JP2018031397A - ホース - Google Patents

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郁真 遊佐
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【課題】ホース金具の加締め部分の近傍領域での補強線材の乱れを抑えてホースの耐圧性低下を防止できるホースを提供する。
【解決手段】同軸状に内面層2、補強層3、外面層5が順に積層されたホース1の補強層3を1層または2層として、補強層3の少なくも1層を、隣り合って積層された補強層3、内面層2または外面層5のいずれかと接着層6を介して接合させて、このホース端部1aにホース金具7を加締めて取り付けた際に、加締め部分1bおよびその近傍領域1cでの補強線材4の変位を規制する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ホースに関し、さらに詳しくは、ホース金具の加締め部分の近傍領域での補強線材の乱れを抑えてホースの耐圧性低下を防止できるホースに関するものである。
ゴムホース等では、補強のために補強線材からなる補強層が埋設されている。補強層は一般的に、鋼線や有機繊維からなる補強線材をホース軸心を中心にして螺旋状に巻回したスパイラル構造、或いは、補強線材を編組したブレード構造になっている。高い耐圧性が要求されるホースでは、多数の補強層が埋設される。燃料電池自動車等に水素ガスを充填するホースでは、70MPa以上の高い内圧に耐え得る実用性が必要とされるため、例えばすべての補強線材をポリパラフェニレンベンズビスオキサゾール(PBO)繊維を編組して形成することが提案されている(特許文献1、2参照)。
ところで、ホースの端部には、ニップルとソケットからなるホース金具が取り付けられる。ホースの端部はニップルとソケットとの間に挟まれた状態にされて、ソケットの外周面を加圧して縮径変形させることにより加締められる。上記のような水素充填用ホースには高い耐圧性が求められるため、ホース金具の耐抜け性、シール性も相応に向上させる必要があり、これに伴い加締め力が増大する。加締め力が大きくなると、加締めた際にニップルの長手方向への伸び変形量が大きくなる。これに伴って、ホース金具を加締めた加締め部分の近傍領域での補強線材の乱れも大きくなる。
詳述すると、ニップルの伸び変形に伴って、ホースの加締め部分に存在していた補強線材が近傍領域に向かって押しやられる。これにより、近傍領域では補強線材の編組角度が大きくなって局部的に補強線材がだぶついた状態になる。このような状態では、補強層が健全に機能しなくなりホースの耐圧性低下の要因になるため、改善の余地がある。
特開2010−31993号公報 特開2011−158054号公報
本発明の目的は、ホース金具の加締め部分の近傍領域での補強線材の乱れを抑えてホースの耐圧性低下を防止できるホースを提供することにある。
上記目的を達成するため本発明のホースは、同軸状に積層された内面層と外面層との間に、補強線材からなる補強層が1層または複数層、同軸状に積層されたホースにおいて、前記補強層の少なくも1層が、隣り合って積層された前記補強層、前記内面層または前記外面層のいずれかと接着層を介して接合されている構成にしたことを特徴とする。
本発明によれば、補強層の少なくも1層が、隣り合って積層された前記補強層、前記内面層または前記外面層のいずれかと接着層を介して接合されているので、この補強層を形成する補強線材が接着層によって隣接する層を形成している部材に固定される。そのため、ホース端部にホース金具を加締めた際にニップルが伸び変形しても、その変形に対抗して補強線材が局部的に乱れることを抑えるには有利になる。これに伴い、ホースの耐圧性低下を防止することが可能になる。
本発明のホースを一部切開して模式的に例示する側面図である。 図1のホースの横断面図である。 図1のホースの端部にソケットを外嵌した状態を例示する縦断面図である。 図3のソケットを加締めてホースの端部にホース金具を取り付けた状態を例示する縦断面図である。 本発明のホースの別の実施形態を一部切開して模式的に例示する側面図である。
以下、本発明のホースを図に示した実施形態に基づいて説明する。
図1、図2に例示するように、本発明のホース1は、内周側から順に、内面層2、補強層3(第1補強層3a、第2補強層3b、第3補強層3c)、外面層5が同軸状に積層された構造となっている。図1の一点鎖線CLは、ホース軸心を示している。さらに、それぞれの層間には接着層6(第1接着層6a、第2接着層6b、第3接着層6c、第4接着層6d)が介在している。即ち、内面層2と第1補強層3aとの間に第1接着層6a、第1補強層3aと第2補強層3bとの間に第2接着層6b、第2補強層3bと第3補強層3cとの間に第3接着層6c、第3補強層3cと外面層5との間に第4接着層6dが介在している。
ホース1の最内周に配置される内面層2には、ホース1を流れる流体が直接接触する。そのため、内面層2には、流れる流体に応じて適切な材料が選択され、適切な層厚が設定される。内面層2には、例えば各種加硫ゴムや樹脂等が用いられる。
水素ガスが流れる水素充填用のホース1では、内面層2は例えば、90℃における乾燥水素ガスのガス透過係数が1×10-8cc・cm/cm2・sec.・cmHg以下の熱可塑性樹脂により形成される。このガス透過係数は、JIS K7126に準拠して測定した値である。この熱可塑性樹脂としては、ナイロン(ナイロン6、ナイロン66、ナイロン11等)、ポリアセタール、エチレンビニルアルコール共重合体等を例示することができる。
水素充填用のホースでは、内面層2の内径(即ち、ホース1の内径)は例えば、4.5mm以上12mm以下、より好ましくは5mm以上9mm以下に設定される。内面層2の寸法変化を抑制するには層厚を厚くすることが好ましい。一方、ホース1の柔軟性を確保するには、内面層2の層厚を薄くすることが好ましい。内面層2の耐久性及び耐圧性を確保しつつ、水素ガスの流量を増大させるには、内面層2の層厚を例えば0.5mm以上1.5mm以下、内径を5mm以上9mm以下にするとよい。
ホース1の最外周に配置される外面層5には、ホース1に要求される性能や使用環境等に基づいて、適切な材料が選択され、適切な層厚が設定される。例えば外面層5には、耐候性、耐摩耗性、柔軟性等に優れた各種加硫ゴムや樹脂等が用いられる。
水素ガスが流れる水素充填用のホース1では、外面層5は例えば、熱可塑性樹脂により形成される。この熱可塑性樹脂としては、ポリウレタン、ポリエステル等を例示することができる。外面層5の層厚は例えば、0.2mm以上1.0mm以下、より好ましくは0.3mm以上0.8mm以下に設定される。
水素充填用のホース1では、外面層5の外径(即ち、ホース1の外径)は例えば、12mm以上18mm以下、より好ましくは15mm以上17mm以下に設定される。外面層5の層厚が大きくなる程、ホース1の耐候性を確保するには有利になり、外径が小さくなる程、柔軟性を確保するには有利になる。ホース1の耐候性と柔軟性を両立させるには、外面層5の層厚および外径を上述した範囲に設定することが好ましい。
補強層3は、ホース1に要求される耐圧性能、曲げ性能等に基づいて、適切な材料や構造等が選択される。補強層3の積層数も、ホース1に要求される性能に基づいて、単数または複数の適切な数(例えば3層、4層など)に設定される。
この実施形態では3層の補強層3を有していて、それぞれの補強層3は、補強線材4が編組されて形成されたブレード構造になっている。それぞれの補強層3a、3b、3cにおける補強線材4は、ホース軸心CLに対して所定の編組角度A1、A2、A3で編組されている。
それぞれの編組角度A1、A2、A3は、外周側に位置する補強層3になる程大きくするとよい。例えば、編組角度A1を45°以上55°以下とし、編組角度A2、A3は50°以上60°以下にして、外周側に配置される補強層3になる程、大きくする。
補強線材4には、金属や各種樹脂繊維を用いることができる。金属製の補強線材4としては、鋼線、ステンレス鋼線、ピアノ線等を例示できる。樹脂繊維の補強線材4としては、ポリパラフェニレンベンズビスオキサゾール繊維(PBO繊維)、アラミド繊維、炭素繊維等を例示できる。補強線材4の材質は、補強層3によって異ならせることもすべての補強層3で同じにすることもできる。補強線材4の線径は例えば0.2mm以上0.8mm以下である。
水素充填用のホース1では、例えば、すべての補強層3の補強線材4をPBO繊維にする。或いは、最外周の補強層3cだけは補強線材4に鋼線を使用して、残りの補強層3a、3bの補強線材4にはPBO繊維、アラミド繊維または炭素繊維を使用することもできる。補強線材4にPBO繊維、アラミド繊維または炭素繊維を使用してその線径を0.25mm以上0.30mm以下にすると、内圧によるホース1の寸法変化を抑えつつホース1の柔軟性および補強線材4の耐久性を確保し易くなる。
接着層6は、隣り合って積層されたどうしを接合する。接着層6は、各種の接着剤で形成されるが、例えば、溶剤揮発型(酢酸ビニル系など)、湿気硬化型(ウレタン系など)、加熱硬化型(アクリル樹脂系など)または硬化剤混合型(エポキシ樹脂系など)のいずれかの接着剤で形成される。接合する層の材質に基づいて接着層6を形成する適切な接着剤が選択される。例えば、内面層2がポリアミドからなり、第1補強層3aの補強線材4がアラミド繊維またはPBO繊維からなる場合は、第1接着層6aを湿気硬化型の接着剤で形成すると、内面層2と第1補強層3aとをより強固に接合できる。
接着層6の層厚は、隣接する層どうしを接合できれば特に限定されず、0.1mm以下でもよい。接着層6の層厚が過大になるとホース1の柔軟性等に悪影響が生じるため、例えば0.2mm以下にする。
図3、4に例示するように、このホース端部1aにはニップル7aとソケット7bとで構成されるホース金具7が取り付けられる。ホース金具7を取り付ける際には、図3に例示するようにホース端部1aにニップル7aの一部を挿入し、このホース端部1aにはソケット7bを外挿した状態にする。次いで、ソケット7bを治具によって外周側から押圧して加締め力を付与することにより加締める。尚、図3、4では、簡略化のためホース1の内部構造を省略して図示していない。
図3、4ではホース1の加締め部分1bと加締め部分の近傍領域1cが示されている。加締め部分1bはニップル7aとソケット7bとによって挟まれて強く拘束される部分である。近傍領域1cは加締め部分1bに隣接した部分であり、ニップル7aとソケット7bとに挟まれながらも拘束が緩い領域と、これに隣接するホース金具7から若干外れた領域である。
ソケット7bを加締めることにより図4に例示するように、加締め部分1bがニップル7aとソケット7bとの間で強く挟まれた状態になって、ホース金具7がホース端部1aに固定される。ニップル7aにも加締め力が作用するため、ホース金具7を加締めた後では、加締める前に比べてニップル7aが若干、長手方向に伸び変形する。図4では加締める前のニップル7aの端面を破線で示している。加締め力が大きくなる程、ニップル7aの伸び変形量が大きくなる。
従来、隣り合って積層された内面層2、それぞれの補強層3、外面層5の層間には接着層6が介在していなかったので、それぞれの補強層3を形成している補強線材4が比較的変位し易い(動き易い)構造であった。そのため、ホース金具7を加締めた際には、ニップル7aの伸び変形に伴って加締め部分1bに存在していた補強線材4が近傍領域1cに向かって過度に移動する傾向があった。
この現象により、近傍領域1cでは補強線材4の編組角度A1、A2、A3が当初の角度よりも大きくなって局部的に補強線材4がだぶついた状態になり、補強層3が健全に機能しなくなっていた。詳述すると、ホース1に内圧が作用した場合、当初はそれぞれの補強層3の内圧負担率の差が大きくならないように編組角度A1、A2、A3が設定されている。しかし、当初の編組角度A1、A2、A3が変化して補強線材4がだぶついた状態では、ホース1に内圧が作用した際に、内圧負担率のばらつきが補強層3の間で大きくなるため、ホース1の耐圧性が低下する要因になっていた。
この実施形態では、補強層3が、隣り合って積層された補強層3、内面層2および外面層5と接着層6を介して接合されている。そのため、それぞれの補強層3を形成する補強線材4が、接着層6によって隣接する層を形成している部材に固定された状態になっている。これに伴い、ホース端部1aにホース金具7を加締めた際にニップル7aが伸び変形しても、それぞれの補強層3では補強線材4が近傍領域1cに向かって大きく変位することがなく、当初の編組角度A1、A2、A3はあまり大きくならずに維持される。即ち、接着層6の存在によって、補強線材4がニップル7aの伸び変形に対抗することで、近傍領域1cでの局部的な乱れが生じ難くなっている。
したがって本発明によれば、近傍領域1cでは、従来に比して補強線材4のだぶつき具合が小さくなる、或いは、だぶつきが発生することがなく、ホース1の耐圧性が低下する不具合を効果的に抑制することが可能になっている。本発明では、近傍領域1cにおける編組角度A1、A2、A3の変化(増大)具合は、ホース金具7を加締める前に対して加締めた後で3°以内、より好ましくは1°以内に抑えることができる。換言すると、この編組角度A1、A2、A3の変化具合を3°以内、より好ましくは1°以内になるように接着層6の仕様を設定する。
また、接着層6(接着剤)によって補強線材4自体がより硬くなって圧縮され難くなる。これにより、ホース1の耐圧性を向上させるには有利になっている。加えて、接着層6を介在させることにより、ホース1の柔軟性(曲げ性能)は若干悪化するが、層間を接着層6によって接合することで、ホース1がキンクし難くなるという効果も得られる。
水素ガスの充填等に使用する等、ホース1の使用最高圧力が70MPa以上である場合には、必然的にホース金具7を加締める際の加締め力も大きくなる。これに伴い、ホース1の近傍領域1cでは、補強線材4の乱れが大きくなり易いため、このような高圧で使用されるホース1に本発明を適用すると、より効果的である。
本発明では、補強層3の少なくも1層が、隣り合って積層された補強層3、内面層2または外面層5のいずれかと接着層6を介して接合されていればよい。この実施形態のようにすべての層間に接着層6が介在していると、それぞれの補強層3において、近傍領域1cでの補強線材4のだぶつきが小さくなり、当初の編組角度A1、A2、A3を維持し易くなるため、ホース1の耐圧性低下を防止するには、より効果的である。
最内周側に位置する第1補強層3aが、ニップル7aの伸び変形の影響を最も受け易いので、少なくとも、内面層2と第1補強層3aとが接着層6を介して接合されている構成にすることもできる。例えば、内面層2と第1補強層3aとの間だけに接着層6を介在させて、その他の層間には接着層6を介在させない構成にすることもできる。
最外周側に位置する第3補強層3cが、加締め変形するソケット7bによる影響を最も受け易いので、少なくとも外面層5と第3補強層3cとが接着層6を介して接合されている構成にすることもできる。例えば、外面層5と第3補強層3cとの間だけに接着層6を介在させて、その他の層間には接着層6を介在させない構成にすることもできる。
図5に例示するように、本発明は、補強層3が補強線材4をホース軸心CLを中心にして螺旋状に巻回したスパイラル構造の仕様であっても適用することができる。この実施形態では、内周側から順に、内面層2、4層の補強層3(第1補強層3a、第2補強層3b、第3補強層3c、第4補強層3d)、外面層5が同軸状に積層された構造となっている。さらに、それぞれの層間には接着層6(第1接着層6a、第2接着層6b、第3接着層6c、第4接着層6d、第5接着層6e)が介在している。
それぞれの補強層3は、螺旋状に巻回した補強線材4の巻回方向を積層順に交互に異ならせている。それぞれの補強層3a、3b、3c、3dにおける補強線材4は、ホース軸心CLに対して所定の編組角度A1、A2、A3、A4で巻回されている。
この実施形態でも、先の実施形態と同様の仕様、変形を施すことができ、同様の効果を得ることができる。
図1に例示したホースと同様の構造のホース(実施例)と、この実施例に対してすべての接着層を省略したことだけを異ならせたホース(従来例)の2種類のサンプルを作製した。それぞれのサンプルのホース端部に同条件でホース金具を取り付けて、最内周側に位置する第1補強層の補強線材(鋼線)の加締め部分および近傍領域での編組角度を、ホース金具の加締め前と加締め後で測定した。ホース金具の加締め率(加締め前後のホースの断面積の比率)は37%であった。その結果を表1に示す。
また、それぞれのサンプルについて、「JIS K6330−2:2013のゴム及び樹脂のホース試験方法−第2部:耐圧性試験」に規定された方法に準拠して同試験条件で破壊圧を測定し、その結果を表1に示す。
Figure 2018031397
表1の結果から、実施例は従来例に比して、ホース金具を加締めた際に、近傍領域での補強線材の乱れが小さく、ホースの耐圧性低下を防止できることが分かる。また、実施例は従来例に比して破壊圧が向上することが分かる。
1 ホース
1a ホース端部
1b 加締め部分
1c 近傍領域
2 内面層
3 補強層
3a 第1補強層
3b 第2補強層
3c 第3補強層
3d 第4補強層
4 補強線材
5 外面層
6 接着層
6a 第1接着層
6b 第2接着層
6c 第3接着層
6d 第4接着層
6e 第5接着層
7 ホース金具
7a ニップル
7b ソケット
CL ホース軸心

Claims (7)

  1. 同軸状に積層された内面層と外面層との間に、補強線材からなる補強層が1層または複数層、同軸状に積層されたホースにおいて、
    前記補強層の少なくも1層が、隣り合って積層された前記補強層、前記内面層または前記外面層のいずれかと接着層を介して接合されている構成にしたことを特徴とするホース。
  2. 前記内面層と、前記内面層に隣り合って積層された前記補強層とが前記接着層を介して接合されている請求項1に記載のホース。
  3. 前記外面層と、前記外面層に隣り合って積層された前記補強層とが前記接着層を介して接合されている請求項1または2に記載のホース。
  4. 前記内面層、すべての前記補強層、前記外面層の隣り合って積層されたどうしのそれぞれの間に前記接着層が介在している請求項1に記載のホース。
  5. 前記接着層が、溶剤揮発型、湿気硬化型、加熱硬化型または硬化剤混合型のいずれかの接着剤からなる請求項1〜4のいずれかに記載のホース。
  6. 前記内面層がポリアミドからなり、前記補強線材がアラミド繊維またはポリパラフェニレンベンズビスオキサゾール(PBO)繊維からなり、前記接着層が湿気硬化型の接着剤からなる請求項1〜5のいずれかに記載のホース。
  7. 使用最高圧力が70MPa以上である請求項1〜6のいずれかに記載のホース。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109323057A (zh) * 2018-10-22 2019-02-12 天津鹏翎集团股份有限公司 一种涡轮增压管路及其制备方法

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