JP2018044899A - レーザ受発光ユニット、情報処理装置、情報処理方法およびプログラム - Google Patents

レーザ受発光ユニット、情報処理装置、情報処理方法およびプログラム Download PDF

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藤起 山口
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Koji Ogawa
宏二 小川
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Teruhiko Sawada
輝彦 澤田
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Abstract

【課題】レーザ光を用いて、安価で、かつ、簡易に2次元の位置測定を行うことができるレーザ受発光ユニット、情報処理装置、移動体、移動体システム、情報処理方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】レーザ受発光ユニット30は、所定領域又は所定空間を移動する移動体5に設けられ、移動体5の位置を認識するために用いられる。レーザ受発光ユニット30は、レーザ発光部32aと、レーザ受光部32bと、回動可能又は回転可能に設けられた反射体34と、を含む。レーザ発光部32aは、反射体34に向けてレーザを発光し、レーザ受光部32bは、反射体34から反射されたレーザを受光する。レーザ光が発されられてから受光するまでの時間に基づき、所定の位置との距離を算出し、反射体34の角度から二次元的な位置を算出することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、移動体の位置測定を行うことができるレーザ受発光ユニット、情報処理装置、移動体、移動体システム、情報処理方法およびプログラムに関する。
工場等の天井に設置される天井クレーンの移動体の位置測定をレーザ光に基づき行う技術が提案されている(特許文献1参照)。
特開平11−344335号公報
本発明の目的は、レーザ光を用いて、安価で、かつ、簡易に2次元の位置測定を行うことができるレーザ受発光ユニット、情報処理装置、情報処理方法およびプログラムを提供することにある。
1.レーザ受発光ユニット
(1)第1のレーザ受発光ユニット
本発明のレーザ受発光ユニットは、
所定領域又は所定空間を移動する移動体に設けられ、
前記移動体の位置を認識するために用いられ、
レーザ発光部と、
レーザ受光部と、
回動可能又は回転可能に設けられた反射体と、を含み、
前記レーザ発光部は、前記反射体に向けてレーザを発光し、
前記レーザ受光部は、前記反射体から反射されたレーザを受光する。
本発明において、前記反射体は、45度以上回転又は回動することができる。
本発明において、
所定位置に固定された固定反射部を含み、
前記固定反射部は、入射した光の光路と反射した光の光路とが実質的に同じとなるように反射し、
前記レーザ発光部により発せられたレーザ光は、前記反射体、前記固定反射部、前記反射体に順次反射され、レーザ受光部に受光されることができる。
本発明において、
前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、前記反射体、前記固定反射部、前記反射体に順次反射され、レーザ受光部に受光されるまでの時間に基づいて、前記移動体と前記固定反射部との間の距離を算出する距離算出部を有することができる。
本発明において、
前記所定領域又は所定空間の境界部に枠体が設けられ、
前記固定反射部は、前記枠体に設けられていることができる。
本発明において、
前記所定領域又は所定空間の境界部に枠体又は壁が設けられ、
前記レーザ発光部により発せられたレーザ光は、前記反射体、前記枠体又は壁、前記反射体に順次反射され、レーザ受光部に受光されることができる。
本発明において、
前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、前記反射体、前記枠体又は壁、前記反射体に順次反射され、レーザ受光部に受光されるまでの時間に基づいて、前記移動体と前記枠体又は壁との距離を算出する距離算出部を有することができる。
(2)第2のレーザ受発光ユニット
本発明のレーザ受発光ユニットは、
レーザ発光部とレーザ受光部とを含むレーザ受発光部と、
前記レーザ受発光部が回動又は回転する機構を有し、
前記レーザ受発光ユニットで得た情報を入力する入力部であって、前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、所定の固定反射部に反射され、レーザ受光部に受光されるまでの時間を入力する入力部と、
前記入力部により入力された前記時間に基づき、前記移動体と前記固定反射部との距離を算出する距離算出部と、
前記時間を得たときの前記レーザ受発光部の角度と、前記移動体と前記固定反射部との距離とに基づき前記移動体の位置を算出する位置算出部とを含む。
(3)第3のレーザ受発光ユニット
本発明のレーザ受発光ユニットは、
所定領域又は所定空間を移動する移動体に設けられたレーザ発光部とレーザ受光部とを含むレーザ受発光部と、
前記レーザ受発光部が回動又は回転する機構を有し、
前記レーザ受発光ユニットで得た情報を入力する入力部であって、前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、枠体又は壁に反射され、レーザ受光部に受光されるまでの時間を入力する入力部と、
前記入力部により入力された前記時間に基づき、前記移動体と前記枠体又は壁との距離を算出する距離算出部と、
前記時間を得たときの前記レーザ受発光部の角度と、前記移動体と前記枠体又は壁との距離とに基づき前記移動体の位置を算出する位置算出部とを含む。
2.情報処理装置
(1)第1の情報処理装置
本発明の情報処理装置は、
所定領域又は所定空間を移動する移動体に設けられ、かつ、回動又は回転する機構を有するレーザ発光部とレーザ受光部とを含むレーザ受発光部からの情報を入力する入力部であって、前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、所定の固定反射部に反射され、レーザ受光部に受光されるまでの時間を入力する入力部と、
前記入力部により入力された前記時間に基づき、前記移動体と前記固定反射部との距離を算出する距離算出部と、
前記時間を得たときの前記レーザ受発光部の角度と、前記移動体と前記固定反射部との距離とに基づき前記移動体の位置を算出する位置算出部とを含む。
(2)第2の情報処理装置
本発明の情報処理装置は、
所定領域又は所定空間を移動する移動体に設けられ、かつ、回動又は回転する機構を有するレーザ発光部とレーザ受光部とを含むレーザ受発光部からの情報を入力する入力部であって、前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、所定の枠体又は壁に反射され、レーザ受光部に受光されるまでの時間を入力する入力部と、
前記入力部により入力された前記時間に基づき、前記移動体と前記枠体又は壁との距離を算出する距離算出部と、
前記時間を得たときの前記レーザ受発光部の角度と、前記移動体と前記枠体又は壁との距離とに基づき前記移動体の位置を算出する位置算出部とを含む。
(3)第3の情報処理装置
本発明の情報処理装置は、
本発明のレーザ受発光ユニットで得た情報を入力する入力部であって、前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、前記反射体、前記固定反射部、前記反射体に順次反射され、レーザ受光部に受光されるまでの第1の時間を入力する入力部と、
前記入力部により入力された前記第1の時間に基づき、前記移動体と前記固定反射部との距離を算出する距離算出部と、
前記第1の時間を得たときの前記反射体の角度と、前記移動体と前記固定反射部との距離とに基づき前記移動体の位置を算出する位置算出部とを含む。
(4)第4の情報処理装置
本発明の情報処理装置は、
本発明のレーザ受発光ユニットで得た情報を入力する入力部であって、前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、前記反射体、前記枠体又は壁、前記反射体に順次反射され、レーザ受光部に受光されるまでの第2の時間を入力する入力部と、
前記入力部により入力された前記第2の時間に基づき、前記移動体と前記枠体又は壁との距離を算出する距離算出部と、
前記第2の時間を得たときの前記反射体の角度と、前記移動体と前記枠体又は壁との距離とに基づき前記移動体の位置を算出する位置算出部とを含む。
3.情報処理方法
(1)第1の情報処理方法
本発明の情報処理方法は、
所定領域又は所定空間を移動する移動体に設けられたレーザ発光部とレーザ受光部とを含むレーザ受発光部からの情報を入力する入力部が、前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、所定の固定反射部に反射され、レーザ受光部に受光されるまでの時間を入力するステップと、
距離算出部が、前記入力部により入力された前記時間に基づき、前記移動体と前記固定反射部との距離を算出するステップと、
位置算出部が、前記時間を得たときの前記レーザ受発光部の角度と、前記移動体と前記固定反射部との距離とに基づき前記移動体の位置を算出するステップとを含む。
(2)第2の情報処理方法
本発明の情報処理装置は、
所定領域又は所定空間を移動する移動体に設けられ、かつ、回動又は回転する機構を有するレーザ発光部とレーザ受光部とを含むレーザ受発光部からの情報を入力する入力部が、前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、所定の枠体又は壁に反射され、レーザ受光部に受光されるまでの時間を入力するステップと、
距離算出部が、前記入力部により入力された前記時間に基づき、前記移動体と前記枠体又は壁との距離を算出するステップと、
位置算出部が、前記時間を得たときの前記レーザ受発光部の角度と、前記移動体と前記枠体又は壁との距離とに基づき前記移動体の位置を算出するステップとを含む。
(3)第3の情報処理方法
本発明の情報処理方法は、
本発明のレーザ受発光ユニットで得た情報を入力する入力部が、前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、前記反射体、前記固定反射部、前記反射体に順次反射され、レーザ受光部に受光されるまでの第1の時間を入力するステップと、
距離算出部が、前記入力部により入力された前記第1の時間に基づき、前記移動体と前記固定反射部との距離を算出するステップと、
位置算出部が、前記第1の時間を得たときの前記反射体の角度と、前記移動体と前記固定反射部との距離とに基づき前記移動体の位置を算出するステップとを含む。
(4)第4の情報処理方法
本発明の情報処理方法は、
本発明のレーザ受発光ユニットで得た情報を入力する入力部が、前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、前記反射体、前記枠体又は壁、前記反射体に順次反射され、レーザ受光部に受光されるまでの第2の時間を入力するステップと、
距離算出部が、前記入力部により入力された前記第2の時間に基づき、前記移動体と前記枠体又は壁との距離を算出するステップと、
位置算出部が、前記第2の時間を得たときの前記反射体の角度と、前記移動体と前記枠体又は壁との距離とに基づき前記移動体の位置を算出するステップとを含む。
4.プログラム
(1)第1のプログラム
本発明のプログラムは、
コンピュータに、
所定領域又は所定空間を移動する移動体に設けられたレーザ発光部とレーザ受光部とを含むレーザ受発光部からの情報を入力する入力部が、前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、所定の固定反射部に反射され、レーザ受光部に受光されるまでの時間を入力するステップと、
距離算出部が、前記入力部により入力された前記時間に基づき、前記移動体と前記固定反射部との距離を算出するステップと、
位置算出部が、前記時間を得たときの前記レーザ受発光部の角度と、前記移動体と前記固定反射部との距離とに基づき前記移動体の位置を算出するステップとを含む実行させるためのものである。
(2)第2のプログラム
本発明のプログラムは、
コンピュータに、
所定領域又は所定空間を移動する移動体に設けられ、かつ、回動又は回転する機構を有するレーザ発光部とレーザ受光部とを含むレーザ受発光部からの情報を入力する入力部が、前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、所定の枠体又は壁に反射され、レーザ受光部に受光されるまでの時間を入力するステップと、
距離算出部が、前記入力部により入力された前記時間に基づき、前記移動体と前記枠体又は壁との距離を算出するステップと、
位置算出部が、前記時間を得たときの前記レーザ受発光部の角度と、前記移動体と前記枠体又は壁との距離とに基づき前記移動体の位置を算出するステップとを実行させるためのものである。
(3)第3のプログラム
本発明のプログラムは、
コンピュータに、
本発明のレーザ受発光ユニットで得た情報を入力する入力部が、前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、前記反射体、前記固定反射部、前記反射体に順次反射され、レーザ受光部に受光されるまでの第1の時間を入力するステップと、
距離算出部が、前記入力部により入力された前記第1の時間に基づき、前記移動体と前記固定反射部との距離を算出するステップと、
位置算出部が、前記第1の時間を得たときの前記反射体の角度と、前記移動体と前記固定反射部との距離とに基づき前記移動体の位置を算出するステップとを実行させるためのものである。
(4)第4のプログラム
本発明のプログラムは、
コンピュータに、
本発明に記載のレーザ受発光ユニットで得た情報を入力する入力部が、前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、前記反射体、前記枠体又は壁、前記反射体に順次反射され、レーザ受光部に受光されるまでの第2の時間を入力するステップと、
距離算出部が、前記入力部により入力された前記第2の時間に基づき、前記移動体と前記枠体又は壁との距離を算出するステップと、
位置算出部が、前記第2の時間を得たときの前記反射体の角度と、前記移動体と前記枠体又は壁との距離とに基づき前記移動体の位置を算出するステップとを実行させるためのものである。
本発明によれば、レーザ光を用いて、安価かつ簡易に移動体の二次元上の位置を測定することができる。
実施の形態に係る移動体システムを模式的に示す図である。 実施の形態に係るレーザ受発光ユニットの原理を模式的に示す図である。 実施の形態に係るレーザ受発光ユニットの構成を模式的に示す図である。 実施の形態に係る情報処理装置を模式的に示す図である。 実施の形態に係る第1の情報処理フローを示す図である。 実施の形態に係る第2の情報処理フローを示す図である。 実施の形態に係る枠体又は壁の計測の説明図である。 天井クレーンの全体構成を示す斜視図である。 天井クレーンの昇降機としての巻上機の構造を示す図である。 天井クレーンにおける制御機構を示すブロック図である。
以下、本発明の好適な実施の形態について図面を参照しながら説明する。
1.移動体システム
移動体システム100は、図1に示すように、移動体(たとえばホイストなどの昇降機、物品)5を含む。と、移動体の移動方向を操作指示するための指示手段を含む操作リモコン(操作手段)とを含む。移動体5には、1つ又は複数のカメラ30が装着されている。
ここで、「リモコン」とは、遠隔操作、遠隔制御等を行うための装置の意味を有するリモートコントローラの略称又は遠隔操作、遠隔制御等の意味を有するリモートコントロールの略称である。なお、無線、有線といった信号伝送方式の違いは、別段の説明を行う場合を除き、「リモコン」の定義又は解釈を左右しない。
2.レーザ受発光ユニット
レーザ受発光ユニット30は、所定領域又は所定空間を移動する移動体5に設けられて、移動体5の位置を認識するために用いられる。移動体5として好ましく適用される例は、物が係留され、物(吊り荷など)を二次元又は三次元で移動させる搬送システム(たとえばクレーンシステム)用の移動体5を挙げることができる。
レーザ受発光ユニット30は、レーザ受発光部32と、反射体34と、を含む。レーザ受発光部32は、レーザ発光部32aとレーザ受光部32bとを含む。レーザ発光部32aは、反射体34に向けてレーザを発光するものであり、公知のものを適用することができる。レーザ受光部32bは、反射体34から反射されたレーザを受光するものであり、公知のものを適用することができる。
反射体34は、回動可能又は回転可能に設けられている。反射体34の回動又は回転する角度は、枠体又は周囲の壁の状況によって変わるが、枠体又は周囲の壁が上からみた形状が正方形又は長方形の場合には、45度以上、回動又は回転させるとよい。たとえば、ステッピングモータにより所定角度ずつ回動又は回転させることができる。反射体34は、レーザ光を反射するものであれば特に限定されず、たとえば、ミラーから構成することができる。
固定反射部50は、所定位置に設けられることができる。レーザ受発光ユニット30と実質的に同じ高さで、固定反射部50を枠体や壁に設けることができ、特に、枠体の角や周囲の壁の角に設けることができる。枠体又は壁52は、所定領域又は所定空間の境界部に設けられていることができる。固定反射部50は、入射した光の光路と反射した光の光路とが実質的に同じとなるように反射させるものである。固定反射部50は、たとえば、半円(半月)の柱状の形状とすることができる。固定反射部50は、たとえば、カプセルプリズム型高輝度反射シート(3M社製、PX8400シリーズ)を適用することができる。
レーザ発光部32aにより発せられたレーザ光は、反射体34、固定反射部50、反射体34に順次反射され、レーザ受光部32bに受光されることができる。
レーザ受発光ユニット30は、反射体34を所定角度(たとえば1度)ずつ回転又は回動させて、レーザ光が発せられてから戻ってくるまでの時間を計測することができる。
3.情報処理装置
情報処理装置40は、所定領域又は所定空間を移動する移動体5の位置を算出するためのものである。移動体5として好ましく適用される例は、物が係留され、物(吊り荷など)を二次元又は三次元で移動させる搬送システム(たとえばクレーンシステム)用の移動体5を挙げることができる。
情報処理装置40は、図に示すように、入力部42と、処理部44と、出力部46と、記憶部48とを含む。
入力部42は、レーザ受発光ユニット30から得られた情報を入力する入力部42である。入力部42は、時間入力部42aと角度入力部42bとを含む。時間入力部42は、レーザ光が発せられてから戻ってくるまでの時間が入力され、たとえば、次の時間情報のうち、少なくとも一方の時間情報を入力するものである。
(1)第1の時間情報は、レーザ発光部32aからレーザ光が発せられてから、反射体34、固定反射部50、反射体34に順次反射され、レーザ受光部32bに受光されるまでの時間である。
(2)第2の時間情報は、レーザ発光部32aからレーザ光が発せられてから、反射体34、枠体又は壁52、反射体34に順次反射され、レーザ受光部32bに受光されるまでの時間である。
角度入力部42bは、第1の時間情報を得たときの反射体34の角度を入力する入力部42である。
処理部44は、距離算出部44aと、位置算出部44bと、角度算出部44cとを含む。距離算出部44aは、レーザ受発光ユニット30より得られた時間情報に基づき、距離を算出するものである。位置算出部44bは、距離算出部44aに基づき得られた距離情報に基づき位置を算出するものである。位置算出部44bは、距離情報と、反射体34の角度とに基づき、数学における三角法により演算し、位置を算出する機能を含むことができる。また、位置算出部44bは、反射体34の所定角度ごとの壁又は枠体の距離情報から、壁又は枠体との位置関係を算出することができる。角度算出部44cは、たとえば、移動体5と所定の位置とを結ぶ線と、X軸またはY軸とのなす角を、反射体34の回転角度に基づいて算出する機能部である。
処理部44は形状算出部44dを含んでもよい。形状算出部44dは、枠体又は壁52の外形から角部52cを算出し、移動体5と角部52cとの結ぶ線と、X軸またはY軸とのなす角を算出するためのものである。
出力部46は、情報を送信するための送信部46aや情報を表示させるための表示部46bを含むことができる。
記憶部48は、レーザ光が発せられてから戻ってくるまでの時間情報と距離情報との関係データや、距離情報と位置情報との関係データのデータベース48aを含むことができる。記憶部48は、位置情報を記憶させておく位置情報記憶部48bを設けてもよい。その位置情報は、時刻又は時間との関係をもたせて記憶させることができる。
情報処理装置40は移動体5に設けられたレーザ受発光ユニット30に設けてもよいし、又は、無線通信若しくは有線通信によりレーザ受発光ユニット30と通信可能に設けられていてもよい。
情報処理装置40に対して情報処理を実行させるプログラムは、情報処理装置40に含まれる記憶装置(たとえば、ROM、ハードディスク)などに格納することができる。種々の情報処理は、CPUなどの演算装置により実行することができる。データベース48aは、ハードディスクなどの記憶装置に格納することができる。
情報処理装置40は、通信可能なコンピュータなどの自動計算機や携帯電話などの携帯端末を適用することができる。情報処理装置40は、コンピュータなどの公知の電子計算機により実現することができる。情報処理装置40は、レーザ受発光ユニット30に設けられていてもよいし、移動体5に設けられていてもよい。情報処理装置40は、レーザ受発光ユニット30に送信手段を設け、有線または無線で通信可能に接続されていてもよい。情報処理装置40は、その機能をレーザ受発光ユニット30の制御部に実現させてもよい。
4.情報処理方法
(1)第1の情報処理方法
第1の情報処理方法の基本フローを図3に示す。第1の情報処理方法としては、レーザ受発光ユニット30の反射体34をたとえばX軸と平行に設定し、レーザ光が発せられてから戻ってくるまでの時間を計測する。次に、反射体34を所定角度(たとば1度)だけ回転させ、レーザ光が発せられてから戻ってくるまでの時間を計測する。具体的には、レーザ発光部32aからレーザ光が発せられてから、反射体34、固定反射部50、反射体34に順次反射され、レーザ受光部32bに受光されるまでの時間が時間入力部42aにより入力され、その角度が角度入力部42bにより入力される。枠体又は壁52がX軸とY軸に伸びる方向に伸びるように設けられている場合には、反射体34が45度回転すれば、レーザ光は90度スキャンしたことになる。レーザ光をスキャンすることで、固定反射部50に反射して戻ってくる角度を求めると共に、移動体5と固定反射部50との距離を計測し、移動体5のX軸およびY軸上の位置を位置算出部44bにより算出することができる。つまり、この固定反射部50に反射して戻ってくる角度を算出し、この角度と、移動体5と固定反射部50との距離に基づき、三角法により移動体5の位置を算出することができる。
なお、反射体34の角度に基づき、移動体5と固定反射部50とを結ぶ線と、X軸またはY軸とのなす角を算出することができる。
(2)第2の情報処理方法
第2の情報処理方法の基本フローを図4に示す。第2の情報処理方法としては、レーザ受発光ユニット30の反射体34をたとえばX軸と平行に設定し、レーザ光が発せられてから戻ってくるまでの時間を計測する。次に、反射体34を所定角度(たとば1度)だけ回転させ、レーザ光が発せられてから戻ってくるまでの時間を計測し、その時間情報が時間入力部42aにより入力される。この計測を反射体34が45度以上回転するまで計測する。たとえば、反射体34で反射したレーザ光がX軸またはY軸に平行になるような角度でまずは設定し、順次、反射体34を回転させ、反射体34で反射したレーザ光がY軸またはX軸に平行になるまでレーザ光をスキャンすることができる。これにより、得られた時間情報に基づき、スキャンした角度分だけ、移動体5から枠体又は壁52までの距離を算出することができ、図に示すように、枠体又は壁52の平面形状を把握することができる。この距離情報に基づき、枠体又は壁52の位置を推定することができ、少なくとも、移動体5の二次元的位置を算出することができる。より具体的には、形状算出部44dにより、把握した枠体又は壁52の平面形状における角部52cを算出し、その角部52cと移動体5とを結ぶ線と、X軸またはY軸とのなす角度を算出する。その角度と、その角部52cと移動体5との距離に基づき、位置算出部44bが三角法により移動体5の位置を算出することができる。
なお、反射体34の角度に基づき、移動体5と角部52cとを結ぶ線と、X軸またはY軸とのなす角を算出することができる。
上記の情報処理装置および情報処理方法は、レーザ受発光ユニット30において、反射体34が設けられておらず、レーザ受発光部32を回動又は回転させるような態様のものにも適用することができる。レーザ受発光部32を回動又は回転させる機構は公知のものを適用することができる。なお、反射体34を回動又は回転させることによりレーザ光をスキャンすることで、レーザ受発光部32よりも反射体34の方が軽いため、素早くレーザ光をスキャンすることができるという利点がある。
5.作用効果
本実施の形態によれば、レーザ光を利用した位置計測は一般的には複雑な構成が必要であるが、簡易な構成によりレーザ光を利用した2次元での位置計測を実現することができる。また、取り付けも容易である。また、3次元の位置測定に当たっても本実施の形態を利用することができる。
カメラ30に基づいた位置計測であるため、安価かつ容易に実現することができ、レーザに比べて設置時の作業も容易となる。つまり、安価なカメラ30を使用し映像から位置を算出するため、移動体5の1箇所にカメラ30を取り付けるだけで済み、レーザー測定器のような複数箇所に機器を設置する必要が無い。具体的には、レーザー測定器をX軸とY軸それぞれ別の場所に設置して、壁との距離を測定する場合には、X軸とY軸にそれぞれレーザ測定器の取付けが必要であり取付け工事に時間と費用がかかるが、本実施の形態によれば、そのような時間や費用がかからない。
6.移動体システムの具体例
本実施の形態に係るカメラ30を含む移動体システム100は、天井クレーンに適用されるのが好適である。天井クレーンの構成について説明する。なお、カメラ30は図示せず、カメラ30が適用される天井クレーンの構成について説明する。
図8は天井クレーンの全体構成を示す斜視図である。図9は本発明の実施の形態にかかる三次元移動装置としての天井クレーンの昇降機としての巻上機の構造を示す図である。図10は天井クレーンにおける制御機構を示すブロック図である。
図8に示されるように、三次元移動装置としての天井クレーン1は、建物の天井近傍に平行に敷設された走行レール2A,2Bを車輪を介して走行する1対のサドル3A,3B間に、昇降機としての巻上機5を横行可能に備えたクレーンガーダ4を横架して、昇降機としての巻上機5により巻き上げられる支持ワイヤロープ6の先端に移動体としてのフック7を固定して構成されている。
このように、天井クレーン1は、走行レール2A,2Bに対してほぼ垂直にクレーンガーダ4を横架して、このクレーンガーダ4上を先端にフック7を有する巻上機5が移動するように構成されているので、移動体としてのフック7を上下方向に移動させるZ軸モータ、及び水平面内で移動させるX軸モータ及びY軸モータとを具備する移動機構を中心とした三次元移動装置として適している。
巻上機5からは、通信ケーブル8が床面近傍まで垂下しており、リモコン筐体10に接続されている。
さらに、図8に示されるように、巻上機5はクレーンガーダ4を挟んで設けられた1対の車輪14を有しており、これらの車輪14が横行用モータ(Y軸モータ)13で駆動されて回転することによって、巻上機5がクレーンガーダ4に沿って横行する。これらの横行ユニットには支持部材15によって巻上機本体17が吊り下げ支持されており、巻上機本体17には支持ワイヤロープ6を巻き上げ、又は伸ばすための巻上用モータ(Z軸モータ)16が取付けられている。
そして、図8に示されるクレーンガーダ4を両端で支持して走行レール2A,2Bの上を走行するサドル3A,3Bには、それぞれ図示しない走行用車輪と走行用モータ(X軸モータ)が設けられている。また、図9に示される巻上機本体17には、これらのX軸モータ、Y軸モータ13、Z軸モータ16を、操作用リモコン9の操作に応じて駆動させるためのモータ駆動制御回路が内蔵されている。
巻上機本体17に内蔵されているモータ駆動制御回路18は、マイクロコンピュータ(以下、「マイコン」ともいう。)20、インバータ(又はコンタクタ)21によって構成されている。
ここで、マイコン20は、CPU(中央処理装置)、ROM、RAM等のメモリ装置、入出力(I/O)装置を具備しており、リモコン筐体10から通信ケーブル8内の通信線を通じて送信される電気信号を受信して必要な演算処理を行い、その処理結果を電気信号としてインバータ(又はコンタクタ)21に出力する。マイコン20は、所謂ワンチップマイコンでも良いし、複数のチップ又は素子・部品から構成されるものでも良い。
操作リモコン9の操作スイッチ11が押された場合には、所定の電気信号が通信ケーブル8内の通信線を通じてマイコン20に送信され、マイコン20はインバータ(又はコンタクタ)21に制御信号を送信して、インバータ(又はコンタクタ)21は制御信号にしたがってX軸モータ23及び/又はY軸モータ13に駆動電流を供給し、X軸モータ23及び/又はY軸モータ13を駆動させて、移動体としてのフック7をリモコン筐体10が向いている方向に移動させる。
インバータ21およびマイコン20を含むモータ駆動制御回路18は、X軸モータ23及び/又はY軸モータ13の駆動制御を行い、コンタクタ22が、Z軸モータ16の駆動を制御する。したがって、モータ駆動制御回路18とコンタクタ22とを含んで駆動制御装置61が構成されており、この駆動制御装置61と操作用リモコン9とは、図1の通信ケーブル8を含んで移動操作システムを構成している。また、X軸モータ23とY軸モータ18とZ軸モータ16とは移動機構62に相当する。
なお、操作用リモコン9に設けられている上下スイッチとしての上昇スイッチ11A及び下降スイッチ11Bが押された場合には、所定の電気信号が通信ケーブル8内の通信線を通じて、モータ駆動制御回路18と同じく巻上機本体17に内蔵されているコンタクタ22に伝達され、コンタクタ22からZ軸モータ16に駆動電流が供給されて、上昇スイッチ11Aが押された場合にはZ軸モータ16が支持ケーブル6を巻き上げてフック7を上昇させるように作動し、下降スイッチ11Bが押された場合にはZ軸モータ16が支持ケーブル6を伸ばしてフック7を下降させるように作動する。
したがって、天井クレーン1を操作する操作者は、まず操作用リモコン9の下降スイッチ11Bを押してZ軸モータ16を作動させてフック7を下降させ、床面に置かれている搬送物にフック7を掛け、上昇スイッチ11Aを押してZ軸モータ16を作動させ、支持ワイヤロープ6を巻き上げて搬送物を水平方向の移動に支障のない高さまで吊り上げる。続いて、操作リモコン9の操作スイッチ11により、所望の方向へ搬送物を平行移動させることができる。
上記の実施の形態は、本発明の範囲内において、種々の変更が可能である。
本発明は、移動体に荷物を吊り下げて搬送する搬送システムなどに好ましく適用することができる。
5 移動体
30 レーザ受発光ユニット
32 レーザ受発光部
32a レーザ発光部
32b レーザ受光部
34 反射体
40 情報処理装置
42 入力部
42a 時間入力部
42b 角度入力部
44 処理部
44a 距離算出部
44b 位置算出部
44c 角度算出部
44d 形状算出部
46 出力部
46a 送信部
46b 表示部
48 記憶部
48a データベース
48b 位置情報記憶部
50 固定反射部
52 枠体又は壁
100 移動体システム

Claims (21)

  1. 所定領域又は所定空間を移動する移動体に設けられ、
    前記移動体の位置を認識するために用いられ、
    レーザ発光部と、
    レーザ受光部と、
    回動可能又は回転可能に設けられた反射体と、を含み、
    前記レーザ発光部は、前記反射体に向けてレーザを発光し、
    前記レーザ受光部は、前記反射体から反射されたレーザを受光するレーザ受発光ユニット。
  2. 請求項1において、
    前記反射体は、45度以上回転又は回動するレーザ受発光ユニット。
  3. 請求項1または2において、
    所定位置に固定された固定反射部を含み、
    前記固定反射部は、入射した光の光路と反射した光の光路とが実質的に同じとなるように反射し、
    前記レーザ発光部により発せられたレーザ光は、前記反射体、前記固定反射部、前記反射体に順次反射され、レーザ受光部に受光されるレーザ受発光ユニット。
  4. 請求項3において、
    前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、前記反射体、前記固定反射部、前記反射体に順次反射され、レーザ受光部に受光されるまでの時間に基づいて、前記移動体と前記固定反射部との間の距離を算出する距離算出部を有するレーザ受発光ユニット。
  5. 請求項4において、
    前記所定領域又は所定空間の境界部に枠体が設けられ、
    前記固定反射部は、前記枠体に設けられているレーザ受発光ユニット。
  6. 請求項1〜5のいずれかにおいて、
    前記所定領域又は所定空間の境界部に枠体又は壁が設けられ、
    前記レーザ発光部により発せられたレーザ光は、前記反射体、前記枠体又は壁、前記反射体に順次反射され、レーザ受光部に受光されるレーザ受発光ユニット。
  7. 請求項6において、
    前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、前記反射体、前記枠体又は壁、前記反射体に順次反射され、レーザ受光部に受光されるまでの時間に基づいて、前記移動体と前記枠体又は壁との距離を算出する距離算出部を有するレーザ受発光ユニット。
  8. 所定領域又は所定空間を移動する移動体に設けられたレーザ発光部とレーザ受光部とを含むレーザ受発光部と、
    前記レーザ受発光部が回動又は回転する機構を有し、
    前記レーザ受発光ユニットで得た情報を入力する入力部であって、前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、所定の固定反射部に反射され、レーザ受光部に受光されるまでの時間を入力する入力部と、
    前記入力部により入力された前記時間に基づき、前記移動体と前記固定反射部との距離を算出する距離算出部と、
    前記時間を得たときの前記レーザ受発光部の角度と、前記移動体と前記固定反射部との距離とに基づき前記移動体の位置を算出する位置算出部とを含むレーザ受発光ユニット。
  9. 所定領域又は所定空間を移動する移動体に設けられたレーザ発光部とレーザ受光部とを含むレーザ受発光部と、
    前記レーザ受発光部が回動又は回転する機構を有し、
    前記レーザ受発光ユニットで得た情報を入力する入力部であって、前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、所定の枠体又は壁に反射され、レーザ受光部に受光されるまでの時間を入力する入力部と、
    前記入力部により入力された前記時間に基づき、前記移動体と前記枠体又は壁との距離を算出する距離算出部と、
    前記時間を得たときの前記レーザ受発光部の角度と、前記移動体と前記枠体又は壁との距離とに基づき前記移動体の位置を算出する位置算出部とを含むレーザ受発光ユニット。
  10. 所定領域又は所定空間を移動する移動体に設けられ、かつ、回動又は回転する機構を有するレーザ発光部とレーザ受光部とを含むレーザ受発光部からの情報を入力する入力部であって、前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、所定の固定反射部に反射され、レーザ受光部に受光されるまでの時間を入力する入力部と、
    前記入力部により入力された前記時間に基づき、前記移動体と前記固定反射部との距離を算出する距離算出部と、
    前記時間を得たときの前記レーザ受発光部の角度と、前記移動体と前記固定反射部との距離とに基づき前記移動体の位置を算出する位置算出部とを含む情報処理装置。
  11. 所定領域又は所定空間を移動する移動体に設けられ、かつ、回動又は回転する機構を有するレーザ発光部とレーザ受光部とを含むレーザ受発光部からの情報を入力する入力部であって、前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、所定の枠体又は壁に反射され、レーザ受光部に受光されるまでの時間を入力する入力部と、
    前記入力部により入力された前記時間に基づき、前記移動体と前記枠体又は壁との距離を算出する距離算出部と、
    前記時間を得たときの前記レーザ受発光部の角度と、前記移動体と前記枠体又は壁との距離とに基づき前記移動体の位置を算出する位置算出部とを含む情報処理装置。
  12. 請求項3に記載のレーザ受発光ユニットで得た情報を入力する入力部であって、前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、前記反射体、前記固定反射部、前記反射体に順次反射され、レーザ受光部に受光されるまでの第1の時間を入力する入力部と、
    前記入力部により入力された前記第1の時間に基づき、前記移動体と前記固定反射部との距離を算出する距離算出部と、
    前記第1の時間を得たときの前記反射体の角度と、前記移動体と前記固定反射部との距離とに基づき前記移動体の位置を算出する位置算出部とを含む情報処理装置。
  13. 請求項6に記載のレーザ受発光ユニットで得た情報を入力する入力部であって、前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、前記反射体、前記枠体又は壁、前記反射体に順次反射され、レーザ受光部に受光されるまでの第2の時間を入力する入力部と、
    前記入力部により入力された前記第2の時間に基づき、前記移動体と前記枠体又は壁との距離を算出する距離算出部と、
    前記第2の時間を得たときの前記反射体の角度と、前記移動体と前記枠体又は壁との距離とに基づき前記移動体の位置を算出する位置算出部とを含む情報処理装置。
  14. 所定領域又は所定空間を移動する移動体に設けられ、かつ、回動又は回転する機構を有するレーザ発光部とレーザ受光部とを含むレーザ受発光部からの情報を入力する入力部が、前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、所定の固定反射部に反射され、レーザ受光部に受光されるまでの時間を入力するステップと、
    距離算出部が、前記入力部により入力された前記時間に基づき、前記移動体と前記固定反射部との距離を算出するステップと、
    位置算出部が、前記時間を得たときの前記レーザ受発光部の角度と、前記移動体と前記固定反射部との距離とに基づき前記移動体の位置を算出するステップとを含む情報処理方法。
  15. 所定領域又は所定空間を移動する移動体に設けられ、かつ、回動又は回転する機構を有するレーザ発光部とレーザ受光部とを含むレーザ受発光部からの情報を入力する入力部が、前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、所定の枠体又は壁に反射され、レーザ受光部に受光されるまでの時間を入力するステップと、
    距離算出部が、前記入力部により入力された前記時間に基づき、前記移動体と前記枠体又は壁との距離を算出するステップと、
    位置算出部が、前記時間を得たときの前記レーザ受発光部の角度と、前記移動体と前記枠体又は壁との距離とに基づき前記移動体の位置を算出するステップとを含む情報処理方法。
  16. 請求項3に記載のレーザ受発光ユニットで得た情報を入力する入力部が、前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、前記反射体、前記固定反射部、前記反射体に順次反射され、レーザ受光部に受光されるまでの第1の時間を入力するステップと、
    距離算出部が、前記入力部により入力された前記第1の時間に基づき、前記移動体と前記固定反射部との距離を算出するステップと、
    位置算出部が、前記第1の時間を得たときの前記反射体の角度と、前記移動体と前記固定反射部との距離とに基づき前記移動体の位置を算出するステップとを含む情報処理方法。
  17. 請求項6に記載のレーザ受発光ユニットで得た情報を入力する入力部が、前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、前記反射体、前記枠体又は壁、前記反射体に順次反射され、レーザ受光部に受光されるまでの第2の時間を入力するステップと、
    距離算出部が、前記入力部により入力された前記第2の時間に基づき、前記移動体と前記枠体又は壁との距離を算出するステップと、
    位置算出部が、前記第2の時間を得たときの前記反射体の角度と、前記移動体と前記枠体又は壁との距離とに基づき前記移動体の位置を算出するステップとを含む情報処理方法。
  18. コンピュータに、
    所定領域又は所定空間を移動する移動体に設けられ、かつ、回動又は回転する機構を有するレーザ発光部とレーザ受光部とを含むレーザ受発光部からの情報を入力する入力部が、前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、所定の固定反射部に反射され、レーザ受光部に受光されるまでの時間を入力するステップと、
    距離算出部が、前記入力部により入力された前記時間に基づき、前記移動体と前記固定反射部との距離を算出するステップと、
    位置算出部が、前記時間を得たときの前記レーザ受発光部の角度と、前記移動体と前記固定反射部との距離とに基づき前記移動体の位置を算出するステップとを実行させるためのプログラム。
  19. コンピュータに、
    所定領域又は所定空間を移動する移動体に設けられ、かつ、回動又は回転する機構を有するレーザ発光部とレーザ受光部とを含むレーザ受発光部からの情報を入力する入力部が、前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、所定の枠体又は壁に反射され、レーザ受光部に受光されるまでの時間を入力するステップと、
    距離算出部が、前記入力部により入力された前記時間に基づき、前記移動体と前記枠体又は壁との距離を算出するステップと、
    位置算出部が、前記時間を得たときの前記レーザ受発光部の角度と、前記移動体と前記枠体又は壁との距離とに基づき前記移動体の位置を算出するステップとを実行させるためのプログラム。
  20. コンピュータに、
    請求項3に記載のレーザ受発光ユニットで得た情報を入力する入力部が、前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、前記反射体、前記固定反射部、前記反射体に順次反射され、レーザ受光部に受光されるまでの第1の時間を入力するステップと、
    距離算出部が、前記入力部により入力された前記第1の時間に基づき、前記移動体と前記固定反射部との距離を算出するステップと、
    位置算出部が、前記第1の時間を得たときの前記反射体の角度と、前記移動体と前記固定反射部との距離とに基づき前記移動体の位置を算出するステップとを実行させるためのプログラム。
  21. コンピュータに、
    請求項6に記載のレーザ受発光ユニットで得た情報を入力する入力部が、前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、前記反射体、前記枠体又は壁、前記反射体に順次反射され、レーザ受光部に受光されるまでの第2の時間を入力するステップと、
    距離算出部が、前記入力部により入力された前記第2の時間に基づき、前記移動体と前記枠体又は壁との距離を算出するステップと、
    位置算出部が、前記第2の時間を得たときの前記反射体の角度と、前記移動体と前記枠体又は壁との距離とに基づき前記移動体の位置を算出するステップとを実行させるためのプログラム。

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