JP2018035886A - ロータリジョイント - Google Patents

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Abstract

【課題】メカニカルシールにおける摩耗粉の発生を有効に抑制できるロータリジョイントを提供する。【解決手段】ロータリジョイント1は、複数の第一流路134が内周側で開口した筒形のケース体2と、ケース体2内に設けられ複数の第二流路118が径方向に貫通した外筒体5と、外筒体5内でケース体2に対して回転可能に設けられ複数の第三流路165が外周側で開口した内軸体6と、外筒体5を独立して回転駆動する駆動源4と、第一流路134と第二流路118とを繋ぐ流路24が形成され、ケース体2に取り付けられた第一密封環11、及び外筒体5に取り付けられた第二密封環12を有する複数の第一メカニカルシール7Aと、第二流路118と第三流路165とを繋ぐ流路27が形成され、外筒体5に取り付けられた第三密封環14、及び内軸体6に取り付けられた第四密封環15を有する複数の第二メカニカルシール7Bとを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、メカニカルシールを備えているロータリジョイントに関する。
従来、互いに相対回転する固定側部材と回転側部材とを備える装置(例えば、半導体製造装置、攪拌機、医療用機器、食品用機器)においては、固定側部材の流体通路と回転側部材の流体通路とを接続するため、固定側部材と回転側部材との間にロータリジョイントが設けられている(例えば、特許文献1参照)。
このようなロータリジョイントは、ケース体と、回転体と、メカニカルシールとを備えている。ケース体は固定側部材に固定されており、回転体は、回転側部材の回転に連動して回転するように、ケース体に対して回転自在に支持されている。メカニカルシールは、回転体に固定された回転密封環と、当該回転密封環に対向するようにケース体に保持された静止密封環とを有している。
そして、前記メカニカルシールは、回転体が回転側部材の回転に連動して回転するとき、回転密封環を回転体と一体回転させて、回転密封環のシール面を静止密封環のシール面に摺動させ、これにより、回転密封環と静止密封環との間をシールできるように構成されている。
特開平11−248072号公報
前記ロータリジョイントのメカニカルシールは、特に回転密封環が低速回転するとき(例えば、回転体の始動時)、回転密封環と静止密封環との摺動に起因する摩耗粉(異物)が混入するという問題を引き起こすので、ロータリジョイントを用いる前記装置の種類によっては好ましくない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、メカニカルシールにおける摩耗粉の発生を有効に抑制できるロータリジョイントを提供することを目的とする。
本発明のロータリジョイントは、複数の第一流路が内周側で開口して形成されている筒形のケース体と、前記ケース体内に設けられ、複数の第二流路が外周側と内周側とにわたって径方向に貫通して形成されている外筒体と、前記外筒体内において前記ケース体に対して相対回転可能として設けられ、複数の第三流路が外周側で開口して形成されている内軸体と、前記外筒体を、前記ケース体及び前記内軸体のそれぞれに対して独立して回転駆動する駆動源と、前記ケース体と前記外筒体との間に形成された第一環状空間に設けられ、当該第一環状空間を区画して前記第一流路と前記第二流路の径方向外側の開口とを繋ぐ流路を形成する複数の第一メカニカルシールと、前記外筒体と前記内軸体との間に形成された第二環状空間に設けられ、当該第二環状空間を区画して前記第二流路の径方向内側の開口と前記第三流路とを繋ぐ流路を形成する複数の第二メカニカルシールと、を備え、前記第一メカニカルシールは、前記ケース体の内周側に取り付けられ、環状の第一シール面を有する第一密封環と、前記外筒体の外周側に取り付けられ、前記第一シール面に対向する環状の第二シール面を有する第二密封環と、を有し、前記第二メカニカルシールは、前記外筒体の内周側に取り付けられ、環状の第三シール面を有する第三密封環と、前記内軸体の外周側に取り付けられ、前記第三シール面に対向する環状の第四シール面を有する第四密封環と、を有する。
上記のように構成されたロータリジョイントでは、ケース体に対する内軸体の相対回転とは独立して、外筒体を、第一メカニカルシールの第二密封環及び第二メカニカルシールの第三密封環と共に駆動源により回転させることで、第一及び第二メカニカルシールを作動させることができる。このため、ケース体に対して内軸体が相対回転を開始する前の段階から、駆動源により外筒体を所定の回転速度で回転させることで、前記相対回転の回転速度に関わらず、第一メカニカルシールの第二密封環を第一密封環と接触しないように、かつ、第二メカニカルシールの第三密封環を第四密封環と接触しないように、それぞれ所定の相対回転速度で回転させることができる。よって、第一及び第二メカニカルシールを、摩耗粉ができるだけ生じないように作動させることができる。この結果、メカニカルシールにおける摩耗粉の発生を有効に抑制できる。
また、ロータリジョイントには、ケース体の複数の第一流路それぞれが、各第一メカニカルシールの流路、外筒体の各第二流路、及び各第二メカニカルシールの流路を介して、内軸体の各第三流路と繋がった複数の流体通路が形成される。したがって、外筒体を独立回転させるロータリジョイントにおいて、簡単な構成で複数の流体通路を形成することができる。
上記ロータリジョイントにおいて、前記第一メカニカルシールは、前記第一シール面と前記第二シール面との間に動圧を発生させ、前記第一シール面に対して前記第二シール面を非接触状態に維持するメカニカルシールであり、前記第二メカニカルシールは、前記三シール面と前記第四シール面との間に動圧を発生させ、前記第三シール面に対して前記第四シール面を非接触状態に維持するメカニカルシールであるのが好ましい。
この場合、第一及び第二メカニカルシールは動圧型のメカニカルシールであるため、ケース体に対する内軸体の相対回転速度が低速になりやすい場合(例えば、相対回転速度が低速と高速との間で大きく変化する場合や、相対回転の駆動と停止とが頻繁に行われる場合)であっても、外筒体を所定の回転速度で独立回転させることで、第一及び第二メカニカルシールにおける摩耗粉の発生を有効に抑制できる。
本発明のロータリジョイントによれば、メカニカルシールにおける摩耗粉の発生を有効に抑制できる。
本発明の一実施形態に係るロータリジョイントを示す縦断面図であり、ケース体及び外筒体の説明図である。 上記ロータリジョイントを示す縦断面図であり、内軸体及び駆動源の説明図である。 上側に配置された第一及び第二メカニカルシール、及びその周囲を示す断面図である。
次に、本発明の好ましい実施形態について添付図面を参照しながら説明する。
[全体構成]
図1は、本発明の一実施形態に係るロータリジョイントを示す縦断面図である。図1において、このロータリジョイント1(以下、ジョイント1ともいう。)は、回転機器の固定側部材に取り付けられる筒形のケース体2及び駆動源4と、回転機器の回転側部材に取り付けられる内軸体6と、ケース体2と内軸体6との間に設けられた外筒体5とを備えている。ケース体2と外筒体5との間には第一環状空間Aが形成されており、外筒体5と内軸体6との間には第二環状空間Bが形成されている。
なお、ジョイント1の姿勢は、図1に示す姿勢以外であってもよいが、本実施形態では、図1に示す上側(駆動源4側)をジョイント1の「上」とし、下側(駆動源4と反対に位置する回転機器側)をジョイント1の「下」とする。また、本発明において、「軸方向」とは、ロータリジョイント1の中心線に沿った方向(この中心線に平行な方向も含む)であり、ケース体2、駆動源4、外筒体5、内軸体6、及び、後述する第一及び第二メカニカルシール7A,7Bそれぞれの中心線は、このロータリジョイント1の中心線と一致するようにして構成されている。また、本発明において「径方向」とは、ロータリジョイント1の中心線に対して直交する方向である。
[ケース体]
ケース体2は、上下に配置されたN個(N=2以上の整数であり、図例ではN=2)の流路フランジ132と、所定の間隔隔てて上下に隣り合う流路フランジ132の間に配置された(N−1)個の連結フランジ133とによって構成されている。
これらのフランジ132,133は円環状に形成されており、ボルト109によって上下方向に積み重ねた状態で連結、固定されている。これにより、ケース体2は、全体として筒形の構造体となっている。隣り合う流路フランジ132と連結フランジ133との間には、それぞれOリング106が設けられている。
流路フランジ132は、径方向内側である外筒体5側へ突出している環状の突出部135を有している。同様に、連結フランジ133は、径方向内側へ突出している環状の突出部137を有している。そして、連結フランジ133には、第一環状空間A及び第二環状空間Bの圧力を抜く圧抜き孔138が、連結フランジ133の突出部137内を通過するように、外周側と内周側とにわたって径方向に貫通して形成されている。
各流路フランジ132には、被密封流体が流れる第一流路134が径方向に貫通して形成されている。被密封流体としては、研磨液、加圧用空気、洗浄水、純水、エアーブロー用空気、研磨残渣液等の流体が挙げられる。本実施形態では、被密封流体として空気が用いられている。なお、本実施形態においては、被密封流体として、大気圧状態で使用される流体、又は加圧状態で使用される流体を例示したが、これに限定されるものでなく、減圧状態で使用される流体であってもよい。
第一流路134の路軸方向(図1の左右方向)の両端部は、流路フランジ132の内周側と外周側とで開口しており、本実施形態では、流路フランジ132の外周側の開口部が、前記固定側部材の複数の配管それぞれが接続される接続ポートとなる。以上より、ケース体2には、第一流路134が複数(流路フランジ132に対応する個数)形成された構成となる。
[外筒体]
外筒体5は、ケース体2の内部に同心上に配置されており、上下方向に長い直線状の筒本体110と、筒本体110に外嵌された外スリーブ111と、筒本体110に内嵌された内スリーブ112と、筒本体110の軸方向一端部(上端部)に固定された円板状の蓋体113とを有している。
筒本体110の外周(径方向外側)には、外スリーブ111の他に、後述する第一メカニカルシール7Aの円環形の第二密封環12が嵌合されている。第二密封環12と外スリーブ111とは、軸方向に沿って交互に配置(換言すれば、上下の第二密封環12,12の間に外スリーブ111が配置)されている。外スリーブ111は(N−1)個設けられ、第二密封環12はN個設けられている。外スリーブ111は、上下に隣り合う第二密封環12,12間のスペーサとして機能する。
筒本体110の外周において、最も上側に配置された第二密封環12の上方には、端部スリーブ114Aがさらに嵌合されている。
筒本体110の外周の下端部には、第二密封環12、外スリーブ111、及び端部スリーブ114Aを上方に押し付ける円筒形の押し付け部材115Aが、ボルト119Aによって固定されている。
筒本体110の上部側(軸方向一方側)には径方向外側に突出する外規制部110Aが形成されている。この外規制部110Aは、筒本体110に外嵌された、第二密封環12、外スリーブ111、及び端部スリーブ114Aが上側へ移動するのを規制している。
以上より、ボルト119Aによって押し付け部材115Aを締め付けることで、全ての第二密封環12、外スリーブ111、及び端部スリーブ114Aは、筒本体110の外規制部110Aに向かって軸方向に押し付けられている。
押し付け部材115Aによる押し付け力(軸方向の締め付け力)は、周方向で均等となる。この押し付け力により、外スリーブ111は第二密封環12に押し付けられるとともに、端部スリーブ114Aが第二密封環12及び外規制部110Aに押し付けられた状態となる。これにより、全ての第二密封環12、外スリーブ111、及び端部スリーブ114Aは、筒本体110と一体化され、相互間の摩擦力によって筒本体110と一体回転可能となる。
筒本体110の内周(径方向内側)には、内スリーブ112の他に、後述する第二メカニカルシール7Bの円環形の第三密封環14が嵌合されており、第三密封環14と内スリーブ112とは、軸方向に沿って交互に配置(換言すれば、上下の第三密封環14,14の間に外スリーブ111が配置)されている。内スリーブ112は(N−1)個設けられ、第三密封環14はN個設けられている。内スリーブ112は、上下に隣り合う第三密封環14,14間のスペーサとして機能する。
筒本体110の内周において、最も上側の第三密封環14の上方には、端部スリーブ114Bがさらに嵌合されている。
筒本体110の内周の下端部には、第三密封環14、内スリーブ112、及び端部スリーブ114Bを上方に押し付ける円筒形の押し付け部材115Bが、ボルト119Bによって固定されている。
筒本体110の上部側(軸方向一方側)には径方向内側に突出する内規制部110Bが形成されている。この内規制部110Bは、筒本体110に内嵌された、第三密封環14、内スリーブ112、及び端部スリーブ114Bが上側へ移動するのを規制している。
以上より、ボルト119Bによって押し付け部材115Bを締め付けることで、全ての第三密封環14、内スリーブ112、及び端部スリーブ114Bは、筒本体110の内規制部110Bに向かって軸方向に押し付けられている。
押し付け部材115Bによる押し付け力(軸方向の締め付け力)は、周方向で均等となる。この押し付け力により、内スリーブ112が第三密封環14に押し付けられるとともに、端部スリーブ114Bが第三密封環14及び内規制部110Bに押し付けられた状態となる。これにより、全ての第三密封環14、内スリーブ112、及び端部スリーブ114Bは、筒本体110と一体化され、相互間の摩擦力によって筒本体110と一体回転可能となる。
筒本体110には、被密封流体が流れるN本(図例では2本)の第二流路118が外周側と内周側とにわたって径方向に貫通して形成されている。これらの第二流路118それぞれは、筒本体110において上下方向で異なる(第二密封環12及び第三密封環14に対応する)高さ位置に形成されている。
また、筒本体110には、ケース体2側の前記圧抜き孔138に対応する位置に、貫通孔143が径方向に貫通して形成されている。
外スリーブ111には、筒本体110の貫通孔143に対応する位置に、貫通孔111aが径方向に貫通して形成されている。同様に、内スリーブ112には、筒本体110の貫通孔143に対応する位置に、貫通孔112aが径方向に貫通して形成されている。
これにより、第一環状空間A内の圧力は、ケース体2の圧抜き孔138から外部に開放される。また、第二環状空間B内の圧力は、内スリーブ112の貫通孔112a、筒本体110の貫通孔143、外スリーブ111の貫通孔111a、及びケース体2の圧抜き孔138を介して外部に開放される。
筒本体110と端部スリーブ114Aと第二密封環12との間、筒本体110と外スリーブ111と第二密封環12との間、及び筒本体110と押し付け部材115Aと第二密封環12との間には、それぞれOリング117Aが設けられている。これらのOリング117Aは、第二流路118を流れる被密封流体が他の流路へ浸入したり外部へ漏れたりするのを防いでいる。
筒本体110と端部スリーブ114Bと第三密封環14との間、筒本体110と内スリーブ112と第三密封環14との間、及び筒本体110と押し付け部材115Bと第三密封環14との間には、それぞれOリング117Bが設けられている。これらのOリング117Bは、第二流路118を流れる被密封流体が他の流路へ浸入したり外部へ漏れたりするのを防いでいる。
筒本体110の上端部の外周面と、上側の流路フランジ132の内周面との間には、転がり軸受120が設けられている。また、筒本体110の下側に位置する押し付け部材115Aの外周面と、下側の流路フランジ132の内周面との間には、転がり軸受121が設けられている。これにより、外筒体5は、ケース体2に対して回転可能とされている。
筒本体110の上端部の内周面と、内軸体6の外周面との間には、転がり軸受122が設けられている。また、筒本体110の下側に位置する押し付け部材115Bの内周面と、内軸体6の外周面との間には、転がり軸受123が設けられている。これにより、外筒体5は、内軸体6に対しても回転可能とされている。
[内軸体]
図2は、図1と同じ図であり、ジョイント1を示す縦断面図である。図2において、内軸体6は、外筒体5の内部に同心上に配置された状態で、前記回転側部材に取り付けられており、前記固定側部材に取り付けられたケース体2に対して回転可能である。
内軸体6は、上下に配置されたN個(図例では2個)の分割軸部160と、上下に隣り合う分割軸部160の間に配置された(N−1)個の連結軸部161とによって構成されている。
これらの軸部160,161は円柱状に形成されており、上下方向に積み重ねた状態でボルト163によって連結固定されている。これにより、内軸体6は、全体として円柱形の構造体となっている。なお、内軸体6は、全体として円筒形等の他の形状に形成されていてもよい。
分割軸部160それぞれは、径方向外側へ突出している環状の突出部170を有している。同様に、連結軸部161は、径方向外側へ突出している環状の突出部175を有している。各分割軸部160の連結軸部161側の端部と、連結軸部161の突出部175との間には、それぞれOリング164が設けられている。これらのOリング164は、後述する第三流路165を流れる被密封流体が他の流路へ浸入したり外部へ漏れたりするのを防いでいる。
内軸体6には、被密封流体が流れるN本の第三流路165が形成されている。それぞれの第三流路165は、内軸体6の内部において互いに径方向に所定間隔をおいて形成されている。また、第三流路165それぞれの上端側は、互いに異なる分割軸部160(上側の分割軸部160及び下側の分割軸部160)の外周面で開口している。これにより、第三流路165それぞれの上端側は、上下方向で互いに異なる高さ位置で開口している。
本実施形態では、内軸体6に2本の第三流路165が形成されており、そのうちの一方の第三流路165は内軸体6の中心線上に形成され、他方の第三流路165は内軸体6において前記一方の第三流路165よりも外周側に形成されている。
前記一方の第三流路165は、各分割軸部160の中央部において軸方向に延びて形成された流路孔171Aと、連結軸部161の中央部で軸方向に貫通して形成された流路孔176とを有している。下側の分割軸部160に形成された流路孔171Aは、軸方向に貫通して形成されており、流路孔171Aの下端側は、下側の分割軸部160の下端面で開口している。
上側の分割軸部160には、径方向に延びる流路孔172Aが形成されている。流路孔172Aの径方向内端は流路孔171Aの上端部に連通し、流路孔172Aの径方向外端は、上側の分割軸部160の外周面で開口している。
したがって、内軸体6の中央部(中心線上)に形成される前記一方の第三流路165は、下側の分割軸部160の流路孔171Aと、連結軸部161の流路孔176と、上側の分割軸部160の流路孔171A及び流路孔172Aとによって構成されている。
前記他方の第三流路165は、下側の分割軸部160において、流路孔171Aよりも外周側(径方向外側)で軸方向に延びて形成された流路孔171Bと、径方向に延びる流路孔172Bとによって構成されている。流路孔171Bの下端側は、下側の分割軸部160の下端面で開口している。流路孔172Bの径方向内端は流路孔171Bの上端部に連通し、流路孔172Bの径方向外端は、下側の分割軸部160の外周面で開口している。
以上より、本実施形態の内軸体6には、その外周側で開口する第三流路165が2本形成された構成となり、各分割軸部160に形成されている流路孔172A,172Bは、第三流路165の外周側の開口孔となる。これら第三流路165それぞれは、外筒体5の内周側に向かって開口しており、しかも、上下方向(軸方向)で異なる位置で開口している。また、内軸体6の下端面における流路孔171A,171Bの開口には、前記回転側部材の複数の配管それぞれが接続される。
[駆動源]
図2において、駆動源4は、外筒体5をケース体2および内軸体6のそれぞれに対して独立して回転駆動するものであり、モータやエアタービン等を用いて構成されている。駆動源4は、外筒体5を所定の回転速度で回転させることができるように、外筒体5と一体的に連結されている。
本実施形態における駆動源4は、例えばモータ41を備えており、ケース体2に固定されている。具体的には、モータ41には円板状の支持板43が一体に固定されており、この支持板43が、上側の流路フランジ132の上端面に載置された状態でボルト44により固定されている。
モータ41は出力軸42を有しており、この出力軸42は、外筒体5の蓋体113の中心部に挿通して固定されている。これにより、モータ41の出力軸42を回転させることで、この出力軸42と共に外筒体5を回転させることができる。
その際、外筒体5は、前記のとおり、転がり軸受120,121によりケース体2に対して回転させることができ、かつ、転がり軸受122,123により内軸体6に対して回転させることができる。したがって、モータ41によって、ケース体2に対する内軸体6の相対回転とは独立して、外筒体5を回転させることができる。
[メカニカルシール]
図2において、ケース体2と外筒体5との間の第一環状空間Aには第一メカニカルシール7Aが設けられている。第一メカニカルシール7Aは、外筒体5に沿って上下にN個並べて設けられている。また、外筒体5と内軸体6との間の第二環状空間Bには第二メカニカルシール7Bが設けられている。第二メカニカルシール7Bは、外筒体5に沿って上下にN個並べて設けられている。
本実施形態のジョイント1は、第一及び第二メカニカルシール7A,7Bそれぞれを軸方向に複数個(図例では2個)配置した多流路ロータリジョイントとなる。
各第一メカニカルシール7Aは、第一環状空間Aを区画して、ケース体2における第一流路134と、外筒体5における第二流路118の径方向外側の開口とを繋ぐ流路24を形成するために設けられている。
また、各第二メカニカルシール7Bは、第二環状空間Bを区画して、外筒体5における第二流路118の径方向内側の開口と、内軸体6の第三流路165とを繋ぐ流路27を形成するために設けられている。
なお、複数の第一メカニカルシール7Aそれぞれの機能は同様であり、ここでは、上側に配置される第一メカニカルシール7Aを代表として説明する。同様に、複数の第二メカニカルシール7Bそれぞれの機能は同様であり、ここでは、上側に配置される第二メカニカルシール7Bを代表として説明する。
<第一メカニカルシール>
図3は、上側に配置された第一及び第二メカニカルシール7A,7B及びその周囲を示す断面図である。図3において、流路フランジ132の内周側で開口する一つの第一流路134と、筒本体110の外周側で開口する一つの第二流路118とは、ほぼ同じ高さ位置で開口している。そして、これらの間に一つの第一メカニカルシール7Aが設けられている。
第一メカニカルシール7Aは、動圧型の非接触式のメカニカルシールからなり、第一密封環11、第二密封環12、及び弾性部材としてコイルスプリング13を有している。
第二密封環12は、前記のとおり、筒本体110に一体回転可能に設けられている。第二密封環12の軸方向の両端面は、環状の第二シール面22,22とされている。
第一密封環11は、第二密封環12を挟んで配置された上下一対で一組とされ、この一組の第一密封環11,11が、一つの第一メカニカルシール7Aの構成部材となる。一組の第一密封環11それぞれは、第二密封環12の第二シール面22,22にそれぞれ対向する環状の第一シール面20,20を有している。
各第一密封環11は、円環形に形成されており、ケース体2に回り止めされている。本実施形態では、流路フランジ132に軸方向下側へ延びる係止ピン136が固定されており、この係止ピン136が、上側の第一密封環11の軸方向端部に形成された係止溝21に係止されている。これにより、上側の第一密封環11はケース体2に回り止めされている。
また、連結フランジ133には軸方向上側へ延びる係止ピン139が固定されており、この係止ピン139が、下側の第一密封環11の軸方向端部に形成された係止溝21に係止されている。これにより、下側の第一密封環11はケース体2に回り止めされている。
第二密封環12の第二シール面22,22それぞれには、動圧発生溝23,23が形成されている。各動圧発生溝23は、第一密封環11の第一シール面20と、この第一シール面20に対向する第二密封環12の第二シール面22とが接触しないように、これらのシール面20,22の相対回転に伴って動圧を発生させるように、適宜の形状で形成されている。
なお、第一密封環11は、例えば、ステンレスとセラミックコーティングを用いて、またはステンレスと炭化ケイ素を用いて製造されている。また、第二密封環12は、例えば、カーボンを用いて製造されている。
コイルスプリング13は、第一密封環11と流路フランジ132の突出部135との間に、圧縮された状態で介在している。このため、コイルスプリング13の弾性復元力によって、第一密封環11は第二密封環12側へ向かって軸方向に押されている。コイルスプリング13は周方向に沿って複数設けられている。コイルスプリング13の弾性復元力は、動圧によって第一密封環11の第一シール面20と第二密封環12の第二シール面22との間に所定間隔を確保できるように適宜設定される。
したがって、第一メカニカルシール7Aでは、外筒体5の回転時に、第二密封環12を第一密封環11に対して回転させて、動圧を発生させることができる。これにより、第一密封環11の第一シール面20と第二密封環12の第二シール面22との間を非接触状態に維持しながら、第一メカニカルシール7Aの外周側とケース体2(流路フランジ132および連結フランジ133)との間に形成された環状の第一密封領域Saを通過する被密封流体が、両シール面20,22の間から外部へ漏れるのを防ぐことができる。
流路フランジ132の突出部135の内周面と、これに対向する上側の第一密封環11の外周面との間には、Oリング17Aが設けられており、このOリング17Aによるシール機能によって、第一密封領域Saの被密封流体が外部へ漏れるのを防いでいる。なお、上側の第一密封環11は、Oリング17Aを介して流路フランジ132の突出部135に対して軸方向に移動可能な状態で嵌合保持されている。
連結フランジ133の突出部137の内周面と、これに対向する下側の第一密封環11の外周面との間には、Oリング18Aが設けられており、このOリング18Aによるシール機能によって、第一密封領域Saの被密封流体が外部へ漏れるのを防いでいる。なお、下側の第一密封環11は、Oリング18Aを介して連結フランジ133の突出部137に対して軸方向に移動可能な状態で嵌合保持されている。
第二密封環12は、筒本体110の第二流路118とほぼ同じ高さ位置に配置されており、被密封流体が流れる流路24が外周側と内周側とにわたって径方向に貫通して形成されている。流路24の径方向内側の開口は、第二流路118の径方向外側の開口と連通しており、流路24の径方向外側の開口は、第一密封領域Saに連通している。
これにより、外筒体5における第二流路118は、流路24および第一密封領域Saを介して、ケース体2の第一流路134と連通している。したがって、流路24は、ケース体2の第一流路134と、外筒体5における第二流路118の径方向外側の開口とを繋ぐ流路となる。
<第二メカニカルシール>
筒本体110の内周側で開口する一つの第二流路118と、分割軸部160の外周側で開口する一つの第三流路165とは、ほぼ同じ高さ位置で開口している。そして、これらの間に一つの第二メカニカルシール7Bが設けられている。
第二メカニカルシール7Bは、動圧型の非接触式のメカニカルシールからなり、第三密封環14、第四密封環15、及び弾性部材としてコイルスプリング16を有している。
第三密封環14は、前記のとおり、筒本体110に一体回転可能に設けられている。第三密封環14の軸方向の両端面は、環状の第三シール面25,25とされている。
第四密封環15は、第三密封環14を挟んで配置された上下一対で一組とされ、この一組の第四密封環15,15が、一つの第二メカニカルシール7Bの構成部材となる。一組の第四密封環15それぞれは、第三密封環14の第三シール面25,25にそれぞれ対向する環状の第四シール面28,28を有している。
各第四密封環15は、円環形に形成されており、内軸体6に回り止めされている。本実施形態では、分割軸部160に軸方向下側へ延びる係止ピン173が固定されており、この係止ピン173が、上側の第四密封環15の軸方向端部に形成された係止溝29に係止されている。これにより、上側の第四密封環15は内軸体6に回り止めされている。
また、連結軸部161には軸方向上側へ延びる係止ピン177が固定されており、この係止ピン177が、下側の第四密封環15の軸方向端部に形成された係止溝29に係止されている。これにより、下側の第四密封環15は内軸体6に回り止めされている。
第三密封環14の第三シール面25,25それぞれには、動圧発生溝26,26が形成されている。各動圧発生溝26は、第四密封環15の第四シール面28と、この第四シール面28に対向する第三密封環14の第三シール面25とが接触しないように、これらのシール面25,28の相対回転に伴って動圧を発生させるように、適宜の形状で形成されている。
なお、第三密封環14は、例えば、カーボンを用いて製造されている。また、第四密封環15は、例えば、ステンレスとセラミックコーティングを用いて、またはステンレスと炭化ケイ素を用いて製造されている。
コイルスプリング16は、第四密封環15と分割軸部160の突出部170との間に、圧縮された状態で介在している。このため、コイルスプリング16の弾性復元力によって、第四密封環15は第三密封環14側へ向かって軸方向に押されている。コイルスプリング16は周方向に沿って複数設けられている。コイルスプリング16の弾性復元力は、動圧によって第三密封環14の第三シール面25と第四密封環15の第四シール面28との間に所定間隔を確保できるように適宜設定される。
したがって、第二メカニカルシール7Bでは、外筒体5の回転時に、第三密封環14を第四密封環15に対して回転させて、動圧を発生させることができる。これにより、第三密封環14の第三シール面25と第四密封環15の第四シール面28との間を非接触状態に維持しながら、第二メカニカルシール7Bの内周側と内軸体6(分割軸部160および連結軸部161)との間に形成された環状の第二密封領域Sbを通過する被密封流体が、両シール面25,28の間から外部へ漏れるのを防ぐことができる。
分割軸部160の突出部170の外周面と、これに対向する上側の第四密封環15の内周面との間には、Oリング17Bが設けられており、このOリング17Bによるシール機能によって、第二密封領域Sbの被密封流体が外部へ漏れるのを防いでいる。なお、上側の第四密封環15は、Oリング17Bを介して分割軸部160の突出部170に対して軸方向に移動可能な状態で嵌合保持されている。
連結軸部161の突出部175の外周面と、これに対向する下側の第四密封環15の内周面との間には、Oリング18Bが設けられており、このOリング18Bによるシール機能によって、第二密封領域Sbの被密封流体が外部へ漏れるのを防いでいる。なお、下側の第四密封環15は、Oリング18Bを介して連結軸部161の突出部175に対して軸方向に移動可能な状態で嵌合保持されている。
第四密封環15は、筒本体110の第二流路118とほぼ同じ高さ位置に配置されており、被密封流体が流れる流路27が外周側と内周側とにわたって径方向に貫通して形成されている。流路27の径方向外側の開口は、第二流路118の径方向内側の開口と連通しており、流路27の径方向内側の開口は、第二密封領域Sbに連通している。
これにより、外筒体5における第二流路118は、流路27および第二密封領域Sbを介して、内軸体6の第三流路165と連通している。したがって、流路27は、内軸体6の第三流路165と、外筒体5における第二流路118の径方向内側の開口とを繋ぐ流路となる。
以上より、第一及び第二メカニカルシール7A,7Bにより構成される流路24,27によって、ケース体2の第一流路134と、外筒体5の第二流路118と、内軸体6の第三流路165とが連結される。そして、第一流路134、流路24、第二流路118、流路27、及び第三流路165により、一つの独立した流体通路8が構成されている。これによって、図2に示すように、ジョイント1には複数(本実施形態では2個)の流体通路8が形成されている。
以上、本実施形態のロータリジョイント1によれば、ケース体2に対する内軸体6の相対回転とは独立して、外筒体5を、第一及び第二メカニカルシール7A,7Bの密封環12,14と共に駆動源4により回転させることで、第一及び第二メカニカルシール7A,7Bを作動させることができる。このため、ケース体2に対して内軸体6が相対回転を開始する前の段階から、駆動源4により外筒体5を所定の回転速度で回転させることで、前記相対回転の回転速度に関わらず、第一メカニカルシール7Aの第二密封環12を第一密封環11と接触しないように、かつ、第二メカニカルシール7Bの第三密封環14を第四密封環15と接触しないように、それぞれ所定の相対回転速度で回転させることができる。よって、第一及び第二メカニカルシール7A,7Bを、摩耗粉ができるだけ生じないように作動させることができる。この結果、第一及び第二メカニカルシール7A,7Bにおける摩耗粉の発生を有効に抑制できる。
また、ロータリジョイント1には、ケース体2の複数の第一流路134それぞれが、各第一メカニカルシール7Aの流路24、外筒体5の各第二流路118、及び各第二メカニカルシール7Bの流路27を介して、内軸体6の各第三流路165と繋がった複数の流体通路8が形成される。したがって、外筒体5を独立回転させるロータリジョイント1において、簡単な構成で複数の流体通路8を形成することができる。
また、第一及び第二メカニカルシール7A,7Bは動圧型の非接触式メカニカルシールであるため、ケース体2に対する内軸体6の相対回転速度が低速になりやすい場合(例えば、相対回転速度が低速と高速との間で大きく変化する場合や、相対回転の駆動と停止とが頻繁に行われる場合)であっても、外筒体5を所定の回転速度で独立回転させることで、第一及び第二メカニカルシール7A,7Bにおける摩耗粉の発生を有効に抑制できる。
なお、今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味、及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。例えば、上記実施形態におけるロータリジョイント1は、その軸方向が上下方向となるように配置されているが、前記軸方向が水平方向となるように配置されていてもよい。
また、上記実施形態における第一及び第二メカニカルシール7A,7Bは、動圧型の非接触式メカニカルシールであるが、例えば窒素ガスや空気を外部から第一密封環11、第四密封環15へと供給することにより、第一密封環11及び第二密封環12、第四密封環15及び第三密封環14を非接触とする静圧を生じさせる静圧型の非接触式メカニカルシールであってもよい。
また、上記実施形態におけるロータリジョイント1は、固定側部材にケース体2を取り付け、回転側部材に内軸体6を取り付けているが、固定側部材に内軸体6を取り付け、回転側部材にケース体2を取り付けてもよい。
1 ロータリジョイント
2 ケース体
4 駆動源
5 外筒体
6 内軸体
7A 第一メカニカルシール
7B 第二メカニカルシール
11 第一密封環
12 第二密封環
14 第三密封環
15 第四密封環
20 第一シール面
22 第二シール面
24 流路
25 第三シール面
27 流路
28 第四シール面
118 第二流路
134 第一流路
165 第三流路
A 第一環状空間
B 第二環状空間

Claims (2)

  1. 複数の第一流路が内周側で開口して形成されている筒形のケース体と、
    前記ケース体内に設けられ、複数の第二流路が外周側と内周側とにわたって径方向に貫通して形成されている外筒体と、
    前記外筒体内において前記ケース体に対して相対回転可能として設けられ、複数の第三流路が外周側で開口して形成されている内軸体と、
    前記外筒体を、前記ケース体及び前記内軸体のそれぞれに対して独立して回転駆動する駆動源と、
    前記ケース体と前記外筒体との間に形成された第一環状空間に設けられ、当該第一環状空間を区画して前記第一流路と前記第二流路の径方向外側の開口とを繋ぐ流路を形成する複数の第一メカニカルシールと、
    前記外筒体と前記内軸体との間に形成された第二環状空間に設けられ、当該第二環状空間を区画して前記第二流路の径方向内側の開口と前記第三流路とを繋ぐ流路を形成する複数の第二メカニカルシールと、を備え、
    前記第一メカニカルシールは、前記ケース体の内周側に取り付けられ、環状の第一シール面を有する第一密封環と、前記外筒体の外周側に取り付けられ、前記第一シール面に対向する環状の第二シール面を有する第二密封環と、を有し、
    前記第二メカニカルシールは、前記外筒体の内周側に取り付けられ、環状の第三シール面を有する第三密封環と、前記内軸体の外周側に取り付けられ、前記第三シール面に対向する環状の第四シール面を有する第四密封環と、を有する、ロータリジョイント。
  2. 前記第一メカニカルシールは、前記第一シール面と前記第二シール面との間に動圧を発生させ、前記第一シール面に対して前記第二シール面を非接触状態に維持するメカニカルシールであり、
    前記第二メカニカルシールは、前記三シール面と前記第四シール面との間に動圧を発生させ、前記第三シール面に対して前記第四シール面を非接触状態に維持するメカニカルシールである、請求項1に記載のロータリジョイント。
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