JP2018040642A - 移動体の認識装置及び認識方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】静止体を移動体として誤認識することを抑制する移動体の認識装置及び認識方法を提供する。【解決手段】測域センサを用いて移動体を認識する前記移動体の認識装置であって、前記測域センサが計測した複数の計測点のうち、前記計測点間の距離が所定の範囲内である計測点を同一のグループとしてグループ化するグループ化処理部と、異なる時刻においてグループ化された各グループの形状に基づいて、当該異なる時刻のグループ対を同一物体として対応付ける同定判定部と、前記同一物体として対応付けられた複数の異なる時刻のグループ対間の移動ベクトルに基づいて、当該グループ対が移動体であるか否かをする判定する移動体判定部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、移動体の認識装置及び認識方法に関する。
測域センサは、周囲の形状を、センサからの距離として計測するセンサであり、レーザレーダやToFカメラ、Flush LiDARなどがある。
特許文献1には、レーザレーダを用いて自車両に対する他車両などの移動体を認識する移動物検出装置が記載されている。特許文献1に記載の移動物検出装置では、レーザレーダにより観測された観測点のうち、距離が所定値以下に接近している複数の観測点を連結体としてグループ化する。そして、移動物検出装置は、そのグループ化された連結体の大きさや位置が時間変化する場合には、その連結体が移動体であるとして認識する。換言すれば、グループ化された連結体の大きさや位置が時間変化しない場合には、その連結体は静止している物体(以下、「静止体」という。)として認識されることになる。
特許第4561346号公報
しかしながら、レーザレーダ等の光学的な測域センサが搭載された自車両が走行中である場合には、静止体であっても、測域センサにより観測される観測点の範囲、すなわち連結体の大きさは時間変化してしまう。したがって、特許文献1に記載の移動物検出装置は、自車両が走行中である場合には、静止体を移動体として誤認識してしまう場合がある。ここで、測域センサとは、レーザレーダやToFカメラ、Flush LiDAR等を含む、もしくは、光学的な測域センサであり、レーダや超音波センサは含まれない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、静止体を移動体として誤認識することを抑制する移動体の認識装置及び認識方法を提供することである。
本発明の一態様は、測域センサを用いて移動体を認識する前記移動体の認識装置であって、前記測域センサが計測した複数の計測点のうち、前記計測点間の距離が所定の範囲内である計測点を同一のグループとしてグループ化するグループ化処理部と、異なる時刻においてグループ化された各グループの形状に基づいて、当該異なる時刻のグループ対を同一物体として対応付ける同定判定部と、前記同一物体として対応付けられた複数の異なる時刻のグループ対間の移動ベクトルに基づいて、当該グループ対が移動体であるか否かを判定する移動体判定部と、を備える移動体の認識装置である。
本発明の一態様は、上述の認識装置であって、前記移動体判定部は、前記移動ベクトルに基づいて算出される前記グループ対間の移動ベクトル変化に基づいて、当該グループ対を移動体の候補であるか否かを判定する移動体候補判定部と、前記候補の中から、前記移動体として認識する前記グループ対を決定する移動体決定部と、を備える。
本発明の一態様は、上述の認識装置であって、前記移動体候補判定部は、前記移動ベクトル変化の判定において、前記グループ対間の速度の差が第2閾値以下の場合に移動体の候補であると判定する。
本発明の一態様は、上述の認識装置であって、前記移動体決定部は、前記候補として選択されたグループ対における現在の移動速度と過去の移動速度の平均値との差を示す速度差分値が第3閾値以下であるか否かを所定間隔毎に判定する速度判定部と、最新の対応づけたグループ対が前記移動体候補判定部で移動体の候補であると判定された場合には、カウント値をカウントするカウント部と、前記速度差分値が第3閾値以下であり、且つ前記カウント値が第4閾値を超えた前記グループ対を前記移動体として認識する移動体認識部と、を備える。
本発明の一態様は、上述の認識装置であって、前記移動体候補判定部は、走行中の車両が前記移動体として認識される場合には、更に、前記移動ベクトルの方向が前記車両の形状の長手方向と略同一であるか否かを判定し、前記移動ベクトルの方向が前記車両の形状の長手方向と略同一でない場合には、当該グループ対を移動体の候補として選択しない。
本発明の一態様は、上述の認識装置であって、前記移動体決定部は、さらに、前記候補として選択されたグループ対における移動速度が第5の閾値以上であることを、前記移動体として認識する条件とする。
本発明の一態様は、測域センサを用いて移動体を認識する前記移動体の認識方法であって、前記測域センサが計測した複数の計測点のうち、前記計測点間の距離が第1の範囲内である計測点を同一のグループとしてグループ化する工程と、異なる時刻においてグループ化された各グループの形状に基づいて、当該異なる時刻のグループ対を同一物体として対応付ける工程と、前記同一物体として対応付けられた複数の異なる時刻のグループ対間の移動ベクトルに基づいて、当該グループ対が移動体であるか否かをする判定する工程と、を含む移動体の認識方法である。
以上説明したように、本発明によれば、静止体を移動体として誤認識することを抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る認識装置1の概略構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るグループ化処理部31によりグループ化された計測点を示す図である。 本発明の一実施形態に係る輪郭形状抽出部32により各グループから抽出した輪郭形状を示す図である。 本発明の一実施形態に係る直線抽出部33により抽出された各グループの直線部分(特徴形状)を示す図である。 本発明の一実施形態に係る形状判定部34により抽出された各グループのI型直線部又はL型直線部分を示す図である。 本発明の一実施形態に係る移動体候補条件について説明する図である。 本発明の一実施形態に係る移動体決定部41の概略構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る認識装置1の移動体の認識方法の流れを示す図である。 本発明の一実施形態に係る認識装置1の効果を説明する図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。なお、図面において、同一又は類似の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省く場合がある。また、図面における要素の形状及び大きさなどはより明確な説明のために誇張されることがある。
図1は、本発明の一実施形態に係る認識装置1の概略構成の一例を示す図である。例えば、認識装置1は、車両に搭載され、その搭載された車両(以下、「自車両」という。)に対する他車両などの移動体を認識する。
図1に示すように、認識装置1は、測域センサ2及び信号処理部3を備える。
測域センサ2は、例えばレーザレーダの場合、測定範囲に対してレーザ光を水平方向及び垂直方向に走査し、そのレーザ光の反射光から当該測定範囲内における複数の計測点の三次元座標値を取得する。例えば、測域センサ2は、例えば上下左右に面上にスキャンする三次元レーザレーダである場合について説明するが、これに限定されず、線状にスキャンする二次元レーザレーダであってもよい。
信号処理部3は、グループ化処理部31、輪郭形状抽出部32、直線抽出部33、形状判定部34、座標変換部35、位置推定部36、位置判定部37、同定判定部38及び移動体判定部39を備える。
グループ化処理部31は、測域センサ2が計測した複数の計測点のうち、その計測点間の距離が近い計測点を同一のグループとしてグループ化する。図2は、本発明の一実施形態に係るグループ化処理部31によりグループ化された計測点を示す図である。図2に示すように、例えば、グループ化処理部31は、測域センサ2が計測した複数の計測点のうち、その計測点間の距離が所定範囲(第1の範囲)内である計測点を同一のグループとしてグループ化する。ここで、グループ化処理部31は、その計測点間の距離が第1の範囲である各計測点をつなぎ合わせることで、グループを生成する。
輪郭形状抽出部32は、グループ化処理部31で生成されたグループに対して、俯瞰視点での平面図で見た場合の二次元の輪郭形状をグループ毎に抽出する。図3は、本発明の一実施形態に係る輪郭形状抽出部32により各グループから抽出した輪郭形状を示す図である。図3に示すように、輪郭形状抽出部32は、各グループを構成する計測点の集合(図2)から、外側の計測点だけを取り出して二次元の輪郭形状をグループ毎に抽出する。
直線抽出部33は、輪郭形状抽出部32により抽出された各グループの輪郭形状のうち、直線部分を特徴形状として抽出する。図4は、本発明の一実施形態に係る直線抽出部33により抽出された各グループの直線部分(特徴形状)を示す図である。
形状判定部34は、直線抽出部33に抽出された各グループの特徴形状の大きさ及び位置関係に基づいて、その直線部分がI字状に形成されたI型直線部分か、L字状に形成されたL型直線部分かのいずれかであるかを判定する。このI型直線部分は、一の直線だけで構成される。一方、L型直線部分は、略直交する二の直線から構成される。図5は、本発明の一実施形態に係る形状判定部34により抽出された各グループのI型直線部又はL型直線部分を示す図である。
形状判定部34は、抽出した直線部分がI型直線部分であると判定したグループに対しては、そのグループのI型直線部分と、そのI型直線部分の端点(図5に示す△)と、を抽出する。I型直線部分の端点とは、測域センサ2の計測距離が短い方の端点である。すなわち、形状判定部34は、I型直線部分の二の端点のうち、測域センサ2との距離が短い方の端点を抽出する。
一方、形状判定部34は、抽出した直線部分がL型直線部分であると判定したグループに対しては、そのグループのL型直線部分と、そのL型直線部分の屈曲点(図5に示す◇)と、を抽出する。
座標変換部35は、自車両の位置を原点とする座標系で処理していた上記計測点の位置を、固定座標系に変換する。これにより、形状判定部34により現在抽出された各グループの計測点の位置と、形状判定部34により過去に抽出された各グループの計測点との突合せが可能にする。
位置推定部36は、過去の異なる時刻においてグループ化されたグループ(以下、「過去のグループ」という。)が現在の時刻において到達する位置(以下、「現在位置」という。)を推定する。例えば、位置推定部36は、異なる時刻の過去の時刻において形状判定部34により判定された直線部分(I型又はL型直線部分)を有する各過去のグループの現在位置を、例えば、等速直線運動等の単純な運動モデルで推定する。このように、位置推定部36は、過去の時刻において抽出された直線部分を有する各過去のグループの現在位置を推定する。
位置判定部37は、現在の時刻においてグループ化されたグループ(以下、「現在のグループ」という。)の位置と、位置推定部36により推定された過去のグループの現在位置との距離が、所定の範囲(第2の範囲)内であるか否かを判定する。例えば、位置判定部37は、現在の時刻において抽出されたI型又はL型直線部分を有する現在のグループの位置を基準とした第2の範囲内に、位置推定部36で推定された過去のグループの現在位置が存在するか否を判定する。
同定判定部38は、異なる時刻においてグループ化された各グループの直線部分を用いて、当該異なる時刻のグループ対が同一物体か否かの判定を行う。具体的には、同定判定部38は、位置判定部37により、現在のグループの位置と推定された過去のグループの現在位置との距離が第2の範囲内であると判定された場合には、当該現在のグループと当該過去のグループとのグループ対を抽出する。そして、同定判定部38は、抽出したグループ対が同一物体か否かの判定を行う。
同定判定部38は、抽出したグループ対の中で、直線部分間の距離が所定の距離閾値Lth以下である場合又は直線部分間の方位差が所定の方位差閾値θth以下である場合には、その直線部分を有するグループ対を同一物体として対応付けることで同定する。なお、距離閾値Lthと方位差閾値θthとは同一の閾値でもよいし、互いに異なる閾値であってもよい。ここで、例えば、直線部分間の距離とは、(1)L型直線部分の屈曲点間の距離、(2)L型直線部分の屈曲点とL型又はI型直線部分の端点との距離、(3)L型又はI型直線部分を構成する直線の中心点間の距離、及び、(4)L型又はI型直線部分を構成する直線の端点間の距離、の少なくともいずれか一つである。
移動体判定部39は、同一物体として対応付けられたグループ対間の移動ベクトルに基づいて、そのグループ対が移動体であるか否かを判定する。そして、移動体判定部39は、そのグループ対が移動体であると判定した場合には、そのグループ対が移動体であると認識する。これにより、時刻t−1において計測されたグループG(t−1)と、時刻tにおいて計測されたグループG(t)とからなるグループ対が同一物体であると認識された場合には、その物体が時刻t−1においてグループG(t−1)の位置に存在し、時刻tにおいてはG(t)の位置に存在していたことになる。
以下に、移動体判定部39の概略構成の一例について、説明する。
図1に示すように、移動体判定部39は、移動体候補判定部40及び移動体決定部41を備える。移動体候補判定部40は、同一物体として対応付けられたグループ対が、移動体らしさに基づく移動体候補条件を全て満たすか否かを所定間隔毎に実施する。そして、移動体候補判定部40は、同一物体として対応付けられたグループ対が、移動体候補条件を全て満たす場合には、そのグループ対を移動体の候補とする。以下に、移動体候補条件である第1の条件から第3の条件を列挙する。この移動体候補条件は、複数の異なる時刻のグループ対間の移動ベクトルに基づいて設定されている。
・グループ対の間の移動ベクトルの絶対値が第1閾値以上であること(第1の条件)。
・グループ対の間の移動速度のズレが第2閾値以下であること(第2の条件)。
・グループ対の間の移動ベクトルの方向が他車両の形状の長手方向と略同一であること(第3の条件)。
以下に、図6を用いて、本発明の一実施形態に係る移動体候補条件について説明する。図6は、本発明の一実施形態に係る移動体候補条件について説明する図である。
図6に示すように、例えば、移動ベクトルGは、同一物体として対応付けられた、時刻t−2において計測されたグループGと、時刻t−1において計測されたグループGとの間において、物体がグループGからグループGに移動するベクトルである。
また、移動ベクトルGは、同一物体として対応付けられた、時刻t−1において計測されたグループGと、時刻tにおいて計測されたグループGとの間において、物体がグループGからグループGに移動するベクトルである。
図6に示すように、移動体候補判定部40は、グループ対間のグループGとグループGとにおいて、移動ベクトルGの絶対値が、第1閾値以上である場合には、第1の条件を満たすと判定する。また、移動体候補判定部40は、グループ対間のグループGとグループGとにおいて、移動ベクトルGの絶対値が、第1閾値以上である場合には、第1の条件が成立したと判定する。
また、第2の条件において、グループ対の間の移動速度のズレとは、同一物体として対応付けられた各グループ対間における移動速度のズレを示す。すなわち、図6に示す例では、移動速度のズレは、移動ベクトルGに基づいて算出される移動速度と、移動ベクトルGに基づいて算出される移動速度との差である。したがって、例えば、移動体候補判定部40は、移動速度の差が第2閾値以下であれば、第2の条件が成立したと判定する。
また、第3の条件は、走行中の車両が移動体として認識されることを想定している場合に用いられる条件である。すなわち、第3の条件は、認識装置1の認識対象が走行中の車両である場合に用いられる。
ここで、車両の移動方向は、車両形状の長手方向に限定される。したがって、例えば、移動体候補判定部40は、時刻t−1において、移動ベクトルGの方向が車両の形状の長手方向と略同一であるか否かを判定し、移動ベクトルGの方向が車両の形状の長手方向と略同一である場合には、第3の条件が成立したと判定する。また、移動体候補判定部40は、時刻tにおいては、移動ベクトルGの方向が車両の形状の長手方向と略同一であるか否かを判定し、移動ベクトルGの方向が車両の形状の長手方向と略同一である場合には、第3の条件が成立したと判定する。なお、グループの形状がL型直線部分である場合には、車両の形状の長手方向とは、二の直線の中で長い方の直線の方向である。一方、グループの形状がI型直線部分である場合には、車両の形状の長手方向とは、一の直線の方向である。
上述したように、移動体候補判定部40は、移動ベクトルに基づいて算出されるグループ対間の移動ベクトルの変化に基づいて、当該グループ対を移動体の候補であるか否かを判定する。なお、本実施形態では、移動体判定部39は、グループ対の移動ベクトルG及び移動ベクトルGに基づいて、そのグループ対が移動であるか否かについて説明したが、これに限定されない。すなわち、移動体判定部39は、グループ対において二以上の移動ベクトルに基づいて、そのグループ対が移動であるか否かについて判定してもよい。したがって、移動体判定部39は、グループ対において複数の異なる時刻の移動ベクトルに基づいて、そのグループ対が移動であるか否かについて判定すればよい。この複数の異なる時刻とは、二以上の異なる時刻であればよい。
また、本実施形態では、移動体候補判定部40は、同一物体として対応付けられたグループ対が、移動体候補条件を全て満たすか否かについて説明したが、これに限定されず、第1の条件から第3の条件の少なくともいずれかに該当する場合には、そのグループ対を移動体の候補としてもよい。
次に、移動体決定部41について、説明する。移動体決定部41は、移動体候補判定部40により選択された移動体の候補の中から、移動体として認識するグループ対を決定する。図7は、本発明の一実施形態に係る移動体決定部41の概略構成の一例を示す図である。
図7に示すように、移動体決定部41は、速度判定部42、カウント部43及び移動体認識部44を備える。
速度判定部42は、移動体の候補に選択された各グループ対において、現在の移動速度(すなわち、最新の移動速度)と過去の移動速度の平均値と、の差(以下、「速度差分値」という。)の絶対値が第3閾値以下であるか否かを所定間隔毎に判定する。これは、移動体の速度変化は、短時間に大きく変化しないという特徴を用いている。すなわち、物体における時刻t−1での移動速度と、時刻tの時刻の移動速度との間で、大きな速度変化があった場合には、その物体は、移動体である可能性が低いことを意味する。なお、現在の移動速度とは、現在の速度ベクトルの長さを示し、過去の移動速度の平均値とは、過去の速度ベクトルの長さの平均値を示す。これらの移動速度は、移動ベクトルから算出することができる。なお、上記移動ベクトルは、所定時間あたりの移動量を示す。そのため、速度判定部42は、速度ベクトル(移動速度)に替えて移動ベクトルを用いて判定してもよい。なお、第3閾値は、固定値でも、過去の速度に比例する範囲(過去の速度平均の±50%など)でもよい。
カウント部43は、最新の対応づけたグループ対が移動体候補判定部40で移動体の候補であると判定された場合には、その判定されたグループのカウント値Nをカウントする。
移動体認識部44は、速度差分値が第3閾値以下であり、且つカウント値Nがカウント閾値Nth(第4閾値)を超えた場合には、そのカウント値Nのグループ対を移動体として認識する。すなわち、移動体認識部44は、カウント値Nがカウント閾値Nthを超えた場合には、そのカウント値Nのグループ対が示す物体が移動体であると認識する。
以下に、本発明の一実施形態に係る認識装置1の移動体の認識方法の流れを説明する。図8は、本発明の一実施形態に係る認識装置1の移動体の認識方法の流れを示す図である。
まず、グループ化処理部31は、測域センサ2が計測した複数の計測点の三次元座標値から、安定して認識可能な高さを有する計測点を高障害部として抽出する(ステップS101)。この安定して認識可能な高さを有する計測点とは、高さ方向の値が予め設定された値以上である計測点である。ただし、この処理は本発明において必須ではなく、例えば、測域センサ2が2次元のレーザレーダである場合には、省略可能である。
グループ化処理部31は、高障害部の計測点のうち、その計測点間の距離が所定範囲内である計測点をつなぎ合わせることで、グループを生成する(ステップS102)。
輪郭形状抽出部32は、グループ化処理部31で生成された各グループの外側の計測点だけを取り出すことで二次元の輪郭形状をグループ毎に抽出する(ステップS103)。
直線抽出部33は、輪郭形状抽出部32により抽出された各グループの輪郭形状のうち、直線部分を特徴形状として抽出する(ステップS104)。
形状判定部34は、直線抽出部33に抽出された各グループの特徴形状の大きさ及び位置関係に基づいて、その直線部分がI字状に形成されたI型直線部分か、L字状に形成されたL型直線部分かのいずれかであるかを判定する。
形状判定部34は、抽出した直線部分がI型直線部分であると判定したグループに対しては、そのグループのI型直線部分と、そのI型直線部分の端点と、を抽出する。I型直線部分の端点とは、測域センサ2の計測距離が短い方の端点である。すなわち、形状判定部34は、I型直線部分の二の端点のうち、測域センサ2との距離が短い方の端点を抽出する。一方、形状判定部34は、抽出した直線部分がL型直線部分であると判定したグループに対しては、そのグループのL型直線部分と、そのL型直線部分の屈曲点と、を抽出する(ステップS105)。
座標変換部35は、自車両の位置を原点とする座標系で処理していた上記計測点の位置を、固定座標系に変換する(ステップS106)。すなわち、座標変換部35は、抽出された直線部分を構成する計測点を、自車両の位置を原点とする座標系から固定座標系に変換する。
位置推定部36は、過去の時刻において形状判定部34により判定された直線部分(I型又はL型直線部分)を有する過去のグループの現在位置を、等速直線運動等の単純な運動モデルを用いて推定する(ステップS107)。
位置判定部37は、現在の時刻において抽出されたI型又はL型直線部分を有する現在のグループの位置を基準とした第2の範囲内に、位置推定部36で推定された過去のグループの現在位置が存在するか否かを判定する(ステップS108)。そして、同定判定部38は、その第2の範囲内に過去のグループが存在すると判定された場合には、その過去のグループと、第2の範囲の基準となった現在のグループとをグループ対として抽出する。
同定判定部38は、抽出したグループ対の中で、直線部分間の距離が距離閾値Lth以内であり、且つ直線部分間の方位差が方位差閾値θth以内である場合には、その直線部分を有するグループ対を同一物体として同定する。なお、同定判定部38は、抽出したグループ対の中で、直線部分間の距離が距離閾値Lth以内である場合、又は直線部分間の方位差が方位差閾値θth以内である場合のいずれかである場合に、その直線部分を有するグループ対を同一物体として同定してもよい。
例えば、同定判定部38は、抽出したグループ対が、以下に示す4つの条件のいずれかに該当するか否を判定し(ステップS109)、該当するならば、その直線部分を有するグループ対を同一物体として対応付けることで同定する(ステップS110)。
・過去のグループと現在のグループとが共にL型直線部分であって、そのL型直線部分の各屈曲点が距離閾値Lth以内であり、且つ、直線の方位差の絶対値が方位差閾値θth以内である。
・L型直線部の屈曲点と、L型又はI型の端点とが距離閾値Lth以内であり、且つ、直線の方位差の絶対値が方位差閾値θth以内である。
・L型又はI型直線部のそれぞれの中心点が距離閾値Lth以内であり、且つ、直線の方位差の絶対値が方位差閾値θth以内である。
・L型又はI型直線部のそれぞれの端点が距離閾値Lth以内であり、且つ、直線の方位差の絶対値が方位差閾値θth以内である。
移動体候補判定部40は、同一物体として対応付けられたグループ対が、移動体候補条件を全て満たすか否かを所定間隔毎に実施する(ステップS111)。そして、移動体候補判定部40は、同一物体として対応付けられたグループ対が、移動体候補条件を全て満たす場合には、そのグループ対を移動体の候補とする(ステップS112)。
速度判定部42は、移動体の候補に選択された各グループ対において、速度差分値の絶対値が第3閾値以下であるか否かを所定間隔毎に判定する(ステップS113)。カウント部43は、移動体の候補に選択された各グループ対において、速度差分値が第3閾値以下であると判定された場合には、その判定されたグループ対のカウント値Nを1カウントする(ステップS114)。このカウントは、カウントアップでもよいし、カウントダウンでもよい。
移動体認識部44は、各カウント値Nがカウント閾値Nthを超えたか否かを判定する(ステップS115)。移動体認識部44は、カウント値Nがカウント閾値Nthを超えた場合には、そのカウント値Nのグループ対を移動体として認識する(ステップS116)。
上述したように、本実施形態における移動体の認識装置1は、異なる時刻のグループ対を同一物体として対応付けた後、その同一の物体として対応付けられたグループ対間の移動ベクトルに基づいて、当該グループ対(物体)が移動体であるか否かを判定する。これにより、図9に示すように、自車両が走行しているため、路肩に停止している他車両(静止体)に対応するグループ(連結体)の大きさHが時間変化した場合(図9(a)→図9(b)→図9(c))でも、その静止体を移動体として誤認識することを抑制することができる。
また、上述の認識装置1は、グループ対間の移動ベクトルの絶対値が第1閾値以上であり、且つ移動ベクトルに基づいて算出されるグループ対間の移動速度の差が第2閾値以下である場合には、当該グループ対を移動体の候補として選択する。そして、認識装置1は、その候補の中から、移動体候補条件を満たすグループ対をグループ対の現在の移動速度と過去の移動速度の平均値との差である速度差分値が第3閾値以下であるか否かを所定間隔毎に判定する。これにより、更に静止体を移動体として誤認識することを抑制することができる。
なお、本実施形態では、認識装置1を車両に搭載する場合について説明したが、これに限定されない。例えば、認識装置1を移動ロボットに搭載してもよい。これにより、その移動ロボットが事前に与えられた経路に沿って自動で走行する場合において、認識装置1は、移動ロボットの周囲の移動体を確実に認識することができる。そのため、移動ロボットは、認識装置1の認識結果を用いることで、周囲の移動物を自動で回避することができる。
なお、本実施形態において、移動体決定部41は、さらに、候補として選択されたグループ対における移動速度が第5の閾値以上であることを、移動体として認識する条件としてもよい。この移動速度は、グループ対における平均移動速度でもよいし、最新移動速度でもよいし、その両方を用いてもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1 認識装置
2 測域センサ
3 信号処理部
31 グループ化処理部
32 輪郭形状抽出部
33 直線抽出部
34 形状判定部
35 座標変換部
36 位置推定部
37 位置判定部
38 同定判定部
39 移動体判定部
40 移動体候補判定部
41 移動体決定部
42 速度判定部
43 カウント部
44 移動体認識部

Claims (7)

  1. 測域センサを用いて移動体を認識する前記移動体の認識装置であって、
    前記測域センサが計測した複数の計測点のうち、前記計測点間の距離が所定の範囲内である計測点を同一のグループとしてグループ化するグループ化処理部と、
    異なる時刻においてグループ化された各グループの形状に基づいて、当該異なる時刻のグループ対を同一物体として対応付ける同定判定部と、
    前記同一物体として対応付けられた複数の異なる時刻のグループ対間の移動ベクトルに基づいて、当該グループ対が移動体であるか否かを判定する移動体判定部と、
    を備える移動体の認識装置。
  2. 前記移動体判定部は、
    前記移動ベクトルに基づいて算出される前記グループ対間の移動ベクトルの変化に基づいて、当該グループ対を移動体の候補であるか否かを判定する移動体候補判定部と、
    前記候補の中から、前記移動体として認識する前記グループ対を決定する移動体決定部と、
    を備える請求項1に記載の移動体の認識装置。
  3. 前記移動体候補判定部は、前記移動ベクトル変化の判定において、前記グループ対間の速度の差が第2閾値以下の場合に移動体の候補であると判定する請求項2に記載の移動体の認識装置。
  4. 前記移動体決定部は、
    前記候補として選択されたグループ対における現在の移動速度と過去の移動速度の平均値との差を示す速度差分値が第3閾値以下であるか否かを所定間隔毎に判定する速度判定部と、
    最新の対応づけたグループ対が前記移動体候補判定部で移動体の候補であると判定された場合には、カウント値をカウントするカウント部と、
    前記速度差分値が第3閾値以下であり、且つ前記カウント値が第4閾値を超えた前記グループ対を前記移動体として認識する移動体認識部と、
    を備える請求項2又は請求項3に記載の移動体の認識装置。
  5. 前記移動体候補判定部は、走行中の車両が前記移動体として認識される場合には、更に、前記移動ベクトルの方向が前記車両の形状の長手方向と略同一であるか否かを判定し、前記移動ベクトルの方向が前記車両の形状の長手方向と略同一でない場合には、当該グループ対を移動体の候補として選択しない請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の移動体の認識装置。
  6. 前記移動体決定部は、さらに、前記候補として選択されたグループ対における移動速度が第5の閾値以上であることを、前記移動体として認識する条件とする請求項4に記載の移動体の認識装置。
  7. 測域センサを用いて移動体を認識する前記移動体の認識方法であって、
    前記測域センサが計測した複数の計測点のうち、前記計測点間の距離が第1の範囲内である計測点を同一のグループとしてグループ化する工程と、
    異なる時刻においてグループ化された各グループの形状に基づいて、当該異なる時刻のグループ対を同一物体として対応付ける工程と、
    前記同一物体として対応付けられた複数の異なる時刻のグループ対間の移動ベクトルに基づいて、当該グループ対が移動体であるか否かをする判定する工程と、
    を含む移動体の認識方法。
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