JP2018035671A - 作業車両 - Google Patents
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Abstract
【課題】車体フレーム上に物品の収納空間をより多く設けられる作業車両を提供する。【解決手段】油圧ショベルのキャブを搭載する後キャブマウント32は、旋回フレーム20上に搭載されて、中空の後マウント下空間34を形成している。旋回フレーム20を側方から覆う外装カバー50の、後マウント下空間34の側方に対応する位置に、開口部51が形成されている。後方扉体55は、開口部51を開閉可能である。後方扉体55が開口部51を開いた状態で、後マウント下空間34を外部空間に開放している。【選択図】図8
Description
本発明は、作業車両に関する。
従来、以下のような、作業車両の車体構造が提案されている。作業車両の車体に搭載している運転室用のキャブの下側に枠体を形成し、枠体の内部スペースに機器および工具類を配設できるようにする。枠体に開閉可能な窓穴部を設ける。窓穴部カバーを回動させることにより、窓穴部が開かれて、機器および工具類を、枠体の内部に格納したりまたは枠体の内部から取り出したりできる(たとえば、特開平8−260514号公報(特許文献1)参照)。
近年、作業車両の車体フレーム上に、ますます多くの機器を搭載することが求められている。特許文献1には、機器および工具類を配設するスペースとしてキャブの下側を活用する構造が提案されているが、近年の搭載機器の増加の要請に応えるには必ずしも十分ではない。車体フレーム上のより多くの空間を、機器および工具類を収納するスペースとして活用することが求められている。
本発明の目的は、車体フレーム上に、工具箱などの物品のための収納空間をより多く設けることを可能とする、作業車両を提供することである。
本発明の作業車両は、車体フレームと、キャブマウントと、キャブと、外装カバーと、開閉カバーとを備えている。キャブマウントは、車体フレーム上に搭載されて、中空のマウント下空間を形成している。キャブは、キャブマウントに搭載されている。外装カバーは、車体フレームを側方から覆っている。外装カバーの、マウント下空間の側方に対応する位置に、開口部が形成されている。開閉カバーは、開口部を開閉可能である。開閉カバーは、開口部を閉じた状態で、マウント下空間と外部空間とを区画している。開閉カバーは、開口部を開いた状態で、マウント下空間を外部空間に開放している。
本発明の作業車両によれば、マウント下空間を、物品を収納するための空間として活用できるので、車体フレーム上に多数の物品を搭載することができる。
上記の作業車両は、着脱可能物品を備えている。着脱可能物品は、マウント下空間内に収納可能であり、かつマウント下空間から取り出し可能な物品である。開閉カバーを開閉することにより、着脱可能物品をマウント下空間に容易に収納し、または着脱可能物品をマウント下空間から取り出すことができる。
上記の作業車両において、キャブマウントは、前キャブマウントと、後キャブマウントとを有している。後キャブマウントは、前キャブマウントの後方に配置されている。後キャブマウントは、前キャブマウントと間隔を空けて配置されている。マウント下空間は、前マウント下空間と、後マウント下空間とを含んでいる。前マウント下空間は、前キャブマウントによって、中空に形成されている。後マウント下空間は、後キャブマウントによって、中空に形成されている。開閉カバーが開かれた状態で、前マウント下空間と後マウント下空間とのいずれか一方、好ましくは後マウント下空間を、外部空間に開放している。
前マウント下空間と後マウント下空間とのいずれか一方を外部空間に開放すれば、いずれか一方のマウント下空間を収納空間として利用でき、車体フレーム上に多数の物品を搭載することが可能になる。後マウント下空間を外部空間に開放するように開口部を形成すれば、外装カバーの強度低下を抑制することができる。
上記の作業車両において、キャブは、車体フレームの上方に、車体フレームと間隔を空けて配置されている。前キャブマウントと後キャブマウントとの間に、中空のマウント間空間が形成されている。開口部は、マウント下空間の側方に対応する位置とマウント間空間の側方に対応する位置とに亘って、形成されている。このようにすれば、開口部の開口面積を大きくできるので、物品の収納および取り出しが容易になる。
上記の作業車両において、開閉カバーは、観音開き式の一対の扉体を有している。このようにすれば、開口部の開閉動作が容易になり、開閉カバーを開くために必要な空間を低減することができる。
上記の作業車両において、キャブマウントは、逆U字状の形状を有し、車体フレームとともにマウント下空間を形成している。このようにすれば、車体フレームとキャブマウントとによって取り囲まれたマウント下空間を形成することができる。
本発明によると、作業車両の車体フレーム上に、工具箱などの物品のための収納空間をより多く設けることができる。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。
まず、本発明の思想を適用可能な油圧ショベルの構成について説明する。
まず、本発明の思想を適用可能な油圧ショベルの構成について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る油圧ショベル1の構成を示す側面図である。本実施形態に係る油圧ショベル1は、図1に示すように、走行体2と、旋回体3と、作業機4と、カウンタウェイト5と、エンジン7と、キャブ10とを主に備えている。走行体2と旋回体3とにより、油圧ショベル本体が主に構成されている。
走行体2は、進行方向左右両端部分に巻き掛けられた一対の履帯Pを有している。走行体2は、一対の履帯Pが回転することにより自走可能に構成されている。
旋回体3は、走行体2に対して任意の方向に旋回可能に設置されている。旋回体3は、前方左側に、油圧ショベル1のオペレータが乗降する運転室であるキャブ10を含んでいる。旋回体3は、後方側に、エンジン7を収納するエンジン室、およびカウンタウェイト5を含んでいる。
なお、本実施形態では、キャブ10内に運転員が着座した状態で、運転員の前方側(正面側)を旋回体3の前方側とし、運転員の後方側を旋回体3の後方側とし、着座状態での運転員の左側を旋回体3の左側とし、着座状態での運転員の右側を旋回体3の右側とする。以下の説明では、旋回体3の前後左右と油圧ショベル1の前後左右は一致しているとする。前後方向および左右方向によって定められる平面に直交する方向を上下方向とする。上下方向において地面のある側が下側、空のある側が上側である。
土砂の掘削などの作業を行なう作業機4は、上下方向に作動自在に、旋回体3により軸支されている。作業機4は、ブーム4aと、アーム4bと、バケット4cとを有している。ブーム4aは、旋回体3の前方側の略中央部に上下方向に作動可能に取り付けられている。アーム4bは、ブーム4aの先端部に作動可能に取り付けられている。バケット4cは、アーム4bの先端部に作動可能に取り付けられている。ブーム4a、アーム4bおよびバケット4cはそれぞれ、油圧シリンダ8によって、駆動されるように構成されている。
作業機4は、キャブ10に搭乗しているオペレータが作業機4の先端部を見通せるように、キャブ10に対し、キャブ10の一方の側部側である右側に設けられている。キャブ10は、作業機4の取り付け部分の側方に配置されている。
カウンタウェイト5は、採掘時などにおいて車体のバランスをとるために旋回体3の後部に配置された重りである。油圧ショベル1は、カウンタウェイト5の後面の旋回半径を小さくした、後方小旋回型油圧ショベルとして形成されている。このため、カウンタウェイト5の後面は、上方から見て旋回体3の旋回中心を中心とした円弧状に形成されている。エンジン7は、旋回体3の後部のエンジン室内に収容されている。
図2は、図1の油圧ショベル1の旋回体3の一部構成を示す斜視図である。図2には、図1に示す油圧ショベル1の旋回体3を左前方から見た構成の一部が図示されている。なお図2には、後述する外装カバー50が旋回体3から取り外されている状態が図示されている。
図2に示すように、旋回体3は、旋回フレーム20を有している。旋回フレーム20は、油圧ショベル本体に含まれている。旋回フレーム20は、図1に示す走行体2の上方に配置されている。旋回フレーム20は、走行体2に対して任意の方向に旋回自在に設けられている。旋回フレーム20は、油圧ショベル1の車体フレームを構成している。
旋回フレーム20における左右方向の中央部の前端部には、センタブラケット24が設けられている。図1に示す作業機4の基端部は、センタブラケット24に取り付けられている。センタブラケット24は、油圧ショベル1の作業機4を支持しており、作業機4の取り付け部分を構成している。
旋回フレーム20の前方右側には、前カバー60が配置されている。前カバー60に対して後方側には、タンクカバー65,68が配置されている。タンクカバー65内には、図2には図示しない燃料タンク67が収容されている。燃料タンク67は、エンジン7に供給される燃料を貯える。タンクカバー65の上面には、燃料タンク67への燃料の補給を行なうための給油口66が設けられている。タンクカバー68内には、作動油タンクが収容されている。作動油タンクは、油圧シリンダ8(図1)などの油圧アクチュエータに供給される作動油を貯える。
前カバー60は、タンクカバー65,68と旋回体3の前端との間に設けられている。前カバー60内には、還元剤タンクを収容するタンクルーム、およびメインバルブを収容するバルブルームが形成されている。還元剤タンクは、エンジン7からの排気ガスの排気処理に使用される還元剤を貯留する。メインバルブは、作動油タンクに貯えられた作動油を、図1に示す油圧シリンダ8、図示しない走行モータおよび旋回モータなどの、油圧アクチュエータに供給する。
前カバー60に対して前方に突き出して、ステップ26が設けられている。前カバー60は、階段状の形状を構成している。ステップ26から前カバー60に順番に足をかけて、前カバー60の上面へのアクセスが容易に可能となっている。これにより、油圧ショベル1のオペレータは、燃料タンク67への燃料の補給、作動油タンクへの給油、およびエンジン7のメンテナンスなどの作業を、容易に行なうことができる。
旋回フレーム20の前方左側の上面には、キャブマウント30が搭載されている。キャブ10は、キャブマウント30上に搭載されている。キャブ10は、キャブマウント30を介して、旋回フレーム20の上方に配置されている。キャブマウント30は、鞍型の形状を有している。旋回体3の左右方向に見て、キャブマウント30は、逆U字状の形状を有している。キャブマウント30は、旋回フレーム20とともに、中空のマウント下空間36を形成している。マウント下空間36は、旋回フレーム20の上面と、キャブマウント30の内面とによって取り囲まれている。マウント下空間36の上方、前方および後方の三方の境界が、キャブマウント30の内面によって規定されている。
キャブマウント30は、前キャブマウント31と、後キャブマウント32とを有している。前キャブマウント31と後キャブマウント32とは、前後方向に並んで配置されている。後キャブマウント32は、前キャブマウント31の後方に配置されている。後キャブマウント32は、前キャブマウント31と間隔を空けて配置されている。
キャブ10は、前キャブマウント31および後キャブマウント32の上に置かれている。キャブ10と旋回フレーム20との間に、前キャブマウント31および後キャブマウント32が介在している。キャブ10は、前キャブマウント31および後キャブマウント32を介して、旋回フレーム20の上方に配置されている。
前キャブマウント31と、後キャブマウント32とは、側方視において、各々逆U字状の形状を有している。なお、U字状とは、滑らかに湾曲した形状に限定されない。U字状とは、本実施形態の前キャブマウント31および後キャブマウント32のような角張った形状も含み、角部を面取りした形状と角部が面取りされていない形状との両方を広く含む。キャブマウント30(前キャブマウント31および後キャブマウント32)の形状は、中空の空間の三方を囲む形状であれば、特に限定されない。逆U字状とは、U字の2つの端部が下向きに配置され、U字が下向きに開口している配置をいう。
前キャブマウント31は、旋回フレーム20とともに、中空の前マウント下空間33を形成している。前マウント下空間33は、旋回フレーム20の上面と、前キャブマウント31の内面とによって取り囲まれている。後キャブマウント32は、旋回フレーム20とともに、中空の後マウント下空間34を形成している。後マウント下空間34は、旋回フレーム20の上面と、後キャブマウント32の内面とによって取り囲まれている。マウント下空間36は、旋回フレーム20と前キャブマウント31とにより形成された前マウント下空間33と、旋回フレーム20と後キャブマウント32とにより形成された後マウント下空間34とを含んでいる。
キャブ10は、旋回フレーム20の上方に、旋回フレーム20と間隔を空けて配置されている。前キャブマウント31と後キャブマウント32との間には、中空のマウント間空間35が形成されている。マウント間空間35は、キャブ10の下面と、旋回フレーム20の上面と、前キャブマウント31の外面と、後キャブマウント32の外面とによって、取り囲まれている。
図3は、旋回フレーム20の斜視図である。図4は、旋回フレーム20の平面図である。図5は、旋回フレーム20の左側面図である。図4,5中の左側が旋回フレーム20の前方を示し、図4,5中の右側が旋回フレーム20の後方を示している。
図3,4に示すように、旋回フレーム20は、ベースプレート21と、一対の縦板22,23とを有している。ベースプレート21は、前後方向に延びかつ左右方向に延びる、板状の部材である。縦板22,23は、前後方向に沿って延びており、左右方向に間隔を空けて配置されている。縦板22,23は、上下方向に立てられた板により構成されている。縦板22,23は、ベースプレート21に対して直交して設けられている。
作業機4の基端部を支持するセンタブラケット24は、縦板22,23の前端部に設けられている。作業機4は、一対の縦板22,23の間に装着されて、上下方向に作動可能な状態で固定されている。左右一対の縦板22,23は、センタブラケット24から離れるにしたがってその高さ寸法が小さくなるように傾斜している。
図1に示す走行体2および作業機4を駆動するための動力源であるエンジン7は、旋回フレーム20上に搭載されている。エンジン7は、旋回フレーム20のうち左右方向の中央側のセンタフレームの、後部に搭載されている。重量の大きいエンジン7は、油圧ショベル本体の前方に取り付けられた作業機4との重量バランスを考慮して、作業機4を支持するセンタブラケット24から離れており、かつカウンタウェイト(図1)に近い、油圧ショベル本体の後方端に配置されている。エンジン7を収納するエンジン室は、旋回体3の後部に設けられている。
縦板22,23には、複数のエンジンマウント部25が取り付けられている。エンジン7は、エンジンマウント部25上に搭載されて、旋回フレーム20に対して支持されている。強度の大きい縦板22,23にエンジンマウント部25を設けることにより、重量の大きいエンジン7を旋回フレーム20上に支持することが可能とされている。
エンジン7には、エンジン7によって駆動されて作動油を移送する図示しない油圧ポンプが直結されている。油圧ポンプはエンジン7の右隣に配置されている。油圧ポンプの上方には、エンジン7から排出される排気ガスを処理して浄化するための排気処理ユニットが配置されている。
油圧ショベル1は、排気処理ユニットへ還元剤を供給するための、還元剤供給部を備えている。還元剤供給部は、還元剤タンク62を備えている。還元剤タンク62は、排気処理ユニットで使用される還元剤、または還元剤の前駆体を貯留する。還元剤としては、たとえば尿素水が好適に用いられるが、これに限られるものではない。
還元剤タンク62は、旋回フレーム20のうち、縦板23よりも右側に配置されている。還元剤タンク62は、還元剤が温度上昇して劣化することを防止するために、高温の機器であるエンジン7から離れて配置されている。還元剤タンク62は、旋回フレーム20の前方端に配置されている。
旋回フレーム20のうち縦板23よりも右側にはまた、燃料タンク67が搭載されている。燃料タンク67は、エンジン7に供給される燃料を貯える。燃料タンク67は、重量が大きいため、旋回フレーム20上の重量バランスを考慮して、排気処理ユニットの前方の位置に配置されている。燃料タンク67は、直方体状の耐圧タンクとして形成されている。
キャブマウント30を構成する前キャブマウント31と後キャブマウント32とは、旋回フレーム20のうち、縦板22よりも左側に配置されている。前キャブマウント31は、旋回フレーム20の前方端に配置されている。後キャブマウント32は、前後方向における旋回フレーム20の中央部分に配置されている。前キャブマウント31と後キャブマウント32とは、旋回体3の左右方向に延びている。前キャブマウント31と後キャブマウント32とは、車体の幅方向に延びている。図5に示す左側面視において、前キャブマウント31と後キャブマウント32とは、逆U字状の形状を有している。
前キャブマウント31と後キャブマウント32との各々には、上面の左右両端近傍に、平面視円形状の開口が形成されている。この開口には、図示しない防振装置が配置される。キャブ10は、防振装置を介して、前キャブマウント31および後キャブマウント32上に搭載されている。防振装置は、キャブ10への振動の伝達を低減するために、設けられている。
図5に示すように、ベースプレート21は上面21uを有している。キャブ10は下面10bを有している。前マウント下空間33は、ベースプレート21の上面21uと、前キャブマウント31の内面とによって、包囲されている。後マウント下空間34は、ベースプレート21の上面21uと、後キャブマウント32の内面とによって、包囲されている。マウント間空間35は、ベースプレート21の上面21uと、前キャブマウント31の後面と、キャブ10の下面10bと、後キャブマウント32の前面とによって、包囲されている。
図6は、旋回フレーム20に物品41〜44が搭載された状態を示す左側面図である。図6に示すように、ベースプレート21の上面21uには、複数の物品41〜44が搭載されている。物品41は、後マウント下空間34内に収納されている。物品42〜44は、マウント間空間35内に収納されている。物品41は、後マウント下空間34から取り出し可能である。物品42,43は、マウント間空間35から取り出し可能である。物品44は、ベースプレート21の上面21uに固定されており、マウント間空間35から取出し不可能である。前マウント下空間33内には、物品は収納されていない。
物品41は、たとえば工具箱である。物品42は、たとえばグリスガンである。物品43は、たとえば燃料補給用のホースである。物品44は、たとえば、キャブ10内に配置された操作レバーの操作と作業機4の動作との対応を変更可能な切替バルブである。物品41〜44は、例示したこれらの機器および工具類に限られず、任意の物品であってもよい。
図7は、外装カバー50の構成を示す斜視図である。図7および図1に示すように、油圧ショベル1は、外装カバー50を備えている。外装カバー50は、旋回フレーム20とキャブマウント30とを、左側方から覆っている。外装カバー50は、旋回フレーム20の側方からキャブ10の下面10b(図6)に到達するまで、上下方向に延びている。前キャブマウント31と後キャブマウント32とは、外装カバー50によって、左側方から覆われている。外装カバー50は、前マウント下空間33と後マウント下空間34とマウント間空間35とを、左側方から覆っている。
油圧ショベル1は、前方外装カバー59を備えている。前方外装カバー59は、旋回フレーム20を前方から覆っている。前方外装カバー59は、旋回フレーム20の側方からキャブ10の下面10b(図6)に到達するまで、上下方向に延びている。前キャブマウント31は、前方外装カバー59によって、前方から覆われている。
外装カバー50には、開口部51が形成されている。開口部51は、外装カバー50を厚み方向に貫通して形成されている。開口部51は、後マウント下空間34の側方に対応する位置に形成されている。開口部51は、後マウント下空間34の側方に対応する位置と、マウント間空間35の側方に対応する位置とに亘って、形成されている。前マウント下空間33の側方に対応する位置には、開口部51は形成されていない。
外装カバー50の開口部51には、開閉カバー52が設けられている。開閉カバー52は、開口部51を開閉可能に覆っている。開閉カバー52は、前方扉体53と、後方扉体55とを有している。前方扉体53は、開口部51の前縁54を含む一部の領域を覆っている。後方扉体55は、開口部51の後縁56を含む一部の領域を覆っている。
前方扉体53は、開口部51の前縁54にヒンジで接合されている。前方扉体53は、開口部51の前縁54の周りに回動可能に設けられている。後方扉体55は、開口部51の後縁56にヒンジで接合されている。後方扉体55は、開口部51の後縁56の周りに回動可能に設けられている。前方扉体53と後方扉体55とは、観音開き式の一対の扉体を構成している。前方扉体53と後方扉体55とは、開口部51を開閉する一対のフレンチドアを構成している。
図7には、開閉カバー52(前方扉体53および後方扉体55)によって開口部51が閉じられた状態が図示されている。開閉カバー52が開口部51を閉じ開口部51が覆われた状態で、前方扉体53によってマウント間空間35の一部が側方から覆われ、後方扉体55によってマウント間空間35の一部および後マウント下空間34が側方から覆われている。これにより、マウント間空間35および後マウント下空間34は、開閉カバー52によって外部空間と区画され、外部空間から隔てられている。開閉カバー52が開口部51を閉じている状態では、後マウント下空間34およびマウント間空間35が外部から視認できず、後マウント下空間34およびマウント間空間35への外部からのアクセスが不可能になっている。
図8は、外装カバー50が一部開放された状態を示す斜視図である。図8には、開閉カバー52のうち、前方扉体53は図7と同様に閉じられており、後方扉体55が開かれた状態が、図示されている。図8に示すように、後方扉体55を開放することにより、後マウント下空間34およびマウント間空間35の一部が、外部に露出している。開口部51が開かれた状態において、後マウント下空間34およびマウント間空間35の一部が、外部空間に開放されている。後方扉体55が開かれた状態で、油圧ショベル1の側方から後マウント下空間34およびマウント間空間35の視認が可能になり、後マウント下空間34およびマウント間空間35の一部への外部からのアクセスが可能になっている。
油圧ショベル1のオペレータは、開閉カバー52を開放することにより、露出した後マウント下空間34から物品41を取り出すことができ、露出したマウント間空間35から物品42,43を取り出すことができる。物品41〜43は、後マウント下空間34またはマウント間空間35内に収納可能、かつ後マウント下空間34またはマウント間空間35から取り出し可能な、着脱可能物品として設けられている。
次に、本実施形態の作用効果について説明する。
本実施形態の油圧ショベル1は、図3,4に示すように、キャブマウント30を備えている。キャブマウント30は、旋回フレーム20上に搭載されて、中空のマウント下空間36を形成している。
本実施形態の油圧ショベル1は、図3,4に示すように、キャブマウント30を備えている。キャブマウント30は、旋回フレーム20上に搭載されて、中空のマウント下空間36を形成している。
油圧ショベル1は、図7,8に示すように、旋回フレーム20を側方から覆う外装カバー50を備えている。外装カバー50には、開口部51が形成されている。開口部51は、マウント下空間36の側方に対応する位置に、形成されている。油圧ショベル1は、図7,8に示すように、開閉カバー52を備えている。開閉カバー52は、開口部51を開閉可能である。図7に示すように、開閉カバー52が開口部51を閉じた状態で、マウント下空間36と外部空間とが区画されている。図8に示すように、開閉カバー52が開口部51を開いた状態で、マウント下空間36が外部空間に開放されている。
外装カバー50の、マウント下空間36の側方に対応する位置に開口部51を形成して、開口部51を開閉可能な開閉カバー52を設けることにより、マウント下空間36を工具箱などの物品41のための収納空間として活用できる。従来の油圧ショベルではデッドスペースであったマウント下空間36に、物品41を収納することが可能になる。そのため、旋回フレーム20上に、還元剤タンク62、工具箱などの物品41、グリスガンなどの物品42、ホースなどの物品43、および切替バルブなどの物品44など、多数の機器および工具類を搭載することが可能になる。
また図6,8に示すように、油圧ショベル1は物品41を備えている。物品41は、マウント下空間36に収納可能、かつマウント下空間36から取り出し可能な、着脱可能物品である。物品41は、たとえば工具箱である。開閉カバー52を開くことによりマウント下空間36が外部空間に開放されて、マウント下空間36に容易にアクセス可能になる。オペレータは、開閉カバー52を開いた状態でマウント下空間36から物品41を取り出すことができる。物品41の使用が済むと、オペレータは、マウント下空間36に物品41を収納して開閉カバー52を閉じ、マウント下空間36に物品41を収納することができる。
また図3,4に示すように、キャブマウント30は、前キャブマウント31と後キャブマウント32とを有している。後キャブマウント32は、前キャブマウント31の後方に、前キャブマウント31と間隔を空けて配置されている。マウント下空間36は、前マウント下空間33と、後マウント下空間34とを含んでいる。前マウント下空間33は、旋回フレーム20と前キャブマウント31とにより、中空に形成されている。後マウント下空間34は、旋回フレーム20と後キャブマウント32とにより、中空に形成されている。図8に示すように、開閉カバー52が開かれた状態で、後マウント下空間34が外部空間に開放されている。
開閉カバー52が開かれた状態で、前マウント下空間33と後マウント下空間34とのいずれか一方を外部空間に開放すれば、いずれかのマウント下空間を収納空間として利用できるので、旋回フレーム20上に多数の機器および工具類を搭載することが可能になる。
前キャブマウント31は、図4に示すように旋回フレーム20の前方端に配置されているので、前マウント下空間33の側方に対応する位置に開口部を形成すると、開口部を形成した後の外装カバー50の残肉部分の幅が小さくなり、外装カバー50の強度が低下する可能性がある。そのため、外装カバー50の強度低下を抑制する観点から、前マウント下空間33と後マウント下空間34とのうち、開閉カバー52が開かれた状態で後マウント下空間34を外部空間に開放し、後マウント下空間34を収納空間として利用するのが、より望ましい。
また図5に示すように、キャブ10は、旋回フレーム20の上方に、旋回フレーム20と間隔を空けて配置されている。前キャブマウント31と後キャブマウント32との間に、中空のマウント間空間35が形成されている。図8に示すように、開口部51は、後マウント下空間34の側方に対応する位置とマウント間空間35の側方に対応する位置とに亘って形成されている。このようにすれば、開口部51の開口面積を大きくできるので、後マウント下空間34への物品41の収納、および後マウント下空間34からの物品41の取り出しが容易になる。
開閉カバー52の後方扉体55を開くことにより、後マウント下空間34とマウント間空間35の一部とが、外部空間に開放されている。マウント間空間35に収納される物品42,43が、マウント間空間35から取り出し可能な着脱可能物品である場合に、後方扉体55を開く一つの動作で、物品41と物品42,43との収納および取り出しが可能になる。
また図7,8に示すように、開閉カバー52は、前方扉体53と後方扉体55とを有している。前方扉体53と後方扉体55とは、観音開き式の一対の扉体を構成している。このようにすれば、開口部51の開閉動作が容易になり、前方扉体53と後方扉体55との両方を開くことにより後マウント下空間34とマウント間空間35とを大きく開放することができる。また、開閉カバー52を開くために必要な空間を低減することができる。
また図3,4に示すように、キャブマウント30は、逆U字状の形状を有している。キャブマウント30は、旋回フレーム20上に搭載されて、旋回フレーム20とともに中空のマウント下空間36を形成している。キャブマウント30を逆U字状の形状に形成することにより、キャブマウント30は高い強度を有している。そのため、キャブマウント30上にキャブ10を安定して搭載できる。キャブマウント30を、U字の2つの端部が旋回フレーム20に当接するように旋回フレーム20上に搭載することで、旋回フレーム20の上面とキャブマウント30の内面とによって取り囲まれたマウント下空間36を形成することができる。
図7に示すように、旋回体3の前後方向における後方扉体55の寸法は、前方扉体53の寸法よりも大きい。着脱可能物品を収納する後マウント下空間34を覆う後方扉体55が前方扉体53よりも大きく形成されているので、後方扉体55を開くことにより、後マウント下空間34を大きく開放することができる。
前方扉体53は、マウント間空間35の前方側の一部の側方に対応する位置に形成されている。前方扉体53によって側方を覆われるマウント間空間35には、マウント間空間35から取り出されず旋回フレーム20に固定される物品44(図6参照)が収納されている。前方扉体53が開かれた状態で、物品44への外部からのアクセスが可能になっている。物品44がたとえば切替バルブである場合には、切替バルブのメンテナンス作業の頻度は小さく、かつ開口部51からマウント間空間35内に手を挿し入れてメンテナンス作業が可能である。そのため、前方扉体53を開いたときに開放される空間が小さくても、差し支えはない。
開口部51は、外装カバー50をレーザ加工することにより、容易に形成することができる。レーザ加工により切除された材料を用いて開閉カバー52を作成することができ、このようにすれば、油圧ショベル1の生産性を向上することができる。
上記の実施形態では、キャブマウント30が逆U字状の形状を有している例について説明した。キャブマウント30の形状はこの例に限られるものではない。たとえば、キャブマウント30を、中空の略矩形筒状に形成してもよい。この場合には、キャブマウント30を旋回フレーム20上に搭載することにより、キャブマウント30の内面によって全周を取り囲まれたマウント下空間36を形成することができる。
上記の実施形態では、旋回体3の前方左側に配置されたキャブ10の右側に作業機4が配置されている例について説明した。キャブ10と作業機4との配置はこの例に限られるものではなく、旋回体3の前方右側に配置されたキャブ10の左側に作業機4が設けられていてもよい。この場合には、旋回フレーム20の右側方を覆う外装カバーに開口部を形成し、開口部を開いた状態でマウント下空間を外部空間に開放するように形成すれば、機器および工具類のための収納空間を増やす効果を、上記の実施形態と同様に得ることができる。
上記の実施形態においては、後方超小旋回型油圧ショベルについて説明したが、本実施形態は油圧ショベル全般に適用可能である。また本実施形態は、油圧ショベル以外の任意の作業車両にも適用可能である。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 油圧ショベル、2 走行体、3 旋回体、4 作業機、7 エンジン、10 キャブ、10b 下面、20 旋回フレーム、21 ベースプレート、21u 上面、22,23 縦板、24 センタブラケット、25 エンジンマウント部、30 キャブマウント、31 前キャブマウント、32 後キャブマウント、33 前マウント下空間、34 後マウント下空間、35 マウント間空間、36 マウント下空間、41,42,43,44 物品、50 外装カバー、51 開口部、52 開閉カバー、53 前方扉体、54 前縁、55 後方扉体、56 後縁、62 還元剤タンク。
Claims (7)
- 車体フレームと、
前記車体フレーム上に搭載されて中空のマウント下空間を形成する、キャブマウントと、
前記キャブマウントに搭載されたキャブと、
前記車体フレームを側方から覆い、前記マウント下空間の側方に対応する位置に開口部が形成された、外装カバーと、
前記開口部を開閉可能であり、前記開口部を閉じた状態で前記マウント下空間と外部空間とを区画し、前記開口部を開いた状態で前記マウント下空間を外部空間に開放する、開閉カバーと、を備える、作業車両。 - 前記マウント下空間内に収納可能、かつ前記マウント下空間から取り出し可能な、着脱可能物品を備える、請求項1に記載の作業車両。
- 前記キャブマウントは、前キャブマウントと、前記前キャブマウントの後方に、前記前キャブマウントと間隔を空けて配置された、後キャブマウントと、を有し、
前記マウント下空間は、前記前キャブマウントによって形成された中空の前マウント下空間と、前記後キャブマウントによって形成された中空の後マウント下空間とを含み、
前記開閉カバーが開かれた状態で、前記前マウント下空間と前記後マウント下空間とのいずれか一方を外部空間に開放する、請求項1または2に記載の作業車両。 - 前記開閉カバーが開かれた状態で、前記後マウント下空間を外部空間に開放する、請求項3に記載の作業車両。
- 前記キャブは、前記車体フレームの上方に、前記車体フレームと間隔を空けて配置され、
前記前キャブマウントと前記後キャブマウントとの間に、中空のマウント間空間が形成され、
前記開口部は、前記マウント下空間の側方に対応する位置と前記マウント間空間の側方に対応する位置とに亘って形成される、請求項3または4に記載の作業車両。 - 前記開閉カバーは、観音開き式の一対の扉体を有する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の作業車両。
- 前記キャブマウントは、逆U字状の形状を有し、前記車体フレームとともに前記マウント下空間を形成する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の作業車両。
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| JP2017225914A JP2018035671A (ja) | 2017-11-24 | 2017-11-24 | 作業車両 |
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
2017
- 2017-11-24 JP JP2017225914A patent/JP2018035671A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2020241747A1 (ja) * | 2019-05-31 | 2020-12-03 | ヤンマーパワーテクノロジー株式会社 | 建設機械 |
| JP2020197014A (ja) * | 2019-05-31 | 2020-12-10 | ヤンマーパワーテクノロジー株式会社 | 建設機械 |
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