JP2018040383A - バンドクリップおよびワイヤハーネス - Google Patents
バンドクリップおよびワイヤハーネス Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018040383A JP2018040383A JP2016172678A JP2016172678A JP2018040383A JP 2018040383 A JP2018040383 A JP 2018040383A JP 2016172678 A JP2016172678 A JP 2016172678A JP 2016172678 A JP2016172678 A JP 2016172678A JP 2018040383 A JP2018040383 A JP 2018040383A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- band
- surface portion
- lock
- box frame
- lock plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Connection Of Plates (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
【課題】ワイヤハーネスを構成する電線群の配索スペースが小さい場合においても電線群を配索可能とする。【解決手段】バンドクリップ10は、バンド部11と、バンド固定部12と、固定機構20と、を備え、固定機構20は、ボックスフレーム21と、一対のロック部材25と、を有し、ボックスフレーム21は、バンド固定部12を支持する下面部22と、上面部24と、を有し、各ロック部材25は、下面部22の長手方向に互いに並ぶ位置に配置されたロックプレート26と、L形に形成され、下面部22の長手方向外方に延在している操作部27と、を有し、孔部29に取り付けられるときに、両側部23と上面部24とロックプレート26とが孔部29に通され、操作部27の張出端27aが下面部22の長手方向端部の方向に移動されると、ロックプレート26がボックスフレーム21内から孔部29の両側に突出状態になるよう構成した。【選択図】図1
Description
本発明は、電線群を保持し、車体パネルに対し固定するバンドクリップおよびワイヤハーネスに関する。
従来より、車体に配索されるワイヤハーネスの電線群を保持して車体パネルに対し固定するバンドクリップが知られている。バンドクリップは、一般的には電線群を巻回して保持するバンド部と車体側の取付け孔に挿入して車体に対し固定するための固定機構とを含んで構成されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のクリップは、取付け孔を有するパネルの上記取付け孔に嵌着される樹脂クリップであって、上記パネルの片面に係合する基板部と、上記基板部から延出されて上記取付け孔に挿入される脚部とを有し、上記脚部が、上記基板部から脚部挿入方向に延出される支柱と、上記支柱の先端部から、多段曲げ形状で、上記基板部に向けて外方に広がるように傾斜して上記取付け孔より広幅に延出される一対の係止片とを有している。
上記のクリップの係止片は取付け孔より広幅に矢尻状に形成されているので、クリップを車体側の取付け孔に挿入する際は、矢尻状の部分を撓ませて取付け孔より狭幅の状態としてから挿入される。
ところで、車体のルーフパネル近傍には従来、前方認識カメラ用の配線が配索されていたが、近年、自動化運転の開発が進んでおり、自動化運転カメラ用の配線の配索も行われている。しかしながら、この自動化運転カメラ用の配線は、一般に前方認識カメラ用の配線よりサイズの大きいものが用いられることから、配索スペースを確保する必要があり、車室内空間を広げたいという点については考慮されていなかった。
例えば、従来のクリップの車体パネルの取付け孔に挿入される部位の先端は矢尻状となっており取付け孔に挿入する際は、矢尻状の部分を撓ませて取付け孔より狭幅の状態としてから挿入されるため取付け孔より先の部分の長さを確保する必要がある。このため所定の配索スペースが必要となり、車室内空間を広げられないという問題があった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、ワイヤハーネスを構成する電線群の配索スペースが小さい場合においても電線群を配索可能であるバンドクリップおよびワイヤハーネスを提供することを目的とする。
本発明に係るバンドクリップは、上記目的達成のため、電線群を巻回して保持するバンド部と、前記バンド部を固定するバンド固定部と、前記バンド固定部を支持し車体パネルに形成された孔部に取り付けられる固定機構と、を備え、前記固定機構は、ボックスフレームと、前記ボックスフレームに収容された一対のロック部材と、を有し、前記ボックスフレームは、前記バンド固定部を支持し、前記孔部より大きく形成された下面部と、前記下面部の長手方向の両端部を避けた中程の両側縁より前記バンド固定部と反対側に延在する両側部と、前記両側部の先端同士を連結している上面部と、を有し、前記各ロック部材は、前記ボックスフレーム内の前記上面部に重なる位置でかつ前記下面部の長手方向に互いに並ぶ位置に配置されたロックプレートと、L形に形成され、一端が前記ロックプレートと連結され、他端側が前記ボックスフレーム内の前記下面部に重なり前記ロックプレートと逆方向に前記下面部の長手方向外方に延在している操作部と、を有し、前記孔部に取り付けられるときに、前記両側部と前記上面部と前記一対のロックプレートとが前記孔部に通され、前記下面部の長手方向端部より外方に張り出した前記一対の操作部の張出端が前記下面部の長手方向端部の方向に移動されると、前記一対のロックプレートが前記ボックスフレーム内から前記孔部の両側に突出状態になるように設けられている構成である。
この構成により、本発明に係るバンドクリップは、ボックスフレームとロック部材が車体パネルを支持して抑えるようになっている。ロックプレートは長手方向に移動して、ボックスフレームの有する下面部の長手方向端部より外方に突出するようになっており、ボックスフレームの両側部および上面部を車体パネルの孔部に挿入する際に、両側部および上面部を撓ませる必要がない。したがって、孔部に挿入される両側部の高さを抑えることができるので電線群の配索スペースが小さくても配索が可能である。
また、本発明に係るバンドクリップは、前記両側部は前記ロック部材の移動方向に沿って複数の凹部を有し、前記ロックプレートは前記両側部と接する側面に凸部を有し、前記複数の凹部のいずれかに前記凸部を係合させることで、前記両側部に対する前記ロック部材の位置が固定される構成である。
この構成により、本発明に係るバンドクリップは両側部に設けられた凹部とロックプレートに設けられた凸部とが係合されることで両側部に対するロックプレートの位置が所望の位置に固定されるので、バンドクリップが車体パネルに対し確実に固定される。
また、本発明に係るバンドクリップは、前記ロックプレートの厚みは、前記車体パネルの厚みに応じて変更する構成である。
この構成により、本発明に係るバンドクリップは、下面部とロックプレートとの間隔を車体パネルの厚みが大きい場合には小さく、車体パネルの厚みが小さい場合には大きくなるよう調整できるので車体パネルに対する固定を確実に行うことができる。
また、本発明に係るワイヤハーネスは、電線群と前記電線群を前記バンド部にて保持する構成である。
この構成により、本発明に係るワイヤハーネスは、孔部に挿入される両側部の高さを抑えることができるので電線群の配索スペースが小さくても配索が可能である。
本発明によれば、ワイヤハーネスを構成する電線群の配索スペースが小さい場合においても電線群を配索できるバンドクリップおよびワイヤハーネスを提供することができる。
以下、本発明に係るバンドクリップおよびバンドクリップ付きワイヤハーネスの実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るワイヤハーネスを車体パネルに組付けた状態を示す図である。
図1(a)に示すようにワイヤハーネス1は、電線群Wとバンドクリップ10とを備えている。ワイヤハーネス1は車体パネルPに形成された孔部29に後述する両側部23と上面部24とロックプレート26が挿入されて車体パネルPに対し固定されている。
バンドクリップ10は、バンド部11とバンド固定部12と固定機構20とを備えている。バンド部11はバンド本体11Aと係合歯列11Bと、を有しており、電線群Wを巻回して保持している。係合歯列11Bは帯状のバンド本体11Aの一方の端部近傍に設けられ、複数の歯状の突起列で構成されている。係合歯列11Bがバンド固定部12の内部に設けられた後述するバンド係合部12Cと係合することで、バンド部11がバンド固定部12に対し固定される。
バンド固定部12はバンド固定部本体12Aとバンド挿入口12Bとバンド係合部12Cとを有しており、バンド部11を固定している。本実施の形態ではバンド固定部12は直方体状に形成されているが円柱形状等の他の形状としてもよい。バンド固定部本体12Aの側面にはバンド本体11Aを挿入可能であるバンド挿入口12Bが設けられている。
バンド係合部12Cはバンド挿入口12Bの内部に設けられており、係合歯列11Bと所望の位置で係合させることができるようになっている。
図2および図3を用いて固定機構20について説明する。図2はロック部材25を組付けた後の固定機構20を示し、図3はロック部材25を組み付ける前の固定機構20を示している。
図2に示すように固定機構20はボックスフレーム21と一対のロック部材25A、25Bと、を有している。ボックスフレーム21は略直方体状の部材を組み合わせてなり、電線群Wの軸線方向に垂直である長手方向にロック部材25A、25Bを挿通可能な挿通空間Sを有している。
ボックスフレーム21は下面部22と両側部23と上面部24と、を有している。下面部22は、バンド固定部12を支持し、孔部29より大きく形成されている。下面部22は、孔部29を通過できないようになっている。ここでいう下面部22の幅は図2中で示すx方向の幅h1を指すものとする。図2中のx方向は電線群の軸線方向に垂直な長手方向であり、y方向は電線群の軸線方向である。
両側部23は、下面部22の長手方向の両端部を避けた中程の両側縁よりバンド固定部12と反対側に延在するようになっている。両側部23は、固定機構20のうち車体パネルPに挿入される部位である。両側部23は車体パネルPに挿入可能とするため孔部29の径より幅h2が小さくなるよう形成されている。
両側部23は、後述するロック部材25の移動方向であるx方向に沿って複数の凹部30を有している。凹部30はロック部材25と係合することでロック部材25との位置関係を固定するために設けられている。挿通空間Sの内部はロック部材25がx方向に移動可能となっている。本実施の形態では挿通空間S内に仕切壁等は設けていないが、例えば、仕切壁を設けて区画するようにしてもよい。
ロック部材25は、対となるロック部材25Aとロック部材25Bとで構成されており、ボックスフレーム21に形成された挿通空間S内に設けられている。ロック部材25A、25Bは、電線群Wの軸線方向であるy方向に垂直なx方向に移動可能となるよう形成されている。ロック部材25はそれぞれ一対のロックプレート26と操作部27と、を有している。ロックプレート26は対となるロックプレート26Aとロックプレート26Bとで構成され、操作部27は対となる操作部27Aと操作部27Bとで構成されている。
ロックプレート26は、板状の部材であり、孔部29に取付ける前の状態で、ボックスフレーム21内の挿通空間Sに上面部24に重なる位置でかつ下面部22の長手方向に互いに並ぶ位置に配置されている。ロックプレート26は、それぞれ車体パネルPを図1中の上方向から支持している。ロックプレート26のy方向の幅h4はボックスフレーム21の挿通空間Sのy方向の幅h3と略等しく、または小さく形成されており、ロックプレート26が挿通空間Sの内部を移動可能となっている。
ロック部材25における一対のロックプレート26A、26Bは、図1に示すように、孔部29に取付けた後の状態で、ボックスフレーム21内から孔部29の両側に突出状態になるように設けられており、下面部22に対向する側から車体パネルPを支持して固定するようになっている。
ロックプレート26、は両側部23と接する側面に移動方向であるx方向に沿って弾性変形可能な凸部28を有している。凸部28は両側部23に設けられた凹部30のいずれかに係合することで、両側部23に対して所望の位置にロックプレート26を固定することができる。本実施の形態においては、図1(b)に示すように凸部28はそれぞれ両側部23の長手方向外寄りの凹部30に係合しているが、他の凹部30に係合するようにしてもよい。
ロックプレート26は、固定する車体パネルPの厚みに応じて、その厚みを変更するようにしてもよい。具体的には、車体パネルPの厚みが大きい場合は、下面部22とロックプレート26との間隔を大きくするため、ロックプレート26の厚みを小さくする。逆に車体パネルPの厚みが小さい場合は、下面部22とロックプレート26との間隔を小さくするため、ロックプレート26の厚みを大きくする。これにより、下面部22とロックプレート26の支持により、バンドクリップ10を車体パネルPに確実に固定することができる。
操作部27は、L形に形成され、一端がロックプレート26と連結され、他端側がボックスフレーム21内の下面部22に重なりロックプレート26と逆方向に下面部22の長手方向外方に延在している。操作部27は、ロック部材25を移動させる際に、下面部22に接してロック部材25の移動方向をx方向に規制するようになっている。操作部27は、ボックスフレーム21が孔部29に取付けられるときに、下面部22の長手方向端部より挿通空間Sの外方に張り出した一対の操作部27の張出端27aが下面部22の長手方向端部の方向に作業者により押されて移動される。
操作部27Aと操作部27Bはロックプレート26A、26Bより幅狭に互いに平行となるよう形成されている。これはロック部材25Aとロック部材25Bは互いに移動方向が逆方向であり、移動の際に互いに干渉しないようにするためである。これにより、ロック部材25の移動は円滑なものとなる。
図4および図5を用いてワイヤハーネス1を車体パネルPに組付ける際の動作について説明する。
両側部23を車体パネルPに形成された孔部29に挿入する前の状態において、図4(b)に示すように、ロックプレート26Aとロックプレート26Bは、ボックスフレーム21内の上面部24に重なる位置でかつ下面部22の長手方向に互いに並ぶ位置に配置され、孔部29に挿入可能な幅に収まる位置に固定機構20に対し固定される。ロックプレート26の凸部28と両側部23に設けられた凹部30とを係合させることで固定がなされる。
図4(a)の状態で操作部27は、一端がロックプレート26と連結され、他端側がボックスフレーム21内の下面部22に重なりロックプレートと逆方向に下面部22の長手方向外方に延在しており、固定機構20の挿通空間Sよりx方向の外方に突出している。これにより、作業者が操作部27の張出端27aを固定機構20の側に押すことで、x方向に移動させることができる。操作部27を押しロック部材25を移動させることで凹部30と凸部28を係合させ、図4(b)に示すようにロック部材25を固定機構20に対し固定する。
ロック部材25を固定機構20に対し固定した後に、図5に示すように上面部24と両側部23とロックプレート26を車体パネルPに形成された孔部29にz方向に挿入する。この挿入を可能とするため、両側部23およびロックプレート26は孔部29の径より小さい幅を有するよう形成され、配置されている。
両側部23が孔部29に挿入されると図5の矢印方向(x方向)に作業者が下面部22の長手方向端部より外方に張り出した一対の操作部27の張出端27aを押して一対のロック部材25のうちロック部材25Aを図中の右方向に、ロック部材25Bを左方向に移動させる。これにより、操作部27として連結しているロックプレート26A、26Bがそれぞれ移動し、ボックスフレーム21内から孔部29の両側に突出状態になり、固定機構20に形成された挿通空間Sよりx方向の外部にそれぞれ突出して図1に示す状態となる。
この状態でロックプレート26A、26Bに設けられた凸部28は図1(b)に示すように両側部23に設けられた凹部30のうち端部側に設けられた凹部にそれぞれ係合し、ロックプレート26A、26Bの両側部23に対する位置が固定される。ロックプレート26A、26Bは図5中の下面部22に対向する側から車体パネルPを支持して固定する。
以上のように、本実施の形態に係るバンドクリップ10は、電線群Wを巻回して保持するバンド部11と、バンド部11を固定するバンド固定部12と、バンド固定部12を支持し車体パネルPに形成された孔部29に取り付けられる固定機構20と、を備え、固定機構20は、ボックスフレーム21と、ボックスフレーム21に収容された一対のロック部材25と、を有し、ボックスフレーム21は、バンド固定部12を支持し、孔部29より大きく形成された下面部22と、下面部22の長手方向の両端部を避けた中程の両側縁よりバンド固定部12と反対側に延在する両側部23と、両側部23の先端同士を連結している上面部24と、を有し、各ロック部材25は、ボックスフレーム21内の上面部24に重なる位置でかつ下面部22の長手方向に互いに並ぶ位置に配置されたロックプレート26と、L形に形成され、一端がロックプレート26と連結され、他端側がボックスフレーム21内の下面部22に重なりロックプレート26と逆方向に下面部22の長手方向外方に延在している操作部27と、を有し、孔部29に取り付けられるときに、両側部23と上面部24と一対のロックプレート26とが孔部29に通され、下面部22の長手方向端部より外方に張り出した一対の操作部27の張出端27aが下面部22の長手方向端部の方向に移動されると、一対のロックプレート26がボックスフレーム21内から孔部29の両側に突出状態になるように設けられている。
この構成により、本実施の形態に係るバンドクリップ10は、ボックスフレーム21とロック部材25が車体パネルPを支持して抑えるようになっている。ロックプレート26は長手方向に移動して、ボックスフレーム21の有する下面部22の長手方向端部より外方に突出するようになっており、ボックスフレーム21の両側部23および上面部24を車体パネルPの孔部29に挿入する際に、両側部23および上面部24を撓ませる必要がない。したがって、孔部29に挿入される両側部23の高さを抑えることができるので電線群Wの配索スペースが小さくても配索が可能である。
また、本実施の形態に係るバンドクリップ10は、両側部23はロック部材25の移動方向に沿って複数の凹部30を有し、ロックプレート26は両側部23と接する側面に凸部28を有し、複数の凹部30のいずれかに凸部28を係合させることで、両側部23に対するロックプレート26の位置が固定される。
本実施の形態においては、凹部30は両側部23のy方向に対向する内壁面にx方向に沿って4つずつ設けられており、x方向の中央付近の2つの凹部30を用いて凸部28と係合させているが、ロックプレート26を孔部29に挿入可能な位置に固定可能であれば、他の凹部30を用いて凸部28と係合させるようにしてもよい。また凹部30の数を増やす、または減らすようにしてもよいし、配置を変更してもよい。
この構成により、本実施の形態に係るバンドクリップ10は両側部23に設けられた凹部30とロックプレート26に設けられた凸部28とが係合されることで両側部23に対するロックプレート26の位置が所望の位置に固定されるので、バンドクリップ10が車体パネルPに対し確実に固定される。
また、本実施の形態に係るバンドクリップ10は、ロックプレート26の厚みは、車体パネルPの厚みに応じて変更する構成である。
この構成により、本実施の形態に係るバンドクリップ10は、下面部22とロックプレート26との間隔を車体パネルPの厚みが大きい場合には小さく、車体パネルPの厚みが小さい場合には大きくなるよう調整できるので車体パネルPに対する固定を確実に行うことができる。
以上説明したように、本発明に係るバンドクリップおよびワイヤハーネスは、ワイヤハーネスを構成する電線群の配索スペースが小さい場合においても電線群を配索できるという効果を有し、バンドクリップおよびワイヤハーネス全般に有用である。
1 ワイヤハーネス
10 バンドクリップ
11 バンド部
11A バンド本体
20 固定機構
21 ボックスフレーム
22 下面部
23 両側部
24 上面部
25 ロック部材
26 ロックプレート
27 操作部
28 凸部
29 孔部
30 凹部
P 車体パネル
S 挿通空間
W 電線群
10 バンドクリップ
11 バンド部
11A バンド本体
20 固定機構
21 ボックスフレーム
22 下面部
23 両側部
24 上面部
25 ロック部材
26 ロックプレート
27 操作部
28 凸部
29 孔部
30 凹部
P 車体パネル
S 挿通空間
W 電線群
Claims (4)
- 電線群を巻回して保持するバンド部と、
前記バンド部を固定するバンド固定部と、
前記バンド固定部を支持し車体パネルに形成された孔部に取り付けられる固定機構と、を備え、
前記固定機構は、ボックスフレームと、前記ボックスフレームに収容された一対のロック部材と、を有し、
前記ボックスフレームは、前記バンド固定部を支持し、前記孔部より大きく形成された下面部と、前記下面部の長手方向の両端部を避けた中程の両側縁より前記バンド固定部と反対側に延在する両側部と、前記両側部の先端同士を連結している上面部と、を有し、
前記各ロック部材は、前記ボックスフレーム内の前記上面部に重なる位置でかつ前記下面部の長手方向に互いに並ぶ位置に配置されたロックプレートと、L形に形成され、一端が前記ロックプレートと連結され、他端側が前記ボックスフレーム内の前記下面部に重なり前記ロックプレートと逆方向に前記下面部の長手方向外方に延在している操作部と、を有し、
前記孔部に取り付けられるときに、前記両側部と前記上面部と前記一対のロックプレートとが前記孔部に通され、前記下面部の長手方向端部より外方に張り出した前記一対の操作部の張出端が前記下面部の長手方向端部の方向に移動されると、前記一対のロックプレートが前記ボックスフレーム内から前記孔部の両側に突出状態になるように設けられていることを特徴とするバンドクリップ。 - 前記両側部は前記ロック部材の移動方向に沿って複数の凹部を有し、前記ロックプレートは前記両側部と接する側面に凸部を有し、前記複数の凹部のいずれかに前記凸部を係合させることで、前記両側部に対する前記ロック部材の位置が固定されることを特徴とする請求項1に記載のバンドクリップ。
- 前記ロックプレートの厚みは、前記車体パネルの厚みに応じて変更することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のバンドクリップ。
- 電線群と前記電線群を前記バンド部にて保持する請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のバンドクリップを備えたことを特徴とするワイヤハーネス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016172678A JP2018040383A (ja) | 2016-09-05 | 2016-09-05 | バンドクリップおよびワイヤハーネス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016172678A JP2018040383A (ja) | 2016-09-05 | 2016-09-05 | バンドクリップおよびワイヤハーネス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018040383A true JP2018040383A (ja) | 2018-03-15 |
Family
ID=61625654
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016172678A Pending JP2018040383A (ja) | 2016-09-05 | 2016-09-05 | バンドクリップおよびワイヤハーネス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018040383A (ja) |
-
2016
- 2016-09-05 JP JP2016172678A patent/JP2018040383A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5839749B2 (ja) | クリップ装置 | |
US9653894B2 (en) | Wire harness and connector | |
US9640955B2 (en) | Wire harness and connector | |
US9698523B2 (en) | Connector and wire harness | |
US9666983B2 (en) | Connector | |
US9667045B2 (en) | Wire harness and connector | |
JP2011160524A (ja) | ケーブル保持具 | |
JP2019050146A (ja) | コネクタカバー | |
JP6213837B2 (ja) | 収容部、及びこれを備えた電気接続箱 | |
JP2019088153A (ja) | プロテクタおよび配索構造 | |
US9698552B2 (en) | Connector | |
JP5186289B2 (ja) | ワイヤハーネス保持クリップ | |
JP2018040383A (ja) | バンドクリップおよびワイヤハーネス | |
WO2017199842A1 (ja) | クリップ | |
JP2015136236A (ja) | 電線の取付構造及び電線モジュール | |
JP2018044628A (ja) | ハーネス固定用クリップおよびワイヤハーネス | |
JP2019009047A (ja) | コネクタ及びコネクタの取付構造 | |
JP6491692B2 (ja) | 回路基板収容筐体、および電子装置 | |
JP6947548B2 (ja) | 電線固定構造 | |
JP2016183678A (ja) | パイプスペーサおよびワイヤハーネス | |
JP5459043B2 (ja) | 電線用クランプ | |
JP5053018B2 (ja) | ワイヤーハーネス用クリップ | |
JP6611307B2 (ja) | コネクタ | |
JP5920663B2 (ja) | 電気接続箱 | |
JP2008071600A (ja) | 電線カバー |