JP6179713B2 - 照明装置、および照明方法 - Google Patents

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Description

本発明は、照明装置および照明方法に関し、特に、光刺激によって就寝者を快適に起床させることができる照明装置および照明方法に関するものである。
従来、住宅空間において、快適な起床を目的とする照明空間を実現するための手法がいくつか提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示された技術は、低照度光、中照度光、および高照度光の少なくとも3種類の照度の光を発生する光発生手段を用い、起床設定時刻の所定時間前から光を照射することによって、就寝者を快適に起床させるものである。
特開平7−318670号公報
ところで、光刺激に対する感受性には個人差があり、特定のユーザがまぶしいと感じる光刺激であっても、他のユーザはまぶしいと感じない場合がある。また、ユーザの体調や周辺環境等によってもユーザが感じる光刺激は異なる場合がある。
そこで、本発明は、ユーザの状況を考慮し、ユーザのより快適な起床を実現することができる照明装置等を提供する。
本発明の一態様に係る照明装置は、ユーザを起床させるための照明装置であって、発光部と、前記ユーザの起床希望時刻の設定を受け付ける設定受付部と、前記起床希望時刻よりも前の時刻である第1の時刻に前記発光部の発光を開始し、前記第1の時刻から前記起床希望時刻にかけて前記発光部の調光比を増加させる第1の制御パターンと、前記第1の時刻よりも前の時刻である第2の時刻に前記発光部の発光を開始し、前記第2の時刻から前記起床希望時刻にかけて前記発光部の調光比を増加させる第2の制御パターンとを選択的に実行する制御部とを備える。
また、例えば、前記第1の制御パターンにおける、前記第1の時刻よりも後の時刻である第3の時刻から前記起床希望時刻までの期間内の前記発光部の調光比の時間変化は、前記第2の制御パターンにおける、前記第3の時刻から前記起床希望時刻までの期間内の前記発光部の調光比の時間変化と同一であってもよい。
また、例えば、(1)前記第1の制御パターンにおいて前記発光部が照射する光の前記ユーザの顔面付近における照度の、前記第1の時刻から前記第3の時刻までの期間における最大値、および、(2)前記第2の制御パターンにおいて前記発光部が照射する光の前記ユーザの顔面付近における照度の、前記第2の時刻から前記第3の時刻までの期間における最大値、のそれぞれは、50lux以下であってもよい。
また、例えば、(1)前記第1の制御パターンにおける前記発光部の調光比の単位時間あたりの変化量の、前記第1の時刻から前記第3の時刻までの期間における最大値、および、(2)前記第2の制御パターンにおける前記発光部の調光比の単位時間あたりの変化量の、前記第2の時刻から前記第3の時刻までの期間における最大値、のそれぞれは、0.27以下であってもよい。
また、例えば、前記第3の時刻から前記起床希望時刻までの期間は、少なくとも5分以上であってもよい。
また、例えば、前記第1の時刻から前記起床希望時刻までの期間、および、前記第2の時刻から前記起床希望時刻までの期間のそれぞれは、5分以上150分未満であってもよい。
また、例えば、さらに、前記制御部に日付を通知する計時部を備え、前記制御部は、前記計時部によって通知される日付に応じて、前記第1の制御パターンと、前記第2の制御パターンとを選択的に実行してもよい。
また、例えば、前記設定受付部は、さらに、前記ユーザの就寝時刻の設定を受け付け、前記制御部は、前記設定受付部が受け付けた前記就寝時刻が所定の時刻よりも後の時刻である場合は、前記第1の制御パターンを実行し、前記設定受付部が受け付けた前記就寝時刻が前記所定の時刻以前の時刻である場合は、前記第2の制御パターンを実行してもよい。
また、例えば、さらに、前記ユーザの就寝時刻を検出する就寝時刻検出部を備え、前記制御部は、前記就寝時刻検出部が検出した前記就寝時刻が所定の時刻よりも後の時刻である場合は、前記第1の制御パターンを実行し、前記設定受付部が受け付けた前記就寝時刻が前記所定の時刻以前の時刻である場合は、前記第2の制御パターンを実行してもよい。
また、例えば、さらに、前記起床希望時刻および前記就寝時刻の差から前記ユーザの睡眠時間を算出する睡眠時間算出部を備え、前記制御部は、前記睡眠時間算出部が算出した前記睡眠時間が所定の時間よりも短い場合は、前記第1の制御パターンを実行し、前記睡眠時間算出部が算出した前記睡眠時間が所定の時間以上である場合は、前記第2の制御パターンを実行してもよい。
また、例えば、前記設定受付部は、さらに、前記ユーザの性別および前記ユーザの年齢の少なくとも一方を含む情報であるユーザ属性を受け付け、前記制御部は、前記設定受付部が受け付けた前記ユーザ属性に応じて、前記第1の制御パターンと、前記第2の制御パターンとを選択的に実行してもよい。
また、例えば、前記第1の制御パターンおよび前記第2の制御パターンのそれぞれにおいて、任意の時刻における前記発光部の調光比は、当該任意の時刻よりも後の時刻における前記発光部の調光比以下であってもよい。
また、例えば、さらに、前記起床希望時刻にアラーム音を出力するアラーム音出力部を備えてもよい。
また、例えば、前記照明装置は、前記ユーザの寝室において用いられてもよい。
また、本発明の一態様に係る照明方法は、発光部を備える照明装置が行う、ユーザを起床させるための照明方法であって、前記ユーザの起床希望時刻の設定を受け付ける設定受付ステップと、前記起床希望時刻よりも前の時刻である第1の時刻に前記発光部の発光を開始し、前記第1の時刻から前記起床希望時刻にかけて前記発光部の調光比を増加させる第1の制御パターンと、前記第1の時刻よりも前の時刻である第2の時刻に前記発光部の発光を開始し、前記第2の時刻から前記起床希望時刻にかけて前記発光部の調光比を増加させる第2の制御パターンとを選択的に実行する制御ステップとを含む。
本発明によれば、ユーザの状況を考慮し、ユーザのより快適な起床を実現することができる。
図1は、実施の形態1に係る照明装置の概要を示す図である。 図2は、実施の形態1に係る照明装置の機能構成を示すブロック図である。 図3は、第1の制御パターンおよび第2の制御パターンにおける調光比の時間変化を示す図である。 図4は、実施の形態1に係る起床に関する実験の結果を示すグラフである。 図5は、実施の形態1に係る起床に関する実験において、被験者が起床希望時刻前に起床した場合の顔面照度をまとめた表である。 図6は、制御パターンにおける調光比の単位時間あたりの変化量を説明するための図である。 図7は、実施の形態1に係る照明装置の動作のフローチャートである。 図8は、照明装置のその他の形態を説明するための図である。
(本発明の基礎となった知見)
背景技術で説明したように、従来、ユーザの快適な起床を実現するための照明装置が提案されている。
特許文献1には、低照度光、中照度光、および高照度光の少なくとも3種類の照度の光を発生する照明装置が開示されている。特許文献1に記載された照明装置は、起床設定時刻にユーザを起床させるために、起床設定時刻の所定時間前から照度を連続的に変化させる制御を行う。具体的には、特許文献1に記載された照明装置は、制御開始直後の時間帯には低照度光を照射し、起床前の時間帯には中照度光を照射し、起床直前の時間帯に高照度光を照射し、起床設定時刻には、さらに音を発生させ、ユーザを快適に起床させる。なお、特許文献1には、低照度光の照度は、250lux以下であり、中照度光の照度は、200−1000luxであり、高照度光の照度は、1000lux以上であると記載されている。
上記のような照明装置は、ユーザに光刺激を与えることによってユーザを起床させるが、一方で、光刺激に対する感受性には個人差がある。つまり、特定のユーザがまぶしいと感じる光刺激であっても、他のユーザはまぶしいと感じない場合がある。
このため、特定のユーザにとって最適化された照度制御を行った場合、光刺激に対する感受性の高いユーザは、起床設定時刻よりも前の時刻に起床してしまう。このことから、ユーザ一人一人が光を照射するタイミングおよび光の照射時間を設定することができる構成の照明装置が考えられる。
しかしながら、ユーザの快適な起床を実現するためには、室内に窓から差し込む外光や、隣室からの漏れ光など、照明装置以外の光の要因を考慮した照度制御を行う必要がある。ユーザが自由に光を照射するタイミングおよび光の照射時間を設定した場合、急激な照度変化などによって、不快な起床を引き起こす可能性が考えられる。
本発明は、このような発明者らの知見に基づきなされたものであって、光感受性の個人差や、照明装置以外の光の要因を考慮し、ユーザのより快適な起床を実現することができる照明装置を提供するものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示したものではない。
なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
(実施の形態1)
まず、実施の形態1に係る照明装置の概要について説明する。
図1は、実施の形態1に係る照明装置の概要を示す図である。
図1に示される照明装置100は、電気スタンド型の照明装置であって、ユーザ200の枕元に設けられている。照明装置100は、ユーザ200を起床させるための発光部101の調光比の制御である起床制御を行う。照明装置100は、例えば、ユーザ200の寝室に設置される。
ユーザ200は、例えば、照明装置100の入力部106(入力ボタン)を通じて起床希望時刻(起床設定時刻)を入力する。これにより、照明装置100は、起床希望時刻よりも所定時間前の時刻から起床制御を行う。具体的には、照明装置100の制御部は、上記所定時間前の時刻から起床希望時刻までの期間において、発光部101の調光比を漸増させる制御を行う。
ここで、照明装置100は、上記起床制御として、第1の制御パターンと、第1の制御パターンとは制御が開始される時刻が異なる第2の制御パターンとを選択的に実行する点が特徴である。このように、照明装置100は、少なくとも2つの制御パターンを備えるため、ユーザの状況を考慮し、ユーザのより快適な起床を実現することができる。
以下、照明装置100の詳細について説明する。まず、照明装置100の機能構成について説明する。
図2は、照明装置100の機能構成を示すブロック図である。
図2に示されるように、照明装置100は、発光部101と、設定受付部102と、制御部103と、計時部104と、アラーム音出力部105とを備える。また、照明装置100は、入力部106(ユーザ属性入力部106a、就寝時刻入力部106b、および起床時刻入力部106c)と、記憶部108と、就寝時刻検出部109と、睡眠時間算出部110と、表示部111とを備える。
発光部101は、可視光を照射する光源であり、制御部103の制御により発光する。発光部101は、具体的には、LED(Light Emitting Diode)等の半導体発光素子からなる光源や、有機EL(Electro Luminescence)等の固体発光素子からなる光源であるが、その他の光源であってもよい。
設定受付部102は、ユーザ200の起床希望時刻の設定を受け付ける。具体的には、設定受付部102は、ユーザ200が起床時刻入力部106cを通じて入力する起床希望時刻の設定を受け付ける。
なお、実施の形態1では、設定受付部102は、さらに、ユーザ200の就寝時刻の設定およびユーザ200のユーザ属性(ユーザ200の性別およびユーザ200の年齢の少なくとも一方を含む情報)を受け付ける。ユーザ200の就寝時刻は、就寝時刻入力部106bを通じて入力され、ユーザ属性は、ユーザ属性入力部106aを通じて入力される。就寝時刻およびユーザ属性は、制御部103の制御パターンの切り替えの判断に用いられる。また、設定受付部102は、照明装置100の初期設定時に、照明装置100が設置される場所のタイムゾーン(国および地域)の設定を受け付けてもよい。
制御部103は、第1の制御パターンと、第2の制御パターンとを選択的に実行する。
第1の制御パターンは、起床希望時刻よりも所定時間前の時刻である第1の時刻に発光部101の発光を開始し、第1の時刻から起床希望時刻にかけて発光部101の調光比を増加させる制御パターンである。第1の時刻から起床希望時刻にかけて発光部101の調光比を増加させる。
第2の制御パターンは、第1の時刻よりもさらに所定時間前の時刻である第2の時刻に発光部101の発光を開始し、第2の時刻から起床希望時刻にかけて発光部101の調光比を増加させる制御パターンである。第1の制御パターンは、第2の制御パターンよりも光の照射時間が短いため、第1の制御パターンは、第2の制御パターンよりもユーザ200を起こしにくい制御であるといえる。
制御部103は、例えば、PWM(Pulse Width Modulation)制御により発光部101の調光を行うが、いわゆるアナログ調光制御により発光部101の調光を行ってもよい。制御部103は、具体的には、マイクロコンピュータなどによって実現される。なお、調光比とは、発光部101の最大輝度に対する輝度の割合を意味し、制御部103がPWM制御を行う場合には、PWM信号のデューティ比により定められる。
計時部104は、制御部103に時刻および日付を通知する。計時部104は、具体的には、いわゆるリアルタイムクロックなどのクロック回路である。なお、計時部104は、タイムゾーンごとに時刻および日付を認識できる構成であってもよい。また、ここでの日付には、少なくとも月(month)と日(day)とが含まれる。
アラーム音出力部105は、制御部103の制御に基づいて、起床希望時刻にアラーム音を出力する。アラーム音出力部105は、例えば、ブザーやスピーカ等である。アラーム音出力部105がアラーム音を出力することにより、ユーザ200は、起床希望時刻に確実に起床することができる。
入力部106(ユーザ属性入力部106a、就寝時刻入力部106b、および起床時刻入力部106c)は、ユーザ200が起床希望時刻、就寝時刻、およびユーザ属性を入力する入力インターフェースである。実施の形態1では、入力部106は、図1に示されるようなボタン式のスイッチであるが、スライド式のスイッチや、タッチパネル等、どのような態様であってもよい。
記憶部108には、制御部103が実行する制御パターン(第1の制御パターンおよび第2の制御パターンを実行するための情報)や、制御パターンの選択基準が記憶される。記憶部108は、具体的には、例えば、FLASHメモリなどの半導体メモリ、または強誘電体メモリなどである。
就寝時刻検出部109は、ユーザ200の就寝時刻を検出する。就寝時刻検出部109は、具体的には、寝具上や寝具下に設置された圧電センサであり、例えば、ユーザ200の体動の量が所定の閾値未満となった時刻をユーザ200の就寝時刻として検出する。なお、就寝時刻検出部109は、ユーザ200の腕等に装着された加速度センサからユーザの体動の量を取得するような構成により、ユーザ200の就寝時刻を検出してもよい。また、就寝時刻検出部109は、ユーザ200が就寝時に消灯した時刻を就寝時刻として検出してもよい。なお、就寝時刻は、上述のように制御部103の制御パターンの切り替えの判断に用いられる。
睡眠時間算出部110は、設定受付部102が受け付けた、起床希望時刻および就寝時刻の差からユーザの睡眠時間を算出する。なお、睡眠時間の算出に用いられる就寝時刻は、就寝時刻検出部109が検出したものであってもよい。睡眠時間は、上述のように制御部103の制御パターンの切り替えの判断に用いられる。
表示部111は、現在時刻や、ユーザ200が設定した起床希望時刻などを表示する表示パネルである。表示部111は、例えば、液晶パネルや、有機EL(Electro Luminescence)パネルである。
次に、第1の制御パターンおよび第2の制御パターンの詳細について説明する。
図3は、第1の制御パターンおよび第2の制御パターンにおける調光比の時間変化を示す図である。図3の(a)は、第1の制御パターンにおける調光比の時間変化を示す図であり、図3の(b)は、第2の制御パターンにおける調光比の時間変化を示す図である。なお、以下の説明では、調光比の時間変化を制御パターンとも記載する。
図3の(a)に示されるように、第1の制御パターンは、第1の時刻T1に開始され、起床希望時刻T0に終了する。なお、図3の(a)では、第1の時刻T1よりも前の時間帯には、発光部101は、消灯しているものする。また、図3の(a)では、図示されないが、発光部101は、基本的には起床希望時刻T0以降も発光を継続する。
また、図3の(b)に示されるように、第2の制御パターンは、第1の時刻T1よりも後の時刻である第2の時刻T2に開始され、起床希望時刻T0に終了する。なお、図3の(b)では、図示されないが、発光部101は、基本的には起床希望時刻T0以降も発光を継続する。
第1の制御パターンおよび第2の制御パターンのいずれの制御においても、調光比は、時間の経過と共に漸増する。より詳細には、第1の制御パターンおよび第2の制御パターンのいずれの制御においても、制御中の任意の時刻における発光部101の調光比は、当該任意の時刻よりも後の時刻における発光部101の調光比以下である(後述する制御パターンの前半部においては、制御中の任意の時刻における発光部101の調光比は、当該任意の時刻よりも後の時刻における発光部101の調光比と等しくなる場合がある。)。
実施の形態1において、第1の制御パターンが行われる期間(第1の時刻T1から起床希望時刻T0までの期間)、および、第2の制御パターンが行われる期間(第2の時刻T2から起床希望時刻T0までの期間)のそれぞれは、5分以上150分未満に設定されている。これは、起床制御(漸増光照射)を行う照明装置において一般的な値である。このような設定により、起床制御が適切な長さの期間に行われるため、ユーザ200の不快な目覚めを防ぐことができる。
また、第1の制御パターンおよび第2の制御パターンは、それぞれ第3の時刻T3を境に前半部と後半部とに分かれている。
ここで、第1の制御パターンの後半部と、第2の制御パターンの後半部とは、ユーザ200を快適に起床させるために様々な要因を考慮した上で予め設定された制御パターンである。したがって、照明装置100のように制御部103が制御パターンを切り替え可能な場合、各制御パターンの後半部は、制御パターンの開始時刻(以下、制御開始時刻または照射開始時刻とも記載する)に関係なく固定される。つまり、第1の制御パターンの後半部と、第2の制御パターンの後半部とは、実質的に同一の制御パターンである。
言い換えれば、第1の制御パターンにおける、第3の時刻T3から起床希望時刻T0までの期間内の発光部101の調光比の時間変化は、第2の制御パターンにおける、第3の時刻T3から起床希望時刻T0までの期間内の発光部101の調光比の時間変化と同一である。
このように、複数の制御パターンにおいて、制御パターンの後半部を共通化することで、制御パターンの前半部の長さを変更した場合であってもユーザ200に安定して快適な起床を提供できることが実験的に確かめられている。
なお、実施の形態1では、第1の制御パターンおよび第2の制御パターンのそれぞれの制御パターンにおいて、後半部の長さ(第3の時刻T3から起床希望時刻T0までの期間)は、少なくとも5分以上に設定されている。このように、後半部の長さを一定以上の期間とすることで、時間をかけて制御パターンが実行され、ユーザ200のより良い起床が促される。
一方、第1の制御パターンの前半部と、第2の制御パターンの前半部とは、ユーザ200の最終的な起床の予備段階にあたるため、調光比がユーザ200を起床させない程度に設定された制御パターンである。したがって、照明装置100のように制御部103が制御パターンを切り替え可能な場合、各制御パターンの前半部は、ユーザ200の光刺激に対する感度に応じて変更されてもよいものと考えられる。
実施の形態1では、第2の制御パターンの前半部は、第1の制御パターンの前半部をそれぞれの制御開始時刻に応じて引き伸ばした制御パターンとなっている。具体的には、第1の時刻T1から第3の時刻T3までの時間をTa、第2の時刻T2から第3の時刻T3までの時間をTbとすると、第2の制御パターンの前半部は、第1の制御パターンの前半部の時間をTb/Taに引き伸ばしたものとなる。
なお、図3に示される第1の制御パターンおよび第2の制御パターンは、前半部と後半部との境界において調光比が連続しているが、前半部と後半部との境界において調光比が連続しなくてもよい。
ところで、上述のように、第1の制御パターンの前半部および第2の制御パターンの前半部においては、ユーザ200を起床させない程度に光刺激を与える必要がある。以下、この点についての実験結果について説明する。
実験では、起床希望時刻の30分前から一定の照度で光を被験者の顔面に照射し続けた場合に、当該被験者が起床した時間を測定した。被験者は、男性3名、女性2名の計5名であり、各被験者について、異なる複数の照度にて複数回の実験を行った。なお、この実験における照度は、被験者の顔面付近の照度(以下、顔面照度とも記載する。)で表されるものとする。
図4は、上記実験結果を示すグラフである。図4において縦軸は顔面照度(lux:ルクス)であり、横軸は照射開始時刻を0として被験者が目覚めた時間(min:分)である。なお、図4において起床希望時刻(横軸の30min)上にプロットされた点は、被験者が起床希望時刻前に起床しなかったことを示す。
図5は、上記実験結果において、被験者が起床希望時刻前に起床した場合の顔面照度をまとめた表である。
図5に示されるように、被験者が起床希望時刻前に起床した場合の顔面照度の平均値(AVE)は、24.5luxであり、顔面照度の標準偏差(σ)は、11.9である。AVE+2σを想定した場合、第1の制御パターンの前半部および第2の制御パターンの前半部においては、顔面照度を50lux以下とすることが望ましい。
つまり、第1の制御パターンにおいて発光部101が照射する光のユーザ200の顔面付近における照度の、第1の時刻T1から第3の時刻T3までの期間における最大値は、50lux以下であることが望ましい。同様に、第2の制御パターンにおいて発光部101が照射する光のユーザ200の顔面付近における照度の、第2の時刻T2から第3の時刻T3までの期間における最大値は、50lux以下であることが望ましい。
これにより、ユーザ200が必要以上の光刺激を受けることがなくなり、ユーザ200が起床希望時刻前に起床する可能性を低減することができ、ユーザ200のより良い起床が促される。
また、第1の制御パターンの前半部および第2の制御パターンの前半部における照度(調光比)は、調光比の単位時間あたりの変化量(時間微分値)によって定められてもよい。
図6は、制御パターンにおける調光比の単位時間あたりの変化量を説明するための図である。なお、図6に示される制御パターンは、第1の制御パターンおよび第2の制御パターンとは、前半部が異なる別の制御パターンである。しかしながら、図6に示される制御パターンの後半部は、図3を用いて説明した第1の制御パターンおよび第2の制御パターンと実質的に同一である。
上述のように、第1の制御パターンの前半部および第2の制御パターンの前半部においては、顔面照度を50lux以下とすることが望ましい。一方で、一般的な照明装置により照射される光の顔面照度は、調光比100%の場合に、100lux程度である。
したがって、一般的な照明装置において顔面照度50luxは、調光比50%に相当すると考えられる。ここで、図6に示されるように、調光比50%のときの、調光比の単位時間あたりの変化量は、0.27である。このため、第1の制御パターンの前半部および第2の制御パターンの前半部においては、調光比の単位時間あたりの変化量の最大値が0.27以下となることが望ましい。
つまり、第1の制御パターンにおける発光部101の調光比の単位時間あたりの変化量の、第1の時刻T1から第3の時刻T3までの期間における最大値は、0.27以下であることが望ましい。同様に、第2の制御パターンにおける発光部101の調光比の単位時間あたりの変化量の、第2の時刻T2から第3の時刻T3までの期間における最大値は、0.27以下であることが望ましい。
これにより、ユーザ200が急激な照度の変化に基づく光刺激を受けることがなくなり、ユーザ200が起床希望時刻前に起床する可能性を低減することができ、ユーザ200のより良い起床が促される。
以上、第1の制御パターンおよび第2の制御パターンの詳細について説明した。続いて、照明装置100の動作について説明する。
図7は、照明装置100の動作のフローチャートである。
まず、照明装置100の設定受付部102は、ユーザ200の起床希望時刻の設定を受け付ける(S101)。
次に、制御部103は、パラメータが第1の制御パターンの選択基準を満たすかどうかを判断する(S102)。ここで、パラメータは、計時部104によって通知される日付や、設定受付部102が受け付ける就寝時刻、起床希望時刻、およびユーザ属性、睡眠時間算出部110が算出する睡眠時間などである。また、選択基準は、パラメータごとに設定される。
パラメータが第1の制御パターンの選択基準を満たす場合(S102でYes)、制御部103は、第1の制御パターンを実行する(S103)。すなわち、第1の時刻T1に制御パターンを開始する。
パラメータが第1の制御パターンの選択基準を満たさない場合(S102でNo)、制御部103は、第2の制御パターンを実行する(S104)。すなわち、第2の時刻T2に制御パターンを開始する。
そして、起床希望時刻には、制御部103は、アラーム音出力部105にアラーム音を出力させる(S105)。
ここで、パラメータおよび選択基準について説明する。
パラメータが、計時部104によって通知される日付である場合、計時部104によって通知される日付が所定の日付であるか否かが選択基準となる。このとき、制御部103は、計時部104によって通知される日付に応じて、第1の制御パターンと、第2の制御パターンとを選択的に実行する。
これにより、制御部103は、季節に応じて、第1の制御パターンと、第2の制御パターンとを選択的に実行することができる。例えば、日本では、夏場は日の出の時刻が早く、冬場は日の出の時刻が遅い。よって、日の出の時刻に制御パターンの照射開始時刻を近づけることで、ユーザ200のより快適な起床を促すことができる。
すなわち、上記所定の日付は、日本では、冬季(例えば、10月〜3月)に設定される。制御部103は、計時部104によって通知される日付が冬季(10月〜3月)に含まれる場合、照射開始時刻が遅い第1の制御パターンを実行し、計時部104によって通知される日付が夏季(4月〜9月)に含まれる場合、照射開始時刻が早い第2の制御パターンを実行する。なお、上記所定の日付は、タイムゾーンに応じて個別に設定される。
パラメータが、設定受付部102が受け付けた就寝時刻である場合、設定受付部102が受け付けた就寝時刻が所定の時刻よりも後の時刻であるか否かが判断基準となる。
制御部103は、設定受付部102が受け付けた就寝時刻が所定の時刻よりも後の時刻である場合は、第1の制御パターンを実行し、設定受付部102が受け付けた就寝時刻が所定の時刻以前の時刻である場合は、第2の制御パターンを実行する。
これにより、就寝時刻が遅く、睡眠時間が短いと考えられる場合には、照射開始時刻が遅くユーザ200を起こしにくい第1の制御が実行されるため、ユーザ200のより快適な起床を促すことができる。なお、就寝時刻は、就寝時刻検出部109が検出したものであってもよい。
パラメータが、睡眠時間算出部110が算出した睡眠時間である場合、睡眠時間算出部110が算出した睡眠時間が所定の時間よりも短いか否かが判断基準となる。
制御部103は、睡眠時間算出部110が算出した睡眠時間が所定の時間よりも短い場合は、第1の制御パターンを実行し、睡眠時間算出部110が算出した睡眠時間が所定の時間以上である場合は、第2の制御パターンを実行する。
これにより、睡眠時間が短いときには、照射開始時刻が遅くユーザ200を起こしにくい第1の制御が実行されるため、ユーザ200のより快適な起床を促すことができる。
パラメータが、設定受付部102が受け付けたユーザ属性である場合、ユーザ属性が所定の条件を満たすか否かが判断基準となる。このとき、制御部103は、設定受付部102が受け付けたユーザ属性に応じて、第1の制御パターンと、第2の制御パターンとを選択的に実行する。
例えば、ユーザ属性がユーザ200の年齢を示す情報である場合、ユーザ属性が示す年齢が所定の範囲に含まれているか否かが判断基準となる。また、例えば、ユーザ属性がユーザ200の性別を示す情報である場合、ユーザ属性が示す性別が判断基準となる。
一般に、ユーザ200の年齢が高いほど、睡眠は浅くなり睡眠時間を確保することが重要となる。したがって、ユーザ属性がユーザ200の年齢を示す情報である場合は、例えば、ユーザ属性が示す年齢が所定の年齢以上であるか否かが判断基準として用いられる。
すなわち、この場合、制御部103は、設定受付部102が受け付けたユーザ属性が示す年齢が所定の年齢以上である場合は、第1の制御パターンを実行する。また、制御部103は、設定受付部102が受け付けたユーザ属性が示す年齢が所定の年齢未満である場合は、第2の制御パターンを実行する。
パラメータが、設定受付部102が受け付けた就寝希望時刻である場合、設定受付部102が受け付けた起床希望時刻が所定の時刻よりも前の時刻であるか否かが判断基準となる。
制御部103は、設定受付部102が受け付けた起床希望時刻が所定の時刻よりも前の時刻である場合は、第1の制御パターンを実行し、設定受付部102が受け付けた就寝時刻が所定の時刻以降の時刻である場合は、第2の制御パターンを実行する。
これにより、起床希望時刻が早く、睡眠時間が短いと考えられる場合には、照射開始時刻が遅くユーザ200を起こしにくい第1の制御が実行されるため、ユーザ200のより快適な起床を促すことができる。
以上、制御部103の制御パターンの切り替えのためのパラメータおよび選択基準について説明したが、上記パラメータおよび選択基準は、一例であり、説明したパラメータおよび選択基準に限定されるものではない。例えば、上記パラメータを複数組み合わせて制御部103の制御パターンの切り替えの判断が行われてもよい。
また、上記のようなパラメータおよび選択基準を用いず、ユーザ200が入力部106を通じて第1の制御パターンおよび第2の制御パターンのいずれかを直接指定する構成であってもよい。
以上、実施の形態1に係る照明装置100について説明した。照明装置100は、少なくとも2以上の制御パターンを備えるため、ユーザ200の状況を考慮し、ユーザ200のより快適な起床を実現することができる。
なお、実施の形態1では、制御部103は、2種類の制御パターンを選択的に実行したが、3種類以上の制御パターンを選択的に実行してもよい。
(その他の実施の形態)
本発明は、実施の形態1で説明した形態に限定されるものではない。実施の形態1では、照明装置100は、電気スタンド型の照明装置として説明したが、その他の形態の照明装置として実現されてもよい。その他の形態の照明装置とは、例えば、シーリングライト、ベースライト、ダウンライト、スポットライトなどである。
図8は、照明装置のその他の形態を説明するための図である。
図8に示されるように、照明装置100aは、シーリングライトであり、ユーザ200は、リモートコントローラ100bによって照明装置100aを点灯または消灯させる。
照明装置100a(およびリモートコントローラ100b)の機能ブロック図については、図2で説明したものと同様である。なお、図2に示される構成要素のうち、照明装置100aは、少なくとも発光部101、設定受付部102、および、制御部103を備え、リモートコントローラ100bは、少なくとも入力部106および表示部111を備える。その他の各構成要素については、照明装置100aにおいて実現されてもよいし、リモートコントローラ100bにおいて実現されてもよい。
ユーザ200は、就寝前にリモートコントローラ100bの入力部106(入力ボタン)を通じて起床希望時刻を入力する。そして、照明装置100aは、照明装置100と同様に、第1の制御パターンと、第2の制御パターンとを選択的に実行する。よって、照明装置100aは、照明装置100と同様に、光感受性の個人差を考慮し、ユーザのより快適な起床を実現することができる。
なお、図8に示されるような構成において、リモートコントローラ100bに代えて、スマートフォンやタブレット端末などの情報通信端末が用いられてもよい。この場合、本発明は、照明装置100aと、情報通信端末とを備える照明システムとして実現されてもよい。
また、本発明は、照明装置が行う、ユーザを起床させるための照明方法として実現されてもよい。
なお、上記各実施の形態において、各構成要素は、専用のハードウェアで構成されるか、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPUまたはプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスクまたは半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。
なお、本発明の包括的または具体的な態様は、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたはコンピュータ読み取り可能なCD−ROMなどの記録媒体で実現されてもよい。また、本発明の包括的または具体的な態様は、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラムおよび記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
以上、一つまたは複数の態様に係る照明装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、一つまたは複数の態様の範囲内に含まれてもよい。
100、100a 照明装置
100b リモートコントローラ
101 発光部
102 設定受付部
103 制御部
104 計時部
105 アラーム音出力部
106 入力部
106a ユーザ属性入力部
106b 就寝時刻入力部
106c 起床時刻入力部
108 記憶部
109 就寝時刻検出部
110 睡眠時間算出部
111 表示部
T0 起床希望時刻
T1 第1の時刻
T2 第2の時刻
T3 第3の時刻

Claims (14)

  1. ユーザを起床させるための照明装置であって、
    発光部と、
    前記ユーザの起床希望時刻の設定を受け付ける設定受付部と、
    前記起床希望時刻よりも前の時刻である第1の時刻に前記発光部の発光を開始し、前記第1の時刻から前記起床希望時刻にかけて前記発光部の調光比を増加させる第1の制御パターンと、前記第1の時刻よりも前の時刻である第2の時刻に前記発光部の発光を開始し、前記第2の時刻から前記起床希望時刻にかけて前記発光部の調光比を増加させる第2の制御パターンとを選択的に実行する制御部とを備え
    前記第1の制御パターンにおける、前記第1の時刻よりも後の時刻である第3の時刻から前記起床希望時刻までの期間内の前記発光部の調光比の時間変化は、前記第2の制御パターンにおける、前記第3の時刻から前記起床希望時刻までの期間内の前記発光部の調光比の時間変化と同一である
    照明装置。
  2. (1)前記第1の制御パターンにおいて前記発光部が照射する光の前記ユーザの顔面付近における照度の、前記第1の時刻から前記第3の時刻までの期間における最大値、および、(2)前記第2の制御パターンにおいて前記発光部が照射する光の前記ユーザの顔面付近における照度の、前記第2の時刻から前記第3の時刻までの期間における最大値、のそれぞれは、50lux以下である
    請求項に記載の照明装置。
  3. (1)前記第1の制御パターンにおける前記発光部の調光比の時間微分値の、前記第1の時刻から前記第3の時刻までの期間における最大値、および、(2)前記第2の制御パターンにおける前記発光部の調光比の時間微分値の、前記第2の時刻から前記第3の時刻までの期間における最大値、のそれぞれは、0.27以下である
    請求項1または2に記載の照明装置。
  4. 前記第3の時刻から前記起床希望時刻までの期間は、少なくとも5分以上である
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の照明装置。
  5. 前記第1の時刻から前記起床希望時刻までの期間、および、前記第2の時刻から前記起床希望時刻までの期間のそれぞれは、5分以上150分未満である
    請求項1〜のいずれか1項に記載の照明装置。
  6. ユーザを起床させるための照明装置であって、
    発光部と、
    前記ユーザの起床希望時刻の設定を受け付ける設定受付部と、
    前記起床希望時刻よりも前の時刻である第1の時刻に前記発光部の発光を開始し、前記第1の時刻から前記起床希望時刻にかけて前記発光部の調光比を増加させる第1の制御パターンと、前記第1の時刻よりも前の時刻である第2の時刻に前記発光部の発光を開始し、前記第2の時刻から前記起床希望時刻にかけて前記発光部の調光比を増加させる第2の制御パターンとを選択的に実行する制御部と、
    前記制御部に日付を通知する計時部を備え、
    前記制御部は、前記計時部によって通知される日付に応じて、前記第1の制御パターンと、前記第2の制御パターンとを選択的に実行する
    明装置。
  7. ユーザを起床させるための照明装置であって、
    発光部と、
    前記ユーザの起床希望時刻の設定を受け付ける設定受付部と、
    前記起床希望時刻よりも前の時刻である第1の時刻に前記発光部の発光を開始し、前記第1の時刻から前記起床希望時刻にかけて前記発光部の調光比を増加させる第1の制御パターンと、前記第1の時刻よりも前の時刻である第2の時刻に前記発光部の発光を開始し、前記第2の時刻から前記起床希望時刻にかけて前記発光部の調光比を増加させる第2の制御パターンとを選択的に実行する制御部とを備え、
    前記設定受付部は、さらに、前記ユーザの就寝時刻の設定を受け付け、
    前記制御部は、前記設定受付部が受け付けた前記就寝時刻が所定の時刻よりも後の時刻である場合は、前記第1の制御パターンを実行し、前記設定受付部が受け付けた前記就寝時刻が前記所定の時刻以前の時刻である場合は、前記第2の制御パターンを実行する
    明装置。
  8. ユーザを起床させるための照明装置であって、
    発光部と、
    前記ユーザの起床希望時刻の設定を受け付ける設定受付部と、
    前記起床希望時刻よりも前の時刻である第1の時刻に前記発光部の発光を開始し、前記第1の時刻から前記起床希望時刻にかけて前記発光部の調光比を増加させる第1の制御パターンと、前記第1の時刻よりも前の時刻である第2の時刻に前記発光部の発光を開始し、前記第2の時刻から前記起床希望時刻にかけて前記発光部の調光比を増加させる第2の制御パターンとを選択的に実行する制御部と、
    前記ユーザの就寝時刻を検出する就寝時刻検出部を備え、
    前記制御部は、前記就寝時刻検出部が検出した前記就寝時刻が所定の時刻よりも後の時刻である場合は、前記第1の制御パターンを実行し、前記設定受付部が受け付けた前記就寝時刻が前記所定の時刻以前の時刻である場合は、前記第2の制御パターンを実行する
    明装置。
  9. さらに、前記起床希望時刻および前記就寝時刻の差から前記ユーザの睡眠時間を算出する睡眠時間算出部を備え、
    前記制御部は、前記睡眠時間算出部が算出した前記睡眠時間が所定の時間よりも短い場合は、前記第1の制御パターンを実行し、前記睡眠時間算出部が算出した前記睡眠時間が所定の時間以上である場合は、前記第2の制御パターンを実行する
    請求項7または8に記載の照明装置。
  10. ユーザを起床させるための照明装置であって、
    発光部と、
    前記ユーザの起床希望時刻の設定を受け付ける設定受付部と、
    前記起床希望時刻よりも前の時刻である第1の時刻に前記発光部の発光を開始し、前記第1の時刻から前記起床希望時刻にかけて前記発光部の調光比を増加させる第1の制御パターンと、前記第1の時刻よりも前の時刻である第2の時刻に前記発光部の発光を開始し、前記第2の時刻から前記起床希望時刻にかけて前記発光部の調光比を増加させる第2の制御パターンとを選択的に実行する制御部とを備え、
    前記設定受付部は、さらに、前記ユーザの年齢を示す情報を受け付け、
    前記制御部は、前記設定受付部が受け付けた前記ユーザの年齢を示す情報に応じて、前記第1の制御パターンと、前記第2の制御パターンとを選択的に実行する
    明装置。
  11. 前記第1の制御パターンおよび前記第2の制御パターンのそれぞれにおいて、任意の時刻における前記発光部の調光比は、当該任意の時刻よりも後の時刻における前記発光部の調光比以下である
    請求項1〜10のいずれか1項に記載の照明装置。
  12. さらに、前記起床希望時刻にアラーム音を出力するアラーム音出力部を備える
    請求項1〜11のいずれか1項に記載の照明装置。
  13. 前記照明装置は、前記ユーザの寝室において用いられる
    請求項1〜12のいずれか1項に記載の照明装置。
  14. 発光部を備える照明装置が行う、ユーザを起床させるための照明方法であって、
    前記ユーザの起床希望時刻の設定を受け付ける設定受付ステップと、
    前記起床希望時刻よりも前の時刻である第1の時刻に前記発光部の発光を開始し、前記第1の時刻から前記起床希望時刻にかけて前記発光部の調光比を増加させる第1の制御パターンと、前記第1の時刻よりも前の時刻である第2の時刻に前記発光部の発光を開始し、前記第2の時刻から前記起床希望時刻にかけて前記発光部の調光比を増加させる第2の制御パターンとを選択的に実行する制御ステップとを含み、
    前記第1の制御パターンにおける、前記第1の時刻よりも後の時刻である第3の時刻から前記起床希望時刻までの期間内の前記発光部の調光比の時間変化は、前記第2の制御パターンにおける、前記第3の時刻から前記起床希望時刻までの期間内の前記発光部の調光比の時間変化と同一である
    照明方法。
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