JP2018026691A - 光終端装置および伝搬遅延時間測定方法 - Google Patents
光終端装置および伝搬遅延時間測定方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】受動光ネットワークで2つ以上の宅内光終端装置と接続される局内光終端装置の機能の少なくとも一部をソフトウェア化したプロセスと、局内光終端装置から宅内光終端装置へと送信する送信許可信号および宅内光終端装置から受け取った送信要求信号に対して、時刻に関する情報を追加するタイムスタンプ補助装置とを具備し、タイムスタンプ補助装置が、送信許可信号に対して、当該送信許可信号を送信する時刻に関する情報を送信時刻情報として追加する手段と、送信要求信号に対して、当該送信要求信号を受け取った時刻に関する情報を受信時刻情報として追加する手段とを備え、プロセスが、受信時刻情報を用いて局内光終端装置と宅内光終端装置との伝搬遅延時間を算出する手段と、伝搬遅延時間を用いて宅内光終端装置の上り送信開始時刻を算出する手段とを備える光終端装置。
【選択図】図1
Description
(構成)
図1において、第1の実施形態に係るタイムスタンプ補助装置100を含むシステムのブロック図が例示される。係るシステムは、タイムスタンプ補助装置100とサーバ200とを備える。サーバ200は、OLTプロセス210と、クロック220とを備える。尚、サーバ200は、タイムスタンプ補助装置100と一体となって光終端装置を構成してもよい。また、タイムスタンプ補助装置100とOLTプロセス210とを一体とした構成を光終端装置としてもよい。
図2において、タイムスタンプ補助装置100を含むシステムによる、OLTプロセス210とタイムスタンプ補助装置100との時刻同期に関する動作が例示される。この動作は、例えば、OLTプロセス210が、数DBA周期に一度、帯域要求がゼロであったONUに対して行われる。以下では、時系列に沿って各部の動作を説明する。
以上詳述したように第1の実施形態では、タイムスタンプ補助装置によって記載された受信時刻を利用することで、OLTとONU間の正確な伝搬遅延を測定することができる。さらに、タイムスタンプ補助装置とOLTプロセスとの送信遅延時間の測定は、全てGATEメッセージとREPORTメッセージとによって行われる。そのため、OLTプロセスおよびタイムスタンプ補助装置を、新たに時刻同期用プロトコルに対応させる必要がない。また、OLTプロセスとタイムスタンプ補助装置との間において、上記時刻同期用プロトコルに関するメッセージをやりとりする必要もないため、帯域利用効率を維持したまま送信遅延測定を行うことができる。
(構成)
図3において、第2の実施形態に係るタイムスタンプ補助装置300を含むシステムのブロック図が例示される。図3のタイムスタンプ補助装置300は、第1の実施形態に係るタイムスタンプ補助装置100をベースに構成されており、共通部分の説明は省略する。
図4において、タイムスタンプ補助装置300を含むシステムによる動作が例示される。以下では、時系列に沿って各部の動作を説明する。
以上詳述したように第2の実施形態では、タイムスタンプ補助装置において、OLTプロセスからGATEメッセージを受け取り、当該GATEメッセージをコピーして当該OLTプロセスへ出力する。そして、GATEメッセージの送受信時刻の差に基づいて送信遅延時刻を算出するようにしている。また、GATEメッセージを返送している帯域は、上りユーザデータが使用しない帯域であるため、帯域利用効率を維持したまま時刻同期に用いる送信遅延時間を求めることができる。
(構成)
図5において、第3の実施形態に係るタイムスタンプ補助装置500を含むシステムのブロック図が例示される。図5のタイムスタンプ補助装置500は、第1の実施形態に係るタイムスタンプ補助装置100をベースに構成されており、共通部分の説明は省略する。
図6において、タイムスタンプ補助装置500を含むシステムによる動作が例示される。以下では、時系列に沿って各部の動作を説明する。
以上詳述したように第3の実施形態では、GATEメッセージの送信時刻をタイムスタンプ補助装置が保持し、当該GATEメッセージに対応するREPORTメッセージの受信時刻を取得することによって、送信遅延時間を算出することができる。よって、どんなGATEメッセージであっても送信遅延時間の算出に用いることができる。
この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
Claims (4)
- 受動光ネットワークで2つ以上の宅内光終端装置と接続される局内光終端装置の機能の少なくとも一部をソフトウェア化したプロセスと、
前記局内光終端装置から前記宅内光終端装置へと送信する送信許可信号および前記宅内光終端装置から受け取った送信要求信号に対して、時刻に関する情報を追加するタイムスタンプ補助装置と
を具備する光終端装置であって、
前記タイムスタンプ補助装置は、
前記送信許可信号に対して、当該送信許可信号を送信する時刻に関する情報を送信時刻情報として追加する手段と、
前記送信要求信号に対して、当該送信要求信号を受け取った時刻に関する情報を受信時刻情報として追加する手段と
を備え、
前記プロセスは、
前記受信時刻情報を用いて局内光終端装置と前記宅内光終端装置との伝搬遅延時間を算出する手段と、
前記伝搬遅延時間を用いて前記宅内光終端装置の上り送信開始時刻を算出する手段と
を備える、光終端装置。 - 前記プロセスは、前記プロセスから前記送信許可信号を出力した時刻に関する情報と、前記送信時刻情報と、前記受信時刻情報と、前記受信時刻情報が追加された前記送信要求信号を前記プロセスが受け取った時刻に関する情報とを用いて、前記プロセスと前記タイムスタンプ補助装置との送信遅延時間を算出する手段をさらに備える、請求項1に記載の光終端装置。
- 前記タイムスタンプ補助装置は、前記プロセスから受け取った前記送信許可信号をコピーし、当該送信許可信号を当該プロセスへと出力する手段をさらに備え
前記プロセスは、前記送信許可信号をタイムスタンプ補助装置に出力した時刻と、前記送信許可信号をタイムスタンプ補助装置から受け取った時刻とを用いて、前記プロセスと前記タイムスタンプ補助装置との送信遅延時間を算出する手段をさらに備える、請求項1に記載の光終端装置。 - 受動光ネットワークで2つ以上の宅内光終端装置と接続される局内光終端装置の機能の少なくとも一部をソフトウェア化したプロセスと、
前記局内光終端装置から前記宅内光終端装置へと送信する送信許可信号および前記宅内光終端装置から受け取った送信要求信号に対して、時刻に関する情報を追加するタイムスタンプ補助装置と
を具備する光終端装置により実行される伝搬遅延時間測定方法であって、
前記タイムスタンプ補助装置が、前記送信許可信号に対して、当該送信許可信号を送信する時刻に関する情報を送信時刻情報として追加することと、
前記タイムスタンプ補助装置が、前記送信要求信号に対して、当該送信要求信号を受け取った時刻に関する情報を受信時刻情報として追加することと、
前記プロセスが、前記受信時刻情報を用いて局内光終端装置と前記宅内光終端装置との伝搬遅延時間を算出することと、
前記プロセスが、前記伝搬遅延時間を用いて前記宅内光終端装置の上り送信開始時刻を算出することと
を備える、伝搬遅延時間測定方法。
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KR20200007197A (ko) * | 2018-07-12 | 2020-01-22 | 한국전자통신연구원 | 수동형 광네트워크 시스템에서의 지연 시간 측정 장치 및 방법 |
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KR102473716B1 (ko) * | 2018-07-12 | 2022-12-02 | 한국전자통신연구원 | 수동형 광네트워크 시스템에서의 지연 시간 측정 장치 및 방법 |
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