JP2018035740A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018035740A JP2018035740A JP2016169236A JP2016169236A JP2018035740A JP 2018035740 A JP2018035740 A JP 2018035740A JP 2016169236 A JP2016169236 A JP 2016169236A JP 2016169236 A JP2016169236 A JP 2016169236A JP 2018035740 A JP2018035740 A JP 2018035740A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cross
- flow fan
- air conditioner
- air
- fan
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
Abstract
【解決手段】本発明の空気調和機Cは、複数のファン要素13を軸方向に連結して構成される貫流ファン12と、貫流ファン12の軸方向に沿ってその下方に配置されるスタビライザ18と、貫流ファン12を後方から覆うバックケーシング15とを室内機100に備え、スタビライザ18の貫流ファン12に対向する面19qの反対側の面19pに溝部20が設けられている。
【選択図】図4
Description
<<実施形態1>>
図1は本発明の実施形態1に係る空気調和機Cをフロントパネルを一部切り欠いた前面図である。
図2は実施形態1の空気調和機Cの室内機100の貫流ファン12の軸方向の端部の図1のI−I断面図である。
図3(a)は、空気調和機Cの室内機100の吹出口3側から見た下面図であり、図3(b)は、他例の空気調和機Cの室内機100の吹出口3側から見た下面図である。
図4は貫流ファン12の軸方向の端部の図1のI−I断面近傍におけるフロントノーズ16の吹出口3の斜め下後方側から見た斜視図である。
図1、図2に示す室内機100のほぼ中央部には、室内空気を吸い込み、空気調和後に吐き出すための貫流ファン12が設けられている。貫流ファン12は複数枚のファンブレード13(図4参照)で構成されている。
室内機100の上面側には、第2吸込口s2を形成する上面グリル2が設けられている。上面グリル2は、格子状に通風可能に構成されている。
室内機100の下面側には横風向板4が設けられている。横風向板4が軸4j周りに回転し(図2の矢印α1)、吹出口3が開閉される。横風向板4は、吹出口3から吐き出す調和空気の風向きを変える部材である。
図1に示すように、プレフィルタ5の外側にはフィルタ掃除機構7が設けられている。フィルタ掃除機構7はプレフィルタ5上を室内機100の長手方向(左右方向)にスウィープしながら水平移動することで埃等を除去する。
図2、図4に示すように、貫流ファン12は、前下方をフロントケーシング14に囲われ、後下方をバックケーシング15に囲われている。フロントケーシング14とバックケーシング15の先端には、それぞれ、フロントノーズ16とバックノーズ17が形成されている。フロントケーシング14とフロントノーズ16とを有してスタビライザ18が形成されている。スタビライザ18は、吹出口3の手前側を塞ぎ、室内空気が室内機100に流入しないようにするとともに、室内機100の内部に吸込まれた空気が室内に流出しないようにしている。これにより、貫流ファン12の回転(図2の矢印α2)により生成される循環渦U(図2参照)を安定的に維持することができる。
貫流ファン12は時計回り(図2の矢印α2方向)に回転する。貫流ファン12の回転軸の長手方向の長さは左右2つの側壁23で規定され、左右2つの側壁で通風路が形成されている。
フロントノーズ16の延長部19において、貫流ファン12の回転方向に沿って複数の溝部20を設けることにより、溝部20を構成する凹部20o内に付着した水滴21(図4参照)が凹部20o壁面からの表面張力を受ける面積が増え、より多くの水滴を保持できる。また、溝部20の貫流ファン12の軸方向長さAと溝部20間の貫流ファン12の軸方向距離Bの関係が、0.3<A/B<3.0とすることが好ましい。
図6に、フロントノーズ16の延長部19の貫流ファン12に対向する面19qの反対側の面19pに結露させた場合における溝部20の有無による延長部19上の水滴の保持量を比較した結果を示す。図6の左側が「溝無し」のケースであり、図6の右側が「溝有り」のケースである。図6の縦軸に貫流ファン12での送風前の水滴保持量“1.0”(破線で示す)に対して、貫流ファン12での送風後の水滴保持量(実線で示す)を示している。
延長部19は、目立たないように、黒または露付き皿のフロントケーシング14と同様な色相にするとよい。勿論、延長部19はこれ以外の色相を用いても構わない。
図7は、実施形態1の実施例のフロントノーズ26の延長部29周りを貫流ファン12の軸方向に見た図である。
実施例では、バックケーシング15に向かう方向に延長されたフロントノーズ26の延長部29の先端部29sに露がたまらないようにするため、フロントノーズ26の先端の延長部29が水平よりも上向きの角度に形成している。そして、延長部29の貫流ファン12に対向する面の反対側の面29pに溝部20が設けられている。
比較例1のフロントノーズ116の延長部119は、水平よりも下方を向いているため、先端部119sに結露の水滴122が溜まり、露飛びが発生し易い。
図9は、本発明の実施形態2に係る空気調和機の室内機100の貫流ファン12の軸方向の両端部の図1のI-I断面におけるフロントノーズ16の吹出口3近傍を斜め下側から見た斜視図である。
以下、実施形態1とは異なる部分の構成と作用効果についてのみ記載する。
実施形態2のスタビライザ38は、フロントノーズ36の延長部は形成されず、フロントノーズ36は貫流ファン12の軸方向に一様な形状に形成されている。そして、スタビライザ38を構成するフロントケーシング34の貫流ファン12に対向する面の反対側の面38pに、貫流ファン12の軸方向に凹凸を繰り返した形状の溝部30を設けている。
また、貫流ファン12の軸方向に凹部30oと凸部30tを繰り返す形状の溝部30を設けている。これにより、スタビライザ38の貫流ファン12の軸方向全域の面38pで結露が生じた場合でも、水滴31を溝部30内に保持でき、水滴31が空気調和空間の室内に吹出されることを防止できる。
図10(a)は、本発明の実施形態3に係る空気調和機の室内機100の図1のII−II断面を含む右下方から見た斜視図であり、図10(b)は、実施形態3のスタビライザ38の貫流ファン12に対向する面の反対側の面48pを前方から見た模式図である。
これによれば、スタビライザ48の面48pに付着した露24が重力で側壁面23pの方向に伝わり、側壁面23pやその近傍に付着する。側壁面23pの近傍は風速が低いので、露垂れや、露飛びを抑制できる。
1.前記実施形態1〜3の溝部(20、30)の前側に細い毛が形成される保水シートを貼り付ける構成としてもよい。これによれば、溝部(20、30)で保持した水滴をさらに保水シートで確実に保持できる。
13 ファンブレード(ファン要素)
14 フロントケーシング
15 バックケーシング
16 フロントノーズ
18、28、38、48 スタビライザ
19、29 延長部
19p、29p、48P 貫流ファンに対向する面の反対側の面
19q 貫流ファンに対向する面
20、30 溝部
20o、30o 凹部
20t、30t 凸部
48p1 中央側面(中央部)
48p2 端部側面(端部)
100 室内機
A 軸方向長さ
B 軸方向距離
C 空気調和機
Claims (8)
- 複数のファン要素を軸方向に連結して構成される貫流ファンと、
前記貫流ファンの軸方向に沿ってその下方に配置されるスタビライザと、
前記貫流ファンを後方から覆うバックケーシングとを室内機に備え、
前記スタビライザの前記貫流ファンに対向する面の反対側の面に溝部が設けられている
ことを特徴とする空気調和機。 - 請求項1記載の空気調和機において、
前記溝部は、凹部と凸部とが複数繰り返した形状に形成されている
ことを特徴とする空気調和機。 - 請求項1記載の空気調和機において、
前記溝部は、凹部と凸部とが複数繰り返した形状に形成されており、
前記凹部または前記凸部の延在方向は、前記貫流ファンの気流の流れ方向に沿って形成されている
ことを特徴とする空気調和機。 - 請求項1に記載の空気調和機において、
前記溝部は、前記貫流ファンの軸方向に沿って凹部が複数形成され、
前記凹部の前記貫流ファンの軸方向長さAと前記凹部間の前記貫流ファンの軸方向距離Bとの関係が、0.3<A/B<3.0である
ことを特徴とする空気調和機。 - 請求項1に記載の空気調和機において、
前記室内機の側壁面近傍で前記スタビライザが前記貫流ファンの周方向に沿って延長して形成される延長部を有し、
前記延長部に、前記溝部が形成されている
ことを特徴とする空気調和機。 - 請求項1に記載の空気調和機において、
前記室内機の側壁面近傍で前記スタビライザが前記貫流ファンの周方向に沿って延長して形成される延長部を有し、
前記延長部は、
水平方向よりも上向きの傾斜をもって形成されるとともに、前記溝部が形成されている
ことを特徴とする空気調和機。 - 請求項1に記載の空気調和機において、
前記溝部は、前記貫流ファンの軸方向に沿って延在して形成されている
ことを特徴とする空気調和機。 - 複数のファン要素を軸方向に連結して構成される貫流ファンと、
前記貫流ファンの軸方向に沿ってその下方に配置されるスタビライザと、
前記貫流ファンを後方から覆うバックケーシングとを室内機に備え、
前記スタビライザの前記貫流ファンに対向する面の反対側の面は、前記貫流ファンの軸方向に沿って、中央部が端部よりも高く形成されている
ことを特徴とする空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016169236A JP6771339B2 (ja) | 2016-08-31 | 2016-08-31 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016169236A JP6771339B2 (ja) | 2016-08-31 | 2016-08-31 | 空気調和機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018035740A true JP2018035740A (ja) | 2018-03-08 |
JP6771339B2 JP6771339B2 (ja) | 2020-10-21 |
Family
ID=61565495
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016169236A Active JP6771339B2 (ja) | 2016-08-31 | 2016-08-31 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6771339B2 (ja) |
-
2016
- 2016-08-31 JP JP2016169236A patent/JP6771339B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6771339B2 (ja) | 2020-10-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2014052183A (ja) | 壁掛け型の空気調和機 | |
US20130043003A1 (en) | Indoor unit for air-conditioning apparatus and air-conditioning apparatus including the indoor unit | |
JP2007120880A (ja) | クロスフローファン | |
JP5383628B2 (ja) | 空気調和機 | |
WO2013031046A1 (ja) | 空気調和機 | |
KR20080081759A (ko) | 공기조화기 | |
KR20180044165A (ko) | 공기 조화기 | |
JP2004101072A (ja) | 空気調和機 | |
JP6179794B2 (ja) | 空気調和機 | |
CN112136005B (zh) | 送风装置和空调机 | |
JP6476087B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP2004150789A (ja) | 空気調和機及び貫流送風機及びクロスフローファンのスタビライザー | |
JP2018035740A (ja) | 空気調和機 | |
JP6150201B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP2007154685A (ja) | ターボファンおよびそれを用いた空気調和機 | |
JP2016188578A (ja) | 送風装置 | |
JP4006703B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP2009250601A (ja) | クロスフローファン及びこれを備えた空気調和機 | |
JP3675895B2 (ja) | 空気調和機の風向変更装置 | |
JP2018084154A (ja) | クロスフロー型の送風機及びそれを備えた空気調和装置の室内ユニット | |
JP2000120582A (ja) | 遠心送風機 | |
JP7399156B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP2016132991A (ja) | 送風装置 | |
KR102584604B1 (ko) | 원심 송풍기를 갖는 공기조화기 | |
JP6445312B2 (ja) | 空気調和機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20161130 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190820 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200415 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200630 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200818 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200901 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200929 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6771339 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |