JP2018032565A - 照明装置及び照明システム - Google Patents

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Abstract

【課題】照明素子の制御内容を容易にユーザ好みのものにすることができる照明装置を提供する。
【解決手段】照明装置10は、本体11と、本体11に取り付けられた照明素子30と、照明設定部40から照明素子30を所定のモードで動作させるための指示を受けることで第1の制御内容で照明素子30を動作させ、次に前記指示を受けることで、照明設定部40に入力された第1の制御内容に対するユーザの感想を示す第1主観的情報に基づく第2の制御内容で照明素子30を動作させる制御部20と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、住居又は宿泊施設等に用いられる照明装置及びそれを用いた照明システムに関する。
従来、ユーザの好みに合わせた制御内容で照明素子を制御する照明装置が提案されている。当該照明装置は、当該照明装置が設置されている部屋を単に明るくするだけではなく、ユーザが照明装置に指示した命令に応じて、例えば照明素子の明るさを時刻に応じて変化させることができる。特許文献1には、このような照明装置に関する技術が記載されている。
特開2016−58345号公報
しかしながら、ユーザが指示した命令に応じた照明素子の実際の制御内容は、ユーザが実際に体感してみないとユーザ好みのものかどうかわかないため、ユーザの好みの制御内容になっていないことがある。例えば、ユーザは、起床予定時刻の所定時間(数分)前から照明素子がユーザ好みの動作をすることでユーザに快適な目覚めをもたらすために、ある命令を照明装置に指示したとする。しかし、ユーザが起床予定時刻の所定時間前から当該ある命令に対応する照明素子の制御内容を体感したときに、当該制御内容がユーザ好みのものになっておらず快適に目覚められないことがある。そして、ユーザはどのようなパラメータをどの程度変化させれば制御内容がユーザ好みのものになるかわからないため、制御内容をユーザ好みのものにするためにユーザ自身で細かく制御内容を調整することは難しい。
そこで、本発明は、照明素子の制御内容を容易にユーザ好みのものにすることができる照明装置及び照明システムを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る照明装置は、本体と、前記本体に取り付けられた照明素子と、照明設定部から前記照明素子を所定のモードで動作させるための指示を受けることで第1の制御内容で前記照明素子を動作させ、次に前記指示を受けることで、前記照明設定部に入力された前記第1の制御内容に対するユーザの感想を示す第1主観的情報に基づく第2の制御内容で前記照明素子を動作させる制御部と、を備える。
本発明の一態様に係る照明システムは、上記の照明装置と、前記照明装置に無線又は有線により接続された前記照明設定部と、を備える。
本発明の一態様に係る照明装置及び照明システムによれば、照明素子の制御内容を容易にユーザ好みのものにすることができる。
図1は、実施の形態に係る照明システムの一例を示す構成図である。 図2は、実施の形態に係る照明システムの適用例を示す図である。 図3は、実施の形態に係る照明装置の動作の一例を示すフローチャートである。 図4は、実施の形態に係る照明装置の起床モードにおける照明素子の明るさに関する制御内容の一例を示す図である。 図5は、実施の形態に係る表示部の表示の一例を示す図である。 図6は、実施の形態に係る表示部の表示の他の例を示す図である。 図7は、実施の形態に係る表示部の表示において詳細な主観的情報を入力できることを示す図である。 図8は、実施の形態に係る照明装置の外観を示す斜視図である。 図9は、実施の形態に係る照明装置の起床モードにおける第1の照明素子及び第2の照明素子の明るさに関する制御内容の一例を示す図である。 図10は、実施の形態に係る表示部の表示において間接光及び全般光の好みに関する主観的情報を入力できることを示す図である。 図11は、実施の形態に係る照明装置の就寝モードにおける第2の照明素子及び第3の照明素子の明るさに関する制御内容の一例を示す図である。 図12は、実施の形態に係る照明装置の就寝モードにおける第2の照明素子及び第3の照明素子の明るさに関する制御内容の一例を示す図である。 図13は、実施の形態に係る照明装置の就寝モードにおける第2の照明素子及び第3の照明素子の明るさに関する制御内容の一例を示す図である。 図14は、実施の形態に係る照明装置の起床モードにおける第2の照明素子及び第3の照明素子の明るさに関する制御内容の一例を示す図である。 図15は、実施の形態に係る照明装置の起床モードにおける第1の照明素子及び第2の照明素子の明るさ及び色温度に関する制御内容の一例を示す図である。 図16は、実施の形態に係る表示部の表示において色の鮮やかさに関する主観的情報を入力できることを示す図である。 図17は、実施の形態に係る照明装置の起床モードにおける第1の照明素子及び第2の照明素子の彩度に関する制御内容の一例を示す図である。 図18は、実施の形態に係る表示部の表示において明るさのゆらぎに関する主観的情報を入力できることを示す図である。 図19は、実施の形態に係る照明装置の照明素子の明るさのゆらぎに関する制御内容の一例を示す図である。 図20は、実施の形態に係る表示部の表示において色のゆらぎに関する主観的情報を入力できることを示す図である。 図21は、実施の形態に係る照明装置の照明素子の色のゆらぎに関する制御内容の一例を示す図である。
以下では、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。従って、以下の実施の形態で示される数値、構成要素、構成要素の配置及び接続形態、並びに、ステップ(工程)及びステップの順序等は、一例であり、本発明を限定する趣旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、同じ構成要素については同じ符号を付している。
(実施の形態)
以下、実施の形態について、図1から図21を用いて説明する。
[照明システムの構成]
図1は、実施の形態に係る照明システム1の一例を示す構成図である。
照明システム1は、照明装置10及び照明装置10に無線又は有線により接続された照明設定部40を備える。照明システム1は、照明設定部40を介して照明装置10が有する照明素子30の制御内容を変更できるシステムである。ここで、制御内容とは、例えば、照明素子30が出力する光の明るさ、色温度又は彩度の時刻に応じた変化を示すものである。また、制御内容とは、照明素子30が出力する光の明るさ及び色の時刻に応じたゆらぎを示すものであってもよい。なお、以下では、照明素子30(後述する第1の照明素子31、第2の照明素子32及び第3の照明素子33)が出力する光の明るさ、色温度、彩度及び色を、単に、照明素子30の明るさ、色温度、彩度及び色とも呼ぶ。
照明装置10は、制御部20及び照明素子30を備える。照明装置10は、所定のモードで動作可能な装置である。所定のモードは、例えば、ユーザの起床予定時刻前に照明素子30を特定の制御内容で動作させる起床モード、若しくは、ユーザの就寝予定時刻前に照明素子30を特定の制御内容で動作させる就寝モード、又は、その両方を含むモードのことである。本実施の形態では、所定のモードはその両方を含むモードであるとする。照明装置10は、起床モードで動作する際には、ユーザに快適な目覚めをもたらすことができるような制御内容で照明素子30を動作させ、就寝モードで動作する際には、ユーザの寝付きを良くすることができるような制御内容で照明素子30を動作させることができる。
制御部20は、照明設定部40から照明素子30を所定のモードで動作させるための指示を受けたときに第1の制御内容で照明素子30を動作させ、次に当該指示を受けたときに、照明設定部40に入力された第1の制御内容に対するユーザの感想を示す情報である第1主観的情報に基づく第2の制御内容で照明素子30を動作させる。制御部20の動作の詳細については後述する。制御部20は、例えば、照明装置10が備える記憶部(図示せず)に記憶された制御プログラムを実行するプロセッサ等により実現されるが、マイクロコンピュータ又は専用回路等により実現されてもよい。
照明素子30は、第1の照明素子31、第2の照明素子32及び第3の照明素子33から構成される。第1の照明素子31、第2の照明素子32及び第3の照明素子33は、それぞれ独立して調光及び調色が可能な照明素子である。光出力が制御部20に調整されることで第1の照明素子31、第2の照明素子32及び第3の照明素子33は調光される。また、第1の照明素子31、第2の照明素子32及び第3の照明素子33はそれぞれ、例えば、互いに色温度の異なる複数の光源を備える。当該複数の光源は、例えば、青色LED及び黄色蛍光体で構成された光源であり、当該複数の光源のそれぞれの光出力の比が制御部20に調整されることで第1の照明素子31、第2の照明素子32及び第3の照明素子33は調色される。なお、当該複数の光源は、例えば、近紫外LED及びRGB蛍光体で構成された光源であってもよい。また、第1の照明素子31、第2の照明素子32及び第3の照明素子33はそれぞれ、例えば、赤色LED、緑色LED及び青色LEDで構成されてもよく、赤色LED、緑色LED及び青色LEDの光出力の比が制御部20に調整されることで第1の照明素子31、第2の照明素子32及び第3の照明素子33は調色されてもよい。つまり、第1の照明素子31、第2の照明素子32及び第3の照明素子33はそれぞれ、独立して調色可能な照明素子であれば構成は特に限定されない。
なお、以下では、第1の照明素子31、第2の照明素子32及び第3の照明素子33をまとめて照明素子30として説明するが、これらのうちのいずれか1つのみ、2つのみ、若しくは3つ全てが以下で説明する照明素子30の動作をしてもよい。
照明設定部40は、照明装置10を操作するための、例えばスマートフォン若しくはタブレット等の携帯端末又はリモコン等である。照明設定部40は、入力部41及び表示部42を有する。入力部41は、ユーザの操作を受け付ける、ボタン又はタッチパネル等のユーザインタフェースである。表示部42は、例えば、液晶ディスプレイ又はタッチパネルディスプレイ等である。なお、表示部42がタッチパネルディスプレイの場合、表示部42は入力部41の機能を有していてもよい。ここでは、表示部42がタッチパネルディスプレイであるとして、入力部41の機能も有しているとする。表示部42には、照明素子30を所定のモードで動作させるための指示を照明装置10に送信するためのアイコンが表示される。図2に示されるように、ユーザは、照明装置10を所定のモードで動作させるために、アイコンをタップする等の予め決められた操作を入力部41(表示部42)に対して例えば就寝前に行う。図2は、実施の形態に係る照明システムの適用例を示す図である。
このとき、例えば、起床予定時刻又は就寝予定時刻が照明設定部40に入力されてもよい。これにより、照明装置10は、起床予定時刻の例えば所定時間(例えば数分)前から起床モードに対応した制御内容で照明素子30を動作させ、就寝予定時刻の例えば所定時間前から就寝モードに対応した制御内容で照明素子30を動作させる。なお、起床予定時刻又は就寝予定時刻は毎日入力されなくてもよく、これらが入力されない場合、照明装置10は、前回入力された起床予定時刻又は就寝予定時刻の所定時間前から照明素子30を動作させてもよい。また、表示部42が入力部41の機能を有さない場合には、照明設定部40は、入力部41として照明素子30を所定のモードで動作させるための専用のボタン等を有していてもよい。また、照明設定部40は、ユーザの入力部41への操作がなくても、照明素子30を所定のモードで動作させるための指示を照明装置10に送信してもよい。この場合、照明設定部40は例えばタイマー機能を有し、予め定められた時刻に照明素子30を所定のモードで動作させるための指示を照明装置10に送信する。
[照明装置の基本的な動作]
次に、照明装置10の基本的な動作について説明する。なお、上述したように、本実施の形態では、所定のモードは起床モード及び就寝モードの両方を含むモードであるとする。
図3は、実施の形態に係る照明装置10の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、制御部20は、照明設定部40から照明素子30を所定のモードで動作させるための指示を受ける(ステップS11)。例えば、ユーザから入力部41が予め決められた操作(例えばアイコンのタップ又はボタンの押下等)を受けることで、照明設定部40は当該指示を照明装置10に送信し、制御部20は、当該指示を照明設定部40から受ける。なお、当該指示には、制御部20が照明素子30を起床モード及び就寝モードにおいて第1の制御内容で動作させるための第1の情報が含まれているとする。
次に、制御部20は、第1の制御内容で照明素子30を動作させる(ステップS12)。ここで、制御部20による照明素子30の制御内容について、起床モードでの制御内容に着目して、図4を用いて説明する。
図4は、実施の形態に係る照明装置10の起床モードにおける照明素子30の明るさに関する制御内容の一例を示す図である。
制御部20は、図4に示される細い実線(第1の制御内容)で照明素子30を動作させる。予め定められた起床予定時刻は例えばAM7:00であり、制御部20は、第1の制御内容として、当該起床予定時刻の所定時間前として例えば10分前から照明素子30の明るさを特定の明るさに向けて徐々に明るくする。そして、制御部20は、起床予定時刻以降に照明素子30の明るさが特定の明るさになるようにする。照明素子30の明るさが起床予定時刻に瞬時に特定の明るさになる場合、ユーザに快適な目覚めをもたらさないことが多いが、起床予定時刻の所定時間前から照明素子30の明るさが徐々に明るくなる場合、ユーザに快適な目覚めをもたらしやすくなる。また、図示していないが、就寝予定時刻の所定時間前から照明素子30の明るさが徐々に暗くなる場合、ユーザの寝付きを良くしやすくなる。
しかしながら、ユーザに快適な目覚めをもたらすための制御内容及びユーザの寝付きを良くするための制御内容は、人の好みによって異なる。例えば、起床予定時刻の所定時間前に寝室がやや明るいほうが快適に目覚められる人もいれば寝室がやや暗いほうが快適に目覚められる人もいる。
そこで、照明設定部40(表示部42)は、制御部20が照明素子30を第1の制御内容で動作させた後(例えばユーザが目覚めた後)に、ユーザに第1主観的情報を入力させるための表示をする。ユーザに第1主観的情報を入力させるための表示とは、表示部42に表示された入力画面のことである。ここで、第1主観的情報について、図5を用いて説明する。
図5は、実施の形態に係る表示部42の表示の一例を示す図である。
主観的情報とは、制御内容に対するユーザの感想を示す情報であり、第1主観的情報は、第1の制御内容に対するユーザの感想を示す主観的情報である。具体的には、ユーザは、図5において「目覚め」と示される箇所の「明るすぎた」、「暗すぎた」及び「問題なかった」と書かれたアイコンのいずれかを選択することで、起床モードでの照明素子30の第1の制御内容に対する感想を入力する。同様に、ユーザは、図5において「お休み前」と示される箇所の「明るすぎた」、「暗すぎた」及び「問題なかった」と書かれたアイコンのいずれかを選択することで、就寝モードでの照明素子30の第1の制御内容に対する感想を入力する。また、ユーザは、図5において「気分」と示される箇所の「不快」、「やや悪い」、「ふつう」、「やや良い」及び「快適」と書かれたアイコンのいずれかを選択することで、就寝モードでの照明素子30の第1の制御内容及び起床モードでの照明素子30の第1の制御内容を体感した上での現在の気分を入力する。ここでは、図5においてハッチングを付して示しているように、例えば、現在の気分が「やや悪い」、起床モードでの照明素子30の明るさが「暗すぎた」、就寝モードでの照明素子30の明るさが「問題なかった」が入力されたとする。
そして、ユーザが第1主観的情報を入力した後の、例えばその日の夜に、ユーザが照明設定部40の入力部41に対して予め決められた操作をすることで、照明設定部40は照明素子30を所定のモードで動作させるための指示を照明装置10に送信する。このとき、ユーザは前日の夜と同じ予め決められた操作(例えばアイコンのタップ又はボタンの押下等)をしているが、照明設定部40は、第1の情報と異なる第2の情報を含む当該指示を照明装置10に送信する。第2の情報は、第1主観的情報に基づく情報である。具体的には、第1主観的情報として、起床モードでの照明素子30の明るさが「暗すぎた」、就寝モードでの照明素子30の明るさが「問題なかった」という情報が入力されたため、第2の情報は、制御部20が起床モードでの第2の制御内容において照明素子30の明るさを第1の制御内容におけるものよりも明るくし、就寝モードでの第2の制御内容において照明素子30の明るさを第1の制御内容におけるものと同じにするための情報となる。
なお、第1主観的情報として、起床モードでの照明素子30の明るさが「明るすぎた」という情報が入力された場合には、第2の情報は、制御部20が起床モードでの第2の制御内容において照明素子30の明るさを第1の制御内容におけるものよりも暗くするための情報となる。第1主観的情報として、起床モードでの照明素子30の明るさが「問題なかった」という情報が入力された場合には、第2の情報は、制御部20が起床モードでの第2の制御内容において照明素子30の明るさを第1の制御内容におけるものと同じにするための情報となる。
同様に、第1主観的情報として、就寝モードでの照明素子30の明るさが「明るすぎた」という情報が入力された場合には、第2の情報は、制御部20が就寝モードでの第2の制御内容において照明素子30の明るさを第1の制御内容におけるものよりも暗くするための情報となる。第1主観的情報として、就寝モードでの照明素子30の明るさが「暗すぎた」という情報が入力された場合には、第2の情報は、制御部20が就寝モードでの第2の制御内容において照明素子30の明るさを第1の制御内容におけるものよりも明るくするための情報となる。
また、第2の制御内容において照明素子30の明るさを第1の制御内容におけるものよりも、どの程度明るく若しくは暗くするかは、例えば、選択された現在の気分に応じて決められる。具体的には、図5において「気分」と示される箇所の「不快」に近いものが選択されるほど、第2の制御内容において照明素子30の明るさを第1の制御内容におけるものよりも、より明るく若しくはより暗くされる。例えば、起床モードでの照明素子30の第1の制御内容が「暗すぎた」と入力された場合に、現在の気分が「やや悪い」と入力されたときよりも「不快」と入力されたときの方が、起床モードでの第2の制御内容において照明素子30の明るさはより明るくされる。なお、「快適」が選択された場合には、起床モード及び就寝モード共に第1の制御内容における照明素子30の明るさに問題がなかったとして、起床モード及び就寝モードにおける第1の制御内容に対する感想を入力できないようにされてもよい。具体的には、図5において「目覚め」及び「お休み前」と示される箇所の各アイコンがグレーアウトされてもよい。この場合、第1主観的情報として、起床モード及び就寝モードでの照明素子30の明るさが「問題なかった」という情報が入力されたとみなして、第2の情報は、制御部20が起床モード及び就寝モードでの第2の制御内容において照明素子30の明るさを第1の制御内容におけるものと同じにするための情報となる。
制御部20は、第1主観的情報が入力された照明設定部40から照明素子30を所定のモードで動作させるための指示を受ける(ステップS13)。当該指示には、上述したように、第2の情報が含まれる。
そして、制御部20は、第1主観的情報に基づく第2の制御内容で照明素子30を動作させる(ステップS14)。制御部20は、図4に示される太い実線(第2の制御内容)で照明素子30を動作させる。制御部20は、第2の制御内容として、起床予定時刻の所定時間前から、第1の制御内容よりも明るさがより早く明るくなるように照明素子30の明るさを徐々に明るくする。また、起床予定時刻以降の照明素子30の明るさを第1の制御内容におけるものよりも明るくする。このように、第1主観的情報を反映した第2の制御内容で照明素子30が動作させられるため、ユーザに快適な目覚めをもたらしやすくなる。
しかしながら、第1主観的情報を反映した第2の制御内容でもユーザの目覚めが快適なものにならない場合がある。そこで、照明設定部40(表示部42)は、制御部20が照明素子30を第2の制御内容で動作させた後に、ユーザに第2主観的情報を入力させるための表示をする。ここで、第2主観的情報について、図6を用いて説明する。
図6は、実施の形態に係る表示部42の表示の他の例を示す図である。
第2主観的情報とは、第2の制御内容に対するユーザの感想を示す主観的情報である。なお、ユーザに第2主観的情報を入力させるための表示には、制御部20が照明素子30を第1の制御内容で動作させた後に入力された第1主観的情報が含まれる。例えば、図6に示されるように、表示部42の上側に第1主観的情報が表示される。
図6に示されるように、例えば昨日の第1の制御内容に対する第1主観的情報が比較対象として表示されることで、ユーザは、第1の制御内容よりも第2の制御内容が良かったか否かを判断しやすくなる。なお、例えば日々行われる制御内容のうちの1つの制御内容とその次に行われる制御内容とをそれぞれ第1の制御内容及び第2の制御内容と呼んでいる。つまり、第1の制御内容は、第1の制御内容の前回に行われた制御内容(例えば前制御内容と呼ぶ)に対するユーザの感想を示す主観的情報(例えば前主観的情報と呼ぶ)に基づく制御内容である。したがって、図6に示されるように、表示部42は、制御部20が照明素子30を第1の制御内容で動作させた後に、ユーザに第1の制御内容に対するユーザの感想を示す第1主観的情報を入力させるための表示をし、当該表示には、制御部20が照明素子30を前制御内容で動作させた後に入力された前主観的情報が含まれていてもよい。
そして、ユーザが第2主観的情報を入力した後の、例えばその日の夜に、ユーザが照明設定部40の入力部41に対して予め決められた操作をすることで、照明設定部40は照明素子30を所定のモードで動作させるための指示を照明装置10に送信し、制御部20は、第2主観的情報に基づく制御内容で照明素子30を動作させる。このように、前回の制御内容に対して今回の制御内容が良かったか否かをユーザが日々、主観的情報を照明設定部40に入力することで、照明素子30の所定のモードにおける制御内容は、ユーザの好みのものに近づいていく。
なお、照明装置10が、照明設定部40に主観的情報が全く入力されていない状態(例えば初回起動後の状態)で、初めて照明設定部40から照明素子30を所定のモードで動作させるための指示を受けた場合には、所定のモードにおける照明素子30の制御内容は、例えば照明メーカーによって予め定められた制御内容となる。
また、起床モード及び就寝モードでの照明素子30の第1の制御内容に対する感想として、照明素子30が明るすぎたか、暗すぎたか、問題なかったかだけでなく、さらに、起床予定時刻前及び就寝予定時刻前のどのあたりのタイミングにおいてどの程度明るかったか又は暗かったかを入力できるようにしてもよい。これについて図7を用いて説明する。
図7は、実施の形態に係る表示部42の表示において詳細な主観的情報を入力できることを示す図である。
図7に示されるように、例えばユーザが起床モードでの照明素子30が「明るすぎた」と選択した場合、表示部42の表示は、さらに、起床予定時刻前のどのあたりのタイミングにおいて照明素子30が明るすぎたかを入力させるための表示に切り替わる。例えば、タイミングとして「照明の点灯し始め」が選択されたとする。次に、表示部42の表示は、さらに、どの程度明るすぎたのかを入力させるための表示に切り替わる。例えば、程度として「やや、明るすぎる」が選択されたとする。これにより、起床モードにおける照明素子30の点灯し始めにおいて、照明素子30の明るさがやや暗くさせられる。このように、特定のタイミングにおいて明るさの変化の度合いを細かく調整できるため、第2の制御内容をよりユーザ好みのものに近づけることができる。言い換えると、前回の制御内容(第1の制御内容)に対して今回の制御内容(第2の制御内容)をよりユーザ好みのものに近づけることができる。なお、ここでは、一例として2つのタイミング及び2段階の明るさの程度が表示されているが、これに限らず、3つ以上のタイミング及び3段階以上の明るさの程度が表示されてもよい。
なお、上述したように照明素子30は第1の照明素子31、第2の照明素子32及び第3の照明素子33から構成される。ここで、第1の照明素子31、第2の照明素子32及び第3の照明素子33の違いについて図8を用いて説明する。
図8は、実施の形態に係る照明装置10の外観を示す斜視図である。
図8に示されるように、照明装置10は例えばシーリングライトであり、本体11を備える。本体11には、第1の照明素子31、第2の照明素子32及び第3の照明素子33から構成される照明素子30が取り付けられている。第1の照明素子31は、本体11が建築物に取り付けられる方向である背面側(例えば天井側)を照明するように本体11に取り付けられる。つまり、第1の照明素子31が出力する光は天井等で反射されて間接光となる。第2の照明素子32も背面側を照明するように本体11に取り付けられるため、第2の照明素子32が出力する光も間接光となる。第3の照明素子33は、背面側とは反対の方向である前面側(床側)を照明するように本体11に取り付けられる。つまり、第3の照明素子33が出力する光は直接部屋内を照明する全般光(直接光)となる。
また、第1の照明素子31、第2の照明素子32及び第3の照明素子33のうち、所定のモードにおいて消灯させられるものがあってもよい。例えば、所定のモードにおいて第3の照明素子33が消灯させられてもよい。さらに、第1の照明素子31及び第2の照明素子32がそれぞれ異なる制御内容で動作させられてもよい。以下、照明装置10の動作例1として、所定のモードにおいて、第3の照明素子33が消灯させられ、第1の照明素子31及び第2の照明素子32がそれぞれ異なる制御内容で動作させられる例について説明する。
[照明装置の動作例1]
上述したように、第1の照明素子31及び第2の照明素子32は、それぞれ独立して調色可能な照明素子である。例えば、第1の照明素子31は、色温度が高い寒色系の光を出力し、第2の照明素子32は、色温度が低い暖色系の光を出力する。所定のモードとして例えば起床モードにおいて第1の照明素子31及び第2の照明素子32がそれぞれ動作させられる制御内容について、図9を用いて説明する。
図9は、実施の形態に係る照明装置10の起床モードにおける第1の照明素子31及び第2の照明素子32の明るさに関する制御内容の一例を示す図である。
制御部20は、図9に示される細い実線のように第1の照明素子31を第1の制御内容で動作させ、細い破線のように第2の照明素子32を第1の制御内容で動作させる。例えば、第1の照明素子31よりも第2の照明素子32の方が明るくなるようにそれぞれ異なる第1の制御内容で動作させられることで、間接光によって、朝焼け又は夕暮れのようなグラデーションを作り出すことができる。
そして、ユーザが第1の照明素子31及び第2の照明素子32の第1の制御内容を体感した後に、暗すぎることを示す第1主観的情報を照明設定部40に入力した場合、制御部20は、図9に示される太い実線のように第1の照明素子31を第2の制御内容で動作させ、太い破線のように第2の照明素子32を第2の制御内容で動作させる。第1の照明素子31及び第2の照明素子32は、暗すぎるという第1主観的情報に基づいてそれぞれ第1の制御内容よりも明るくなり、かつ、第1の照明素子31よりも第2の照明素子32の方が明るくなるような第2の制御内容で動作させられる。これにより、グラデーションを作り出しつつ、制御内容をユーザの好みのものに近づけることができる。
なお、第3の照明素子33が点灯させられてもよい。第3の照明素子33も独立して調色可能な照明素子であるため、第1の照明素子31、第2の照明素子32及び第3の照明素子33により、多岐にわたるグラデーションを作り出すことができる。
次に、照明装置10の動作例2として、所定のモードにおいて、第1の照明素子31が消灯させられ、第2の照明素子32及び第3の照明素子33がそれぞれ異なる制御内容で動作させられる例について説明する。
[照明装置の動作例2]
上述したように、第2の照明素子32は、背面側を照明するように本体11に取り付けられ、第2の照明素子32が出力する光は間接光となる。第3の照明素子33は、前面側を照明するように本体11に取り付けられ、第3の照明素子33が出力する光は全般光となる。つまり、ユーザに快適な目覚めをもたらすことができるような制御内容、及びユーザの寝付きを良くすることができるような制御内容を全般光及び間接光により実現できる。また、ユーザの好みとして、間接光及び全般光のどちらが好きかを制御内容に反映するために、図10に示されるように、表示部42は、ユーザに間接光及び全般光のどちらが好きかを入力させるための表示をしてもよい。
図10は、実施の形態に係る表示部42の表示において間接光及び全般光の好みに関する主観的情報を入力できることを示す図である。なお、図10は、第1の制御内容で第2の照明素子32及び第3の照明素子33が動作させられた後の表示部42の表示を示している。図10に示される表示には、ユーザが第1主観的情報を入力しやすいように、前主観的情報が表示部42の上側に含まれている。図10に示されるように、例えば「間接光が好き」及び「全般光が好き」と書かれたアイコンのいずれかが選択されることで、第1主観的情報としてユーザの好みの光が間接光であるか否かが入力される。
ここで、就寝モード又は起床モードにおける第2の照明素子32及び第3の照明素子33の明るさに関する制御内容の例を図11〜図14を用いて説明する。
図11〜図13は、実施の形態に係る照明装置10の就寝モードにおける第2の照明素子32及び第3の照明素子33の明るさに関する制御内容の一例を示す図である。図14は、実施の形態に係る照明装置10の就寝モードにおける第2の照明素子32及び第3の照明素子33の明るさに関する制御内容の一例を示す図である。なお、図11〜図14では、第3の照明素子33の第1の制御内容の図示を省略している。動作例2において、制御部20は、第1主観的情報にユーザの好みの光が間接光であることを示す情報が含まれている場合には、第2の制御内容として、第3の照明素子33の明るさを、第1の照明素子31及び第2の照明素子32の少なくとも一方の明るさよりも暗くする。動作例2では、第1の照明素子31が消灯させられているため、制御部20は、第2の制御内容として、第3の照明素子33の明るさを、第2の照明素子32の明るさよりも暗くする。また、動作例2において、制御部20は、第1主観的情報にユーザの好みの光が間接光でない(全般光である)ことを示す情報が含まれている場合には、第2の制御内容として、第3の照明素子33の明るさを、第1の照明素子31及び第2の照明素子32の少なくとも一方の明るさよりも明るくする。動作例2では、第1の照明素子31が消灯させられているため、制御部20は、第2の制御内容として、第3の照明素子33の明るさを、第2の照明素子32の明るさよりも明るくする。
図11は、第1主観的情報としてユーザの好みの光が間接光であることと、明るさが明るすぎたことが入力されたときの就寝モードにおける第2の照明素子32及び第3の照明素子33の明るさに関する制御内容の一例を示している。制御部20は、例えば、所定のモード(就寝モード)において、第1の照明素子31及び第2の照明素子32の少なくとも一方を駆動(点灯)させ、第3の照明素子33の明るさを徐々に低下させる。ここでは、第1の照明素子31が消灯させられているため、制御部20は、第2の照明素子32を駆動させ、第3の照明素子33の明るさを徐々に低下させる。一例として、制御部20は、就寝予定時刻の数分前(PM10:40過ぎ)から、第3の照明素子33の明るさを徐々に低下させている。制御部20は、第1主観的情報にユーザの好みの光が間接光であることを示す情報が含まれているため、第2の制御内容として、就寝予定時刻(PM11:00)以降に、第3の照明素子33の明るさを第2の照明素子32の明るさよりも暗くする。また、第1主観的情報に明るさが明るすぎることを示す情報が含まれているため、制御部20は、第2の制御内容として、第2の照明素子32の明るさを第1の制御内容におけるものよりも暗くしている。
図12は、第1主観的情報としてユーザの好みの光が間接光であることと、明るさが明るすぎたことが入力されたときの就寝モードにおける第2の照明素子32及び第3の照明素子33の明るさに関する制御内容の一例を示している。制御部20は、例えば、所定のモード(就寝モード)において、第1の照明素子31及び第2の照明素子32の少なくとも一方を駆動させ、第3の照明素子33を駆動させない(消灯する)。ここでは、第1の照明素子31が消灯させられているため、制御部20は、第2の照明素子32を駆動させ、第3の照明素子33を駆動させない。一例として、制御部20は、就寝予定時刻の所定時間前(PM10:50)に、第3の照明素子33を駆動させないようにしている。制御部20は、第1主観的情報にユーザの好みの光が間接光であることを示す情報が含まれているため、第2の制御内容として、就寝予定時刻の所定時間前(PM10:50)以降に、第3の照明素子33の明るさを第2の照明素子32の明るさよりも暗くする。また、第1主観的情報に明るさが明るすぎることを示す情報が含まれているため、制御部20は、第2の制御内容として、第2の照明素子32の明るさを第1の制御内容におけるものよりも暗くしている。
図13は、第1主観的情報としてユーザの好みの光が全般光であることと、明るさが明るすぎたことが入力されたときの就寝モードにおける第2の照明素子32及び第3の照明素子33の明るさに関する制御内容の一例を示している。制御部20は、例えば、所定のモード(就寝モード)において、第1の照明素子31及び第2の照明素子32の少なくとも一方を駆動させ、第3の照明素子33の明るさを徐々に低下させる。ここでは、第1の照明素子31が消灯させられているため、制御部20は、第2の照明素子32を駆動させ、第3の照明素子33の明るさを徐々に低下させる。一例として、制御部20は、就寝予定時刻の所定時間前(PM10:50)から、第3の照明素子33の明るさを徐々に低下させている。制御部20は、第1主観的情報にユーザの好みの光が全般光であることを示す情報が含まれているため、第2の制御内容として、就寝予定時刻の所定時間前(PM10:50)以降に、第3の照明素子33の明るさを第2の照明素子32の明るさよりも明るくする。また、第1主観的情報に明るさが明るすぎることを示す情報が含まれているため、制御部20は、第2の制御内容として、第2の照明素子32の明るさを第1の制御内容におけるものよりも暗くしている。
図14は、第1主観的情報としてユーザの好みの光が全般光であることと、明るさが暗すぎたことが入力されたときの起床モードにおける第2の照明素子32及び第3の照明素子33の明るさに関する制御内容の一例を示している。制御部20は、例えば、所定のモード(起床モード)において、第1の照明素子31及び第2の照明素子32の少なくとも一方を駆動させ、第3の照明素子33の明るさを徐々に上昇させる。ここでは、第1の照明素子31が消灯させられているため、制御部20は、第2の照明素子32を駆動させ、第3の照明素子33の明るさを徐々に上昇させる。一例として、制御部20は、起床予定時刻の所定時間前(AM6:50)から、第3の照明素子33の明るさを徐々に上昇させている。制御部20は、第1主観的情報にユーザの好みの光が全般光であることを示す情報が含まれているため、第2の制御内容として、起床予定時刻の所定時間前(AM6:50)以降に、第3の照明素子33の明るさを第2の照明素子32の明るさよりも明るくする。また、第1主観的情報に明るさが暗すぎることを示す情報が含まれているため、制御部20は、第2の制御内容として、第2の照明素子32の明るさを第1の制御内容におけるものよりも明るくしている。
なお、動作例2では、第1の照明素子31が消灯させられたが、点灯させられてもよい。また、第1の照明素子31が点灯させられ、第2の照明素子32が消灯させられてもよい。
基本的な動作、動作例1及び動作例2では、所定のモードにおける制御内容として照明素子30の明るさが時刻に応じて変化させられたが、色温度も時刻に応じて変化させられてもよい。以下、照明装置10の動作例3として、所定のモードにおいて第1の照明素子31及び第2の照明素子32の明るさ及び色温度が変化する制御内容で動作させられる例について説明する。なお動作例3では、第3の照明素子33は消灯させられている。
[照明装置の動作例3]
図15は、実施の形態に係る照明装置10の起床モードにおける第1の照明素子31及び第2の照明素子32の明るさ及び色温度に関する制御内容の一例を示す図である。具体的には、図15は、第1主観的情報として、明るさが暗すぎたことが入力されたときの起床モードにおける第1の照明素子31及び第2の照明素子32の明るさ及び色温度に関する制御内容の一例を示している。
制御部20は、第1主観的情報にユーザが目覚めるときの照明素子30が暗すぎることを示す情報が含まれている場合には、第1の照明素子31及び第2の照明素子32のうちの青色成分(例えば460nm〜480nm)が少ない光を出力する照明素子に比べ、青色成分が多い光を出力する照明素子の、第1の制御内容での明るさに対する第2の制御内容での明るさの上昇率を大きくする。例えば、第1の照明素子31は、第2の照明素子32に比べ色温度が高い寒色系の光を出力し、第2の照明素子32は、第1の照明素子31に比べ色温度が低い暖色系の光を出力する。したがって、青色成分が少ない光を出力する照明素子は第2の照明素子32であり、青色成分が多い光を出力する照明素子は第1の照明素子31である。つまり、制御部20は、第2の照明素子32に比べ、第1の照明素子31の第1の制御内容での明るさに対する第2の制御内容での明るさの上昇率を大きくする。図15の(a)に示されるように、第2の照明素子32の第1の制御内容での明るさに対する第2の制御内容での明るさの上昇率は小さく、第1の照明素子31の第1の制御内容での明るさに対する第2の制御内容での明るさの上昇率は大きいことがわかる。
また、図15の(b)〜(d)に示されるように、第1主観的情報にユーザが目覚めるときの照明素子30が暗すぎることを示す情報が含まれている場合には、第1の照明素子31及び第2の照明素子32の色温度を徐々に高くしてもよい。起床予定時刻の所定時間前から照明素子30の色温度が徐々に高くなる場合、ユーザに快適な目覚めをもたらしやすくなる。また、図示していないが、就寝予定時刻の所定時間前から照明素子30の色温度が徐々に低くなる場合、ユーザの寝付きを良くしやすくなる。
なお、光の色の鮮やかさも時刻に応じて変化させられてもよい。以下、照明装置10の動作例4として、所定のモードにおいて第1の照明素子31及び第2の照明素子32の彩度が変化する制御内容で動作させられる例について説明する。なお動作例4では、第3の照明素子33は消灯させられている。
[照明装置の動作例4]
色の鮮やかさを制御内容に反映するために、図16に示されるように、表示部42は、ユーザに、第1の制御内容での色の鮮やかさに関する感想を入力させるための表示をしてもよい。
図16は、実施の形態に係る表示部42の表示において色の鮮やかさに関する主観的情報を入力できることを示す図である。なお、図16は、第1の制御内容で第1の照明素子31及び第2の照明素子32が動作させられた後の表示部42の表示を示している。図16に示される表示には、ユーザが第1主観的情報を入力しやすいように、前主観的情報が表示部42の上側に含まれている。
ユーザは、図16において「目覚め」と示される箇所の「鮮やかすぎる」、「くすみすぎる」及び「問題なかった」と書かれたアイコンのいずれかを選択することで、起床モードでの照明素子30の色の鮮やかさに関する第1の制御内容に対する感想を入力する。同様に、ユーザは、図16において「お休み前」と示される箇所の「鮮やかすぎる」、「くすみすぎる」及び「問題なかった」と書かれたアイコンのいずれかを選択することで、就寝モードでの照明素子30の色の鮮やかさに関する第1の制御内容に対する感想を入力する。
また、起床モード及び就寝モードでの照明素子30の第1の制御内容に対する感想として、照明素子30が鮮やかすぎるか、くすみすぎるか、問題なかったかだけでなく、さらに、図16に示されるようにどの程度鮮やかすぎるか又はくすみすぎるかを入力できるようにしてもよい。
次に、例えば起床モードにおける第1の照明素子31及び第2の照明素子32の彩度に関する制御内容の例を、図17を用いて説明する。
図17は、実施の形態に係る照明装置10の起床モードにおける第1の照明素子31及び第2の照明素子32の彩度に関する制御内容の一例を示す図である。
図17は、第1主観的情報として、鮮やかさががくすみすぎることが入力されたときの起床モードにおける第1の照明素子31及び第2の照明素子32の彩度に関する制御内容の一例を示している。第1主観的情報に鮮やかさががくすみすぎることを示す情報が含まれているため、制御部20は、第2の制御内容として、第1の照明素子31及び第2の照明素子32の明るさを第1の制御内容におけるものよりも鮮やかにしている。
なお、光の明るさが時刻に応じてゆらぐように制御されてもよい。以下、照明装置10の動作例5として、所定のモードにおいて照明素子30の明るさが時刻に応じてゆらぐ制御内容で動作させられる例について説明する。
[照明装置の動作例5]
明るさのゆらぎを制御内容に反映するために、図18に示されるように、表示部42は、ユーザに、第1の制御内容での明るさのゆらぎに関する感想を入力させるための表示をしてもよい。
図18は、実施の形態に係る表示部42の表示において明るさのゆらぎに関する主観的情報を入力できることを示す図である。なお、図18は、第1の制御内容で照明素子30が動作させられた後の表示部42の表示を示している。図18に示される表示には、ユーザが第1主観的情報を入力しやすいように、前主観的情報が表示部42の上側に含まれている。
ユーザは、図18において「目覚め」と示される箇所の「大きすぎる」、「小さすぎる」及び「問題なかった」と書かれたアイコンのいずれかを選択することで、起床モードでの照明素子30の明るさのゆらぎに関する第1の制御内容に対する感想を入力する。同様に、ユーザは、図18において「お休み前」と示される箇所の「大きすぎる」、「小さすぎる」及び「問題なかった」と書かれたアイコンのいずれかを選択することで、就寝モードでの照明素子30の明るさのゆらぎに関する第1の制御内容に対する感想を入力する。
また、起床モード及び就寝モードでの照明素子30の第1の制御内容に対する感想として、照明素子30の明るさのゆらぎが大きすぎるか、小さすぎるか、問題なかったかだけでなく、さらに、図18に示されるようにゆらぎ方のはやさ又は明るさの幅がどの程度大きかったか又は小さかったかをユーザが入力できるようにしてもよい。
次に、照明素子30の明るさのゆらぎに関する制御内容の例を、図19を用いて説明する。
図19は、実施の形態に係る照明装置10の照明素子30の明るさのゆらぎに関する制御内容の一例を示す図である。
図19は、第1主観的情報として、明るさのゆらぎの幅が大きすぎることが入力されたときの照明素子30の明るさのゆらぎに関する制御内容の一例を示している。第1主観的情報に明るさのゆらぎの幅が大きすぎることを示す情報が含まれているため、制御部20は、第2の制御内容として、照明素子30の明るさのゆらぎの幅を第1の制御内容におけるものよりも小さくしている。
なお、光の色が時刻に応じてゆらぐように制御されてもよい。以下、照明装置10の動作例6として、所定のモードにおいて照明素子30が出力する光の色が時刻に応じてゆらぐ制御内容で動作させられる例について説明する。
[照明装置の動作例6]
色のゆらぎを制御内容に反映するために、図20に示されるように、表示部42は、ユーザに、第1の制御内容での色のゆらぎに関する感想を入力させるための表示をしてもよい。
図20は、実施の形態に係る表示部42の表示において色のゆらぎに関する主観的情報を入力できることを示す図である。なお、図20は、第1の制御内容で照明素子30が動作させられた後の表示部42の表示を示している。図20に示される表示には、ユーザが第1主観的情報を入力しやすいように、前主観的情報が表示部42の上側に含まれている。
ユーザは、図20において「目覚め」と示される箇所の「大きすぎる」、「小さすぎる」及び「問題なかった」と書かれたアイコンのいずれかを選択することで、起床モードでの照明素子30の色のゆらぎに関する第1の制御内容に対する感想を入力する。同様に、ユーザは、図20において「お休み前」と示される箇所の「大きすぎる」、「小さすぎる」及び「問題なかった」と書かれたアイコンのいずれかを選択することで、就寝モードでの照明素子30の色のゆらぎに関する第1の制御内容に対する感想を入力する。
また、起床モード及び就寝モードでの照明素子30の第1の制御内容に対する感想として、照明素子30の色のゆらぎが大きすぎるか、小さすぎるか、問題なかったかだけでなく、さらに、図20に示されるようにゆらぎ方のはやさ又は色の幅がどの程度大きかったか又は小さかったかをユーザが入力できるようにしてもよい。
次に、照明素子30の色のゆらぎに関する制御内容の例を、図21を用いて説明する。
図21は、実施の形態に係る照明装置10の照明素子30の色のゆらぎに関する制御内容の一例を示す図である。
図21は、第1主観的情報として、色のゆらぎの幅が大きすぎることが入力されたときの照明素子30の色(色差:xy色度図上のx座標値の二乗とy座標値の二乗との和)のゆらぎに関する制御内容の一例を示している。第1主観的情報に色のゆらぎの幅が大きすぎることを示す情報が含まれているため、制御部20は、第2の制御内容として、照明素子30の色のゆらぎの幅を第1の制御内容におけるものよりも小さくしている。
[効果等]
本実施の形態に係る照明装置10は、本体11と、本体11に取り付けられた照明素子30と、照明設定部40から照明素子30を所定のモードで動作させるための指示を受けることで第1の制御内容で照明素子30を動作させ、次に前記指示を受けることで、照明設定部40に入力された第1の制御内容に対するユーザの感想を示す第1主観的情報に基づく第2の制御内容で照明素子30を動作させる制御部20と、を備える。
これにより、ユーザが第1の制御内容(前回の制御内容)に対する感想を照明設定部40に入力することで、制御部20は、ユーザが入力した当該感想を示す第1主観的情報を反映した第2に制御内容で照明素子30を動作させる。つまり、ユーザは、所定のモードにおいて照明素子30がユーザ好みの制御内容で動作するようにユーザ自身が細かい設定をする必要がなく、例えば日々体感した制御内容に対する感想を照明設定部40に入力するだけで、自動的に照明素子30の制御内容がユーザ好みのものになっていく。このように、照明素子30の制御内容を容易にユーザ好みのものにすることができる。
また、照明設定部40は、入力部41を有し、制御部20は、入力部41が予め決められた操作を受けることで、前記指示を照明設定部40から受ける。
これにより、ユーザは照明装置10を所定のモードで動作させるために、入力部41に対する予め決められた操作として、例えば照明設定部40の決められたボタンの押下や決められたアイコンのタップをする。つまり、ユーザは、所定のモードにおいて照明素子30がユーザ好みの制御内容で動作するようにユーザ自身が細かい設定をする必要がなく、予め決められた操作をするだけでよい。
また、照明設定部40は、表示部42を有し、表示部42は、制御部20が照明素子30を第1の制御内容で動作させた後に、ユーザに第1主観的情報を入力させるための表示をする。
これにより、例えば携帯端末等の照明設定部40の表示部42を介して、視覚的に第1主観的情報を入力できる。
また、表示部42は、制御部20が照明素子30を第2の制御内容で動作させた後に、ユーザに第2の制御内容に対するユーザの感想を示す第2主観的情報を入力させるための表示をし、当該表示には、制御部20が照明素子30を第1の制御内容で動作させた後に入力された第1主観的情報が含まれる。
これにより、ユーザは、第1主観的情報(前回入力した主観的情報)を確認しながら第2の制御内容(今回体感した制御内容)に対する第2主観的情報(今回入力する主観的情報)を入力することができる。
また、所定のモードは、ユーザの起床予定時刻前に照明素子30を特定の制御内容で動作させる起床モード、若しくは、ユーザの就寝予定時刻前に照明素子30を特定の制御内容で動作させる就寝モード、又は、起床モード及び就寝モードの両方を含むモードである。
これにより、照明装置10は、起床モードで動作する際にはユーザに快適な目覚めをもたらすことができ、就寝モードで動作する際にはユーザの寝付きを良くすることができる。
また、照明素子30は、本体11が建築物に取り付けられる方向である背面側を照明する第1の照明素子31から構成される。
これにより、第1の照明素子31が出力する光が建築物(天井又は壁等)で反射することで、間接光を作ることができる。したがって、例えば就寝モードにおいてユーザをリラックスさせることができる。
また、照明素子30は、さらに、第2の照明素子32から構成され、第1の照明素子31及び第2の照明素子32は、それぞれ独立して調色可能な照明素子である。
これにより、朝焼け又は夕暮れのようなグラデーションを作り出すことができる。
また、第2の照明素子32は、背面側を照明する。
これにより、それぞれ独立して調色可能な第1の照明素子31及び第2の照明素子32により、間接光を作ることができる。
また、照明素子30は、さらに、背面側とは反対の方向である前面側を照明する第3の照明素子33から構成される。
これにより、全般光(直接光)を作ることができる。したがって、例えば起床モードにおいてユーザを目覚めさせやすくなる。
また、制御部20は、所定のモードにおいて、第1の照明素子31及び第2の照明素子32の少なくとも一方を駆動させ、第3の照明素子33を駆動させない。
これにより、例えば、就寝モードにおいて、全般光が作られないため、好みの光が間接光のユーザの寝付きが良くなりやすくなる。
また、制御部20は、所定のモードにおいて、第1の照明素子31及び第2の照明素子32の少なくとも一方を駆動させ、第3の照明素子33の明るさを徐々に低下させる。
これにより、例えば、就寝モードにおいて寝室が突然暗くなりにくいため、暗闇が苦手なユーザの寝付きが良くなりやすくなる。
また、制御部20は、所定のモードにおいて、第1の照明素子31及び第2の照明素子32の少なくとも一方を駆動させ、第3の照明素子33の明るさを徐々に上昇させる。
これにより、例えば、起床モードにおいて寝室が突然明るくなりにくいため、ユーザに快適な目覚めをもたらしやすくなる。
また、制御部20は、第1主観的情報にユーザの好みの光が間接光であることを示す情報が含まれている場合には、第2の制御内容として、第3の照明素子33の明るさを、第1の照明素子31及び第2の照明素子32の少なくとも一方の明るさよりも暗くする。制御部20は、第1主観的情報にユーザの好みの光が間接光でないことを示す情報が含まれている場合には、第2の制御内容として、第3の照明素子33の明るさを、第1の照明素子31及び第2の照明素子32の少なくとも一方の明るさよりも明るくする。
これにより、好みの光が間接光のユーザに対しては、所定のモードにおいて直接光の明るさを暗くでき、好みの光が間接光でないユーザに対しては、所定のモードにおいて直接光の明るさを明るくできる。
また、制御部20は、第1主観的情報にユーザが目覚めるときの照明素子30が暗すぎることを示す情報が含まれている場合には、第1の照明素子31及び第2の照明素子32のうちの青色成分が少ない光を出力する照明素子に比べ、青色成分が多い光を出力する照明素子の、第1の制御内容での明るさに対する第2の制御内容での明るさの上昇率を大きくする。
青色成分が多い光は、人のメラトニンの分泌量を減らす効果、つまり人を覚醒させる効果がある。また、第1主観的情報(前回入力された主観的情報)にユーザが目覚めるときの照明素子30が暗すぎることを示す情報が含まれている場合とは、ユーザが目覚めるときに覚醒できていない場合であることが多い。したがって、制御部20は、青色成分が少ない光を出力する照明素子の明るさを第1の制御内容におけるものよりもあまり明るくせず、青色成分が多い光を出力する照明素子の明るさを第1の制御内容におけるものよりも大きく明るくする。これにより、ユーザが目覚めるときにより覚醒させやすくなる。
本実施の形態に係る照明システム1は、照明装置10と、照明装置10に無線又は有線により接続された照明設定部40と、を備える。
これにより、照明素子30の制御内容を容易にユーザ好みのものにすることができる照明システム1を提供できる。
また、照明設定部40は、携帯端末である。
これにより、ユーザは携帯端末を使って手軽に照明素子30の制御内容を容易にユーザ好みのものにすることができる
(その他の実施の形態)
以上、実施の形態に係る照明装置10及び照明システム1について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態では、照明素子30は、第1の照明素子31、第2の照明素子32及び第3の照明素子33から構成されたが、これに限らない。例えば、照明素子30は、これらのうちの少なくとも1つから構成されてもよい。
また、例えば、上記実施の形態では、照明装置10は、照明素子30を備えたが、さらに、スピーカーを備えてもよい。これにより、所定のモードにおいて音を出力して、ユーザにより快適な目覚めをもたらしやすくし、ユーザの寝付きをより良くしてもよい。
また、例えば、上記実施の形態では、制御部20は、照明設定部40に入力された第1の制御内容(前回の制御内容)に対するユーザの感想を示す第1主観的情報に基づく第2の制御内容で照明素子30を動作させたが、これに限らない。例えば、制御部20は、照明設定部40に入力された過去の(例えば直近1週間等の)複数の制御内容のそれぞれに対応する複数の主観的情報に基づく制御内容(第2の制御内容)で照明素子30を動作させてもよい。これにより、制御内容がユーザ好みのものに収束しやすくなる。
また、例えば、上記実施の形態では、制御部20は、第1主観的情報に基づく第2の制御内容で照明素子30を動作させたが、これに限らない。前回の制御内容に対して今回の制御内容が良かったか否かをユーザが日々、主観的情報を照明設定部40に入力することで、照明素子30の所定のモードにおける制御内容は、ユーザの好みのものに近づいていく。そして、ユーザの主観的情報の入力がある程度行われると、照明素子30の所定のモードにおける制御内容は、ユーザの好みのものになり、ユーザは主観的情報を照明設定部40に入力する必要がなくなる。したがって、照明設定部40に第1主観的情報が入力されない場合には、制御部20は、第1の制御内容と同じ制御内容の第2の制御内容で照明素子30を動作させてもよい。
また、本発明は、照明装置10として実現できるだけでなく、照明装置10を構成する各構成要素が行うステップ(処理)を含む方法として実現できる。
例えば、それらのステップは、コンピュータ(コンピュータシステム)によって実行されてもよい。そして、本発明は、それらの方法に含まれるステップを、コンピュータに実行させるためのプログラムとして実現できる。さらに、本発明は、そのプログラムを記録したCD−ROM等である非一時的なコンピュータ読み取り可能な記録媒体として実現できる。
例えば、本発明が、プログラム(ソフトウェア)で実現される場合には、コンピュータのCPU、メモリ及び入出力回路等のハードウェア資源を利用してプログラムが実行されることによって、各ステップが実行される。つまり、CPUがデータをメモリ又は入出力回路等から取得して演算したり、演算結果をメモリ又は入出力回路等に出力したりすることによって、各ステップが実行される。
また、上記実施の形態の制御部20は、専用又は汎用の回路として実現されてもよい。
また、上記実施の形態の制御部20は、集積回路(IC:Integrated Circuit)であるLSI(Large Scale Integration)として実現されてもよい。
また、集積回路はLSIに限られず、専用回路又は汎用プロセッサで実現されてもよい。プログラム可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)、又は、LSI内部の回路セルの接続及び設定が再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサが、利用されてもよい。
さらに、半導体技術の進歩又は派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて、制御部20の集積回路化が行われてもよい。
その他、実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
1 照明システム
10 照明装置
20 制御部
30 照明素子
31 第1の照明素子
32 第2の照明素子
33 第3の照明素子
40 照明設定部
41 入力部
42 表示部

Claims (16)

  1. 本体と、
    前記本体に取り付けられた照明素子と、
    照明設定部から前記照明素子を所定のモードで動作させるための指示を受けることで第1の制御内容で前記照明素子を動作させ、次に前記指示を受けることで、前記照明設定部に入力された前記第1の制御内容に対するユーザの感想を示す第1主観的情報に基づく第2の制御内容で前記照明素子を動作させる制御部と、を備える
    照明装置。
  2. 前記照明設定部は、入力部を有し、
    前記制御部は、前記入力部が予め決められた操作を受けることで、前記指示を前記照明設定部から受ける
    請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記照明設定部は、表示部を有し、
    前記表示部は、前記制御部が前記照明素子を前記第1の制御内容で動作させた後に、ユーザに前記第1主観的情報を入力させるための表示をする
    請求項1又は2に記載の照明装置。
  4. 前記表示部は、前記制御部が前記照明素子を前記第2の制御内容で動作させた後に、ユーザに前記第2の制御内容に対するユーザの感想を示す第2主観的情報を入力させるための表示をし、
    当該表示には、前記制御部が前記照明素子を前記第1の制御内容で動作させた後に入力された前記第1主観的情報が含まれる
    請求項3に記載の照明装置。
  5. 前記所定のモードは、ユーザの起床予定時刻前に前記照明素子を特定の制御内容で動作させる起床モード、若しくは、ユーザの就寝予定時刻前に前記照明素子を特定の制御内容で動作させる就寝モード、又は、前記起床モード及び前記就寝モードの両方を含むモードである
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の照明装置。
  6. 前記照明素子は、前記本体が建築物に取り付けられる方向である背面側を照明する第1の照明素子から構成される
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の照明装置。
  7. 前記照明素子は、さらに、第2の照明素子から構成され、
    前記第1の照明素子及び前記第2の照明素子は、それぞれ独立して調色可能な照明素子である
    請求項6に記載の照明装置。
  8. 前記第2の照明素子は、前記背面側を照明する
    請求項7に記載の照明装置。
  9. 前記照明素子は、さらに、前記背面側とは反対の方向である前面側を照明する第3の照明素子から構成される
    請求項7又は8に記載の照明装置。
  10. 前記制御部は、前記所定のモードにおいて、前記第1の照明素子及び前記第2の照明素子の少なくとも一方を駆動させ、前記第3の照明素子を駆動させない
    請求項9に記載の照明装置。
  11. 前記制御部は、前記所定のモードにおいて、前記第1の照明素子及び前記第2の照明素子の少なくとも一方を駆動させ、前記第3の照明素子の明るさを徐々に低下させる
    請求項9に記載の照明装置。
  12. 前記制御部は、前記所定のモードにおいて、前記第1の照明素子及び前記第2の照明素子の少なくとも一方を駆動させ、前記第3の照明素子の明るさを徐々に上昇させる
    請求項9に記載の照明装置。
  13. 前記制御部は、
    前記第1主観的情報にユーザの好みの光が間接光であることを示す情報が含まれている場合には、前記第2の制御内容として、前記第3の照明素子の明るさを、前記第1の照明素子及び前記第2の照明素子の少なくとも一方の明るさよりも暗くし、
    前記第1主観的情報にユーザの好みの光が間接光でないことを示す情報が含まれている場合には、前記第2の制御内容として、前記第3の照明素子の明るさを、前記第1の照明素子及び前記第2の照明素子の少なくとも一方の明るさよりも明るくする
    請求項9〜12のいずれか1項に記載の照明装置。
  14. 前記制御部は、前記第1主観的情報にユーザが目覚めるときの前記照明素子が暗すぎることを示す情報が含まれている場合には、前記第1の照明素子及び前記第2の照明素子のうちの青色成分が少ない光を出力する照明素子に比べ、青色成分が多い光を出力する照明素子の、前記第1の制御内容での明るさに対する前記第2の制御内容での明るさの上昇率を大きくする
    請求項7〜13のいずれか1項に記載の照明装置。
  15. 請求項1〜14のいずれか1項に記載の照明装置と、
    前記照明装置に無線又は有線により接続された前記照明設定部と、を備える
    照明システム。
  16. 前記照明設定部は、携帯端末である
    請求項15に記載の照明システム。
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