JP2018029242A - 送信回路、受信回路、通信システム、送信方法、受信方法、及び、通信方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】消費電力量を低減できる。【解決手段】送信回路は、無線信号を表すデータが入力され、上記入力されたデータを表すシリアル信号を送信する。送信回路は、符号化部1213と送信部122,1211,1215とを備える。符号化部1213は、任意のビット列を、同一の値が連続するビットの数が所定の閾値数以下であるビット列に変換する符号化方式に従って、上記入力されたデータを符号化する。送信部122,1211,1215は、上記無線信号が無線により通信される第1期間にて、上記符号化されたデータを表す第1シリアル信号を送信する。送信部122,1211,1215は、上記無線信号が無線により通信されない第2期間にて、上記閾値数よりも大きい連続数だけ同一の値が連続するビット列を表す第2シリアル信号を送信する。【選択図】図4
Description
本発明は、送信回路、受信回路、通信システム、送信方法、受信方法、及び、通信方法に関する。
無線信号を表すデータが入力され、入力されたデータを表すシリアル信号を送信する送信回路と、当該シリアル信号を受信する受信回路と、を備える通信システムが知られている(例えば、特許文献1乃至3を参照)。例えば、通信システムは、無線基地局が備えるBBU(Baseband Unit)及びRRH(Remote Radio Head)の間の通信に適用される。
送信回路は、任意のビット列を、同一の値が連続するビットの数が所定の閾値数以下であるビット列に変換する符号化方式に従って、入力されたデータを符号化する。例えば、符号化方式は、8B/10B方式である。送信回路は、符号化されたデータを表すシリアル信号を送信する。
ところで、シリアル信号が表すビット列において、値が変化する頻度(換言すると、トグル頻度)が高くなるほど、送信回路及び受信回路が消費する電力(例えば、スイッチング動作に伴って消費される電力)の量(換言すると、消費電力量)が大きくなる。
また、送信回路は、無線信号が無線により通信されない期間(換言すると、無通信期間)において、所定のビット列(例えば、0が連続するビット列)を上記符号化方式に従って符号化し、符号化されたビット列を表すシリアル信号を送信することがある。この場合、無通信期間においても、シリアル信号が表すビット列にて、同一の値が連続するビットの数は、上記閾値数以下である。このため、無通信期間においても、トグル頻度が高くなりやすい。従って、送信回路及び受信回路における消費電力量が大きくなりやすい。
ところで、無通信期間において、通信システムにおける通信を停止することも考えられる。しかしながら、この場合、送信回路と受信回路とを同期できない虞があった。
一つの側面として、本発明の目的の一つは、消費電力量を低減することにある。
一つの側面では、送信回路は、無線信号を表すデータが入力され、上記入力されたデータを表すシリアル信号を送信する。
更に、この送信回路は、符号化部と送信部とを備える。
上記符号化部は、任意のビット列を、同一の値が連続するビットの数が所定の閾値数以下であるビット列に変換する符号化方式に従って、上記入力されたデータを符号化する。
上記送信部は、上記無線信号が無線により通信される第1期間にて、上記符号化されたデータを表す第1シリアル信号を送信する。更に、上記送信部は、上記無線信号が無線により通信されない第2期間にて、上記閾値数よりも大きい連続数だけ同一の値が連続するビット列を表す第2シリアル信号を送信する。
更に、この送信回路は、符号化部と送信部とを備える。
上記符号化部は、任意のビット列を、同一の値が連続するビットの数が所定の閾値数以下であるビット列に変換する符号化方式に従って、上記入力されたデータを符号化する。
上記送信部は、上記無線信号が無線により通信される第1期間にて、上記符号化されたデータを表す第1シリアル信号を送信する。更に、上記送信部は、上記無線信号が無線により通信されない第2期間にて、上記閾値数よりも大きい連続数だけ同一の値が連続するビット列を表す第2シリアル信号を送信する。
一つの側面では、受信回路は、無線信号を表すシリアル信号を受信する。
更に、この受信回路は、受信部と復号部とを備える。
上記受信部は、上記シリアル信号を受信する。
上記復号部は、上記無線信号が無線により通信される第1期間にて受信された上記シリアル信号が表すデータを復号するとともに、上記無線信号が無線により通信されない第2期間にて受信された上記シリアル信号が表すデータを復号しない。
更に、この受信回路は、受信部と復号部とを備える。
上記受信部は、上記シリアル信号を受信する。
上記復号部は、上記無線信号が無線により通信される第1期間にて受信された上記シリアル信号が表すデータを復号するとともに、上記無線信号が無線により通信されない第2期間にて受信された上記シリアル信号が表すデータを復号しない。
消費電力量を低減できる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。ただし、以下に説明される実施形態は例示である。従って、以下に明示しない種々の変形や技術が実施形態に適用されることは排除されない。なお、以下の実施形態で用いる図面において、同一の符号を付した部分は、変更又は変形が明示されない限り、同一若しくは同様の部分を表す。
<第1実施形態>
(構成)
例えば、図1に表されるように、第1実施形態の基地局装置1は、BBU10と、M個のRRH20−1,20−2,20−3,…,20−Mと、を備える。BBUは、Baseband Unitの略記である。RRHは、Remote Radio Headの略記である。Mは、1以上の整数を表す。RRH20−mは、区別される必要がない場合、RRH20とも表される。mは、1乃至Mの各整数を表す。
(構成)
例えば、図1に表されるように、第1実施形態の基地局装置1は、BBU10と、M個のRRH20−1,20−2,20−3,…,20−Mと、を備える。BBUは、Baseband Unitの略記である。RRHは、Remote Radio Headの略記である。Mは、1以上の整数を表す。RRH20−mは、区別される必要がない場合、RRH20とも表される。mは、1乃至Mの各整数を表す。
基地局装置1は、図1に表されていない端末装置(例えば、ユーザ端末)と所定の無線通信方式に従った無線通信を行なう。本例では、無線通信方式は、LTE−Advanced方式である。LTEは、Long Term Evolutionの略記である。なお、無線通信方式は、LTE方式と異なる方式(例えば、W−CDMA、又は、LTE等の方式)であってもよい。W−CDMAは、Wideband Code Division Multiple Accessの略記である。
基地局装置1は、eNB(Evolved Node B)、又は、アクセスポイントと表されてもよい。BBU10は、REC、無線制御装置、又は、無線制御部と表されてもよい。RECは、Radio Equipment Control、又は、Radio Equipment Controllerの略記である。RRH20は、RE、無線装置、又は、無線部と表されてもよい。REは、Radio Equipmentの略記である。
RRH20−mは、セルWA−mを形成する。セルWA−mは、無線エリアの一例である。セルWA−mは、カバレッジ・エリア、又は、通信エリアと表されてもよい。例えば、セルWA−mは、マクロセル、マイクロセル、ナノセル、ピコセル、フェムトセル、ホームセル、スモールセル、又は、セクタセル等である。RRH20−mは、RRH20−mが形成するセルWA−m内に位置する端末装置と無線通信を行なう。
本例では、セルWA−1は、マクロセルであるとともに、各セルWA−2,…,WA−Mは、スモールセルである。本例では、各スモールセルWA−2,…,WA−Mの少なくとも一部は、マクロセルWA−1の内部に位置する。なお、各スモールセルWA−2,…,WA−Mは、当該スモールセルWA−2,…,WA−Mの全体が、マクロセルWA−1の外部に位置していてもよい。
本例では、マクロセルWA−1においては、無線信号は、周波数分割複信(FDD;Frequency Division Duplex)方式に従って通信される。本例では、各スモールセルWA−2,…,WA−Mにおいては、無線信号は、時分割複信(TDD;Time Division Duplex)方式に従って通信される。例えば、TDD方式に従った無線による通信に用いられる無線フレームのフォーマットは、3GPP TS36.213にて規定されている。
RRH20−mは、通信ケーブルFC−mを介してBBU10と通信可能に接続される。本例では、通信ケーブルFC−mは、光ファイバを備える。本例では、BBU10とRRH20−mとは、所定の通信規格に従って通信する。本例では、通信規格は、CPRIと呼ばれる規格である。CPRIは、Common Public Radio Interfaceの略記である。なお、通信規格は、ORIと呼ばれる規格であってもよい。ORIは、Open Radio Equipment Interfaceの略記である。
例えば、図2に表されるように、BBU10は、BB処理部11と、M個のI/F回路12−1,…,12−m,…,12−Mと、を備える。BBは、Basebandの略記である。I/Fは、Interfaceの略記である。
BB処理部11は、M個のI/F回路12−1,…,12−m,…,12−Mのそれぞれに対して、無線情報とIQデータとを生成する。
本例では、I/F回路12−mに対する無線情報は、RRH20−mが形成するセルWA−mにおける無線による通信を制御するために用いられる情報である。本例では、無線情報は、第1無線情報と第2無線情報と第3無線情報と第4無線情報とを含む。
本例では、I/F回路12−mに対する無線情報は、RRH20−mが形成するセルWA−mにおける無線による通信を制御するために用いられる情報である。本例では、無線情報は、第1無線情報と第2無線情報と第3無線情報と第4無線情報とを含む。
第1無線情報は、無線信号が、時分割複信(TDD;Time Division Duplex)方式に従って通信されるか否かを表す情報である。第2無線情報は、無線フレームにおける、無線信号が通信される期間のタイミング(例えば、無線フレームの先頭のタイミング、又は、無線フレームの先頭から、当該無線信号が通信されるタイミングまでの時間等)を表す情報である。
無線フレームは、無線信号の無線による通信に用いられる。本例では、各無線フレームは、無線信号のうちの、所定の時間長(本例では、10ms)を有する要素である。換言すると、無線信号は、時間軸に沿って連続する複数の無線フレームによって構成される。
第3無線情報は、無線フレームにおける、上りリンクの通信が行なわれる期間のタイミングを表す情報である。第4無線情報は、無線フレームにおける、下りリンクの通信が行なわれる期間のタイミングを表す情報である。
本例では、上りリンクの通信は、端末装置から基地局装置1への通信であるとともに、下りリンクの通信は、基地局装置1から端末装置への通信である。
本例では、上りリンクの通信は、端末装置から基地局装置1への通信であるとともに、下りリンクの通信は、基地局装置1から端末装置への通信である。
IQデータは、無線信号を表すデータである。本例では、IQデータは、無線信号の振幅及び位相を表す。例えば、BB処理部11は、基地局装置1の外部の装置(例えば、基地局装置1と通信網を介して接続された、他の基地局装置、又は、交換局装置等)から受信した情報に基づいてIQデータを生成する。
BB処理部11は、I/F回路12−mに対して生成した、無線情報とIQデータとをI/F回路12−mへ出力する。
I/F回路12−mは、制御情報を生成する。制御情報は、BBU10とRRH20−mとの間の接続を維持するとともに、BBU10とRRH20−mとの間の通信を制御するために用いられる情報である。制御情報は、Control Wordと表されてもよい。本例では、制御情報は、後述する通信フレームを、BBU10とRRH20−mとの間で同期するために用いられる。
I/F回路12−mは、BB処理部11から入力された無線情報に基づいて、BB処理部11から入力されたIQデータと、生成した制御情報と、を表す電気信号を光信号に変換し、変換後の光信号を通信ケーブルFC−mを介してRRH20−mへ送信する。
I/F回路12−mは、RRH20−mにより送信された光信号を通信ケーブルFC−mを介して受信する。
I/F回路12−mは、受信した光信号を、BB処理部11から入力された無線情報に基づいて電気信号に変換し、変換後の電気信号が表すIQデータをBB処理部11へ出力する。
I/F回路12−mは、受信した光信号を、BB処理部11から入力された無線情報に基づいて電気信号に変換し、変換後の電気信号が表すIQデータをBB処理部11へ出力する。
BB処理部11は、I/F回路12−mから入力されたIQデータを処理する。例えば、BB処理部11は、IQデータに基づいて情報を生成し、生成した情報を、基地局装置1の外部の装置(例えば、基地局装置1と通信網を介して接続された、他の基地局装置、又は、交換局装置等)へ送信する。
RRH20−mは、アンテナ21と、無線処理部22と、I/F回路23と、を備える。
無線処理部22は、無線情報を生成し、生成した無線情報をI/F回路23へ出力する。例えば、無線処理部22は、I/F回路23から入力された情報に基づいて無線情報の生成を行なってよい。
無線処理部22は、無線信号をアンテナ21を介して受信する。無線処理部22は、受信した無線信号が表すIQデータを生成し、生成したIQデータをI/F回路23へ出力する。
I/F回路23は、制御情報を生成する。I/F回路23は、無線処理部22から入力された無線情報に基づいて、無線処理部22から入力されたIQデータと、生成した制御情報と、を表す電気信号を光信号に変換し、変換後の光信号を通信ケーブルFC−mを介してBBU10へ送信する。
I/F回路23は、BBU10により送信された光信号を通信ケーブルFC−mを介して受信する。I/F回路23は、受信した光信号を、無線処理部22から入力された無線情報に基づいて電気信号に変換し、変換後の電気信号が表すIQデータを無線処理部22へ出力する。
無線処理部22は、I/F回路23から入力されたIQデータが表す無線信号をアンテナ21を介して送信する。
無線処理部22は、I/F回路23から入力されたIQデータが表す無線信号をアンテナ21を介して送信する。
本例では、I/F回路12−mからI/F回路23への光信号と、I/F回路23からI/F回路12−mへの光信号と、は、波長多重されることにより通信される。
I/F回路12−m及びI/F回路23について説明を加える。
例えば、図3に表されるように、I/F回路12−mは、送信フレーム処理部121と、シリアライザ部122と、光モジュール123と、デシリアライザ部124と、受信フレーム処理部125と、を備える。シリアライザ部122及びデシリアライザ部124は、SerDes回路と表されてもよい。SerDesは、Serializer/Deserializerの略記である。
更に、BBU10は、発振器13を備える。
例えば、図3に表されるように、I/F回路12−mは、送信フレーム処理部121と、シリアライザ部122と、光モジュール123と、デシリアライザ部124と、受信フレーム処理部125と、を備える。シリアライザ部122及びデシリアライザ部124は、SerDes回路と表されてもよい。SerDesは、Serializer/Deserializerの略記である。
更に、BBU10は、発振器13を備える。
例えば、図3に表されるように、I/F回路23は、送信フレーム処理部231と、シリアライザ部232と、光モジュール233と、デシリアライザ部234と、受信フレーム処理部235と、を備える。シリアライザ部232及びデシリアライザ部234は、SerDes回路と表されてもよい。
本例では、送信フレーム処理部121、シリアライザ部122、デシリアライザ部234、及び、受信フレーム処理部235は、下りリンクの信号を処理するDL処理部301を構成する。本例では、送信フレーム処理部231、シリアライザ部232、デシリアライザ部124、及び、受信フレーム処理部125は、上りリンクの信号を処理するUL処理部302を構成する。DLは、Downlinkの略記である。ULは、Uplinkの略記である。
例えば、図4に表されるように、送信フレーム処理部121は、タイミング管理部1211と、第1多重部1212と、符号化部1213と、交番パタン生成部1214と、第2多重部1215と、を備える。シリアライザ部122は、パラレルシリアル変換部1221を備える。
第1多重部1212は、BB処理部11から入力されたIQデータと、I/F回路23により生成された制御情報と、を多重することにより、上記通信規格に従った通信フレームを生成する。第1多重部1212は、生成した通信フレームを表すパラレル信号を符号化部1213へ出力する。
本例では、通信フレームは、当該通信フレームの先頭部を形成するヘッダ部と、当該ヘッダ部に後続するペイロード部と、からなる。ヘッダ部は、制御情報を格納する。ペイロード部は、IQデータを格納する。
通信フレームは、CPRIフレーム、又は、Basic Frameと表されてもよい。例えば、ヘッダ部は、128(=4・32)個のビットからなるとともに、ペイロード部は、1920(=60・32)個のビットからなる。ヘッダ部のビット数は、128と異なる値であってもよい。ペイロード部のビット数は、1920と異なる値であってもよい。
タイミング管理部1211は、第1多重部1212による制御情報及びIQデータの多重を、BB処理部11から入力された無線情報に基づいて制御する。換言すると、タイミング管理部1211は、制御情報及びIQデータのそれぞれが第1多重部1212から出力されるタイミングを、BB処理部11から入力された無線情報に基づいて制御する。
例えば、図5に表されるように、無線フレームFRは、10個のサブフレームSF#0〜SF#9からなる。TDD方式においては、無線フレームFRのうちの一部の期間において、下りリンクの通信が行なわれるとともに、無線フレームFRのうちの他(換言すると、残余)の期間において、上りリンクの通信が行なわれる。図5に表される例においては、期間T1,T3,T5において下りリンクの通信が行なわれるとともに、期間T2,T4において上りリンクの通信が行なわれる。
従って、DL処理部301は、下りリンクの通信が行なわれる期間(換言すると、DL通信期間)T1,T3,T5において、制御情報がヘッダ部に格納されるとともにIQデータがペイロード部に格納された通信フレームを通信する。一方、DL処理部301は、下りリンクの通信が行なわれない期間(換言すると、DL無通信期間)T2,T4において、制御情報がヘッダ部に格納されるとともにIQデータがペイロード部に格納されない通信フレームを通信する。
本例では、DL処理部301に対するDL通信期間T1,T3,T5は、無線信号が無線により通信される第1期間の一例である。本例では、DL処理部301に対するDL無通信期間T2,T4は、無線信号が無線により通信されない第2期間の一例である。
符号化部1213は、第1多重部1212から入力されたパラレル信号を、所定の符号化方式に従って符号化する。符号化方式は、任意のビット列を、同一の値が連続するビットの数が所定の閾値数以下であるビット列に変換する方式である。
本例では、符号化方式は、変換前のビット列と、変換後のビット列と、の関係が予め定められるとともに、当該関係に基づいてビット列を変換する。本例では、変換前のビット列のビット数と、変換後のビット列のビット数と、のそれぞれは、予め定められる。
本例では、符号化方式は、8B/10B方式である。例えば、8B/10B方式において、閾値数は、4である。例えば、図6に表されるように、変換前のビット列と、変換後のビット列と、の関係は、予め定められる。「Name」の欄は、名称、又は、ラベルを表す。「8bit」の欄は、変換前のビット列を表す。「currentRD−」、及び、「currentRD+」のそれぞれは、変換後のビット列を表す。RDは、Running Disparityの略記である。
対象ビット列を変換する場合において、当該対象ビット列の直前のビット列として、「currentRD+」のビット列が用いられたとき、対象ビット列に対する変換後のビット列として、「currentRD−」のビット列が用いられる。対象ビット列を変換する場合において、当該対象ビット列の直前のビット列として、「currentRD−」のビット列が用いられたとき、対象ビット列に対する変換後のビット列として、「currentRD+」のビット列が用いられる。
符号化方式に従って符号化されるビット列(換言すると、変換前の対象ビット列)、又は、符号化方式に従って符号化されたビット列(換言すると、変換後の対象ビット列)は、「ワード」と表されてもよい。
符号化部1213は、符号化後のパラレル信号を第2多重部1215へ出力する。
符号化部1213は、符号化後のパラレル信号を第2多重部1215へ出力する。
交番パタン生成部1214は、交番パタン信号を生成する。交番パタン信号は、上記閾値数よりも大きい連続数だけ同一の値が連続するビット列を表す。本例では、交番パタン信号は、連続数だけ0が連続する第1ビット列と、連続数だけ1が連続する第2ビット列と、が交互に並ぶビット列を表す。
本例では、連続数は、I/F回路23が、受信したシリアル信号に基づいてI/F回路12−mと同期されるために許容する上限数(換言すると、同符号連続耐量)未満である。本例では、連続数は、400である。なお、交番パタン生成部1214は、連続数を変更可能に構成されてよい。
交番パタン生成部1214は、生成した交番パタン信号を第2多重部1215へ出力する。本例では、交番パタン生成部1214により出力される交番パタン信号は、パラレル信号である。
第2多重部1215は、符号化部1213から入力された符号化信号と、交番パタン生成部1214から入力された交番パタン信号と、を多重することにより送信フレームを生成する。
タイミング管理部1211は、第2多重部1215による符号化信号及び交番パタン信号の多重を、BB処理部11から入力された無線情報に基づいて制御する。換言すると、タイミング管理部1211は、符号化信号及び交番パタン信号のそれぞれが第2多重部1215から出力されるタイミングを、BB処理部11から入力された無線情報に基づいて制御する。
本例では、タイミング管理部1211は、DL通信期間と、DL無通信期間と、のそれぞれを、BB処理部11から入力された無線情報に基づいて特定(換言すると、識別)する。
本例では、タイミング管理部1211は、特定した、DL通信期間及びDL無通信期間のそれぞれの、ヘッダ部に対応する期間において、符号化信号を出力するように第2多重部1215を制御する。タイミング管理部1211は、特定したDL通信期間の、ペイロード部に対応する期間において、符号化信号を出力するように第2多重部1215を制御する。タイミング管理部1211は、特定したDL無通信期間の、ペイロード部に対応する期間において、交番パタン信号を出力するように第2多重部1215を制御する。
第2多重部1215は、生成した送信フレームを表すパラレル信号をシリアライザ部122へ出力する。
第2多重部1215は、生成した送信フレームを表すパラレル信号をシリアライザ部122へ出力する。
例えば、図7の(A)に表されるように、DL無通信期間において、ペイロード部には、IQデータが格納されない。図7において、「don’t care」は、任意の値を表す。例えば、DL無通信期間におけるペイロード部には、任意の値として、予め定められた値(例えば、0又は1)が格納されてよい。
例えば、図7の(B)に表されるように、第2多重部1215は、DL無通信期間の、ペイロード部に対応する期間において、交番パタン信号を出力する。換言すると、第2多重部1215は、DL無通信期間において、ペイロード部に対応する部分が交番パタン信号である送信フレームを生成する。
本例では、送信フレーム処理部121により出力されるパラレル信号は、40ビットの幅を有するとともに、245.76Mbpsの伝送速度を有する。
パラレルシリアル変換部1221は、送信フレーム処理部121から入力されたパラレル信号をシリアル信号に変換し、変換後のシリアル信号を光モジュール123へ出力する。例えば、図7の(C)に表されるように、パラレルシリアル変換部1221は、DL無通信期間の、ペイロード部に対応する期間において交番パタン信号を出力する。
パラレルシリアル変換部1221により出力される符号化信号は、第1シリアル信号の一例である。パラレルシリアル変換部1221により出力される交番パタン信号は、第2シリアル信号の一例である。
本例では、シリアライザ部122により出力されるシリアル信号は、9.8304Gbpsの伝送速度を有する。
光モジュール123は、シリアライザ部122から入力されたシリアル信号を光信号に変換し、変換後の光信号を通信ケーブルFC−mを介してRRH20−mへ送信する。
本例では、図3に表されるように、発振器13は、所定の周波数を有するクロック信号を生成し、生成したクロック信号をシリアライザ部122へ出力する。シリアライザ部122は、発振器13から入力されたクロック信号に同期されたタイミングにて動作する。シリアライザ部122は、発振器13から入力されたクロック信号を、送信フレーム処理部121及びBB処理部11のそれぞれへ出力する。送信フレーム処理部121及びBB処理部11のそれぞれは、シリアライザ部122から入力されたクロック信号に同期されたタイミングにて動作する。
例えば、図8に表されるように、デシリアライザ部234は、シリアルパラレル変換部2341を備える。受信フレーム処理部235は、タイミング管理部2351と、同期コード検出部2352と、復号部2353と、分離部2354と、を備える。
光モジュール233は、BBU10により送信された光信号を通信ケーブルFC−mを介して受信する。光モジュール233は、受信した光信号をシリアル信号に変換し、変換後のシリアル信号をデシリアライザ部234へ出力する。
シリアルパラレル変換部2341は、光モジュール233から入力されたシリアル信号をパラレル信号に変換し、変換後のパラレル信号を受信フレーム処理部235へ出力する。
同期コード検出部2352は、デシリアライザ部234から入力されたパラレル信号が表すビット列の中から同期コードを検出する。同期コードは、予め定められたビット列である。
本例では、同期コードは、通信フレームのヘッダ部のうちの予め定められた部分に格納されている。従って、同期コード検出部2352は、同期コードを検出することにより、同期コードが検出されたタイミング(換言すると、ビット列における同期コードの位置、又は、通信フレームの位相)を検出する。同期コード検出部2352は、検出したタイミングをタイミング管理部2351に通知する。
同期コード検出部2352は、検出したタイミングに基づいて、デシリアライザ部234から入力されたパラレル信号に対するワードアライメントを行なう。ワードアライメントは、符号化方式に従って符号化されたビット列(換言すると、「ワード」)の先頭のビットが、パラレル信号を伝送する複数の信号線のうちの所定の信号線にて伝送されるように、パラレル信号の位相を制御する処理である。
同期コード検出部2352は、ワードアライメント後のパラレル信号を復号部2353へ出力する。
同期コード検出部2352は、ワードアライメント後のパラレル信号を復号部2353へ出力する。
復号部2353は、同期コード検出部2352から入力されたパラレル信号が表すビット列を復号する。復号部2353は、符号化部1213が用いる符号化方式に対応する復号方式に従って復号を行なう。本例では、復号部2353は、符号化部1213が用いる符号化方式において定められた、変換前のビット列と、変換後のビット列と、の関係に基づいてビット列を変換する。
復号部2353は、復号を実行している期間において、当該復号の対象のビット列が、上記関係における、変換後のビット列のいずれとも一致しない場合、当該復号における異常の発生を検出する。
タイミング管理部2351は、無線処理部22から入力された無線情報に基づいて、復号部2353による復号の実行を制御する。
本例では、タイミング管理部2351は、DL通信期間と、DL無通信期間と、のそれぞれの、ヘッダ部に対応する期間において、復号を実行するように復号部2353を制御する。タイミング管理部2351は、DL通信期間の、ペイロード部に対応する期間において、復号を実行するように復号部2353を制御する。タイミング管理部2351は、DL無通信期間の、ペイロード部に対応する期間において、復号を停止するように復号部2353を制御する。
本例では、タイミング管理部2351は、DL通信期間と、DL無通信期間と、のそれぞれの、ヘッダ部に対応する期間において、復号を実行するように復号部2353を制御する。タイミング管理部2351は、DL通信期間の、ペイロード部に対応する期間において、復号を実行するように復号部2353を制御する。タイミング管理部2351は、DL無通信期間の、ペイロード部に対応する期間において、復号を停止するように復号部2353を制御する。
復号部2353は、復号を実行している期間において、復号後のパラレル信号を分離部2354へ出力する。復号部2353は、復号を停止している期間において、同期コード検出部2352から入力されたパラレル信号を分離部2354へ出力する。
分離部2354は、復号部2353から入力されたパラレル信号が表すデータから、IQデータ及び制御情報を取得(換言すると、抽出、又は、分離)する。
タイミング管理部2351は、分離部2354によるIQデータ及び制御情報の取得を、無線処理部22から入力された無線情報に基づいて制御する。換言すると、タイミング管理部2351は、分離部2354がIQデータ及び制御情報を取得するタイミングを、無線処理部22から入力された無線情報に基づいて制御する。
分離部2354は、取得したIQデータを無線処理部22へ出力する。
タイミング管理部2351は、分離部2354によるIQデータ及び制御情報の取得を、無線処理部22から入力された無線情報に基づいて制御する。換言すると、タイミング管理部2351は、分離部2354がIQデータ及び制御情報を取得するタイミングを、無線処理部22から入力された無線情報に基づいて制御する。
分離部2354は、取得したIQデータを無線処理部22へ出力する。
本例では、図3に表されるように、デシリアライザ部234は、光モジュール233から入力されたシリアル信号に基づいて、クロック信号を生成する。本例では、デシリアライザ部234は、シリアル信号が表す値が変化するタイミングに基づいてクロック信号の生成を行なう。デシリアライザ部234によるクロック信号の生成は、Clock Data Recoveryと表されてもよい。
なお、デシリアライザ部234は、発振器を備えるとともに、当該発振器が生成するクロック信号の位相を、光モジュール233から入力されたシリアル信号に基づいて調整することにより、シリアル信号に同期されたクロック信号を生成してもよい。
デシリアライザ部234は、生成したクロック信号を、受信フレーム処理部235、無線処理部22、送信フレーム処理部231、及び、シリアライザ部232のそれぞれへ出力する。受信フレーム処理部235、無線処理部22、送信フレーム処理部231、及び、シリアライザ部232のそれぞれは、デシリアライザ部234から入力されたクロック信号に同期されたタイミングにて動作する。
下りリンクの通信に対して、DL処理部301は、通信システムの一例である。
下りリンクの通信に対して、送信フレーム処理部121及びシリアライザ部122は、送信回路の一例である。下りリンクの通信に対して、符号化部1213は、符号化部の一例である。下りリンクの通信に対して、シリアライザ部122、タイミング管理部1211、及び、第2多重部1215は、送信部の一例である。
下りリンクの通信に対して、送信フレーム処理部121及びシリアライザ部122は、送信回路の一例である。下りリンクの通信に対して、符号化部1213は、符号化部の一例である。下りリンクの通信に対して、シリアライザ部122、タイミング管理部1211、及び、第2多重部1215は、送信部の一例である。
下りリンクの通信に対して、デシリアライザ部234及び受信フレーム処理部235は、受信回路の一例である。下りリンクの通信に対して、デシリアライザ部234は、受信部の一例である。下りリンクの通信に対して、復号部2353、及び、タイミング管理部2351は、復号部の一例である。
次に、UL処理部302について説明を加える。UL処理部302は、下りリンクの信号に代えて、上りリンクの信号を処理する点、及び、送信側のI/F回路23において、デシリアライザ部234により生成されたクロック信号を用いる点を除いて、DL処理部301と同様に構成される。
送信フレーム処理部231及びシリアライザ部232は、送信フレーム処理部121及びシリアライザ部122とそれぞれ同様に構成される。デシリアライザ部124及び受信フレーム処理部125は、デシリアライザ部234及び受信フレーム処理部235とそれぞれ同様に構成される。
例えば、図5に表されるように、UL処理部302は、上りリンクの通信が行なわれる期間(換言すると、UL通信期間)T2,T4において、制御情報がヘッダ部に格納されるとともにIQデータがペイロード部に格納された通信フレームを通信する。一方、UL処理部302は、上りリンクの通信が行なわれない期間(換言すると、UL無通信期間)T1,T3,T5において、制御情報がヘッダ部に格納されるとともにIQデータがペイロード部に格納されない通信フレームを通信する。
本例では、UL処理部302に対するUL通信期間T2,T4は、無線信号が無線により通信される第1期間の一例である。本例では、UL処理部302に対するUL無通信期間T1,T3,T5は、無線信号が無線により通信されない第2期間の一例である。
上りリンクの通信に対して、UL処理部302は、通信システムの一例である。
上りリンクの通信に対して、送信フレーム処理部231及びシリアライザ部232は、送信回路の一例である。上りリンクの通信に対して、送信フレーム処理部231の符号化部は、符号化部の一例である。上りリンクの通信に対して、シリアライザ部232、送信フレーム処理部231のタイミング管理部、及び、送信フレーム処理部231の第2多重部は、送信部の一例である。
上りリンクの通信に対して、送信フレーム処理部231及びシリアライザ部232は、送信回路の一例である。上りリンクの通信に対して、送信フレーム処理部231の符号化部は、符号化部の一例である。上りリンクの通信に対して、シリアライザ部232、送信フレーム処理部231のタイミング管理部、及び、送信フレーム処理部231の第2多重部は、送信部の一例である。
上りリンクの通信に対して、デシリアライザ部124及び受信フレーム処理部125は、受信回路の一例である。上りリンクの通信に対して、デシリアライザ部124は、受信部の一例である。上りリンクの通信に対して、受信フレーム処理部125の復号部、及び、受信フレーム処理部125のタイミング管理部は、復号部の一例である。
(動作)
次に、基地局装置1の動作の一例について図5を参照しながら説明する。
先ず、期間T1における下りリンクの通信に関する基地局装置1の動作について説明する。
BBU10のBB処理部11は、IQデータを生成する。I/F回路12−mは、制御情報を生成する。
そして、I/F回路12−mの送信フレーム処理部121は、BB処理部11により生成されたIQデータを符号化するとともに、I/F回路12−mにより生成された制御情報を符号化する。
次に、基地局装置1の動作の一例について図5を参照しながら説明する。
先ず、期間T1における下りリンクの通信に関する基地局装置1の動作について説明する。
BBU10のBB処理部11は、IQデータを生成する。I/F回路12−mは、制御情報を生成する。
そして、I/F回路12−mの送信フレーム処理部121は、BB処理部11により生成されたIQデータを符号化するとともに、I/F回路12−mにより生成された制御情報を符号化する。
次いで、送信フレーム処理部121は、ヘッダ部及びペイロード部の両方に対応する期間において、符号化された符号化信号を含む送信フレームを生成する。そして、I/F回路12−mのシリアライザ部122は、送信フレーム処理部121により生成された送信フレームを表すパラレル信号をシリアル信号に変換する。
次いで、I/F回路12−mの光モジュール123は、シリアライザ部122により変換されたシリアル信号を光信号に変換し、変換後の光信号を通信ケーブルFC−mを介してRRH20−mへ送信する。
これにより、I/F回路23の光モジュール233は、BBU10により送信された光信号を通信ケーブルFC−mを介して受信し、受信した光信号をシリアル信号に変換する。
そして、I/F回路23のデシリアライザ部234は、光モジュール233により変換されたシリアル信号をパラレル信号に変換する。次いで、I/F回路23の受信フレーム処理部235は、ヘッダ部及びペイロード部の両方に対応する期間において、デシリアライザ部234により変換されたパラレル信号が表すビット列を復号する。これにより、受信フレーム処理部235は、IQデータを取得する。
RRH20−mの無線処理部22は、受信フレーム処理部235により取得されたIQデータが表す無線信号をアンテナ21を介して送信する。
次に、期間T1における上りリンクの通信に関する基地局装置1の動作について説明する。
この期間T1においては、RRH20−mの無線処理部22は、無線信号を受信しない。従って、無線処理部22は、IQデータを生成しない。I/F回路23は、制御情報を生成する。そして、I/F回路23の送信フレーム処理部231は、I/F回路23により生成された制御情報を符号化する。
この期間T1においては、RRH20−mの無線処理部22は、無線信号を受信しない。従って、無線処理部22は、IQデータを生成しない。I/F回路23は、制御情報を生成する。そして、I/F回路23の送信フレーム処理部231は、I/F回路23により生成された制御情報を符号化する。
次いで、送信フレーム処理部231は、ヘッダ部に対応する期間において、符号化された符号化信号を含むとともに、ペイロード部に対応する期間において、交番パタン信号を含む送信フレームを生成する。そして、I/F回路23のシリアライザ部232は、送信フレーム処理部231により生成された送信フレームを表すパラレル信号をシリアル信号に変換する。
次いで、I/F回路23の光モジュール233は、シリアライザ部232により変換されたシリアル信号を光信号に変換し、変換後の光信号を通信ケーブルFC−mを介してBBU10へ送信する。
これにより、I/F回路12−mの光モジュール123は、RRH20−mにより送信された光信号を通信ケーブルFC−mを介して受信し、受信した光信号をシリアル信号に変換する。
そして、I/F回路12−mのデシリアライザ部124は、光モジュール123により変換されたシリアル信号をパラレル信号に変換する。次いで、I/F回路12−mの受信フレーム処理部125は、ヘッダ部に対応する期間において、デシリアライザ部124により変換されたパラレル信号が表すビット列を復号する。更に、I/F回路12−mの受信フレーム処理部125は、ペイロード部に対応する期間において、デシリアライザ部124により変換されたパラレル信号が表すビット列を復号しない。
次に、期間T2における下りリンクの通信に関する基地局装置1の動作について説明する。
この期間T2においては、BBU10のBB処理部11は、IQデータを生成しない。I/F回路12−mは、制御情報を生成する。そして、I/F回路12−mの送信フレーム処理部121は、I/F回路12−mにより生成された制御情報を符号化する。
この期間T2においては、BBU10のBB処理部11は、IQデータを生成しない。I/F回路12−mは、制御情報を生成する。そして、I/F回路12−mの送信フレーム処理部121は、I/F回路12−mにより生成された制御情報を符号化する。
次いで、送信フレーム処理部121は、ヘッダ部に対応する期間において、符号化された符号化信号を含むとともに、ペイロード部に対応する期間において、交番パタン信号を含む送信フレームを生成する。そして、I/F回路12−mのシリアライザ部122は、送信フレーム処理部121により生成された送信フレームを表すパラレル信号をシリアル信号に変換する。
次いで、I/F回路12−mの光モジュール123は、シリアライザ部122により変換されたシリアル信号を光信号に変換し、変換後の光信号を通信ケーブルFC−mを介してRRH20−mへ送信する。
これにより、I/F回路23の光モジュール233は、BBU10により送信された光信号を通信ケーブルFC−mを介して受信し、受信した光信号をシリアル信号に変換する。
そして、I/F回路23のデシリアライザ部234は、光モジュール233により変換されたシリアル信号をパラレル信号に変換する。次いで、I/F回路23の受信フレーム処理部235は、ヘッダ部に対応する期間において、デシリアライザ部234により変換されたパラレル信号が表すビット列を復号する。更に、I/F回路23の受信フレーム処理部235は、ペイロード部に対応する期間において、デシリアライザ部234により変換されたパラレル信号が表すビット列を復号しない。
次に、期間T2における上りリンクの通信に関する基地局装置1の動作について説明する。
この期間T2においては、RRH20−mの無線処理部22は、無線信号を受信し、受信した無線信号を表すIQデータを生成する。I/F回路23は、制御情報を生成する。そして、I/F回路23の送信フレーム処理部231は、無線処理部22により生成されたIQデータを符号化するとともに、I/F回路23により生成された制御情報を符号化する。
この期間T2においては、RRH20−mの無線処理部22は、無線信号を受信し、受信した無線信号を表すIQデータを生成する。I/F回路23は、制御情報を生成する。そして、I/F回路23の送信フレーム処理部231は、無線処理部22により生成されたIQデータを符号化するとともに、I/F回路23により生成された制御情報を符号化する。
次いで、送信フレーム処理部231は、ヘッダ部及びペイロード部の両方に対応する期間において、符号化された符号化信号を含む送信フレームを生成する。そして、I/F回路23のシリアライザ部232は、送信フレーム処理部231により生成された送信フレームを表すパラレル信号をシリアル信号に変換する。
次いで、I/F回路23の光モジュール233は、シリアライザ部232により変換されたシリアル信号を光信号に変換し、変換後の光信号を通信ケーブルFC−mを介してBBU10へ送信する。
これにより、I/F回路12−mの光モジュール123は、RRH20−mにより送信された光信号を通信ケーブルFC−mを介して受信し、受信した光信号をシリアル信号に変換する。
そして、I/F回路12−mのデシリアライザ部124は、光モジュール123により変換されたシリアル信号をパラレル信号に変換する。次いで、I/F回路12−mの受信フレーム処理部125は、ヘッダ部及びペイロード部の両方に対応する期間において、デシリアライザ部124により変換されたパラレル信号が表すビット列を復号する。これにより、受信フレーム処理部125は、IQデータを取得する。次いで、BBU10のBB処理部11は、受信フレーム処理部125により取得されたIQデータを処理する。
基地局装置1は、期間T3,T5において、期間T1と同様に動作する。更に、基地局装置1は、期間T4において、期間T2と同様に動作する。
以上、説明したように、第1実施形態のI/F回路12−mは、下りリンクの無線信号が無線により通信される第1期間にて、符号化方式に従って符号化されたデータを表す第1シリアル信号を送信する。符号化方式は、任意のビット列を、同一の値が連続するビットの数が所定の閾値数以下であるビット列に変換する方式である。更に、I/F回路12−mは、下りリンクの無線信号が無線により通信されない第2期間にて、上記閾値数よりも大きい連続数だけ同一の値が連続するビット列を表す第2シリアル信号を送信する。
同様に、第1実施形態のI/F回路23は、上りリンクの無線信号が無線により通信される第1期間にて、符号化方式に従って符号化されたデータを表す第1シリアル信号を送信する。更に、I/F回路23は、上りリンクの無線信号が無線により通信されない第2期間にて、上記閾値数よりも大きい連続数だけ同一の値が連続するビット列を表す第2シリアル信号を送信する。
例えば、図9の(A)に表されるように、比較例のI/F回路は、無線信号が無線により通信されない第2期間において、予め定められた値(本例では、0)がペイロード部に格納(換言すると、パディング)された通信フレームを生成する。次いで、図9の(B)に表されるように、比較例のI/F回路は、無線信号が無線により通信されない第2期間において、生成された通信フレームに含まれる、ヘッダ部及びペイロード部の両方を符号化する。
そして、図9の(C)に表されるように、比較例のI/F回路は、無線信号が無線により通信されない第2期間において、符号化された符号化信号をシリアル信号に変換し、変換後のシリアル信号を光信号に変換し、変換後の光信号を送信する。
図9の(D)は、無線信号が無線により通信されない第2期間の、ペイロード部に対応する期間における、シリアル信号の一例を表す。図9の(D)に表されるように、比較例においては、無線信号が無線により通信されない第2期間の、ペイロード部に対応する期間において、同一の値が連続するビットの数が閾値数以下である。
これに対し、第1実施形態においては、無線信号が無線により通信されない第2期間の、ペイロード部に対応する期間において、同一の値が連続するビットの数は、閾値数よりも大きい連続数である。
従って、第1実施形態の、I/F回路12−m及びI/F回路23によれば、第2期間にてトグル頻度を低減できる。この結果、第2期間にて消費電力量を低減できる。例えば、第1実施形態の、I/F回路12−m又はI/F回路23のスイッチング動作に関する消費電力量を、比較例のI/F回路のスイッチング動作に関する消費電力量の約53%まで低減できる。
また、第2期間においても、制御情報の通信が維持される。従って、I/F回路12−mとI/F回路23との間の接続を維持できる。また、通信フレームの、I/F回路12−mとI/F回路23との間の同期を維持できる。
更に、第1実施形態において、第2シリアル信号は、上記連続数だけ0が連続する第1ビット列と、上記連続数だけ1が連続する第2ビット列と、が交互に並ぶビット列を表す。
これによれば、第2期間にてトグル頻度を低減できる。この結果、第2期間にて消費電力量を低減できる。
更に、第1実施形態の、I/F回路12−m及びI/F回路23のそれぞれは、無線情報に基づいて第2期間を特定する。
無線信号がTDD方式に従って通信される場合、下りリンクの無線信号が無線により通信されない期間、及び、上りリンクの無線信号が無線により通信されない期間のそれぞれが設けられる。
また、無線フレームにおける、第2期間のタイミングは、無線フレームにおける、無線信号が通信される期間のタイミングに対応する。また、無線フレームにおける第2期間のタイミングは、無線フレームにおける、上りリンクの通信が行なわれる期間のタイミングに対応する。また、無線フレームにおける第2期間のタイミングは、無線フレームにおける、下りリンクの通信が行なわれる期間のタイミングに対応する。
従って、I/F回路12−m及びI/F回路23によれば、第2期間を高い精度にて特定できる。
更に、第1実施形態において、上記連続数は、上限数未満である。I/F回路23に対する上限数は、I/F回路12−mが、受信したシリアル信号に基づいて、I/F回路23と同期されるために許容する値である。I/F回路12−mに対する上限数は、I/F回路23が、受信したシリアル信号に基づいて、I/F回路12−mと同期されるために許容する値である。
これによれば、I/F回路23は、下りリンクに対する第2期間にて受信したシリアル信号に基づいてI/F回路12−mと同期される。従って、I/F回路23とI/F回路12−mとが同期された状態を下りリンクに対する第2期間においても維持できる。同様に、I/F回路12−mは、上りリンクに対する第2期間にて受信したシリアル信号に基づいてI/F回路23と同期される。従って、I/F回路23とI/F回路12−mとが同期された状態を上りリンクに対する第2期間においても維持できる。
更に、第1実施形態のI/F回路23は、下りリンクの無線信号が無線により通信される第1期間にて受信されたシリアル信号が表すデータを復号する。加えて、I/F回路23は、下りリンクの無線信号が無線により通信されない第2期間にて受信されたシリアル信号が表すデータを復号しない。
同様に、第1実施形態のI/F回路12−mは、上りリンクの無線信号が無線により通信される第1期間にて受信されたシリアル信号が表すデータを復号する。加えて、I/F回路12−mは、上りリンクの無線信号が無線により通信されない第2期間にて受信されたシリアル信号が表すデータを復号しない。
これによれば、復号の異常の発生を抑制できる。復号の異常は、I/F回路12−m又はI/F回路23が、受信されたシリアル信号が表すデータの復号に失敗することである。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態の基地局装置について説明する。第2実施形態の基地局装置は、第1実施形態の基地局装置に対して、ペイロード部が交番パタン信号により形成されているか否かを表す情報がヘッダ部に格納される点において相違している。以下、相違点を中心として説明する。なお、第2実施形態の説明において、第1実施形態にて使用した符号と同じ符号を付したものは、同一又はほぼ同様のものである。
次に、第2実施形態の基地局装置について説明する。第2実施形態の基地局装置は、第1実施形態の基地局装置に対して、ペイロード部が交番パタン信号により形成されているか否かを表す情報がヘッダ部に格納される点において相違している。以下、相違点を中心として説明する。なお、第2実施形態の説明において、第1実施形態にて使用した符号と同じ符号を付したものは、同一又はほぼ同様のものである。
第2実施形態のI/F回路12−mにより生成される制御情報は、フラグ情報を含む。フラグ情報は、当該フラグ情報が格納されるヘッダ部とともに通信フレームに含まれるペイロード部が、符号化されていない交番パタン信号により形成されているか否かを表す。
例えば、図10に表されるように、第2実施形態の受信フレーム処理部235は、第1実施形態の受信フレーム処理部235が備える、タイミング管理部2351及び分離部2354に代えて、タイミング管理部2351A及び分離部2354Aを備える。
分離部2354Aは、復号部2353から入力されたパラレル信号が表すデータから、IQデータ及び制御情報を取得(換言すると、抽出、又は、分離)する。
タイミング管理部2351Aは、分離部2354AによるIQデータ及び制御情報の取得を、無線処理部22から入力された無線情報に基づいて制御する。換言すると、タイミング管理部2351Aは、分離部2354AがIQデータ及び制御情報を取得するタイミングを、無線処理部22から入力された無線情報に基づいて制御する。
分離部2354Aは、取得したIQデータを無線処理部22へ出力するとともに、取得した制御情報をタイミング管理部2351Aへ出力する。
タイミング管理部2351Aは、分離部2354AによるIQデータ及び制御情報の取得を、無線処理部22から入力された無線情報に基づいて制御する。換言すると、タイミング管理部2351Aは、分離部2354AがIQデータ及び制御情報を取得するタイミングを、無線処理部22から入力された無線情報に基づいて制御する。
分離部2354Aは、取得したIQデータを無線処理部22へ出力するとともに、取得した制御情報をタイミング管理部2351Aへ出力する。
タイミング管理部2351Aは、無線処理部22から入力された無線情報に代えて、分離部2354Aから入力された制御情報に基づいて復号部2353による復号の実行を制御する。
本例では、タイミング管理部2351Aは、制御情報に含まれるフラグ情報が符号化有情報である場合、当該フラグ情報が格納されるヘッダ部とともに通信フレームに含まれるペイロード部に対応する期間にて、復号を実行するように復号部2353を制御する。符号化有情報は、フラグ情報が格納されるヘッダ部とともに通信フレームに含まれるペイロード部が、符号化された符号化信号により形成されている(換言すると、交番パタン信号により形成されていない)ことを表すフラグ情報である。
本例では、タイミング管理部2351Aは、制御情報に含まれるフラグ情報が符号化無情報である場合、当該フラグ情報が格納されるヘッダ部とともに通信フレームに含まれるペイロード部に対応する期間にて、復号を停止するように復号部2353を制御する。符号化無情報は、フラグ情報が格納されるヘッダ部とともに通信フレームに含まれるペイロード部が、符号化されていない交番パタン信号により形成されていることを表すフラグ情報である。
受信フレーム処理部125が備える分離部及びタイミング管理部も、分離部2354A及びタイミング管理部2351Aとそれぞれ同様に構成される。
以上、説明したように、第2実施形態の基地局装置1も、第1実施形態の基地局装置1と同様の作用及び効果を奏する。
更に、第2実施形態の通信フレームに含まれるヘッダ部には、当該ヘッダ部とともに当該通信フレームに含まれるペイロード部が、符号化されていないデータを表すシリアル信号(本例では、交番パタン信号)により形成されているか否かを表す情報が格納される。加えて、タイミング管理部2351Aは、ヘッダ部に基づいて第2期間を特定する。
更に、第2実施形態の通信フレームに含まれるヘッダ部には、当該ヘッダ部とともに当該通信フレームに含まれるペイロード部が、符号化されていないデータを表すシリアル信号(本例では、交番パタン信号)により形成されているか否かを表す情報が格納される。加えて、タイミング管理部2351Aは、ヘッダ部に基づいて第2期間を特定する。
これによれば、I/F回路12−m及びI/F回路23は、通信フレームに含まれるペイロード部が、符号化されていないデータを表すシリアル信号により形成されているか否かを認識できる。従って、I/F回路12−m及びI/F回路23が、ペイロード部の復号に失敗する(換言すると、復号の異常が発生する)ことを抑制できる。
また、第2実施形態のI/F回路12−m及びI/F回路23によれば、無線情報に関連しない要因に基づいて、ペイロード部にIQデータが格納されない場合にも、復号の異常の発生を抑制できる。
1 基地局装置
10 BBU
11 BB処理部
12−1,12−2,12−3,…,12−M I/F回路
121 送信フレーム処理部
1211 タイミング管理部
1212 第1多重部
1213 符号化部
1214 交番パタン生成部
1215 第2多重部
122 シリアライザ部
1221 パラレルシリアル変換部
123 光モジュール
124 デシリアライザ部
125 受信フレーム処理部
13 発振器
20−1,20−2,20−3,…,20−M RRH
21 アンテナ
22 無線処理部
23 I/F回路
231 送信フレーム処理部
232 シリアライザ部
233 光モジュール
234 デシリアライザ部
2341 シリアルパラレル変換部
235 受信フレーム処理部
2351,2351A タイミング管理部
2352 同期コード検出部
2353 復号部
2354,2354A 分離部
301 DL処理部
302 UL処理部
FC−1,FC−2,FC−3,…,FC−M 通信ケーブル
FR 無線フレーム
SF#0〜SF#9 サブフレーム
10 BBU
11 BB処理部
12−1,12−2,12−3,…,12−M I/F回路
121 送信フレーム処理部
1211 タイミング管理部
1212 第1多重部
1213 符号化部
1214 交番パタン生成部
1215 第2多重部
122 シリアライザ部
1221 パラレルシリアル変換部
123 光モジュール
124 デシリアライザ部
125 受信フレーム処理部
13 発振器
20−1,20−2,20−3,…,20−M RRH
21 アンテナ
22 無線処理部
23 I/F回路
231 送信フレーム処理部
232 シリアライザ部
233 光モジュール
234 デシリアライザ部
2341 シリアルパラレル変換部
235 受信フレーム処理部
2351,2351A タイミング管理部
2352 同期コード検出部
2353 復号部
2354,2354A 分離部
301 DL処理部
302 UL処理部
FC−1,FC−2,FC−3,…,FC−M 通信ケーブル
FR 無線フレーム
SF#0〜SF#9 サブフレーム
Claims (12)
- 無線信号を表すデータが入力され、前記入力されたデータを表すシリアル信号を送信する送信回路であって、
任意のビット列を、同一の値が連続するビットの数が所定の閾値数以下であるビット列に変換する符号化方式に従って、前記入力されたデータを符号化する符号化部と、
前記無線信号が無線により通信される第1期間にて、前記符号化されたデータを表す第1シリアル信号を送信するとともに、前記無線信号が無線により通信されない第2期間にて、前記閾値数よりも大きい連続数だけ同一の値が連続するビット列を表す第2シリアル信号を送信する送信部と、
を備える、送信回路。 - 請求項1に記載の送信回路であって、
前記第2シリアル信号は、前記連続数だけ0が連続する第1ビット列と、前記連続数だけ1が連続する第2ビット列と、が交互に並ぶビット列を表す、送信回路。 - 請求項1又は請求項2に記載の送信回路であって、
前記送信部は、前記無線信号が、時分割複信(TDD;Time Division Duplex)方式に従って通信されるか否かを表す情報と、前記無線信号の無線による通信に用いられる無線フレームにおける、前記無線信号が通信される期間のタイミングを表す情報と、前記無線フレームにおける、上りリンクの通信が行なわれる期間のタイミングを表す情報と、前記無線フレームにおける、下りリンクの通信が行なわれる期間のタイミングを表す情報と、の少なくとも1つに基づいて前記第2期間を特定する、送信回路。 - 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の送信回路であって、
前記連続数は、前記第1シリアル信号及び前記第2シリアル信号を受信する受信回路が、受信したシリアル信号に基づいて送信回路と同期されるために許容する上限数未満である、送信回路。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の送信回路であって、
前記シリアル信号は、ペイロード部とヘッダ部とを含む通信フレームを形成し、
前記ヘッダ部は、当該ヘッダ部とともに前記通信フレームに含まれる前記ペイロード部が前記第2シリアル信号により形成されているか否かを表す、送信回路。 - 無線信号を表すシリアル信号を受信する受信回路であって、
前記シリアル信号を受信する受信部と、
前記無線信号が無線により通信される第1期間にて受信された前記シリアル信号が表すデータを復号するとともに、前記無線信号が無線により通信されない第2期間にて受信された前記シリアル信号が表すデータを復号しない復号部と、
を備える、受信回路。 - 請求項6に記載の受信回路であって、
前記復号部は、前記無線信号が、時分割複信(TDD;Time Division Duplex)方式に従って通信されるか否かを表す情報と、前記無線信号の無線による通信に用いられる無線フレームにおける、前記無線信号が通信される期間のタイミングを表す情報と、前記無線フレームにおける、上りリンクの通信が行なわれる期間のタイミングを表す情報と、前記無線フレームにおける、下りリンクの通信が行なわれる期間のタイミングを表す情報と、の少なくとも1つに基づいて前記第2期間を特定する、受信回路。 - 請求項6又は請求項7に記載の受信回路であって、
前記シリアル信号は、ペイロード部とヘッダ部とを含む通信フレームを形成し、
前記ヘッダ部は、当該ヘッダ部とともに前記通信フレームに含まれる前記ペイロード部が、符号化されていないデータを表すシリアル信号により形成されているか否かを表し、
前記復号部は、前記ヘッダ部に基づいて前記第2期間を特定する、受信回路。 - 無線信号を表すデータが入力され、前記入力されたデータを表すシリアル信号を送信する送信回路と、
前記シリアル信号を受信する受信回路と、
を備える通信システムであって、
前記送信回路は、
任意のビット列を、同一の値が連続するビットの数が所定の閾値数以下であるビット列に変換する符号化方式に従って、前記入力されたデータを符号化する符号化部と、
前記無線信号が無線により通信される第1期間にて、前記符号化されたデータを表す第1シリアル信号を送信するとともに、前記無線信号が無線により通信されない第2期間にて、前記閾値数よりも大きい連続数だけ同一の値が連続するビット列を表す第2シリアル信号を送信する送信部と、
を備え、
前記受信回路は、
前記シリアル信号を受信する受信部と、
前記第1期間にて受信された前記シリアル信号が表すデータを復号するとともに、前記第2期間にて受信された前記シリアル信号が表すデータを復号しない復号部と、
を備える、通信システム。 - 無線信号を表すデータが入力され、前記入力されたデータを表すシリアル信号を送信する送信方法であって、
任意のビット列を、同一の値が連続するビットの数が所定の閾値数以下であるビット列に変換する符号化方式に従って、前記入力されたデータを符号化し、
前記無線信号が無線により通信される第1期間にて、前記符号化されたデータを表す第1シリアル信号を送信するとともに、前記無線信号が無線により通信されない第2期間にて、前記閾値数よりも大きい連続数だけ同一の値が連続するビット列を表す第2シリアル信号を送信する、送信方法。 - 無線信号を表すシリアル信号を受信する受信方法であって、
前記シリアル信号を受信し、
前記無線信号が無線により通信される第1期間にて受信された前記シリアル信号が表すデータを復号するとともに、前記無線信号が無線により通信されない第2期間にて受信された前記シリアル信号が表すデータを復号しない、受信方法。 - 無線信号を表すデータが入力され、前記入力されたデータを表すシリアル信号を送信する送信回路と、前記シリアル信号を受信する受信回路と、を備える通信システムに適用される通信方法であって、
前記送信回路が、任意のビット列を、同一の値が連続するビットの数が所定の閾値数以下であるビット列に変換する符号化方式に従って、前記入力されたデータを符号化し、
前記送信回路が、前記無線信号が無線により通信される第1期間にて、前記符号化されたデータを表す第1シリアル信号を送信するとともに、前記無線信号が無線により通信されない第2期間にて、前記閾値数よりも大きい連続数だけ同一の値が連続するビット列を表す第2シリアル信号を送信し、
前記受信回路が、前記シリアル信号を受信し、
前記受信回路が、前記第1期間にて受信された前記シリアル信号が表すデータを復号するとともに、前記第2期間にて受信された前記シリアル信号が表すデータを復号しない、通信方法。
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JP2016159553A JP2018029242A (ja) | 2016-08-16 | 2016-08-16 | 送信回路、受信回路、通信システム、送信方法、受信方法、及び、通信方法 |
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ID=61190839
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016159553A Pending JP2018029242A (ja) | 2016-08-16 | 2016-08-16 | 送信回路、受信回路、通信システム、送信方法、受信方法、及び、通信方法 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021519563A (ja) * | 2018-04-28 | 2021-08-10 | ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド | 信号伝送方法、中央アクセススポイントap、及び遠隔無線ユニットrru |
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EP3510832B1 (en) * | 2016-09-06 | 2023-08-16 | Telefonaktiebolaget LM Ericsson (PUBL) | Resource configuration of wireless devices |
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- 2016-08-16 JP JP2016159553A patent/JP2018029242A/ja active Pending
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- 2017-07-12 US US15/648,178 patent/US20180054214A1/en not_active Abandoned
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