JP2018040181A - 土木工事の出来形評価システム、出来形評価方法、及びプログラム - Google Patents

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【課題】3次元測量データを用いて土木工事の出来形評価の精度、効率の向上を図る。【解決手段】土工出来形評価システム2は土木工事の工事目的物の出来形の表面から計測された点群の3次元座標データに基づいて出来形を評価する。土工出来形評価システム2は、工事目的物の3次元の設計形状についての設計データ30を予め記憶する記憶装置6と、点群の各要素点に、設計形状からの乖離を表す属性を付与する評価部20とを有する。評価部20は、設計形状の表面を所定方向の一方向きと他方向きとにそれぞれ所定のオフセット距離ずつ平行移動した2つの面を境界面として、当該境界面に挟まれる空間内に要素点が含まれるか否かの判別結果に応じて属性の属性値を定義する。【選択図】図1

Description

本発明は土木工事の出来形評価システム、出来形評価方法、及びプログラムに関する。
従来の土木工事の出来形は工事目的物の代表的な垂直断面の形状やコンター図といった2次元情報で表現され、当該情報に基づいて出来形の評価が行われてきた。このような従来の方法では、評価者が出来形を正確にイメージし評価することが難しい。
近年、建設現場の生産性向上の取り組みがなされており、ドローン等を用いた写真測量等により3次元測量を行い出来形の評価に活用することが検討されている。
特開2002−188149号公報
3次元測量データをどのように用いることにより出来形の評価が正確に、また効率良く行え、土木工事の生産性向上を図れるかはまだ十分には検討されていない。
本発明は、3次元測量データを用いて土木工事の出来形評価の精度、効率の向上を図れる出来形評価システム、出来形評価方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
(1)本発明に係る土木工事の出来形評価システムは、土木工事の工事目的物の出来形の表面から計測された点群の3次元座標データに基づいて前記出来形を評価するシステムであって、前記工事目的物の3次元の設計形状についての設計データを予め記憶する記憶部と、前記点群の各要素点に、前記設計形状からの乖離を表す属性を付与する評価部と、を有し、前記評価部は、前記設計形状の表面を所定方向の一方向きと他方向きとにそれぞれ所定のオフセット距離ずつ平行移動した2つの面を境界面として、当該境界面に挟まれる空間内に前記要素点が含まれるか否かの判別結果に応じて前記属性の属性値を定義する。
(2)上記(1)の土木工事の出来形評価システムにおいて、前記所定方向は、鉛直方向または所定方位の水平方向とすることができる。
(3)上記(1)又は(2)の土木工事の出来形評価システムにおいて、前記評価部は、前記オフセット距離が異なる複数の前記空間を設定し、当該各空間についての前記判別結果の組み合わせに応じて前記属性値を定義する構成とすることができる。
(4)上記(3)の土木工事の出来形評価システムにおいて、前記オフセット距離は、前記乖離に関する前記設計形状の前記表面での平均値についての規格値と、個々の前記要素点の前記乖離についての規格値との2つとすることができる。
(5)上記(1)から(4)の土木工事の出来形評価システムにおいて、前記点群に基づく前記出来形の3次元モデルの画像を生成する画像生成部を有し、前記画像生成部は、前記要素点を前記属性値ごとに異なる色で前記画像に表示する構成とすることができる。
(6)上記(1)から(5)の土木工事の出来形評価システムにおいて、前記点群に基づく前記出来形の3次元モデルの画像を生成する画像生成部を有し、前記画像生成部は、前記要素点のうちユーザにより指定された前記属性値を有するもののみを前記画像に表示する構成とすることができる。
(7)本発明に係る土木工事の出来形評価方法は、土木工事の工事目的物の出来形の表面から計測された点群の3次元座標データに基づいて前記出来形を評価する方法であって、前記工事目的物の3次元の設計形状についての設計データを取得するステップと、前記点群の各要素点に、前記設計形状からの乖離を表す属性を付与する評価ステップと、を有し、前記評価ステップは、前記設計形状の表面を所定方向の一方向きと他方向きとにそれぞれ所定のオフセット距離ずつ平行移動した2つの面を境界面として、当該境界面に挟まれる空間内に前記要素点が含まれるか否かの判別結果に応じて前記属性の属性値を定義する。
(8)本発明に係るプログラムは、土木工事の工事目的物の出来形の表面から計測された点群の3次元座標データに基づいて前記出来形を評価する処理をコンピュータに行わせるためのプログラムであって、当該コンピュータを、前記工事目的物の3次元の設計形状についての設計データを予め記憶する記憶手段、及び、前記点群の各要素点に、前記設計形状からの乖離を表す属性を付与する評価手段、として機能させ、前記評価手段は、前記設計形状の表面を所定方向の一方向きと他方向きとにそれぞれ所定のオフセット距離ずつ平行移動した2つの面を境界面として、当該境界面に挟まれる空間内に前記要素点が含まれるか否かの判別結果に応じて前記属性の属性値を定義する。
本発明によれば、3次元測量データを用いた土木工事の出来形評価における精度、効率の向上を図れる。
本発明の実施形態である土工出来形評価システムの概略の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態である土工出来形評価システムの概略の処理フロー図である。 工事目的物の例とする河川堤防の模式的な斜視図である。 基準面が図3に示す堤防の設計形状である場合の境界面を示す模式的な斜視図である。 図3に示す堤防において2つのオフセット距離を用いた乖離評価の例を示す堤防の模式的な横断面図である。
以下、本発明の実施の形態(以下実施形態という)について、図面に基づいて説明する。
図1は、実施形態である土工出来形評価システム2の概略の構成を示すブロック図である。本システムは、演算処理装置4、記憶装置6、入力装置8及び出力装置10を含んで構成される。演算処理装置4として、本システムの処理を行う専用のハードウェアを作ることも可能であるが、本実施形態では演算処理装置4は、コンピュータ及び、当該コンピュータ上で実行されるプログラムを用いて構築される。
演算処理装置4は、コンピュータのCPU(Central Processing Unit)からなり、評価部20及び画像生成部22として機能する。
記憶装置6はコンピュータに内蔵されるハードディスクなどで構成される。記憶装置6は演算処理装置4を評価部20及び画像生成部22として機能させるためのプログラム及びその他のプログラムや、本システムの処理に必要な各種データを記憶する。例えば、記憶装置6は、土工出来形評価システム2による土木工事の工事目的物の出来形評価処理に先立って、工事目的物の3次元の設計形状を表す設計データ30、及び工事目的物の3次元測量データとして出来形の空中写真からステレオ写真測量により抽出された点群データ32を格納される。
なお、近年、ステレオ写真測量にて、ドローンとも呼ばれる無人航空機(Unmanned aerial vehicle:UAV)を用いて空中写真を撮影することが行われるようになっている。また、レーザスキャナを用いて、地物の形状を表す3次元点群データを取得するレーザ計測技術が存在し、その測定結果を点群データ32として用いてもよい。そのようなレーザ計測技術として例えば、モービルマッピングシステム(Mobile Mapping System:MMS)が知られており、このMMSでは、車両に搭載したレーザスキャナを用い道路を走行しつつ、地物の形状を表す3次元点群データを取得する。また、UAVにレーザスキャナを搭載して点群データ32を取得することも可能である。これらの手法では、従来の航空機等からの写真撮影やレーザスキャンに基づいて取得される点群よりも高密度の点群を得ることが容易であり、例えば、点群を構成する要素点の間隔は数センチメートル程度にでき、高精度の出来形評価が可能となる。
入力装置8は、キーボード、マウスなどであり、ユーザが本システムへの操作を行うために用いる。
出力装置10は、ディスプレイ、プリンタなどであり、本システムによる出来形の評価結果を画面表示、印刷等によりユーザに示す等に用いられる。また、評価結果に関するデータを他のシステムで利用できるよう、データとして出力してもよい。
評価部20は、点群データ32の各要素点に、設計形状からの乖離を表す属性を付与する。
画像生成部22は、点群データ32に基づく出来形の3次元モデルである出来形モデルの画像を生成する。
図2は、土工出来形評価システム2の概略の処理フロー図である。ここでは工事目的物の例として河川堤防を用いつつ処理を説明する。図3は河川堤防40の模式的な斜視図である。例えば、3次元空間をxyz直交座標系で表現することとし、堤防40の縦断方向に沿った水平方向をx軸に設定する。また、堤防40の横断方向はx軸に直交する水平方向であり、当該横断方向にy軸を設定する。また、鉛直方向をz軸とする。なお、z軸の正の向きは上向きに設定する。
演算処理装置4は出来形の評価対象とする工事目的物について記憶装置6から設計データ30及び点群データ32を読み込む(ステップS2)。
演算処理装置4は評価部20として機能し、設計データ30に基づく設計形状の表面を所定方向の一方向きと他方向きとにそれぞれ所定のオフセット距離ずつ平行移動した2つの面を境界面として、当該境界面に挟まれる空間内に点群データ32の要素点が含まれるか否かの判別結果に応じて、当該要素点について上述した設計形状からの乖離を表す属性の属性値を定める。
具体的には、評価部20は、設計データ30から例えば、設計形状を表すTIN(Triangulated Irregular Network)などのポリゴンモデルを生成する。ポリゴンモデルでは例えば、当該モデル内の任意の水平位置(x,y)に対し当該モデルの表面の高さzが定義される。ここではポリゴンモデルの表面をz=f(x,y)なる関数で表す。
設計形状からの乖離の評価に用いるオフセット距離は1つでもよいし複数でもよい。ここでは評価に用いるオフセット距離の個数をαとし、kを1≦k≦αなる自然数としてオフセット距離をdで表す。また、d<dj+1(jは1≦j≦α−1なる自然数)とする。
本実施形態では設計形状からの鉛直方向に関する乖離を求める(ステップS4)。よって、境界面は、z=f(x,y)で表される面を基準面Sとし、当該基準面をz軸の正の向き、つまり上にオフセット距離dずらした、z=f(x,y)+dで表される面Sk+と、当該基準面をz軸の負の向き、つまり下にオフセット距離dずらした、z=f(x,y)−dで表される面Sk−となる。図4は基準面Sが図3に示す堤防40の設計形状である場合の境界面Sk+,Sk−を示す模式的な斜視図である。
評価部20は要素点pの位置が境界面Sk+とSk−との間にあるか否かを判別する。ここでは判別結果に応じて変数Eの値を定めることとし、例えば、pが境界面間にあるときはE=1、境界面間にないときはE=0と定義する。具体的にはpの座標を(x,y,z)とすると、評価部20は、
Figure 2018040181
ならば、E=1とし、
Figure 2018040181
ならば、E=0とする。
評価部20は、オフセット距離と比較した乖離の大小を示すEに応じて要素点pの乖離属性値を決定する(ステップS6)。設計形状からの乖離の程度を1つのオフセット距離dのみで区分する場合には、変数Eが乖離属性値となる。一方、設計形状からの乖離の程度を複数のオフセット距離d〜dαで区分する場合には、変数E〜Eαの組み合わせに応じて乖離属性値が定義される。
本実施形態ではオフセット距離を2つ用いた乖離評価の例を説明する。図5は図3に示す堤防40において2つのオフセット距離を用いた例を示す図であり、x軸に垂直な模式的な断面図である。同図には、x方向の或る位置での基準面及び境界面の断面形状が示されている。また、点群が乖離属性値の違いに応じて異なる印“○”、“△”、“×”で示されている。具体的には、変数E,Eの組(E,E)が(1,1)である点を“○”で示し、当該変数の組み合わせが(0,1)である点を“△”、また(0,0)である点を“×”で示している。
オフセット距離d,dには行政や業界などにより予め定められた規格値を用いることができる。例えば、規格値として、設計形状の表面内での乖離の平均値についての許容上限値や、個々の要素点の乖離についての許容上限値が定められ得る。そこで、乖離に関する設計形状の表面での平均値についての規格値をdとすることができ、また個々の要素点の乖離についての規格値をdとすることができる。
評価部20は基本的に、入力された点群データ32の各要素点について属性値を付与する。すなわち、点群データ32が上述したように高密度の点群であれば、当該高密度点群の全ての要素点について乖離属性値が定められる。一方、当該高密度の点群を間引いて例えば、1平方メートル当たり比較的少ない所定個数の要素点からなる点群のように低密度点群に変換する処理を行い、その変換処理後の点群を評価部20に入力することもできる。
画像生成部22は、評価部20により乖離を評価された点群を出来形の3次元モデルとして表示する画像を生成する。例えば画像生成部22は当該画像に、評価部20にて属性値を付与した全要素点を、属性値ごとに異なる色で表示する。例えば、(E,E)が(1,1)の要素点は青色で表示し、また(0,1)の要素点は黄色、(0,0)の要素点は赤色で表示する。
画像生成部22は生成した画像のデータを出力装置10へ出力し、出力装置10はデータに基づいてユーザが視認できる具体的な画像を生成する。
なお、画像生成部22は、出来形の3次元モデルを表示する画像に設計形状を重ねて表示してもよい。例えば、設計形状のTINモデルを画像にワイヤーフレームで表示することができる。
画像生成部22により生成される画像を、1平方メートル当たり数点といった低密度の点群ではなく上述した高密度の点群の画像とすることで、出来形の詳細な状態の判断が容易となる。また、工事目的物の或る位置での垂直断面形状や、水平面内での工事目的物の表面の起伏を表すコンター図などのような2次元的な表示形態ではなく、3次元モデルを投影した画像とし、また投影に際し視点を変更可能とすることで、出来形の状態の把握が容易となる。
また、画像生成部22は、要素点の乖離の連続的な変化に対応して要素点の色をグラデーション表示とした画像ではなく、評価部20が定義する乖離属性値に対応して比較的少ない種類の色で点群が表示された画像を生成する。この画像生成部22による画像によれば、規格値などであるオフセット距離を超えている部分とそうでない部分とをユーザが把握することが容易となる。
さらに、画像生成部22は、出来形の3次元モデルとして、要素点のうちユーザにより指定された属性値を有するもののみを画像に表示してもよい。画像生成部22により生成される上述の画像では、要素点の乖離の評価結果は比較的少ない数の色で表示されるので、ユーザが要素点間での評価結果の差異を把握しやすい。それでも、点群の密度が高くなるほど画像の表示内容が繁雑になり、ユーザが評価結果を判読しにくくなり得る。このような場合に、点群のうち一部の属性値のものだけを選択的に表示することで判読を容易とすることができる。例えば、(E,E)が(0,0)の要素点だけや、(0,0)と(0,1)の要素点だけを画像に表示させることで、乖離が大きい箇所の把握を容易にすることができる。
上述の実施形態では、設計形状の表面を鉛直方向に平行移動させた境界面に基づいて乖離属性値を定義したが、当該平行移動の方向は、工事目的物や評価目的に応じて他の方向とすることができる。例えば、工事目的物における鉛直面の位置を評価する場合などには、当該平行移動の方向は当該鉛直面の法線方向とすることができる。
2 土工出来形評価システム、4 演算処理装置、6 記憶装置、8 入力装置、10 出力装置、20 評価部、22 画像生成部、30 設計データ、32 点群データ。

Claims (8)

  1. 土木工事の工事目的物の出来形の表面から計測された点群の3次元座標データに基づいて前記出来形を評価するシステムであって、
    前記工事目的物の3次元の設計形状についての設計データを予め記憶する記憶部と、
    前記点群の各要素点に、前記設計形状からの乖離を表す属性を付与する評価部と、
    を有し、
    前記評価部は、前記設計形状の表面を所定方向の一方向きと他方向きとにそれぞれ所定のオフセット距離ずつ平行移動した2つの面を境界面として、当該境界面に挟まれる空間内に前記要素点が含まれるか否かの判別結果に応じて前記属性の属性値を定義すること、
    を特徴とする出来形評価システム。
  2. 請求項1に記載の出来形評価システムにおいて、
    前記所定方向は、鉛直方向または所定方位の水平方向であること、を特徴とする出来形評価システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の出来形評価システムにおいて、
    前記評価部は、前記オフセット距離が異なる複数の前記空間を設定し、当該各空間についての前記判別結果の組み合わせに応じて前記属性値を定義すること、を特徴とする出来形評価システム。
  4. 請求項3に記載の出来形評価システムにおいて、
    前記オフセット距離は、前記乖離に関する前記設計形状の前記表面での平均値についての規格値と、個々の前記要素点の前記乖離についての規格値との2つであること、を特徴とする出来形評価システム。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の出来形評価システムにおいて、
    前記点群に基づく前記出来形の3次元モデルの画像を生成する画像生成部を有し、
    前記画像生成部は、前記要素点を前記属性値ごとに異なる色で前記画像に表示すること、
    を特徴とする出来形評価システム。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1つに記載の出来形評価システムにおいて、
    前記点群に基づく前記出来形の3次元モデルの画像を生成する画像生成部を有し、
    前記画像生成部は、前記要素点のうちユーザにより指定された前記属性値を有するもののみを前記画像に表示すること、
    を特徴とする出来形評価システム。
  7. 土木工事の工事目的物の出来形の表面から計測された点群の3次元座標データに基づいて前記出来形を評価する方法であって、
    前記工事目的物の3次元の設計形状についての設計データを取得するステップと、
    前記点群の各要素点に、前記設計形状からの乖離を表す属性を付与する評価ステップと、
    を有し、
    前記評価ステップは、前記設計形状の表面を所定方向の一方向きと他方向きとにそれぞれ所定のオフセット距離ずつ平行移動した2つの面を境界面として、当該境界面に挟まれる空間内に前記要素点が含まれるか否かの判別結果に応じて前記属性の属性値を定義すること、
    を特徴とする出来形評価方法。
  8. 土木工事の工事目的物の出来形の表面から計測された点群の3次元座標データに基づいて前記出来形を評価する処理をコンピュータに行わせるためのプログラムであって、当該コンピュータを、
    前記工事目的物の3次元の設計形状についての設計データを予め記憶する記憶手段、及び、
    前記点群の各要素点に、前記設計形状からの乖離を表す属性を付与する評価手段、として機能させ、
    前記評価手段は、前記設計形状の表面を所定方向の一方向きと他方向きとにそれぞれ所定のオフセット距離ずつ平行移動した2つの面を境界面として、当該境界面に挟まれる空間内に前記要素点が含まれるか否かの判別結果に応じて前記属性の属性値を定義すること、
    を特徴とするプログラム。
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