2をマウント部材に取り付ける取付面を備える取付部材と、を備えるケーブルダクトであって、取付面から後方に位置する開口部を塞ぐ閉塞部材4を一対の側面部に着脱自在に挟持可能な構成とする。【選択図】図3

Description

本発明は、ケーブルダクトに関するものである。
一般的に、電気電子機器収納用箱内に収納された通信機器などの機器ユニットからは、多数のケーブルが引き出される。また、電気電子機器収納用箱内における配線作業やメンテナンス作業を適切に行えるようにするため、これらのケーブルを整然と配線することが求められる。そこで、特許文献1に記載されたように、ケーブルを支えることが可能なケーブルダクトを使用することがある。特許文献1に記載のケーブルダクトは、断面がコ字状のダクト本体とカバーとから構成しており、ダクト本体は、基部の上下端部から前方に向けて、ケーブルをガイドする腕部が形成されている。
特開2002−359910号公報
ところで、ケーブルダクトの腕部や基部には、機器ユニットに接続されるケーブルを通すために、開口部が設けられる場合がある。ケーブルダクトが筐体内部のマウント部材に水平に配置される場合、筐体内部でマウント部材前方の冷気と、マウント部材後方の排熱とが開口部を通じて混じり合い、冷却効率を下げてしまう場合があった。
本件の発明者は、この点について鋭意検討することにより、解決を試みた。本発明の課題は、開口部が設けられたケーブルダクトにおいて、開口部を通って排熱が冷却空間側に移動することを抑制することである。
上記課題を解決するため、次のような手段を採用する。第一の手段は、基部または基部から前方に延びた一対の側面部に配線を挿通する開口部を備えるダクト本体と、ダクト本体をマウント部材に取り付ける取付面を備える取付部材と、を備えるケーブルダクトであって、取付面から後方に位置する開口部を塞ぐ閉塞部材を一対の側面部に着脱自在に挟持可能なケーブルダクトである。
第一の手段における閉塞部材は、弾性変形可能な部材であることが好ましい。
第一の手段における開口部は、側面部と基部に設けられ、閉塞部材が、基部から取付面まで至る厚みをもつことが好ましい。
本発明では、開口部が設けられたケーブルダクトにおいて、開口部を通って排熱が冷却空間側に移動することを抑制することができる。
実施形態におけるケーブルダクトの分解斜視図である。 ケーブルダクトを取り付けた電気電子機器収納用箱の斜視図である。ただし、ケーブルダクトの下部のブランクパネルを取り外した状態を示している。 電気電子機器収納用箱に取り付けたケーブルダクトの断面図である。但し、閉塞部材は取付面から基部に亘る形態としている。 取付面周りを拡大した平面図である。但し、ダクト本体は取付部材の前側に位置している。 取付面周りを拡大した平面図である。但し、ダクト本体は取付部材の後側に位置している。 電気電子機器収納用箱に取り付けたケーブルダクトの断面図である。但し、閉塞部材の前端が取付面より後方に離間した形態としている。 電気電子機器収納用箱に取り付けたケーブルダクトの断面図である。但し、閉塞部材の後端が基部より前方に離間した形態としている。
以下に発明を実施するための形態を示す。本実施形態のケーブルダクト1は、ダクト本体2と、ダクト本体2に取り付けられる取付部材3と、を備えている。このダクト本体2は、基部21と、基部21の上下端部から前方に延びた一対の側面部22と、を備えており、取付部材3は、マウント部材に取り付けられる取付面31を備えている。また、ケーブルの通り道となる開口部が、基部21と側面部22の少なくとも一方に設けられている。上下の側面部22間には、取付面31から後方に位置する開口部を塞ぐ閉塞部材4を着脱自在に挟持させている。このため、開口部を通って排熱が冷却空間CS側に移動することを抑制することが可能となる。また、固着材を用いることなく閉塞部材4を取り付けることが可能であり、使用状況に応じて着脱できるため、使い勝手が良い。
図2に示すように、本実施形態のケーブルダクト1は、電気電子機器収納用箱9に取り付けて利用されるものである。より詳しくは、ケーブルダクト1の側面に取り付けた取付部材3を介して電気電子機器収納用箱9のマウント部材であるマウントアングル91などに取り付けて利用されるものである。なお、通常は、電気電子機器収納用箱9内に配置した機器ユニット8やブランクパネル61により、電気電子機器収納用箱9内の空間は、前側の空間と後側の空間に概略区分けされる。本実施形態のマウントアングル91の前方側の空間は、機器ユニット8などの冷却のために冷気が導入される冷却空間CSである。また、マウントアングル91の後方側の空間は、機器ユニット8から排熱が送り出される排熱空間ESである。この排熱空間ESに導入された排熱は、通常、電気電子機器収納用箱9の後方側から外部に排出される。
このケーブルダクト1にケーブルを這わせるため、本実施形態のダクト本体2は、背面側に位置する基部21から前面側に向けて側面部22が延びる形態として構成されている。
図1に示すように、側面部22は、左右に延びる平板状の部位に続けて、前方に突出した部位が複数設けられているため、平面視で櫛状となる。また、側面部22は、基部21の上部及び下部の双方から延びており、互いの側面部22の間に複数のケーブルを這わすことが可能な空間が設けられている。つまり、本実施形態のダクト本体2は、上下一対の側面部22の内側に、水平方向に配線可能な空間が設けられており、前方に突出した部位の間に、垂直方向に配線可能な開口部221が設けられている。また、基部21には、ケーブルを通すことが可能な開口部211が設けられている。
図3及び図4に示すように、前方に突出した部位は略平板状に設けられており、先端が左右方向に膨らむように構成されている。この側面部22間に挟持された閉塞部材4は、図3に示すように、排熱空間ESから冷却空間CS側に排熱が移動することを抑制する障壁として機能する。なお、図3では、閉塞部材4により、排熱が冷却空間CS側に移動することが妨げられている様子を白抜き矢印により表している。
閉塞部材4を挟持する側面部22の先端にはカバー5が着脱可能に取り付けられている。本実施形態のカバー5は複数の前方に突出した部位と接続されるものであり、下部側の側面部22若しくは上部側の側面部22の先端を中心に回動可能なように構成されている。本実施形態のケーブルダクト1では、カバー5によりケーブルの目隠しをすることが可能となる。
本実施形態の取付部材3は、ダクト本体2に対して前後方向にスライドすることが可能である。図5に示す例は、図4に示す例よりも、取付部材3をダクト本体2に対して前方側に移動させている。このように取付部材3とダクト本体2が前後方向に移動可能な場合、ダクト本体2の設定位置に関わらず、閉塞部材4が全ての開口部を閉塞するような構成とすることも可能であるが、そのような形態とする必要性は無く、ダクト本体2を特定の位置に設定した場合に所望の開口部が閉塞されている状態であればよい。
ところで、図6に示すように、側面部22に開口部が無い場合は、閉塞部材4は、取付面31まで厚みが無くても良い。基部21に設けられた開口部211を閉塞できれば良いからである。また、図7に示すように、閉塞部材4が基部21まで延びていない形態とすることも可能である。このように閉塞部材4の後端が基部21と離間していても、閉塞部材4は排熱が冷却空間CSに入ることを妨げることができる。
本実施形態の閉塞部材4は、ウレタンフォームである。この閉塞部材4は弾性変形可能であり、上下の側面部22間に挟まれる際に弾性変形する。このため、閉塞部材4を上下の側面部22間に入れ込みやすい。また、閉塞部材4は上下の側面部22にしっかりと挟み込まれるため、脱落の抑制が可能となる。
本実施形態では、側面部22と基部21の双方に開口部が設けられているが、閉塞部材4が、基部21から取付面31に至る厚みを備えるように設けられているため、側面部22の開口部221と基部21の開口部211の双方を閉塞部材4で同時に塞ぐことが可能となる。
また、本実施形態の閉塞部材4は、ダクト本体2の左右に亘って形成されている。したがって、閉塞部材4が左右方向にずれることが抑制される。このため、閉塞部材4の左右方向へのずれに起因して開口部が開放することを防ぐことが可能となる。更には、ダクト本体2に形成した開口部を一括して塞ぐことが可能となる。
以上、いくつかの実施形態を中心に説明してきたが、本発明は上記実施形態に限定されることはなく、各種の態様とすることが可能である。例えば、側面部は櫛状に形成する必要はなく、左右方向に延びる一連の平板状の形態とすることもできる。
閉塞部材は、弾性変形するものでなくても良い。例えば、側面部が弾性変形するように構成しても良い。また、側面部も閉塞部材も弾性変形しなくても良い。
閉塞部材は、ウレタン製である必要は無く、ナイロン製やゴム製とすることも可能である。
閉塞部材には、配線を通すための配線孔を設けることも可能である。また、複数の部材を組み合わせて閉塞部材を設けることも可能である。この際、閉塞部材を分割した部分に配線を通すことが可能なようにしても良い。閉塞部材の配線部分が配線によって弾性変形することで、配線をした場合でも排熱が冷却空間CSに入ることを妨げることができる。
1 ケーブルダクト
2 ダクト本体
3 取付部材
4 閉塞部材
21 基部
22 側面部
31 取付面
211 開口部
221 開口部

Claims (3)

  1. 基部または基部から前方に延びた一対の側面部に配線を挿通する開口部を備えるダクト本体と、ダクト本体をマウント部材に取り付ける取付面を備える取付部材と、を備えるケーブルダクトであって、取付面から後方に位置する開口部を塞ぐ閉塞部材を一対の側面部に着脱自在に挟持可能なケーブルダクト。
  2. 前記閉塞部材は弾性変形可能な部材である請求項1記載のケーブルダクト。
  3. 前記開口部は、側面部と基部に設けられ、前記閉塞部材が、基部から取付面まで至る厚みをもつ請求項1又は2に記載のケーブルダクト。
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