JP2018034546A - 車両用表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】乗員が周辺視野において表示される表示情報を認識することができる車両用表示装置を提供すること。【解決手段】HUD装置1は、乗員の視線が表示情報視認領域外に位置する場合、制御部22が表示情報を第1表示態様よりも抽象度が高い第2表示態様で表示領域Tに表示する。第2表示態様による表示情報の表示は、乗員の周辺視野に位置する。HUD装置1は、乗員が表示情報を注視しなくとも、周辺視野において表示される表示情報を認識することができる。【選択図】図1
Description
本実施形態は、車両用表示装置に関する。
一般的な車両用表示装置、いわゆるヘッドアップディスプレイ(Head Up Display)装置(以下、HUD装置ともいう。)は、表示すべき様々な表示情報を含む表示光をフロントウインドシールドやコンバイナ等の投射対象に投射し、投射対象で反射した表示光が運転者の視点に向かうように光路を形成する。従って、運転者は、フロントウインドシールドを通して車両の前方の風景を視認しながら、同時に投射対象に表示される表示情報を虚像として視認することができる(例えば特許文献1)。
乗員、例えば運転者が表示情報を認識したい場合、運転者は、表示情報の表示位置が中心視野となるように視線を位置させ、表示情報の表示を注視して表示情報を認識する。運転者が運転に集中することで、車両の前方を注視するために視線を移したときなどでは、運転者の視野に対する表示情報の表示位置が、運転者の中心視野から周辺視野に変わる。
ところで、運転者が運転に集中しているとき、つまり車両の前方などを注視しているときに、表示情報を認識したい場合がある。このとき、表示情報の表示が運転者の周辺視野にあっても、周辺視野は、中心視野と比較して認識力が劣るため、表示態様によっては表示情報の認識が困難な場合がある。周辺視野において表示情報の認識が困難な場合、運転者は、表示情報の表示を注視するために、車両の前方から表示情報に視線を移し中心視野において表示情報を認識する。従って、表示情報の表示が周辺視野にある場合、表示情報の表示位置が中心視野になるように運転者が視線を動かさずとも、表示情報を周辺視野においても認識できることが望ましい。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、乗員が周辺視野において表示される表示情報を認識することができる車両用表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する為、本発明に係る車両用表示装置は、視線を検出する視線検出部と、表示情報を表示する表示領域を有する表示部と、前記視線検出部の検出結果に基づいて前記表示部を制御する制御部と、を備え、予め設定され、前記表示領域を含む表示情報視認領域を有し、前記制御部は、前記視線が前記表示情報視認領域内に位置する場合、前記表示情報を第1表示態様で表示し、前記視線が前記表示情報視認領域外に位置する場合、前記表示情報を前記第1表示態様よりも抽象度が高い第2表示態様で表示することを特徴とする。
また、上記車両用表示装置において、前記表示情報は、車両走行中における車両に関する状態に基づく情報であり、前記制御部は、前記車両に関する状態の変化に応じて、前記第2表示態様における注意度を変化させることが好ましい。
また、上記車両用表示装置において、前記制御部は、前記表示情報を前記第2表示態様により表示する際、第1注意モードと、前記第1注意モードよりも注意度が高い第2注意モードとを有し、前記車両に関する状態が予め設定された車両に関する状態になると前記第1注意モードから前記第2注意モードに切り替えることが好ましい。
本発明に係る車両用表示装置において、制御部は、視線が表示情報視認領域外に位置する場合、表示情報を第1表示態様より抽象度が高い第2表示態様で表示するので表示情報を注視しなくても認識することができ、乗員が周辺視野において表示される表示情報を認識することができる。
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成は適宜組み合わせることが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲で構成の種々の省略、置換または変更を行うことができる。
[実施形態1]
実施形態に係るHUD装置は、車両用表示装置であり、運転者の視線に基づいて、投射対象に表示される表示情報の表示態様を変更するものである。図1は、実施形態1に係るHUD装置の車両への適用例を示す模式図である。図2は、実施形態1に係るHUD装置の構成例を示すブロック図である。図3は、実施形態1に係るHUD装置のフロントウインドシールドにおける表示領域を示す図である。図4は、実施形態1に係る表示領域に表示される表示情報(第1表示態様)を示す図である。図5は、実施形態1に係る表示領域に表示される表示情報(第2表示態様)を示す図である。図6は、実施形態1に係るHUD装置の動作例を示すフローチャートである。
実施形態に係るHUD装置は、車両用表示装置であり、運転者の視線に基づいて、投射対象に表示される表示情報の表示態様を変更するものである。図1は、実施形態1に係るHUD装置の車両への適用例を示す模式図である。図2は、実施形態1に係るHUD装置の構成例を示すブロック図である。図3は、実施形態1に係るHUD装置のフロントウインドシールドにおける表示領域を示す図である。図4は、実施形態1に係る表示領域に表示される表示情報(第1表示態様)を示す図である。図5は、実施形態1に係る表示領域に表示される表示情報(第2表示態様)を示す図である。図6は、実施形態1に係るHUD装置の動作例を示すフローチャートである。
HUD装置1は、図1に示すように、車両100内に設けられる。車両100は、乗員、例えば運転者(以下、運転者Pとする)から見て、その前方にステアリングホイール101が設置され、ステアリングホイール101の前方にインストルメントパネル102が設置され、インストルメントパネル102の前方にフロントウインドシールドFWが設置される。インストルメントパネル102は、車両100の前方の車室空間を区切る部材であり、スピードメーターなどの計器104などが設置される。インストルメントパネル102には、後述するHUDユニット20から投射される表示光を通過させる開口部102aが設けられる。フロントウインドシールドFWは、車両100の車内と車外との境界を成し、車両100の進行方向における前方の風景を透過する。
HUD装置1は、視線検出部10と、HUDユニット20とを備える。視線検出部10は、運転者Pの視線を検出するものである。視線検出部10は、例えば、車両100のインストルメントパネル102に設けられ、運転者Pと対向する。視線検出部10は、図2に示すように、撮影部11と、顔画像視線検出部12とを備える。撮影部11は、例えば、カメラであり、運転者Pの顔を含む所定領域を撮影し、撮影した顔画像を顔画像視線検出部12に出力する。顔画像視線検出部12は、例えば、顔画像の眼球の虹彩の位置に基づいて、運転者Pの視線を検出する。顔画像視線検出部12は、検出した運転者Pの視線を示す視線情報をHUDユニット20に出力する。なお、視線検出部10は、インストルメントパネル102に設けられる場合について説明したが、これに限定されるものではなく、運転者Pの視線を検出することができれば、設置箇所は天井やAピラーなど車両のどこに設けられていてもよい。
HUDユニット20は、フロントウインドシールドFWを通して車両100の前方の風景を視認しながら、同時にフロントウインドシールドFWなどの投射対象103に映る表示光に含まれる表示情報を虚像Sとして視認することができるようにするものである。本実施形態では、投射対象103は、フロントウインドシールドFWの一部であるものとして説明する。HUDユニット20は、表示情報を含む表示光をフロントウインドシールドFWに投射し、フロントウインドシールドFWで反射した表示光が運転者Pの視点に向かうように光路を形成する。運転者Pは、フロントウインドシールドFWを通して車両100の前方の風景を視認しながら、フロントウインドシールドFWに表示される表示情報を虚像Sとして視認する。HUDユニット20は、インストルメントパネル102内に設けられ、投射部21と、制御部22とを備える。
投射部21は、表示部であり、表示情報を含む表示光を、光を透過するフロントウインドシールドFWに投射するものである。投射部21は、表示情報を表示する表示領域Tを有し、表示領域Tが車両100のステアリングホイール101の鉛直方向における上端Qよりも上方に位置する。投射部21は、表示器210と、非球面ミラー211とを備える。表示器210は、表示情報を含む表示光を出射するものである。表示器210は、表示情報を表示する図示しない液晶パネルと、液晶パネルの背面に設けられる図示しないバックライトなどを備える。表示器210は、バックライトにより光が照らされることにより液晶パネルから表示光を出射する。非球面ミラー211は、所定の距離の位置に虚像Sを結像するための光学特性を有するものである。非球面ミラー211は、表示器210に対向して設けられ、フロントウインドシールドFWに対する傾きが調整可能に支持される。非球面ミラー211は、表示器210から出射された表示光を反射し、インストルメントパネル102の開口部102aを介してフロントウインドシールドFWに向けて表示光を投射する。非球面ミラー211から投射された表示光は、フロントウインドシールドFWで反射し、運転者PのアイポイントEに届く。これにより、運転者Pは、フロントウインドシールドFWよりも車両100の全長方向における前方に結像された虚像Sを視認できる。
投射対象103であるフロントウインドシールドFWは、図3に示すように、表示情報視認領域F1が形成される。表示情報視認領域F1は、予め設定され、表示領域Tを含む領域であって、運転時に運転者Pが表示光の表示情報を視認する際に視線が向けられる領域である。例えば、表示情報視認領域F1は、フロントウインドシールドFWの上下方向における下部にあり、フロントウインドシールドFWの幅方向における一部、すなわち運転席側の矩形領域である。表示情報視認領域F1は、車両100のインストルメントパネル102に設けられた計器104よりも上方向に位置する。表示情報視認領域F1は、表示情報を表示する表示領域Tを含む。表示領域Tは、表示情報視認領域F1内において、運転者Pが車両100の進行方向における前方と計器104とを視認する際に視線が移動する範囲に設けられる。つまり、表示領域Tは、表示情報視認領域F1より小さい領域であって、表示情報視認領域F1内において、運転席側に設けられる。表示領域Tは、例えば、矩形状であり、予め設定される。表示領域Tには、表示情報として虚像Sが表示される。
制御部22は、投射部21を制御するものであり、例えばCPUなどで構成された演算処理装置やROM、RAMなどを備える図示しないマイクロプロセッサを主体として構成される。制御部22は、非球面ミラー211のフロントウインドシールドFWに対する傾きを調整し、表示領域Tに表示情報として虚像Sを表示させる。制御部22は、HUDユニット20の外部の電子制御ユニット、例えばECU30と接続されており、車両100における車両に関する状態に基づく情報をECU30から取得し、表示情報として表示する。
表示情報は、車両走行中における車両100に関する状態に基づいた情報であり、車両状態に基づいた情報、乗員の状態に基づいた情報、走行環境状態に基づいた情報の少なくともいずれかを含むものである。車両100に関する状態に基づいた情報は、具体的に、車両異常情報(半ドア、シートベルト未装着、タイヤ空気圧不足、燃料不足など)、速度情報、法定速度情報、シフトポジション情報、エアコン設定情報、前方車間距離情報、後方車間情報、急加減速情報、前方障害物情報、後方障害物情報、右左折横断者情報、一方通行逆走情報、車線逸脱情報、緊急車両接近情報、後側方車両接近情報、交差点左右進入車両接近情報、合流車両接近情報、クリアランスソナー出力情報、死角補助情報、交差点までの距離情報、走行レーン情報、推奨走行レーン情報、運転モード情報、エコ運転度情報、アイドリングストップ時間情報、赤信号情報、信号待ち時間情報、前方車両発進情報、路面凍結情報、乗員体調・感情情報、運転者居眠り情報、運転者よそ見情報、運転者覚醒度情報、電話着信情報、メール着信情報、自動運転モード・手動運転モード情報、自動運転時における自動運転システム信頼度情報、自動運転から手動運転への移行までの時間・距離情報、自動運転時における車両追い越し情報など、車両100に搭載されているセンサ、車々間通信、路車間通信などにより車両100が入手される情報をいう。本実施形態における表示情報は、車両100に関する状態のうち速度情報を一例として説明する。
制御部22は、視線検出部10から出力される視線情報に基づいて運転者Pの視線の位置を特定し、運転者Pの視線が表示情報視認領域F1内に位置するか否かを判定する。例えば、制御部22は、XY座標軸上に表示情報視認領域F1をプロットし、運転者Pの視線の位置を示す視線位置座標が表示情報視認領域F1を示す表示領域座標の範囲内であるか否かを判定する。
制御部22は、運転者Pの視線が表示情報視認領域F1内に位置する場合、表示情報である虚像Sを、第1表示態様で表示する。すなわち、運転者Pの視線が表示情報視認領域F1内に位置する場合は、運転者Pの中心視野が表示情報視認領域F1内となり、第1表示態様で表示された虚像Sを運転者Pが注視して認識する。第1表示態様は、運転者Pが表示情報視認領域F1内、つまり表示情報の表示位置に視線を位置させ、中心視野において注視することで表示情報を認識することができる表示態様である。制御部22は、第1表示態様において、車両状態に基づいた情報を、表示情報として具体的に表示する。本実施形態における制御部22は、第1表示態様において、車両100に関する情報のうち、速度情報を第1表示態様で表示領域Tに表示する。制御部22は、第1表示態様による表示情報の表示として、例えば図4のように、表示情報を数値V1として表示する。第1表示態様は、第2表示態様よりも抽象度が低く、中心視野において注視することで認識することができる表示態様であればよいので、数値V1に限られるものではなく、文字であってもよく、数値または文字と、図形または記号の組合せであってもよい。
制御部22は、運転者Pの視線が表示情報視認領域F1外に位置する場合、表示情報である虚像Sを、第1表示態様よりも抽象度が高い第2表示態様で表示する。すなわち、運転者Pの視線が表示情報視認領域F1外に位置する場合は、運転者Pの周辺視野が表示情報視認領域F1内となり、第2表示態様で表示された虚像Sを運転者Pが注視せずに、つまり周辺視野において認識する。第2表示態様は、運転者Pが表示情報視認領域F1外、例えば車両100の前方などに視線が位置しているとき、すなわち表示情報視認領域F1外に中心視野が位置し、表示情報視認領域F1内が周辺視野に位置しているとき、周辺視野において表示情報を認識することができる表示態様である。制御部22は、第1表示態様では車両100に関する状態に基づいた情報を表示情報として具体的に表示するのに対し、第2表示態様では、車両100に関する状態に基づいた情報を表示情報として抽象的な表示に置き換えて表示する。本実施形態における制御部22は、第2表示態様において、車両100に関する情報のうち、速度情報を第2表示態様で表示領域Tに表示する。制御部22は、第2表示態様による表示情報の表示として、例えば図5のように、表示情報を矩形形状V2によって表示する。
制御部22は、ECU30から取得した車両100に関する状態の変化に応じて、第2表示態様における注意度を変化させる。第2表示態様における注意度の変化とは、第2表示態様における表示情報の表示が変化することであり、かつ運転者Pが周辺視野においても、その変化を認識することができる変化である。本実施形態における制御部22は、第2表示態様による表示情報の表示として、車両100に関する状態、すなわち速度情報が変化したとき、例えば図5のように、矩形形状V2の長さLが変化し、矩形形状の色Cが変化する。制御部22は、例えば、運転者Pの注意度を高くしたい場合、本実施形態は速度が上昇した場合に、矩形形状V2の長さLを長く変化させるとともに、矩形形状V2の色Cを青色や緑色の安全色から黄色や赤色の警告色に変化させる。運転者Pが周辺視野における表示情報の注意度の変化を認識し、より具体的な車両100に関する状態を認識したい場合は、表示情報視認領域F1内に視線を移動して、第1表示態様により表示された表示情報を注視し認識することとなる。
制御部22は、視線が表示情報視認領域F1外から表示情報視認領域F1内に移動した時点で、第2表示態様から第1表示態様へ切り替える。例えば、制御部22は、視線が表示情報視認領域F1外から表示情報視認領域F1内に移動したと判定した時点で、直ぐに第2表示態様から第1表示態様へ切り替える。これにより、運転者Pは、表示情報として虚像Sを目視した瞬間に例えば表示情報が第1表示態様で表示されるので、必要なときに直ぐに表示情報を認識できる。一方、視線が表示情報視認領域F1内から表示情報視認領域F1外に移動した時点で、第1表示態様から第2表示態様へ切り替える。例えば、制御部22は、視線が表示情報視認領域F1内から表示情報視認領域F1外に移動したと判定した時点で、直ぐに第1表示態様から第2表示態様へ切り替える。
次に、HUD装置1の動作例について説明する。図6は、実施形態に係るHUD装置の動作例を示すフローチャートである。この例では、HUD装置1が、表示情報を第1表示態様から第2表示態様、又は、第2表示態様から第1表示態様に切り替え、車両状態に基づく情報を取得して表示する例について説明する。
HUD装置1の視線検出部10は、図6に示すように、運転者Pの視線を検出する(ステップS1)。例えば、視線検出部10は、顔画像の眼球の虹彩の位置に基づいて運転者Pの視線を検出し、検出した運転者Pの視線を示す視線情報をHUDユニット20に出力する。次に、HUDユニット20の制御部22は、運転者Pの視線が表示情報視認領域F1内であるか否かを判定する(ステップS2)。例えば、制御部22は、運転者Pの視線の位置を示す視線位置座標が表示情報視認領域F1を示す表示領域座標の範囲内であるか否かを判定する。次に、制御部22は、運転者Pの視線が表示情報視認領域F1内に位置すると判定すると(ステップS2 Yes)、表示情報を第1表示態様で表示することを決定する(ステップST3)。また、制御部22は、運転者Pの視線が表示情報視認領域F1外に位置すると判定すると(ステップS2 No)、表示情報を第2表示態様で表示することを決定する(ステップST4)。
次に、制御部22は、ECU30から車両走行中における車両100に関する状態に基づく情報を取得する(ステップS6)。本実施形態における制御部22は、ECU30から車両走行中における車両100の速度情報を取得する。次に、制御部22は、取得した速度情報を表示情報として、表示態様に基づき表示領域Tに表示する(ステップS7)。ここで、制御部22は、表示情報を第1表示態様で表示する場合、図5のように運転者Pが速度として認識できる数値V1を表示する。従って、運転者Pは、数値V1を認識することで、速度情報を車両100の速度として認識することができる。一方、制御部22は、表示情報を第2表示態様で表示する場合、図6のように矩形形状V2により表示する。制御部22は、取得した速度情報に応じて、予め設定した長さおよび配色となる矩形形状V2を表示する。制御部22は、取得した速度情報、すなわち速度が遅い場合は、図6に示すように矩形形状V2の長さLを短く、色Cを青色や緑色の安全色で表示する。制御部22は、取得した速度情報、すなわち速度が速い場合は、矩形形状V2の長さLを長く、色Cを黄色や赤色の警告色で表示する。従って、運転者Pは、矩形形状V2の長Lさおよび色Cを認識することで、車両100の速度が速い状態にあるか、遅い状態にあるかということを認識することができる。
また、制御部22は、第1表示態様の場合、取得した速度情報の変化、すなわち速度の増減に応じて、数値V1を連続的に変化させて表示する。従って、運転者Pは、数値V1の増減を認識することで、速度情報の変化を認識することができる。一方、制御部22は、第2表示態様の場合、取得した速度情報の変化、すなわち速度の増減に応じて矩形形状V2を変化させて表示する。ここで、制御部22は、矩形形状V2の長さLを段階的にレベル分け(例えば、最も長い状態をレベル5、最も短い状態をレベル1として5段階)し、各レベルに対して速度領域(例えば、レベル5に対して最も速い速度域、レベル1に対して最も遅い速度域)を予め設定している。同様に、制御部22は、矩形形状V2の色Cを段階的にレベル分け(例えば危険色をレベル2、安全色をレベル1)し、各レベルに対して速度領域(例えば、レベル2に対して速い速度域、レベル1に対して遅い速度域)を予め設定している。従って、制御部22は、取得した速度情報の変化、すなわち速度の増減に応じて、矩形形状V2の長さLや色Cを段階的に変化して表示する。従って、運転者Pは、制御部22が段階的に変化させた矩形形状V2の変化を大きな変化として認識することで、速度情報の変化を認識することができる。
以上のように、実施形態1に係るHUD装置1は、乗員の視線が表示情報視認領域F1外に位置する場合、制御部22が、表示情報を第1表示態様より抽象度の高い第2表示態様で表示する。第2表示態様を抽象度の高い表示にすることで、乗員は、第1表示態様では中心視野に表示が位置するように視線を動かし注視することで表示情報を詳細に認識するのに対し、第2表示態様では表示情報の表示位置が中心視野となるように視線を動かさずとも、つまり表示情報を注視しなくても、周辺視野において表示情報を認識することができる。これにより、HUD装置1は、乗員が周辺視野に表示される表示情報、すなわち車両に関する状態を認識することができる。
また、実施形態1に係るHUD装置1は、第2表示態様による表示情報の表示を、乗員が周辺視野においても認識することができるので、乗員、特に運転者においては、運転中に視線を表示領域Tに移動することを抑制できる。これにより、乗員、特に運転者Pにおいては、車両100の前方を見るなどして運転に集中したまま車両100の状態を認識することができるので、車両100の走行中における安全性を高めることができる。
また、実施形態1に係るHUD装置1は、制御部22が車両走行中における車両100に関する状態の変化に応じて、第2表示態様による表示情報の表示を変化させる。表示情報の表示の変化は、乗員の周辺視野においても表示が変化したことが認識できる変化であることにより、乗員は、視線を移動して表示領域Tに表示された表示情報を注視しなくとも、車両100の状態の変化を認識することができる。例えば、車両走行中において、車両100に関する状態の変化が乗員に対する注意度が高くなる方向に変化した場合、乗員、特に運転者Pが視線を車両100の前方などから表示領域Tに移動させずとも、車両に関する状態の変化が乗員に対して注意すべき方向に変化していることを認識することができる。従って、視線を移動させた場合と比較して、より早く車両100を適切な状態に導くことができる。
[実施形態2]
次に、実施形態2に係るHUD装置について説明する。図7は、実施形態2に係る表示領域に表示される表示情報(第2表示態様)を示す図である。実施形態2に係るHUD装置1は、制御部22が表示情報を第2表示態様により表示する際、第1注意モードと、第1注意モードよりも注意度が高い第2注意モードとを有する点で、実施形態1に係るHUD装置1と異なる。実施形態2に係るHUD装置1は、その他、上述した実施形態1に係るHUD装置1と共通する構成、作用、効果については、重複した説明はできるだけ省略する。
次に、実施形態2に係るHUD装置について説明する。図7は、実施形態2に係る表示領域に表示される表示情報(第2表示態様)を示す図である。実施形態2に係るHUD装置1は、制御部22が表示情報を第2表示態様により表示する際、第1注意モードと、第1注意モードよりも注意度が高い第2注意モードとを有する点で、実施形態1に係るHUD装置1と異なる。実施形態2に係るHUD装置1は、その他、上述した実施形態1に係るHUD装置1と共通する構成、作用、効果については、重複した説明はできるだけ省略する。
制御部22は、表示情報を第2表示態様により表示する際、ECU30から取得した車両100の車両に関する状態が、予め設定された車両に関する状態になると、第1注意モードから第2注意モードに切り替わる。ここで、設定された車両に関する状態とは、例えば、速度情報の場合においては設定された速度(例えば、法定速度)のしきい値であり、取得された速度がしきい値を超えると制御部22が第1注意モードから第2注意モードに切り替える。制御部22は、第1注意モードおよび第2注意モードにおける表示情報を第2表示態様により表示する。制御部22は、第1注意モードである場合の第2表示態様による表示情報の表示として、例えば図7のように、第1注意モード用の矩形形状V2を表示する。第1注意モード用の矩形形状V2は、長さLを短く、色Cを青色や緑色の安全色である。制御部22は、第2注意モードである場合の第2表示態様による表示情報の表示として、例えば図7のように、第2注意モード用の矩形形状V3を表示する。第2注意モード用の矩形形状V3は、第2注意モード用の矩形形状V3は、長さLが矩形形状V2よりも長く、背景部分Bの色との差異が明確となる白色などの差異色であり、さらに表示領域Tのうち、矩形形状V3を除く背景部分Bが赤色や黄色の警告色である。
次に、HUD装置1の動作例について説明する。図8は、実施形態2に係るHUD装置の動作例を示すフローチャートである。この例では、HUD装置1が、第2表示態様により表示情報を表示する際、取得した車両100に関する状態により判定し、第1注意モードと第2注意モードを選択して、表示情報を表示する例について説明する。
ここで、前提として、HUD装置1が視線を検出し、第1表示態様により速度情報を表示情報として数値V1で表示する点は、実施形態1と同じである。HUD装置1が視線を検出し、第2表示態様により車両100に関する状態に基づいた情報、本実施形態では速度情報を表示情報として表示するまでの動作は実施形態1と同様である。
制御部22は、車両100に関する状態が設定された車両に関する状態であるか否かを判定する(ステップST61)。ここでは、制御部22は、速度情報である速度が設定された速度であるしきい値を超えているか否を判定することで、表示情報を第1注意モードで表示するか、第2注意モードで表示するかを判定する。
次に、制御部22は、車両100に関する状態が設定された車両100に関する状態であると判定する(ステップS71 Yes)と、第2注意モードを選択する(ステップST62)。次に、制御部22は、第2注意モードに基づき、取得した速度情報を表示情報として表示領域Tに表示する(ステップST63)。ここでは、制御部22は、取得した速度情報がしきい値、例えば法定速度を超えているので、図7に示すように、第2注意モード用の矩形形状V3を表示する。
また、制御部22は、車両100に関する状態が設定された車両100に関する状態でないと判定する(ステップS71 No)と、第1注意モードを選択する(ステップST64)。次に、制御部22は、第1注意モードに基づき、取得した速度情報を表示情報として表示領域Tに表示する(ステップST63)。ここでは、制御部22は、取得した速度情報がしきい値、例えば法定速度を超えていないので、図7に示すように、第1注意モード用の矩形形状V2を表示する。従って、運転者Pは、周辺視野において表示された矩形形状V2,V3の切り替わりによる変化を認識して、車両100の速度が法定速度を超えているか否かを認識することができる。つまり、運転者Pは、表示情報を直視しなくとも、車両100に関する状態に注意することができる。
なお、上記実施形態2においては、第1注意モードにおける表示情報の表示が変化をしないが、車両100に関する状態の変化に応じ変化させてもよい。この場合、車両100に関する状態の変化に応じて、矩形形状V2の長さL、色Cなどを変化させることとなる。
なお、上記実施形態2においては、第1注意モードにおいて表示情報を表示せず、第2注意モードにおいて初めて表示情報を表示してよい。この場合、車両100に関する状態が設定された車両100に関する状態となったときのみ、表示情報を第2表示態様で表示してもよい。例えば、車両100に関する状態を前方車間距離情報とした場合、設定された車両100に関する状態を所定車間距離とすると、車間距離が所定車間距離以上である場合、車両100が前方車両に対して十分な車間距離を有しているため、第1注意モードによる表示情報を表示すると判定される場合であっても、制御部22は、表示情報を表示しない。車間距離が所定車間距離未満である場合、車両100が前方車両に対して車間距離が狭くなったので、第2注意モードにおける表示情報が表示される。従って、表示情報の変化は、表示情報が表示されていない状態から、表示情報が表示されるという変化であるので、乗員が表示情報の変化を周辺視野においても確実に認識することができる。
なお、上記実施形態1,2における投射対象103は、図示しないコンバイナであってもよい。コンバイナは、フロントウインドシールドFWと計器104との間に位置し、表示情報を表示する表示領域Tを含む。HUDユニット20は、表示情報を含む表示光をコンバイナに投射し、コンバイナで反射した表示光が運転者Pの視点に向かうように光路を形成する。運転者Pは、フロントウインドシールドFWを通して車両100の前方の風景を視認しながら、コンバイナに表示される表示情報を虚像Sとして視認する。
また、上記実施形態1,2における表示情報視認領域F1は、フロントウインドシールドFWの下部の運転席側の矩形領域としたがこれに限定されるものではない。表示情報視認領域F1は、表示領域Tと同じ領域であってもよいし、表示領域Tと異なる形状の領域であってもよい。また、表示領域Tは、表示情報視認領域F1に含まれていれば形状について、限定されるものではない。
また、上記実施形態1,2における車両用表示装置は、投射部21により表示情報を投射して表示するHUD装置1であるが、これに限定されるものではない。車両用表示装置は、フロントウインドシールドFWに設けられた透明ディスプレイに表示情報を表示してもよい。また、車両用表示装置は、車室内に設けられ、空間に表示像を結像する空間結像ディスプレイに表示情報を表示してもよい。また、車両用表示装置は、ルームミラー、フロントピラー、インストルメントパネルなどに設けられた液晶パネルや有機ELなどの表示部により表示情報を表示するものであってもよい。また、車両用表示装置は、プロジェクターにより表示情報を車室内のいずれかに投影するものであってもよい。
また、上記実施形態1,2における第2表示態様としては、矩形形状V1〜V3としたが第1表示態様よりも抽象度が高ければよいので、これに限定されるものではない。第2表示態様としては、例えば、表示領域T内における色、明るさ、動き、形状の少なくともいずれかに関するものであればよく、車両100に関する状態の変化に応じてこれらが変化してもよい。
1 HUD装置
10 視線検出部
20 HUDユニット
21 投射部
22 制御部
30 ECU
100 車両
101 ステアリングホイール
102 インストルメントパネル
104 計器
FW フロントウインドシールド
F1 表示情報視認領域
S 虚像
Q 上端
T 表示領域
10 視線検出部
20 HUDユニット
21 投射部
22 制御部
30 ECU
100 車両
101 ステアリングホイール
102 インストルメントパネル
104 計器
FW フロントウインドシールド
F1 表示情報視認領域
S 虚像
Q 上端
T 表示領域
Claims (3)
- 視線を検出する視線検出部と、
表示情報を表示する表示領域を有する表示部と、
前記視線検出部の検出結果に基づいて前記表示部を制御する制御部と、を備え、
予め設定され、前記表示領域を含む表示情報視認領域を有し、
前記制御部は、
前記視線が前記表示情報視認領域内に位置する場合、前記表示情報を第1表示態様で表示し、
前記視線が前記表示情報視認領域外に位置する場合、前記表示情報を前記第1表示態様よりも抽象度が高い第2表示態様で表示することを特徴とする、
車両用表示装置。 - 前記表示情報は、
車両走行中における車両に関する状態に基づく情報であり、
前記制御部は、
前記車両に関する状態の変化に応じて、前記第2表示態様における注意度を変化させることを特徴とする、
請求項1に記載の車両用表示装置。 - 前記制御部は、
前記表示情報を前記第2表示態様により表示する際、
第1注意モードと、前記第1注意モードよりも注意度が高い第2注意モードとを有し、
前記車両に関する状態が予め設定された車両に関する状態になると前記第1注意モードから前記第2注意モードに切り替えることを特徴とする、
請求項1または請求項2に記載の車両用表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016167103A JP2018034546A (ja) | 2016-08-29 | 2016-08-29 | 車両用表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016167103A JP2018034546A (ja) | 2016-08-29 | 2016-08-29 | 車両用表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018034546A true JP2018034546A (ja) | 2018-03-08 |
Family
ID=61564629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016167103A Abandoned JP2018034546A (ja) | 2016-08-29 | 2016-08-29 | 車両用表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2018034546A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006508443A (ja) * | 2002-11-28 | 2006-03-09 | ダイムラークライスラー・アクチェンゲゼルシャフト | 光学表示装置を操作する方法及び装置 |
JP2010195063A (ja) * | 2009-02-23 | 2010-09-09 | Stanley Electric Co Ltd | 速度感覚制御装置 |
-
2016
- 2016-08-29 JP JP2016167103A patent/JP2018034546A/ja not_active Abandoned
Patent Citations (2)
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