JP2018038058A - 音声出力装置、撮像システム、音声出力方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】所定の音声と同期して動画を撮影する動画撮影手段と、前記所定の音声の所定箇所に関する外部機器から出力されるタイミング情報を取得するタイミング情報取得手段と、前記タイミング情報取得手段によって取得された前記タイミング情報を、前記動画撮影手段によって撮影される動画と対応付けて記憶するタイミング情報記憶手段と、を備える撮像装置。
【選択図】図7
Description
例えば、複数の曲をつないだり、テンポを変更したりしてダンス用に編集された音楽に合わせて踊っている姿を撮影し、その動画を確認することで、ダンスの練習が行われる。
このように撮影された動画を再生する場合、撮影時に被写体の周囲に流れていた音楽に関するテンポの変更、曲の切り換わる瞬間等の情報が動画ファイルに反映されないため、撮影した動画の再生中にテンポ等が変更された部分、曲の切り換わる瞬間等に対応する被写体の撮影状態を確認するために検索したくとも、コマ戻し等で巻き戻すしか方法がなく視聴しやすいとは言えない。
ここで、特許文献1には、画像と共にファイルに記録されているオーディオ再生データに基づいて、撮影された画像に対応した音声を自動でオーディオ再生する技術が開示されている。
特許文献1に記載の技術は、オーディオ再生中の音声が格納されている場所を示すオーディオ再生情報を撮影した画像と共に記憶するものであり、容易に画像と音声とを同時に鑑賞することを可能とするものである。
所定の音声と同期して動画を撮影する動画撮影手段と、
前記所定の音声の所定箇所に関する外部機器から出力されるタイミング情報を取得するタイミング情報取得手段と、
前記タイミング情報取得手段によって取得された前記タイミング情報を、前記動画撮影手段によって撮影される動画と対応付けて記憶するタイミング情報記憶手段と、
を備えることを特徴とする。
[構成]
図1は、本発明の一実施形態に係る撮像システム1のシステム構成を示す図である。
図1において、撮像システム1は、音声出力装置100と、撮像装置200とを含んで構成され、音声出力装置100と撮像装置200とは、通信可能に構成されている。なお、音声出力装置100と撮像装置200との通信は、WiFi、ブルートゥース(登録商標)、赤外線通信等の無線通信あるいは通信ケーブルを介した有線通信によって行うことが可能である。
音声出力装置100は、例えばスピーカを備えたポータブル音楽プレーヤーとして構成される。なお、音声出力装置100として、スピーカに代えて、ヘッドフォンを介して音楽を出力する構成としてもよい。
音声出力装置100は、CPU(Central Processing Unit)111と、ROM(Read Only Memory)112と、RAM(Random Access Memory)113と、バス114と、入出力インターフェース115と、入力部116と、出力部117と、記憶部118と、電源制御部119と、通信部120と、ドライブ121と、を備えている。
ここで、イベント情報とは、音声出力装置100によって再生される音楽のデータにおいて、編集された箇所(以下、適宜「編集点」と呼ぶ)を示す情報であり、例えば、曲の先頭箇所、曲の変更箇所、テンポの変更箇所あるいは曲の終了箇所等を表すイベント情報が音楽のデータに対応付けて設定されている。
出力部117は、ディスプレイやスピーカ等で構成され、画像や音楽を出力する。
記憶部118は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の半導体メモリで構成され、各種音楽や画像のデータ等を記憶する。
電源制御部119は、不図示のバッテリの充電状態を検出し、充電状態を示すデータをCPU111に出力する。
通信部120は、撮像装置200との間で行う通信を制御する。
撮像装置200は、例えばデジタルカメラとして構成される。
さらに、CPU211は、シャッタボタンの押下等による動画の撮影記録の指示にしたがって、撮像部216から連続して出力される複数の撮像画像のデータを動画像のデータとして記録する処理を実行する。
フォーカスレンズは、イメージセンサの受光面に被写体像を結像させるレンズである。ズームレンズは、焦点距離を一定の範囲で自在に変化させるレンズである。
光学レンズ部にはまた、必要に応じて、焦点、露出、ホワイトバランス等の設定パラメータを調整する周辺回路が設けられる。
光電変換素子は、例えばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型の光電変換素子等から構成される。光電変換素子には、光学レンズ部から被写体像が入射される。そこで、光電変換素子は、被写体像を光電変換(撮像)して画像信号を一定時間蓄積し、蓄積した画像信号をアナログ信号としてAFEに順次供給する。
このような撮像部216の出力信号によって表されるデータは、撮像画像のデータとして、CPU211やRAM213等に適宜供給される。
出力部218は、ディスプレイやスピーカ等で構成され、画像や音声を出力する。
記憶部219は、ハードディスクあるいはDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種画像のデータを記憶する。
通信部220は、インターネットを含むネットワークを介して他の装置(図示せず)との間で行う通信を制御する。
ドライブ222には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、あるいは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア231が適宜装着される。ドライブ222によってリムーバブルメディア231から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部219にインストールされる。また、リムーバブルメディア231は、記憶部219に記憶されている撮像画像のデータ等の各種データも、記憶部219と同様に記憶することができる。
音楽出力処理とは、複数の曲の連結、テンポの変更等の編集が施され、その編集点にイベント情報が対応付けられた音楽ファイルに基づいて、音楽と共に、設定されているイベント情報を順次出力する一連の処理をいう。
撮影信号受信制御部141は、撮像装置200から送信された動画像の撮影開始を示す信号(撮影開始信号)及び撮影終了を示す信号(撮影終了信号)を受信する。そして、撮影信号受信制御部141は、受信した撮影開始信号あるいは撮影終了信号を音楽出力部142に出力する。
さらに、音楽出力部142は、音楽ファイルに含まれている音楽に設定されたイベント情報を検出し、検出したイベント情報をイベント送信制御部143に出力する。
イベント送信制御部143は、出力される音楽に合わせて、イベント情報が検出されたタイミングで、音楽出力部142から入力されたイベント情報を通信部220を介して撮像装置200に送信する。
図5は、撮像装置200の機能的構成のうち、動画撮影処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。
動画撮影処理とは、音声出力装置100から受信したイベント情報に基づいて、そのイベントを表すイベントタグと対応付けながら、被写体の動画像を撮影する一連の処理をいう。
撮影信号送信制御部241は、入力部217を介して動画像の撮影開始が指示されると、音声出力装置100に対して、撮影開始信号を送信する。また、撮影信号送信制御部241は、入力部217を介して動画像の撮影終了が指示されると、音声出力装置100に対して、撮影終了信号を送信する。
イベント受信制御部242は、通信部220を介してイベント情報を受信すると、受信したイベント情報及び受信した時刻を動画データ生成部243に出力する。
また、動画データ生成部243は、イベント受信制御部242からイベント情報及び受信時刻が入力されると、受信時刻における動画像のデータのフレームと対応付けて、イベント情報が表すイベントのイベントタグを記録する。動画データ生成部243は、例えば、イベントタグを動画像のデータのフレームにおけるヘッダ領域に格納することにより、イベントタグを記録する。
ここで、イベントタグとは、イベント情報が表すイベントの内容を示すタグ情報であり、動画像のデータにおけるフレームに付されることで、そのフレームのタイミングで、音声出力装置100が出力する音楽に特定のイベントが発生したことを示すものである。
図6に示すように、本実施形態においては、イベントタグが示すイベントとして、曲の先頭、曲の変更、テンポの変更、曲の終了、任意に設定された編集点等が定義されている。
図7において、音声出力装置100によって出力される音楽は、時刻T1において曲Aが始まり、時刻T2において曲Bに移行する。また、時刻T3において曲Bのテンポが変更され、時刻T4において曲Cに移行する。
この場合、音声出力装置100は、時刻T1において、曲Aの先頭を示すイベント情報、時刻T2において、曲Bの先頭を示すイベント情報、時刻T3において、テンポの変更を示すイベント情報、時刻T4において、曲Cの先頭を示すイベント情報を撮像装置200に送信する。
このように動画データ生成部243によって生成された動画像のデータには、音声出力装置100によって出力された音楽の編集点のタイミングで、イベントタグが設定されている。
また、動画像のデータとイベントタグとが一体のファイルとなるため、データの管理が容易なものとなる。
次に、動作を説明する。
初めに、撮像システム1全体における動作例の概略を説明する。
図8は、撮像システム1全体の概略的な動作例の流れを説明するフローチャートである。
撮像システム1が動作する場合、初めに、撮像装置200は、動画像を撮影するモード(動画モード)に設定され、音声出力装置100は、撮像装置200と通信を行うモード(通信モード)に設定される。これにより、動作のためのスタンバイ状態となる。
ステップM1において、音声出力装置100は、撮像装置200から送信される同期開始信号に応じて、タイマの設定等を行い、同期を開始する。
ステップC2において、撮像装置200は、ユーザの操作に応じて、動画像の撮影を開始し、音声出力装置100に撮影開始信号を送信する。
次に、ステップM3において、音声出力装置100は、再生中の音楽ファイルにおいて、曲の先頭を示すイベント情報を検出すると、そのイベント情報を撮像装置200に送信する。
ステップC3において、撮像装置200は、曲の先頭を示すイベント情報を受信し、撮影中の動画像のフレームに、受信したイベント情報に対応するイベントタグ(曲の先頭)を設定する。
ステップC4において、撮像装置200は、曲の変更を示すイベント情報を受信し、撮影中の動画像のフレームに、受信したイベント情報に対応するイベントタグ(曲の変更)を設定する。
ステップC5において、撮像装置200は、テンポの変更を示すイベント情報を受信し、撮影中の動画像のフレームに、受信したイベント情報に対応するイベントタグ(テンポの変更)を設定する。
ステップC6の後、撮像装置200は、動画モードを終了する。
ステップM6において、音声出力装置100は、撮像装置200から撮影終了信号を受信したことに応じて、音楽ファイルの再生を終了する。
ステップM6の後、音声出力装置100は、通信モードを終了する。
図9は、図4の機能的構成を有する図2の音声出力装置100が実行する音楽出力処理の流れを説明するフローチャートである。
音楽出力処理は、撮像装置200から撮影開始信号を受信したことを契機として開始される。
ステップS1において、音楽出力部142は、タイマtをゼロにセット(t=0)する。このタイマtの値は、撮像装置200から送信されるタイマf(後述)と比較され、撮像装置200との同期を取るために用いられる。
音楽ファイルの再生終了が指示された場合、ステップS2においてYESと判定されて、処理は終了となる。
これに対し、音楽ファイルの再生終了が指示されていない場合、ステップS2においてNOと判定されて、処理はステップS3に移行する。
ステップS3において、音楽出力部142は、再生中の音楽ファイルにおいて、曲の先頭を示すイベント情報が検出されたか否かの判定を行う。
これに対し、曲の先頭を示すイベント情報が検出されていない場合、ステップS3においてNOと判定されて、処理はステップS5に移行する。
ステップS4において、音楽出力部142は、イベント送信制御部143を介して曲の先頭を示すイベント情報を撮像装置200に送信する。
ステップS4の後、処理はステップS5に移行する。
再生中の音楽ファイルにおいて、曲の変更を示すイベント情報が検出された場合、ステップS5においてYESと判定されて、処理はステップS6に移行する。
これに対し、再生中の音楽ファイルにおいて、曲の変更を示すイベント情報が検出されていない場合、ステップS5においてNOと判定されて、処理はステップS7に移行する。
ステップS6の後、処理はステップS7に移行する。
ステップS7において、音楽出力部142は、再生中の音楽ファイルにおいて、テンポの変更を示すイベント情報が検出されたか否かの判定を行う。
再生中の音楽ファイルにおいて、テンポの変更を示すイベント情報が検出された場合、ステップS7においてYESと判定されて、処理はステップS8に移行する。
これに対し、再生中の音楽ファイルにおいて、テンポの変更を示すイベント情報が検出されていない場合、ステップS7においてNOと判定されて、処理はステップS9に移行する。
ステップS8の後、処理はステップS9に移行する。
ステップS9において、音楽出力部142は、再生中の音楽ファイルにおいて、任意に設定された編集点を示すイベント情報が検出されたか否かの判定を行う。
再生中の音楽ファイルにおいて、任意に設定された編集点を示すイベント情報が検出された場合、ステップS9においてYESと判定されて、処理はステップS10に移行する。
ステップS10において、音楽出力部142は、イベント送信制御部143を介して任意に設定された編集点を示すイベント情報を撮像装置200に送信する。
ステップS10の後、処理はステップS11に移行する。
ステップS11において、音楽出力部142は、タイマtの値をインクリメントする。
ステップS11の後、処理はステップS2に戻る。
図10は、図5の機能的構成を有する図3の撮像装置200が実行する撮像処理の流れを説明するフローチャートである。
撮像処理は、ユーザにより入力部217に対して、動画像の撮影を実行するための操作がなされたことを契機として開始される。
ステップS21において、撮影信号送信制御部241は、音声出力装置100に撮影開始信号を送信する。
ステップS22において、動画データ生成部243は、動画像のデータを格納するファイルを作成する。
ステップS24において、動画データ生成部243は、動画像の撮影を終了する操作が行われたか否かの判定を行う。
動画像の撮影を終了する操作が行われた場合、ステップS24においてYESと判定されて、処理はステップS35に移行する。
これに対し、動画像の撮影を終了する操作が行われていない場合、ステップS24においてNOと判定されて、処理はステップS25に移行する。
ステップS26において、動画データ生成部243は、イベント受信制御部242を介して曲の先頭を示すイベント情報を受信したか否かの判定を行う。
イベント受信制御部242を介して曲の先頭を示すイベント情報を受信した場合、ステップS26においてYESと判定されて、処理はステップS27に移行する。
これに対し、イベント受信制御部242を介して曲の先頭を示すイベント情報を受信していない場合、ステップS26においてNOと判定されて、処理はステップS28に移行する。
ステップS27の後、処理はステップS28に移行する。
ステップS28において、動画データ生成部243は、イベント受信制御部242を介して曲の変更を示すイベント情報を受信したか否かの判定を行う。
イベント受信制御部242を介して曲の変更を示すイベント情報を受信した場合、ステップS28においてYESと判定されて、処理はステップS29に移行する。
これに対し、イベント受信制御部242を介して曲の変更を示すイベント情報を受信していない場合、ステップS28においてNOと判定されて、処理はステップS30に移行する。
ステップS29の後、処理はステップS30に移行する。
ステップS30において、動画データ生成部243は、イベント受信制御部242を介してテンポの変更を示すイベント情報を受信したか否かの判定を行う。
イベント受信制御部242を介してテンポの変更を示すイベント情報を受信した場合、ステップS30においてYESと判定されて、処理はステップS31に移行する。
これに対し、イベント受信制御部242を介してテンポの変更を示すイベント情報を受信していない場合、ステップS30においてNOと判定されて、処理はステップS32に移行する。
ステップS31の後、処理はステップS32に移行する。
ステップS32において、動画データ生成部243は、イベント受信制御部242を介して任意に設定された編集点を示すイベント情報を受信したか否かの判定を行う。
イベント受信制御部242を介して任意に設定された編集点を示すイベント情報を受信した場合、ステップS32においてYESと判定されて、処理はステップS33に移行する。
これに対し、イベント受信制御部242を介して任意に設定された編集点を示すイベント情報を受信していない場合、ステップS32においてNOと判定されて、処理はステップS34に移行する。
ステップS33の後、処理はステップS34に移行する。
ステップS34において、動画データ生成部243は、タイマfをインクリメントする。
ステップS34の後、処理はステップS24に戻る。
ステップS36において、撮影信号送信制御部241は、撮影終了信号を音声出力装置100に送信する。
ステップS36の後、撮像処理は終了となる。
動画データ生成部243は、所定の音声(例えば音楽ファイルに含まれる音楽)と同期して動画を録画する。
イベント受信制御部242は、外部機器(例えば音声出力装置100)から出力される音声出力中の音声の編集箇所に関する編集情報(イベント情報)を取得する。
動画データ生成部243は、編集情報を録画されている動画と対応付けて記憶する。
このような構成により、曲をつないだりテンポを変えたりといった編集を行いスピーカやヘッドフォン等で出力された音声と同期して、音楽に合わせた踊り等の撮影を行う場合に、曲の変更やテンポの変更といった音声の編集箇所に関する編集情報を取得して、録画中の動画の録画動作を制御することで、動画再生時のタイミングに関する検索が容易になる。
即ち、本発明によれば、編集された音楽に合わせて撮影された動画において、音楽の種々の編集箇所に対応する部分の動画を容易に検索することが可能となる。
このような構成により、映像と音声の一体感があり、臨場感にあふれる動画を得ることができる。
このような構成により、音声の編集箇所に関する編集情報に基づいて動画の検索が可能となるので、動画再生時に、曲の切り換わる瞬間や曲のテンポが変わったタイミングに容易にジャンプできる。
このような構成により、事前に編集しておいた音声データを再生するだけで、音声の編集箇所に関する編集情報を取得して、録画中の動画に関連させて記録できる。
撮影信号送信制御部241は、動画データ生成部243による録画の開始あるいは終了に応じて、外部機器(音声出力装置100)に音声出力の開始あるいは終了を制御させる。
このような構成により、撮像装置200側で録画の開始、終了を行うだけで、自動的に音楽再生の開始、終了を制御し、音声の編集箇所に関する編集情報を取得して、録画中の動画に関連させて記録できる。
このような構成により、1つの動画ファイルのみに全てのデータが記録されるので、データの管理が容易になる。
音楽出力部142は、外部(撮像装置200)で録画される動画と同期して音声を出力する。
イベント送信制御部143は、出力される音声の編集箇所に関する編集情報を外部機器に対して出力する。
このような構成により、音声を出力する装置から動画を撮影する装置に対して音声の編集箇所を通知することができるため、動画を撮影する装置において、動画と対応付けて音声の編集箇所を記録することができる。
上述の実施形態において、音声出力装置100は、複数の曲の連結、テンポの変更等の編集が施され、その編集点にイベント情報が対応付けられた音楽ファイルを再生するものとして説明した。
これに対し、リアルタイムに曲やテンポ等が変更される状況(例えばディスクジョッキーによる音楽パフォーマンス等)においても、本発明を適用することが可能である。
即ち、曲やテンポ等が変更される毎に、そのイベントに対応したイベント情報(編集点を示す情報)を音楽に対応付けて撮像装置200に送信することで、リアルタイムに変化される音楽においても、イベントタグを設定した動画像を撮影することが可能となる。
このような構成により、クラブのDJのように臨機応変に音声出力の編集を行う場合であっても、音声の編集箇所に関する編集情報を取得して、録画中の動画に関連させて記録できる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
第1実施形態においては、撮像装置200が撮像処理を実行する場合、動画像のフレームにおけるヘッダにイベントタグを格納することとした。
即ち、撮像装置200によって生成される動画像のファイルは、動画像のデータとイベントタグとが一体となったファイルである。
一方、撮像装置200が撮像処理を実行する場合、動画像のデータとイベントタグとを別ファイルに記録することができる。
図11において、イベントタグを示す数字は、図6におけるイベントタグが示すイベントの種類と対応するものであり、図7に示すイベントタグを別ファイルとした例を示している。
図11に示すように、動画像のデータにおけるタイムスタンプ(先頭からの時間(時:分:秒))と、イベントタグとを対応付けて記録することで、動画像のデータを汎用性の高いものとできる。
このような構成により、動画ファイルには手を加えないため、動画ファイルの汎用性を高いものとできる。
これに対し、撮像装置200が、音声出力装置100から音楽ファイルの再生を開始したことを示す信号(再生開始信号)を受信することに対応して、動画像の撮影を開始したり、音楽ファイルの再生を終了したことを示す信号(再生終了信号)を受信することに対応して、動画像の撮影を終了したりすることとしてもよい。
即ち、撮像装置200における動画データ生成部243は、外部機器(音声出力装置100)における音声出力の開始あるいは終了に応じて、動画の録画の開始あるいは終了を制御する。
このような構成により、外部機器側で音声の開始、終了を行うだけで、自動的に録画の開始、終了を制御し、音声のタイミングに関連する情報を取得して、録画中の動画に関連させて記録できる。
また、上述の実施形態では、まず撮像装置200から音声出力装置100との間で同期を取り、その後に開始信号の送受信を行っているが、開始信号の送受信と同時に同期を取るようにしてもよい。
また、上述の実施形態では、音声出力装置100が出力する音声は音楽として説明しているが、これに限らず、ダンスの振り付けを指示する人物の声といったものであってもよい。
また、上述の実施形態では、動画撮影処理中にイベントタグの設定を行っているが、動画撮影中にイベントタグの種類とタイミングを一時記憶しておき、動画撮影が終わってからまとめてイベントタグの設定を行うようにしてもよい。
例えば、本発明は、音楽出力機能を有する電子機器一般に適用することができる。具体的には、例えば、本発明は、ノート型のパーソナルコンピュータ、プリンタ、テレビジョン受像機、ビデオカメラ、携帯型ナビゲーション装置、携帯電話機、スマートフォン、ポータブルゲーム、DJ(DISK JOCKEY)機器等に適用可能である。
例えば、本発明は、撮影機能を有する電子機器一般に適用することができる。具体的には、例えば、本発明は、ノート型のパーソナルコンピュータ、プリンタ、テレビジョン受像機、ビデオカメラ、携帯型ナビゲーション装置、携帯電話機、スマートフォン、ポータブルゲーム機等に適用可能である。
換言すると、図4及び5の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が音声出力装置100あるいは撮像装置200に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図4及び5の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等より構成される全体的な装置を意味するものとする。
[付記1]
所定の音声と同期して動画を撮影する動画撮影手段と、
前記所定の音声の所定箇所に関する外部機器から出力されるタイミング情報を取得するタイミング情報取得手段と、
前記タイミング情報取得手段によって取得された前記タイミング情報を、前記動画撮影手段によって撮影される動画と対応付けて記憶するタイミング情報記憶手段と、
を備えることを特徴とする撮像装置。
[付記2]
前記所定の音声は、前記外部機器から音声出力され、
前記動画撮影手段は、前記外部機器から音声出力されている音声を録音しながら前記動画を撮影することを特徴とする付記1に記載の撮像装置。
[付記3]
前記タイミング情報記憶手段は、前記タイミング情報を前記タイミング情報取得手段によって取得されたタイミングで撮影された前記動画のフレームの位置を示す情報として記録することを特徴とする付記1または2に記載の撮像装置。
[付記4]
前記所定の音声は、編集され記録されている音声データが再生された音声であることを特徴とする付記1から3のいずれか1つに記載の撮像装置。
[付記5]
前記動画撮影手段による撮影の開始あるいは終了に応じて、外部機器に音声出力の開始あるいは終了を制御させる音声出力制御手段を備えることを特徴とする付記4に記載の撮像装置。
[付記6]
前記所定の音声は、リアルタイムで編集される音声データの音声であることを特徴とする付記1から3のいずれか1つに記載の撮像装置。
[付記7]
前記動画撮影手段は、外部機器における音声出力の開始あるいは終了に応じて、前記動画の撮影の開始あるいは終了を制御することを特徴とする付記4または6に記載の撮像装置。
[付記8]
前記タイミング情報記憶手段は、前記タイミング情報取得手段によって取得された前記タイミング情報を、前記動画撮影手段によって撮影されている動画に埋め込んで記録することを特徴とする付記4または6に記載の撮像装置。
[付記9]
前記タイミング情報記憶手段は、前記タイミング情報取得手段によって取得された前記タイミング情報を、前記動画撮影手段によって撮影されている動画とは別ファイルとして記録することを特徴とする付記4または6に記載の撮像装置。
[付記10]
外部機器で撮影される動画と同期して音声を出力する音声出力手段と、
前記音声出力手段によって出力される音声の所定箇所に関するタイミング情報を前記外部機器に対して出力するタイミング情報出力手段と、
を備えることを特徴とする音声出力装置。
[付記11]
所定の音声と同期して動画を撮影する動画撮影ステップと、
前記所定の音声の所定箇所に関する外部機器から出力されるタイミング情報を取得するタイミング情報取得ステップと、
前記タイミング情報取得ステップにおいて取得された前記タイミング情報を、前記動画撮影ステップにおいて撮影される動画と対応付けて記憶するタイミング情報記憶ステップと、
を含むことを特徴とする撮像方法。
[付記12]
コンピュータを、
所定の音声と同期して動画を撮影する動画撮影手段と、
前記所定の音声の所定箇所に関する外部機器から出力されるタイミング情報を取得するタイミング情報取得手段と、
前記タイミング情報取得手段によって取得された前記タイミング情報を、前記動画撮影手段によって撮影される動画と対応付けて記憶するタイミング情報記憶手段と、
として機能させることを特徴とするプログラム。
音声を外部出力する音声出力手段と、
前記音声出力手段によって出力される音声の所定箇所に関するタイミング情報を外部出力するタイミング情報出力手段と、
を備えることを特徴とする。
Claims (15)
- 所定の音声と同期して動画を撮影する動画撮影手段と、
前記所定の音声の所定箇所に関する外部機器から出力されるタイミング情報を取得する
タイミング情報取得手段と、
前記タイミング情報取得手段によって取得された前記タイミング情報を、前記動画撮影
手段によって撮影される動画と対応付けて記憶するタイミング情報記憶手段と、
を備えることを特徴とする撮像装置。 - 前記所定の音声は、前記外部機器から音声出力され、
前記動画撮影手段は、前記外部機器から音声出力されている音声を録音しながら前記動
画を撮影することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 外部機器から出力される所定の音声と並行して動画を撮影する動画撮影手段と、
前記所定の音声の所定箇所に関する前記外部機器から出力されるタイミング情報を取得
するタイミング情報取得手段と、
前記タイミング情報取得手段によって取得された前記タイミング情報を、前記動画撮影
手段によって撮影される動画と対応付けて記憶するタイミング情報記憶手段と、
を備えることを特徴とする撮像装置。 - 前記動画撮影手段は、前記外部機器から音声出力されている音声を録音しながら前記動
画を撮影することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。 - 前記タイミング情報記憶手段は、前記タイミング情報を前記タイミング情報取得手段に
よって取得されたタイミングで撮影された前記動画のフレームの位置を示す情報として記
録することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の撮像装置。 - 前記所定の音声は、編集され記録されている音声データが再生された音声であることを
特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の撮像装置。 - 前記動画撮影手段による撮影の開始あるいは終了に応じて、外部機器に音声出力の開始
あるいは終了を制御させる音声出力制御手段を備えることを特徴とする請求項6に記載の
撮像装置。 - 前記所定の音声は、リアルタイムで編集される音声データの音声であることを特徴とす
る請求項1から5のいずれか1項に記載の撮像装置。 - 前記動画撮影手段は、外部機器における音声出力の開始あるいは終了に応じて、前記動
画の撮影の開始あるいは終了を制御することを特徴とする請求項6または8に記載の撮像
装置。 - 前記タイミング情報記憶手段は、前記タイミング情報取得手段によって取得された前記
タイミング情報を、前記動画撮影手段によって撮影されている動画に埋め込んで記録する
ことを特徴とする請求項6または8に記載の撮像装置。 - 前記タイミング情報記憶手段は、前記タイミング情報取得手段によって取得された前記
タイミング情報を、前記動画撮影手段によって撮影されている動画とは別ファイルとして
記録することを特徴とする請求項6または8に記載の撮像装置。 - 所定の音声と同期して動画を撮影する動画撮影処理と、
前記所定の音声の所定箇所に関する外部機器から出力されるタイミング情報を取得する
タイミング情報取得処理と、
前記タイミング情報取得処理において取得された前記タイミング情報を、前記動画撮影
処理において撮影される動画と対応付けて記憶するタイミング情報記憶処理と、
を含むことを特徴とする撮像方法。 - 外部機器から出力される所定の音声と並行して動画を撮影する動画撮影処理と、
前記所定の音声の所定箇所に関する前記外部機器から出力されるタイミング情報を取得
するタイミング情報取得処理と、
前記タイミング情報取得処理において取得された前記タイミング情報を、前記動画撮影
処理において撮影される動画と対応付けて記憶するタイミング情報記憶処理と、
を含むことを特徴とする撮像方法。 - コンピュータに、
所定の音声と同期して動画を撮影する動画撮影機能と、
前記所定の音声の所定箇所に関する外部機器から出力されるタイミング情報を取得する
タイミング情報取得機能と、
前記タイミング情報取得機能によって取得された前記タイミング情報を、前記動画撮影
機能によって撮影される動画と対応付けて記憶するタイミング情報記憶機能と、
を実現させるためのプログラム。 - コンピュータに、
外部機器から出力される所定の音声と並行して動画を撮影する動画撮影機能と、
前記所定の音声の所定箇所に関する前記外部機器から出力されるタイミング情報を取得
するタイミング情報取得機能と、
前記タイミング情報取得機能によって取得された前記タイミング情報を、前記動画撮影
機能によって撮影される動画と対応付けて記憶するタイミング情報記憶機能と、
を実現させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2017201584A JP2018038058A (ja) | 2017-10-18 | 2017-10-18 | 音声出力装置、撮像システム、音声出力方法及びプログラム |
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Citations (4)
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---|---|---|---|---|
JPH05153450A (ja) * | 1991-11-26 | 1993-06-18 | Hitachi Ltd | ビデオカメラ |
JPH07169172A (ja) * | 1992-07-31 | 1995-07-04 | Kenwood Corp | デジタル録音再生装置の録音方式 |
JP2002369131A (ja) * | 2001-06-11 | 2002-12-20 | Fujitsu Ltd | 画像符号化蓄積装置 |
JP2003348534A (ja) * | 2002-05-27 | 2003-12-05 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像記録装置並びに画像記録方法 |
-
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- 2017-10-18 JP JP2017201584A patent/JP2018038058A/ja active Pending
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