JP2018039137A - ギアポンプ押出機のためのギアの製造方法 - Google Patents

ギアポンプ押出機のためのギアの製造方法 Download PDF

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敏幸 山際
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Abstract

【課題】製作コストの低減が達成された、ギアポンプ押出機36のギア40の製造方法の提供。【解決手段】この製造方法は、(1)上記歯部50の立体形状を、X軸、Y軸及びZ軸を座標軸とする三次元のデータで表す工程、(2)上記データにおいて、上記X軸、Y軸及びZ軸のうちの一の座標軸を代表座標軸として、上記歯部50の立体形状をこの代表座標軸に沿って複数に分割して、この立体形状を複数の層が積層された積層体で表す工程、及び、(3)上記歯部50を構成する材料で上記複数の層を一層目から順に形成し積層することで、上記積層体を形成する工程を含んでいる。この製造方法では、歯部50は多数の歯46を備えており、それぞれの歯46の歯すじはこの歯部50の軸心方向に対して傾斜している。【選択図】図2

Description

本発明は、ギアポンプ押出機のためのギアの製造方法に関する。詳細には、ゴムを帯状に加工するために用いられるギアポンプ押出機のための、ギアの製造方法に関する。
タイヤは、トレッド、サイドウォール等の多数のパーツを含んでいる。それぞれのパーツはゴム組成物(以下、単に、ゴムと称することがある。)からなる、又は、パーツの一部がゴム組成物からなる。タイヤの製造では、これらパーツを未架橋の状態で準備し、これらを組み合わせて、ローカバー(未架橋タイヤ)が得られる。このローカバーをモールド内で加圧及び加熱し、タイヤが得られる。
ローカバーを組み立てる工法として、ストリップワインド工法が知られている。この工法では、ゴム組成物を帯状に加工しストリップが準備される。フォーマーにおいて、このストリップを螺旋状に巻き重ねてパーツの形態が整えられる。この工法では、ストリップの厚さは0.5〜2.5mmの範囲で設定される。ストリップは薄い。
図7には、ゴム押出装置2が示されている。このゴム押出装置2は、ストリップの形成に用いられる。ゴム押出装置2は、スクリュー式押出機4と、ギアポンプ押出機6とを備えている。
スクリュー式押出機4は、シリンダ8とスクリュー10とを備えている。シリンダ8には、投入口12が設けられている。この投入口12から、ゴム組成物Rはこの押出機4に投入される。スクリュー10は、図示されない駆動手段により回転させられる。これにより、ゴム組成物Rには練りが加えられる。ゴム組成物Rは、この押出機4の下流側に供給される。
ギアポンプ押出機6は、スクリュー式押出機4の下流側に位置している。ギアポンプ押出機6は、ケーシング14と、互いに噛み合う一対のギア16とを備えている。ケーシング14は、ゴムRの供給口18とこのゴムRの排出口20とを備えている。これらのギア16は、ケーシング14の内部に収容されている。この押出機6では、ギア16が回転することでゴムRが供給口18から排出口20に送られる。この押出機6において、ゴム組成物Rが帯状に加工される。
ゴム押出装置2には、その下流側に、カレンダーロールヘッド22が取り付けられている。このゴム押出装置2では、このヘッド22において、ギアポンプ押出機6から供給された帯状のゴム組成物Rが圧延される。これにより、薄肉のストリップSが形成される。
高品質なタイヤを安定に製造するには、高い精度で形状を整えてパーツを形成する必要がある。この観点から、ギアポンプ押出機6については様々な検討が行われている。この検討の一例が、特開2014−091253公報に開示されている。この公報に記載のギアポンプ押出機では、ストリップの幅の脈動を抑えるために、ギアの形状の最適化が図られている。
特開2014−091253公報
ギアポンプ押出機6において、ギア16の歯部24の形状は複雑である。この歯部24の製作では通常、5軸加工機が使用される。高い精度で形状を整えてパーツを形成し続けるには、ギア16の交換が必要な場合も想定される。このため、ギア16の製作コストを下げたいというニーズがある。
本発明の目的は、製作コストの低減が達成された、ギアポンプ押出機のためのギアの製造方法の提供にある。
本発明は、ギアポンプ押出機のためのギアの歯部の製造方法である。この製造方法は、
(1)上記歯部の立体形状を、X軸、Y軸及びZ軸を座標軸とする三次元のデータで表す工程、
(2)上記データにおいて、上記X軸、Y軸及びZ軸のうちの一の座標軸を代表座標軸として、上記歯部の立体形状をこの代表座標軸に沿って複数に分割して、この立体形状を複数の層が積層された積層体で表す工程
及び
(3)上記歯部を構成する材料で上記複数の層を一層目から順に形成し積層することで、上記積層体を形成する工程
を含んでいる。この製造方法では、歯部は多数の歯を備えており、それぞれの歯の歯すじはこの歯部の軸心方向に対して傾斜している。
好ましくは、このギアポンプ押出機のためのギアの歯部の製造方法では、上記ギアはダブルヘリカルギアである。
本発明に係るギアポンプ押出機のためのギアの製造方法では、ギアの歯部の立体形状を表す3次元データに基づいて複数の層を積層するという要領で、この歯部は製作される。この製造方法では、5軸加工機を用いた従来のギアの製造方法に比べて、低い費用で、しかも短い時間で、ギアが製作される。この製造方法では、ギアの製作コストの低減を達成することができる。言い換えれば、本発明によれば、製作コストの低減が達成された、ギアポンプ押出機のためのギアの製造方法が得られる。
図1は、本発明の一実施形態に係る製造方法で作製されたギアを有するギアポンプ押出機が示された概念図である。 図2は、図1のギアポンプ押出機のためのギアが示された斜視図である。 図3は、図2のギアの分解斜視図である。 図4は、ギアの歯部における歯の形状を平面に展開した展開図である。 図5は、歯部の立体形状を積層体として表した場合の概念図である。 図6は、歯部を形成している様子を表した概念図である。 図7は、従来のギアポンプ押出機が示された概念図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1には、ゴム押出装置32の一部が示されている。このゴム押出装置32は、タイヤのためのゴム組成物RをストリップSに加工するために用いられる。ゴム組成物R(以下、単に、ゴムRと称することがある。)は、この紙面の右側から左側に向かってこのゴム押出装置32のキャビティ34を通過していく。この図1において、右側がこのゴム押出装置32の上流側である。
ゴム押出装置32は、ギアポンプ押出機36を備えている。図1には、ゴム押出装置32のうち、このギアポンプ押出機36の部分が示されている。この図1に示されていないが、このギアポンプ押出機36の上流側には、図7で示されたようなスクリュー式押出機が設けられている。このギアポンプ押出機36の下流側には、カレンダーロールヘッドが設けられている。このゴム押出装置32は、スクリュー式押出機、ギアポンプ押出機36及びカレンダーロールヘッドを備えている。
ギアポンプ押出機36は、ケーシング38と、一対のギア40とを備えている。ケーシング38は、ゴムの供給口42とこのゴムの排出口44とを備えている。それぞれのギア40は、ケーシング38に収容されている。ギア40は、多数の歯46を備えている。これらの歯46は、間隔をあけてこのギア40の周囲に沿って配置されている。図1から明らかなように、一方のギア40の歯46は、他方のギア40の歯46と噛み合うように、これらのギア40は構成されている。言い換えれば、このギアポンプ押出機36は、互いに噛み合う一対のギア40を備えている。
ギア40は、図1の矢印で示された方向に回転する。このギアポンプ押出機36では、一方のギア40が駆動ギアである。他方のギア40は、従動ギアである。このギアポンプ押出機36では、図示されない駆動手段により駆動ギア40が回転させられる。駆動ギア40が回転すると、従動ギア40が回転する。これにより、スクリュー式押出機から供給口42を通じて送られたゴムRは排出口44に送られる。ゴムRは帯状に加工され、下流側のカレンダーロールヘッドに送られる。そして、このカレンダーロールヘッドにおいて、薄肉のストリップSが形成される。
図2には、ギアポンプ押出機36のためのギア40が示されている。図2において、一点鎖線ALはギア40の軸心である。ギアポンプ押出機36においては、ギア40はこの軸心ALを中心に回転する。
このギアポンプ押出機36では、ギア40は軸部48と歯部50とを備えている。軸部48は、丸棒状である。図3に示されているように、軸部48は第一棒52及び第二棒54から構成されている。
歯部50は、略円筒状である。歯部50は、ギア40の軸心ALに沿って延在する孔56を備えている。この孔56には、第一棒52の先端部分が通される。さらにこの第一棒52が第二棒54と組み合わされる。これにより、図2に示されたギア40が得られる。第二棒54に対して第一棒52を引き抜くと、ギア40は、第一棒52、第二棒54及び歯部50の3つの部材に分解される。
前述の、ギア40の多数の歯46は、歯部50に設けられている。これらの歯46は、この歯部50の半径方向外向きに突出している。これらの歯46は、この歯部50の周方向に一定のピッチで配置されている。歯46と歯46との間は、歯溝58とも称される。歯部50の形状がより複雑になるが、高い精度で形状を整えてパーツを形成できるとの観点から、この歯部50の圧力角(図1の符号θで示された角度)は20°以上30°以下の範囲で設定されるのが好ましい。
図4には、歯部50における歯46の形状を平面に展開した展開図が示されている。図4において、上下方向は歯部50の周方向である。歯部50の周方向は、ギア40の回転方向に相当する。左右方向は、歯部50の軸心方向である。歯部50の軸心方向は、ギア40の軸心方向に相当する。この図4において、一点鎖線CLはこの歯部50の軸心方向の中心線である。この中心線CLは、歯部50の半径方向に延びる。
図4において、一点鎖線Xは歯46の歯すじである。この図4に示されているように、歯すじXは、歯部50の軸心方向に対して傾斜して延びている。歯すじXは、歯部50の一方の縁60からその他方の縁60に向かって連続している。歯部50の形状がより複雑になるが、高い精度で形状を整えてパーツを形成できるとの観点から、この歯部50のねじれ角(図4の符号βで示された角度)は20°以上40°以下の範囲で設定されるのが好ましい。
このギアポンプ押出機36では、歯部50の軸心に対して垂直な平面に沿った、この歯部50の断面は、軸心方向のいずれの位置においても、同じ形状を有している。歯すじXは歯部50の軸心方向に対して傾斜して延びているので、軸心方向のそれぞれの位置における、歯46(詳細には、歯すじX)の位置は、周方向に少しずつずれている。
図4において、両矢印LPは一の歯46の歯すじXからこの一の歯46の隣に位置する他の歯46の歯すじXまでの周方向距離である。本発明においては、この距離LPは歯46のピッチの長さである。両矢印LLは、周方向における、歯46の先端62からその後端64までの周方向距離である。この距離LLは、歯46の周方向長さである。
このギアポンプ押出機36では、歯46のピッチの長さLPが歯46の周方向長さLLよりも小さくなるように、歯部50は構成されている。言い換えれば、歯46のピッチの長さLPは歯46の周方向長さLLよりも小さい。歯部50の形状がより複雑になるが、高い精度で形状を整えてパーツを形成できるとの観点から、歯46のピッチの長さLPは歯46の周方向長さLLよりも小さいのが好ましい。
図4に示されているように、歯46の歯すじXの向きは、軸心方向の中心において、屈曲している。中心線CLの右側部分における歯すじXの向きは、この中心線CLの左側部分における歯すじXの向きと逆である。この歯46を擁する歯部50、言い換えれば、ギア40は、ダブルヘリカルギアと称される。図示されていないが、この歯46の歯すじXの向きが軸方向中心において屈曲することなく、この歯すじXが歯部50の一方の縁60からその他方の縁60に向かって連続するように、この歯46が構成されてもよい。このような歯46を擁するギア40は、シングルヘリカルギアと称される。高い精度で形状を整えてパーツを形成できるとの観点から、このギア40としては、歯部50の形状がより複雑なダブルヘリカルギアが好ましい。
このギアポンプ押出機36では、歯部50の材質に特に制限はないが、好ましい材質は金属である。金属としては、アルミニウム、チタン、ステンレススチール又はインコネルが好ましい。軸部48の材質にも特に制限はないが、好ましい材質は金属である。金属としては、アルミニウム、チタン、ステンレススチール又はインコネルが好ましい。歯部50と軸部48とは同じ材質で構成されてもよいし、異なる材質で構成されてもよい。
以上説明されたギアポンプ押出機36のためのギア40は、次のようにして製作される。このギア40の製造方法では、ギア40を構成する歯部50の立体形状が、例えば、三次元CAD(Computer−aided design)システムを用いて、X軸、Y軸及びZ軸を座標軸とする三次元のデータで表される。この製造方法は、歯部50の立体形状を、X軸、Y軸及びZ軸を座標軸とする三次元のデータで表す工程を含んでいる。例えば、図5に示されているように、歯部50の軸心、言い換えれば、ギア40の軸心ALの延在方向をZ軸と一致させて、歯部50の立体形状が三次元のデータで表される。本発明においては、この歯部50の立体形状を表す三次元のデータは、基準データと称される。なお、この明細書では、この図5のように、歯部50を丸棒で模式的に表した図に基づいて、ギア40の歯部50の製造方法が説明される。
この製造方法では、前述の基準データにおいて、X軸、Y軸及びZ軸のうちの一の座標軸を代表座標軸として、歯部50の立体形状をこの代表座標軸に沿って複数に分割して、この立体形状が複数の層が積層された積層体で表される。この製造方法は、基準データにおいて、X軸、Y軸及びZ軸のうちの一の座標軸を代表座標軸として、歯部50の立体形状をこの代表座標軸に沿って複数に分割して、この立体形状を複数の層が積層された積層体で表す工程を含んでいる。図5に模式的に示された歯部50においては、Z軸を代表座標軸として、前述の基準データで表された歯部50の立体形状が、Z軸に沿って複数に分割される。これにより、歯部50の立体形状が複数の層66が積層された積層体68で表される。この製造方法では、歯部50の立体形状を多数の層66の積層体68として表した三次元のデータが準備される。この三次元のデータは、加工データと称される。
この製造方法では、前述の加工データに基づいて、図6(a)及び(b)に示されているように、歯部50を構成する材料で複数の層66が一層目から順に形成され積層される。これにより、図5で示された積層体68、すなわち、歯部50が得られる。この製造方法は、歯部50を構成する材料で複数の層66を一層目から順に形成し積層することで、積層体68を形成する工程を含んでいる。
この製造方法では、積層体68を構成する各層66の形成方法に、特に、制限はない。蒸着装置を用いて蒸着膜として積層体68の各層66を形成してもよいし、塗料を用いて塗膜として光造形等の手法により各層66を形成してもよい。
この製造方法では、ギア40の歯部50の立体形状を表す三次元データに基づいて、複数の層66を積層するという要領で、この歯部50は製作される。この製造方法では、5軸加工機を用いた従来のギアの製造方法に比べて、低い費用で、しかも短い時間で、ギア40が製作される。具体的には、図1に示されたギア40の製作において、ギア40の歯部50を本発明の製造方法で製作し、軸部48を5軸加工機以外の一般的な加工法で製作した場合、このギア40の全体を5軸加工機で製作した場合に比して、費用で8%の低減、時間で30%の短縮が図れることが確認されている。この製造方法は、製作コストの低減に寄与する。言い換えれば、本発明によれば、製作コストの低減が達成された、ギアポンプ押出機36のためのギア40の製造方法が得られる。
この製造方法では、軸部48も、歯部50と同じようにして、製作することができる。しかし、軸部48の形状は、例えば、図3に示されているように、歯部50の形状に比べて単純である。このため、軸部48は5軸加工機でなくても製作可能である。この製造方法は、製作に、5軸加工機を必要とする、複雑な形状を有する歯部50の製作において、特に、顕著な効果を発揮する。この製造方法は、5軸加工機を製作に必要とする、複雑な形状を有する歯部50の製作に適用されるのが好ましい。
この製造方法の実行には、立体印刷機が好適に用いられる。この製造方法は、
(1)歯部50の立体形状を、X軸、Y軸及びZ軸を座標軸とする三次元の基準データで表す工程(STEP1)、
(2)上記基準データにおいて、X軸、Y軸及びZ軸のうちの一の座標軸を代表座標軸として、歯部50の立体形状をこの代表座標軸に沿って複数に分割して、この立体形状を複数の層66が積層された積層体68で表す工程(STEP2)
及び
(3)上記歯部50を構成する材料で上記複数の層66を一層目から順に形成し積層することで、上記積層体68を形成する工程(STEP3)
を含んでいる。この製造方法の実行には、立体印刷機の適用が可能である。この製造方法の実行に立体印刷機を適用する場合には、上記STEP1及び2を三次元CADシステムにおいて実行し、上記STEP3のみを立体印刷機において実行してもよいし、STEP1を三次元CADシステムにおいて実行し、STEP2及び3を立体印刷機において実行してもよいし、STEP1〜3、すなわち、全てのSTEPを立体印刷機において実行してもよい。
以上説明された方法は、複雑な形状を有する、種々の部品の製造にも適用されうる。
2、32・・・ゴム押出装置
4・・・スクリュー式押出機
6、36・・・ギアポンプ押出機
8・・・シリンダ
10・・・スクリュー
12・・・投入口
14、38・・・ケーシング
16、40・・・ギア
18、42・・・供給口
20、44・・・排出口
22・・・カレンダーロールヘッド
24・・・歯部
46・・・歯
48・・・軸部
50・・・歯部
66・・・層
68・・・積層体

Claims (2)

  1. ギアポンプ押出機のための、歯部を有するギアの製造方法であって、
    上記歯部の立体形状を、X軸、Y軸及びZ軸を座標軸とする三次元のデータで表す工程と、
    上記データにおいて、上記X軸、Y軸及びZ軸のうちの一の座標軸を代表座標軸として、上記歯部の立体形状をこの代表座標軸に沿って複数に分割して、この立体形状を複数の層が積層された積層体で表す工程と、
    上記歯部を構成する材料で上記複数の層を一層目から順に形成し積層することで、上記積層体を形成する工程とを含んでおり、
    上記歯部が多数の歯を備えており、それぞれの歯の歯すじがこの歯部の軸心方向に対して傾斜している、ギアポンプ押出機のためのギアの歯部の製造方法。
  2. 上記ギアがダブルヘリカルギアである、請求項1に記載のギアポンプ押出機のためのギアの製造方法。
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