JP2018025425A - 自動車変速機の異音の定量評価方法 - Google Patents

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【課題】音響解析技術を使用して自動車変速機の異音を定量的に評価することができる自動車変速機の異音の定量評価方法を提供する。【解決手段】評価対象の自動車変速機100を、第二のスリーブ112のスリーブ歯131とセカンドドリブンギヤ120側のドグ歯132との噛み合い位相を複数回に亘って変更しながら、所定の入力軸回転数、所定の出力軸負荷トルクによって作動させると共に噛み合い位相毎に作動音を記録する工程S101と、噛み合い位相毎に作動音の音響解析を実施して所定の複数の周波数における所定の変動周波数の解析値の和を求める工程S102と、解析値の和が所定の閾値以下となる回数が所定の回数以上である場合に合格と判定すると共に、解析値の和が所定の閾値以下となる回数が所定の回数未満である場合に不合格と判定する工程S103と、を含む自動車変速機の異音の定量評価方法である。【選択図】図1

Description

本発明は、音響解析技術を使用して自動車変速機の異音を定量的に評価するための自動車変速機の異音の定量評価方法に関する。
自動車変速機を車両に組み込む前に、自動車変速機を作動させた時の異音の有無を検査することによって、自動車変速機が正常品であるか否かを判断している。
自動車変速機が正常品であるか否かの判断は、熟練の官能検査員によって為されているものの、官能検査員毎に判断のバラツキが存在するため、自動車変速機が正常品であるか否かの判断を厳格化せざるを得ない。
しかしながら、自動車変速機が正常品であるか否かの判断の厳格化は、本来は正常品である自動車変速機を正常品でないと判断してしまうケースを少なからず誘発するため、自動車変速機の製造歩留を悪化させる原因となる。
以上の事情に鑑み、自動車変速機の作動音を周波数分析(例えば、高速フーリエ変換)することによって人為的バラツキを排除し、自動車変速機が正常品であるか否かの判断を機械化することが為されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2009−36544号公報 特開2008−107294号公報
しかしながら、自動車変速機の作動音は、無限とも言えるノイズパターンを有するため、周波数毎の音圧レベルを各閾値と比較することによって自動車変速機が正常品であるか否かを判断するという単純な方法では、自動車変速機が正常品であるか否かを正確に判断することは不可能である。
従って、本発明の目的は、音響解析技術を使用して自動車変速機の異音を定量的に評価することができる自動車変速機の異音の定量評価方法を提供することにある。
本発明は、評価対象の自動車変速機を、スリーブ歯とドグ歯との噛み合い位相を複数回に亘って変更しながら、所定の入力軸回転数、所定の出力軸負荷トルクによって作動させると共に前記噛み合い位相毎に作動音を記録する工程と、前記噛み合い位相毎に作動音の音響解析を実施して所定の複数の周波数における所定の変動周波数の解析値の和を求める工程と、前記解析値の和が所定の閾値以下となる回数が所定の回数以上である場合に合格と判定すると共に、前記解析値の和が前記所定の閾値以下となる回数が前記所定の回数未満である場合に不合格と判定する工程と、を含む自動車変速機の異音の定量評価方法を提供する。
前記音響解析は、ウェーブレット変換によって実現されることが望ましい。
前記所定の複数の周波数と前記所定の変動周波数と前記所定の閾値は、前以て実験によって経験的に決定されることが望ましい。
前記作動音は、セカンドギヤポジションの惰行音であることが望ましい。
本発明によれば、音響解析技術を使用して自動車変速機の異音を定量的に評価することができる自動車変速機の異音の定量評価方法を提供することができる。
自動車変速機の構造の一例を説明する模式図である。 本発明の実施の形態に係る自動車変速機の異音の定量評価方法の手順を説明する流れ図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に順って説明する。
図1に示す通り、自動車変速機100は、例えば、クラッチ101と、インプットシャフト102と、メインドライブギヤ103と、カウンタドライブギヤ104と、カウンタシャフト105と、ファーストギヤセット106と、セカンドギヤセット107と、サードギヤセット108と、フィフスギヤセット109と、リバースギヤセット110と、第一のスリーブ111と、第二のスリーブ112と、第三のスリーブ113と、アウトプットシャフト114と、を備える。
クラッチ101は、フライホイール115と対面するようにインプットシャフト102に固定される。フライホイール115は、内燃機関のピストンの往復運動を回転運動(駆動力)に変換するためのクランクシャフト116に固定される。
クラッチ101とフライホイール115との間の離間距離を変更することによって、クランクシャフト116とインプットシャフト102との間の駆動力の伝達と非伝達とを自由に切り替えることができる。
即ち、クラッチ101とフライホイール115との間の離間距離を短縮させてクラッチ101とフライホイール115とを面接触させることによって、クランクシャフト116の駆動力をインプットシャフト102に入力することができる。
インプットシャフト102は、フライホイール115とクラッチ101とを通じてクランクシャフト116によってクランクシャフト116と同一の回転方向に回転される。
メインドライブギヤ103は、インプットシャフト102に固定されると共にインプットシャフト102によってインプットシャフト102と同一の回転方向に回転される。
カウンタドライブギヤ104は、カウンタシャフト105に固定されると共にメインドライブギヤ103によってインプットシャフト102と反対の回転方向に回転される。
カウンタシャフト105は、インプットシャフト102と平行に配置されると共にカウンタドライブギヤ104によってインプットシャフト102と反対の回転方向に回転される。
ファーストギヤセット106は、カウンタシャフト105に固定されると共にカウンタシャフト105によってインプットシャフト102と反対の回転方向に回転されるファーストドライブギヤ117と、アウトプットシャフト114に回転自在に取り付けられると共にファーストドライブギヤ117によってインプットシャフト102と同一の回転方向に回転されるファーストドリブンギヤ118と、を備える。
セカンドギヤセット107は、カウンタシャフト105に固定されると共にカウンタシャフト105によってインプットシャフト102と反対の回転方向に回転されるセカンドドライブギヤ119と、アウトプットシャフト114に回転自在に取り付けられると共にセカンドドライブギヤ119によってインプットシャフト102と同一の回転方向に回転されるセカンドドリブンギヤ120と、を備える。
サードギヤセット108は、カウンタシャフト105に固定されると共にカウンタシャフト105によってインプットシャフト102と反対の回転方向に回転されるサードドライブギヤ121と、アウトプットシャフト114に回転自在に取り付けられると共にサードドライブギヤ121によってインプットシャフト102と同一の回転方向に回転されるサードドリブンギヤ122と、を備える。
フィフスギヤセット109は、カウンタシャフト105に固定されると共にカウンタシャフト105によってインプットシャフト102と反対の回転方向に回転されるフィフスドライブギヤ123と、アウトプットシャフト114に回転自在に取り付けられると共にフィフスドライブギヤ123によってインプットシャフト102と同一の回転方向に回転されるフィフスドリブンギヤ124と、を備える。
リバースギヤセット110は、カウンタシャフト105に固定されると共にカウンタシャフト105によってインプットシャフト102と反対の回転方向に回転されるリバースドライブギヤ125と、第三のスリーブ113に回転自在に取り付けられると共にリバースドライブギヤ125によってインプットシャフト102と同一の回転方向に回転されるリバースアイドルギヤ126と、アウトプットシャフト114に固定されると共にリバースアイドルギヤ126によってインプットシャフト102と反対の回転方向に回転されるリバースドリブンギヤ127と、を備える。
リバースドライブギヤ125とリバースドリブンギヤ127との間にリバースアイドルギヤ126を介在せることによって、リバースギヤポジションを実現することができる。
第一のスリーブ111と第二のスリーブ112と第三のスリーブ113は、アウトプットシャフト114の軸方向に沿って摺動自在に取り付けられると共にアウトプットシャフト114と同一の方向にアウトプットシャフト114と同一の回転速度によって回転される。
また、第一のスリーブ111と第二のスリーブ112と第三のスリーブ113は、シフトレバーの動きと連動してアウトプットシャフト114の軸方向に沿って摺動される。
第一のスリーブ111を図示左方向に摺動させることによって、第一のスリーブ111のスリーブ歯128をインプットシャフト102側のドグ歯129に歯合させて、インプットシャフト102とアウトプットシャフト114とを直結させることができる。インプットシャフト102とアウトプットシャフト114とを直結させることによってフォースギヤポジションを実現することができる。
第一のスリーブ111を図示右方向に摺動させることによって、第一のスリーブ111のスリーブ歯128をサードドリブンギヤ122側のドグ歯130に歯合させて、サードドリブンギヤ122とアウトプットシャフト114とを結合させることができる。サードドリブンギヤ122とアウトプットシャフト114とを結合させることによってサードギヤポジションを実現することができる。
第二のスリーブ112を図示左方向に摺動させることによって、第二のスリーブ112のスリーブ歯131をセカンドドリブンギヤ120側のドグ歯132に歯合させて、セカンドドリブンギヤ120とアウトプットシャフト114とを結合させることができる。セカンドドリブンギヤ120とアウトプットシャフト114とを結合させることによってセカンドギヤポジションを実現することができる。図1においては、セカンドギヤポジションによって駆動力が破線に沿って伝達される。
第二のスリーブ112を図示右方向に摺動させることによって、第二のスリーブ112のスリーブ歯131をファーストドリブンギヤ118側のドグ歯133に歯合させて、ファーストドリブンギヤ118とアウトプットシャフト114とを結合させることができる。ファーストドリブンギヤ118とアウトプットシャフト114とを結合させることによってファーストギヤポジションを実現することができる。
第三のスリーブ113を図示左方向に摺動させることによって、第三のスリーブ113のスリーブ歯134をフィフスドリブンギヤ124側のドグ歯135に歯合させて、フィフスドリブンギヤ124とアウトプットシャフト114とを結合させることができる。フィフスドリブンギヤ124とアウトプットシャフト114とを結合させることによってフィフスギヤポジションを実現することができる。
本発明の実施の形態に係る自動車変速機の異音の定量評価方法は、例えば、自動車変速機100のセカンドギヤポジション惰行音を音響解析することによって、自動車変速機100が正常品であるか否かを判断する方法である。
なお、セカンドギヤポジション惰行(セカンドコースト)は、セカンドギヤポジション時にエンジンブレーキによって減速している走行状態を意味し、セカンドギヤポジション惰行音は、セカンドギヤポジション惰行時の作動音を意味する。
セカンドギヤポジション惰行時に自動車変速機側で断続音(うなり音)が発生し、車両のノイズ評価で不合格となる事例が発生していた。そのため、本発明者等は、ノイズが断続音であることに着目し、変動周波数毎にノイズデータを分析した結果、車両のノイズ評価と自動車変速機単体のベンチ評価との間に相関関係のある変動周波数が存在することを見出し本発明に至った。本発明においては、自動車変速機単体のベンチ評価と車両評価との相関関係をより高めるため、評価条件を更に絞り、自動車変速機の異音の定量評価を実現している。
図2に示す通り、自動車変速機の異音の定量評価方法M100は、自動車変速機100を車両に組み込むこと無く、ベンチでの単体の自動車変速機の異音の定量評価を実現すべく、工程S101と、工程S102と、工程S103と、を含む。
工程S101においては、評価対象の自動車変速機100を、第二のスリーブ112のスリーブ歯131とセカンドドリブンギヤ120側のドグ歯132との噛み合い位相を複数回(例えば、N回)に亘って変更しながら、所定の入力軸回転数、所定の出力軸負荷トルクによって作動させると共に噛み合い位相毎に作動音を記録する。
先に、電動機と発電機とを使用してインプットシャフト102に所定の入力軸回転数を与えると共にアウトプットシャフト114に所定の出力軸負荷トルクを与え、自動車変速機用三軸試験機を使用して自動車変速機100をセカンドギヤポジションにシフトさせることによって、セカンドギヤポジション惰行を模擬すると共にセカンドギヤポジション惰行音を発生させる。同時に、マイクロフォンを使用してセカンドギヤポジション惰行音を録音する。
インプットシャフト102に与える入力軸回転数とアウトプットシャフト114に与える出力軸負荷トルクは、模擬したい走行状態に応じて設定される。
従って、セカンドギヤポジション惰行以外の走行状態を模擬したい時は、その走行状態に応じてインプットシャフト102に与える入力軸回転数とアウトプットシャフト114に与える出力軸負荷トルクとを変更する必要がある。
後に、自動車変速機100を別のギヤポジションにシフトさせ、再び自動車変速機100をセカンドギヤポジションにシフトさせることによって、噛み合い位相を変更する。更に、前述の手順に順って、セカンドギヤポジション惰行を模擬すると共にセカンドギヤポジション惰行音を発生させ、セカンドギヤポジション惰行音を録音する。
以上の手順を繰り返して噛み合い位相を複数回に亘って変更する理由は、試験毎のバラツキを最小限に抑え、確度の高い自動車変速機の異音の定量評価結果を提供するためである。
例えば、噛み合い位相を所定の回数(例えば、N1回)に亘って変更すると共に各噛み合い位相において位相を変更せずに所定の回数(例えば、N2回)に亘って合計で所定の回数(例えば、(N1×N2)回)分のセカンドギヤポジション惰行音を録音することによって、確度の高い自動車変速機の異音の定量評価結果を得ることができる。
工程S102においては、噛み合い位相毎に作動音の音響解析を実施して所定の複数の周波数における所定の変動周波数の解析値の和を求める。
具体的には、ウェーブレット変換によって噛み合い位相毎にセカンドギヤポジション惰行音の音響解析を実施し、所定の複数の周波数における所定の変動周波数の解析値の和を求める。
所定の複数の周波数と所定の変動周波数は、車両のノイズ評価で合格とされた自動車変速機と車両のノイズ評価で不合格とされた自動車変速機のセカンドギヤポジション惰行音を分析して、車両のノイズ評価と自動車変速機単体のベンチ評価との相関関係がある複数の周波数と変動周波数とを突き止めることによって、前以て実験によって経験的に決定される。
例えば、ある車両においては、複数の周波数をX[Hz]並びにY[Hz]とすると共に変動周波数をZ[Hz]として音響解析を行った時に、車両のノイズ評価と自動車変速機単体のベンチ評価との相関関係が認められたため、所定の複数の周波数をX[Hz]並びにY[Hz]とすると共に所定の変動周波数をZ[Hz]とする。周波数をX[Hz]とすると共に変動周波数をZ[Hz]とした時の解析値と周波数をY[Hz]とすると共に変動周波数をZ[Hz]とした時の解析値との和が求められる。
工程S103においては、解析値の和が所定の閾値以下となる回数が所定の回数(例えば、(N−1)回)以上である場合に合格と判定すると共に、解析値の和が所定の閾値以下となる回数が所定の回数未満である場合に不合格と判定する。
所定の閾値は、車両のノイズ評価で合格とされた自動車変速機と車両のノイズ評価で不合格とされた自動車変速機のセカンドギヤポジション惰行音を分析して、車両のノイズ評価と自動車変速機単体のベンチ評価との相関関係がある閾値を突き止めることによって、前以て実験によって経験的に決定される。
また、所定の回数は、解析値の和が噛み合い位相毎に変動するため、評価結果にバラツキが出ることを考慮して、そのバラツキによって合格・不合格の最終評価に影響が出ないであろう繰り返し回数を所定の回数とする。
以上の通り、本発明によれば、音響解析技術を使用して自動車変速機の異音を定量的に評価することができる自動車変速機の異音の定量評価方法を提供することができる。
従って、自動車変速機の異音の定量評価方法によって自動車変速機の異音を抽出し、これを定量評価することによって、自動車変速機の合格・不合格を判定し、自動車変速機単体のノイズ性能を保証することができる。
100 自動車変速機
101 クラッチ
102 インプットシャフト
103 メインドライブギヤ
104 カウンタドライブギヤ
105 カウンタシャフト
106 ファーストギヤセット
107 セカンドギヤセット
108 サードギヤセット
109 フィフスギヤセット
110 リバースギヤセット
111 第一のスリーブ
112 第二のスリーブ
113 第三のスリーブ
114 アウトプットシャフト
115 フライホイール
116 クランクシャフト
117 ファーストドライブギヤ
118 ファーストドリブンギヤ
119 セカンドドライブギヤ
120 セカンドドリブンギヤ
121 サードドライブギヤ
122 サードドリブンギヤ
123 フィフスドライブギヤ
124 フィフスドリブンギヤ
125 リバースドライブギヤ
126 リバースアイドルギヤ
127 リバースドリブンギヤ
128 第一のスリーブのスリーブ歯
129 インプットシャフト側のドグ歯
130 サードドリブンギヤ側のドグ歯
131 第二のスリーブのスリーブ歯
132 セカンドドリブンギヤ側のドグ歯
133 ファーストドリブンギヤ側のドグ歯
134 第三のスリーブのスリーブ歯
135 フィフスドリブンギヤ側のドグ歯

Claims (4)

  1. 評価対象の自動車変速機を、スリーブ歯とドグ歯との噛み合い位相を複数回に亘って変更しながら、所定の入力軸回転数、所定の出力軸負荷トルクによって作動させると共に前記噛み合い位相毎に作動音を記録する工程と、
    前記噛み合い位相毎に作動音の音響解析を実施して所定の複数の周波数における所定の変動周波数の解析値の和を求める工程と、
    前記解析値の和が所定の閾値以下となる回数が所定の回数以上である場合に合格と判定すると共に、前記解析値の和が前記所定の閾値以下となる回数が前記所定の回数未満である場合に不合格と判定する工程と、
    を含む
    ことを特徴とする自動車変速機の異音の定量評価方法。
  2. 前記音響解析は、ウェーブレット変換によって実現される
    請求項1に記載の自動車変速機の異音の定量評価方法。
  3. 前記所定の複数の周波数と前記所定の変動周波数と前記所定の閾値は、前以て実験によって経験的に決定される
    請求項1又は2に記載の自動車変速機の異音の定量評価方法。
  4. 前記作動音は、セカンドギヤポジションの惰行音である
    請求項1乃至3の何れか一項に記載の自動車変速機の異音の定量評価方法。
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