JP2018033829A - 盤上ゲームおよびゲーム駒 - Google Patents

盤上ゲームおよびゲーム駒 Download PDF

Info

Publication number
JP2018033829A
JP2018033829A JP2016171704A JP2016171704A JP2018033829A JP 2018033829 A JP2018033829 A JP 2018033829A JP 2016171704 A JP2016171704 A JP 2016171704A JP 2016171704 A JP2016171704 A JP 2016171704A JP 2018033829 A JP2018033829 A JP 2018033829A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piece
board
game
rfid tag
pieces
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016171704A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6988064B2 (ja
Inventor
伸一 大久保
Shinichi Okubo
伸一 大久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP2016171704A priority Critical patent/JP6988064B2/ja
Publication of JP2018033829A publication Critical patent/JP2018033829A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6988064B2 publication Critical patent/JP6988064B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

【課題】駒の状態、例えば表裏とか駒の向きなどを判別することが可能になり、それによりその駒の状態を完全に把握することが可能になり、対戦相手が人間であってもコンピュータ対戦であっても、より現実感の高い盤上ゲームとして遊べる盤上ゲームなどを提供することである。【解決手段】ゲーム盤と複数の駒からなる盤上ゲームにおいて、該ゲーム盤が盤上の個々の駒の配置場所を認識可能なRFIDアンテナを内蔵するとともに、盤上の個々の駒の表裏判別機能を備えているとともに、盤上以外の個々の駒もしくは盤上以外の個々の駒と盤上の個々の駒の双方の位置表示機能を有する盤上ゲームなどを提供する。【選択図】図17

Description

本件発明は、ゲーム対戦に用いられる、ゲーム駒と盤上ゲームに関する。
従来から、ボードゲームを電子化しようという試みがなされている。例えば、特許文献1では、駒の中にRFIDタグを埋め込み、盤にもRFIDリーダを駆動するRFIDアンテナを埋め込み、そのようなRFIDタグが埋め込まれた駒を対戦の両者が使用することで動かしたり置いたり除いたりする一手一手を、そのRFIDタグの種類と位置を認識することにより、ゲームの認識をすることができる電子化ボードゲームシステムが知られている。
また、特許文献2では、駒の中にRFIDタグ等を生みこむなどの手段によりその駒の位置と種類を認識させ、それを読み取るセンサーを具備させ、そのようなRFIDなどが埋め込まれた駒を対戦の両者が使用することで動かしたり置いたり除いたりする一手一手を、そのRFIDタグなどの種類と位置を認識することにより、ゲームの認識をし、それに基づいて盤に表示される画像を変更することができるインテリジェントゲームシステム、ゲーム駒、変更画像を投影する方法、オブジェクト情報取得方法及びインテリジェントゲームをプレイする方法が記載されている。
しかし、そのようなゲームシステム等では両方の対局者が人間である必要であり、仮に一人しか人間がいなければ両方の対局者を兼ねる検討対局などに用途が限られてしまう。また、このようなゲームシステムなどでは、一種類の駒の場合、一種類の状態しか認識することができない。従って、表裏の両方の状態がありうる日本将棋の様なゲームでは、このようなゲームシステム等では、状態ごとの駒を揃える必要があり、駒の種類が増えて煩雑になるとともに、扱いが面倒であって、問題となっていた。
特開2011−130973 特開2015−096215
駒の状態として表裏など複数の状態が認識できる場合においても、電子化しないゲームと同様に盤上でその駒の位置のみならずその表裏を認識することが可能なゲームシステム等が求められていた。
例えば、オセロ(登録商標)の様な、表と裏を裏返して遊ぶ盤上ゲームの様なもので内蔵しているRFIDタグが一つしかない場合は、その駒の表と裏がRFIDタグのみからは判別することは出来ず、画像取得などの他の手段を併用しなければならなかった。
加えて、将棋の駒の様なものの場合、その駒の盤上の位置とその駒の表と裏を判断するだけでは不十分であり、そのような駒の方向にも意味を有する。すなわち、その駒の尖っている方向を向いている側がその駒の敵側を指す。すなわち、水平基底側が自陣の駒であることを指す。従って、駒を逆向きとすると、敵の駒と見方の駒とが入れ替わる。しかし、RFIDタグが一つしかない場合は、その駒が見方の駒か対戦相手の駒であるか、RFIDタグのみでは判別できなかった。
上記の課題を解決するため、請求項1にかかる発明では、ゲーム盤と複数の駒からなる盤上ゲームにおいて、該駒は駒の位置情報を示すRFIDタグを備え、該ゲーム盤が盤上の個々の該駒の配置場所を認識可能なRFIDアンテナを内蔵するとともに、盤上の該駒の表裏を判別する表裏判別機能と、盤上の個々の該駒の位置指示機能とを有し、該位置指示機能が該ゲーム盤上においてディスプレイ表示であることを特徴とする盤上ゲームを提供するものである。
また、請求項2にかかる発明では、対戦相手の駒を該ゲーム盤上にディスプレイ表示することが可能であることを特徴とする請求項1記載の盤上ゲームを提供するものである。
また、請求項3にかかる発明では、該ゲーム盤が盤上の配置場所ごとの個々の該駒の反射率測定機能を有するとともに、該駒が表裏で反射率が異なっており、該表裏判別機能が該反射率測定機能が個々の該駒の反射率を測定することにより行われる請求項1または2記載の盤上ゲームを提供するものである。
また、請求項4にかかる発明では、該駒の表裏判別機能が、該ゲーム盤上の該駒の表裏判別用RFIDタグを読み取ることにより行われる請求項1または2記載の盤上ゲームを提供するものである。
また、請求項5にかかる発明では、該ゲーム盤が通信機能を有し、該通信機能が、該ゲーム盤上の個々の該駒の動き、および、個々の該対戦相手の駒の動きを送受信する機能である請求項1から4何れか記載の盤上ゲームを提供するものである。
また、請求項6にかかる発明では、該対戦相手がコンピュータプログラム、あるいは人工知能であることを特徴とする請求項2から5何れか記載の盤上ゲームを提供するものである。
また、請求項7にかかる発明では、表と裏の両方に異なる該表裏判別用RFIDタグが内蔵され、表と裏の該表裏判別用RFIDタグ間が電磁シールドされている請求項1から6何れか記載の盤上ゲーム用のゲーム駒を提供するものである。
また、請求項8にかかる発明では、表と裏それぞれの前方と後方の両方に異なる方向判別用RFIDタグが内蔵され、該方向判別用RFIDタグ間が電磁シールドされている請求項7記載の盤上ゲーム用のゲーム駒を提供するものである。
本件発明によれば、従来困難であった盤上の個々の駒の位置だけではなくその駒の状態、例えば表裏とか駒の向きなどを判別することが可能になり、それによりその駒の状態を完全に把握することが可能になり、対戦相手が人間であってもコンピュータ対戦であっても、より現実感の高い盤上ゲームとして遊べることができるようになった。
本発明に係る盤上ゲームに用いられるゲーム盤の概略平面図である。 本発明に係る盤上ゲームに用いられる盤上の個々の駒の概略平面図である。 本発明に係る盤上ゲームに用いられる図2の駒の概略底面図である。 本発明に係る盤上ゲームに用いられる図2の駒の反転した状態を示す概略平面図である。 本発明に係る盤上ゲームに用いられる図2の駒のRFIDタグの位置を説明する概念平面図である。 本発明に係る盤上ゲームに用いられる図2の駒のRFIDタグの位置を説明する概念底面図である。 本発明に係る盤上ゲームに用いられる図2の駒のRFIDタグの位置を説明する概念断面図である。 本発明に係る盤上ゲームに用いられる図2とは異なる駒のRFIDタグの位置を説明する概念断面図である。 本発明に係る盤上ゲームに用いられる図2や図8とは異なる駒のRFIDタグの位置を説明する概念平面図である。 本発明に係る盤上ゲームに用いられる図9の駒のRFIDタグの位置を説明する概念底面図である。 本発明に係る盤上ゲームに用いられる図9の駒の反転した状態を示す概略平面図である。 本発明に係る盤上ゲームに用いられる図9の駒のRFIDタグの位置を説明する概念断面図である。 本発明に係る盤上ゲームに用いられる図1のゲーム盤に駒を置いた状態を示す概略平面図である。 本発明に係る盤上ゲームに用いられるゲーム盤の駒の移動を促す表示を行った状態を示す概略平面図である。 本発明に係る盤上ゲームに用いられる図1のゲーム盤におけるRFIDアンテナの配置を示す概念平面図である。 本発明に係る盤上ゲームに用いられる図1のゲーム盤の概念断面図である。 本発明に係る盤上ゲームに用いられるゲーム盤に駒を置いた図13の状態から駒の移動を促すを示す概略平面図である。 本発明に係る盤上ゲームに用いられるゲーム盤における盤上の駒の動きなどの状態を判定を行うためのマクロフローである。 本発明に係る盤上ゲームに用いられるゲーム盤の概念的ブロック図である。 本発明に係る盤上ゲームに用いられる、図13とは異なりゲーム盤に自分のみを実物の駒を置き、対戦相手の駒をゲーム盤上においてディスプレイ表示した状態を示す概略平面図である。
以下図面を参照しながら本発明の形態について盤上ゲームが将棋である場合を用いて説明する。
図1は、本発明に係る盤上ゲームに用いられるゲーム盤1である。このゲーム盤1は、駒が実際に働く多数の枡11と、手持ちの駒を載せる駒台12とからなっており、多数の枡11と駒台12が駒の配置場所となっている。
将棋の駒は、王将、金将、銀将、桂馬、香車、歩兵、飛車、角行の駒が用いられ、飛車の例で説明すれば、図2の様に駒の表面21には飛車と記載され、駒の裏面22には図3の様に竜王と記載されている。
(駒)
ゲーム盤上では駒が表か裏かは大きな意味を持っており、駒の働きや価値に大きな違いが存在する。また、駒の向きも大きな意味を持っており、将棋を指す者にとって図2の様に駒の先端が敵側を向いている駒は味方の駒であることを意味し、図4の様に駒の先端が逆に味方側を向いている駒は、敵方の駒であることを意味する。
この駒のうち盤上に置かれる個々の駒には、その駒の種類に応じて認識情報が異なるRFIDタグが内蔵されており、この例では表裏の識別用に二個のRFIDタグが埋め込ま
れて駒の表裏判別機能を構成している。すなわち、図5のように盤上に置かれる個々の駒の表面21には駒の表側RFIDタグ211が埋め込まれており、図6のように駒の裏面22には駒の裏側RFIDタグ212が埋め込まれている。
認識情報とは、その駒の種類が何であるかを示す情報や、同種の駒であるならば固有の識別情報、駒の表裏を示す情報等、駒を特定するための情報が含まれる。
そして、両方のRFIDが同時に働くのを防止するために、駒の表側RFIDタグ211と駒の裏側RFIDタグ212の間には電磁波シールド23が設けられ、これにより電磁場が遮蔽されている。これにより、特定の枡に表面を上にして駒を置いた場合は、駒の裏側RFIDタグ212だけが働くようになり、特定の枡に裏面を上にして駒を置いた場合は、駒の表側RFIDタグ211だけが働くようになる。
さらに、RFIDタグだけで盤上に置かれる個々の駒が敵の駒であるか、味方の駒であるかを判別したい場合は、盤上に置かれる個々の駒の向きを判別しなければならないが、例えば、前方と後方の両方にRFIDタグを埋め込むなどの方法が考えられる。
例えば、盤上に置かれる個々の駒の表裏とその方向を同時に認識するためにはRFIDタグを表側と裏側の両方に各々前方と後方の二つずつのRFIDタグを埋め込めばよい。
具体的には、図9の様に、盤上に置かれる個々の駒の表面21の前方には駒の表側前方RFIDタグ214、駒の表面21の後方には駒の表側後方RFIDタグ215、図10の様に、駒の裏面22の前方には駒の裏側前方RFIDタグ224、駒の裏面22の後方には駒の裏側後方RFIDタグ225が埋め込まれている。表裏両方のRFIDが同時に働くのを防止するために、駒の表側前方RFIDタグ214および駒の表側後方RFIDタグ215と駒の裏側前方RFIDタグ224および駒の裏側後方RFIDタグ225の間には電磁波シールド23が設けられている。
そして、各々の前後両方のRFIDが同時に働くのを防止するために、盤上に置かれる個々の駒の表側前方RFIDタグ214や駒の裏側前方RFIDタグ224と、駒の表側後方RFIDタグ215や駒の裏側後方RFIDタグ225との間には、電磁波シールド24が設けられている。
(ゲーム盤)
ゲーム盤1には、例えば図14のように各枡や駒台に、移動元の表示42や移動先の表示43、移動を促す表示44などが表示できるように表示装置が設けられている。また、図15のように各枡に前後二つずつのRFIDアンテナ51が設けられ、駒台12にもRFIDアンテナ52が設けられていてもよい。
また、ゲーム盤1を概念的に側面から眺めると、図16の様に枡の表面に表示装置61が備わっており、その下には各枡に一つもしくは前方と後方の二つずつRFIDアンテナ62が設けられており、このRFIDアンテナで送受信した信号はRFIDリーダ63で処理される。表示装置61では、個々の駒の画像や、個々の駒の状態に関する情報や、盤上の個々の駒に対する移動を促す、持ち駒を表示する等の表示が行われる。このとき、表示装置61は各枡ごとに設けたものでも良いが、全体が一面となっており、各枡に相当する領域の表示を自由に変更することができる表示となっているものでも良く、盤上に置かれる個々の駒だけではなく駒台12上の駒をゲームに用いる場合は、駒台12上に表示することができることが必要である。
また、表示装置も液晶表示装置のほか、LEDや有機ELなどでもよく、その種類を問
うものではない。
(RFIDタグの働き)
ここで枡の敵陣側のみにRFIDアンテナが設けられている状態を想定して説明すると、図9の様に特定の枡に表面を上にして味方の駒を置いた場合は、駒の裏側前方RFIDタグ224が働き、図11の様に特定の枡に表面を上にして敵方の駒を置いた場合は、駒の裏側後方RFIDタグ225が働き、図10の様に特定の枡に裏面を上にして味方の駒を置いた場合は、駒の表側前方RFIDタグ214が働き、特定の枡に表面を上にして敵方の駒を置いた場合は、駒の表側後方RFIDタグ215が働く。
実際にゲームを行う際には、図13の様にゲーム盤1の上で盤上に置かれる個々の駒を用いて、多数の種類や状態のゲーム盤上の駒31や駒台の駒32を用いる。
(データ処理部)
このようなゲーム盤1におけるデータ処理に関しては、図19のようなブロック図のような構成により行われる。すなわち、バスライン上にRFIDリーダ801、表示装置駆動装置803、CPU805、メモリー806、通信装置807からなっている。
RFIDリーダ801は、RFIDアンテナ802と接続されてRFIDタグからの信号を受けて判別することができる。なお、この場合のRFIDリーダ801は、RFIDタグから信号を受けることが可能であることが必須であるが、RFIDタグに対して信号を送信する構成とすることも可能である。
表示装置駆動装置803は、既に述べた表示装置61に個々の駒の画像や、個々の駒の状態に関する情報や、盤上の個々の駒に対する移動を促す、持ち駒を表示する等の表示の制御をするものである。この場合の表示方法は、ルールに合わせて適宜選択できるものである。もちろん、RFIDアンテナ801と一体構造となっているものでも構わない。
CPU805は、後述するマクロフローを処理したり通信などの各種情報を処理するものである。
メモリー806は、ROMやRAMやハードディスクその他の情報記憶装置からなっているものであり、例えば、このゲームのルールの記憶や、盤上以外の個々の駒と盤上の個々の駒の双方の位置や状態を記憶などの他、対戦する人工知能のソフトウエアなども記憶させているものでも構わない。また、ここで記憶させているゲームは、単一種類のゲームだけでなく複数種類のゲーム用ソフトウエアを備えているものでも構わない。
(駒の動き)
ここで、盤上の駒の動きなどの状態を判定を行うためのマクロフローについて以下説明する。もちろん、盤上の駒の動きなどの状態を判定を行うためのマクロフローについては以下のような判定フローに限られることはなく、同様の駒の状態の判定を実現できるものであれば別な種類のマクロフローでも構わない。
まず、ゲーム盤においては常に盤上の個々の駒と交信し、その信号を定期的に受信していることを前提とする。そこで、どこかの枡でRFIDタグを検出しなくなることにより(701)、何らかの盤上の状況の変化があることを察知する。
その上で、さらに別の枡でRFIDタグを検出しなくなるか否かを判別する(702)。その判別がYESであれば駒が相手に取られたものと判別し、処理703に進む。他方、その判別がNOであれば、駒が相手に取られたものではないものと判別し、処理707に進む。
処理703では、どちらかの枡でRFIDタグが検出するか否かの判別をし、YESであれば着手が完了したものと判別し、処理710に進む。他方、NOの場合は、さらに別の枡でRFIDタグを検出する動作に進む(704)。処理704がYESの場合は異常と判断し、警告を表示する処理706に進む。他方、NOの場合は、まだ着手が完了していないものと判断し、着手を待つ(705)。着手を待ったまま一定時間以上経過した場合は、警告を表示する処理706に進む。処理706の後は再び、どちらかの枡でRFIDタグが検出するか否かの判別をする処理703に戻る。
また、処理702でNOと判断された場合は、どこかの枡でRFIDタグを検出する処理707に進む。YESであれば着手が完了したものと判別し、処理710に進む。他方、NOの場合は、まだ着手が完了していないものと判断し、着手を待つ(708)。着手を待ったまま一定時間以上経過した場合は、警告を表示する処理709に進む。処理707の後は再び、どちらかの枡でRFIDタグが検出するか否かの判別をする処理707に戻る。
以上の様な処理703や処理707でYESであった場合、着手が完了しているものと仮に判断し、RFIDタグの認識情報を検出する処理710に進む。その上で、データベース等のゲームルールを参照し、ルールを参照し駒の動きが正しいかを判別する(711)。
処理711の結果、駒の動きがルール上正しいとしてYESと判定された場合は、新たに動かされた位置を記憶する処理を行い(712)、この着手に関する処理を終了する(713)。他方、ルールに適合しないとして(NO)と判定された場合は、警告を表示する処理709に進み、どちらかの枡でRFIDタグが検出するか否かの判別をする処理707に進む。
この場合、ルールに適合しないとして(NO)と判定された場合は、警告を表示する処理709に進む代わりに反則負けとする処理を行っても構わない。また、一定時間の経過により警告を表示する(706、709)場合も反則負けとする処理を行っても構わない。
以上のマクロフローの例は、将棋やチェス、中国将棋の様な駒が動くゲームの場合のマクロフローとなるが、他方、オセロ(登録商標)や囲碁のような駒を足すゲームには一般に別なマクロフローや、そのまま位置を把握するだけの処理であっても構わない。
(人間同士の対戦)
以下、人間同士で対戦する場合について説明する。直接同じゲーム盤を挟んで対峙しながら対戦する場合は、普通の対局と同じように二人が駒を使用して対戦する。この場合、実際の駒を用いて対戦することによって、その駒の動きを自動記録して棋譜として残すことが可能であり、後で再現することが可能になる。
駒の動きを再現する場合、単にゲーム盤上の表示装置61に駒の画像を表示して駒の動きを再現表示するものでも構わないが、図17の様に実物の駒を用いて、移動元の表示42にある移動する駒41を、移動を促す表示44に従って移動先の表示43がある枡に実物の駒を移動することによって、実際の対戦の環境に近い状況を再現でき、より対戦の時に近い感覚で対戦結果を再検討することができる。
(通信を介した人間同士の対戦)
次に、通信を介して対戦する場合につき説明する。この場合は、離れた場所の対戦相手である甲と乙との二人が各々本願の盤上ゲームを用意し、その二つのゲーム盤同士が図内にあるように通信装置807を持ち、インターネット回線を介して通信状態とすることが必要となる。その上で、甲が盤上の個々の駒を動かした場合は、その駒の動きとその表裏を甲のゲーム盤が認識し、その認識に対応する情報を乙のゲーム盤に送信する。この場合、盤上の個々の駒の動きに代えて、移動後の盤上の個々の駒の位置とその表裏を送信できるものであってもよい。
その情報の受信機能を有する乙のゲーム盤では、その甲の駒を動かした移動元の表示42や移動先の表示43、移動を促す表示44などが表示される。その表示に従って、乙は甲の盤上の個々の駒の動きを再現する。
次に乙が盤上の個々の駒を動かした場合はその駒の動きとその表裏を乙のゲーム盤が認識し、その認識に対応する情報を甲のゲーム盤に送信する。その情報を受信した甲のゲーム盤は、乙の盤上の個々の駒を動かした移動元の表示42や移動先の表示43、移動を促す表示44などを表示する。その表示に従って、甲は乙の盤上の個々の駒の動きを再現する。このようにして、実際の向かい合っている状態の対戦の環境に近い状況で対戦でき、より向かい合っての対戦の時に近い感覚で対戦をすることができる。
(人工知能との対戦)
次に、人工知能や将棋ソフトなどのコンピュータプログラムと対戦する場合について説明する。この場合の将棋ソフトは、ゲーム盤に当初から組み込まれていてもよいが、インターネット回線などを介してサーバー等からプログラムをダウンロード、もしくはインターネット回線を通じて随時クラウド上やコンピュータのプログラム処理を受信する等の各種手段により、多種多様で最新の人工知能や将棋ソフトを利用することができる。ここでいう人工知能とは、将棋等のルールを学習材料として持ち、対戦を繰り返すことで勝つための方法を自己学習により確立するものである。
対戦者が盤上の個々の駒を動かした場合は、その駒の動きをゲーム盤が認識し、人工知能や将棋ソフトがその認識に対応する情報に基づき次の一手を検討し、その一手に従ってゲーム盤は、その甲の駒を動かした移動元の表示42や移動先の表示43、移動を促す表示44などを表示する。その表示に従って、対戦者は自分の盤上の個々の駒だけではなく、人工知能や将棋ソフト側の盤上の個々の駒も動かす。このようにして、人との対戦の環境に近い状況で対戦でき、より向かい合っての対戦の時に近い感覚で対戦をすることができる。
この場合の移動を促す表示44は、矢印などの他、移動元の駒が移動先の位置に順次移動するアニメーション表示などの手段で指し示すものでも構わない。また、取られた駒などがある場合は、盤上の個々の駒を駒台への移動を促す表示の他に、取られた駒が順次移動するアニメーション表示などの手段で指し示すものでも構わない。
また、表面が出ている駒が裏面になる様に変化する、いわゆる成駒になる行為を指し示すのは、駒成を指示するものの他、表が裏に引っくり返るアニメーション表示などの手段で指し示すものでも構わない。
表示内容は、対戦者が人工知能の駒の動きを実際の駒の動きを用いて再現するための指示ではなく、移動後の駒の位置と状態を表示するものでも構わない。この場合、例えば図20で示す様に、自分の駒は、盤上の駒も駒台の駒も両方とも実物の駒91であり、対戦相手の駒は、盤上の駒も駒台の駒も両方ともてディスプレイ表示した駒92である。これにより、自分の駒が実物の駒91を使っているので現実感が得られる。一方、対戦相手の
駒はディスプレイ表示した駒92であるので、対戦相手の駒を動かす手間が省けるという利点がある。
なお、この場合には対戦相手の駒を取ることがあるが、対戦相手の駒は実物の駒ではなくディスプレイ表示した駒であるので、この場合は別置きしてある実物の駒を自分の駒台へ補充する必要がある。
逆に、対戦相手の駒により自分の駒が取られた場合は、盤上から取られた実物の駒を除き別置きしている場所に置く必要がある。
なお、上記の例では認識を必要とする盤上の個々の駒の配置場所として多数の枡と駒台から構成する例を示したが、多数の枡のみから構成するものであっても構わない。枡から取り除かれたことにより認識できなくなった盤上の個々の駒は、自動的に敵側の持ち駒になったものと判断処理するものであれば、駒台を認識することが必然ではない。
以上、盤上の個々の駒の表裏判定機能がRFIDタグにより実現する場合を示してきたが、駒の表裏判定機能はこれに限られる必要はなく、例えば撮像装置やスキャニング機能による反射率測定機能により実現するものでも構わない。この場合、この盤上ゲームで用いられる駒の反射率が表裏で異なることが必要である。しかし、この盤上の個々の駒の反射率を異ならせるのは可視光線である必要はない。すなわち、表裏で可視光線波長での反射率が異なることにより使用者の視認性が低下したり、見た目の感覚が違和感を与える場合は、近紫外線等の可視光線以外の波長における反射率を異ならせることによるものでも構わない。また、反射率を異ならせる手段として、表面の彩色を工夫する方法の他、凹凸などの表面反射率を異ならせる工夫であっても構わない。
なお、表裏判定機能が必要な盤上の個々の駒は、両面を使用し、表裏の動きや価値が異なる駒だけに施されるものでも構わない。すなわち、将棋の例では王将や金将はゲームにおいては表面しか使用されることはないので、それらの駒に駒の表裏判定機能を付与する必要性はないことになる。
また、このような反射率測定機能に代わって、画像認識機能により盤上の個々の駒の表裏判定機能を実現するものでも構わない。すなわち、ゲーム盤の情報にカメラ等の撮像装置をそなえており、その撮像結果により文字認識などをしてその盤上の個々の駒の種類や表裏を判別してもよい。この場合、将棋の表面は黒い字でその駒の種類が表示され、裏面には赤い字でその駒の種類が表示されるので、それを用いて表裏判別するものであっても構わない。
同様に、盤上の個々の駒の向きを判別するためにRFIDタグを用いる必要はなく、上述の様に反射率測定機能や画像認識機能により、駒の向きを判別するようにした構成でも構わない。
また、ゲーム盤と盤上の個々の駒の両方に磁石を設ける構成でも構わない。すなわち、ゲーム盤に着実に密着させ確実にRFIDタグとRFIDアンテナが交信できるようにする場合や、旅行用などのために駒がゲーム盤から不必要に移動するのを防止する場合には磁石等の手段により簡易に密着できるようになっていた方が好ましい場合がある。
この場合、磁石は同じ極が反発する性質があるため、例えばゲーム盤がN極である場合、駒の裏面がS極であれば駒が表側の状態で密着するが、その場合は駒の表面はN極になってしまい、裏返した裏面を上にした状態ではN極どうし反発するので、密着できないことになってしまう。これを防止するためには、駒の表と裏の両方に磁石を同じ極を向かい合わせに設けることや、駒を近付けるとゲーム盤の磁石が回転し、駒と引き合う面が上側を向くようにするなどの何らかの工夫が必要である。
なお、そのような工夫が必要な盤上の個々の駒は、両面を使用し、表裏の動きや価値が異なる駒だけに施されるものでも構わない。すなわち、将棋の例では王将や金将はゲームにおいては表面しか使用されることはないので、それらの駒に磁石は一つだけで十分であり、裏面を上面にして密着するための工夫は必要性はないことになる。
また、このような盤上ゲームとしては、日本将棋の他にオセロ(登録商標)などにも応用可能である。ただし、その場合は表裏の判別は必要であるが、方向性には依存しないゲームであるため、駒の表裏判別機能だけを有すれば良く、しかもその駒の種類は一種類しかないため、全てが同一のRFIDタグが使用されるものでも構わない。
麻雀に応用する場合は、方向の前後を認識する必要性はないが、逆に駒(牌)が横状態であるか縦状態であるかに意味があるものであり、その認識のためにRFIDタグを多く設けたり、位置を底面のみでなく側面にも設けたりする調整が必要となる。また、このような麻雀の場合、さいころの六面に各々RFIDタグを組み込んださいころを用いるなどの方法も有効である。
逆に、中国将棋、チェスなどの場合は、駒の種類は複数存在するが、表と裏の両方があるわけではなく、駒の方向にも左右されないので、駒の表裏判別機能は不要ということになる。加えて、中国将棋、チェスなどの場合は、取られた駒は再使用されることがないため、自分の駒のみを実際の駒を用いて、敵側の駒を表示装置に映し出すのみとすることも可能である。さらに囲碁の場合、黒石と白石の二種類しかなく、しかも、駒の方向にも依存しないため、上記の多くの機能は不要になる。
1 ゲーム盤
11 枡
12 駒台
2 駒
21 駒の表面
211 駒の表側RFIDタグ
212、213、222、223 磁石
214 駒の表側前方RFIDタグ
215 駒の表側後方RFIDタグ
22 駒の裏面
221 駒の裏側RFIDタグ
224 駒の裏側前方RFIDタグ
225 駒の裏側後方RFIDタグ
23、24 駒の表裏間の電磁波シールド
31 盤上の駒
32 駒台の駒
41 移動する駒
42 移動元の表示
43 移動先の表示
44 移動を促す表示
51a 盤上の敵陣側のRFIDアンテナ
51b 盤上の自陣側のRFIDアンテナ
52 駒台のRFIDアンテナ
61 表示装置
62 RFIDアンテナ
63 RFIDリーダ
64 RFIDタグを備えた駒
701〜713 処理
801 RFIDリーダ
802 RFIDアンテナ
803 表示装置駆動装置
804 表示装置
805 CPU
806 メモリー
807 通信装置
91 実際の駒
92 ディスプレイ表示した駒

Claims (8)

  1. ゲーム盤と複数の駒からなる盤上ゲームにおいて、該駒は駒の位置情報を示すRFIDタグを備え、該ゲーム盤が盤上の個々の該駒の配置場所を認識可能なRFIDアンテナを内蔵するとともに、盤上の該駒の表裏を判別する表裏判別機能と、盤上の個々の該駒の位置指示機能とを有し、該位置指示機能が該ゲーム盤上においてディスプレイ表示であることを特徴とする盤上ゲーム。
  2. 対戦相手の駒を該ゲーム盤上にディスプレイ表示することが可能であることを特徴とする請求項1記載の盤上ゲーム。
  3. 該ゲーム盤が盤上の配置場所ごとの個々の該駒の反射率測定機能を有するとともに、該駒が表裏で反射率が異なっており、該表裏判別機能が該反射率測定機能が個々の該駒の反射率を測定することにより行われる請求項1または2記載の盤上ゲーム。
  4. 該駒の表裏判別機能が、該ゲーム盤上の該駒の表裏判別用RFIDタグを読み取ることにより行われる請求項1または2記載の盤上ゲーム。
  5. 該ゲーム盤が通信機能を有し、該通信機能が、該ゲーム盤上の個々の該駒の動き、および、個々の該対戦相手の駒の動きを送受信する機能である請求項1から4何れか記載の盤上ゲーム。
  6. 該対戦相手がコンピュータプログラム、あるいは人工知能であることを特徴とする請求項2から5何れか記載の盤上ゲーム。
  7. 表と裏の両方に異なる該表裏判別用RFIDタグが内蔵され、表と裏の該表裏判別用RFIDタグ間が電磁シールドされている請求項1から6何れか記載の盤上ゲーム用のゲーム駒。
  8. 表と裏それぞれの前方と後方の両方に異なる方向判別用RFIDタグが内蔵され、該方向判別用RFIDタグ間が電磁シールドされている請求項7記載の盤上ゲーム用のゲーム駒。
JP2016171704A 2016-09-02 2016-09-02 盤上ゲーム Active JP6988064B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016171704A JP6988064B2 (ja) 2016-09-02 2016-09-02 盤上ゲーム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016171704A JP6988064B2 (ja) 2016-09-02 2016-09-02 盤上ゲーム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018033829A true JP2018033829A (ja) 2018-03-08
JP6988064B2 JP6988064B2 (ja) 2022-01-05

Family

ID=61565046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016171704A Active JP6988064B2 (ja) 2016-09-02 2016-09-02 盤上ゲーム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6988064B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108619709A (zh) * 2018-04-09 2018-10-09 张家文 智能围棋棋盘系统

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001259112A (ja) * 2000-03-21 2001-09-25 Dainippon Printing Co Ltd 将棋セット
JP2002239207A (ja) * 2001-02-20 2002-08-27 Omron Corp カードゲームシステム,カードゲーム装置,ゲーム用カード及びカードゲームのゲーム方法
JP2005323863A (ja) * 2004-05-14 2005-11-24 Fuji Electric Systems Co Ltd 投影表示システムおよび投影表示方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001259112A (ja) * 2000-03-21 2001-09-25 Dainippon Printing Co Ltd 将棋セット
JP2002239207A (ja) * 2001-02-20 2002-08-27 Omron Corp カードゲームシステム,カードゲーム装置,ゲーム用カード及びカードゲームのゲーム方法
JP2005323863A (ja) * 2004-05-14 2005-11-24 Fuji Electric Systems Co Ltd 投影表示システムおよび投影表示方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108619709A (zh) * 2018-04-09 2018-10-09 张家文 智能围棋棋盘系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP6988064B2 (ja) 2022-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9937417B2 (en) Interactive video game with different sized toys having different abilities within the video game
EP1442774A1 (en) Gaming machine
JP6196378B2 (ja) ダーツゲーム対戦モードを提供する方法、装置、およびコンピュータで読み取り可能な媒体
US20060003843A1 (en) Game system, server, and game control program
JP2007061340A (ja) ゲーム装置、プログラム及び情報記憶媒体
US12062261B2 (en) Method and device for implementing wagering games requiring player input
JP2003236032A (ja) 電子ゲーム機と連動可能な収集カード及びその収集カードを使用したゲームシステム
KR101804961B1 (ko) 동작이 편리한 자이로스코프 점수 누적 시스템 및 이를 위한 데이터 정보 읽기/쓰기 방법
WO2010050398A1 (ja) ゲームの進行をディーラーにナビゲートするゲーミングシステム
AU6439499A (en) Gaming machine
JP2008212362A (ja) ゲーム装置
US8684805B2 (en) Game apparatus, game control method and game control program
CN112619144B (zh) 游戏装置、程序及游戏系统
CN109952136B (zh) 飞镖游戏装置和飞镖游戏系统
JP2008012068A (ja) ゲームシステム
US11534677B2 (en) Board game system and method
CN109937336B (zh) 提供教学图像的飞镖游戏装置和飞镖游戏系统
JP6988064B2 (ja) 盤上ゲーム
US10504320B2 (en) Gaming devices with graphene ink-enabled features
JP2010142479A (ja) ゲームプログラム、記憶媒体およびコンピュータ装置
JP2009165577A (ja) ゲームシステム
CN109937076B (zh) 配备图像投影仪的飞镖游戏装置和飞镖游戏系统
CN110023707B (zh) 具有照明单元的飞镖游戏装置和飞镖游戏系统
JP6708540B2 (ja) ゲーム装置及びプログラム
US12033459B2 (en) Table game device

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190821

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200708

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200804

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201005

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210316

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210517

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211102

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211115

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6988064

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150