JP2018035886A - ロータリジョイント - Google Patents
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Abstract
Description
[全体構成]
図1は、本発明の一実施形態に係るロータリジョイントを示す縦断面図である。図1において、このロータリジョイント1(以下、ジョイント1ともいう。)は、回転機器の固定側部材に取り付けられる筒形のケース体2及び駆動源4と、回転機器の回転側部材に取り付けられる内軸体6と、ケース体2と内軸体6との間に設けられた外筒体5とを備えている。ケース体2と外筒体5との間には第一環状空間Aが形成されており、外筒体5と内軸体6との間には第二環状空間Bが形成されている。
ケース体2は、上下に配置されたN個(N=2以上の整数であり、図例ではN=2)の流路フランジ132と、所定の間隔隔てて上下に隣り合う流路フランジ132の間に配置された(N−1)個の連結フランジ133とによって構成されている。
外筒体5は、ケース体2の内部に同心上に配置されており、上下方向に長い直線状の筒本体110と、筒本体110に外嵌された外スリーブ111と、筒本体110に内嵌された内スリーブ112と、筒本体110の軸方向一端部(上端部)に固定された円板状の蓋体113とを有している。
筒本体110の外周の下端部には、第二密封環12、外スリーブ111、及び端部スリーブ114Aを上方に押し付ける円筒形の押し付け部材115Aが、ボルト119Aによって固定されている。
筒本体110の内周の下端部には、第三密封環14、内スリーブ112、及び端部スリーブ114Bを上方に押し付ける円筒形の押し付け部材115Bが、ボルト119Bによって固定されている。
また、筒本体110には、ケース体2側の前記圧抜き孔138に対応する位置に、貫通孔143が径方向に貫通して形成されている。
これにより、第一環状空間A内の圧力は、ケース体2の圧抜き孔138から外部に開放される。また、第二環状空間B内の圧力は、内スリーブ112の貫通孔112a、筒本体110の貫通孔143、外スリーブ111の貫通孔111a、及びケース体2の圧抜き孔138を介して外部に開放される。
図2は、図1と同じ図であり、ジョイント1を示す縦断面図である。図2において、内軸体6は、外筒体5の内部に同心上に配置された状態で、前記回転側部材に取り付けられており、前記固定側部材に取り付けられたケース体2に対して回転可能である。
内軸体6は、上下に配置されたN個(図例では2個)の分割軸部160と、上下に隣り合う分割軸部160の間に配置された(N−1)個の連結軸部161とによって構成されている。
図2において、駆動源4は、外筒体5をケース体2および内軸体6のそれぞれに対して独立して回転駆動するものであり、モータやエアタービン等を用いて構成されている。駆動源4は、外筒体5を所定の回転速度で回転させることができるように、外筒体5と一体的に連結されている。
図2において、ケース体2と外筒体5との間の第一環状空間Aには第一メカニカルシール7Aが設けられている。第一メカニカルシール7Aは、外筒体5に沿って上下にN個並べて設けられている。また、外筒体5と内軸体6との間の第二環状空間Bには第二メカニカルシール7Bが設けられている。第二メカニカルシール7Bは、外筒体5に沿って上下にN個並べて設けられている。
各第一メカニカルシール7Aは、第一環状空間Aを区画して、ケース体2における第一流路134と、外筒体5における第二流路118の径方向外側の開口とを繋ぐ流路24を形成するために設けられている。
また、各第二メカニカルシール7Bは、第二環状空間Bを区画して、外筒体5における第二流路118の径方向内側の開口と、内軸体6の第三流路165とを繋ぐ流路27を形成するために設けられている。
図3は、上側に配置された第一及び第二メカニカルシール7A,7B及びその周囲を示す断面図である。図3において、流路フランジ132の内周側で開口する一つの第一流路134と、筒本体110の外周側で開口する一つの第二流路118とは、ほぼ同じ高さ位置で開口している。そして、これらの間に一つの第一メカニカルシール7Aが設けられている。
第二密封環12は、前記のとおり、筒本体110に一体回転可能に設けられている。第二密封環12の軸方向の両端面は、環状の第二シール面22,22とされている。
筒本体110の内周側で開口する一つの第二流路118と、分割軸部160の外周側で開口する一つの第三流路165とは、ほぼ同じ高さ位置で開口している。そして、これらの間に一つの第二メカニカルシール7Bが設けられている。
第三密封環14は、前記のとおり、筒本体110に一体回転可能に設けられている。第三密封環14の軸方向の両端面は、環状の第三シール面25,25とされている。
また、上記実施形態におけるロータリジョイント1は、固定側部材にケース体2を取り付け、回転側部材に内軸体6を取り付けているが、固定側部材に内軸体6を取り付け、回転側部材にケース体2を取り付けてもよい。
2 ケース体
4 駆動源
5 外筒体
6 内軸体
7A 第一メカニカルシール
7B 第二メカニカルシール
11 第一密封環
12 第二密封環
14 第三密封環
15 第四密封環
20 第一シール面
22 第二シール面
24 流路
25 第三シール面
27 流路
28 第四シール面
118 第二流路
134 第一流路
165 第三流路
A 第一環状空間
B 第二環状空間
Claims (2)
- 複数の第一流路が内周側で開口して形成されている筒形のケース体と、
前記ケース体内に設けられ、複数の第二流路が外周側と内周側とにわたって径方向に貫通して形成されている外筒体と、
前記外筒体内において前記ケース体に対して相対回転可能として設けられ、複数の第三流路が外周側で開口して形成されている内軸体と、
前記外筒体を、前記ケース体及び前記内軸体のそれぞれに対して独立して回転駆動する駆動源と、
前記ケース体と前記外筒体との間に形成された第一環状空間に設けられ、当該第一環状空間を区画して前記第一流路と前記第二流路の径方向外側の開口とを繋ぐ流路を形成する複数の第一メカニカルシールと、
前記外筒体と前記内軸体との間に形成された第二環状空間に設けられ、当該第二環状空間を区画して前記第二流路の径方向内側の開口と前記第三流路とを繋ぐ流路を形成する複数の第二メカニカルシールと、を備え、
前記第一メカニカルシールは、前記ケース体の内周側に取り付けられ、環状の第一シール面を有する第一密封環と、前記外筒体の外周側に取り付けられ、前記第一シール面に対向する環状の第二シール面を有する第二密封環と、を有し、
前記第二メカニカルシールは、前記外筒体の内周側に取り付けられ、環状の第三シール面を有する第三密封環と、前記内軸体の外周側に取り付けられ、前記第三シール面に対向する環状の第四シール面を有する第四密封環と、を有する、ロータリジョイント。 - 前記第一メカニカルシールは、前記第一シール面と前記第二シール面との間に動圧を発生させ、前記第一シール面に対して前記第二シール面を非接触状態に維持するメカニカルシールであり、
前記第二メカニカルシールは、前記三シール面と前記第四シール面との間に動圧を発生させ、前記第三シール面に対して前記第四シール面を非接触状態に維持するメカニカルシールである、請求項1に記載のロータリジョイント。
Priority Applications (1)
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JP2016169933A JP6714473B2 (ja) | 2016-08-31 | 2016-08-31 | ロータリジョイント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016169933A JP6714473B2 (ja) | 2016-08-31 | 2016-08-31 | ロータリジョイント |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2018035886A true JP2018035886A (ja) | 2018-03-08 |
JP6714473B2 JP6714473B2 (ja) | 2020-06-24 |
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ID=61565635
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016169933A Active JP6714473B2 (ja) | 2016-08-31 | 2016-08-31 | ロータリジョイント |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6714473B2 (ja) |
-
2016
- 2016-08-31 JP JP2016169933A patent/JP6714473B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP6714473B2 (ja) | 2020-06-24 |
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