JP2018044899A - レーザ受発光ユニット、情報処理装置、情報処理方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】レーザ受発光ユニット30は、所定領域又は所定空間を移動する移動体5に設けられ、移動体5の位置を認識するために用いられる。レーザ受発光ユニット30は、レーザ発光部32aと、レーザ受光部32bと、回動可能又は回転可能に設けられた反射体34と、を含む。レーザ発光部32aは、反射体34に向けてレーザを発光し、レーザ受光部32bは、反射体34から反射されたレーザを受光する。レーザ光が発されられてから受光するまでの時間に基づき、所定の位置との距離を算出し、反射体34の角度から二次元的な位置を算出することができる。
【選択図】図2
Description
(1)第1のレーザ受発光ユニット
本発明のレーザ受発光ユニットは、
所定領域又は所定空間を移動する移動体に設けられ、
前記移動体の位置を認識するために用いられ、
レーザ発光部と、
レーザ受光部と、
回動可能又は回転可能に設けられた反射体と、を含み、
前記レーザ発光部は、前記反射体に向けてレーザを発光し、
前記レーザ受光部は、前記反射体から反射されたレーザを受光する。
所定位置に固定された固定反射部を含み、
前記固定反射部は、入射した光の光路と反射した光の光路とが実質的に同じとなるように反射し、
前記レーザ発光部により発せられたレーザ光は、前記反射体、前記固定反射部、前記反射体に順次反射され、レーザ受光部に受光されることができる。
前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、前記反射体、前記固定反射部、前記反射体に順次反射され、レーザ受光部に受光されるまでの時間に基づいて、前記移動体と前記固定反射部との間の距離を算出する距離算出部を有することができる。
前記所定領域又は所定空間の境界部に枠体が設けられ、
前記固定反射部は、前記枠体に設けられていることができる。
前記所定領域又は所定空間の境界部に枠体又は壁が設けられ、
前記レーザ発光部により発せられたレーザ光は、前記反射体、前記枠体又は壁、前記反射体に順次反射され、レーザ受光部に受光されることができる。
前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、前記反射体、前記枠体又は壁、前記反射体に順次反射され、レーザ受光部に受光されるまでの時間に基づいて、前記移動体と前記枠体又は壁との距離を算出する距離算出部を有することができる。
本発明のレーザ受発光ユニットは、
レーザ発光部とレーザ受光部とを含むレーザ受発光部と、
前記レーザ受発光部が回動又は回転する機構を有し、
前記レーザ受発光ユニットで得た情報を入力する入力部であって、前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、所定の固定反射部に反射され、レーザ受光部に受光されるまでの時間を入力する入力部と、
前記入力部により入力された前記時間に基づき、前記移動体と前記固定反射部との距離を算出する距離算出部と、
前記時間を得たときの前記レーザ受発光部の角度と、前記移動体と前記固定反射部との距離とに基づき前記移動体の位置を算出する位置算出部とを含む。
本発明のレーザ受発光ユニットは、
所定領域又は所定空間を移動する移動体に設けられたレーザ発光部とレーザ受光部とを含むレーザ受発光部と、
前記レーザ受発光部が回動又は回転する機構を有し、
前記レーザ受発光ユニットで得た情報を入力する入力部であって、前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、枠体又は壁に反射され、レーザ受光部に受光されるまでの時間を入力する入力部と、
前記入力部により入力された前記時間に基づき、前記移動体と前記枠体又は壁との距離を算出する距離算出部と、
前記時間を得たときの前記レーザ受発光部の角度と、前記移動体と前記枠体又は壁との距離とに基づき前記移動体の位置を算出する位置算出部とを含む。
(1)第1の情報処理装置
本発明の情報処理装置は、
所定領域又は所定空間を移動する移動体に設けられ、かつ、回動又は回転する機構を有するレーザ発光部とレーザ受光部とを含むレーザ受発光部からの情報を入力する入力部であって、前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、所定の固定反射部に反射され、レーザ受光部に受光されるまでの時間を入力する入力部と、
前記入力部により入力された前記時間に基づき、前記移動体と前記固定反射部との距離を算出する距離算出部と、
前記時間を得たときの前記レーザ受発光部の角度と、前記移動体と前記固定反射部との距離とに基づき前記移動体の位置を算出する位置算出部とを含む。
本発明の情報処理装置は、
所定領域又は所定空間を移動する移動体に設けられ、かつ、回動又は回転する機構を有するレーザ発光部とレーザ受光部とを含むレーザ受発光部からの情報を入力する入力部であって、前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、所定の枠体又は壁に反射され、レーザ受光部に受光されるまでの時間を入力する入力部と、
前記入力部により入力された前記時間に基づき、前記移動体と前記枠体又は壁との距離を算出する距離算出部と、
前記時間を得たときの前記レーザ受発光部の角度と、前記移動体と前記枠体又は壁との距離とに基づき前記移動体の位置を算出する位置算出部とを含む。
本発明の情報処理装置は、
本発明のレーザ受発光ユニットで得た情報を入力する入力部であって、前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、前記反射体、前記固定反射部、前記反射体に順次反射され、レーザ受光部に受光されるまでの第1の時間を入力する入力部と、
前記入力部により入力された前記第1の時間に基づき、前記移動体と前記固定反射部との距離を算出する距離算出部と、
前記第1の時間を得たときの前記反射体の角度と、前記移動体と前記固定反射部との距離とに基づき前記移動体の位置を算出する位置算出部とを含む。
本発明の情報処理装置は、
本発明のレーザ受発光ユニットで得た情報を入力する入力部であって、前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、前記反射体、前記枠体又は壁、前記反射体に順次反射され、レーザ受光部に受光されるまでの第2の時間を入力する入力部と、
前記入力部により入力された前記第2の時間に基づき、前記移動体と前記枠体又は壁との距離を算出する距離算出部と、
前記第2の時間を得たときの前記反射体の角度と、前記移動体と前記枠体又は壁との距離とに基づき前記移動体の位置を算出する位置算出部とを含む。
(1)第1の情報処理方法
本発明の情報処理方法は、
所定領域又は所定空間を移動する移動体に設けられたレーザ発光部とレーザ受光部とを含むレーザ受発光部からの情報を入力する入力部が、前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、所定の固定反射部に反射され、レーザ受光部に受光されるまでの時間を入力するステップと、
距離算出部が、前記入力部により入力された前記時間に基づき、前記移動体と前記固定反射部との距離を算出するステップと、
位置算出部が、前記時間を得たときの前記レーザ受発光部の角度と、前記移動体と前記固定反射部との距離とに基づき前記移動体の位置を算出するステップとを含む。
本発明の情報処理装置は、
所定領域又は所定空間を移動する移動体に設けられ、かつ、回動又は回転する機構を有するレーザ発光部とレーザ受光部とを含むレーザ受発光部からの情報を入力する入力部が、前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、所定の枠体又は壁に反射され、レーザ受光部に受光されるまでの時間を入力するステップと、
距離算出部が、前記入力部により入力された前記時間に基づき、前記移動体と前記枠体又は壁との距離を算出するステップと、
位置算出部が、前記時間を得たときの前記レーザ受発光部の角度と、前記移動体と前記枠体又は壁との距離とに基づき前記移動体の位置を算出するステップとを含む。
本発明の情報処理方法は、
本発明のレーザ受発光ユニットで得た情報を入力する入力部が、前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、前記反射体、前記固定反射部、前記反射体に順次反射され、レーザ受光部に受光されるまでの第1の時間を入力するステップと、
距離算出部が、前記入力部により入力された前記第1の時間に基づき、前記移動体と前記固定反射部との距離を算出するステップと、
位置算出部が、前記第1の時間を得たときの前記反射体の角度と、前記移動体と前記固定反射部との距離とに基づき前記移動体の位置を算出するステップとを含む。
本発明の情報処理方法は、
本発明のレーザ受発光ユニットで得た情報を入力する入力部が、前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、前記反射体、前記枠体又は壁、前記反射体に順次反射され、レーザ受光部に受光されるまでの第2の時間を入力するステップと、
距離算出部が、前記入力部により入力された前記第2の時間に基づき、前記移動体と前記枠体又は壁との距離を算出するステップと、
位置算出部が、前記第2の時間を得たときの前記反射体の角度と、前記移動体と前記枠体又は壁との距離とに基づき前記移動体の位置を算出するステップとを含む。
(1)第1のプログラム
本発明のプログラムは、
コンピュータに、
所定領域又は所定空間を移動する移動体に設けられたレーザ発光部とレーザ受光部とを含むレーザ受発光部からの情報を入力する入力部が、前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、所定の固定反射部に反射され、レーザ受光部に受光されるまでの時間を入力するステップと、
距離算出部が、前記入力部により入力された前記時間に基づき、前記移動体と前記固定反射部との距離を算出するステップと、
位置算出部が、前記時間を得たときの前記レーザ受発光部の角度と、前記移動体と前記固定反射部との距離とに基づき前記移動体の位置を算出するステップとを含む実行させるためのものである。
本発明のプログラムは、
コンピュータに、
所定領域又は所定空間を移動する移動体に設けられ、かつ、回動又は回転する機構を有するレーザ発光部とレーザ受光部とを含むレーザ受発光部からの情報を入力する入力部が、前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、所定の枠体又は壁に反射され、レーザ受光部に受光されるまでの時間を入力するステップと、
距離算出部が、前記入力部により入力された前記時間に基づき、前記移動体と前記枠体又は壁との距離を算出するステップと、
位置算出部が、前記時間を得たときの前記レーザ受発光部の角度と、前記移動体と前記枠体又は壁との距離とに基づき前記移動体の位置を算出するステップとを実行させるためのものである。
本発明のプログラムは、
コンピュータに、
本発明のレーザ受発光ユニットで得た情報を入力する入力部が、前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、前記反射体、前記固定反射部、前記反射体に順次反射され、レーザ受光部に受光されるまでの第1の時間を入力するステップと、
距離算出部が、前記入力部により入力された前記第1の時間に基づき、前記移動体と前記固定反射部との距離を算出するステップと、
位置算出部が、前記第1の時間を得たときの前記反射体の角度と、前記移動体と前記固定反射部との距離とに基づき前記移動体の位置を算出するステップとを実行させるためのものである。
本発明のプログラムは、
コンピュータに、
本発明に記載のレーザ受発光ユニットで得た情報を入力する入力部が、前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、前記反射体、前記枠体又は壁、前記反射体に順次反射され、レーザ受光部に受光されるまでの第2の時間を入力するステップと、
距離算出部が、前記入力部により入力された前記第2の時間に基づき、前記移動体と前記枠体又は壁との距離を算出するステップと、
位置算出部が、前記第2の時間を得たときの前記反射体の角度と、前記移動体と前記枠体又は壁との距離とに基づき前記移動体の位置を算出するステップとを実行させるためのものである。
移動体システム100は、図1に示すように、移動体(たとえばホイストなどの昇降機、物品)5を含む。と、移動体の移動方向を操作指示するための指示手段を含む操作リモコン(操作手段)とを含む。移動体5には、1つ又は複数のカメラ30が装着されている。
レーザ受発光ユニット30は、所定領域又は所定空間を移動する移動体5に設けられて、移動体5の位置を認識するために用いられる。移動体5として好ましく適用される例は、物が係留され、物(吊り荷など)を二次元又は三次元で移動させる搬送システム(たとえばクレーンシステム)用の移動体5を挙げることができる。
情報処理装置40は、所定領域又は所定空間を移動する移動体5の位置を算出するためのものである。移動体5として好ましく適用される例は、物が係留され、物(吊り荷など)を二次元又は三次元で移動させる搬送システム(たとえばクレーンシステム)用の移動体5を挙げることができる。
(1)第1の時間情報は、レーザ発光部32aからレーザ光が発せられてから、反射体34、固定反射部50、反射体34に順次反射され、レーザ受光部32bに受光されるまでの時間である。
(2)第2の時間情報は、レーザ発光部32aからレーザ光が発せられてから、反射体34、枠体又は壁52、反射体34に順次反射され、レーザ受光部32bに受光されるまでの時間である。
(1)第1の情報処理方法
第1の情報処理方法の基本フローを図3に示す。第1の情報処理方法としては、レーザ受発光ユニット30の反射体34をたとえばX軸と平行に設定し、レーザ光が発せられてから戻ってくるまでの時間を計測する。次に、反射体34を所定角度(たとば1度)だけ回転させ、レーザ光が発せられてから戻ってくるまでの時間を計測する。具体的には、レーザ発光部32aからレーザ光が発せられてから、反射体34、固定反射部50、反射体34に順次反射され、レーザ受光部32bに受光されるまでの時間が時間入力部42aにより入力され、その角度が角度入力部42bにより入力される。枠体又は壁52がX軸とY軸に伸びる方向に伸びるように設けられている場合には、反射体34が45度回転すれば、レーザ光は90度スキャンしたことになる。レーザ光をスキャンすることで、固定反射部50に反射して戻ってくる角度を求めると共に、移動体5と固定反射部50との距離を計測し、移動体5のX軸およびY軸上の位置を位置算出部44bにより算出することができる。つまり、この固定反射部50に反射して戻ってくる角度を算出し、この角度と、移動体5と固定反射部50との距離に基づき、三角法により移動体5の位置を算出することができる。
第2の情報処理方法の基本フローを図4に示す。第2の情報処理方法としては、レーザ受発光ユニット30の反射体34をたとえばX軸と平行に設定し、レーザ光が発せられてから戻ってくるまでの時間を計測する。次に、反射体34を所定角度(たとば1度)だけ回転させ、レーザ光が発せられてから戻ってくるまでの時間を計測し、その時間情報が時間入力部42aにより入力される。この計測を反射体34が45度以上回転するまで計測する。たとえば、反射体34で反射したレーザ光がX軸またはY軸に平行になるような角度でまずは設定し、順次、反射体34を回転させ、反射体34で反射したレーザ光がY軸またはX軸に平行になるまでレーザ光をスキャンすることができる。これにより、得られた時間情報に基づき、スキャンした角度分だけ、移動体5から枠体又は壁52までの距離を算出することができ、図に示すように、枠体又は壁52の平面形状を把握することができる。この距離情報に基づき、枠体又は壁52の位置を推定することができ、少なくとも、移動体5の二次元的位置を算出することができる。より具体的には、形状算出部44dにより、把握した枠体又は壁52の平面形状における角部52cを算出し、その角部52cと移動体5とを結ぶ線と、X軸またはY軸とのなす角度を算出する。その角度と、その角部52cと移動体5との距離に基づき、位置算出部44bが三角法により移動体5の位置を算出することができる。
本実施の形態によれば、レーザ光を利用した位置計測は一般的には複雑な構成が必要であるが、簡易な構成によりレーザ光を利用した2次元での位置計測を実現することができる。また、取り付けも容易である。また、3次元の位置測定に当たっても本実施の形態を利用することができる。
カメラ30に基づいた位置計測であるため、安価かつ容易に実現することができ、レーザに比べて設置時の作業も容易となる。つまり、安価なカメラ30を使用し映像から位置を算出するため、移動体5の1箇所にカメラ30を取り付けるだけで済み、レーザー測定器のような複数箇所に機器を設置する必要が無い。具体的には、レーザー測定器をX軸とY軸それぞれ別の場所に設置して、壁との距離を測定する場合には、X軸とY軸にそれぞれレーザ測定器の取付けが必要であり取付け工事に時間と費用がかかるが、本実施の形態によれば、そのような時間や費用がかからない。
本実施の形態に係るカメラ30を含む移動体システム100は、天井クレーンに適用されるのが好適である。天井クレーンの構成について説明する。なお、カメラ30は図示せず、カメラ30が適用される天井クレーンの構成について説明する。
図8に示されるように、三次元移動装置としての天井クレーン1は、建物の天井近傍に平行に敷設された走行レール2A,2Bを車輪を介して走行する1対のサドル3A,3B間に、昇降機としての巻上機5を横行可能に備えたクレーンガーダ4を横架して、昇降機としての巻上機5により巻き上げられる支持ワイヤロープ6の先端に移動体としてのフック7を固定して構成されている。
このように、天井クレーン1は、走行レール2A,2Bに対してほぼ垂直にクレーンガーダ4を横架して、このクレーンガーダ4上を先端にフック7を有する巻上機5が移動するように構成されているので、移動体としてのフック7を上下方向に移動させるZ軸モータ、及び水平面内で移動させるX軸モータ及びY軸モータとを具備する移動機構を中心とした三次元移動装置として適している。
巻上機本体17に内蔵されているモータ駆動制御回路18は、マイクロコンピュータ(以下、「マイコン」ともいう。)20、インバータ(又はコンタクタ)21によって構成されている。
操作リモコン9の操作スイッチ11が押された場合には、所定の電気信号が通信ケーブル8内の通信線を通じてマイコン20に送信され、マイコン20はインバータ(又はコンタクタ)21に制御信号を送信して、インバータ(又はコンタクタ)21は制御信号にしたがってX軸モータ23及び/又はY軸モータ13に駆動電流を供給し、X軸モータ23及び/又はY軸モータ13を駆動させて、移動体としてのフック7をリモコン筐体10が向いている方向に移動させる。
なお、操作用リモコン9に設けられている上下スイッチとしての上昇スイッチ11A及び下降スイッチ11Bが押された場合には、所定の電気信号が通信ケーブル8内の通信線を通じて、モータ駆動制御回路18と同じく巻上機本体17に内蔵されているコンタクタ22に伝達され、コンタクタ22からZ軸モータ16に駆動電流が供給されて、上昇スイッチ11Aが押された場合にはZ軸モータ16が支持ケーブル6を巻き上げてフック7を上昇させるように作動し、下降スイッチ11Bが押された場合にはZ軸モータ16が支持ケーブル6を伸ばしてフック7を下降させるように作動する。
したがって、天井クレーン1を操作する操作者は、まず操作用リモコン9の下降スイッチ11Bを押してZ軸モータ16を作動させてフック7を下降させ、床面に置かれている搬送物にフック7を掛け、上昇スイッチ11Aを押してZ軸モータ16を作動させ、支持ワイヤロープ6を巻き上げて搬送物を水平方向の移動に支障のない高さまで吊り上げる。続いて、操作リモコン9の操作スイッチ11により、所望の方向へ搬送物を平行移動させることができる。
30 レーザ受発光ユニット
32 レーザ受発光部
32a レーザ発光部
32b レーザ受光部
34 反射体
40 情報処理装置
42 入力部
42a 時間入力部
42b 角度入力部
44 処理部
44a 距離算出部
44b 位置算出部
44c 角度算出部
44d 形状算出部
46 出力部
46a 送信部
46b 表示部
48 記憶部
48a データベース
48b 位置情報記憶部
50 固定反射部
52 枠体又は壁
100 移動体システム
Claims (21)
- 所定領域又は所定空間を移動する移動体に設けられ、
前記移動体の位置を認識するために用いられ、
レーザ発光部と、
レーザ受光部と、
回動可能又は回転可能に設けられた反射体と、を含み、
前記レーザ発光部は、前記反射体に向けてレーザを発光し、
前記レーザ受光部は、前記反射体から反射されたレーザを受光するレーザ受発光ユニット。 - 請求項1において、
前記反射体は、45度以上回転又は回動するレーザ受発光ユニット。 - 請求項1または2において、
所定位置に固定された固定反射部を含み、
前記固定反射部は、入射した光の光路と反射した光の光路とが実質的に同じとなるように反射し、
前記レーザ発光部により発せられたレーザ光は、前記反射体、前記固定反射部、前記反射体に順次反射され、レーザ受光部に受光されるレーザ受発光ユニット。 - 請求項3において、
前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、前記反射体、前記固定反射部、前記反射体に順次反射され、レーザ受光部に受光されるまでの時間に基づいて、前記移動体と前記固定反射部との間の距離を算出する距離算出部を有するレーザ受発光ユニット。 - 請求項4において、
前記所定領域又は所定空間の境界部に枠体が設けられ、
前記固定反射部は、前記枠体に設けられているレーザ受発光ユニット。 - 請求項1〜5のいずれかにおいて、
前記所定領域又は所定空間の境界部に枠体又は壁が設けられ、
前記レーザ発光部により発せられたレーザ光は、前記反射体、前記枠体又は壁、前記反射体に順次反射され、レーザ受光部に受光されるレーザ受発光ユニット。 - 請求項6において、
前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、前記反射体、前記枠体又は壁、前記反射体に順次反射され、レーザ受光部に受光されるまでの時間に基づいて、前記移動体と前記枠体又は壁との距離を算出する距離算出部を有するレーザ受発光ユニット。 - 所定領域又は所定空間を移動する移動体に設けられたレーザ発光部とレーザ受光部とを含むレーザ受発光部と、
前記レーザ受発光部が回動又は回転する機構を有し、
前記レーザ受発光ユニットで得た情報を入力する入力部であって、前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、所定の固定反射部に反射され、レーザ受光部に受光されるまでの時間を入力する入力部と、
前記入力部により入力された前記時間に基づき、前記移動体と前記固定反射部との距離を算出する距離算出部と、
前記時間を得たときの前記レーザ受発光部の角度と、前記移動体と前記固定反射部との距離とに基づき前記移動体の位置を算出する位置算出部とを含むレーザ受発光ユニット。 - 所定領域又は所定空間を移動する移動体に設けられたレーザ発光部とレーザ受光部とを含むレーザ受発光部と、
前記レーザ受発光部が回動又は回転する機構を有し、
前記レーザ受発光ユニットで得た情報を入力する入力部であって、前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、所定の枠体又は壁に反射され、レーザ受光部に受光されるまでの時間を入力する入力部と、
前記入力部により入力された前記時間に基づき、前記移動体と前記枠体又は壁との距離を算出する距離算出部と、
前記時間を得たときの前記レーザ受発光部の角度と、前記移動体と前記枠体又は壁との距離とに基づき前記移動体の位置を算出する位置算出部とを含むレーザ受発光ユニット。 - 所定領域又は所定空間を移動する移動体に設けられ、かつ、回動又は回転する機構を有するレーザ発光部とレーザ受光部とを含むレーザ受発光部からの情報を入力する入力部であって、前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、所定の固定反射部に反射され、レーザ受光部に受光されるまでの時間を入力する入力部と、
前記入力部により入力された前記時間に基づき、前記移動体と前記固定反射部との距離を算出する距離算出部と、
前記時間を得たときの前記レーザ受発光部の角度と、前記移動体と前記固定反射部との距離とに基づき前記移動体の位置を算出する位置算出部とを含む情報処理装置。 - 所定領域又は所定空間を移動する移動体に設けられ、かつ、回動又は回転する機構を有するレーザ発光部とレーザ受光部とを含むレーザ受発光部からの情報を入力する入力部であって、前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、所定の枠体又は壁に反射され、レーザ受光部に受光されるまでの時間を入力する入力部と、
前記入力部により入力された前記時間に基づき、前記移動体と前記枠体又は壁との距離を算出する距離算出部と、
前記時間を得たときの前記レーザ受発光部の角度と、前記移動体と前記枠体又は壁との距離とに基づき前記移動体の位置を算出する位置算出部とを含む情報処理装置。 - 請求項3に記載のレーザ受発光ユニットで得た情報を入力する入力部であって、前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、前記反射体、前記固定反射部、前記反射体に順次反射され、レーザ受光部に受光されるまでの第1の時間を入力する入力部と、
前記入力部により入力された前記第1の時間に基づき、前記移動体と前記固定反射部との距離を算出する距離算出部と、
前記第1の時間を得たときの前記反射体の角度と、前記移動体と前記固定反射部との距離とに基づき前記移動体の位置を算出する位置算出部とを含む情報処理装置。 - 請求項6に記載のレーザ受発光ユニットで得た情報を入力する入力部であって、前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、前記反射体、前記枠体又は壁、前記反射体に順次反射され、レーザ受光部に受光されるまでの第2の時間を入力する入力部と、
前記入力部により入力された前記第2の時間に基づき、前記移動体と前記枠体又は壁との距離を算出する距離算出部と、
前記第2の時間を得たときの前記反射体の角度と、前記移動体と前記枠体又は壁との距離とに基づき前記移動体の位置を算出する位置算出部とを含む情報処理装置。 - 所定領域又は所定空間を移動する移動体に設けられ、かつ、回動又は回転する機構を有するレーザ発光部とレーザ受光部とを含むレーザ受発光部からの情報を入力する入力部が、前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、所定の固定反射部に反射され、レーザ受光部に受光されるまでの時間を入力するステップと、
距離算出部が、前記入力部により入力された前記時間に基づき、前記移動体と前記固定反射部との距離を算出するステップと、
位置算出部が、前記時間を得たときの前記レーザ受発光部の角度と、前記移動体と前記固定反射部との距離とに基づき前記移動体の位置を算出するステップとを含む情報処理方法。 - 所定領域又は所定空間を移動する移動体に設けられ、かつ、回動又は回転する機構を有するレーザ発光部とレーザ受光部とを含むレーザ受発光部からの情報を入力する入力部が、前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、所定の枠体又は壁に反射され、レーザ受光部に受光されるまでの時間を入力するステップと、
距離算出部が、前記入力部により入力された前記時間に基づき、前記移動体と前記枠体又は壁との距離を算出するステップと、
位置算出部が、前記時間を得たときの前記レーザ受発光部の角度と、前記移動体と前記枠体又は壁との距離とに基づき前記移動体の位置を算出するステップとを含む情報処理方法。 - 請求項3に記載のレーザ受発光ユニットで得た情報を入力する入力部が、前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、前記反射体、前記固定反射部、前記反射体に順次反射され、レーザ受光部に受光されるまでの第1の時間を入力するステップと、
距離算出部が、前記入力部により入力された前記第1の時間に基づき、前記移動体と前記固定反射部との距離を算出するステップと、
位置算出部が、前記第1の時間を得たときの前記反射体の角度と、前記移動体と前記固定反射部との距離とに基づき前記移動体の位置を算出するステップとを含む情報処理方法。 - 請求項6に記載のレーザ受発光ユニットで得た情報を入力する入力部が、前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、前記反射体、前記枠体又は壁、前記反射体に順次反射され、レーザ受光部に受光されるまでの第2の時間を入力するステップと、
距離算出部が、前記入力部により入力された前記第2の時間に基づき、前記移動体と前記枠体又は壁との距離を算出するステップと、
位置算出部が、前記第2の時間を得たときの前記反射体の角度と、前記移動体と前記枠体又は壁との距離とに基づき前記移動体の位置を算出するステップとを含む情報処理方法。 - コンピュータに、
所定領域又は所定空間を移動する移動体に設けられ、かつ、回動又は回転する機構を有するレーザ発光部とレーザ受光部とを含むレーザ受発光部からの情報を入力する入力部が、前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、所定の固定反射部に反射され、レーザ受光部に受光されるまでの時間を入力するステップと、
距離算出部が、前記入力部により入力された前記時間に基づき、前記移動体と前記固定反射部との距離を算出するステップと、
位置算出部が、前記時間を得たときの前記レーザ受発光部の角度と、前記移動体と前記固定反射部との距離とに基づき前記移動体の位置を算出するステップとを実行させるためのプログラム。 - コンピュータに、
所定領域又は所定空間を移動する移動体に設けられ、かつ、回動又は回転する機構を有するレーザ発光部とレーザ受光部とを含むレーザ受発光部からの情報を入力する入力部が、前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、所定の枠体又は壁に反射され、レーザ受光部に受光されるまでの時間を入力するステップと、
距離算出部が、前記入力部により入力された前記時間に基づき、前記移動体と前記枠体又は壁との距離を算出するステップと、
位置算出部が、前記時間を得たときの前記レーザ受発光部の角度と、前記移動体と前記枠体又は壁との距離とに基づき前記移動体の位置を算出するステップとを実行させるためのプログラム。 - コンピュータに、
請求項3に記載のレーザ受発光ユニットで得た情報を入力する入力部が、前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、前記反射体、前記固定反射部、前記反射体に順次反射され、レーザ受光部に受光されるまでの第1の時間を入力するステップと、
距離算出部が、前記入力部により入力された前記第1の時間に基づき、前記移動体と前記固定反射部との距離を算出するステップと、
位置算出部が、前記第1の時間を得たときの前記反射体の角度と、前記移動体と前記固定反射部との距離とに基づき前記移動体の位置を算出するステップとを実行させるためのプログラム。 - コンピュータに、
請求項6に記載のレーザ受発光ユニットで得た情報を入力する入力部が、前記レーザ発光部からレーザ光が発せられてから、前記反射体、前記枠体又は壁、前記反射体に順次反射され、レーザ受光部に受光されるまでの第2の時間を入力するステップと、
距離算出部が、前記入力部により入力された前記第2の時間に基づき、前記移動体と前記枠体又は壁との距離を算出するステップと、
位置算出部が、前記第2の時間を得たときの前記反射体の角度と、前記移動体と前記枠体又は壁との距離とに基づき前記移動体の位置を算出するステップとを実行させるためのプログラム。
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ID=61692543
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Citations (3)
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---|---|---|---|---|
JPS61286781A (ja) * | 1985-06-13 | 1986-12-17 | Hitachi Kiden Kogyo Ltd | 光ビ−ムを用いたクレ−ン等移動体の位置検知装置 |
JP2000099145A (ja) * | 1998-09-28 | 2000-04-07 | Meidensha Corp | 無人搬送車位置検出方式 |
US20150160347A1 (en) * | 2012-10-05 | 2015-06-11 | Faro Technologies, Inc. | Using a two-dimensional scanner to speed registration of three-dimensional scan data |
-
2016
- 2016-09-15 JP JP2016181063A patent/JP2018044899A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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---|---|---|---|---|
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