JP2018025538A - 磁気センサ集積回路、モータ組立体及び応用装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】磁気センサが出力する磁界検出信号は弱く、磁気センサのオフセットと混合しており、正確な磁界検出信号を得るのは難しい。【解決手段】磁気センサ集積回路、モータ及び応用装置が提供される。磁気センサ集積回路は、入力ポート、磁気センサ及び信号処理ユニットを含む。入力ポートは、外部電源に電気的に連結される。磁気センサは、外部磁界の極性を感知し、検出信号を出力する。信号処理ユニットは、検出信号をサンプリングしかつフィルタに通すためにスイッチドキャパシタフィルタユニットを含み、信号処理ユニットは検出信号のオフセットを除去する。【選択図】図1
Description
[0001] 本開示は、磁界検出に、より詳しくは磁気センサ集積回路、モータ組立体及び応用装置に関する。
[0002] 現代の工業及び電子製品において、ホール素子のような磁気センサが、磁界強度を誘導して電流、位置及び方向などの物理パラメータを測定するために広く用いられる。モータは、磁気センサの重要な応用分野である。モータでは、磁気センサは、ロータ極性の位置センサとして役立つことができる。
[0003] 一般に、磁気センサは、磁界検出信号を出力できるだけである。しかしながら、磁界検出信号は、弱く、磁気センサのオフセットと混合しており、正確な磁界検出信号を得るのは難しい。
[0004] 本開示の第1の態様において、磁気センサ集積回路が提供され、それは、外部電源に電気的に連結された入力ポートと、外部磁界の極性を感知し、検出信号を出力する磁気センサと、検出信号をサンプリングしかつフィルタに通すスイッチドキャパシタフィルタユニットを有し、これにより検出信号のオフセットを除去する信号処理ユニットとを備える。
[0005] 検出信号は、磁界信号及びオフセット信号を備え、信号処理ユニットは、磁界信号及びオフセット信号をそれぞれ高周波領域及びベースバンド周波数に変調する第1のチョッピングスイッチを備えることが好ましい。
[0006] 信号処理ユニットは、磁界信号及びオフセット信号を増幅するチョッピング増幅器を備え、これにより磁界信号をベースバンド周波数に復調することが好ましい。
[0007] スイッチドキャパシタフィルタのサンプルクロック信号は、磁気センサのクロック信号に対して、所定時間だけ遅れることが好ましい。
[0008] 所定時間は、磁気センサのクロック信号の1/4周期であることが好ましい。
[0009] スイッチドキャパシタフィルタユニットは、第1のスイッチドキャパシタフィルタ、第2のスイッチドキャパシタフィルタ、第3のスイッチドキャパシタフィルタ及び第4のスイッチドキャパシタフィルタを備え、第1のスイッチドキャパシタフィルタ及び第2のスイッチドキャパシタフィルタは、チョッピング増幅器によって前半サイクルで出力された差分信号を第1のサブサンプル信号及び第2のサブサンプル信号としてサンプリングし、第3のスイッチドキャパシタフィルタ及び第4のスイッチドキャパシタフィルタは、チョッピング増幅器によって後半サイクルで出力された差分信号を第3のサブサンプル信号及び第4のサブサンプル信号としてサンプリングすることが好ましい。
[0010] 第1のスイッチドキャパシタフィルタと第2のスイッチドキャパシタフィルタとの間に、複数の金属絶縁体金属コンデンサが並列に接続され、第3のスイッチドキャパシタと第4のスイッチドキャパシタとの間に、複数の金属絶縁体金属コンデンサが並列に接続されることが好ましい。
[0011] スイッチドキャパシタフィルタは、オフセットを除去して差分信号を得る加算器をさらに備え、これによりかつ差分信号を増幅することが好ましい。
[0012] 加算器は、第1のサブサンプル信号に第3のサブサンプル信号を加算し、第2のサブサンプル信号に第4のサブサンプル信号を加算するように構成され、加算器の入力端に源発生抵抗器が配置されることが好ましい。
[0013] 源発生抵抗器は、加算器の入力端に配置されることが好ましい。
[0014] 磁気センサ集積回路は、外部電源の交流電源を直流電源に変換して信号処理ユニットに供給する整流器をさらに含むことが好ましい。
[0015] 加算器は、利得が2である相互コンダクタンス増幅器であることが好ましい。
[0016] スイッチドキャパシタフィルタユニットのサンプル周波数は、第1のチョッピングスイッチのチョッピング周波数と同じであることが好ましい。
[0017] モータ組立体は、交流電源によって給電されるモータと、上述した磁気センサ集積回路とを備える。
[0018] 応用装置は上述したモータ組立体を含む。
[0019] 本開示の実施形態による又は従来技術における技術的解決策がより明らかになるように、以下、本開示の実施形態による図面を簡単に説明する。明らかに、図面は、本開示の一部の実施形態にすぎず、当業者であれば、これらの図面から創造的作業を伴わずに他の図面を得ることができる。
[0036] 本開示の実施形態の技術的解決策が、本開示の実施形態の図面と併せて明確かつ完全に例証される。明らかに、説明する実施形態は、本開示の全ての実施形態ではなく、ごく僅かな実施形態にすぎない。本開示の実施形態に基づいて当業者によって創造的作業なしで得られる他の何れの実施形態も、本開示の範囲内に属する。
[0037] 背景技術の欄で説明したように、従来技術において、一般に、磁気センサ集積回路は、磁界検出結果しか出力できず、磁界検出結果を処理するために付加的な周辺回路が必要とされる。従って、回路全体は、費用が高くかつ信頼性に乏しい。
[0038] これを考慮して、開示の実施形態によって磁気センサ集積回路、モータ組立体及び応用装置が提供され、従来の磁気センサ集積回路の機能を拡張することによって回路全体の費用を下げて、回路全体の信頼性を改善する。上記目的を達成するための本開示の実施形態による技術的解決策が、図1から図11と併せて詳しく説明される。
[0039] 図1は、1つの実施形態による磁気センサ10のブロック図を示す。磁気センサ10は、入力ポート1、磁気検出回路2及び出力ポート3を含む。入力ポート1は、外部電源に電気的に連結される。実施形態では、外部電源は交流電源である。
[0040] 磁気検出回路2は、磁気センサ21、信号処理ユニット22及びアナログデジタル(AD)変換器23を含む。磁気センサ22は、外部磁界の極性を感知し、検出信号を出力することができる。信号処理ユニット22は、検出信号を増幅し、検出信号のオフセットを除去することができる。信号処理ユニット22は、検出信号をサンプリングしかつフィルタに通し、次いで、検出信号のオフセットを除去するためにスイッチドキャパシタフィルタ220を備える。AD変換器23は、信号処理ユニット22によって処理された検出信号を磁気検出信号に変換する。磁気検出信号は、出力ポート3によって出力される。実施形態では、磁気検出信号は切換えデジタル信号である。
[0041] 検出信号は、磁界信号及びオフセット信号を含む。磁界信号は、磁気センサ21によって感知される外部磁界に関連する実際の磁気電圧信号を表わし、オフセット信号は、磁気センサ21に固有のバイアス信号である。
[0042] 図2は、1つの実施形態による信号処理ユニット22のブロック図を示す。信号処理ユニット22は、磁気センサ21に連結された第1のチョッピングスイッチZ1を含む。第1のチョッピングスイッチZ1は、磁界信号及びオフセット信号をチョッピング周波数及びベースバンド周波数に変調する。
[0043] 信号処理ユニット22はチョッピング増幅器IAをさらに含むことができ、チョッピング増幅器IAは、第1のチョッピングスイッチZ1によって出力された磁界信号及びオフセット信号を増幅し、磁界信号をベースバンド周波数に復調する。チョッピング増幅器IAは、少なくとも1つの折重ねカスコード増幅器を備えることができる。実施形態では、チョッピング周波数は、両端を含めて100KHzから600KHzの範囲の周波数にすることができ、周波数を400kHzにすることが好ましい。ベースバンド周波数は、100KHzよりも大きく、200Hz未満である。
[0044] 実施形態では、第1のチョッピングスイッチZ1及びチョッピング増幅器IAの入力及び出力の各々は、1本の線で示す。図2は説明目的のためであることを認識されたい。本教示は限定することは意図しない。第1のチョッピングスイッチZ1、チョッピング増幅器IAの入力及び出力の各々は、1つ以上の入力/出力信号とすることができる。一部の実施形態では、第1のチョッピングスイッチZ1及びチョッピング増幅器IAの入力及び出力の各々は、一対以上の差分信号を含む。
[0045] 図3aは、1つの実施形態によるチョッピング増幅器のブロック図を示す。チョッピング増幅器IAは、直列に接続された第1の増幅器A1及び第2のチョッピングスイッチZ2を含む。第1の増幅器A1は、第1のチョッピングスイッチZ1からのオフセット信号及び磁界信号の初めの増幅を行なうように構成される。一部の実施形態では、第1の増幅器A1は、少なくとも1つの折重ねカスコード増幅器を使用して実施される。第2のチョッピングスイッチZ1は、増幅された偏差信号及び磁界信号をそれぞれ伝送のためのチョッパ周波数及びベースバンド周波数に復調するように構成される。
[0046] 図3bは、別の実施形態によるチョッピング増幅器のブロック図を示す。図示した実施形態によれば、図3bのチョッピング増幅器IAは、第1の増幅器A1及び第2のチョッピングスイッチZ2に加えて、第2の増幅器A2を備えることができる。第2の増幅器A2は、第2のチョッピングスイッチZ2からのオフセット信号及び磁界信号の第2段の増幅を行なうように構成される。一部の実施形態では、第2のチョッピングスイッチZ2は、単段の増幅器に基づいて実施される。
[0047] 図4は、1つの実施形態による磁気センサ集積回路のブロック図を示す。磁気センサ集積回路は、入力ポート、磁気センサ5、整流器回路110、信号処理ユニット120、及びアナログデジタル変換器130を備える。この実施形態の入力ポートは、外部電源につながる一対の入力ポート41及び42を備える。一部の実施形態では、入力ポートは、外部電源に直列に接続することができる。さらに他の実施形態では、入力ポートは外部電源に並列に接続することができる。
[0048] 整流器回路110は、全波整流器ブリッジ及び電圧調整器(図示しない)に基づいて実施することができる。全波整流器ブリッジは、交流電源からの交流信号を直流信号に変換するように構成できる。電圧調整器は、直流信号を予め設定された範囲内に調整するように構成できる。整流器回路110は、調整された直流信号を、磁気センサ5、信号処理ユニット120及びアナログデジタル変換器130に供給する。
[0049] 磁気センサ5は、温度変化によって影響されない定電流を受け取り、外部磁界の極性を感知し、検出信号を出力することができる。信号処理ユニット120は、第1のチョッピングスイッチ122、チョッピング増幅器123、スイッチドキャパシタフィルタユニット124及び第2の増幅モジュール125を備える。第1のチョッピングスイッチ122は、磁気センサ5に電気的に連結される。第2の増幅モジュール125は、アナログデジタル変換器130に電気的に連結される。
[0050] 図5は、1つの実施形態による、磁気センサ及び第1のチョッピングスイッチの構造図である。図6aは、図5に示した磁気センサ及び第1のチョッピングスイッチの4つのサブクロック信号の時間系列図である。図6bは、放電スイッチの制御信号及び図5に示した第1のチョッピングスイッチの概略図である。
[0051] 磁気センサ5は4つの接触端子を含む。磁気センサ5は、向かい側に配置された第1の端子A及び第3の端子Cと、向かい側に配置された第2の端子B及び第4の端子Dとを含む。本開示の実施形態では、磁気センサ5はホール板である。磁気センサ200は、整流器回路110によって提供される第1の電源13によって駆動される。実施形態では、第1の電源13は、温度変化によって影響されない定電流源である。
[0052] 図5に示すように、第1のチョッピングスイッチ122は、4つの端子に電気的に接続された8つのスイッチK1からK8を含む。具体的には、第1のチョッピングスイッチ122は、第1のスイッチK1、第2のスイッチK2、第3のスイッチK3、第4のスイッチK4、第5のスイッチK5、第6のスイッチK6、第7のスイッチK7及び第8のスイッチK8を含む。第1のスイッチK1は、第1の電源13と第1の端子Aとの間に電気的に接続される。第2のスイッチK2は、第1の電源13と第2の端子Bとの間に電気的に接続される。第3のスイッチK3は、接地端GNDと第3の端子Cとの間に電気的に接続される。第4のスイッチK4は、接地端GNDと第4の端子Dとの間に電気的に接続される。第5のスイッチK5は、第1の出力端Pと第4の端子Dとの間に電気的に接続される。第6のスイッチK6は、第1の出力端Pと第3の端子Cとの間に電気的に接続される。第7のスイッチK7は、第2の出力端Nと第2の端子Bとの間に電気的に接続される。第8のスイッチK8は、第2の出力端Nと第1の端子Aとの間に電気的に接続される。
[0053] 第1のクロック信号は、第1のサブクロック信号CK2B、第2のサブクロック信号CK1B、第3のサブクロック信号CK2及び第4のサブクロック信号CK1を含む。第1のスイッチK1及び第2のスイッチK2は、それぞれ第1のサブクロック信号CK2B及び第2のサブクロック信号CK1Bによって制御される。第3のスイッチK3及び第4のスイッチK4は、それぞれ第3のサブクロック信号CK2及び第4のサブクロック信号CK1によって制御される。第5のスイッチK5及び第6のスイッチK6は、それぞれ第3のサブクロック信号CK2及び第4のサブクロック信号CK1によって制御される。第7のスイッチK7及び第8のスイッチK8は、それぞれ第3のサブクロック信号CK2及び第4のサブクロック信号CK1によって制御される。
[0054] 出力信号の精度を保証するために、第1のクロック信号は、少なくとも2つの非重複サブクロック信号を含む。第1のサブクロック信号CK2Bの位相は、第3のサブクロック信号CK2の位相と反対であり、第2のサブクロック信号CK1Bの位相は、第4のサブクロック信号CK1の位相と反対である。第3のサブクロック信号CK2及び第4のサブクロック信号CK1は、非重複サブクロック信号である。
[0055] 第1の端子Aが第1の電源13に電気的に接続され、第3の端子Cが接地端GNDに電気的に接続されるとき、第2の端子Bは、第2の出力端Nに電気的に接続され、第4の端子Dは、第1の出力端Pに電気的に接続される。第2の端子Bが第1の電源13に電気的に接続され、第4の端子Dが接地端GNDに電気的に接続されるとき、第1の端子Aは、第2の出力端Nに電気的に接続され、第3の端子Cは、第1の出力端Pに電気的に接続される。第1の出力端Pは差分信号P1を出力し、第2の出力端Nは差分信号N1を出力する。
[0056] 説明した磁気センサ5及び第1のチョッピングスイッチ122の他に、磁気センサ5は、第1の端子Aと第3の端子Cとの間に接続された第1の放電分岐14、即ち第1の端子Aと第3の端子Cとの間の分岐と、第2の端子Bと第4の端子Dとの間に接続された第2の放電分岐15、即ち第2の端子Bと第4の端子Dとの間の分岐とをさらに含む。第1の端子A及び第3の端子Cが電力入力端として役立ち、第2の端子B及び第4の端子Dが磁界検知信号の出力端として役立つ前に、第2の放電分岐15はオンする。第1の端子A及び第3の端子Cが磁界検知信号の出力端として役立ち、第2の端子B及び第4の端子Dが電力入力端として役立つ前に、第1の放電分岐14はオンする。
[0057] 可能な実施において、第1の放電分岐14は、直列に電気接続された第1の放電スイッチS1及び第2の放電スイッチS2を含むことができる。第1の放電スイッチS1及び第2の放電スイッチS2は、それぞれ第1のサブクロック信号CK2B及び第2のサブクロック信号CK1Bによって制御される。第2の放電分岐15は、直列に電気接続された第3の放電スイッチS3及び第4の放電スイッチS4を含む。第3の放電スイッチS3及び第4の放電スイッチS4は、それぞれ第1のサブクロック信号CK2B及び第2のサブクロック信号CK1Bによって制御される。
[0058] 第1の端子A及び第3の端子Cが電力入力端として役立ち、第2の端子B及び第4の端子Dが磁界信号の出力端として役立つとき、第1のサブクロック信号CK2Bが第2のサブクロック信号CK1Bと重なる時間中、第1の放電スイッチS1及び第2の放電スイッチS2は同時にオンする。第1の端子A及び第3の端子Cが磁界信号の出力端として役立ち、第2の端子B及び第4の端子Dが電力入力端として役立つとき、第1のサブクロック信号CK2Bが第2のサブクロック信号CK1Bと重なる時間中、第3の放電スイッチS3及び第4の放電スイッチS4は同時にオンする。
[0059] 図6aに示すように、4つのサブクロック信号は、2つの非重複制御信号、即ち第3のサブクロック信号CK1及び第4のサブクロック信号CK2と、2つの重複信号、即ち第2のサブクロック信号CK1B及び第1のサブクロック信号CK2Bとを含む。CK1はCK1Bと反対であり、CK2はCK2Bと反対である。重複するサブクロック信号CK1B及びCK2Bは、両方とも、CK1BとCK2Bとが重なる時間中、即ち図2に示す2本の点線の間の時間中、高レベルにある。2つの非重複サブクロック信号CK1及びCK2、並びに2つの重複サブクロック信号CK1B及びCK2Bは、両端を含めて100KHzから600Hzの範囲の周波数が周波数にすることができ、周波数は400KHzであることが好ましい。
[0060] 本開示の実施形態において、チョッピングスイッチ122に含まれる8つのスイッチ及び放電分岐に含まれる4つの放電スイッチは、各々、トランジスタにすることができる。さらに、CK1が高レベルのとき、CK2Bは高レベルであり、CK2及びCK1Bは低レベルである。図6bと併せて、このような場合、第2の端子B及び第4の端子Dは、それぞれ第1の電源13及び接地端GNDに電気的に接続されて電力入力端として役立ち、第3の端子Cと第1の出力端Pとの間のスイッチがオンし、第1の端子Aと第2の出力端Nとの間のスイッチがオンし、第1の端子A及び第3の端子Cは、磁界信号の出力端として役立つ。CK1が高レベルから低レベルに移行した直後の短い時間、即ち図5bに示す最初の2本の点線間の時間が、2つの重複サブクロック信号CK1BとCK2Bとの間の重複時間である。重複時間では、CK1B及びCK2Bは両方とも高レベルであり、第2の端子Bと第4の端子Dとの間の第3の放電スイッチS3及び第4の放電スイッチS4は同時にオンし、第2の端子Bは第4の端子Dと短絡し、それによって第2の端子Bと第4の端子Dとの間の寄生コンデンサ内に貯えた電荷を除去する。重複時間後、CK1が低レベルのとき、CK2Bは低レベルであり、CK2及びCK1Bは高レベルである。この場合、第1の端子A及び第3の端子Cは、それぞれ第1の電源及び接地端GNDに電気的に接続されて電力入力端として役立ち、第2の端子Bと第1の出力端Pとの間のスイッチがオンし、第4の端子Dと第2の出力端Nとの間のスイッチがオンし、第2の端子B及び第4の端子Dは磁界信号の出力端子として役立つ。CK1が低レベルから高レベルに移行する直前の短い時間、即ち図5bに示す2番目の2本の点線間の時間が、2つのサブクロック信号CK1BとCK2Bとの重複期間である。この期間中、CK1B及びCK2Bは、両方とも高レベルであり、第1の端子Aと第3の端子Cとの間の第1の放電スイッチS1及び第2の放電スイッチS2がオンして第1の端子Aが第3の端子Cと短絡し、これによって第1の端子Aと第3の端子Cとの間の寄生コンデンサ内に貯えた電荷を除去する。
[0061] 図6cは、図5に示した回路の信号の概略図である。図6cにおいて、CKはクロック信号であり、Vosは磁気センサ5のオフセット電圧信号であり、それは、クロック信号サイクルのどの瞬間でも一定であると仮定され、ホール板5の物理的性質に左右される。Vin及び−Vinは、クロック信号CKの前半サイクル及び後半サイクルにてそれぞれチョッピングスイッチによって出力される理想的な磁界信号、つまりオフセット信号によって妨げられないホール板5の理想的な出力である。上述したように、クロック信号CKの前半サイクルでは、端子A及び端子Cは、それぞれ第1の電源及び接地に電気的に接続され、端子B及び端子Dは、出力端に電気的に接続される。クロック信号CKの後半サイクルでは、端子B及び端子Dは、それぞれ第1の電源及び接地に電気的に接続され、端子A及び端子Cは、出力端に電気的に接続される。クロック信号CKの前半サイクル及び後半サイクルでは、第1のチョッピングスイッチによって出力された理想的な磁界信号は、大きさが同じでかつ方向が反対である。Voutは、第1のチョッピングスイッチの出力信号であり、それは、オフセット信号Vos及び理想的な磁界信号Vinの信号重合せである。このように、磁界信号は、第1のチョッピングスイッチによって高周波領域に変調される。
[0062] 本開示の実施形態では、磁気センサ200によって出力される理想的な磁界電圧信号は非常に弱い。一般に、理想的な磁界信号はほんの数十ミリボルトであり、オフセット信号は10ミリボルトに近い。従って、オフセット信号を除去し、続いて理想的な磁界信号を増幅することが必要である。
[0063] 本開示の実施形態では、チョッピング増幅器123は、図3bに示すようなチョッピング増幅器とすることができる。すなわち、チョッピング増幅器123は、連続して電気接続された第1の増幅器A1、第2のチョッピングスイッチZ2及び第2の増幅器A2を含む。第1の増幅器A1及び第2の増幅器A2は、受信信号を増幅することができる。第2のチョッピングスイッチZ2は、第1のチョッピングスイッチ301によって出力された検出信号の磁界信号を低周波領域に復調することができる。第1の増幅器A1は折重ねカスコード増幅器とし、第2の増幅器A2は単段の増幅器とすることができる。チョッピング増幅器の利得は100である。
[0064] 図3bに示した集積回路を参照して、第1の増幅器A1及び第2の増幅器A2は、受信信号を増幅するように構成され、第2のチョッピングスイッチZ2は、第1のチョッピングスイッチ122によって出力された検出信号の磁界信号を、第1のクロック信号の制御を受けて低周波領域に復調するように構成される。
[0065] 本開示の実施形態では、第1の増幅器A1は、第1のチョッピングスイッチ122によって出力された一対の差分信号P1及びN1を受け取り、一対の差分信号を出力する。第2のチョッピングスイッチZ2は、第1の増幅器A1によって出力された一対の差分信号を各クロックサイクルの前半サイクルにて直接出力し、第1の増幅器A1によって出力された2つの差分信号を交換し、交換された差分信号を各クロックサイクルの後半のサイクルにて出力する。第2のチョッピングスイッチZ2の出力信号は、P2及びN2として定義される。
[0066] 図7に示すように、以前の信号処理の後、本開示の実施形態によるスイッチドキャパシタフィルタユニット124は、チョッピング増幅器123によって出力された差分信号をサンプリングし、サンプル信号のオフセットを除去して差分信号を取得し、差分信号を増幅し、増幅された差分信号を出力する。随意的に、本開示の実施形態では、スイッチドキャパシタフィルタユニット124のサンプリング周波数は、第1のチョッピングスイッチのチョッピング周波数と同じにすることができ、すなわち、第1のクロック信号及び第2のクロック信号の周波数は同じである。チョッピング増幅器123によって出力された差分信号は、第1のサブ差分信号及び第2のサブ差分信号を含む。
[0067] 本開示の実施形態では、スイッチドキャパシタフィルタユニットは、図7に示すようなスイッチドキャパシタフィルタユニットにすることができる。スイッチドキャパシタフィルタユニット124は、第1のスイッチドキャパシタフィルタSCF1、第2のスイッチドキャパシタフィルタSCF2、第3のスイッチドキャパシタフィルタSCF3及び第4のスイッチドキャパシタフィルタSCF4を含む。第1のスイッチドキャパシタフィルタSCF1及び第2のスイッチドキャパシタフィルタSCF2は、チョッピング増幅器123によってその前半サイクル中に出力された差分信号を第1のサンプル信号としてサンプリングする。第3のスイッチドキャパシタフィルタSCF3及び第4のスイッチドキャパシタフィルタSCF4は、チョッピング増幅器123によってその後半サイクル中に出力された差分信号を第2のサンプル信号としてサンプリングする。
[0068] 図8aは、スイッチドキャパシタフィルタの概要回路図を示し、図8bは、図8aのスイッチドキャパシタフィルタの時間系列図を示す。第1のスイッチドキャパシタフィルタSCF1、第2のコンデンサフィルタSCF2、第3のコンデンサフィルタSCF3、第4のコンデンサフィルタSCF4の各々は、2つの伝送ゲートスイッチと、2つのコンデンサ(図8aに点線の枠で示す)とを備える。
[0069] 第1のスイッチドキャパシタフィルタSCF1及び第2のスイッチドキャパシタフィルタSCF2は、チョッピング増幅器123によってその前半サイクルにて出力された第1のサブ差分信号及び第2のサブ差分信号出力を、それぞれ第1のサブサンプル信号及び第2のサブサンプル信号としてサンプリングするように構成される。第3のスイッチドキャパシタフィルタSCF3及び第4のスイッチドキャパシタフィルタスイッチSCF4は、チョッピング増幅器123によってその後半サイクルにて出力された第1のサブ差分信号及び第2のサブ差分信号出力を、それぞれ第3のサブサンプル信号及び第4のサブサンプル信号としてサンプリングするように構成される。図8aに示すように、スイッチドキャパシタフィルタユニット124のサンプルクロック信号は、4つのサブクロック信号CK1’、CK2’、CK1B’及びCK2B’を備え、各伝送ゲートスイッチは、1つのサブクロック信号によって制御される。
[0070] 差分信号P2及びN2がスイッチドキャパシタフィルタユニット124によって受け取られると、前半サイクルでは、第1のスイッチドキャパシタフィルタSCF1及び第2のスイッチドキャパシタフィルタSCF2の第1の伝送ゲートTG1はオンし、第1のスイッチドキャパシタSCF1及び第2のスイッチドキャパシタフィルタSCF2の第2の伝送ゲートTG2はオフし、第3のスイッチドキャパシタフィルタSCF3及び第4のスイッチドキャパシタフィルタSCF4の第1の伝送ゲートTG1はオフし、第3のスイッチドキャパシタフィルタSCF3及び第4のスイッチドキャパシタフィルタSCF4の第2の伝送ゲートTG2はオンする。後半サイクルでは、第1のスイッチドキャパシタフィルタSCF1及び第2のスイッチドキャパシタフィルタSCF2の第1の伝送ゲートTG1はオフし、第1のスイッチドキャパシタSCF1及び第2のスイッチドキャパシタフィルタSCF2の第2の伝送ゲートTG2はオンし、第3のスイッチドキャパシタフィルタSCF3及び第4のスイッチドキャパシタフィルタSCF4の第1の伝送ゲートTG1はオンし、第3のスイッチドキャパシタフィルタSCF3及び第4のスイッチドキャパシタフィルタSCF4の第2の伝送ゲートTG2はオフする。第1及び第3スイッチドキャパシタフィルタは、第1の差分信号P2を、それぞれ前半及び後半サイクルにてサンプリングし、第2及び第4のスイッチドキャパシタフィルタは、第2の差分信号N2を、それぞれ前半及び後半サイクルにてサンプリングする。
[0071] 図8aに示すように、第1のスイッチドキャパシタフィルタSCF1と第2のスイッチドキャパシタSCF2との間に、複数の金属絶縁体金属(MIM)コンデンサが並列に連結される。第3のスイッチドキャパシタフィルタSCF3と第4のスイッチドキャパシタフィルタSCF4との間に、複数の金属絶縁体金属(MIM)コンデンサが連結される。第1のスイッチドキャパシタフィルタSCF1と第2のスイッチドキャパシタSCF2との間に、2つの群のコンデンサが連結され、各群のコンデンサは、並列に連結された2つのコンデンサを備えることができる。一方の群のコンデンサは、第1のスイッチドキャパシタフィルタSCF1の2つの伝送ゲートスイッチの共通の端子と、第2のスイッチドキャパシタフィルタSCF2の2つの伝送ゲートスイッチの共通の端子との間に電気的に連結され、他方の群のコンデンサは、第1のスイッチドキャパシタフィルタSCF1の第2の伝送ゲートTG2の出力端子と、第2のスイッチドキャパシタSCF2の第2の伝送ゲートTG2の出力端子との間に電気的に連結されることができる。第3のスイッチドキャパシタフィルタSCF3と第4のスイッチドキャパシタSCF4との間に、2つの群のコンデンサが連結され、各群のコンデンサは、並列に連結された2つのコンデンサを備えることができる。一方の群のコンデンサは、第3のスイッチドキャパシタフィルタSCF3の2つの伝送ゲートスイッチの共通の端子と、第4のスイッチドキャパシタフィルタSCF4の2つの伝送ゲートスイッチの共通の端子との間に電気的に連結され、他方の群のコンデンサは、第3のスイッチドキャパシタフィルタの第2の伝送ゲートTG2の出力端子と、第4のスイッチドキャパシタSCF4の第2の伝送ゲートTG2の出力端子との間に電気的に連結される。
[0072] サンプルクロック信号の周波数は、磁気センサのクロック信号の周波数と同じである。サンプルクロック信号は、磁気センサのクロック信号に対して1/4周期のような所定時間だけ遅れ、差分信号の山及び谷を避けることができる。
[0073] 第1のスイッチドキャパシタフィルタSCF1及び第2のスイッチドキャパシタSCF2は、その前半サイクルにて、差分信号P2及びN2をそれぞれ第1のサブサンプル信号P2A及び第2のサブサンプル信号N2Aとしてサンプリングする。第3のスイッチドキャパシタフィルタSCF3及び第4のスイッチドキャパシタフィルタSCF4は、その後半サイクルにて、差分信号P2及びN2をそれぞれ第3のサブサンプル信号P2B及び第4のサブサンプル信号N2Bとしてサンプリングする。
[0074] オフセットは、第1のサブサンプル信号に第3のサブサンプル信号を加えることによって除去され、オフセットは、第2のサブサンプル信号に第4のサブサンプル信号を加えることによって除去される。図7に示すように、スイッチドキャパシタフィルタユニットは、第1のサンプル信号に第2のサンプル信号を加えることによって差分信号を得て、差分信号を増幅することにより、オフセットを除去するように構成された加算器1241をさらに含む。具体的には、加算器1241は、第2のサブサンプル信号N2Aに第4のサブサンプル信号N2Bを加えてオフセットを除去し、第1のサブサンプル信号P2Aに第3のサブサンプル信号P2Bを加えてオフセットを除去し、これにより差分信号を取得しかつ差分信号を増幅するように構成される。加算器1241によって出力された差分信号は、P3及びN3として定義される。随意的に、本開示の実施形態による加算器は、利得が2である相互コンダクタンス増幅器である。
[0075] 本開示の実施形態による加算器の構造図である図8cに示すように、加算器は、演算増幅器A’、第1の電圧−電流変換器M1、第2の電圧−電流変換器M2及び第3の電圧−電流変換器M3を含む。各々の電圧−電流変換器は、電流源に電気的に接続され、2つの金属酸化膜半導体(MOS)トランジスタを含む。第1の電圧−電流変換器M1において、MOS型トランジスタのゲートはサンプル信号P2Aを受け取り、MOS型トランジスタの出力端は、演算増幅器A’の非反転端に電気的に連結され、別のMOS型トランジスタのゲートは、サンプル信号N2Aを受け取るように構成され、別のMOS型トランジスタの出力端は、演算増幅器A’の反転端に電気的に連結される。第2の電圧−電流変換器M2において、MOS型トランジスタのゲートは、サンプル信号P2Bを受け取るように構成され、MOS型トランジスタの出力端が演算増幅器A’の非反転端に電気的に接続され、別のMOS型トランジスタのゲートは、サンプル信号N2Bを受け取ることができ、別のMOS型トランジスタの出力端は、演算増幅器A’の反転端へ電気的に接続される。第3の電圧−電流変換器M3において、MOS型トランジスタのゲートは、演算増幅器A’によって出力された差分信号N3を受け取ることができ、MOS型トランジスタの出力端は、演算増幅器A’の非反転端に電気的に連結され、別のMOS型トランジスタのゲートは、演算増幅器A’によって出力された差分信号P3を受け取ることができ、MOS型トランジスタの出力端は、演算増幅器A’の反転端に電気的に接続される。加算器の電圧−電流変換器は、入力されたサンプル信号を電流に変換し、電流を加えることによってオフセットを除去する。電流は、加算器の演算増幅器によって増幅された後に出力される。加算器の入力端に源発生抵抗器を配置して、電圧−電流変換器のMOS型トランジスタが飽和領域で作動するのを保証することが好ましい。すなわち、図8cに示すように、電圧−電流変換器の2つのMOS型トランジスタのソース電極の間に、直列な抵抗器R’が電気的に接続されて、電圧−電流変換器のMOS型トランジスタが飽和領域で作動することを保証する。
[0076] さらに、信号処理ユニットは、第2の増幅器ユニット125をさらに含み、それは、スイッチドキャパシタフィルタユニット124と変換器130との間に電気的に接続され、加算器によって出力された差分信号を増幅するように構成される。第2の増幅器ユニットは、増幅された差分信号P3及びN3を出力する。実施形態では、第2の増幅器ユニットは、利得が5であるプログラム可能な利得増幅器である。
[0077] 実施形態では、磁界信号の増幅に関する第1の増幅器ユニット、加算器及び第2の増幅器の合計の増幅利得は、両端を含んで800から2000の範囲にあり、1000であることが好ましい。他の実施形態では、磁界信号は、第1の増幅器ユニット、加算器及び第2の増幅器ユニットに異なる利得を設定することにより必要な利得で増幅することができる。
[0078] 図4に示すように、差分信号は、スイッチドキャパシタフィルタユニット及び第2の増幅器ユニットによって処理された後、出力制御回路を制御するために、信号処理ユニット120によって磁界信号に変換される必要がある。
[0079] 上記説明から、第1のチョッピングスイッチの出力信号Voutは、オフセット信号Vosと理想的な磁界信号Vinとの重合せであり、差分信号P1と差分信号N1との間の差に等しいことが分かる。差分信号P1及びN1は、大きさが同じで、方向が反対である。上記説明から、クロック信号CK1の前半サイクル及び後半サイクルにて、第1のチョッピングスイッチによって出力された理想的な磁界電圧信号は、大きさが同じで、方向が反対であることが分かる。図9の左側部分に示すように、信号P1は、クロック信号の前半サイクル及び後半サイクルにてそれぞれP1A及びP1Bとして表わし、信号N1は、クロック信号の前半サイクル及び後半サイクルにてそれぞれN1A及びN1Bとして表わす。P1A、P1B、N1A及びN1Bは、それぞれ以下のように表わす。
P1A= (Vos + Vin)/2; P1B = (Vos - Vin)/2
N1A = - P1A = - (Vos + Vin)/2;N1B= - P1B = - (Vos - Vin)/2.
P1A= (Vos + Vin)/2; P1B = (Vos - Vin)/2
N1A = - P1A = - (Vos + Vin)/2;N1B= - P1B = - (Vos - Vin)/2.
[0080] 理解を容易にするために、以後の説明では、差分信号の係数1/2は省略する。一対の差分信号P1’及びN1’が、第1の増幅器を介して第2のチョッピングスイッチに入力される。信号P1’は、クロック信号の前半サイクル及び後半サイクルにてそれぞれP1A’及びP1B’として表わし、信号N1’は、クロック信号の前半サイクル及び後半サイクルにてそれぞれN1A’及びN1B’として表わす。第1の増幅器A1の帯域幅制限の理由から、第1の増幅器A1を介して出力された差分信号は、三角波の差分信号である。次の公式は信号のフォームのみである。信号は、それぞれ以下のように表わす。
P1A'= A(Voff + Vin)/2; P1B' =A(Voff - Vin)/2
N1A' = - P1A' = -A(Voff + Vin)/2; N1B'= - P1B' = -A(Voff - Vin)/2.
P1A'= A(Voff + Vin)/2; P1B' =A(Voff - Vin)/2
N1A' = - P1A' = -A(Voff + Vin)/2; N1B'= - P1B' = -A(Voff - Vin)/2.
[0081] Aは第1の増幅器の利得であり、Voffは第1の増幅器の出力信号のオフセットであり、それは、磁気センサ5の固有のオフセットVosと第1の増幅器のオフセットとの合計に等しい。オフセットVoffは、第1の増幅器A1の帯域幅制限の理由から可変である。理解を容易にするために、以後の説明では、差分信号の係数及び増幅器の増幅係数は省略する。
[0082] 第2のチョッピングスイッチZ2は、各クロックサイクルの前半サイクルにて対の差分信号を直接出力し、各クロックサイクルの後半サイクルにて差分信号を交換し、交換された差分信号を出力するように構成される。第2のチョッピングスイッチによって出力された差分信号は、P2及びN2として表わす。信号P2は、クロック信号の前半サイクル及び後半サイクルにてP2A及びP2Bとして表わし、信号N2は、クロック信号の前半サイクル及び後半サイクルにてN2A及びN2Bとして表わす。信号P2及び信号N2の出力は、それぞれ次のように表わす。
P2A = P1A' = (Voff +Vin); P2B = N1B' = - (Voff - Vin)
N2A = N1A'= - (Voff + Vin); N2B = P1B' = (Voff - Vin);
P2A = P1A' = (Voff +Vin); P2B = N1B' = - (Voff - Vin)
N2A = N1A'= - (Voff + Vin); N2B = P1B' = (Voff - Vin);
[0083] スイッチドキャパシタフィルタユニット124の4つのスイッチドキャパシタフィルタは、各クロックの前半サイクル及び後半サイクルの差分信号P2及びN2に含まれる各信号をサンプリングし、二対のサンプル信号を出力する。すなわち、スイッチドキャパシタフィルタユニットによって得た一対のサンプル信号はP2A及びP2Bを含み、スイッチドキャパシタフィルタユニットによって得た他方の対のサンプル信号は、N2A及びN2Bを含む。
[0084] 4つのサンプル信号は加算器に入力され、加算器はP3及びN3を出力する。加算器は、二対のサンプル信号のそれぞれの対を加算し、P3及びN3を出力する。
P3 = P2A + P2B = (Voff+Vin)+(-(Voff - Vin)) = 2Vin; 及び
N3 = N2A + N2B= - (Voff + Vin) + (Voff - Vin) = -2Vin.
P3 = P2A + P2B = (Voff+Vin)+(-(Voff - Vin)) = 2Vin; 及び
N3 = N2A + N2B= - (Voff + Vin) + (Voff - Vin) = -2Vin.
[0085] 加算器によって出力された信号P3及びN3は、増幅された理想の磁界電圧信号を含むのみであり、オフセット信号が除去されることが分かる。
[0087] 本開示の実施形態による磁界集積回路は、特定の応用例と併せて以下のように説明される。
[0088] 図10に示すように、本開示の実施形態によりモータ組立体がさらに提供される。モータ組立体は、交流電源100によって給電されるモータ200と、モータ200に直列に電気接続された双方向伝導スイッチ300と、本開示の上記実施形態の何れか1つによる磁気センサ集積回路400とを含む。磁気センサ集積回路400の出力ポートは、双方向伝導スイッチ300の制御端に電気的に接続される。双方向伝導スイッチ300は、トライアック(TRIAC)にできることが好ましい。双方向伝導スイッチは、他の適切な型式のスイッチとともに実装できることを理解されたい。例えば、双方向伝導スイッチは、逆並列に電気接続された2つのシリコン制御整流器と、対応する制御回路とを含むことができる。2つのシリコン制御整流器は、磁気センサ集積回路の出力ポートから出力される出力信号に基づき、制御回路によって所定方式で制御される。モータは、交流電源100の電圧を下げて降下電圧を磁気センサ集積回路400に供給する電圧降下回路500をさらに含むことが好ましい。磁気センサ集積回路400は、モータ200のロータの近くに配置されて、ロータの磁界の変化を検知する。
[0089] 上記実施形態に基づき、本開示の実施形態では、モータは同期モータである。本開示による磁気センサ集積回路は、同期モータに応用されるのみならず、直流ブラシレスモータなどの他の型式の永久磁石モータにも応用されることを理解されたい。図11に示すように、同期モータは、ステータと、ステータに対して回転するロータ11とを含む。ステータは、ステータコア12と、ステータコア12の周りに巻き付けたステータ巻線16とを含む。ステータコア12は、純鉄、鋳鉄、鋳鋼、電気鋼、ケイ素鋼などの軟磁性材料で作ることができる。ロータ11は永久磁石を含む。ステータ巻線16を交流電源と直列に接続すると、ロータ11は、一定の回転速度(60f/p)回転/分で定速回転し、ここでfは交流電源の周波数であり、pはロータの極対の数である。実施形態において、ステータコア12は、対向して配置された2つの極部分14を有する。各々の極部分は磁極弧面15を有する。ロータ11の外面は磁極弧面15に対面し、それらの間に実質的に均一な空隙が形成される。本開示における基本的に均一な空隙は、ステータとロータとの間の空隙の大部分が均一であり、ステータとロータとの間の空隙のわずかな部分が不均一であることを示す。ロータの極部分の磁極弧面15上に凹形の始動溝17を配置することが好ましい。磁極弧面15のうち始動溝17以外の部分は、ロータと同心である。上記構成により、不均一な磁界を形成することができ、これによりロータが回転しないとき、ロータの極軸線S1がステータの極部分の中心軸線S2に対して角度を成して傾斜することが保証されるので、ロータは、モータが集積回路の作用の下で通電されるたびに始動トルクを有することができる。ロータの極軸線S1は、極性が異なるロータの2つの磁極間の境界である。ステータの極部分14の中心軸線S2は、ステータの2つの極部分14の中心を通る接続線である。実施形態では、ステータ及びロータは、各々2つの磁極を有する。他の実施形態では、ステータの磁極の数はロータの磁極の数と異なることができ、ステータ及びロータは、4磁極及び6磁極のようなより多くの磁極を有しても良いことを理解されたい。
[0090] 出力制御回路30は、交流電源100が正の半周期で作動しかつ永久磁石ロータの磁界は第1の極性を有することを磁界センサが検出するとき、又は交流電源100が負の半周期で作動しかつ永久磁石ロータの磁界は第1の極性とは反対の第2の極性を有することを磁界センサが検出するとき、双方向伝導交流スイッチ300をオンするように構成される。出力制御回路30は、交流電源100が負の半周期で作動しかつ永久磁石ロータが第1の極性を有するとき、又は交流電源が正の半周期で作動しかつ永久磁石ロータが第2の極性を有するとき、双方向伝導交流スイッチ300をオフする。
[0091] 上記実施形態に基づき、本開示の実施形態では、出力制御回路30は、交流電源100が正の半周期で作動しかつ永久磁石ロータの極性が第1の極性であることを磁気センサが検出したとき、又は交流電源100が負の半周期で作動しかつ永久磁石ロータの極性が第1の極性とは反対の第2の極性であることを磁気センサ(それは、磁気センサと、これに電気的に接続された信号処理ユニットとを含む)が検出したとき、駆動電流を制御して出力ポートと双方向伝導スイッチ300との間に流して双方向伝導スイッチ300をオンするように構成し、しかも交流電源100が負の半周期で作動しかつ永久磁石ロータが第1の極性であるとき、又は交流電源100が正の半周期で作動しかつ永久磁石ロータが第2の極性であるとき、出力ポートと双方向伝導スイッチ300との間に駆動電流が流れるのを防ぐように構成することが好ましい。
[0092] 出力制御回路30は、交流電源100によって出力される信号が正の半周期にあり、永久磁石ロータの磁界が第1の極性であることを磁気センサが検出するとき、集積回路から双方向伝導スイッチ300に流れる電流を制御し、しかも交流電源100によって出力される信号が負の半周期にあり、永久磁石ロータの磁界が第1の極性とは反対の第2の極性であることを磁気センサが検出するとき、双方向伝導スイッチ300から集積回路に流れる電流を制御するように構成されることが好ましい。永久磁石ロータが第1の磁気極性を有しかつ交流電源が正の半周期にあるとき、電流は、正の半周期の全体又は一部にて集積回路から流出でき、永久磁石ロータが第2の極性を有しかつ交流電源が負の半周期にあるとき、電流は、正の半周期の全体又は一部で集積回路内に流入できる、ことを理解されたい。
[0093] 本開示の実施形態では、磁界検出信号は、スイッチ式検出信号である。モータの定常状態では、スイッチ式検出信号のスイッチング周波数は、交流電源の周波数の2倍である。
[0094] 上記実施形態では、本開示による磁気センサ集積回路は、可能な応用例と併せてのみ説明され、本開示による磁気センサは、それに制限されないことを理解されたい。例えば、磁気センサは、単にモータ駆動に応用されるのみならず、磁界検出を備える他の応用例に応用することができる。
[0095] 開示の別の実施形態によるモータでは、モータは、外部交流電源の2つの端部間で双方向スイッチと直列に電気接続することができる、モータ及び双方向伝導スイッチによって形成される第1の直列分岐は、電圧降下回路及び磁気センサ集積回路によって形成される第2の直列分岐と並列に電気接続される。磁気センサ集積回路の出力ポートは、双方向伝導スイッチに電気的に接続され、双方向伝導スイッチを制御して、予め設定された様式でオン又はオフし、それによってステータ巻線の給電モードを制御する。
[0096] 従って、本開示の実施形態による応用装置がさらに提供される。応用装置は、交流電源によって給電されるモータと、モータと直列に電気接続された双方向伝導スイッチと、上記実施形態の何れかの1つによる磁気センサ集積回路とを含む。磁気センサ集積回路の出力ポートは、双方向伝導スイッチの制御端に電気的に接続される。随意的に、応用装置は、ポンプ、ファン、家庭電化製品、車両及びその他同種のものにすることができ、家庭電化製品は、例えば洗浄機、皿洗い機、レンジフード、排気ファンなどにすることができる。
[0097] 本明細書の実施形態の説明に従い、当業者は、開示を実施し又は使用することができる。当業者には実施形態に対する多くの改良が明白である。本明細書に定義した一般的な原則は、開示の精神又は範囲から逸脱することなく、他の実施形態で実施することができる。従って、本開示は、本明細書に記載された実施形態に限定されず、本明細書に開示された原理及び新規な特徴と一致する最も広い範囲に従う。
2 磁気検出回路
21 磁気センサ
22 信号処理ユニット
23 AD変換器
220 スイッチドキャパシタフィルタ
21 磁気センサ
22 信号処理ユニット
23 AD変換器
220 スイッチドキャパシタフィルタ
Claims (10)
- 磁気センサ集積回路であって、
外部電源に電気的に連結された入力ポートと、
外部磁界の極性を感知し、検出信号を出力する磁気センサと、
前記検出信号をサンプリングしかつフィルタに通すスイッチドキャパシタフィルタユニットを有し、これにより前記検出信号のオフセットを除去する信号処理ユニットとを備える、ことを特徴とする磁気センサ集積回路。 - 前記検出信号は、磁界信号及びオフセット信号を備え、前記信号処理ユニットは、前記磁界信号及び前記オフセット信号をそれぞれ高周波領域及びベースバンド周波数に変調する第1のチョッピングスイッチを備える、請求項1に記載の磁気センサ集積回路。
- 前記信号処理ユニットは、前記磁界信号及び前記オフセット信号を増幅するチョッピング増幅器を備え、これにより前記磁界信号を前記ベースバンド周波数に復調する、請求項2に記載の磁気センサ集積回路。
- 前記スイッチドキャパシタフィルタユニットは、第1のスイッチドキャパシタフィルタ、第2のスイッチドキャパシタフィルタ、第3のスイッチドキャパシタフィルタ及び第4のスイッチドキャパシタフィルタを備え、
前記第1のスイッチドキャパシタフィルタ及び前記第2のスイッチドキャパシタフィルタは、前記チョッピング増幅器ユニットによって前半サイクルで出力された差分信号を第1のサブサンプル信号及び第2のサブサンプル信号としてサンプリングし、前記第3のスイッチドキャパシタフィルタ及び前記第4のスイッチドキャパシタフィルタは、前記第1の増幅器ユニットによって後半サイクルで出力された差分信号を第3のサブサンプル信号及び第4のサブサンプル信号としてサンプリングする、請求項3に記載の磁気センサ集積回路。 - 前記第1のスイッチドキャパシタフィルタと前記第2のスイッチドキャパシタフィルタとの間に、複数の金属絶縁体金属コンデンサが並列に接続され、前記第3のスイッチドキャパシタと前記第4のスイッチドキャパシタとの間に、複数の金属絶縁体金属コンデンサが並列に接続される、請求項4に記載の磁気センサ集積回路。
- 前記スイッチドキャパシタフィルタは、前記オフセットを除去して差分信号を得る加算器をさらに備え、これにより前記差分信号を増幅する、請求項4に記載の磁気センサ集積回路。
- 前記加算器は、前記第1のサブサンプル信号に前記第3のサブサンプル信号を加算し、前記第2のサブサンプル信号に前記第4のサブサンプル信号を加算するように構成され、前記加算器の入力端に源発生抵抗器が配置される、請求項4に記載の磁気センサ集積回路。
- 前記スイッチドキャパシタフィルタユニットのサンプル周波数は、前記第1のチョッピングスイッチのチョッピング周波数と同じである、請求項2に記載の磁気センサ集積回路。
- 交流電源によって給電されるモータと、請求項1から8の何れかの1つに記載の前記磁気センサ集積回路とを備える、ことを特徴とするモータ組立体。
- モータ組立体を備える応用装置であって、前記モータ組立体は交流電源によって給電されるモータと、請求項1から8の何れかの1つに記載の前記磁気センサ集積回路とを備える、ことを特徴とする応用装置。
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