JP2018034543A - 車両用ファンモータの電力回生システム - Google Patents

車両用ファンモータの電力回生システム Download PDF

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Abstract

【課題】ファンモータで発生する電力を効率良く回生することができる車両用ファンモータの電力回生システムを提供する。【解決手段】車両用ファンモータの電力回生システム1Aは、バッテリ2よりも充電電圧が低く、ファンモータ5により発電される回生電力の充放電が可能な蓄電部12と、蓄電部12から供給される電力を、バッテリ2に蓄電部12の充電電圧で充電した場合よりも、効率が良く充電可能な電圧に昇圧してバッテリ2に供給するコンバータ14と、を備え、ファンモータ5の非駆動時に、ファンモータ5により発電された回生電力により蓄電部12を充電し、ファンモータ5の駆動時に、蓄電部12からコンバータ14に電力を供給し、コンバータ14で昇圧される電力によりバッテリ2を充電する。【選択図】図1

Description

本発明は、車両用ファンモータの電力回生システムに関する。
自動車等の車両には、ラジエータに外気を通過させて冷却するためのファンモータが設けられている。このファンモータは、モータ非駆動時において、走行風を受けてファンが回転することから、モータで発生する電力をバッテリに回生することができる(例えば、特許文献1参照)。ファンモータで発生する電力は、DC/DCコンバータで昇圧されてバッテリに充電される。
特許4131146号公報
しかしながら、車両が低速走行している状態では、ファンモータで発生する電力が小さく、当該電力をDC/DCコンバータで昇圧して効率良くバッテリに充電するには改善の余地がある。
本発明は、ファンモータで発生する電力を効率良く回生することができる車両用ファンモータの電力回生システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る車両用ファンモータの電力回生システムは、車両に搭載され、充放電が可能な第1蓄電部と、少なくとも前記車両の走行風によりまたは慣性で回転可能なファンと、駆動時において、前記第1蓄電部から供給される電力により前記ファンを回転させ、非駆動時において、前記ファンの回転により発電する回転電機と、前記第1蓄電部よりも充電電圧が低く、前記回転電機により発電される回生電力を充放電が可能な第2蓄電部と、ON状態で前記回転電機と前記第2蓄電部とを接続し、OFF状態で前記回転電機と前記第2蓄電部との接続を遮断する第1スイッチ部と、前記第2蓄電部の充電電圧より低い電圧の前記回生電力を昇圧して前記第1蓄電部に充電した場合よりも効率良く、前記第2蓄電部に充電された電力を昇圧して前記第1蓄電部に充電するコンバータと、ON状態で前記第2蓄電部と前記コンバータとを接続し、OFF状態で前記第2蓄電部と前記コンバータとの接続を遮断する第2スイッチ部と、前記第2スイッチ部をON状態またはOFF状態に切り替える回生充電制御部とを備え、前記第1スイッチ部は、前記回転電機の非駆動時にON状態となり、前記回転電機の駆動時にOFF状態となり、前記回生充電制御部は、前記第1スイッチ部がON状態のときに、前記第2スイッチ部をOFF状態に切り替えて、前記回転電機により発電された回生電力により前記第2蓄電部を充電する回生制御を行い、前記第1スイッチ部がOFF状態のときに、前記第2スイッチ部をON状態に切り替えて、前記第2蓄電部から前記コンバータに電力を供給し、前記コンバータで昇圧される電力により前記第1蓄電部を充電する充電制御を行う、ことを特徴とする。
また、上記車両用ファンモータの電力回生システムにおいて、前記回生充電制御部は、前記第2蓄電部の電圧または充電時間の少なくとも一方に基づいて前記第2蓄電部の充電状態を判定し、前記第2蓄電部の充電状態が少なくとも満充電状態に達した場合において、前記第1スイッチ部がOFF状態のときに、前記第2スイッチ部をON状態に切り替えて、前記第2蓄電部から前記コンバータに電力を供給し、前記コンバータで昇圧される電力により前記第1蓄電部を充電する充電制御を行う、ことが好ましい。
また、上記車両用ファンモータの電力回生システムにおいて、ON状態で前記コンバータと前記第1蓄電部とを接続し、OFF状態で前記コンバータと前記第1蓄電部との接続を遮断する第3スイッチ部をさらに備え、前記回生充電制御部は、前記第3スイッチ部をON状態またはOFF状態に切り替えることが可能であり、前記第2スイッチ部をON状態に切り替えるときに、前記第3スイッチ部をON状態に切り替え、前記第2スイッチ部をOFF状態に切り替えるときに、前記第3スイッチ部をOFF状態に切り替える、ことが好ましい。
また、上記車両用ファンモータの電力回生システムにおいて、前記第1スイッチ部と前記第2スイッチ部との間に配置され、ON状態で前記第1スイッチ部および前記第2スイッチ部と前記第2蓄電部とを接続し、OFF状態で前記第1スイッチ部および前記第2スイッチ部と前記第2蓄電部との接続を遮断する第4スイッチ部とをさらに備え、前記回生充電制御部は、前記第4スイッチ部をON状態またはOFF状態に切り替えることが可能であり、前記回生制御時に、前記回転電機の起電圧が所定値を超える場合、前記第2スイッチ部および前記第3スイッチ部をON状態に切り替えかつ前記第4スイッチ部をOFF状態に切り替えて、前記回生電力により前記第1蓄電部を充電する、ことが好ましい。
また、上記車両用ファンモータの電力回生システムにおいて、前記回転電機をPWM信号で駆動制御する制御部をさらに備え、前記PWM信号は、前記回転電機の駆動時において、ハイレベルのときに前記回転電機が駆動となり、ローレベルのときに前記回転電機が非駆動となり、前記第1スイッチ部は、前記ローレベルのときにON状態となり、前記ハイレベルのときにOFF状態となり、前記回生充電制御部は、前記回転電機の駆動時において、前記第1スイッチ部がON状態のときに、前記第2スイッチ部をOFF状態に切り替えて、前記回生制御を行う、ことが好ましい。
また、上記車両用ファンモータの電力回生システムにおいて、前記第2蓄電部は、二次電池または電気二重層コンデンサであることが好ましい。
本発明に係る車両用ファンモータの電力回生システムは、第1蓄電部よりも充電電圧が低く、回転電機により発電される回生電力を充放電が可能な第2蓄電部と、第2蓄電部の充電電圧より低い電圧の回生電力を昇圧して第1蓄電部に充電した場合よりも効率良く、第2蓄電部に充電された電力を昇圧して第1蓄電部に充電するコンバータとを備え、回転電機の非駆動時に、回生電力により第2蓄電部を充電し、回転電機の駆動時に、第2蓄電部に充電された電力をコンバータで昇圧して第1蓄電部を充電する。これにより、車両が低速走行状態でファンモータの回生電力が小さい場合でも、第2蓄電部に充電された回生電力を効率良く昇圧してバッテリを充電することができ、ファンモータで発生する電力を効率良く回生することができる。
図1は、実施形態1に係る車両用ファンモータの電力回生システムの概略構成図である。 図2は、車速とファンモータの起電圧との関係を示す図である。 図3は、昇圧型DC/DCコンバータの変換効率を示す図である。 図4は、ファンモータの駆動時/非駆動時における蓄電部の充電状態を示すタイミングチャートである。 図5は、車両用ファンモータの電力回生ユニットの外観例を示す斜視図である。 図6は、実施形態2に係る車両用ファンモータの電力回生システムの概略構成図である。 図7は、ファンモータの駆動時/非駆動時における蓄電部の充電状態を示すタイミングチャートである。 図8は、実施形態3に係る車両用ファンモータの電力回生システムの概略構成図である。
以下に、本発明に係る車両用ファンモータの電力回生システムの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、下記実施形態により本発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、いわゆる当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。また、下記の実施形態における構成要素は、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
[実施形態1]
図1から図5を参照して、実施形態1に係る車両用ファンモータの電力回生システムについて説明する。図1は、実施形態1に係る車両用ファンモータの電力回生システムの概略構成図である。図2は、車速とファンモータの起電圧との関係を示す図である。図3は、昇圧型DC/DCコンバータの変換効率を示す図である。図4は、ファンモータの駆動時/非駆動時における蓄電部の充電状態を示すタイミングチャートである。図5は、車両用ファンモータの電力回生ユニットの外観例を示す斜視図である。なお、図2は、車速[km/h]に対するファンモータ5の起電圧[V]を示す図である。図4は、蓄電部12がスーパーキャパシタであるときの充電状態を示す図である。
図1に示す本実施形態に係る車両用ファンモータの電力回生システム1Aは、車両に搭載され、ファンモータ5により発電される回生電力を利用してバッテリ2を充電するものである。車両用ファンモータの電力回生システム1Aは、バッテリ2と、ECU(Engine Control Unit)3と、ファンモータリレー4と、ファンモータ5と、ファン6と、電力回生ユニット10A(10)とを含んで構成される。
バッテリ2は、第1蓄電部であり、充放電が可能な鉛蓄電池等の二次電池である。バッテリ2は、ECU3、ファンモータ5を含む車両の各部に電力を供給する。バッテリ2は、例えば12V程度の充電電圧で充電することが可能である。
ECU3は、ファンモータ5、不図示のエンジンを含む車両の各部を包括的に制御するマイクロコントローラである。ECU3は、ファンモータリレー4をON/OFF制御することによりファンモータ5を駆動制御する。
ファンモータリレー4は、バッテリ2とファンモータ5との間の電気的な接続または遮断を行う電磁リレーである。ファンモータリレー4は、ECU3によりON/OFFが制御され、ON状態でバッテリ2とファンモータ5とを接続し、OFF状態でバッテリ2とファンモータ5との接続を遮断する。
ファンモータ5は、回転電機であり、ファン6を回転駆動するモータ(電動機)としての機能を有すると共に、ファン6の回転により発電するジェネレータ(発電機)としての機能を有する。ファンモータ5は、駆動時において、バッテリ2から供給される電力によりファン6を回転させ、非駆動時において、ファン6の回転により発電する。
ファン6は、ラジエータに外気を通過させて冷却するためのファンである。ファン6は、通常、ラジエータ内の水温が高くなったときに、ファンモータ5により回転駆動され、当該水温が低くなったときに停止する。例えば、ファン6は、外気がラジエータを通過しにくい渋滞走行時や走行後のアイドリング停車時にはファンモータ5により回転駆動され、車両が一定の速度で走行しているときに停止する。ファン6は、ファンモータ5の非駆動時において、車両の走行風によりまたは慣性(惰性)で回転可能にファンモータ5に取り付けられている。例えば、ファン6は、ファンモータ5の駆動停止直後には、しばらく惰性で回転している。
電力回生ユニット10Aは、図1に示すように、スイッチング素子11A,11Bと、蓄電部12と、スイッチ13Aと、コンバータ14と、回生充電制御部15と、FETドライバ(FET−Driver)16と、4つの接続部17とを含んで構成される。
スイッチング素子11Aは、第1スイッチ部であり、例えばPチャンネルMOS−FET等の電界効果トランジスタで構成された半導体スイッチである。スイッチング素子11Aは、ドレイン(D)側が、接続部(Vfan)17を介してファンモータリレー4とファンモータ5との間に接続され、ソース(S)側が蓄電部12の陽極(+)側に接続され、ゲート(G)側がFETドライバ16の出力側に接続されている。スイッチング素子11Aは、ON状態でファンモータ5と蓄電部12とを接続し、OFF状態でファンモータ5と蓄電部12との接続を遮断する。
蓄電部12は、第2蓄電部であり、充放電可能な二次電池または電気二重層コンデンサで構成される。二次電池としては、例えばリチウムイオン電池が含まれる。電気二重層コンデンサとしては、例えばスーパーキャパシタが含まれる。蓄電部12は、バッテリ2よりも充電電圧が低く、ファンモータ5により発電される電力による充電電圧で充電が可能なものである。すなわち、蓄電部12は、ファンモータ5の起電圧が、図2に示すように、常用される車速においてバッテリ2の充電電圧より低いことから、当該バッテリ2の充電電圧より低いことが好ましい。例えばリチウムイオン電池は、充電電圧がバッテリ2の充電電圧12Vよりも低い3.6V程度である。
スイッチ13Aは、第2スイッチ部であり、回生充電制御部15からのON/OFF制御によりON状態またはOFF状態に切り替わる。スイッチ13Aは、ON状態で蓄電部12とコンバータ14とを接続し、OFF状態で蓄電部12とコンバータ14との接続を遮断する。
コンバータ14は、昇圧型DC/DCコンバータであり、入力された直流の電圧を、所定の電圧に昇圧して出力する直流電圧変換器である。コンバータ14の入力側にはスイッチ13Aが接続され、出力側にはスイッチング素子11Bのドレイン(D)側に接続されている。コンバータ14は、蓄電部12から供給される電力(またはファンモータ5により発電される回生電力)を昇圧してバッテリ2側に供給する。コンバータ14は、例えば3.6V程度の充電電圧の蓄電部12から供給される電力をバッテリ2の充電電圧(12V程度)まで昇圧することができる。ここで、例えば車両が車速60km/h程度で走行している場合、ファンモータ5の起電圧は、図2に示すように、1V程度である。このような電圧の回生電力をコンバータ14で昇圧した場合、コンバータの変換効率分の損失が大きく、バッテリ2の充電電圧まで昇圧するのが難しい。そこで、コンバータ14は、蓄電部12の充電電圧より低い電圧の回生電力を昇圧してバッテリ2に充電した場合よりも効率良く、蓄電部12に充電された電力を昇圧してバッテリ2に充電するものである。なお、ここでいうコンバータの変換効率は、コンバータの入力電力に対する出力電力の割合(%)である。コンバータの変換効率は、図3に示すように、出力電流が小さい場合には25%(a点)程度と低く、出力電流が大きい場合には100%近く(b点)まで向上する。
スイッチング素子11Bは、第3スイッチ部であり、例えばPチャンネルMOS−FET等の電界効果トランジスタで構成された半導体スイッチである。スイッチング素子11Bは、ドレイン(D)側が、コンバータ14の出力側に接続され、ソース(S)側が接続部(VB)17を介してバッテリ2に接続され、ゲート(G)側が回生充電制御部15の出力側に接続されている。スイッチング素子11Bは、ON状態でコンバータ14とバッテリ2とを接続し、OFF状態でコンバータ14とバッテリ2との接続を遮断する。
回生充電制御部15は、電力回生ユニット10A内のスイッチ13A、スイッチング素子11BをON状態またはOFF状態に切り替えて、回生制御および充電制御を行うものである。回生充電制御部15は、例えば、FETドライバ16からの出力信号に基づいて、スイッチ13A、スイッチング素子11BをON状態またはOFF状態に切り替える。また、回生充電制御部15は、蓄電部12の電圧を検出する機能、蓄電部12の充電時間を計測する機能、蓄電部12の電圧または充電時間の少なくとも1つにより蓄電部12の充電状態を判定する機能を有する。
FETドライバ16は、スイッチング素子11Aを駆動制御するためのゲートドライブICである。FETドライバ16は、入力側が接続部(FAN)17を介してファンモータリレー4とECU3との間に接続され、出力側がスイッチング素子11Aおよび回生充電制御部15の入力側に接続されている。
4つの接続部17は、バッテリ2、ファンモータ5、ECU3等と電気的に接続する部分である。具体的には、接続部(VB)17はバッテリ2に接続され、接続部(Vfan)17はファンモータ5に接続され、接続部(FAN)17はECU3に接続され、接続部(GND)17は接地(グランド)されている。
電力回生ユニット10Aは、例えば図5に示すプラグンインファンモータリレー形状で構成される。電力回生ユニット10Aは、雨水の浸入がなく、ファン6の送風の妨げにならない場所に配置されることが好ましい。しかしながら、車両のエンジンルーム内に上記条件を満足する新たな収納スペースを確保することが難しいことから、例えばエンジンルーム内のR/B(Relay Block)に収納できるように、電力回生ユニット10Aをプラグインリレー形状で構成する。ここでは図1に示す点線枠内の各部がR/Bに収納される。筐体10aは、その内部に図1に示す電力回生ユニット10Aの回路が収容されたのちに、樹脂モールド等により充填される。接続部17は、筐体10aの外部底面から同一方向に延びる4つの金属性の端子で構成される。このように、電力回生ユニット10Aがプラグインリレー形状で構成され、R/Bに収納されることで、防水性を確保することができ、かつファン6の送風を妨げることなく、電力回生ユニット10Aを車両に搭載することができる。
次に、実施形態1に係る車両用ファンモータの電力回生システム1Aの動作例について説明する。
実施形態1に係る車両用ファンモータの電力回生システム1Aでは、ファンモータ5の駆動時には、電力の回生を行わず、ファンモータ5の非駆動時に回生を行う。ここでファンモータ5の駆動時とは、ECU3のON制御によりファンモータリレー4がON状態となることを意味する。一方、ファンモータ5の非駆動時とは、ECU3のOFF制御によりファンモータリレー4がOFF状態となることを意味する。スイッチング素子11Aは、ファンモータ5の非駆動時にON状態となり、ファンモータ5の駆動時にOFF状態となる。回生充電制御部15は、スイッチング素子11AがON状態のときに、スイッチ13AをOFF状態に切り替えると共に、スイッチング素子11BをOFF状態に切り替える。つまり、回生充電制御部15は、ファンモータ5の非駆動時に、スイッチ13Aおよびスイッチング素子11BをOFF状態に切り替えて、例えば車両の走行風で回転するファンモータ5により発電された回生電力を蓄電部12に充電する回生制御を行う。一方、回生充電制御部15は、スイッチング素子11AがOFF状態のときに、スイッチ13AをON状態に切り替えると共に、スイッチング素子11BをON状態に切り替える。つまり、回生充電制御部15は、ファンモータ5の駆動時に、スイッチ13Aおよびスイッチング素子11BをON状態に切り替えて、蓄電部12に充電された電力をコンバータ14で昇圧してバッテリ2に充電する充電制御を行う。
また、実施形態1に係る車両用ファンモータの電力回生システム1Aでは、回生充電制御部15は、ファンモータ5の駆動停止によりスイッチング素子11AがOFF状態からON状態に切り替わると、スイッチ13Aおよびスイッチング素子11BをOFF状態に切り替えて、回生制御を行う。これにより、例えば、ファンモータ5の駆動停止後にファン6が惰性(慣性)で回転する場合、図4に示すように、惰性で回転するファンモータ5により発電された回生電力を蓄電部12に充電することができる。
また、実施形態1に係る車両用ファンモータの電力回生システム1Aでは、回生充電制御部15は、蓄電部12の電圧または充電時間の少なくとも一方に基づいて蓄電部12の充電状態を判定し、蓄電部12の充電状態が少なくとも満充電状態に達した場合において、スイッチング素子11AがOFF状態のときに、スイッチ13AをON状態に切り替える。例えば、回生充電制御部15は、蓄電部12の電圧が、コンバータ14の変換効率が良く充電可能な電圧に達したときに、蓄電部12が満充電状態であると判定し、スイッチング素子11AがOFF状態のときに、スイッチ13AをON状態に切り替える。または、回生充電制御部15は、蓄電部12の充電時間が、充電開始から一定の時間(例えば蓄電部12が満充電状態になるまでの時間)が経過したときに、蓄電部12が満充電状態であると判定し、スイッチング素子11AがOFF状態のときに、スイッチ13AをON状態に切り替える。このような構成により、例えばファンモータ5が非駆動時において、当該ファンモータ5の回生電力が、蓄電部12の充電電圧に満たない電圧で充電される場合でも、蓄電部12が少なくとも満充電状態に達するまで充電されるので、蓄電部12に充電された回生電力を、効率良くコンバータ14に供給することが可能となる。
また、実施形態1に係る車両用ファンモータの電力回生システム1Aでは、バッテリ2よりも充電電圧が低く、ファンモータ5により発電される回生電力を充放電が可能な蓄電部12と、蓄電部12の充電電圧より低い電圧の回生電力を昇圧してバッテリ2に充電した場合よりも効率良く、蓄電部12に充電された電力を昇圧してバッテリ2に充電するコンバータ14とを備え、ファンモータ5の非駆動時に、ファンモータ5により発電された電力により蓄電部12を充電し、ファンモータ5の駆動時に、蓄電部12に充電された電力をコンバータ14で昇圧してバッテリ2に充電する。このような構成により、車両が低速走行状態でファンモータ5の回生電力が小さい場合でも、蓄電部12に充電された回生電力を効率良くコンバータ14で昇圧してバッテリ2を充電することができる。
以上説明した車両用ファンモータの電力回生システム1Aによれば、車両に搭載され、充放電が可能なバッテリ2と、少なくとも車両の走行風によりまたは慣性で回転可能なファン6と、駆動時において、バッテリ2から供給される電力によりファン6を回転させ、非駆動時において、ファン6の回転により発電するファンモータ5と、バッテリ2よりも充電電圧が低く、ファンモータ5により発電される回生電力を充放電が可能な蓄電部12と、ON状態でファンモータ5と蓄電部12とを接続し、OFF状態でファンモータ5と蓄電部12との接続を遮断するスイッチング素子11Aと、蓄電部12の充電電圧より低い電圧の回生電力を昇圧してバッテリ2に充電した場合よりも効率良く、蓄電部12に充電された電力を昇圧してバッテリ2に充電するコンバータ14と、ON状態で蓄電部12とコンバータ14とを接続し、OFF状態で蓄電部12とコンバータ14との接続を遮断するスイッチ13Aと、スイッチ13AをON状態またはOFF状態に切り替える回生充電制御部15とを備える。スイッチング素子11Aは、ファンモータ5の非駆動時にON状態となり、ファンモータ5の駆動時にOFF状態となる。回生充電制御部15は、スイッチング素子11AがON状態のときに、スイッチ13AをOFF状態に切り替えて、ファンモータ5により発電された回生電力により蓄電部12を充電する回生制御を行い、スイッチング素子11AがOFF状態のときに、スイッチ13AをON状態に切り替えて、蓄電部12からコンバータ14に電力を供給し、コンバータ14で昇圧される電力によりバッテリ2を充電する充電制御を行う。これにより、車両が低速走行状態でファンモータ5の回生電力が小さい場合でも、蓄電部12に充電された回生電力を効率良くコンバータ14で昇圧してバッテリ2を充電することができ、ファンモータ5で発生する電力を効率良く回生することができる。
また、以上説明した車両用ファンモータの電力回生システム1Aによれば、回生充電制御部15は、蓄電部12の電圧または充電時間の少なくとも一方に基づいて蓄電部12の充電状態を判定し、蓄電部12の充電状態が少なくとも満充電状態に達した場合において、スイッチング素子11AがOFF状態のときに、スイッチ13AをON状態に切り替えて、蓄電部12からコンバータ14に電力を供給し、コンバータ14で昇圧される電力によりバッテリ2を充電する充電制御を行う。これにより、ファンモータ5の回生電力が蓄電部12の充電電圧に満たない電圧で充電される場合でも、蓄電部12が少なくとも満充電状態に達するまで充電されるので、蓄電部12に充電された電力を効率良くコンバータ14に供給してバッテリ2に充電することが可能となる。
また、以上説明した車両用ファンモータの電力回生システム1Aによれば、ON状態でコンバータ14とバッテリ2とを接続し、OFF状態でコンバータ14とバッテリ2との接続を遮断するスイッチング素子11Bを備える。回生充電制御部15は、スイッチング素子11BをON状態またはOFF状態に切り替えることが可能であり、スイッチ13AをON状態に切り替えるときに、スイッチング素子11BをON状態に切り替え、スイッチ13AをOFF状態に切り替えるときに、スイッチング素子11BをOFF状態に切り替える。これにより、ファンモータ5の非駆動時において、バッテリ2からスイッチング素子11Bを介してコンバータ14側に逆流する電流を阻止し、コンバータ14を含む電力回生ユニット10A内の電気回路をバッテリ2からの逆流電流から保護することができる。
また、以上説明した車両用ファンモータの電力回生システム1Aによれば、蓄電部12は、二次電池または電気二重層コンデンサで構成される。これにより、車両が低速走行状態でファンモータ5の回生電力が小さい場合でも、当該回生電力で蓄電部12を充電することができ、蓄電部12に充電された電力を、効率良くコンバータ14に供給することが可能となる。
[実施形態2]
次に、図6および図7を参照して、実施形態2に係る車両用ファンモータの電力回生システムについて説明する。図6は、実施形態2に係る車両用ファンモータの電力回生システムの概略構成図である。図7は、ファンモータの駆動時/非駆動時における蓄電部の充電状態を示すタイミングチャートである。なお、図7は、低周波PWM信号に対するファンモータの駆動状態および蓄電部の充電状態を示す図である。
図6に示す実施形態2に係る車両用ファンモータの電力回生システム1Bは、ECU3がファンモータ5を低周波PWM信号で駆動制御する点が上述の車両用ファンモータの電力回生システム1Aと異なる。
実施形態2におけるECU3は、ファンモータ5の回転数を制御する目的で低周波PWM信号を出力する。ここでいう低周波PWM信号は、例えば周波数が12Hz〜20HzのPWM信号である。
実施形態2に係る車両用ファンモータの電力回生システム1Bの動作例について説明する。実施形態2に係る車両用ファンモータの電力回生システム1Bは、ファンモータ5の駆動時において、低周波PWM信号でON/OFFを繰り返すファンモータ5がOFF状態のときに、惰性で回転するファンモータ5の回生電力を蓄電部12に充電する。低周波PWM信号は、ファンモータ5の駆動時において、図7に示すように、ハイレベル(Hi)とローレベル(Lo)を繰り返す。ファンモータ5は、低周波PWM信号がハイレベルのときに駆動状態となり、ローレベルのときにファンモータ5が非駆動状態となる。スイッチング素子11Aは、低周波PWM信号がローレベルのときにON状態となり、ハイレベルのときにOFF状態となる。
実施形態2に係る車両用ファンモータの電力回生システム1Bでは、ファンモータ5が低周波PWM信号のハイレベルで駆動となり、ローレベルで非駆動となる駆動制御がされている場合において、スイッチング素子11Aは、ローレベルのときにON状態、ハイレベルのときにOFF状態となる。回生充電制御部15は、スイッチング素子11AがON状態のときに、スイッチ13AをOFF状態に切り替えて、上述した回生制御を行う。これにより、低周波PWM信号で駆動と非駆動とを繰り返すファンモータ5において、駆動から非駆動に切り替わったファンモータ5が惰性(慣性)で回転するときに発電される回生電力を効率良く蓄電部12に充電することができる。
以上説明した車両用ファンモータの電力回生システム1Bによれば、ECU3がファンモータ5をPWM信号で駆動制御する。PWM信号は、ファンモータ5の駆動時において、ハイレベルのときにファンモータ5が駆動となり、ローレベルのときにファンモータ5が非駆動となる。スイッチング素子11Aは、ローレベルのときにON状態となり、ハイレベルのときにOFF状態となる。回生充電制御部15は、ファンモータ5の駆動時において、スイッチング素子11AがON状態のときに、スイッチ13AをOFF状態に切り替えて、回生制御を行う。このような構成により、ファンモータ5が低周波PWM信号で駆動制御されている場合であっても、非駆動時のファンモータ5で発電される電力を効率良く回生することができる。
[実施形態3]
次に、図8を参照して、実施形態3に係る車両用ファンモータの電力回生システムについて説明する。図8は、実施形態3に係る車両用ファンモータの電力回生システムの概略構成図である。
図8に示す実施形態3に係る車両用ファンモータの電力回生システム1Cは、電力回生ユニット10B(10)がスイッチ13Bを有する点で上述の車両用ファンモータの電力回生システム1Aと異なる。
スイッチ13Bは、第4スイッチ部であり、回生充電制御部15からのON/OFF制御によりON状態またはOFF状態に切り替わる。スイッチ13Bは、ON状態でスイッチング素子11Aおよびスイッチ13Aと蓄電部12とを接続し、OFF状態でスイッチング素子11Aおよびスイッチ13Aと蓄電部12との接続を遮断する。
実施形態3に係る車両用ファンモータの電力回生システム1Cの動作例について説明する。実施形態3に係る車両用ファンモータの電力回生システム1Cは、ファンモータ5により発電される回生電力の電圧が高い状態のときに、当該回生電力を蓄電部12に充電することなく、直接コンバータ14に供給してバッテリ2を充電するものである。ここでいうファンモータ5により発電される回生電力の電圧は、図2に示すように、車両の車速から得られるファンモータ5の起電圧とする。
実施形態3に係る車両用ファンモータの電力回生システム1Cでは、回生充電制御部15は、上述した回生制御時において、ファンモータ5の起電圧が所定値を超える場合、スイッチ13Aおよびスイッチング素子11BをON状態に切り替えかつスイッチ13BをOFF状態に切り替える。回生充電制御部15は、例えば、車両の車速に基づいて、図2に示す車速とファンモータ5の起電圧の関係からファンモータ5の起電圧を取得し、当該起電圧が所定値を超えるか否かを判定する。ここでいう所定値は、例えば6Vである。車速が120km/hでファンモータ5の起電圧が6V以上である場合、ファンモータ5で発電した電力を蓄電部12に充電する必要がなくなる。そこで、回生充電制御部15は、ファンモータ5の起電圧が6Vを超えた場合、スイッチ13Aおよびスイッチング素子11BをOFF状態からON状態に切り替え、かつスイッチ13BをOFF状態に切り替える。このような構成により、車速が高い状態でファンモータ5が発電する電力を、蓄電部12で一時的に充電することなく、直接コンバータ14で昇圧してバッテリ2に充電することができる。
以上説明した車両用ファンモータの電力回生システム1Cによれば、回生充電制御部15が、回生制御時に、車両の車速から得られるファンモータ5の起電圧が所定値を超える場合、スイッチ13およびスイッチング素子11BをON状態に切り替えかつスイッチ13BをOFF状態に切り替えて、回生電力によりバッテリ2を充電する。これにより、車速が高い状態でファンモータ5が発電する電力を、蓄電部12で一時的に充電することなく、直接コンバータ14で昇圧してバッテリ2に充電することができ、ファンモータ5で発生する電力を効率良く回生することができる。
[変形例]
なお、以上の説明では、電力回生ユニット10(10A,10B)は、車両のR/Bに収納する構成について説明したが、これに限定されるものではなく、Eコネクタ内に収納してもよいし、J/B(Junction Box)内に収納してもよい。
また、以上の説明では、スイッチング素子11Bは、回生充電制御部15の制御信号によりON/OFF制御されているが、例えばPWM信号でON/OFF制御するように構成してもよい。これにより、コンバータ14で昇圧される電力によりバッテリ2を充電する場合、パルス電流充電を行うことが可能となり、バッテリ2の電極板の表面に付着したサルフェーション(硫酸鉛の非伝導性結晶皮膜)を破壊して除去することが可能となる。
また、以上の説明では、車両用ファンモータの電力回生システム1Cにおける回生充電制御部15が、図2に示すような車速とファンモータ5の起電圧との関係から当該起電圧を取得しているが、ON状態のスイッチ13Bから蓄電部12に印加される電圧を起電圧として取得する構成であってもよい。
1A,1B,1C 車両用ファンモータの電力回生システム
2 バッテリ
3 ECU
4 ファンモータリレー
5 ファンモータ
6 ファン
11A,11B スイッチング素子
12 蓄電部
13A,13B スイッチ
14 コンバータ
15 回生充電制御部
16 FETドライバ
17 接続部

Claims (6)

  1. 車両に搭載され、充放電が可能な第1蓄電部と、
    少なくとも前記車両の走行風によりまたは慣性で回転可能なファンと、
    駆動時において、前記第1蓄電部から供給される電力により前記ファンを回転させ、非駆動時において、前記ファンの回転により発電する回転電機と、
    前記第1蓄電部よりも充電電圧が低く、前記回転電機により発電される回生電力を充放電が可能な第2蓄電部と、
    ON状態で前記回転電機と前記第2蓄電部とを接続し、OFF状態で前記回転電機と前記第2蓄電部との接続を遮断する第1スイッチ部と、
    前記第2蓄電部の充電電圧より低い電圧の前記回生電力を昇圧して前記第1蓄電部に充電した場合よりも効率良く、前記第2蓄電部に充電された電力を昇圧して前記第1蓄電部に充電するコンバータと、
    ON状態で前記第2蓄電部と前記コンバータとを接続し、OFF状態で前記第2蓄電部と前記コンバータとの接続を遮断する第2スイッチ部と、
    前記第2スイッチ部をON状態またはOFF状態に切り替える回生充電制御部とを備え、
    前記第1スイッチ部は、前記回転電機の非駆動時にON状態となり、前記回転電機の駆動時にOFF状態となり、
    前記回生充電制御部は、
    前記第1スイッチ部がON状態のときに、前記第2スイッチ部をOFF状態に切り替えて、前記回転電機により発電された回生電力により前記第2蓄電部を充電する回生制御を行い、
    前記第1スイッチ部がOFF状態のときに、前記第2スイッチ部をON状態に切り替えて、前記第2蓄電部から前記コンバータに電力を供給し、前記コンバータで昇圧される電力により前記第1蓄電部を充電する充電制御を行う、
    ことを特徴とする車両用ファンモータの電力回生システム。
  2. 前記回生充電制御部は、
    前記第2蓄電部の電圧または充電時間の少なくとも一方に基づいて前記第2蓄電部の充電状態を判定し、前記第2蓄電部の充電状態が少なくとも満充電状態に達した場合において、前記第1スイッチ部がOFF状態のときに、前記第2スイッチ部をON状態に切り替えて、前記第2蓄電部から前記コンバータに電力を供給し、前記コンバータで昇圧される電力により前記第1蓄電部を充電する充電制御を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用ファンモータの電力回生システム。
  3. ON状態で前記コンバータと前記第1蓄電部とを接続し、OFF状態で前記コンバータと前記第1蓄電部との接続を遮断する第3スイッチ部をさらに備え、
    前記回生充電制御部は、
    前記第3スイッチ部をON状態またはOFF状態に切り替えることが可能であり、
    前記第2スイッチ部をON状態に切り替えるときに、前記第3スイッチ部をON状態に切り替え、
    前記第2スイッチ部をOFF状態に切り替えるときに、前記第3スイッチ部をOFF状態に切り替える、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用ファンモータの電力回生システム。
  4. 前記第1スイッチ部と前記第2スイッチ部との間に配置され、ON状態で前記第1スイッチ部および前記第2スイッチ部と前記第2蓄電部とを接続し、OFF状態で前記第1スイッチ部および前記第2スイッチ部と前記第2蓄電部との接続を遮断する第4スイッチ部とをさらに備え、
    前記回生充電制御部は、
    前記第4スイッチ部をON状態またはOFF状態に切り替えることが可能であり、
    前記回生制御時に、前記回転電機の起電圧が所定値を超える場合、前記第2スイッチ部および前記第3スイッチ部をON状態に切り替えかつ前記第4スイッチ部をOFF状態に切り替えて、前記回生電力により前記第1蓄電部を充電する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の車両用ファンモータの電力回生システム。
  5. 前記回転電機をPWM信号で駆動制御する制御部をさらに備え、
    前記PWM信号は、前記回転電機の駆動時において、ハイレベルのときに前記回転電機が駆動となり、ローレベルのときに前記回転電機が非駆動となり、
    前記第1スイッチ部は、前記ローレベルのときにON状態となり、前記ハイレベルのときにOFF状態となり、
    前記回生充電制御部は、前記回転電機の駆動時において、
    前記第1スイッチ部がON状態のときに、前記第2スイッチ部をOFF状態に切り替えて、前記回生制御を行う、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用ファンモータの電力回生システム。
  6. 前記第2蓄電部は、二次電池または電気二重層コンデンサであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両用ファンモータの電力回生システム。
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