JP2018035644A - 作業機械 - Google Patents
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Abstract
【課題】検出精度は高いが検出角度の制限された角度センサを使用しながら、ユーザの作業に合わせて検出範囲を容易に変更できるようにする。【解決手段】アーム6にアタッチメントの姿勢を算出する角度センサ10を設ける。この角度センサ10をアーム6の回動方向と同じ方向に取付角度を変更可能に構成する。取付角度として下部本体2の前方かつ下方を優先して検出可能な第1取付角度αと、下部本体の前方かつ上方を優先して検出可能な第2取付角度βとを設定する。【選択図】図3
Description
本発明は、アタッチメントに角度センサを有する作業機械に関し、特にその角度センサの計測可能範囲の改善に関する。
従来より、アーム部に対してリンク機構を介して回転自在に設けられたバケット部を用いて被加工面を掘削する掘削装置が知られている。このような掘削装置の作業現場において、掘削最終施工面の深さや勾配となるように整地するにはオペレータの技量が必須である。
そこで、経験の浅いオペレータでも素早く精密な掘削作業を行うために、例えば、特許文献1のように、アーム部に第1の傾斜センサを取り付け、リンク機構のうちのアーム部及びバケット部とはそれぞれ一体的に変位しない部分に第2の傾斜センサを取り付け、第1及び第2の傾斜センサの計測情報に基づいてバケット部の傾斜角を算出し、この算出結果に基づいて、バケット部の傾斜角を制御するものが知られている。
また、特許文献2の掘削機のセンサユニットのように、マグネットを利用してアームを改造することなく掘削深さを検知するセンサをアームに取り付けるものが知られている。
ところで、角度センサは一般的に検出角度が360°と範囲は広いが検出精度はそれほど高くないセンサと、検出角度が±80°などに制限されるが検出精度が高いセンサとが広く用いられている。
掘削最終施工面をより精度よく仕上げるためには、検出精度の高いセンサを使用することが望まれる。
しかしながら、精度が高いセンサでは、検出角度が狭くて全ての作業範囲を網羅できない可能性がある。通常このような場合は、角度センサの検出可能範囲となるように、作業機械の姿勢を調整して作業を行うが、ユーザによっては、姿勢を調整せずに無理やり作業をしてしまう可能性がある。
一方、検出角度を広くするために複数の高精度の角度センサを設けるには、アーム側面へのブラケットの溶接部位等が増えて残留応力等によりアームの強度が低下するという問題がある。
また、上記特許文献2のようなマグネット式のものは使用中に振動や衝突によってずれてしまうおそれがある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、検出精度は高いが検出角度の制限された角度センサを使用しながら、ユーザの作業に合わせて検出範囲を容易に変更できるようにすることにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、溶接箇所を増やすことなく角度センサを複数の取付角度に取付可能にした。
具体的には、第1の発明では、下部本体と、該下部本体に旋回可能に連結された上部旋回体と、該上部旋回体に回動可能に連結されるブーム、該ブームに回動可能に連結されるアーム及び該アームに回動可能に連結されるアイドラリンクを備えたアタッチメントとを有する作業機械を前提とする。
そして、上記作業機械は、
上記ブーム、アーム及びアイドラリンクのうち少なくともいずれか1つに上記アタッチメントの姿勢を算出する取付角度を変更可能な角度センサを有し、
上記角度センサは、上記アタッチメントの回動方向と同じ方向に取付角度を変更可能に構成されており、
上記取付角度は、少なくとも
上記下部本体の前方かつ下方を優先して検出可能な第1取付角度と、
上記下部本体の前方かつ上方を優先して検出可能な第2取付角度とで構成されている。
上記ブーム、アーム及びアイドラリンクのうち少なくともいずれか1つに上記アタッチメントの姿勢を算出する取付角度を変更可能な角度センサを有し、
上記角度センサは、上記アタッチメントの回動方向と同じ方向に取付角度を変更可能に構成されており、
上記取付角度は、少なくとも
上記下部本体の前方かつ下方を優先して検出可能な第1取付角度と、
上記下部本体の前方かつ上方を優先して検出可能な第2取付角度とで構成されている。
上記の構成によると、検出精度は高いが検出角度に制限のある角度センサを用いてもユーザの作業内容に合わせて角度センサの取付位置を変更するだけで、下方及び上方を含むできるだけ広い範囲で角度検出をしながら作業を行うことができる。また、予め少なくとも2つの取付角度が設定されているので、作業に合わせていずれかの取付角度を選択して取付位置を変更すればよく、取付角度の変更が容易である。
第2の発明では、第1の発明において、
上記角度センサは、上記アタッチメントに固定された取付部品を介して固定されており、
上記取付部品には、上記第1取付角度及び上記第2取付角度にそれぞれ対応する位置に上記角度センサを固定するためのボルト穴が形成されている。
上記角度センサは、上記アタッチメントに固定された取付部品を介して固定されており、
上記取付部品には、上記第1取付角度及び上記第2取付角度にそれぞれ対応する位置に上記角度センサを固定するためのボルト穴が形成されている。
上記の構成によると、取付部品自体は取り付けたままで角度センサを取り付けるボルト穴を変更するだけで角度センサの角度を変えることができる。このため、取付部品の溶接は最小限とすることができ、アタッチメントの強度が低下しない。
第3の発明では、第1又は第2の発明において、
上記角度センサには、互いに異なる方向に延びる一対のハーネスが接続されており、
上記角度センサは、該角度センサの上記アタッチメントの側方から見たときの中央位置を中心に回動されて取付角度を変更可能となっている。
上記角度センサには、互いに異なる方向に延びる一対のハーネスが接続されており、
上記角度センサは、該角度センサの上記アタッチメントの側方から見たときの中央位置を中心に回動されて取付角度を変更可能となっている。
上記の構成によると、異なる方向に延びる一対のハーネスが取り付けられている場合に、角度センサの中央位置を中心に回動させることにより、いずれか一方のハーネスに角度センサの回動に伴って偏って張りや弛みを発生させないようにすることができる。このため、ハーネスが張ることによる切断や弛むことによる傷害物への引っかかりを抑制することができる。
第4の発明では、第2の発明において、
上記角度センサは、上記アタッチメントに固定された取付部品を介して固定されており、
上記角度センサは、いずれかの上記ボルト穴を回動中心として角度変更可能に構成され、
上記角度センサには、互いに異なる方向に延びる一対のハーネスが接続されており、上記回動中心に近い一方側のハーネス側へ上記回動中心に遠い一方側のハーネスを折り返し、該一対のハーネスを上記一方側で束ねている。
上記角度センサは、上記アタッチメントに固定された取付部品を介して固定されており、
上記角度センサは、いずれかの上記ボルト穴を回動中心として角度変更可能に構成され、
上記角度センサには、互いに異なる方向に延びる一対のハーネスが接続されており、上記回動中心に近い一方側のハーネス側へ上記回動中心に遠い一方側のハーネスを折り返し、該一対のハーネスを上記一方側で束ねている。
上記の構成によると、特に回動中心に近いハーネス接続部は、角度センサの取付角度を変更しても動く範囲が限られているので、遠い側のハーネスの動きを主に調整すればよくなる。
以上説明したように、本発明によれば、角度センサの取付角度を下部本体の前方かつ下方を優先して検出可能な第1取付角度と、下部本体の前方かつ上方を優先して検出可能な第2取付角度とで変更可能としたことにより、検出精度は高いが検出角度の制限された角度センサを使用しながら、ユーザの作業に合わせて検出範囲を容易に変更できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施形態の作業機械としての油圧ショベル1を示し、この油圧ショベル1は、下部本体2と、この下部本体2に旋回可能に連結された上部旋回体3とを備えている。下部本体2は、図1のようにクローラを有していてもよいし、ホイールを有していてもよいし、それ自体が走行不能であってもよい。上部旋回体3の前側には運転室3aが設けられ、その右方にアタッチメント4が設けられている。アタッチメント4として、ブーム5が上部旋回体3に対して回動可能にブームシリンダ3bを介して連結されている。このブーム5には、アームシリンダ5aを介してアーム6が回動可能に連結されている。このアーム6の先端側には、アイドラリンク7及びバケットリンク8がバケットシリンダ6aを介して回動可能に連結されている。バケットリンク8にバケット9が連結されている。
そして、詳しくは図示しないが、油圧ショベル1は、ブーム5、アーム6及びアイドラリンク7のそれぞれにおいて、アタッチメント4の姿勢を算出する角度センサが設けられている。油圧ショベル1は、その他にも旋回角度センサ、GPSアンテナ等の各種センサ類を備えている。それぞれの角度センサの情報と、アタッチメント4の構成部品の寸法情報からアタッチメント4の作業姿勢が割り出される。例えば運転室3a内の図示しないコントローラが各センサからの情報を収集し、そのモニタ上にそのときの作業姿勢などを表示できるようになっている。その表示を見ながら作業することで、経験の浅いオペレータであっても、綺麗な法面仕上げを行うことができるようになっている。
本実施形態では、このような角度センサのうち、図2に拡大して示すように、アーム6に取り付けられた角度センサ10について述べる。この角度センサ10は、アーム6の回動方向に取付角度を変更可能に構成されている。角度センサ10は、例えば、対地角センサを使用している。ここで、アーム6におけるアームフットピン6cとアームトップピン6dとを結ぶ直線を以下アーム軸Xとする。
図3に示すように、角度センサ10は、下部本体2の前方かつ下方を優先して検出可能な第1取付角度αと、下部本体2の前方かつ上方を優先して検出可能な第2取付角度βとに切換可能に構成されている。具体的には、角度センサ10は、アタッチメント4に固定された取付部品としてのタップドブロック11を介して固定されている。このタップドブロック11は、例えば、矩形状の鋼板よりなり、アーム6の側板に溶接されている。タップドブロック11には、第1取付角度α及び第2取付角度βにそれぞれ対応する位置に角度センサ10を固定するボルト11bを締結するボルト穴11aが形成されている。タップドブロック11の形状は、矩形状に限定されず、必要最小限の部分のみを残す形状としてもよい。角度センサ10には、互いに異なる方向に延びる一対のハーネス12,13が接続されている。そして、角度センサ10は、角度センサ10のアタッチメント4の側方から見たときの中央位置C1を中心に回動されて取付角度を変更した状態でボルト穴11aを用いて固定可能となっている。
−角度センサの検出角度が±80°の場合−
角度センサ10の検出角度が±80°の場合を例に上げて説明する。この場合は、角度センサ10の検出範囲は鉛直に対して±80°となる。アーム6の動作範囲(角度センサ10が正常に働く範囲)の中心の位置にアーム6を置いたとき、角度センサ10が鉛直上方を向くように取付ける。角度センサ10をアーム軸Xに対して20°で取り付けるとアーム6の動作範囲の上限は鉛直から100°、下限は鉛直から−60°となる。
角度センサ10の検出角度が±80°の場合を例に上げて説明する。この場合は、角度センサ10の検出範囲は鉛直に対して±80°となる。アーム6の動作範囲(角度センサ10が正常に働く範囲)の中心の位置にアーム6を置いたとき、角度センサ10が鉛直上方を向くように取付ける。角度センサ10をアーム軸Xに対して20°で取り付けるとアーム6の動作範囲の上限は鉛直から100°、下限は鉛直から−60°となる。
そうすると、本実施形態では、例えば、α=20°であり、β=42°であるが、これらの角度は特に限定されない。
(第1取付角度)
角度センサ10の取付位置をアーム軸Xに対してα=20°で取付けた場合
角度センサ10の取付位置は、アーム軸Xが鉛直から+20°回動した位置にあるときに、角度センサ10の検出範囲の中心が鉛直を向くようにアーム6に取り付けられる。図1に示すように、鉛直方向とアーム軸Xの角度が−60°で動作範囲下限となり、このとき下部本体2よりも前方で、かつ下方の動作範囲を広く検出可能である。図1では、下方検出不可領域Aが狭くなっている。
角度センサ10の取付位置をアーム軸Xに対してα=20°で取付けた場合
角度センサ10の取付位置は、アーム軸Xが鉛直から+20°回動した位置にあるときに、角度センサ10の検出範囲の中心が鉛直を向くようにアーム6に取り付けられる。図1に示すように、鉛直方向とアーム軸Xの角度が−60°で動作範囲下限となり、このとき下部本体2よりも前方で、かつ下方の動作範囲を広く検出可能である。図1では、下方検出不可領域Aが狭くなっている。
一方、鉛直方向とアーム軸Xの角度が100°で動作範囲上限となり、ブームシリンダ3bとアームシリンダ5aの最も伸びた状態付近の動作範囲を検出不可能な取付位置となっている。つまり、上方検出不可領域Bが比較的広くなっている。
(第2取付角度)
角度センサ10の取付位置をアーム軸Xに対してβ=42°で取付けた場合
角度センサ10の取付位置は、アーム軸Xが鉛直から+42°回動した位置にあるときに、角度センサ10の検出範囲の中心が鉛直を向くようにアーム6に取り付けられる。図4に示すように、鉛直方向とアーム軸Xの角度が122°で動作範囲上限となり、このとき機械よりも上方を満足する取付位置となっている。すなわち、上方検出不可領域B’が第1取付角度αのときの範囲Bよりも狭くなっている。
角度センサ10の取付位置をアーム軸Xに対してβ=42°で取付けた場合
角度センサ10の取付位置は、アーム軸Xが鉛直から+42°回動した位置にあるときに、角度センサ10の検出範囲の中心が鉛直を向くようにアーム6に取り付けられる。図4に示すように、鉛直方向とアーム軸Xの角度が122°で動作範囲上限となり、このとき機械よりも上方を満足する取付位置となっている。すなわち、上方検出不可領域B’が第1取付角度αのときの範囲Bよりも狭くなっている。
鉛直方向とアーム軸Xの角度が−38°で動作範囲下限となり、このとき下部本体2の手前の動作範囲B’が検出不可能な取付位置となっている。すなわち、下方検出不可領域A’は、第1取付角度αのときの範囲Aよりも広くなっている。
このように第1取付角度αのときと第2取付角度βのときとでは、検出可能な範囲が異なるので、下方での作業を優先するときには第1取付角度αで角度センサ10を固定し、上方での作業を優先するときには第2取付角度βで角度センサ10を固定すればよい。
本実施形態では、検出精度は高いが検出角度に制限のある角度センサ10を用いてもユーザの作業内容に合わせて角度センサ10の位置を変更するだけで、下方及び上方を含むできるだけ広い範囲で角度検出をしながら作業を行うことができる。
また、タップドブロック11自体は取り付け直すことなく角度センサ10の角度を変えることができるので、タップドブロック11の溶接は最小限とすることができる。このため、アタッチメント4の強度が低下しない。
さらに、異なる方向に延びる一対のハーネス12,13が取り付けられている場合に、角度センサ10の中央位置C1を中心に回動させることにより、いずれか一方のハーネス12,13に角度センサ10の回動に伴って偏って張りや弛みを発生させないようにすることができる。このため、ハーネス12,13が張ることによる切断や弛むことによる傷害物への引っかかりを抑制することができる。
したがって、本実施形態に係る油圧ショベル1によると、検出精度は高いが検出角度の制限された角度センサ10を使用しながら、ユーザの作業に合わせて検出範囲を容易に変更できる。
−変形例1−
図5は本発明の実施形態の変形例1を示し、角度センサ10の角度変更の仕方が異なる点で上記実施形態と異なる。なお、以下の各変形例では、図1〜図4と同じ部分については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
図5は本発明の実施形態の変形例1を示し、角度センサ10の角度変更の仕方が異なる点で上記実施形態と異なる。なお、以下の各変形例では、図1〜図4と同じ部分については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
すなわち、上記実施形態では、角度センサ10の中央位置C1を中心に回動させて取付角度を変更するようにしているが、本変形例では、タップドブロック11に設けた1つのボルト穴11aを回動中心C2として取付角度の変更をするようにしている。
角度センサ10は、アタッチメント4に固定されたタップドブロック11を介して固定されている。角度センサ10は、いずれかのボルト穴11aを回動中心として角度変更可能に構成されている。
いずれのボルト穴11aを中心に取付角度の変更をするかは、一対のハーネス12,13との位置関係等を考慮して選択される。すなわち、一対のハーネス12,13の引っ張り具合及び弛み具合が最小となるボルト穴11aを中心に取付角度の変更をするのがよい。
−変形例2−
図6及び図7は本発明の実施形態の変形例2を示し、角度センサ10の角度変更の仕方及びハーネス12,13の配線状態が異なる点で上記実施形態と異なる。
図6及び図7は本発明の実施形態の変形例2を示し、角度センサ10の角度変更の仕方及びハーネス12,13の配線状態が異なる点で上記実施形態と異なる。
本変形例でも、角度センサ10には、互いに異なる方向に延びる一対のハーネス12,13が接続されている。
本変形例では、回動中心C3に近い一方側のハーネス12側へ回動中心C3に遠い一方側のハーネス13を折り返し、これら一対のハーネス12,13を一方側で束ね、アタッチメント4の油圧配管(例えば図2に符号6bで示す)まで延ばしている。
本実施形態では、1つのボルト穴11aである回動中心C3に近いハーネス12側の接続部は、角度センサ10の取付角度を変更しても動く範囲が限られている。このため、遠い側のハーネス13の動きを調整すればよくなり、調整が容易となる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
すなわち、上記実施形態では、作業機械はバケット9を有する油圧ショベル1としたが、バケット9以外に破砕機、グラブその他の部品が取り付けられていてもよく、下部本体、上部旋回体、アタッチメントを備えた他の作業機械であってもよい。
上記実施形態では、取付部品をタップドブロックとしたが、これに限定されず、例えばボルトで脱着可能なブラケット状にしてもよい。
上記実施形態では、アーム6に取り付けた角度センサ10について述べたが、アーム6の角度センサ10ではなく、ブーム5又はアイドラリンク7に設けた角度センサ10としてもよい。この場合も、その取り付ける部品の回動方向と同じ方向に取付角度を変更可能に構成すればよい。また、複数の部品に設けた角度センサ10がそれぞれ取付角度を変更可能に構成されていてもよい。
上記実施形態では、第1取付角度αと第2取付角度βに変更可能に構成したが、さらに第3取付角度や第4取付角度にも変更可能にしてもよい。
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物や用途の範囲を制限することを意図するものではない。
1 油圧ショベル(作業機械)
2 下部本体
3 上部旋回体
3a 運転室
3b ブームシリンダ
4 アタッチメント
5 ブーム
5a アームシリンダ
6 アーム
6a バケットシリンダ
6b 油圧配管
6c アームフットピン
6d アームトップピン
7 アイドラリンク
8 バケットリンク
9 バケット
10 角度センサ
11 タップドブロック(取付部品)
11a ボルト穴
11b ボルト
12,13 ハーネス
2 下部本体
3 上部旋回体
3a 運転室
3b ブームシリンダ
4 アタッチメント
5 ブーム
5a アームシリンダ
6 アーム
6a バケットシリンダ
6b 油圧配管
6c アームフットピン
6d アームトップピン
7 アイドラリンク
8 バケットリンク
9 バケット
10 角度センサ
11 タップドブロック(取付部品)
11a ボルト穴
11b ボルト
12,13 ハーネス
Claims (4)
- 下部本体と、
該下部本体に旋回可能に連結された上部旋回体と、
該上部旋回体に回動可能に連結されるブーム、該ブームに回動可能に連結されるアーム及び該アームに回動可能に連結されるアイドラリンクを備えたアタッチメントとを有する作業機械において、
上記ブーム、アーム及びアイドラリンクのうち少なくともいずれか1つに上記アタッチメントの姿勢を算出する取付角度を変更可能な角度センサを有し、
上記角度センサは、上記アタッチメントの回動方向と同じ方向に取付角度を変更可能に構成されており、
上記取付角度は、少なくとも
上記下部本体の前方かつ下方を優先して検出可能な第1取付角度と、
上記下部本体の前方かつ上方を優先して検出可能な第2取付角度とで構成されている
ことを特徴とする作業機械。 - 請求項1に記載の作業機械において、
上記角度センサは、上記アタッチメントに固定された取付部品を介して固定されており、
上記取付部品には、上記第1取付角度及び上記第2取付角度にそれぞれ対応する位置に上記角度センサを固定するためのボルト穴が形成されている
ことを特徴とする作業機械。 - 請求項1又は2に記載の作業機械において、
上記角度センサには、互いに異なる方向に延びる一対のハーネスが接続されており、
上記角度センサは、該角度センサの上記アタッチメントの側方から見たときの中央位置を中心に回動されて取付角度を変更可能となっている
ことを特徴とする作業機械。 - 請求項2に記載の作業機械において、
上記角度センサは、上記アタッチメントに固定された取付部品を介して固定されており、
上記角度センサは、いずれかの上記ボルト穴を回動中心として角度変更可能に構成され、
上記角度センサには、互いに異なる方向に延びる一対のハーネスが接続されており、上記回動中心に近い一方側のハーネス側へ上記回動中心に遠い一方側のハーネスを折り返し、該一対のハーネスを上記一方側で束ねている
ことを特徴とする作業機械。
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