JP2018038319A - ハウス展張用フィルム及びハウス展張用フィルムの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ハウス展張用フィルムにおいて、同一方形状のフィルムが4辺を一致させて重ね合わされて、その内の一つの辺の端縁同士が連続していて折り返し部29となり折り返し部29がハウスの棟パイプ15に沿って配置される二重フィルム体21と、二重フィルム体21の重ね合わせた内面を除く表面に設けられた防滴層23と、折り返し部29から一定距離だけ離間して折り返し部29と平行に二重フィルム体21に形成され離間方向に一定幅を有する目印25と、を設けた。
【選択図】 図1
Description
本発明の請求項1記載のハウス展張用フィルム100は、同一方形状のフィルムが4辺を一致させて重ね合わされて、その内の一つの辺の端縁同士が連続していて折り返し部29となり、該折り返し部29がハウスの棟パイプ15に沿って配置される二重フィルム体21と、
前記二重フィルム体21の重ね合わせた内面を除く表面に設けられた防滴層23と、
前記折り返し部29から一定距離だけ離間して前記折り返し部29と平行に前記二重フィルム体21に形成され、前記離間方向に一定幅を有する目印25と、
を具備することを特徴とする。
前記目印25が、前記折り返し部29を中心に両側に設けられることを特徴とする。
前記折り返し部29から前記目印25までの前記一定距離が、1〜3cmであることを特徴とする。
前記目印25の前記一定幅が、1〜10mmであることを特徴とする。
前記筒型成形フィルム31を、直径を挟んで潰して帯状二重フィルム体33を得る潰し工程と、
前記帯状二重フィルム体33の重ね合わせた内面を除く表面に防滴剤をコーティングする防滴層形成工程と、
前記帯状二重フィルム体33の一側縁をカットして他側縁を折り返し部29とした二重フィルム体21を得るカット工程と、
前記二重フィルム体21を前記折り返し部29に直交する巻き取り中心を中心にしてロール状に巻き取る巻き取り工程と、
前記インフレーション成形工程から前記巻き取り工程までのいずれかの連続する工程の工程間若しくは前記巻き取り工程において、前記折り返し部29から一定距離だけ離間して前記折り返し部29と平行に前記二重フィルム体21に一定幅の目印25を形成する目印形成工程と、
を含むことを特徴とする。
前記二重フィルム体35の重ね合わせた内面を除く表面に防滴剤をコーティングする防滴層形成工程と、
前記二重フィルム体35を前記折り返し部29に直交する巻き取り中心を中心にしてロール状に巻き取る巻き取り工程と、
前記フィルム接合工程から前記巻き取り工程までのいずれかの連続する工程の工程間若しくは前記巻き取り工程において、前記折り返し部29から一定距離だけ離間して前記折り返し部29と平行に前記二重フィルム体35に一定幅の目印25を形成する目印形成工程と、
を具備することを特徴とする。
[第1実施形態]
図1は本実施形態のハウス展張用フィルムをハウスとともに表した斜視図である。
本実施形態に係るハウス展張用フィルム100は、農業用や園芸用のハウス、すなわちパイプハウス11に用いられる。
ハウス展張用フィルム100は、二重フィルム体21と、防滴層23(図5参照)と、目印25と、を有する。
ハウス展張用フィルム100は、パイプハウス11に展張させる際に、二つ折りに折り畳まれて互いに密着している状態から引き離すようにして開反させる。この際、二重フィルム体21は、一対の端縁27のいずれかに所定量のズレを設けておけば、引き剥がし作業を容易にすることができる。
両端末となった一対の端縁27が引き剥がされ、一枚となったハウス展張用フィルム100は、図4の下面側が防滴層23となる。すなわち、この防滴層23は、パイプハウス11の内側に配置されることになる。一対の目印25は、折り返し部29を中心に、両側に平行に配置されることになる。ハウス展張用フィルム100は、パイプハウス11に展張した後、この一対の目印25の間に、棟パイプ15が位置するように、微調整が容易に可能となる。
図5はインフレーション成形工程、潰し工程、防滴層形成工程を説明する工程図、図6はカット工程、目印形成工程、巻き取り工程を説明する工程図である。
本実施形態に係るハウス展張用フィルムの製造方法は、インフレーション成形工程と、潰し工程と、防滴層形成工程と、カット工程と、巻き取り工程と、目印形成工程と、を有する。
潰し工程は、図5(b)に示すように、筒型成形フィルム31を、直径を挟んで潰して帯状二重フィルム体33を得る。
防滴層形成工程は、図5(c)に示すように、帯状二重フィルム体33の重ね合わせた内面を除く表面に防滴剤をコーティングする。
本実施形態に係るハウス展張用フィルム100は、ロール体として巻き取られたハウス展張用フィルム100が、ロール体から繰り出される。繰り出されたハウス展張用フィルム100は、繰り出し方向が棟パイプ15に沿う向きでハウスに載置される。載置位置は、目印25の延在方向を棟パイプ15に沿わせて位置決めする。ハウス展張用フィルム100は、目印25を棟パイプ15に沿わせた状態で、ハウスの幅方向であるアーチパイプ13の延在方向、すなわち棟パイプ15に直交する方向の略半分を覆うことになる。
次に、本発明に係るハウス展張用フィルムの製造方法の変形例を説明する。
このハウス展張用フィルムの製造方法は、図示は省略するが、特に、平面状に成形、例えば押出成形またはカレンダー成形の後、二つ折りとし、二重フィルム体を得ることが特徴の一つとなる。
このハウス展張用フィルムの製造方法では、広幅のフィルムを成形した後に、成形方向の中央を折り、二つ折りにして二重フィルム体を得るので、上述したインフレーション成形工程や潰し工程,カット工程が不要となり、二つ折り工程のみとなるので、製造工程及び製造設備を簡素にすることができる。
次に、本発明の第2実施形態を説明する。
図7はフィルム接合工程の説明図である。
このハウス展張用フィルム200の製造方法では、特に、2枚のフィルムの一側同士を接合し、二重フィルム体35を得ることが特徴の一つとなる。
このようにして製造されたハウス展張用フィルム200は、同一方形状のフィルムが4辺を一致させて重ね合わされてその内の一つの辺の端縁同士が接合部41により連続していて折り返し部29となり、この折り返し部29がハウスの棟パイプ15に沿って配置される二重フィルム体35と、二重フィルム体35の重ね合わせた内面を除く表面に設けられた防滴層23と、折り返し部29から一定距離Dだけ離間して折り返し部29と平行に二重フィルム体35に形成され離間方向に一定幅Mを有する目印25と、を備えるものとなる。
15…棟パイプ
21,35…二重フィルム体
23…防滴層
25…目印
27…端縁
29…折り返し部
31…筒型成形フィルム
33…帯状二重フィルム体
100,200…ハウス展張用フィルム
D…一定距離
M…一定幅
Claims (6)
- 同一方形状のフィルムが4辺を一致させて重ね合わされて、その内の一つの辺の端縁同士が連続していて折り返し部となり前記折り返し部がハウスの棟パイプに沿って配置される二重フィルム体と、
前記二重フィルム体の重ね合わせた内面を除く表面に設けられた防滴層と、
前記折り返し部から一定距離だけ離間して前記折り返し部と平行に前記二重フィルム体に形成され、前記離間方向に一定幅を有する目印と、
を具備することを特徴とするハウス展張用フィルム。 - 請求項1記載のハウス展張用フィルムであって、
前記目印が、前記折り返し部を中心に両側に設けられることを特徴とするハウス展張用フィルム。 - 請求項1または2記載のハウス展張用フィルムであって、
前記折り返し部から前記目印までの前記一定距離が、1〜3cmであることを特徴とするハウス展張用フィルム。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載のハウス展張用フィルムであって、
前記目印の前記一定幅が、1〜10mmであることを特徴とするハウス展張用フィルム。 - インフレーション成形により筒型成形フィルムを得るインフレーション成形工程と、
前記筒型成形フィルムを、直径を挟んで潰して帯状二重フィルム体を得る潰し工程と、
前記帯状二重フィルム体の重ね合わせた内面を除く表面に防滴剤をコーティングする防滴層形成工程と、
前記帯状二重フィルム体の一側縁をカットして他側縁を折り返し部とした二重フィルム体を得るカット工程と、
前記二重フィルム体を前記折り返し部に直交する巻き取り中心を中心にしてロール状に巻き取る巻き取り工程と、
前記インフレーション成形工程から前記巻き取り工程までのいずれかの連続する工程の工程間若しくは前記巻き取り工程において、前記折り返し部から一定距離だけ離間して前記折り返し部と平行に前記二重フィルム体に一定幅の目印を形成する目印形成工程と、
を含むことを特徴とするハウス展張用フィルムの製造方法。 - 同一方形状の一対のフィルムを4辺が一致するように重ね合わされて、その内の一つの辺の端縁同士を接合して折り返し部とした二重フィルム体を得るフィルム接合工程と、
前記二重フィルム体の重ね合わせた内面を除く表面に防滴剤をコーティングする防滴層形成工程と、
前記二重フィルム体を前記折り返し部に直交する巻き取り中心を中心にしてロール状に巻き取る巻き取り工程と、
前記フィルム接合工程から前記巻き取り工程までのいずれかの連続する工程の工程間若しくは前記巻き取り工程において、前記折り返し部から一定距離だけ離間して前記折り返し部と平行に前記二重フィルム体に一定幅の目印を形成する目印形成工程と、
を具備することを特徴とするハウス展張用フィルムの製造方法。
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KR20190131159A (ko) * | 2018-05-15 | 2019-11-26 | 유재윤 | 에어 캡 접합장치 및 이 접합장치에 의해 제조된 에어 캡 |
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