JP2018030609A - 箱詰め装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】中仕切りによって区画された箱内の各空間に物品を適正な状態で収容し得ると共に処理能力を向上する。【解決手段】1行分で並ぶ物品10の一端部をロボットハンド44でまとめて把持して移送するロボット22と、ロボット22から供給された物品10を導入口54aから受け入れて排出口54bから排出する案内通路54を、箱内に画成されて行方向に並ぶ複数の空間Sに対応して設けた投入ガイド24とを備える。投入ガイド24を、排出口54bが空間S内に臨む挿入位置と空間S外に臨む退避位置との間で昇降するエアシリンダ26および1列分移動するリニアサーボモータ28を備える。挿入位置に位置する投入ガイド24にロボット22から1行分の物品10が供給される毎に、投入ガイド24を挿入位置から退避位置に移動し、退避位置に移動した投入ガイド24を1列分移動した後に挿入位置に移動する。【選択図】図1

Description

この発明は、中仕切りによって区画された箱内の空間に物品を収容する箱詰め装置に関するものである。
ケチャップやマヨネーズなどが充填されたチューブ状の軟質容器などの複数の物品を、中仕切りで区画された箱内の複数の空間にまとめて挿入する装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、処理能力の向上を図るために、物品を把持する一対の把持部材をロボットのハンド部に設け、一方の把持部材で物品の径が最も太い部分から下方(胴部)を支持すると共に他方の把持部材で物品の上端部を含む縮径された部分を支持しながら、箱内の中仕切りによって区画された各空間に一方の把持部材と共に物品を挿入することで、物品を中仕切りに干渉することなく箱内にスムーズに収容する技術が開示されている。
特許第4830396号公報
特許文献1に開示の装置では、物品を支持する一方の把持部材を物品と共に区画された空間に挿入するため、処理能力を高める程、物品に接触する把持部材を空間から引き抜く際に物品を箱内から引き出す力が増えることから、物品が把持部材に引き連られて一部が箱から飛び出した状態となり、次の物品の挿入に支障を来たしたり後工程での処理に支障を来たすなどの問題を招く。そのため、処理能力の向上は限定的となっている。
すなわち本発明は、従来の技術に係る前記問題に鑑み、これらを好適に解決するべく提案されたものであって、中仕切りによって区画された箱内の各空間に物品を適正な状態で収容し得ると共に処理能力を向上し得る箱詰め装置を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本願の請求項1に係る発明の箱詰め装置は、
開口が斜め上方を向いた傾斜姿勢に支持されて内部が中仕切りによって区画されて横方向に複数の空間が形成された箱に対し、整列した横一列分の物品をまとめて前記開口から箱の傾斜に沿って挿入して箱内に物品を縦横に並べて収容するよう構成された箱詰め装置において、
前記横一列分の物品の長手方向における一端部の夫々をまとめて把持するロボットハンドを備え、該ロボットハンドで前記物品を把持して前記横一列分ずつ移送するロボットと、
前記物品を受け入れ可能な導入口と、該導入口に対向して前記受け入れた物品を前記空間内で排出可能な排出口とを有した案内通路が、前記横方向に並んだ複数の前記空間に対応して前記箱の傾斜に沿って延在するよう設けられ、前記ロボットで移送される前記横一列分の物品の夫々を対応する前記案内通路の導入口に一度に受け入れ可能な投入ガイドと、
該投入ガイドに設けられ、前記箱内に物品を挿入する際において前記傾斜姿勢の箱の開口を形成している辺縁のうち低い位置にある辺に近接する側に位置する前記導入口の一側から前記箱の傾斜に沿って斜め上方に延在し、前記ロボットで移送される片持ち状態の物品を当て受けると共に、前記ロボットハンドによる把持が解除された物品を導入口に案内する当て受け部と、
前記投入ガイドを、前記排出口が空間内に臨む挿入位置と該排出口が空間外に臨む退避位置とに前記箱の傾斜に沿って昇降する昇降手段と、
前記退避位置に移動した前記投入ガイドを、前記箱の開口に沿って直線的に縦一列分移動する移動手段とを備え、
前記挿入位置に位置する前記投入ガイドに前記ロボットから前記横一列分の物品が供給される毎に、投入ガイドを挿入位置から退避位置に移動すると共に該退避位置に移動した投入ガイドを縦一列分移動した後に挿入位置に移動するように、前記昇降手段および移動手段を作動するよう構成したことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、ロボットで移送される物品を投入ガイドを介して箱の空間に挿入するよう構成したので、物品を空間にスムーズに挿入し得ると共に、ロボットでの移送速度を高速化しても物品が箱から飛び出すことはなく、処理能力を向上することができる。また、ロボットで移送される片持ち状態の物品を当て受け部で当て受けることで、ロボットによる移送速度を高速化した際の物品の振れを抑えて、該物品を導入口にスムーズに案内することができる。
請求項2に係る発明では、前記箱を両側から挟んで傾斜姿勢に維持する保持手段を備えたことを特徴とする。
請求項2に係る発明によれば、箱を挟んで傾斜姿勢に維持するようにしたので、投入ガイドと箱や中仕切りとの位置関係がずれるのを防いで、物品の挿入作業をスムーズに行うことができる。
請求項3に係る発明では、前記投入ガイドにおける排出口側の端部に、前記中仕切りに対応して上側に向かうにつれて拡開する切欠部が設けられ、前記投入ガイドを前記挿入位置に移動した際に、前記切欠部に中仕切りの上端部が入り込むよう構成したことを特徴とする。
請求項3に係る発明によれば、投入ガイドの排出口側端部を空間に深く進入させることができ、物品を空間に好適に案内することができる。
本発明に係る物品の箱詰め装置によれば、ロボットによって片持ち支持している物品を、中仕切りによって区画された箱内の各空間に適正な状態で収容し得ると共に処理能力を向上することができる。
本発明の好適な実施例に係る箱詰め装置を示す概略側面図である。 実施例に係るロボットのロボットハンドを示す概略斜視図である。 実施例に係る投入ガイドと箱との関係を箱の開口側から視た概略図である。 実施例に係る投入ガイドを第2ガイド部材側から視た概略図である。 実施例に係る投入ガイドの動作を示す概略図である。
次に、本発明に係る箱詰め装置につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照して以下に説明する。ここで、本発明において対象となる物品10が箱詰めされる箱12は、図3、図5に示す如く、一面が長方形状に開放する箱本体12aにおける物品10の供給口となる開口12bを画成する長手方向に延在する一方の開口縁に、開口12bを閉じる蓋パネル12cが連設された段ボール箱である。実施例では、箱内に、箱12の長手方向(横方向)に5個で、箱12の短手方向(縦方向)に4個の物品10が収容される箱12を例示している。また、箱12の内部には、縦横に組み合わされた中仕切り14,16によって、物品10が収容される複数の空間Sが縦横に並ぶように画成されている。なお、以下に説明する実施例では、箱12の長手方向に延在する中仕切りを横中仕切り14と指称し、箱12の短手方向に延在する中仕切りを縦中仕切り16と指称する。実施例では、2枚の横中仕切り14と、2枚の縦中仕切り16とにより、9つの空間Sが画成される。また実施例では、箱12の長手方向(横方向)に空間Sが並ぶ方向を行方向と指称し、箱12の短手方向(縦方向)に空間Sが並ぶ方向を列方向と指称する場合がある。なお、箱12の開口12bを形成している辺縁について、後述する箱詰め位置P2で傾斜姿勢とされた箱12(図5参照)の開口12bを形成している辺縁のうち低い位置にある辺(実施例では蓋パネル12cが連設される辺であって、開口12bの傾斜下端側の辺)を下辺と指称すると共に、該下辺と対向する辺を上辺と指称して区別する場合がある。そして、行方向に並ぶ複数の空間Sについて、傾斜姿勢とされた箱12の開口12bを形成している下辺に近接する下部側で行方向に並ぶ複数の空間Sを総称して第1空間S1と指称し、第1空間S1に対して下辺から離間する側に隣接して行方向に並ぶ複数の空間Sを総称して第2空間S2と指称し、開口12bを形成している上辺に近接する上部側で行方向に並ぶ複数の空間Sを総称して第3空間S3と指称する場合がある。
また、前記物品10は、高さ方向に対する横断面(箱12の内部への挿入方向と直交する断面)が略長方形や略楕円形など、横断面の縦および横の長さ寸法が異なると共に前記高さ方向の長さが前記横断面の長辺よりも長尺に設定されているマヨネーズやケチャップ等が充填されたチューブ容器の袋詰品である。なお、物品10は、包装材で包装されていないチューブ容器であってもよい。
実施例に係る箱詰め装置は、図1に示す如く、ピロー包装で袋詰めされたチューブ容器からなる物品10を横並び状態で多列搬送する物品搬送装置18と、箱12を搬送する箱搬送装置20と、物品搬送装置18で搬送されて受け取り位置P1に位置する複数の物品10をまとめて把持して箱12に向けて移送するロボット22と、ロボット22から解放された物品10を箱12の内部に案内する投入ガイド24と、該投入ガイド24を移動する昇降手段26および移動手段28とを備える。
前記物品搬送装置18は、物品10を順次搬送する並列配置された複数(実施例では5つ)の搬送路30と、この搬送路30の搬送終端部まで搬送された複数の物品10を受け取り位置P1に向けて押し出すプッシャー32と、受け取り位置P1に押し出された複数の物品10をロボット22による把持間隔および箱内への挿入間隔になるように幅寄せする幅寄せ装置34と、該幅寄せ装置34を挟む搬送方向の前後位置に設けられた前ストッパ36および後ストッパ38とを備える。搬送路30では、物品本体(チューブ本体)10aの長手方向の一端である縮径された抽出口10bが搬送下流側を向き、前記物品本体10aの前記横断面の長辺が横方向(搬送方向と交差する方向)に揃う寝た姿勢で物品10が搬送される。そして、搬送終端部まで搬送された物品10は、プッシャー32が物品底部を押して受け取り位置P1に押し出される。すなわち、受け取り位置P1には、プッシャー32による押し出し方向の前側を物品本体10aの抽出口10bが向く寝た姿勢で複数の物品10が横並び状態を維持して押し出されるようになっている。なお、プッシャー32は、物品10を押し出した後に上昇して上流側へ所定距離だけ移動し、その間に搬送終端部へ搬送された次の物品10の上流側で下降して該次の物品10を押し出す循環動作を行うよう構成される。
前記各ストッパ36,38は、対応する駆動手段としてのエアシリンダ36a,38aによって夫々搬送路30から退避する退避位置と搬送路30に臨む支持位置との間を進退移動するよう構成される。各ストッパ36,38は、退避位置では物品10の移動を許容すると共に、支持位置では物品10の前端または後端に当接して該物品10の移動を規制するよう構成される。また、プッシャー32による物品10の押し出し時には、後ストッパ38が退避位置(図1の実線位置)に位置すると共に前ストッパ36が支持位置(図1の実線位置)に位置し、前記ロボット22による物品10の把持時には、前ストッパ36が退避位置(図1の二点鎖線位置)に位置すると共に後ストッパ38が支持位置(図1の二点鎖線位置)に位置するようにエアシリンダ36a,38aが作動制御される。前記幅寄せ装置34は、各搬送路30をプッシャー32により受け取り位置P1に押し出される各物品10を夫々受容する複数の受台34aを、搬送方向と交差する横方向に相互に接近・離間移動自在に備える。そして、各受台34aを、図示しないエアシリンダ等の駆動手段によって相互に離間する受容位置から相互に近接する幅寄せ位置に移動することで、複数の物品10を前記把持間隔および挿入間隔となるように幅寄せするよう構成される。
前記箱搬送装置20は、図1に示す如く、前記受け取り位置P1から斜め下方に離間した位置に配置されて、前記搬送路30と直交する図1における紙面表裏方向に箱12を搬送する。また、箱搬送装置20は、箱12の長手方向が箱搬送方向に沿うと共に開口12bを上向きとした姿勢で空の箱12を搬送すると共に、物品10が挿入される箱詰め位置P2において開口12bが前記物品搬送装置18から離間する側に向けて斜め上向きの傾斜姿勢となるように、箱12を箱詰め位置P2まで搬送する間に設定角度(例えば、60°)で傾くように姿勢転換するよう構成される。また、箱詰め位置P2まで搬送された箱12を、該箱12の長手方向の両側から挟んで傾斜姿勢に維持する保持手段40を備え、前記ロボット22および投入ガイド24による箱詰め作業において、箱内に物品10が挿入される際に箱12が位置ずれ等するのを防ぐようになっている。また、箱搬送装置20は、箱12が箱詰め位置P2に搬送される前に、前記蓋パネル12cを、パネル折曲げ手段(図示せず)によって箱本体12aとの連接部(下辺)から外側に向けて開口12bより下側まで折り曲げ、箱詰め位置P2において折り曲げ状態を維持するよう構成される。なお、箱搬送装置20は、箱内への物品10の箱詰め作業が終了して4行5列で物品10が収容された箱12を下流側に搬送しながら姿勢転換して開口12bが真上を向く直立姿勢にすると共に、前記蓋パネル12cを折り曲げて開口12bを閉じるよう構成される。
前記ロボット22は、三次元空間を自由に移動可能なロボットアーム42の端部に支持されたロボットハンド44によって、受け取り位置P1において箱内へ挿入する整列された1行分(横一列分)ずつの物品10を把持してまとめて取り上げ、箱詰め位置P2で開口12bが斜め上向きとなっている箱12の上方に向けて移送するよう構成される。ロボットハンド44は、図2に示す如く、1行分の物品10の抽出口10bを個々に把持可能な把持手段としての挟持チャック46を横方向に直線的に並ベて配設している。そして、ロボット22は、受け取り位置P1において寝た姿勢で整列している複数の物品10の各抽出口10bを対応する挟持チャック46で夫々把持した状態で、ロボットアーム42を作動して物品10を受け取り位置P1から前方側(箱詰め位置P2側)に引き出した後、該ロボットアーム42を回動させて物品10を移送しながら寝た姿勢から前記傾斜姿勢となっている箱12と略同じ角度(略60°)の傾斜姿勢に転換して箱12の開口上方まで移送するよう構成される。
前記投入ガイド24は、図3、図4に示す如く、枠体48に配設された2種類のガイド部材50,52により、物品10の通過を許容し得る複数の略矩形状の案内通路54が、箱12の長手方向(行方向)に並んで形成されている。具体的に、ガイド部材50,52は、傾斜姿勢の箱12における開口12aの下辺側に位置する第1ガイド部材50と、該第1ガイド部材50から開口12aの上辺側に離間する第2ガイド部材52とからなり、両ガイド部材50,52の間に案内通路54が画成される。第1ガイド部材50は、図3に示す如く、第2ガイド部材52側が開放するコ字状に形成されているのに対して、第2ガイド部材52は平板状に形成されている。実施例では、箱内に画成される行方向に並ぶ3つの空間Sと対応する3つの案内通路54が夫々ガイド部材50,52によって形成されると共に、各案内通路54における行方向(箱12の長手方向)に沿う幅寸法は対応する空間Sにおける行方向(箱12の長手方向)に沿う幅寸法に対応するよう設定される。すなわち、投入ガイド24には、1個の物品10の通過を許容する幅寸法に設定された2つの案内通路54,54が箱12の長手方向の両端に形成されると共に、両端の案内通路54,54の間の案内通路54は3つの物品10を横並び状態で通過可能な幅寸法に設定されている。
前記ガイド部材50,52は、図5に示す如く、前記中仕切り14,16によって区画された箱内の空間Sの夫々に案内通路54の排出口側の端部を箱内に深く進入し得るように、該排出口側の端部が分断されている。具体的に、ガイド部材50,52における排出口側の端部には、図4に示す如く、前記各縦中仕切り16に対応する位置に、下側に開放して上側に向かうにつれて拡開する切欠部56が設けられ、投入ガイド24を後述する挿入位置に移動した際に、各切欠部56に対応する縦中仕切り16の上端部が入り込むことで案内通路54の排出口側の端部を箱内に深く進入し得るようになっている。また、各案内通路54は、物品10を受け入れる上側の導入口54aから、該導入口54aと対向して物品10を排出する下側の排出口54bに向かうにつれて徐々に狭くなるよう形成されている。そして、各導入口54aは物品10を受け入れ易い大きさに形成され、各排出口54bは、各空間Sに挿入可能な大きさに形成されている。
前記第1ガイド部材50には、図5に示す如く、前記第2ガイド部材52との間に形成される案内通路54の導入口54aより上方に延設された当て受け部51が設けられている。すなわち、当て受け部51は、導入口54aにおける傾斜姿勢の箱12の開口12aを形成している下辺側に近接する一側から上方に延在している。また、当て受け部51は、案内通路54の傾斜に沿って延設されており、前記ロボット22に把持されて片持ち状態で移送される物品10の自由端部側(下端部側)を当て受けて、該物品10の振れを止めると共に、ロボット22から解放された物品10を導入口54aに案内するべく機能する。
前記投入ガイド24は、図1に示す如く、導入口54aから排出口54bに向けて物品10を案内する角度を、前記箱12の傾斜角度に一致する姿勢で平行移動し得るようにベース部材58に移動自在に支持されている。そして、ベース部材58に配設された移動手段としてのリニアサーボモータ28によって投入ガイド24は、ベース部材58に沿って箱12の開口12bに沿う方向に直線的に移動するよう構成される。リニアサーボモータ28は、投入ガイド24を介して箱12に物品10を挿入する際には、前記ロボット22から投入ガイド23に物品10が1行分ずつ供給される毎に、該投入ガイド24を開口12bの下辺側から上辺側に向けて1列分(縦一列分)に相当する距離だけ移動することを繰り返し、最終行の物品10の箱12への挿入を完了した際には、箱詰め位置P2への箱12の搬入を阻害しない初期の待機位置に投入ガイド24を一度に戻すように駆動制御される。具体的に、投入ガイド24を開口12bの下辺側から上辺側へ1列分に相当する距離だけ移動することを繰り返すことで、箱12の内部には前記第1空間S1、第2空間S2、第3空間S3の順で物品10が挿入されるように構成されている。また、前記ベース部材58は、昇降手段としてのエアシリンダ26によって、箱12の開口12bに対して直交する斜め上下方向(物品挿入方向)に昇降するよう構成されている。すなわち、ベース部材58と共に投入ガイド24は、図5に示す如く、排出口側端部(排出口54b)が空間S内に臨む挿入位置(実線位置)と、排出口側端部(排出口54b)が空間S外に臨む(空間Sから退避した)退避位置(二点鎖線位置)との間をエアシリンダ26によって昇降移動するよう構成される。なお、前記リニアサーボモータ28は、投入ガイド24が退避位置に移動された状態で駆動されて、開口12bに沿って移動する投入ガイド24が中仕切り14,16と干渉しないよう構成される。
次に、実施例に係る箱詰め装置の作用について説明する。前記物品搬送装置18により搬送終端部まで各搬送路30を搬送された物品10は、前記支持位置に位置する後ストッパ38に抽出口10bが当接して位置規制され、後ストッパ38を退避位置に移動した後に5個の物品10は、前記プッシャー32により一度に受け取り位置P1に向けて押し出される。このとき、前記前ストッパ36は支持位置に位置しており、プッシャー32に押し出された5個の物品10は、抽出口10bが前ストッパ36に当接して、該抽出口10bが横方向に整列した状態で受け取り位置P1において受容位置に位置する前記受台34aに移載される。前記幅寄せ装置34を作動して受台34aを相互に接近して幅寄せ位置に移動することで、5個の物品10は前記把持間隔および挿入間隔となるように幅寄せされる。
前記前ストッパ36を退避位置に移動した後、前記ロボット22は、前記受け取り位置P1で幅寄せされた各物品10における抽出口10bをロボットハンド44の対応する挟持チャック46で夫々把持し、1行分の物品10をまとめて取り上げる。なお、ロボットハンド44により物品10の抽出口10bを把持する際には、支持位置に移動された前記後ストッパ38によって物品10の搬送上流側への移動が規制されて、ロボットハンド44により抽出口10bを確実に把持することができる。また、前記箱詰め位置P2で開口12bを斜め上向きとされた傾斜姿勢で支持されている箱12に対し、前記エアシリンダ26およびリニアサーボモータ28により前記投入ガイド24を待機位置から挿入位置に移動することで、該投入ガイド24の排出口側端部は箱12の前記第1空間S1(最初の行の空間S)に挿入され、各案内通路54の排出口54bが空間内に臨む(図5の実線位置)。前記ロボット22は、前記ロボットアーム42を回動させてロボットハンド44で把持している物品10を、箱詰め位置P2の上方に移送すると共に、前記投入ガイド24の導入口54aに物品10の底部側を向ける傾斜姿勢に転換する。このとき、ロボット22によって片持ち状態で支持されている物品10の自由端部側を投入ガイド24の前記当て受け部51に当接することで、片持ち状態で移送される物品10の自由端部側が大きく振れるのは抑制される。
前記ロボットハンド44での把持を解放すると、各物品10は、当て受け部51に案内されて底部側から各案内通路54の導入口54aに進入し、排出口54bから排出される物品10は対応する空間Sに箱12の傾斜に沿って挿入される(図1参照)。物品10を解放したロボット22は、次の行の物品10を把持するべくロボットハンド44を受け取り位置P1に向けて移動する。また、1行分の物品10が供給された投入ガイド24は、前記エアシリンダ26により挿入位置から退避位置(図5の二点鎖線位置)に上昇すると共に、物品10が収容された第1空間S1に隣接する第2空間S2における開口12bの下辺側の行の上方に排出口54bを位置させるように、前記リニアサーボモータ28により投入ガイド24を開口12bに沿って直線的に1列分移動する(図5の一点鎖線位置)。そして、排出口54bが第2空間S2の上方に移動すると、エアシリンダ26により投入ガイド24を退避位置から挿入位置に移動することで投入ガイド24の排出口側端部が第2空間S2に挿入されて、排出口54bは空間内に臨む。
前記投入ガイド24を、次に物品10が収容される第2空間S2に排出口側端部を挿入するように移動している間に、前記ロボット22が次の1行分の物品10を受け取り位置P1から取り上げ、移動が完了した投入ガイド24の導入口54aの上方まで移送する。そして、前述したと同様に投入ガイド24の当て受け部51に物品10を当接して振れ止めした状態でロボット22による把持を解放することで、第2空間S2に物品10が挿入される。実施例では、第2空間S2に2行分の物品10が収容されるよう構成されているので、退避位置に移動した投入ガイド24を開口12bの上辺側に1列分移動した後に挿入位置に移動することで、投入ガイド24の排出口側端部は、第2空間S2における既に収容された2行目の物品10の上側の空間Sに挿入される。この状態でロボット22から投入ガイド24に供給された1行分の物品10は、第2空間S2に収容されている2行目の物品10の上側に収容される。次に、退避位置に移動した投入ガイド24を開口12bの上辺側に1列分移動した後に挿入位置に移動することで、投入ガイド24の排出口側端部は、第3空間S3に挿入され、この状態でロボット22から投入ガイド24に供給された1行分の物品10は、第3空間S3に収容される。このように、ロボット22で物品10を1行分ずつまとめて把持して投入ガイド24に供給する動作と、該投入ガイド24の昇降および1列分に相当する距離だけ移動する動作を所定回数(実施例では4回)だけ繰り返すことで、前記箱12には4行5列で物品10が収容される(図3参照)。
前述した箱詰め装置によれば、区画された各空間Sに投入ガイド24の排出口54bを挿入した状態で、ロボット22で移送された1行分の物品10を投入ガイド24を介して空間Sに挿入するようにしたので、物品10を中仕切り14,16の上端に引っ掛けることなく空間Sにスムーズに挿入することができる。また、ロボット22により物品10を片持ち支持しながら移送する際の速度変化が大きくなるにつれて、物品10の自由端部側の振れが大きくなるが、導入口54aから斜め上方に延在する当て受け部51によって振れを抑えてから、その延長線上に設けた導入口54aに物品10を案内するようにしたので、物品10を(物品10が導入口54aに引っ掛かることなく)案内通路54にスムーズに案内することができる。すなわち、空間Sに対して物品10を適正な状態で収容し得るもとで、ロボット22による移送速度を高速化して処理能力を高めることができる。また、ロボット22による物品10の把持および移送の工程中に、投入ガイド24の排出口側端部を空間Sに対して挿脱する構成であるので、投入ガイド24の排出口側端部を空間Sから引き抜く動作を余裕を持って行うことができる。すなわち、箱詰め処理の高速化を抑えなくても、投入ガイド24の排出口側端部を空間Sから引き抜く速度を、物品10が引き連れて箱外に飛び出してしまわない速度とすることができる。更に、投入ガイド24を箱12の開口12bに沿って直線的に移動する移動手段としてリニアサーボモータ28を採用しているので、投入ガイド24を、排出口54bが順次、適正位置に臨むように移動し得ると共に処理能力を高めることができる。
また、箱詰め位置P2において保持手段40によって箱12を挟んで傾斜姿勢に維持するようにしたので、該箱12と前記投入ガイド24との相互関係を一定に保つことができ、該投入ガイド24の排出口54bを空間内へ確実に挿入することができる。また、投入ガイド24における縦中仕切り16に対応する位置に切欠部56を形成したので、投入ガイド24の排出口側端部を空間内に深く挿入することができ、空間Sに物品10を好適に案内することができる。
(変更例)
本発明は実施例の構成に限定されるものではなく、例えば、以下のようにも変更実施可能である。また、以下の変更例に限らず、実施例に記載した構成については、本発明の主旨の範囲内において種々の実施形態を採用し得る。
(1)箱内における中仕切り14,16の数や配列パターンは、本実施例に特定されるものでなく様々なパターンのものに利用可能である。例えば、実施例では、複数の物品10が収容される空間Sが一部に画成される場合で説明したが、全ての空間Sに物品10が1つずつ収容されるパターンで中仕切り14,16が配列されるものであってもよい。
(2)箱詰め対象となる物品10としては、ロボット22が箱12などの傾斜に沿う角度で物品10を片持ち支持する際にその角度を持続し得る物品、即ち、片持ち支持して移送している物品の移動速度を減速又は停止する際に生じる慣性力によって物品の一端部付近などに弾性変形が生じて、物品の他端部(自由端部)が振れる性状の物品であれば、ケチャップやマヨネーズが充填された軟質容器の他に、例えば、液体が充填されたパウチなどの袋詰め品などの物品でもよい。
(3)箱12に1行分ずつ挿入する物品10の数は、4個以下または6個以上の複数個であればよく、該1行分の物品10の数に合わせてロボットハンド44の挟持チャック46の数を設定すればよい。
(4)受け取り位置P1における物品10の並び方向は、箱12の行方向に整列している必要はなく、ロボット22で把持して移送する間に箱12の行方向に整列するように姿勢を変える構成を採用し得る。
(5)行方向に並ぶ複数の物品10が通過する幅寸法に設定された案内通路54に関し、実施例では該案内通路内における各物品10を案内する部分を設けていないが、導入口54aから排出口54bに延在する案内部を案内通路内に突出するように設けてもよい。
(6)案内通路54は、2種類のガイド部材50,52により画成されるものでなく、1種類のガイド部材によって画成する構成を採用し得る。
10 物品,12 箱,12b 開口,14 横中仕切り(中仕切り)
16 縦中仕切り(中仕切り),22 ロボット,24 投入ガイド
26 エアシリンダ(昇降手段),28 リニアサーボモータ(移動手段)
40 保持手段,44 ロボットハンド,51 当て受け部,54 案内通路
54a 導入口,54b 排出口,56 切欠部,S 空間

Claims (3)

  1. 開口(12b)が斜め上方を向いた傾斜姿勢に支持されて内部が中仕切り(14,16)によって区画されて横方向に複数の空間(S)が形成された箱(12)に対し、整列した横一列分の物品(10)をまとめて前記開口(12b)から箱(12)の傾斜に沿って挿入して箱内に物品(10)を縦横に並べて収容するよう構成された箱詰め装置において、
    前記横一列分の物品(10)の長手方向における一端部の夫々をまとめて把持するロボットハンド(44)を備え、該ロボットハンド(44)で前記物品(10)を把持して前記横一列分ずつ移送するロボット(22)と、
    前記物品(10)を受け入れ可能な導入口(54a)と、該導入口(54a)に対向して前記受け入れた物品(10)を前記空間(S)内で排出可能な排出口(54b)とを有した案内通路(54)が、前記横方向に並んだ複数の前記空間(S)に対応して前記箱(12)の傾斜に沿って延在するよう設けられ、前記ロボット(22)で移送される前記横一列分の物品(10)の夫々を対応する前記案内通路(54)の導入口(54a)に一度に受け入れ可能な投入ガイド(24)と、
    該投入ガイド(24)に設けられ、前記箱(12)内に物品(10)を挿入する際において前記傾斜姿勢の箱(12)の開口(12b)を形成している辺縁のうち低い位置にある辺に近接する側に位置する前記導入口(54a)の一側から前記箱(12)の傾斜に沿って斜め上方に延在し、前記ロボット(22)で移送される片持ち状態の物品(10)を当て受けると共に、前記ロボットハンド(44)による把持が解除された物品(10)を導入口(54a)に案内する当て受け部(51)と、
    前記投入ガイド(24)を、前記排出口(54b)が空間(S)内に臨む挿入位置と該排出口(54b)が空間(S)外に臨む退避位置とに前記箱(12)の傾斜に沿って昇降する昇降手段(26)と、
    前記退避位置に移動した前記投入ガイド(24)を、前記箱(12)の開口(12b)に沿って直線的に縦一列分移動する移動手段(28)とを備え、
    前記挿入位置に位置する前記投入ガイド(24)に前記ロボット(22)から前記横一列分の物品(10)が供給される毎に、投入ガイド(24)を挿入位置から退避位置に移動すると共に該退避位置に移動した投入ガイド(24)を縦一列分移動した後に挿入位置に移動するように、前記昇降手段(26)および移動手段(28)を作動するよう構成した
    ことを特徴とする箱詰め装置。
  2. 前記箱(12)を両側から挟んで傾斜姿勢に維持する保持手段(40)を備えたことを特徴とする請求項1記載の箱詰め装置。
  3. 前記投入ガイド(24)における排出口側の端部に、前記中仕切り(16)に対応して上側に向かうにつれて拡開する切欠部(56)が設けられ、前記投入ガイド(24)を前記挿入位置に移動した際に、前記切欠部(56)に中仕切り(16)の上端部が入り込むよう構成したことを特徴とする請求項1または2記載の箱詰め装置。
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