JP2018041446A - 所有物を二次流通させるための装置、方法、及びそのためのプログラム - Google Patents

所有物を二次流通させるための装置、方法、及びそのためのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】アイテムを二次流通させるための方法において、ユーザーによる当該アイテムの売却希望の意思表示から現金化までのずれを大幅に低減させる。
【解決手段】まず、サーバ120が、アイテムの所有者の端末110から当該アイテムの属性情報を受信する(S201)。図5の例では、アイテムの撮影とともに属性情報を所有者端末110からサーバ120に送信して、サーバ120において、当該属性情報に基づいて、当該アイテムの対価の算定が行われる(S202)。次いで、算定された対価を表す対価情報が、端末110に送信される(S203)。サーバ120は、ユーザーが表示された対価に対して示した反応を表す反応情報を受信し(S204)、「売却する」等の肯定的な反応が示された場合、当該肯定的な反応が必要に応じてユーザーID及びアイテムIDと共にサーバ120に送信され、当該アイテムの対価がユーザーに関連づけられる(S205)。
【選択図】図2

Description

本発明は、所有物を二次流通させるための装置、方法、及びそのためのプログラムに関する。
近年、物を所有し続けるのではなく、不要になった物、必要性の高くない物等を二次流通させる取引が増加傾向にある。たとえば、ユーザー間で直接取引を行うためのプラットフォームを提供するサービスがあり、スマートフォン、タブレットなどの携帯端末から利用できる手軽さから、急速にユーザーが増えている。
しかしながら、こうしたプラットフォーム上での取引は、完了までに数週間の時間を要することが少なくない。たとえば、まず、出品する物を登録し、買い手がつくまでに数日がかかる。次に、その買い手とやりとりをして、条件等が定まれば梱包及び発送する。そして、買い手のもとに商品が届き、買い手が受取通知を行うことで、売り手は、商品代金を自分の口座で受け取るための振込申請が可能となる。
このような取引が普及している背景としては、物を所有し続けるのではなく、必要に応じて手放し、又は手に入れることの合理性が広く認識されていることが挙げられるとともに、少額の現金需要が満たされていないことがより直接的な理由として考えられる。少額の現金需要がすみやかに満たされることで、多くの人々に何か新たな一歩を踏み出すための機会をきめ細やかに与え得るところ、これまでの二次流通サービスでは、物が必要なくなってから現金化できるまでに数週間単位のずれがあった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、所有物を二次流通させるための装置、方法、及びそのためのプログラムにおいて、ユーザーによる当該所有物の売却又は譲渡の希望の意思表示から現金化までのずれを大幅に低減させることにある。
このような目的を達成するために、本発明の第1の態様は、所有物を二次流通させるための方法であって、前記所有物の所有者の端末から、前記所有物の属性情報を受信するステップと、前記属性情報に基づいて、前記所有物の対価を算定するステップと、前記対価を前記端末に通知する対価情報を送信するステップと、前記対価情報に基づいて前記端末に表示される対価に対する前記所有者の反応を表す反応情報を受信するステップと、前記反応情報に基づいて、前記反応が肯定的である場合に、前記所有者に前記対価を関連づけるステップとを含むことを特徴とする。
また、本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記属性情報は、前記所有物のブランド、カテゴリ及びコンディションのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする。
また、本発明の第3の態様は、第1又は第2の態様において、前記属性情報は、前記所有物の写真を含むことを特徴とする。
また、本発明の第4の態様は、第1の態様において、前記属性情報は、前記所有物の写真及びカテゴリ又はブランドを含み、前記写真を解析して前記カテゴリ又は前記ブランドを検証することを特徴とする。
また、本発明の第5の態様は、第4の態様において、前記検証結果に誤りがある場合に、前記端末において入力された前記カテゴリ又は前記ブランドの確認を求める確認通知を送信することを特徴とする。
また、本発明の第6の態様は、第4又は第5の態様において、前記検証結果に誤りがある場合に、前記属性情報に基づく対価の算定は行わないことを特徴とする。
また、本発明の第7の態様は、第1から第6のいずれかの態様において、前記対価は、さまざまな品物の二次流通価格を参照可能な価格データベースから前記所有物の二次流通価格を取得し、前記二次流通価格に所定の率を乗じて算定することを特徴とする。
また、本発明の第8の態様は、第7の態様において、前記所定の率は、5割未満であることを特徴とする。
また、本発明の第9の態様は、第1から第6のいずれかの態様において、前記対価は、日本円換算で4桁から5桁の範囲であることを特徴とする。
また、本発明の第10の態様は、第1から第9のいずれかの態様において、前記反応情報は、前記所有物を売却する旨の意思表示を表すことを特徴とする。
また、本発明の第11の態様は、第10の態様において、前記反応情報は、前記所有者のID及び前記所有物のIDを含むURLに対して送信される、前記所有者が前記所有物を売却する旨の意思表示を行った時刻を含むことを特徴とする。
また、本発明の第12の態様は、第11の態様において、前記時刻が記憶されたことにより、前記所有者に前記対価が関連づけられることを特徴とする。
また、本発明の第13の態様は、第11の態様において、前記時刻が記憶されたことに応じて前記所有者と対価残高との対応づけに前記対価が加算されることにより、前記所有者に前記対価が関連づけられることを特徴とする。
また、本発明の第14の態様は、第1から第13のいずれかの態様において、前記対価が関連づけられたら直ちに前記所有者の口座への振込を可能とすることを特徴とする。
また、本発明の第15の態様は、第10の態様において、前記反応情報は、所定の期間の間、取消可能であることを特徴とする。
また、本発明の第16の態様は、第15の態様において、前記所定の期間内に取り消された場合、前記対価に所定の率を乗じて算定される取消料を発生させることを特徴とする
また、本発明の第17の態様は、第1から第16のいずれかの態様において、前記反応が肯定的である場合に、前記所有物を売却した第三者に対する配送先を示す配送先情報を前記所有物に関連づけることを特徴とする。
また、本発明の第18の態様は、第1から第17のいずれかの態様において、所有物の取引履歴に基づいて各ユーザーにスコアを付与することを特徴とする。
また、本発明の第19の態様は、コンピュータに、所有物を二次流通させるための方法を実行させるためのプログラムであって、前記方法は、前記所有物の所有者の端末から、前記所有物の属性情報を受信するステップと、前記属性情報に基づいて、前記所有物の対価を算定するステップと、前記対価を前記端末に通知する対価情報を送信するステップと、前記対価情報に基づいて前記端末に表示される対価に対する前記所有者の反応を表す反応情報を受信するステップと、前記反応情報に基づいて、前記反応が肯定的である場合に、前記所有者に前記対価を関連づけるステップとを含むことを特徴とする。
また、本発明の第20の態様は、所有物を二次流通させるための装置であって、前記所有物の所有者の端末から、前記所有物の属性情報を受信し、前記属性情報に基づいて、前記所有物の対価を算定し、前記対価を前記端末に通知する対価情報を送信し、前記対価情報に基づいて前記端末に表示される対価に対する前記所有者の反応を表す反応情報を受信し、前記反応情報に基づいて、前記反応が肯定的である場合に、前記所有者に前記対価を関連づけることを特徴とする。
本発明の一態様によれば、ユーザーがその品物の売却又は譲渡の希望の意思表示をしてから、当該品物が購入者によって受け取られたことを待つことなく、当該品物の売却の対価が当該ユーザーに関連づけられたらすみやかに当該ユーザーの口座への振込みを可能とすることによって、ユーザーによる売却希望の意思表示から現金化までのずれを大幅に低減させることができる。
本発明の第1の実施形態にかかる装置を示す図である。 本発明の第1の実施形態にかかる方法の流れ図である。 本発明の第1の実施形態にかかるアイテムの属性情報を選択するための画面を示す図である。 本発明の第1の実施形態にかかるアイテムの撮影画面を示す図である。 本発明の第1の実施形態にかかるアイテムの対価算定画面を示す図である。 本発明の第1の実施形態にかかるアイテムの対価表示画面を示す図である。 本発明の第1の実施形態にかかる対価のユーザーとの関連づけの結果を示す画面である。 本発明の第1の実施形態にかかる付与可能な対価のゲージを示す図である。 本発明の第2の実施形態にかかる取引の取消画面を示す図である。 本発明の第3の実施形態にかかるユーザースコアの表示画面を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1に、本発明の第1の実施形態にかかる装置を示し、図2に、本発明の第1の実施形態にかかる方法の流れ図を示す。当該方法は、所有物の二次流通を望む所有者の端末110との間でデータの送受信を行い、当該所有物の対価の算定等を行う、当該端末110とネットワークを介して通信可能な装置120において行われるものである。当該装置120は、通信インターフェースなどの通信部121と、プロセッサ、CPU等の処理部122と、メモリ、ハードディスク等の記憶装置又は記憶媒体を含む記憶部123とを備え、後述する各処理を行うための所定のプログラムを実行することによって構成することができ、当該装置120は1又は複数のサーバを含むことがあり、また当該プログラムは1又は複数のプログラムを含むことがあり、また、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記録して非一過性のプログラムプロダクトとすることができる。所有者端末110は、スマートフォン、タブレット等の携帯端末を含む。
上記方法では、まず、サーバ120が、所有物(以下「アイテム」とも呼ぶ。)の所有者の端末110から、当該所有物の属性情報を受信する(S201)。属性情報としては、たとえば図3に示すように、品物のブランド、カテゴリ及びコンディションのうちの少なくとも1つを含む。また、属性情報として、図4のように撮影されたアイテムの写真を含んでもよい。属性情報として、さらにアイテムのサイズなどを含むこともできるが、ユーザーの負担を減らすためには、ユーザーに求める入力の数を抑えることも必要であり、サイズなどの詳細を属性情報に含めない方が好ましいことがある。
図5の例では、アイテムの撮影とともに属性情報を所有者端末110からサーバ120に送信して、サーバ120において、当該属性情報に基づいて、当該アイテムの対価の算定が行われる(S202)。属性情報は、たとえばJSON形式で所有者端末110からサーバ120に送信することができる。アイテムを撮影しても、属性情報に当該アイテムの写真を含ませないこともでき、含ませる場合においても、対価算定において写真自体は用いずに属性情報のその他の部分に基づいて行うこともできる。写真の撮影を属性情報の送信の契機としてのみ位置付けるような場合である。写真の撮影を送信の契機とすることは、ユーザーに対して、写真を撮影するだけで現金化できるというスピード感を与えることにつながる。
属性情報に写真が含まれる場合、当該写真を解析してユーザーが入力したアイテムのカテゴリ又はブランドを検証することが可能である。検証の結果、ユーザーが入力したカテゴリ又はブランドに誤りがあれば、サーバ120は、所有者端末110に対して入力されたカテゴリ又はブランドの確認を求める確認通知を送信してもよい。誤りがあるときに確認通知を送信することに加えて、あるいはその代わりに、検証結果に誤りがある属性情報に基づく対価算定は行わないようにしてもよい。画像解析を挟むことによって、買取り対象のアイテムの属性情報の入力精度を高めることが可能となり、このことは、査定の精度を高める。カテゴリのみ又はブランドのみについて検証を行うことによっても、属性情報の精度向上が得られる。
対価算定は、たとえば、さまざまな品物の二次流通価格を参照可能な価格データベース(不図示)から、当該アイテムの二次流通価格を取得し、これに所定の率を乗じて行うことができる。所定の率は、たとえば5割未満であり、4割、3割等が考えられる。価格データベースの参照には、二次流通価格を取得するために必要な引数、たとえばブランド、カテゴリ及びコンディションといった属性情報を与えることによって行う。上記所定の率は、全アイテムにわたり一律としてもよく、また、アイテムの種類、状態等に応じて定めてもよい。後述するように、本発明の性質上、算定される対価は、日本円では4桁から5桁の範囲であることが好ましく、必要に応じて、たとえば、2万円から3万円の範囲の上限値を定めてもよい。
サーバ120が属性情報を受け取ると、記憶部123又はサーバ120からネットワークを介してアクセス可能な記憶装置又は記憶媒体に記憶されるアイテムテーブル又は品物テーブル123−1に新たなレコードが作成され、受け取った属性情報毎にアイテムID又は品物IDが割り振られる。各レコードは、アイテムID及びユーザーIDに加えて、アイテムの登録時刻、属性情報に含まれていたブランドID、カテゴリID、コンディション、後述する取引の取消期限、レコードの最終変更時刻等の少なくとも一部を含む。算定された対価を当該アイテムテーブル123−1のレコードが有するようにしてもよく、またアイテムIDと対価との対応づけを保持する対価テーブル123−2を作成してもよい。
次いで、算定された対価を表す対価情報が、サーバ120から所有者端末110に送信される(S203)。対価情報は、対価に加えて、アイテムID、当該アイテムの属性情報等を含んでもよく、たとえばJSON形式でサーバ120から所有者端末110に送信することができる。
図6は、サーバ120において算定された対価を所有者端末110の表示画面に表示する画面を示しており、たとえばJSON形式で受信した対価情報をプログラミング言語Swiftで取り扱える形式に変換して、ポップアップ画面に算定された対価を表示することができる。図6では、ポップアップ画面としているが、ポップアップ画面ではなく、図5から次の画面に遷移させて、当該画面で対価を表示してもよい。いずれにしても、対価表示画面では、「売却する」「売却しない」などの選択肢を提示し、表示された対価に対してユーザーが肯定的な反応又は否定的な反応を示すことを可能とする。
サーバ120は、ユーザーが表示された対価に対して示した反応を表す反応情報を受信し(S204)、「売却する」等の肯定的な反応が示された場合、当該肯定的な反応が必要に応じてユーザーID及びアイテムIDと共にサーバ120に送信され、サーバ120では、当該アイテムの対価がユーザーに関連づけられて、当該サーバ120の記憶部123又は当該サーバ120からネットワークを介してアクセス可能な記憶装置又は記憶媒体に記憶される(S205)。対価は、ユーザーに直接関連づける以外に、ユーザーによって指定された受取人に関連づけることもある。
肯定的な反応を示す反応情報は、たとえば、当該反応が示された時刻とすることができ、より具体的には、たとえば、
https://api.xxxx.jp/users/ユーザID/items/アイテムID
といったURLに対して肯定的な反応が示された時刻、換言すれば取引が成立した時刻を送信することによって、反応情報を所有者端末110からサーバ120に伝えることができる。サーバ120では、受信した時刻をアイテムテーブル123−1のレコード内に記憶することができる。
図7は、「キャッシュ」と呼ばれる対価を「ウォレット」という名称の下で所有者端末110で表示可能とする一例である。たとえば、サーバ120において、肯定的な反応を示す反応情報が記憶された後、ユーザーIDと対価残高との対応づけを保持する残高テーブル123−3に当該反応情報に対応する対価を加算し、所有者端末110においては、サーバ120において反応情報の記憶が成功したことを受信して「ウォレット」に「キャッシュ」が追加されたことを表示することができる。反応情報の記憶の成功は、たとえば、サーバ120から返ってくるHTTPステータスコードによって判定してもよい。
肯定的な反応を示す反応情報の記憶を当該ユーザーへの対価の関連づけとみてもよく、また、残高テーブル123−3への加算を当該ユーザーへの対価の関連づけとみてもよい。一日に関連づけ乃至付与が可能な金額の上限を定め、全ユーザーへの対価の合計又は上限と当該合計との差を記憶部123又はサーバ120からネットワークを介してアクセス可能な記憶装置又は記憶媒体に記憶して、たとえば図8のように所有者端末110においてゲージ800として表示することができる。
当該ユーザーに関連づけられた対価は、品物をユーザーが発送して受け取られたことを待つことなく、関連づけられたら直ちに当該ユーザーへの振込申請を可能としてよい。具体的には、肯定的な反応を示す反応情報が記憶されたら、あるいは残高テーブル123−3への加算がなされたら、直ちにユーザーの口座への振込みを可能としてよい。初回の振込申請時には、本人確認を求めるのが適当な場合もある。
このように、本方法では、ユーザーがアイテムの売却希望の意思表示を対価に対する肯定的な反応によって示してから現金化までのずれを大幅に低減するが、ユーザーについての情報として、たとえば電話番号のみなど、限られたものしか要求しない。これは、ユーザーがアイテムを配送せずに現金を受け取ったままとなってしまうケースを生じさせるものの、このようなケースは、少額の取引を多数行うことによって統計的に予測可能な割合に収まることとなる。正常な取引とこうした不正な取引との割合に応じて、対価算定における二次流通価格に乗じる所定の率を定めることで、損益を適正な水準としつつ、即金性の確保が可能となる。
なお、本明細書においては、「××のみに基づいて」、「××のみに応じて」、「××のみの場合」というように「のみ」との記載がなければ、付加的な情報も考慮し得ることが想定されていることに留意されたい。
(第2の実施形態)
図9に、本発明の第2の実施形態にかかる方法による表示画面を示す。第2の実施形態にかかる方法では、たとえば二か月、三か月、四か月等、取消可能期間を定め、ユーザーがアイテムを売却した取引の取り消しを可能とする。ユーザーが「取り消さない」を選択すれば、サーバ120は、当該アイテムの配送手続へと処理を進め、「取り消す」を選択すれば、サーバ120は、取り消しに伴うキャンセル料の支払い手続へと処理を進める。たとえば、当該取引による対価の20%、25%、30%等のキャンセル料を設定してもよい。
取消可能期間内にユーザーが「取り消さない」又は「取り消す」の選択を行わない場合、「取り消す」の選択を行ったものとみなしてもよいし、または「取り消さない」の選択を行ったものとみなしてもよく、あるいは、正常な取引を行わないユーザーとして以後の取引を不可としてもよい。また、そのまま取消可能期間を途過したまま表示しておくことも考えられる。
(第3の実施形態)
図10に、本発明の第3の実施形態にかかる方法による表示画面を示す。サーバ120は、取引履歴に基づいて、各ユーザーにスコア1000を付与する。付与されたスコア1000は、所有者端末110に送信され、図10に示すように表示することができる。一例として、ユーザーがアイテムの売却にあたり入力したコンディションが、実際に配送されたアイテムのコンディションよりも劣っている場合、ユーザーの評価を下げることができる。また、カテゴリ又はブランドについても実際のアイテムのカテゴリ又はブランドと異なる場合、ユーザーの評価を下げることができる。写真の解析に基づく確認通知を送信したにも関わらず異なる場合には、そうでない場合に比較して評価を大きく下げることが好ましい。また、アイテムの配送に遅延がある場合、ユーザーの評価を下げることができる。
このような場合、正常な取引を行わないユーザーとして取引を不可にするまでには至らないものの、取引の質をスコア化することによって、属性情報に合致するアイテムが所定の期間に配送される正常な取引の割合を増加させることができ、さらに、各ユーザーのスコア1000に応じて機能上の制約を課すことによって、一層正常な取引の割合を増加させることができる。
(第4の実施形態)
上述の実施形態では、売却されたアイテムは、本発明にかかる二次流通サービスの提供事業者が管理する宛先に配送されるものであるところ、本実施形態では、当該事業者は、望ましくは買い取った品物をユーザーから受け取る前に、当該品物を第三者に販売し、当該ユーザーによる配送の宛先として、当該第三者が管理する宛先をたとえばアイテムテーブル123−1又はその他のテーブルに前記品物又は取引と関連づけて記憶する。第三者への販売によって、当該品物の配送先が定まる。
サーバ120は、当該ユーザーの所有者端末110に対し、当該配送先を示す配送先情報を送信して、ユーザーにおいて受け取った配送先に発送をしてもよいが、ユーザーは所有者端末110において集荷依頼をすることもできる。この際、サーバ120は、決定された第三者の配送先を示す配送先情報を集荷業者のサーバ又は装置(不図示)に通知してもよい。
110 所有者端末
120 装置
121 通信部
122 処理部
123 記憶部
123−1 アイテムテーブル
123−2 対価テーブル
123−3 残高テーブル
800 ゲージ
1000 ユーザースコア

Claims (20)

  1. 所有物を二次流通させるための方法であって、
    前記所有物の所有者の端末から、前記所有物の属性情報を受信するステップと、
    前記属性情報に基づいて、前記所有物の対価を算定するステップと、
    前記対価を前記端末に通知する対価情報を送信するステップと、
    前記対価情報に基づいて前記端末に表示される対価に対する前記所有者の反応を表す反応情報を受信するステップと、
    前記反応情報に基づいて、前記反応が肯定的である場合に、前記所有者に前記対価を関連づけるステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記属性情報は、前記所有物のブランド、カテゴリ及びコンディションのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記属性情報は、前記所有物の写真を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記属性情報は、前記所有物の写真及びカテゴリ又はブランドを含み、
    前記写真を解析して前記カテゴリ又は前記ブランドを検証することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記検証結果に誤りがある場合に、前記端末において入力された前記カテゴリ又は前記ブランドの確認を求める確認通知を送信することを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記検証結果に誤りがある場合に、前記属性情報に基づく対価の算定は行わないことを特徴とする請求項4又は5に記載の方法。
  7. 前記対価は、さまざまな品物の二次流通価格を参照可能な価格データベースから前記所有物の二次流通価格を取得し、前記二次流通価格に所定の率を乗じて算定することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の方法。
  8. 前記所定の率は、5割未満であることを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 前記対価は、日本円換算で4桁から5桁の範囲であることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の方法。
  10. 前記反応情報は、前記所有物を売却する旨の意思表示を表すことを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の方法。
  11. 前記反応情報は、前記所有者のID及び前記所有物のIDを含むURLに対して送信される、前記所有者が前記所有物を売却する旨の意思表示を行った時刻を含むことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 前記時刻が記憶されたことにより、前記所有者に前記対価が関連づけられることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 前記時刻が記憶されたことに応じて前記所有者と対価残高との対応づけに前記対価が加算されることにより、前記所有者に前記対価が関連づけられることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  14. 前記対価が関連づけられたら直ちに前記所有者の口座への振込を可能とすることを特徴とする請求項1から13のいずれかに記載の方法。
  15. 前記反応情報は、所定の期間の間、取消可能であることを特徴とする請求項10に記載の方法。
  16. 前記所定の期間内に取り消された場合、前記対価に所定の率を乗じて算定される取消料を発生させることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 前記反応が肯定的である場合に、前記所有物を売却した第三者に対する配送先を示す配送先情報を前記所有物に関連づけることを特徴とする請求項1から16のいずれかに記載の方法。
  18. 所有物の取引履歴に基づいて各ユーザーにスコアを付与することを特徴とする請求項1から17のいずれかに記載の方法。
  19. コンピュータに、所有物を二次流通させるための方法を実行させるためのプログラムであって、前記方法は、
    前記所有物の所有者の端末から、前記所有物の属性情報を受信するステップと、
    前記属性情報に基づいて、前記所有物の対価を算定するステップと、
    前記対価を前記端末に通知する対価情報を送信するステップと、
    前記対価情報に基づいて前記端末に表示される対価に対する前記所有者の反応を表す反応情報を受信するステップと、
    前記反応情報に基づいて、前記反応が肯定的である場合に、前記所有者に前記対価を関連づけるステップと
    を含むことを特徴とするプログラム。
  20. 所有物を二次流通させるための装置であって、
    前記所有物の所有者の端末から、前記所有物の属性情報を受信し、
    前記属性情報に基づいて、前記所有物の対価を算定し、
    前記対価を前記端末に通知する対価情報を送信し、
    前記対価情報に基づいて前記端末に表示される対価に対する前記所有者の反応を表す反応情報を受信し、
    前記反応情報に基づいて、前記反応が肯定的である場合に、前記所有者に前記対価を関連づけることを特徴とする装置。
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