JP3207074U - 磁気センサ集積回路及びモータ構成要素 - Google Patents

磁気センサ集積回路及びモータ構成要素 Download PDF

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Abstract

【課題】既存の磁気センサの機能を拡張し、全体の回路費用を削減し、信頼性を向上させる磁気センサ集積回路及びモータ構成要素を提供する。【解決手段】磁気センサ集積回路は、少なくとも1つの入力ポートA1、A2と、出力ポートPoutと、磁界検出回路20と、出力制御回路30とを含む。磁界検出回路20は、外部磁界を検出し、磁界検出情報を出力する。出力制御回路30は、少なくとも磁界検出情報に基づいて、集積回路が、少なくとも、電流が出力ポートPoutから集積回路の外部へ流れる第1の状態と、電流が集積回路の外部から出力ポートへ流れる第2の状態との間で切り換わることを可能にする。【選択図】図1

Description

本考案は、磁界検出技術の分野に関する。
磁気センサは、現代の工業及び電子製品において、磁界強度を検知することにより電流、位置及び方向などの物理パラメータを測定するために広範に用いられている。モータ産業は、磁気センサの重要な応用分野である。磁気センサ集積回路は、電気モータ内の回転子の極性位置を検知するために用いることができる。
従来の技術において、磁気センサは、一般に磁界検出結果のみを出力することができ、磁界検出結果を処理するための特定の用途においては周辺回路が付加的に必要とされ、それゆえ、回路の全体としての費用が高くなり、かつ信頼性は低くなる。
1つの態様において、本開示の実施形態により磁気センサ集積回路が提供される。磁気センサ集積回路は、
少なくとも1つの入力ポート及び出力ポートと、
外部磁界及びそれに応じて出力磁界検出情報を検出するように構成された磁界検出回路と、
少なくとも磁界検出情報に基づいて、集積回路が、少なくとも、電流が出力ポートから集積回路の外部へ流れる第1の状態と、電流が集積回路の外部から出力ポートへ流れる第2の状態との間で切り換わることを可能にするように構成された出力制御回路と、
を含む。
好ましくは、磁界検出回路は、第1の電源により電力供給されることができ、出力制御回路は、第1の電源とは異なる第2の電源により電力供給されることができる。
好ましくは、第2の電源は、可変振幅の電源とすることができる。
好ましくは、第1の電源は、定振幅の直流電源とすることができる。
好ましくは、第1の電源の出力電圧の平均値は、第2の電源の出力電圧に平均値より低い。
好ましくは、少なくとも1つの入力ポートは、外部交流電源に接続するように構成された入力ポートを含むことができ、出力制御回路は、交流電源の極性及び磁界検出情報に基づいて、集積回路が少なくとも第1の状態と前記第2の状態との間で切り換わることを可能にするように構成される。
好ましくは、出力制御回路は、第1のスイッチ及び第2のスイッチを含み、第1のスイッチは、第1の電流路内で出力ポートに接続され、第2のスイッチは、第1の電流路の方向の逆方向を有する第2の電流路内で出力ポートに接続され、第1のスイッチ及び第2のスイッチは、磁界検出情報に基づいて選択的にオンにされる。
好ましくは、第1のスイッチは、トライオードであり、第2のスイッチは、ダイオード又はトライオードである。
好ましくは、出力制御回路は、電流が出力ポートから流れ出す第1の電流路と、電流が出力ポートから流れ込む第2の電流路と、第1の電流路及び第2の電流路の一方に接続されたスイッチとを備え、スイッチは、磁界検出回路により出力される磁界検出情報により制御され、第1の電流路及び第2の電流路が選択的にオンにされることを可能する。
好ましくは、第1の電流路及び第2の電流路のうち他方にはスイッチが設けられない。
好ましくは、出力制御回路は、交流電源が正の半周期にあり、かつ磁界検出回路により検出される外部磁界の極性が第1の極性である場合、若しくは交流電源が負の半周期にあり、かつ磁界検出回路により検出される外部磁界の極性が第1の極性の逆の第2の極性である場合、出力ポートを、そこを通って流れる負荷電流を有するように制御すべく構成され、及び、交流電源が正の半周期にあり、かつ外部磁界の極性が第2の極性である場合、若しくは交流電源が負の半周期にあり、かつ外部磁界の極性が第1の極性である場合、出力ポートを、そこを通って流れる負荷電流を有さないように制御すべく構成される。
好ましくは、磁界検出回路は、出力制御回路と同じ電源を有する。
好ましくは、少なくとも1つの入力ポートは、外部交流電源に接続するように構成された第1の入力ポート及び第2の入力ポートを含み、集積回路は、外部交流電源により出力される交流を直流に変換するように構成された整流回路をさらに備える。
好ましくは、集積回路は、整流回路により出力された第1の電圧を第2の電圧に調整するように構成された電圧調整器回路をさらに含み、第2の電圧は、磁界検出回路に供給され、第1の電圧は、出力制御回路に供給され、第1の電圧の平均値は、第2の電圧の平均値よりも高い。
好ましくは、磁界検出回路は、
外部磁界を検出し、電気信号を発生させるように構成された磁界検出要素と、
電気信号を増幅し、かつ逆スクランブルするように構成された信号処理ユニットと、
増幅され逆スクランブルされた電気信号をオンオフ式デジタル信号である磁界検出情報に変換するように構成されたアナログ−デジタル変換ユニットと、
を含む。
好ましくは、入力ポートは、両方とも外部交流電源に接続するように構成された第1の入力ポート及び第2の入力ポートを含むことができ、第1の状態又は第2の状態の出現頻度は、交流電源の周波数に比例する。
別の態様において、モータ構成要素が提供される。モータ構成要素は、モータと、モータ駆動回路とを含み、モータ駆動回路は、上記の磁気センサ集積回路を含む。
好ましくは、モータ駆動回路は、外部交流電源の2つの端子間にモータと直列の双方向スイッチをさらに含み、磁気センサ集積回路の出力ポートは、双方向スイッチの制御端子に接続される。
好ましくは、モータは、固定子及び永久磁石回転子を含み、固定子は、固定子鉄心及び固定子鉄心に巻回された単相巻線を含む。
好ましくは、モータ構成要素は、交流電源の電圧を下げ、低下した電圧を磁気センサ集積回路に提供するように構成された、降圧調整器をさらに含む
好ましくは、出力制御回路は、交流電源が正の半周期にあり、かつ磁界検出回路により検出される永久磁石回転子の極性が第1の極性である場合、若しくは交流電源が負の半周期にあり、かつ磁界検出回路により検出される永久磁石回転子の極性が第1の極性の逆の第2の極性である場合、双方向スイッチをオンにするように構成され、及び、交流電源が負の半周期にあり、かつ永久磁石回転子の極性が第1の極性である場合、若しくは交流電源が正の半周期にあり、かつ永久磁石回転子の極性が第2の極性である場合、双方向スイッチをオフにするように構成される。
好ましくは、出力制御回路は、交流電源により出力される信号が正の半周期にあり、かつ磁界検出回路により検出される永久磁石回転子の極性が第1の極性である場合、電流が集積回路から双方向スイッチへ流れるよう制御すべく構成され、及び、交流電源により出力される信号が負の半周期にあり、かつ永久磁石回転子の極性が第1の極性の逆の第2の極性である場合、電流が双方向スイッチから集積回路へ流れるように制御すべく構成される。
本開示の実施形態によるこの磁気センサ集積回路は、既存の磁気センサの機能を拡張し、これにより回路に関する全体の費用を削減し、かつ回路の信頼性を高める。
本開示の実施形態による又は従来技術による技術的解決策がより明らかになるように、本開示の実施形態又は従来技術の説明に用いられる図面を以下のように簡単に説明する。以下の説明における図面は、本開示の幾つかの実施形態を単に例証するものであることが明らかである。当業者であれば、これらの図面からいかなる創造的作業も伴わずに他の図面を得ることができる。
本開示の実施形態による磁気センサ集積回路の構造図である。 本開示の実施形態による磁気センサ集積回路の構造図である。 本開示の実施形態による磁気センサ集積回路内の出力制御回路の構造図である。 本開示の実施形態による磁気センサ集積回路内の出力制御回路の構造図である。 本開示の実施形態による磁界センサ集積回路内の出力制御回路の構造図である。 本開示の実施形態による磁界センサ集積回路内の出力制御回路の構造図である。 本開示の実施形態による磁気センサ集積回路の構造図である。 本開示の実施形態による磁気センサ集積回路の構造図である。 本開示の実施形態による磁気センサ集積回路内の整流回路の構造図である。 本開示の実施形態による磁気センサ集積回路内の磁界検出回路の構造図である。 本開示の実施形態によるモータ構成要素の構造図である。 本開示の実施形態によるモータ構成要素内のモータの構造図である。
本開示の実施形態による技術的解決策を、以下、本開示の実施形態において図面と関連して明確かつ完全に説明する。明らかに、説明される実施形態は、本開示の実施形態の全てではなく、ごく僅かにすぎない。本開示の実施形態に基づいていかなる創造的作業も伴わずに当業者によって得られる他の実施形態は、本開示の保護の範囲内に入る。
本開示の十分な理解のために、より具体的な詳細を以下の説明において述べるが、本開示は、本明細書で説明する方式とは別の方式でさらに実装することもできる。当業者であれば、本開示の思想から外れることなく同様の拡張を行うことができ、したがって、本開示は以下で開示される特定の実施形態に限定されない。
以下、本開示の実施形態による磁気センサ集積回路を、モータに適用される磁気センサ集積回路を例にとって説明する。
図1に示すように、本開示の実施形態により、磁気センサ集積回路が提供される。磁気センサ集積回路は、シェル2と、シェルの内部に設けられた半導体基板(図示せず)と、全てシェルから延びる入力ポートA1及びA2並びに出力ポートPoutと、半導体基板上に設けられた電子回路とを含む。電子回路は、外部磁界を検出し、磁界検出情報を出力するように構成された磁界検出回路20と、少なくとも磁界検出情報に基づいて、集積回路が、少なくとも、電流が出力ポートから集積回路の外部へ流れる第1の状態と、電流が集積回路の外部から出力ポートへ流れる第2の状態との間で切り換わることを可能にするように構成された出力制御回路30と、を含む。
本開示の実施形態によれば、磁気センサ集積回路は、第1の状態と第2の状態との間で動作を切り換え、これは、磁気センサ集積回路が一方の状態が終了した後で直ちに他方の状態に切り換わる場合に限定されず、磁気センサ集積回路が一方の状態が終了した後で特定の時間間隔において他方の状態に切り換わる場合も含むことに留意されたい。好ましい実施形態において、2つの状態の間の特定の時間間隔において、磁気センサ集積回路の出力ポートには出力が存在しない。
上記実施形態に基づいて、本開示の実施形態において、図2に示すように、磁界検出回路20は、第1の電源40により電力供給され、出力制御回路30は、第1の電源40とは異なる第2の電源50により電力供給される。本開示の実施形態において、第2の電源50は、可変振幅の電源又は定振幅のDC電源とすることができることに留意されたい。第2の電源50が可変振幅の電源である場合、第2の電源50は、可変振幅のDC電源であることが好ましく、これは場合に応じて、本開示において限定されない。
上記実施形態に基づいて、本開示の実施形態において、第1の電源40は、磁界検出回路20が安定に動作するように磁界検出回路20に安定な駆動信号を提供するために、定振幅のDC電源である。
上記実施形態に基づいて、本開示の好ましい実施形態において、第1の電源40の出力電圧の平均値は、第2の電源50の出力電圧の平均値より低い。磁界検出回路20は、低電力消費電源により電力供給され、このようにして集積回路の電力消費を削減することができることに留意されたい。出力制御回路30は、高電力消費電源で電力供給され、このようにして、出力ポートは、高負荷電流を提供して、集積回路が十分な駆動能力を有することを保証する。
上記実施形態に基づいて、本開示の実施形態において、出力制御回路30は、第1のスイッチ及び第2のスイッチを含み、第1のスイッチは、第1の電流路内で出力ポートに接続され、第2のスイッチは、第1の電流路の方向の反対方向を有する第2の電流路内で出力ポートに接続され、第1のスイッチ及び第2のスイッチは、磁界検出情報に基づいて選択的にオンにされる。好ましくは、第1のスイッチはトライオードとすることができ、第2のスイッチは、トライオード又はダイオードとすることができ、これは場合に応じて本開示において限定されない。
具体的には、本開示の実施形態において、図3に示すように、第1のスイッチ31及び第2のスイッチ32は、一対の相補的な半導体スイッチである。第1のスイッチ31は低レベルでオンになり、第2のスイッチ32は、高レベルでオンになる。第1のスイッチ31は、第1の電流路内で出力ポートPoutに接続され、第2のスイッチ32は第2の電流路内で出力ポートPoutに接続され、第1のスイッチ31の制御端子及び第2のスイッチ32の制御端子は両方とも、磁界検出回路20に接続され、第1のスイッチ31の電流入力端子は、高電圧端子(例えばDC電源)に接続され、第1のスイッチ31の電流出力端子は、第2のスイッチ32の電流入力端子に接続され、第2のスイッチ32の電流出力端子は、低電圧端子(例えば接地)に接続される。磁界検出回路20により出力される磁界検出情報が低レベルの場合、第1のスイッチ31はオンになり、第2のスイッチ32はオフになり、負荷電流は、高電圧端子から第1のスイッチ31及び出力ポートPoutを通って集積回路の外部へ流れる。磁界検出回路20により出力される磁界検出情報が高レベルの場合、第2のスイッチ32はオンになり、第1のスイッチ31はオフになり、負荷電流は、集積回路の外部から出力ポートPoutへ流れ、第2のスイッチ32を通る。図3に示す実施形態によれば、第1のスイッチ31は、pチャネル金属酸化物半導体電界効果トランジスタ(PチャネルMOSFET)であり、第2のスイッチ32はnチャネル金属酸化物半導体電界効果トランジスタ(NチャネルMOSFET)である。他の実施形態において、第1のスイッチ及び第2のスイッチは、その他の型式の半導体スイッチ、例えば、接合電界効果トランジスタ(JFET)又は金属−半導体電界効果トランジスタ(MESFET)などの、その他の電界効果トランジスタとすることができることを理解されたい。
本開示の別の実施形態において、図4に示すように、第1のスイッチ31は、高レベルでオンになるスイッチトランジスタであり、第2のスイッチ32は、単方向ダイオードであり、第1のスイッチ31の制御端子及び第2のスイッチ32のカソードは磁界検出回路20に接続される。第1のスイッチ31の電流入力端子は、第2の電源50に接続され、第1のスイッチ31の電流出力端子及び第2のスイッチ32のアノードは、出力ポートPoutに接続される。第1のスイッチ31は、第1の電流路内で出力ポートPoutに接続され、出力ポートPout、第2のスイッチ32及び磁界検出回路20は、第2の電流路内で接続する。磁界検出回路20により出力される磁界検出情報が高レベルの場合、第1のスイッチ31はオンになり、第2のスイッチ32はオフになり、負荷電流は、第2の電源50から第1のスイッチ31及び出力ポートPoutを通って集積回路の外部へ流れる。磁界検出回路20により出力される磁界検出情報が低レベルの場合、第2のスイッチ32はオンになり、第1のスイッチ31はオフになり、負荷電流は、集積回路の外部から出力ポートPoutへ流れ、第2のスイッチ32を通る。本開示の他の実施形態において、第1のスイッチ31及び第2のスイッチ32は、さらに他の構造を有することができ、これは場合に応じて本開示において限定されないことを理解することができる。
本開示の別の実施形態において、出力制御回路30は、電流が出力ポートから外部へ流れる第1の電流路と、電流が出力ポートから内部へ流れる第2の電流路と、第1の電流路及び第2の電流路の一方に接続するスイッチとを含み。ここでスイッチは、磁界検出回路により出力される磁界検出情報により制御され、第1の電流路及び第2の電流路が選択的にオンにされることを可能にする。スイッチは、第1の電流路及び第2の電流路の他方には設けられないことが好ましい。
実施形態として、図5に示すように、出力制御回路30は、単方向スイッチ33を含み、単方向スイッチ33は、第1の電流路内で出力ポートPoutに接続され、単方向スイッチ33の電流入力端子は、磁界検出回路20の出力端子に接続することができ、磁界検出回路20の出力端子はさらに、第1の電流路の方向の反対方向を有する第2の電流路内で抵抗器R1を通じて出力ポートPoutに接続することができる。磁界検知信号が高レベルの場合、単方向スイッチ33はオンになり、負荷電流は、単方向スイッチ33及び出力ポートPoutを通って集積回路の外部へ流れる。磁界検知信号が低レベルの場合、単方向スイッチ33はオフになり、負荷電流は、集積回路の外部から出力ポートPoutへ流れ、抵抗器R1及び磁界検出回路20を通る。別の選択肢として、第2の電流路内の抵抗器R1は、単方向スイッチ33とは逆並列の別の単方向スイッチで置き換えることができる。このようにして、出力ポートから流れ出す負荷電流と出力ポートへ流れ込む負荷電流との間の均衡が取られる。
別の実施形態において、図5Aに示すように、出力制御回路30は、その両方が磁界検出回路20の出力端子と出力ポートPoutとの間に逆直列接続されたダイオードD1及びD2と、直列のダイオードD1及びD2に対して並列に接続された抵抗器R1と、ダイオードD1及びD2の共通端子と電源Vccとの間に接続された抵抗器R2と、を含む。ダイオードD1のカソードは、磁界検出回路20の出力端子に接続される。電源Vccは、整流回路の出力端子に接続することができる。ダイオードD1は、磁界検出情報により制御される。磁界検出情報が高レベルの場合、ダイオードD1はオフになり、負荷電流は、出力ポートPoutから外部へ抵抗器R2及びダイオードD2を通って流れる。磁界検出情報が低レベルの場合、負荷電流は、外部から出力ポートPoutへ流れ、抵抗器R1及び磁界検出回路20を通って流れる。
上記実施形態のいずれかに基づいて、本開示の実施形態において、入力ポートは、外部AC電源に接続するように構成された入力ポートを含み、出力制御回路30は、磁界検出情報及びAC電源の極性に基づいて、互いに切り換えられる第1の状態及び第2の状態の少なくとも一方の状態で集積回路が動作することを可能にする。好ましくは、磁界検出回路20は、出力制御回路30と同じ電源を有することができる。
上記実施形態に基づいて、本開示の実施形態において、出力制御回路30は、交流電源が正の半周期にあり、かつ磁界検出回路20により検出される外部磁界の極性が第1の極性である場合若しくは交流電源が負の半周期にあり、かつ磁界検出回路により検出される外部磁界の極性が第1の極性の逆の第2の極性である場合、出力ポートが、流れる負荷電流を有することを可能にするように構成され、及び交流電源が正の半周期にあり、かつ外部磁界の極性が第2の極性である場合若しくは交流電源が負の半周期にあり、かつ外部磁界の極性が第1の極性である場合、出力ポートが、流れる負荷電流を有さないことを可能にするように構成される。交流電源が正の半周期にあり、かつ外部磁界の極性が第1の極性である場合、又は交流電源が負の半周期にあり、かつ外部磁界の極性が第2の極性である場合、出力ポートが流れる負荷電流を有する状況は、出力ポートが上記2つの場合の全期間中、流れる負荷電流を有する状況であってもよく、又は出力ポートが上記2つの場合の一部期間中、流れる負荷電流を有する状況であってもよいことに留意されたい。
上記実施形態に基づいて、本開示の実施形態において、入力ポートは、外部AC電源を接続するように構成された第1の入力ポート及び第2の入力ポートを含むことができる。本開示において、外部電源に接続された入力ポートは、入力ポートが外部電源の2つの端子に直接接続される場合、及び入力ポートが外部負荷と直列に外部電源の2つの端子間に接続される場合を含み、これは場合に応じて本開示において限定されない。図6に示すように、本開示の実施形態において、整流回路は、外部AC電源70により出力された交流を直流に変換するように構成された整流回路60をさらに含む。
本開示の実施形態において、整流回路60に接続された出力制御回路30は、少なくとも磁界検出情報に基づいて、互いに切り換えられる、負荷電流が出力ポートから集積回路の外部へ流れる第1の状態及び負荷電流が集積回路の外部から出力ポートへ流れる第2の状態の一方の状態で集積回路が動作することを可能にするように構成することができ、ここで負荷電流はさらに整流回路60を通って流れることに留意されたい。
上記実施形態に基づいて、本開示の好ましい実施形態において、集積回路は、整流回路60と磁界検出回路20との間に配置された電圧調整器回路80をさらに含む。この実施形態において、整流回路60は、第2の電源50としての役割を果たすことができ、電圧調整器回路80は、第1の電源40としての役割を果たすことができる。電圧調整器回路80は、整流回路60により出力された第1の電圧を第2の電圧に調整するように構成され、第2の電圧は、磁界検出回路20に対する供給電圧であり、第1の電圧は、出力制御回路30に対する供給電圧であり、第1の電圧の平均値を第2の電圧の平均値より高くして、集積回路の電力消費を削減し、かつ集積回路が十分な駆動能力を有することを可能にする。
本開示の特定の実施形態において、図7に示すように、整流回路60は、全波ブリッジ整流器61と、全波ブリッジ整流器61の出力端子に接続された電圧安定化ユニット62とを含む。全波ブリッジ整流器61は、AC電源70により出力された交流を直流に変換するように構成され、電圧安定化ユニット62は、全波ブリッジ整流器61により出力されたDC信号を事前設定値範囲内に入るように安定化するように構成される。
図8は、整流回路60の特定の回路を示す。電圧安定化ユニット62は、全波ブリッジ整流器61の2つの出力端子間に接続されたツェナーダイオード621を含む。全波ブリッジ整流器61は、直列接続された第1のダイオード611及び第2のダイオード612、並びに直列接続された第3のダイオード613及び第4のダイオード614を含み、第1のダイオード611及び第2のダイオード612の共通端子は、第1の入力ポートVAC+に電気的に接続され、第3のダイオード613及び第4のダイオード614の共通端子は、第2の入力ポートVAC−に電気的に接続される。
詳細には、全波ブリッジ整流の接地出力端子は、第1のダイオード611の入力端子を第3のダイオード613の入力端子に電気的に接続することにより形成され、全波ブリッジ整流器の電圧出力端子は、第2のダイオード612の出力端子を第4のダイオード614の出力端子に電気的に接続することにより形成され、ツェナーダイオード621は、第2のダイオード612及び第4のダイオード614の共通端子と、第1のダイオード611及び第3のダイオード613の共通端子との間に接続される。本開示の実施形態において、出力制御回路30の電力端子は、全波ブリッジ整流器61の電圧出力端子に電気的に接続されることができることに留意されたい。
上記実施形態に基づいて、本開示の実施形態において、図9に示すように、磁界検出回路20は、外部磁界を検出し、かつ外部磁界を電気信号に変換するように構成された磁界検出要素21と、電気信号を増幅し、かつ逆スクランブルするように構成された信号処理ユニット22と、増幅され逆スクランブルされた電気信号を磁界検出情報に変換するように構成されたアナログ−デジタル変換ユニット23とを含む。磁界検出情報は、外部磁界の磁界極性を識別するだけの用途に対しては、オンオフ式デジタル信号とすることができる。磁界検出要素21は、ホール(Hall)プレートであることが好ましい。
好ましい実施形態において、入力ポートがどちらも外部AC電源に接続するように構成された第1の入力ポート及び第2の入力ポートを含む場合、第1の状態又は第2の状態の出現頻度は、AC電源の周波数に比例する。本開示は、本明細書において限定されないことを理解されたい。
以下、本開示の実施形態による磁気センサ集積回路を特定の用途に関連して説明する。
図10に示すように、本開示の実施形態により、モータ構成要素がさらに提供される。モータ構成要素は、AC電源100により電力供給されるモータ200と、モータ200に直列接続された双方向スイッチ300と、上記実施形態のいずれかによる磁気センサ集積回路400とを含み、磁気センサ集積回路の出力ポートは、双方向スイッチ300の制御回路に電気的に接続される。好ましくは、双方向スイッチ300は、トライアック(TRIAC)とすることができる。双方向スイッチは、その他の型式の適切なスイッチにより実現することができることを理解されたい。例えば、双方向スイッチは、2つの逆並列シリコン制御整流器を含むことができ、対応する制御回路が設けられ、磁気センサ集積回路の出力ポートの出力信号は、制御回路を通って流れ、2つのシリコン制御整流器を事前設定された方式で制御する。
好ましくは、モータ構成要素は、AC電源100の電圧を下げて磁気センサ集積回路400に低下した電圧を提供するための電圧降下回路500をさらに含む。磁気センサ集積回路400は、回転子の磁界の変化を検知するためにモータ200の回転子の近くに配置される。
上記実施形態に基づいて、本開示の特定の実施形態において、モータは、同期モータである。磁気センサ集積回路は、同期モータ、並びにブラシレスDCモータなどの他の型式の永久磁石モータに適用可能であることを理解されたい。図11に示すように、同期モータは、固定子と、固定子に対して回転可能な回転子11とを含む。固定子は、固定子鉄心12と、固定子鉄心12上に巻回された固定子巻線16とを含む。固定子鉄心12は、純鉄、鋳鉄、鋳鋼、電気鋼、ケイ素鋼などの軟磁性材料で作ることができる。回転子11は、永久磁石を含み、回転子11は、固定子巻線16がAC電源に直列接続されている場合、定常状態相の間、一定の回転数60f/p回転/分で動作し、ここでfはAC電源の周波数であり、pは回転子の極対の数である。実施形態において、固定子鉄心12は、互いに逆の2つの極14を含む。極14の各々は、磁極弧(pole arc)15を含み、回転子11の外面は、磁極弧15の反対であり、回転子11の外面と磁極弧15との間に実質的に均一なエアギャップ13が形成される。本開示における「実質的に均一なエアキャップ」は、均一なエアギャップが固定子と回転子との間の大部分の空間内に形成され、不均一なエアギャップが固定子と回転子との間の小部分に形成されることを意味する。好ましくは、凹形の始動溝17を固定子の極の磁極弧15内に配置することができ、磁極弧15の始動溝17以外の部分は、回転子と同心にすることができる。上述の構成により、不均一な磁界を形成することができ、回転子の極軸S1は、回転子が静止している場合、固定子の極の中心軸S2に対して傾斜した角度を有しており、回転子は、集積回路の作用下でモータが通電されるたびに始動トルクを有することができる。詳細には、「回転子の極軸S1」は、異なる極性を有する2つの磁極間の境界を指し、「固定子の極14の中心軸S2」は、固定子の2つの極14の中心点を通る接続線を指す。実施形態において、固定子及び回転子は両方とも2つの磁極を含む。固定子の磁極の数は、回転子の磁極の数と等しくない場合があり、固定子及び回転子は、他の実施形態では、より多くの磁極、例えば4磁極または6磁極を有することができることを理解することができる。他の型式の不均一エアギャップを回転子と固定子との間に代替的に形成することができることは理解できるであろう。
上記実施形態に基づいて、本開示の実施形態において、出力制御回路30は、AC電源100が正の半周期にあり、かつ磁界検出回路20により検出される永久磁石回転子の磁界の極性が第1の極性である場合、若しくはAC電源100が負の半周期にあり、かつ磁界検出回路20により検出される永久磁石回転子の磁界の極性が第1の極性の逆の第2の極性である場合、双方向スイッチ300をオンにするように構成され、又はAC電源100が負の半周期にあり、かつ永久磁石回転子の磁界の極性が第1の極性である場合、若しくはAC電源100が正の半周期にあり、かつ永久磁石回転子の磁界の極性が第2の極性である場合、双方向スイッチ300をオフにするように構成される。
好ましくは、出力制御回路30は、AC電源100により出力される信号が正の半周期にあり、かつ磁界検出回路20により検出される永久磁石回転子の極性が第1の極性である場合、電流が集積回路から双方向スイッチ300に流れるように制御すべく構成され、又はAC電源100により出力される信号が負の半周期にあり、かつ磁界検出回路20により検出される永久磁石回転子の極性が第1の極性の逆の第2の極性である場合、電流が双方向切り換えスイッチ300から集積回路に流れるように制御すべく構成される。永久磁石回転子の極性が第1の極性であり、かつ交流電源が正の半周期にある場合、及び、又は永久磁石回転子の極性が第2の極性であり、かつ交流電源が負の半周期にある場合、集積回路が流れる電流を有する状態は、集積回路が上記2つの場合の全期間中、流れる電流を有する状態であってもよく、又は集積回路が上記2つの場合の一部期間中、流れる電流を有する状態であってもよいことを理解されたい。
本開示の好ましい実施形態において、双方向スイッチ300は、トライアック(TRIAC)とすることができ、整流回路60は、図8に示すような回路となるように構成され、出力制御回路は、図4に示すような回路となるように構成され、出力制御回路30内の第1のスイッチ31の電流入力端子は、全波ブリッジ整流器61の電圧出力端子に接続され、第2のスイッチ32の電流出力端子は、全波ブリッジ整流器61の接地出力端子に接続される。AC電源100により出力される信号が正の半周期にあり、かつ磁気検出回路20が低レベルを出力する場合、出力制御回路30内で第1のスイッチ31はオン及び第2のスイッチ32はオフになり、電流は、AC電源100、モータ200、集積回路400の第1の入力端子、電圧降下回路(図4には示されていない)、全波ブリッジ整流器61の第2のダイオード612の出力端子、出力制御回路30の第1のスイッチ31を順番に通って流れ、双方向スイッチ300の出力ポートからAC電源100に戻る。TRIAC300がオンになった後、電圧降下回路500及び磁気センサ集積回路400により形成される直列分岐は短絡され、磁気センサ集積回路400は、電源を欠くので出力を停止する。TRIAC300の2つのアノードを通って流れる電流は十分に大きいので、TRIAC300は、その制御端子と第1のアノードとの間の駆動電流がない条件下でオン状態のままである。AC電源100により出力される信号が負の半周期にあり、かつ磁界検出回路20が高レベルを出力する場合、出力制御回路30内で第1のスイッチ31がオフ及び第2のスイッチ32がオンになり、電流は、AC電源100から流れ、双方向スイッチ300から出力ポートへ、出力制御回路30の第2のスイッチ32、全波ブリッジ整流器61の接地出力端子及び第1のダイオード611、集積回路400の第1の入力端子、並びにモータ200を通ってAC電源100に戻る。同様に、TRIAC300がオンになった後、磁気センサ集積回路400が短絡されるので、磁気センサ集積回路400は出力を停止し、TRIAC300はオン状態を維持することができる。AC電源100により出力される信号が正の半周期にあり、かつ磁界検出回路20が高レベルを出力する場合、又はAC電源100により出力される信号が負の半周期にあり、かつ磁界検出回路20が低レベルを出力する場合、出力制御回路30内の第1のスイッチ31及び第2のスイッチ32のいずれもがオンになることができず、TRIAC300がオフになる。したがって、出力制御回路30は、AC電源100の極性及び磁界検出情報に基づいて、集積回路が、双方向スイッチ300を事前設定された方式でオン状態とオフ状態との間で切り換えるように制御すること、次いで固定子巻線16の通電モードを制御することを可能にすることができ、その結果、固定子により発生される変動磁界は、回転子の磁界の位置と適合し、そして回転子を引きずって単一方向で回転させるようになっており、それにより、モータが通電されるたびに回転子が一定方向に回転することを可能にする。
上記説明から分かるように、本開示の実施形態による磁気センサ集積回路は、入力ポート、出力ポート、磁界検出回路20及び出力制御回路30を含む。磁界検出回路20は、外部磁界を検出し、磁界検出情報を出力するように構成される。出力制御回路30は、少なくとも磁界検出情報に基づいて、集積回路が、互いに切り換えられる、負荷電流が出力ポートから集積回路の外部へ流れる第1の状態及び負荷電流が集積回路の外部から出力ポートへ流れる第2の状態の一方の状態で動作することを可能にするように構成される。したがって、磁気センサ集積回路がモータ構成要素に適用される場合、モータ構成要素内のモータの回転子における磁界検出情報を磁界検出回路20により検出することができ、その結果、出力制御回路30は、少なくとも磁界検出情報に基づいて、集積回路が、互いに切り換えられる、負荷電流が出力ポートから集積回路の外部へ流れる第1の状態及び負荷電流が集積回路の外部から出力ポートへ流れる第2の状態の一方の状態で動作することを可能にし、モータ構成要素内のモータの回転子は、回転子が始動するたびにいつも同じ方向に回転することを保証されることができる。
本開示の別の実施形態によるモータ構成要素において、モータは、外部交流電源の2つの端子間に双方向スイッチと直列に接続することができ、モータ及び双方向スイッチにより形成される第1の直列分岐は、電圧降下回路及び磁気センサ集積回路により形成される第2の直列分岐と並列である。磁気センサ集積回路の出力端子は、双方向スイッチに接続され、双方向スイッチが事前設定された方式でオン状態とオフ状態との間で切り換わるように制御し、固定子巻線の電力モードをさらに制御する。
本開示の実施形態によるモータ構成要素は、限定しないが、ポンプ、ファン、家庭用電化製品及び車両などの装置に適用することができ、家庭用電化製品は、例えば、洗濯機、食洗機、排煙装置、及び換気扇とすることができる。
本開示の実施形態をモータに応用される集積回路を例にとって説明したが、本開示の実施形態による集積回路の応用分野は本明細書において限定されないことに留意されたい。
この明細書内の部分は、漸進的に説明され、その各々は他の部分との違いを強調し、部分の中でも同じまたは類似の部分は互いに参照することができることに留意されたい。
「第1」、「第2」及びそれと同じような、関係性を示す用語は、本明細書においては、1つの実体または動作を他のものと区別するためにのみ用いられるものであり、実体又は動作の間に実際の関係又は順序が存在することを要する又は含意するものではない。さらに、「含む」、「備える」又はその他のいかなる変形も、非排他的であることが意図される。したがって、複数の要素を含むプロセス、方法、物品若しくは装置は、開示された要素のみを含むのではなく、明確に列挙されていない他の要素も含み、又は該プロセス、方法、物品若しくは装置の固有の要素も含む。別途明示的に限定されない限り、「...を含む」という言明は、列挙された要素以外にプロセス、方法、物品又は装置内に他の同様の要素が存在し得る場合を排除しない。
本明細書の実施形態の説明は、当業者が本開示を実装すること又は使用することを可能にする。実施形態に対する多数の変更は当業者には明らかであり、本明細書で定められた一般原理は、本開示の思想又は範囲から逸脱することなく他の実施形態で実装することができる。したがって、本開示は、本明細書で説明される実施形態に限定される必要はなく、本明細書で開示された原理及び新規の特徴と矛盾しない最も広い範囲に従う。
11:回転子
12:固定子鉄心
14:極
15:磁極弧
16:固定子巻線
17:始動溝
30:出力制御回路
31:第1のスイッチ
32:第2のスイッチ
33:単方向スイッチ
100:AC電源
200:モータ
400:集積回路
611:第1のダイオード
612:第2のダイオード
613:第3のダイオード
614:第4のダイオード
621:ツェナーダイオード
A1、A2:入力ポート
Pout:出力ポート

Claims (10)

  1. 磁気センサ集積回路であって、
    少なくとも1つの入力ポート及び出力ポートと、
    外部磁界及びそれに応じて出力磁界検出情報を検出するように構成された磁界検出回路と、
    少なくとも前記磁界検出情報に基づいて、前記集積回路が、少なくとも、電流が前記出力ポートから前記集積回路の外部へ流れる第1の状態と、電流が前記集積回路の前記外部から前記出力ポートへ流れる第2の状態との間で切り換わることを可能にするように構成された出力制御回路と、
    を備えることを特徴とする、磁気センサ集積回路。
  2. 前記磁界検出回路は、第1の電源により電力供給され、前記出力制御回路は、前記第1の電源とは異なる第2の電源により電力供給されることを特徴とする、請求項1に記載の集積回路。
  3. 前記第1の電源の出力電圧の平均値は、前記第2の電源の出力電圧の平均値より低いことを特徴とする、請求項2に記載の集積回路。
  4. 少なくとも1つの入力ポートは、外部交流電源に接続するように構成された入力ポートを含み、前記出力制御回路は、前記交流電源の極性及び前記磁界検出情報に基づいて、前記集積回路が少なくとも前記第1の状態と前記第2の状態との間で切り換わることを可能にするように構成されることを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の集積回路。
  5. 前記出力制御回路は、第1のスイッチ及び第2のスイッチを備え、前記第1のスイッチは、第1の電流路内で前記出力ポートに接続され、前記第2のスイッチは、前記第1の電流路の方向の逆方向を有する第2の電流路内で前記出力ポートに接続され、前記第1のスイッチ及び前記第2のスイッチは、前記磁界検出情報に基づいて選択的にオンにされ、又は
    前記出力制御回路は、電流が前記出力ポートから外部へ流れる第1の電流路と、電流が前記出力ポートから内部へ流れる第2の電流路と、前記第1の電流路及び前記第2の電流路の一方に接続されたスイッチとを備え、前記スイッチは、前記磁界検出回路により出力される前記磁界検出情報により制御され、前記第1の電流路及び前記第2の電流路が選択的にオンにされることを可能する、
    ことを特徴とする、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の集積回路。
  6. 前記出力制御回路は、前記交流電源が正の半周期にあり、かつ前記磁界検出回路により検出される外部磁界の極性が第1の極性である場合、若しくは前記交流電源が負の半周期にあり、かつ前記磁界検出回路により検出される前記外部磁界の前記極性が前記第1の極性の逆の第2の極性である場合、前記出力ポートを、そこを通って流れる負荷電流を有するように制御すべく構成され、及び、前記交流電源が正の半周期にあり、かつ前記外部磁界の前記極性が前記第2の極性である場合、又は前記交流電源が負の半周期にあり、かつ前記外部磁界の前記極性が前記第1の極性である場合、前記出力ポートを、そこを通って流れる負荷電流を有さないように制御すべく構成されることを特徴とする、請求項4〜請求項5のいずれかに記載の集積回路。
  7. 前記少なくとも1つの入力ポートは、外部交流電源に接続するように構成された第1の入力ポート及び第2の入力ポートを含み、前記集積回路は、前記外部交流電源により出力される交流を直流に変換するように構成された整流回路をさらに備えることを特徴とする、請求項1〜請求項6のいずれかに記載の集積回路。
  8. 前記整流回路により出力された第1の電圧を第2の電圧に調整するように構成された電圧調整器回路をさらに備え、前記第2の電圧は、前記磁界検出回路に供給され、前記第1の電圧は、前記出力制御回路に供給され、前記第1の電圧の平均値は、前記第2の電圧の平均値よりも高いことを特徴とする、請求項7に記載の集積回路。
  9. モータとモータ駆動回路とを備えたモータ構成要素であって、前記モータ駆動回路が請求項1〜請求項8のいずれかに記載の磁気センサ集積回路を含むことを特徴とする、モータ構成要素。
  10. 前記モータ駆動回路が、外部交流電源の2つの端子間に前記モータと直列の双方向スイッチをさらに備え、前記磁気センサ集積回路の前記出力ポートは、前記双方向スイッチの制御端子に接続されることを特徴とする、請求項9に記載のモータ構成要素。
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