JP2018034275A - 電子デバイス、インターポーザ及び電子デバイスの製造方法 - Google Patents

電子デバイス、インターポーザ及び電子デバイスの製造方法 Download PDF

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【課題】小面積で、しかも多数の異種のセンサからなるマルチセンシングセンサ端末を実現可能とする。【解決手段】電子デバイス10は、所定の機能を実現するための点線で囲んだ構造体部分11と、構造体部分11を支持するフレーム部分12とよりなる。構造体部分11及びフレーム部分12は、それぞれMEMS技術を適用して作製された同じ厚さ(例えば1〜100μm程度)の扁平な概略直方体形状で、構造体部分11により所定の機能を実現する単一の極薄機能性素子である電子デバイス10を構成している。【選択図】図1

Description

本発明は電子デバイス、インターポーザ及び電子デバイスの製造方法に係り、特に極薄の機能性素子を含む電子デバイス、それに用いるインターポーザ及び電子デバイスの製造方法に関する。
近年、ディープラーニングに基づく人工知能が活況を呈しているのは、従来の機械学習では何を特徴量とするか人間が決めなければいけなかったのに対し、ディープラーニングではコンピュータがデータを基に自ら特徴量を作り出す、特徴表現学習が可能になったからである。現在、画像データや音声データに対してディープラーニングが可能になり、その結果、画像認識や音声認識が飛躍的に向上しつつある。
一方、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)技術を適用して、光スキャナ(例えば、特許文献1,2参照)、加速度センサとして使用される櫛歯型センサ(例えば、特許文献3,4参照)、圧力センサあるいはマイクロフォンとして使用されるダイヤフラム型センサ(例えば、特許文献5参照)、赤外線センサなどの各種MEMSセンサが提供されるようになった。そして、上記の各種MEMSセンサを省電力信号処理技術及び省電力無線回路技術を適用して集積化した無線センサ端末によるセンサネットワークが比較的低コストで構築できるようになり、これによって乗り物、インフラ、健康医療、農業畜産、物流など、あらゆるデータをインターネットを通じて大量に取得することが可能になっている。
ところで、前記画像認識のための画像データを取得するセンサはイメージセンサ、前記音声認識のための音声データを取得するセンサはマイクロフォンである。すなわち、人工知能が自ら画像データや音声データを基に特徴量を作り出すことが可能であるとはいえ、それらの画像データや音声データはイメージセンサやマイクロフォンが取得するデータの範囲内に限られている。一方で、画像や音声以外のデータ収集について、どのようなセンサを選択するかは人間の判断によって決まっている。無論、振動測定に加速度センサ、温度測定に温度センサなど、適切なセンサが選択されてはいるが、特徴量がセンサによって限定されていることになる。
特開2011−112807号公報 特開2014−130214号公報 特開2012−127692号公報 特許第5696756号公報 特開2015−224903号公報
しかしながら、人工知能のディープラーニングの能力を最大限に発揮させようとすれば、これまでの常識にとらわれず様々なデータを取得可能なマルチセンシングセンサ端末を用いて、多種多様なデータを取得し、人工知能を活用してそこから特徴量を抽出する必要がある。これにより、単一のあるいは二種や三種のセンサデータからは得られない、人知を超えた特徴量が抽出できるものと期待される。
しかし、マルチセンシングセンサ端末を実現するにあたっては、センサ端末の基板上に多数の異種のセンサを並べる必要があるが、面積の制約があるため、小型化が容易なMEMSセンサを用いたとしても、並べられるセンサはニ、三種に限られるという課題がある。
本発明は以上の点に鑑みなされたもので、小面積で、しかも多数の異種のセンサからなるマルチセンシングセンサ端末を実現可能とする電子デバイス、インターポーザ及び電子デバイスの製造方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、第1の発明の電子デバイスは、基板上に形成された所望の機能を実現する、厚さ1μm〜100μmの極薄構造体部分と、前記基板上において前記極薄構造体部分の周囲に形成されて前記極薄構造体部分を支持するとともに、複数のビアが穿設された、前記極薄構造体部分と同じ厚さの極薄フレーム部分とにより、単一の極薄機能性素子を構成することを特徴とする。
また、上記の目的を達成するため、第2の発明の電子デバイスは、互いに異なる機能を実現する複数の機能性素子のそれぞれの間にインターポーザを介在して積層された構造であって、前記複数の機能性素子のそれぞれは、基板上に形成された所定の機能を実現する、厚さ1μm〜100μmの極薄構造体部分と、前記基板上において前記極薄構造体部分の周囲に形成されて前記極薄構造体部分を支持するとともに、複数のビアが穿設された、前記極薄構造体部分と同じ厚さの極薄フレーム部分とを備え、前記複数の機能性素子によるマルチセンシングセンサ端末を構成することを特徴とする。
また、上記の目的を達成するため、本発明のインターポーザは、第2の発明における極薄構造体部分に対応した面積の開口部である空洞が中心に設けられた枠状体であって、第2の発明における前記極薄フレーム部分に対応した位置の枠部分に複数のビアが所定のピッチで穿設されていることを特徴とする。
また、上記の目的を達成するため、第4の発明の電子デバイスは、第1の発明の単一の極薄機能性素子又は第2の発明のマルチセンシングセンサ端末がフレキシブル基板に搭載された構成であり、前記極薄機能性素子又は前記マルチセンシングセンサ端末の所定の端子が前記フレキシブル基板の表面に形成された配線膜に電気的に接続されていることを特徴とする。
また、上記の目的を達成するため、本発明の電子デバイスの製造方法は、第1の基板上に積層された、前記第1の基板よりも厚さの薄い第2の基板上に、所望の機能を実現する構造体部分と、前記構造体部分の周囲に形成されて前記構造体部分を支持するフレーム部分とを、厚さ1μm〜100μmの範囲内の同じ厚さでMEMS技術を適用して作製するデバイス作製工程と、前記デバイス作製工程で作製された前記構造体部分及び前記フレーム部分を、前記第1の基板から剥離する剥離工程とを含み、前記構造体部分と前記フレーム部分とからなる電子デバイスを製造することを特徴とする。
ここで、前記デバイス作製工程は、前記第2の基板上に前記構造体部分と前記フレーム部分とを作製するとともに、前記構造体部分及び前記フレーム部分のいずれか一方又は両方の端部に接続する小片の支持部を形成する工程と、前記第2の基板上の前記構造体部分及び前記フレーム部分を架け渡し、かつ、前記支持部の一部でのみ支持された凹部を前記第1の基板に形成する工程とを含み、前記剥離工程は、前記支持部の一部を破断して前記第2の基板上の前記構造体部分及び前記フレーム部分を前記第1の基板から剥離するようにしてもよい。
また、本発明の電子デバイスの製造方法は、前記電子デバイスの製造方法の前記剥離工程により前記第1の基板から剥離された前記第2の基板上の前記構造体部分及び前記フレーム部分を、フレキシブル基板上に転写する転写工程を更に含むようにしてもよい。
更に、本発明の電子デバイスの製造方法は、それぞれが基板上に形成された所定の機能を実現する厚さ1μm〜100μmの極薄構造体部分と、前記基板上において前記極薄構造体部分の周囲に形成されて前記極薄構造体部分を支持するとともに、複数のビアが穿設された、前記極薄構造体部分と同じ厚さの極薄フレーム部分とからなり、かつ、互いに異なる種類の機能を実現する複数の機能性素子のそれぞれの間に、前記極薄構造体部分に対応した面積の開口部である空洞が中心に設けられ、かつ、前記極薄フレーム部分に対応した位置の枠部分に複数のビアが所定のピッチで穿設されている枠状体のインターポーザを介在させて積層し、かつ、前記インターポーザのビア及び前記フレーム部分のビアを通して配線してマルチセンシングセンサ端末を作製するマルチセンングサンサ端末作製工程と、前記マルチセンシングセンサ端末の最下層の前記機能性素子をフレキシブル基板上に接着させて搭載するとともに、前記マルチセンシングセンサ端末の所定の端子を前記フレキシブル基板の表面に形成された所定の配線膜に電気的に接続して電子デバイスを製造する工程とを含むことを特徴とする。
本発明によれば、小面積で、しかも4種類以上の多数の異種のセンサからなるマルチセンシングセンサ端末を実現できる。
本発明に係る電子デバイスの第1の実施形態の斜視図である。 本発明に係る電子デバイスの第2の実施形態の斜視図である。 本発明に係る電子デバイスの第3の実施形態の全体斜視図及び分解斜視図である。 本発明に係るインターポーザの一実施形態の斜視図である。 図3中の要部の一例の断面図である。 本発明に係る電子デバイスの第4の実施形態の作製方法の概略説明図である。 本発明に係る電子デバイスの第5の実施形態の作製方法の概略説明図である。 本発明に係る電子デバイスの一実施形態の製造方法の各素子工程説明図である。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る電子デバイスの第1の実施形態の斜視図を示す。本実施形態の電子デバイス10は、図1に示すように、所定の機能を実現するための点線で囲んだ構造体部分11と、構造体部分11を支持するフレーム部分12とよりなる。構造体部分11及びフレーム部分12は、それぞれ半導体微細加工技術等によるMEMS技術を適用して作製された同じ厚さ(例えば1〜100μm程度)の扁平な概略直方体形状で、構造体部分11により所定の機能を実現する極薄機能性素子である電子デバイス10を構成している。ここでは、電子デバイス10は一例として光スキャナ機能を有する構成である。
構造体部分11は、中央の領域に形成された可動部111と、可動部111の左右両側の領域に形成されたアクチュエータ112a及び112bとより大略構成されている。可動部111は、開口部113の中央に配置され、その上側中心端と下側中心端とが支持部114a及び114bにより回動自在に支持されている。アクチュエータ112a及び112bは、支持部114a及び114bを支点として可動部111を回動するよう駆動制御される。すなわち、アクチュエータ112a及び112bは、入力制御信号に基づき構造体部分11の長手方向に沿う開口部113に面する側の端部と反対側端部とのうち、反対側端部を支点として開口部側端部が互い逆方向(つまり、一方が上方向、他方が下方向)に揺動するよう駆動制御されることで、可動部111を開口部側端部の揺動方向と同方向に回動させる。なお、可動部111は後の工程にて表面に金属膜等が反射膜として被覆形成されて反射ミラーを構成する。これにより、電子デバイス10は、反射ミラーに入射する光をアクチュエータ112a及び112bの揺動により回動して走査する光スキャナを構成する。なお、図1では図示を省略したが、フレーム部分112には複数のビアが所定のピッチで貫通形成されている。
なお、本出願人が開示した特開2016−39343号公報記載の発明によれば、所定の機能を実現する構造体部分のみをMEMS技術を適用して極薄の構造とし、かつ、フレーム部分(基板)から剥離可能に形成し、その後構造体部分のみをフレーム部分から剥離して最終的な電子デバイスを構成するか、あるいは別の回路基板に搭載している。したがって、この電子デバイスを積層するのは困難である。これに対し、本実施形態の電子デバイス10によれば、構造体部分11だけでなくビアが穿設されているフレーム部分12を併せて有する構造としているため、フレーム部分12のビアを介して接続できるので複数の電子デバイス10を積層することができる。また、本実施形態の電子デバイス10によれば、構造体部分11だけでなくフレーム部分12も構造体部分11と同じ厚さの極薄の構造とされているため、フレキシブル基板上に実装してもある程度の曲げまで耐えられる。
図2は、本発明に係る電子デバイスの第2の実施形態の斜視図を示す。本実施形態の電子デバイス20は、図2に示すように、所定の機能を実現するための点線で囲んだ構造体部分21と、構造体部分21を支持するフレーム部分22とよりなる。構造体部分21及びフレーム部分22は、それぞれMEMS技術を適用して作製された同じ厚さ(例えば1〜100μm程度)の扁平な概略直方体形状で、構造体部分21により所定の機能を実現する極薄機能性素子である電子デバイス20を構成している。ここでは、電子デバイス20は加速度センサ機能を有する。なお、図2では図示を省略したが、フレーム部分22には複数のビアが所定のピッチで形成されている。
構造体部分21は、櫛歯型加速度センサ機能を有する部分で、加速度によって動く可動部とばね、及び可動部の移動距離により静電容量変化を発生させるための櫛歯状電極が形成されている。本実施形態の電子デバイス20によれば、構造体部分21だけでなくフレーム部分22も構造体部分21と同じ厚さの極薄の構造とされているため、電子デバイス10と同様の効果を奏することができる。
なお、電子デバイス20は加速度センサとして説明したが、ジャイロセンサも同様の櫛歯構造で薄型化可能である。その他本発明に係る電子デバイスは、上記の実施形態に限らず、構造体部分が半導体歪みゲージ、角速度センサ、圧電薄膜、磁性薄膜、ホール素子、熱電対変換素子、赤外線検出素子、半導体信号処理回路、半導体通信回路、圧力センサ、超音波センサ、マイクロフォン、赤外線センサのいずれかの機能を有する構成であってもよい。また、磁性薄膜、ホール素子、半導体信号処理回路、半導体通信回路などの元々MEMS構造でないもの以外は、MEMS技術を適用して構造体部分及びフレーム部分を同じ厚さに薄型化可能である。なお、元々MEMS構造でない電子デバイスは研磨によって薄型化することが可能である。
図3は、本発明に係る電子デバイスの第3の実施形態の全体斜視図及び分解斜視図を示す。同図に示すように、本実施形態の電子デバイス30は、下から順に、信号処理回路チップ31、インターポーザ32、加速度センサ33、インターポーザ34、圧力センサ35、インターポーザ36、ジャイロセンサ37、インターポーザ38、温度センサ39、インターポーザ40、湿度センサ41、インターポーザ42及び光センサ43が、樹脂や様々なシリコン接合方法により接合しながら積層された構造であり、所謂マルチセンサセンシング端末を構成している。信号処理回路チップ31は、アンプ、AD変換器、マイコン、通信回路などの回路チップである。また、信号処理回路チップ31、加速度センサ33、圧力センサ35、ジャイロセンサ37、温度センサ39、湿度センサ41、及び光センサ43は、図1及び図2と同様に、そのセンサ機能を実現する構造体部分とそれを支持すると共にビアが穿設されたフレーム部分とからなり、それら構造体部分とフレーム部分とが同一の極薄の厚さ(例えば、20μm)に形成された極薄機能性素子である。なお、各センサの積層順序は一例であって、図3に限定されるものではなく、また、センサの種類も図3に限定されるものではない。
インターポーザ32、34、36、38、40及び42は、それぞれ同一構成で、例えば図4の斜視図に50で示す構成とされている。図4に示すインターポーザ50は、MEMS技術を適用して作製された極薄の厚さ(例えば、20μm)のシリコン製の四角枠状体で、枠51の中心に開口部、つまり空洞53を有し、枠51には所定ピッチでビア52が穿設されている。空洞53の面積は、インターポーザ50の上下に積層される極薄の機能性素子(センサ)のフレーム部分以外の構造体部分の平面の面積に対応している。すなわち、空洞53は、インターポーザ50を介在して上下に積層される2つの機能性素子(センサ)の一方の構造体部分が他方の構造体部分に干渉しないようにするために設けられている。また、インターポーザ50の枠51は、上下に積層される極薄の機能性素子(センサ)のフレーム部分に対応するフレーム部分である。なお、インターポーザ50の材質は必ずしもシリコンである必要はなく、貫通配線を有するフレキシブル回路基板などでもよい。
図5は、図3中の要部の一例の断面図で、インターポーザと各種機能性素子(センサ)との接続状態を示す。同図中、図3と同一構成部分には同一符号を付してある。図5において、インターポーザ32は信号処理回路チップ31上に加速度センサ33を浮かせた状態で積層するスペーサとしての機能を有するとともに、枠(図4の51に相当)に形成された複数のビア(図4の52に相当)のうちいくつかのビアと、加速度センサ33のフレーム部分に第1の間隔で形成された複数のビアのうち所定のビアとを貫通する配線61により、信号処理回路チップ31上の第2の間隔で形成された複数の端子のうちの所定の端子と加速度センサ33の構造体部分の所定の端子との間を電気的に接続させる中継機能を有する。
同様に、インターポーザ34は加速度センサ33上に圧力センサ35を浮かせた状態で積層するスペーサとしての機能を有するとともに、インターポーザ32及び34は複数のビアのうちの所定のビアと圧力センサ35のフレーム部分に形成されたビアとを配線62を貫通させて信号処理回路チップ31上の複数の端子のうちの所定の端子と圧力センサ35の構造体部分の所定の端子との間を電気的に接続させる中継機能を有する。また、インターポーザ36は圧力センサ35上にジャイロセンサ37を浮かせた状態で積層するスペーサとしての機能を有するとともに、インターポーザ32、34及び36は配線63をそれらのビアと各センサのフレーム部分のビアとを貫通させて、信号処理回路チップ31上の複数の端子のうちの所定の端子とジャイロセンサ35の構造体部分に形成された所定の端子との間を電気的に接続させる中継機能を有する。図3に示したインターポーザ38,40,42も上記インターポーザ32,34,36と同様のスペーサ機能と中継機能とを有する。
図3に戻って説明する。異なる種類の機能を実現する複数の極薄機能性素子(センサ)がそれらの間にインターポーザを介在させて積層された構造の電子デバイス30は、積層されている複数の極薄機能性素子(センサ)33、35、37、39、41、43の各センサ機能を備えるマルチセンサセンシング端末を構成している。この電子デバイス30は、複数の極薄機能性素子(センサ)33、35、37、39、41及び43と、インターポーザ32、34、36、38、40及び42のそれぞれの厚さが例えば10μmと極薄であり、また面積が既存のMEMS技術を適用して作製されたセンサ(以下、MEMSセンサ)と同一である、
したがって、電子デバイス30は、最大、標準的なチップ厚さである500μmの中に、機能性素子(センサ)20枚、回路チップ5枚、インターポーザ25枚を積層した構成とすることが可能である。すなわち、本実施形態の電子デバイス30によれば、既存のMEMSセンサ1種類と同面積にセンサが20種類、回路チップと共に搭載したマルチセンシングセンサ端末が実現可能である。すなわち、本実施形態によれば、小面積で、しかも多数の異種のセンサからなるマルチセンシングセンサ端末を実現できる。
本実施形態の電子デバイス30であるマルチセンシングセンサ端末によれぱ、ある測定対象があって、どのようなデータを取得するとその測定対象の特徴(異常)検知に最も有効か分からない場合に、特徴(異常)検知に有効なデータを自動的に人工知能搭載受信機が判断して、マルチセンシングセンサ端末から必要なデータを重点的に取得できる。
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。図6は、本発明に係る電子デバイスの第4の実施形態の作製方法の概略説明図を示す。本実施形態の電子デバイスは、図6に矢印Aで模式的に示すように、第1の実施形態の電子デバイス10をフレキシブル基板70の穴の開いていない個所に搭載した構成、あるいは矢印Bで模式的に示すように上記電子デバイス10をフレキシブル基板70の穴71の開いている個所に穴71を塞ぐように搭載した構成で、全体として新たな第4の実施形態の電子デバイスであるフレキシブルデバイスを構成する。
なお、フレキシブル基板70への電子デバイス10の搭載は、電子デバイス10をフレキシブル基板70に接着材等により接着するとともに、フレキシブル基板70上の必要な配線膜に電子デバイス10の端子を電気的に接続することで行われる。なお、図6ではフレキシブル基板70に電子デバイス10を搭載するように図示したが、本実施形態はこれに限らず、搭載する電子デバイスは第2の実施形態の電子デバイス20や、図3に示した極薄の機能性素子(センサ)33、35、37、39、41、43のいずれかであってもよい。
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。図7は、本発明に係る電子デバイスの第5の実施形態の作製方法の概略説明図を示す。本実施形態の電子デバイスは、図7に矢印Cで模式的に示すように、第3の実施形態の電子デバイス30(マルチセンシングセンサ端末)をフレキシブル基板80の穴の開いていない個所に搭載することで、全体として新たな第5の実施形態の電子デバイスであるフレキシブルデバイスを構成する。なお、フレキシブル基板80への電子デバイス30の搭載は、電子デバイス30の最下層の信号処理回路チップ31の底面をフレキシブル基板80に接着材等により接着するとともに、フレキシブル基板80上の必要な配線膜にマルチセンシングセンサ端末の所定の端子を電気的に接続することで行われる。
なお、図7ではフレキシブル基板80の穴の開いていない個所に電子デバイス30を搭載するように図示したが、本実施形態はこれに限らず、フレキシブル基板80の穴の開いている個所に電子デバイス30を穴を塞ぐように搭載することも可能である。また、フレキシブル基板80に搭載する電子デバイスは電子デバイス30以外の複数の極薄機能性素子(センサ)及びインターポーザの交互積層構成のマルチセンシグセンサ端末であってもよい。
次に、本発明に係る電子デバイスの製造方法について説明する。
図8は、本発明に係る電子デバイスの一実施形態の製造方法の各素子工程説明図で、(A1)、(B1)、(C1)及び(D1)は素子の斜視図、(A2)、(B2)、(C2)及び(D2)は素子の断面図を示す。本実施形態の電子デバイスの製造方法は、図1に示した電子デバイス10の製造方法であるが、電子デバイス20も同様の手法にて製造可能である。なお、図8中、図1と同一構成部分には同一符号を付してある。
まず、図8(A1)及び(A2)に示すように、シリコン基板91、シリコン酸化膜層92及び表層シリコン層93が積層されたSOI(Silicon On Insulator)基板90の上に、シリコン酸化膜層94、下部電極層95、圧電薄膜層96、上部電極層97がこの順で被覆形成された後、フォトリソグラフィやエッチングなどの公知のMEMS技術を適用してシリコン酸化膜層94、下部電極層95、圧電薄膜層96及び上部電極層97を図8(A1)及び(A2)に示すように、それぞれSOI基板90よりも短い所定の長さの互いに離間する2つの直方体形状に形成する。なお、一例として下部電極層95及び上部電極層97は白金(Pt)により形成されている。また、下部電極層95の長さは上部電極層97のそれよりも長く形成されている。また、圧電薄膜層96と上部電極層97はそれぞれ同じ長さに形成されている。
続いて、図8(B1)及び(B2)に示すように、フォトリソグラフィやエッチングなどの公知のMEMS技術を適用して、2つのシリコン酸化膜層94の間のシリコン酸化膜層92及び表層シリコン層93からなる積層部分のうち、92’及び93’で示す一部を残して98で示すように除去すると共に、表層シリコン層93の外周部分は101で示す後述する支持部となる部分を残して大部分は除去する。
続いて、図8(C1)及び(C2)に示すように、シリコン基板91の裏面側から例えばDRIEなどの深掘エッチングを適用してシリコン基板91及びシリコン酸化膜層92の周縁部分を残し、それ以外を除去した凹部99を形成する。これにより、シリコン基板91は91’で、シリコン酸化膜層92は92”で示す如くになる。また、シリコン酸化膜層92’及び表層シリコン層93’からなる積層部分のうちシリコン酸化膜層92’は除去されて表層シリコン層93’のみとなる。この結果、表層シリコン層93’のみからなる可動部111が構成されるとともに、その周囲に除去部分98に対応した開口部113が形成される。
可動部111の図8(C2)中、左右両側に形成されたシリコン酸化膜層94、下部電極層95、圧電薄膜層96及び上部電極層97からなる2つの積層部分は、図1に示したアクチュエータ112a及び112bを構成している。このようにして、可動部111とアクチュエータ112a及び112bとは、図8(C1)に示すように全体として概略直方体形状の電子デバイス10の極薄の構造体部分11を構成する。また、この構造体部分11の長手方向の両側をそれぞれ支持するシリコン酸化膜層94、下部電極層95、圧電薄膜層96及び上部電極層97からなる部分は極薄のフレーム部分12を構成する。
これら構造体部分11及びフレーム部分12は、それらの長手方向の両端に形成された小片の支持部101の先端でのみシリコン酸化膜層92”上に支持されている。すなわち、表層シリコン層93上の構造体部分11及びフレーム部分12は、凹部99上に架け渡され、かつ、支持部101の先端でシリコン基板91’及びシリコン酸化膜層92”の積層構造の基板に支持されている。なお、構造体部分11及びフレーム部分12からなる構造体は、図8(C1)に示すようにそれらの短手方向の両端に形成された一対の別の支持部の先端でもシリコン酸化膜層92”上に支持されている。なお、上記構造体の長手方向の両端に形成された一対の支持部101及び短手方向の両端に形成された一対の支持部のどちらか一方は設けなくても構わない。
そして、例えばポリジメチルシロキサン(PDMS)などの粘着材を構造体部分11及びフレーム部分12の上部に粘着し、その粘着状態を保ったまま上方向に引き上げると、小面積の支持部101に応力が集中して、小なる力により支持部101の先端部分でシリコン酸化膜層92”から破断され、シリコン基板91’及びシリコン酸化膜層92”からなる基板から構造体部分11及びフレーム部分12が剥離される。その後、粘着材が除去される。このようにして図8(D1)及び(D2)で示すような電子デバイス10をMEMS技術を適用して製造することができる。なお、フレーム部分12には所定ピッチのビアがその後形成され、また可動部111の表面に金属膜等の反射膜が被覆形成される。
なお、構造体部分11及びフレーム部分12をシリコン基板91’及びシリコン酸化膜層92”からなる基板から剥離する上記の剥離工程に続いて、粘着材を除去してから構造体部分11及びフレーム部分12の各底面をフレキシブル基板に接着する転写工程を設けてもよい。また、互いに異なる種類の機能を実現する複数の機能性素子のそれぞれの間にインターポーザを介在させて積層し、かつ、インターポーザのビア及び機能性素子のフレーム部分の必要なビアにそれぞれ配線を貫通させて複数の機能性素子の各端子を電気的に接続した構造の電子デバイス30(マルチセンシングセンサ端末)を作製する工程に続いて、マルチセンシングセンサ端末の最下層の機能性素子をフレキシブル基板上に接着させて搭載するとともに、マルチセンシングセンサ端末の所定の端子を上記フレキシブル基板の表面に形成された所定の配線膜に電気的に接続する工程とにより、新たな電子デバイスを製造するようにしてもよい。
本発明は、橋梁やトンネルなどのコンクリート構造体の歪みモニタリング、産業機械の振動モニタリング、人や動物などの健康モニタリングなど、IoTデバイスによってデータを取得して、人工知能でデータを処理するような分野に幅広く応用可能である。
10、20、30 電子デバイス
11、21 構造体部分
12、22 フレーム部分
31 信号処理回路チップ
32、34、36、38、40、42、50 インターポーザ
33 加速度センサ
35 圧力センサ
37 ジャイロセンサ
39 温度センサ
41 湿度センサ
43 光センサ
51 枠
52 ビア
53 空洞(開口部)
61〜63 配線
70、80 フレキシブル基板
71 穴
90 SOI基板
91、91’ シリコン基板
92、92'、92”、94 シリコン酸化膜層
93、93’ 表層シリコン層
95 下部電極層
96 圧電薄膜層
97 上部電極層
99 凹部
101、114a、114b 支持部
111 可動部
112a、112b アクチュエータ
113 開口部

Claims (8)

  1. 基板上に形成された所望の機能を実現する、厚さ1μm〜100μmの極薄構造体部分と、
    前記基板上において前記極薄構造体部分の周囲に形成されて前記極薄構造体部分を支持するとともに、複数のビアが穿設された、前記極薄構造体部分と同じ厚さの極薄フレーム部分と
    により、単一の極薄機能性素子を構成することを特徴とする電子デバイス。
  2. 互いに異なる機能を実現する複数の機能性素子のそれぞれの間にインターポーザを介在して積層された構造であって、
    前記複数の機能性素子のそれぞれは、
    基板上に形成された所定の機能を実現する、厚さ1μm〜100μmの極薄構造体部分と、
    前記基板上において前記極薄構造体部分の周囲に形成されて前記極薄構造体部分を支持するとともに、複数のビアが穿設された、前記極薄構造体部分と同じ厚さの極薄フレーム部分とを備え、
    前記複数の機能性素子によるマルチセンシングセンサ端末を構成することを特徴とする電子デバイス。
  3. 前記極薄構造体部分に対応した面積の開口部である空洞が中心に設けられた枠状体であって、前記極薄フレーム部分に対応した位置の枠部分に複数のビアが所定のピッチで穿設されていることを特徴とする請求項2記載の電子デバイスに用いるインターポーザ。
  4. 請求項1記載の単一の極薄機能性素子又は請求項2記載のマルチセンシングセンサ端末がフレキシブル基板に搭載された構成であり、
    前記極薄機能性素子又は前記マルチセンシングセンサ端末の所定の端子が前記フレキシブル基板の表面に形成された配線膜に電気的に接続されていることを特徴とする電子デバイス。
  5. 第1の基板上に積層された、前記第1の基板よりも厚さの薄い第2の基板上に、所望の機能を実現する構造体部分と、前記構造体部分の周囲に形成されて前記構造体部分を支持するフレーム部分とを、厚さ1μm〜100μmの範囲内の同じ厚さでMEMS技術を適用して作製するデバイス作製工程と、
    前記デバイス作製工程で作製された前記構造体部分及び前記フレーム部分を、前記第1の基板から剥離する剥離工程と
    を含み、前記構造体部分と前記フレーム部分とからなる電子デバイスを製造することを特徴とする電子デバイスの製造方法。
  6. 前記デバイス作製工程は、
    前記第2の基板上に前記構造体部分と前記フレーム部分とを作製するとともに、前記構造体部分及び前記フレーム部分のいずれか一方又は両方の端部に接続する小片の支持部を形成する工程と、
    前記第2の基板上の前記構造体部分及び前記フレーム部分を架け渡し、かつ、前記支持部の一部でのみ支持された凹部を前記第1の基板に形成する工程とを含み、
    前記剥離工程は、前記支持部の一部を破断して前記第2の基板上の前記構造体部分及び前記フレーム部分を前記第1の基板から剥離することを特徴とする請求項5記載の電子デバイスの製造方法。
  7. 前記剥離工程により前記第1の基板から剥離された前記第2の基板上の前記構造体部分及び前記フレーム部分を、フレキシブル基板上に転写する転写工程を更に含むことを特徴とする請求項5又は6記載の電子デバイスの製造方法。
  8. それぞれが基板上に形成された所定の機能を実現する厚さ1μm〜100μmの極薄構造体部分と、前記基板上において前記極薄構造体部分の周囲に形成されて前記極薄構造体部分を支持するとともに、複数のビアが穿設された、前記極薄構造体部分と同じ厚さの極薄フレーム部分とからなり、かつ、互いに異なる種類の機能を実現する複数の機能性素子のそれぞれの間に、前記極薄構造体部分に対応した面積の開口部である空洞が中心に設けられ、かつ、前記極薄フレーム部分に対応した位置の枠部分に複数のビアが所定のピッチで穿設されている枠状体のインターポーザを介在させて積層し、かつ、前記インターポーザのビア及び前記フレーム部分のビアを通して配線してマルチセンシングセンサ端末を作製するマルチセンングサンサ端末作製工程と、
    前記マルチセンシングセンサ端末の最下層の前記機能性素子をフレキシブル基板上に接着させて搭載するとともに、前記マルチセンシングセンサ端末の所定の端子を前記フレキシブル基板の表面に形成された所定の配線膜に電気的に接続して電子デバイスを製造する工程と
    を含むことを特徴とする電子デバイスの製造方法。
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