JP2018025228A - コントロールバルブユニット - Google Patents

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Hisaya Shimizu
尚也 清水
哲史 勝又
Tetsushi Katsumata
哲史 勝又
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Abstract

【課題】コントロールバルブユニットにおいて、流体圧回路を簡略化する。
【解決手段】コントロールバルブユニット1は、第1スプール室2と、第1スプール室2の上方に配置された第2スプール室3と、第1スプール室2内に配置された第1スプール21と、第2スプール室3内に配置された第2スプール31と、第1スプール21の下方に配置されたポート16と、第2スプール室3の内壁と第2スプール31とで形成された流体圧室3Cと、を有している。ポート16と流体圧室3Cとは、第1スプール21の周囲に設けられた連通路6を介して連通している。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数のスプールバルブを有するコントロールバルブユニットに関するものである。
従来、油圧,水圧等の流体圧を調整するスプール式のバルブを複数個まとめたコントロールバルブユニットが知られている。その一例として特許文献1には、2つのバルブの各スプールをバルブボディ内に上下に並べて配置したコントロールバルブユニットが開示されている。
特開平6-147305号公報
上述のように複数のバルブの各スプールをバルブボディ内に並べて配置する場合、各バルブに流体を供給したり、各バルブで調圧された流体を排出したりするための流体圧回路を、上下方向も含めて立体的にレイアウトする必要がある。このため、バルブボディに形成される流体圧回路が複雑化し、回路長が伸びてしまうという課題がある。
本発明は、上述のような課題に鑑み創案されたものであり、流体圧回路を簡略化することができるようにしたコントロールバルブユニットを提供することを目的の一つとする。
(1)上記目的を達成するために、本発明のコントロールバルブユニットは、第1スプール室と、前記第1スプール室の上方に配置された第2スプール室と、前記第1スプール室内に配置された第1スプールと、前記第2スプール室内に配置された第2スプールと、前記第1スプールの下方に配置されたポートと、前記第2スプール室の内壁と前記第2スプールとで形成された流体圧室と、を有し、前記ポートと前記流体圧室とは、前記第1スプールの周囲に設けられた連通路を介して連通していることを特徴としている。
(2)前記連通路は、前記第1スプール室の内壁に凹設された第1内向き溝を有していることが好ましい。
(3)前記第2スプール室の内壁に凹設された第2内向き溝を有し、前記第1内向き溝の深さは、前記第2内向き溝の深さよりも大きくなっていることが好ましい。
(4)前記第1スプール室及び前記第2スプール室は共通のバルブボディ内に形成されていることが好ましい。
(5)前記ポートは、前記バルブボディの下面に開口していることが好ましい。
(6)本コントロールバルブユニットは、前記第1スプール室の一端の開口を閉塞する第1プラグと、前記第1プラグの上方に配設され、前記第2スプール室の一端の開口を閉塞する第2プラグと、前記第1プラグの下方に配置された第2ポートと、前記第2スプール室内で前記第2スプールと前記第2プラグとの間に位置する第2流体圧室と、を有し、前記第2ポートと前記第2流体圧室とは、前記第1プラグの周囲に設けられた第2連通路を介して連通していることが好ましい。
(7)前記第2ポートは、前記バルブボディの下面に開口していることが好ましい。
(8)前記第2連通路は、前記第1プラグの外周面に凹設された外向き溝を有していることが好ましい。
(9)前記第1スプール室の外側に、前記第1スプールを挟むように2つの第1ボルトが配置され、前記第1スプール室の外側に、前記外向き溝を挟むように2つの第2ボルトが配置されることが好ましい。
本発明のコントロールバルブユニットによれば、第1スプールの下方に配置されたポートと、第2スプール室の内壁と第2スプールとで形成された流体圧室とが、第1スプールの周囲に設けられた連通路を介して連通しているため、連通路を通じて流体を流体圧室へ供給したり流体圧室から排出したりすることができる。このため、流体圧回路を簡略化することができる。
本発明の一実施形態に係るコントロールバルブユニットの模式的な断面図である。 図1のA−A矢視断面図である。 図1のB−B矢視断面図である。 図1のコントロールバルブユニットの模式的な上面図である。 本発明の第二実施形態に係るコントロールバルブユニットの模式的な断面図である。 本発明の第三実施形態に係るコントロールバルブユニットの模式的な断面図である。
以下、図面を参照して実施形態としてのコントロールバルブユニットについて説明する。以下に示す実施形態はあくまでも例示に過ぎず、以下の実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。
ここでは、重力の方向を下方とし、この逆方向を上方とする。すなわち、以下の説明における上下方向は鉛直方向である。
[1.第一実施形態]
[1−1.構成]
本実施形態に係るコントロールバルブユニット1(以下、C/Vユニット1という)は、図示しないCVT(無段変速機)の油圧制御装置として適用されるものである。
図1に示すように、C/Vユニット1は、CVTに装備された2つのプーリへ供給される油圧をそれぞれ調整する2つのバルブ20,30と、これらのバルブ20,30の各スプール21,31を収容するバルブボディ40と、各バルブ20,30をバルブボディ40内に保持するリテーナプレート50とを有している。
2つのバルブ20,30は、指示圧PS1,PS2及びフィードバック圧PF1,PF2に応じてスプール21,31が軸方向(図1中に一点鎖線で示す各軸心線を参照)に変位することにより、入力されたライン圧(元圧)PLを出力圧PO1,PO2として出力するコントロールバルブである。
本実施形態のバルブ20,30は、上下に並んで配置され、互いに平行又は略平行に設けられている。また、各バルブ20,30は、軸心が水平又は略水平となるように配置されている。
以下、2つのバルブ20,30のうち、下方のバルブ20を「下段バルブ20」ともいい、上方のバルブ30を「上段バルブ30」ともいう。本実施形態では、下段バルブ20がCVTのプライマリプーリへ供給される油圧を調整し、上段バルブ30がCVTのセカンダリプーリへ供給される油圧を調整する。
下段バルブ20は、軸方向に移動可能に設けられた下段スプール(第1スプール)21と、下段スプール21をその軸方向に沿って付勢する下段スプリング22と、下段スプリング22を下段スプール21との間に挟持する下段プラグ(第1プラグ)23とで構成されている。
下段スプール21は、バルブボディ40内に形成された下段スプール室2内に配置されている。下段スプール21は、プライマリプーリへ出力した出力圧PO1のフィードバック圧PF1を受けるF/B側受圧部21aと、図示しないソレノイドバルブからの指示圧PS1を受ける指示側受圧部21bと、これらのF/B側受圧部21a及び指示側受圧部21bの間に形成された小径部21c及びランド部21dとを有している。
下段スプール21の小径部21cは、ランド部21dと指示側受圧部21bの間に設けられている。下段スプール21の小径部21cの直径は、ランド部21d及び指示側受圧部21bの何れの直径よりも小さく設定されている。
下段スプリング22は、初期圧を有するように圧縮された状態で、下段スプール21の指示側受圧部21bと下段プラグ23との間に装備されている。下段スプリング22は、下段スプール21を下段プラグ23から離隔させる方向に付勢する。
下段プラグ23は、下段スプール室2からの抜けが防止されるようにリテーナプレート50で保持されているとともに、指示圧PS1のリークを防止するように下段スプール室2の一端の開口(下段スプール21を下段スプール室2に挿入するための開口)2iを液密に閉塞している。
上段バルブ30は、下段バルブ20と同様の構成を有している。すなわち、上段バルブ30は、軸方向に移動可能に設けられた上段スプール(第2スプール)31と、上段スプール31をその軸方向に沿って付勢する上段スプリング32と、上段スプリング32を上段スプール31との間に挟持する上段プラグ(第2プラグ)33とで構成されている。
上段スプール31は、バルブボディ40内で下段スプール室2の上方に配置された上段スプール室3内に配置されている。上段スプール31は、下段スプール21よりも軸方向に長く形成されている。
上段スプール31は、下段スプール21と同様の構成を有している。具体的には、上段スプール31は、セカンダリプーリへ出力した出力圧PO2のフィードバック圧PF2を受けるF/B側受圧部31aと、図示しないソレノイドバルブからの指示圧PS2を受ける指示側受圧部31bと、これらのF/B側受圧部31a及び指示側受圧部31bの間に形成された小径部31c及びランド部31dとを有している。
上段スプール31の小径部31cは、下段スプール21の小径部21cと同様に、ランド部31dと指示側受圧部31bの間に設けられ、その直径がランド部31d及び指示側受圧部31bの何れの直径よりも小さく設定されている。
また、上段スプリング32は、初期圧を有するように圧縮された状態で、上段スプール31の指示側受圧部31bと上段プラグ33との間に装備されている。上段スプリング32は、上段スプール31を上段プラグ33から離隔させる方向に付勢する。
上段プラグ33は、下段プラグ23よりも軸方向に短く形成され、下段プラグ23の上方に配設されている。上段プラグ33は、上段スプール室3からの抜けが防止されるようにリテーナプレート50で保持されているとともに、指示圧PS2のリークを防止するように上段スプール室3の一端の開口(上段スプール31を上段スプール室3に挿入するための開口)3iを液密に閉塞している。
下段スプール室2及び上段スプール室3は、共通のバルブボディ40内に形成され、互いの間に隔壁部41を介して配置されている。また、バルブボディ40には、上述の各スプール室2,3に加えて、油が流通可能な9つのポート11〜19と、各スプール室2,3内の油を適宜吸排するための空き回路10と、リテーナプレート50を配置するためのリテーナ孔42とが形成されている。
下段スプール室2内には、何れも下段スプール室2の内壁及び下段スプール2等により区画,形成された、下段F/B圧室2A,下段指示圧室2B及び下段調圧室2Cが設けられている。
下段F/B圧室2Aは、上述のフィードバック圧PF1が供給される空間であって、下段スプール室2の開口2iとは逆側の端面と、下段スプール21のF/B側受圧部21aとの間に位置している。
下段指示圧室2Bは、上述の指示圧PS1が供給される空間であって、下段スプール2の指示側受圧部21bと下段プラグ23との間に位置している。
下段調圧室2Cは、上述のライン圧PLが供給される空間であって、下段スプール2の小径部21cの周囲に位置している。
上段スプール室3内にも同様に、何れも上段スプール室3の内壁及び上段スプール3等により区画,形成された、上段F/B圧室3A,上段指示圧室(第2流体圧室)3B及び上段調圧室(流体圧室)3Cが設けられている。
上段F/B圧室3Aは、上述のフィードバック圧PF2が供給される空間であって、上段スプール室3の開口3iとは逆側の端面と、上段スプール31のF/B側受圧部31aとの間に位置している。上段F/B圧室3Aは、各バルブ20,30の軸方向において、下段F/B圧室2Aに対して図1中左方へずれた位置に設けられている。
上段指示圧室3Bは、上述の指示圧PS2が供給される空間であって、上段スプール3の指示側受圧部31bと上段プラグ33との間に位置している。本実施形態の上段指示圧室3Bは、少なくとも一部が下段プラグ23の鉛直上方に位置するように設けられている。
上段調圧室3Cは、上述のライン圧PLが供給される空間であって、上段スプール3の小径部31cの周囲に位置している。本実施形態の上段調圧室3Cは、少なくとも一部が下段スプール21の指示側受圧部21bの鉛直上方に位置するように設けられている。
9つのポート11〜19は何れも、下段スプール室2及び上段スプール室3の少なくとも何れか一方と連通されている。以下、これらのポート11〜19について順に説明する。
上段F/Bポート11は、上述のフィードバック圧PF2を上段F/B圧室3A内に供給するためのものであり、上段F/B圧室3Aと連通されている。
下段F/Bポート12は、上述のフィードバック圧PF1を下段F/B圧室2A内に供給するためのものであり、下段F/B圧室2Aと連通されている。上段F/Bポート11は、各バルブ20,30の軸方向において、下段F/Bポート12に対して図1中左方へずれた位置に設けられている。
入力ポート(ポート)13は、上述のライン圧PLを下段調圧室2C内及び上段調圧室3C内に供給するためのものであり、下段調圧室2Cと連通されている。入力ポート13は、下段スプール21の下方に配置されている。
下段出力ポート14は、上述の出力圧P01を下段調圧室2Cから出力するためのものであり、下段調圧室2Cと連通されている。
下段ドレンポート15は、過剰な油圧を下段調圧室2Cから排出するためのものであり、下段スプール21の変位に応じて指示側受圧部21bにより開閉されるように設けられている。
上段出力ポート(ポート)16は、上述の出力圧P02を上段調圧室3Cから出力するためのものであり、下段スプール室2内において下段スプール21の指示側受圧部21bが位置する部分と連通されている。上段出力ポート16は、下段スプール21の下方に配置されている。
下段指示ポート17は、上述の指示圧PS1を下段指示圧室2B内に供給するためのものであり、下段指示圧室2Bと連通されている。
上段指示ポート(第2ポート)18は、上述の指示圧PS2を上段指示圧室3B内に供給するためのものであり、上段指示圧室3Bと連通されている。上段指示ポート18は、下段プラグ23の下方に配置されている。
これらの各ポート11〜18は何れも、バルブボディ40の下面40bに開口している。
一方、上段ドレンポート19は、過剰な油圧を上段調圧室3Cから排出するためのものであり、上段スプール31の変位に応じて指示側受圧部31bにより開閉されるように設けられている。上段ドレンポート19は、上段スプール室3の上方に配置されている。本実施形態の上段ドレンポート19は、バルブボディ40の上面40cに形成されている。
空き回路10は、下段スプール21又は上段スプール31の移動に伴い不要な推力がこれらのスプール21,31に作用しないようにする機能を持つ。本実施形態の空き回路10は、下段F/B圧室2Aと下段調圧室2Cとの間、及び、上段F/B圧室3Aと上段調圧室3Cとの間の双方に跨って設けられている。
リテーナ孔42は、各スプール室2,3の開口2i,3iの近傍において、バルブボディ40を上下方向に貫通している。リテーナ孔42には、リテーナプレート50が挿入され、各スプリング22,32が各プラグ23,33を押す反力により、リテーナ孔42の内壁に圧接されて固定される。
本実施形態では、上述の入力ポート13,上段出力ポート16,上段指示ポート18の3つが、入力連通路5(連通路),出力連通路6(連通路),指示連通路4(第2連通路)をそれぞれ介して上段スプール室3と連通している。
入力連通路5及び出力連通路6は何れも、下段スプール21の周囲に設けられている。これらの入力連通路5及び出力連通路6は、互いに同様の構成を有している。まず、図1及び図2を参照して、出力連通路6について説明する。
図1及び図2に示すように、本実施形態の出力連通路6は、下段スプール室2の内壁のうち、下段スプール21の指示側受圧部21bの周壁となる部分に凹設された内向きの出力ボディ溝(第1内向き溝)6bと、バルブボディ40内の隔壁部41に貫設された出力連通孔6cとを有している。
出力ボディ溝6bは、下段スプール21の指示側受圧部21bのまわりを一周囲むように設けられ、下段指示ポート16と出力連通孔6cとの間で油が流通可能な空間を区画している。また、出力連通孔6cは、出力ボディ溝6bが区画する空間と上段調圧室3Cとを連通している。すなわち、上段調圧室3Cと下段指示ポート16とは、出力連通路6を介して連通している。
入力連通路5は、上述の出力ボディ溝6b及び出力連通孔6cとそれぞれ略同様に構成された、入力ボディ溝(第1内向き溝)5b及び入力連通孔5cとを有している。
入力ボディ溝5bは、下段スプール21のまわりを一周囲むように設けられ、入力ポート13と入力連通孔5cとの間で油が流通可能な空間を区画している。また、入力連通孔5cは、入力ボディ溝5bが区画する空間と上段調圧室3Cとを連通している。すなわち、上段調圧室3Cと入力ポート13とは、入力連通路5を介して連通している。
一方、図1及び図3に示すように、指示連通路4は、下段プラグ23の周囲に設けられている。本実施形態の指示連通路4は、下段プラグ23の外周面に凹設された外向きのプラグ溝(外向き溝)4aと、バルブボディ40内の隔壁部41に貫設された指示連通孔4cとを有している。
プラグ溝4aは、下段プラグ23のまわりを一周囲むように設けられ、上段指示ポート18と指示連通孔4cとの間で油が流通可能な空間を区画している。また、指示連通孔4cは、プラグ溝4aが区画する空間と上段指示圧室3Bとを連通している。すなわち、上段指示圧室3Bと上段指示ポート18とは、指示連通路4を介して連通している。
図1に示すように、本実施形態のバルブボディ40は、入力連通路5と出力連通路6との各上方において、上段スプール室3の内壁に凹設された2つの内向きの上段溝(第2内向き溝)45,46を有する。
一方の上段溝45(以下、「入力上段溝45」という)は、上段スプール31のまわりを一周囲むように設けられ、入力連通孔5cと連通する空間を区画している。
また、他方の上段溝46(以下、「出力上段溝46」という)は、上段スプール31の小径部31cのまわりを一周囲むように設けられ、出力連通孔6cと連通する空間を区画している。
図2に示すように、出力ボディ溝6b及び出力上段溝46の各溝深さd1,d2を比較すると、出力ボディ溝6bの深さd1は、出力上段溝46の深さd2よりも大きくなっている(d1>d2)。また、図示は省略するが、入力ボディ溝5b及び入力上段溝45についても同様に、入力ボディ溝5bの深さは、入力上段溝46の深さよりも大きくなっている。
本実施形態のバルブボディ40において、出力ボディ溝6bが形成される部分の外壁40eは、各バルブ20,30の軸方向と直交する水平方向(図2に示す矢印LD参照。以下、「横方向」ともいう)に膨出した形状となっている。同様に、バルブボディ40において入力ボディ溝5bが形成される部分の外壁40d(図4参照)は、横方向に膨出した形状となっている。
一方、図3に示すように、バルブボディ40において上述のプラグ溝4aが設けられる部分の外壁40fは、横方向に膨出しておらず、その最大幅(横方向の最大寸法)w1は、各ボディ溝5b,6bが形成される部分の各外壁40d,40eの最大幅w2よりも小さくなっている(w1<w2)。
図4に示すように、本実施形態のバルブボディ40は、図示しない他のバルブボディ(以下、「バルブボディロア」ともいう)の上方に配置され、複数のボルト61〜63でこのバルブボディロアと結合される。なお、バルブボディ40とバルブボディロアとの間には、上述のポート11〜18の各開口に対応する貫通孔を備えた平板状のセパレータープレート(図示略)が配置される。
本実施形態では、下段スプール室2の外側であって、上段スプール室3よりも下側に、6つのボルト61〜63が配設されている。これらのボルト61〜63には、2つの第1ボルト61,61と、2つの第2ボルト62,62とが含まれている。
2つの第1ボルト61,61は、下段スプール21を挟むように互いに横方向に離隔して配置されている。また、各第1ボルト61は、下段バルブ20の軸方向において、入力連通路5と出力連通路6との間に設けられている。すなわち、各第1ボルト61は、バルブボディ40において横方向に膨出した2つの外壁40d,40eの間に配設されている。
一方、2つの第2ボルト62,62は、下段プラグ23を挟むように互いに横方向に離隔して配置されている。また、各第2ボルト62は、下段バルブ20の軸方向において、プラグ溝4aと重なる位置に設けられている。言い換えると、2つの第2ボルト62,62は、互いの間にプラグ溝4aを挟むように配置されている。
[1−2.作用,効果]
上述のように構成されたC/Vユニット1では、下段スプール21に対して、指示圧PS1及び下段スプリング22の付勢力に応じた推力が、入力ポート13と下段調圧室2Cとを連通するとともに下段ドレンポート15を閉鎖する方向に作用し、フィードバック圧PF1に応じた推力が、入力ポート13と下段調圧室2Cとの連通を遮断するとともに下段ドレンポート15を開放する方向に作用する。
下段スプール21は、これらの推力に応じて軸方向に変位し、下段ドレンポート15を適宜開閉する。これにより、ライン圧PLが下段調圧室2Cにおいて調圧され、出力圧PO1として下段出力ポート14からプライマリプーリへ出力される。
上段スプール31に対しても同様に、指示圧PS2及び上段スプリング32の付勢力に応じた推力が、入力連通孔5cと上段調圧室3Cとを連通するとともに上段ドレンポート19を閉鎖する方向に作用し、フィードバック圧PF2に応じた推力が、入力連通孔5cと上段調圧室3Cとの連通を遮断するとともに上段ドレンポート19を開放する方向に作用する。
ここで指示圧PS2は、上段指示ポート19から指示連通路4を通じて上段指示圧室3Bへと供給される。また、ライン圧PLは、入力ポート13と下段調圧室2Cとが連通していれば、入力ポート13から下段調圧室2Cに供給される。さらに、ライン圧PLは、入力ポート13と下段調圧室2Cとの連通状態に関わらず、入力連通孔5cと上段調圧室3Cとが連通していれば、入力ポート13から入力連通路5を通じて上段調圧室3Cに供給される。
上段スプール31は、上述の推力に応じて軸方向に変位し、上段ドレンポート19を適宜開閉する。これにより、ライン圧PLが上段調圧室3Cにおいて調圧され、出力圧PO2として上段調圧室3Cから出力連通路6を通じて下段指示ポート16へと送られる。そして、この出力圧PO2は、下段指示ポート16からセカンダリプーリへ出力される。
このように、上述のC/Vユニット1によれば、上段指示ポート18と上段指示圧室3Bとが指示連通路4を介して連通しているため、下段プラグ23の脇を通る指示連通路4を通じて、油を上段指示圧室3Bへ供給することができる。
つまり、指示連通路4を下段プラグ23の周囲に設けることにより、上段指示ポート18と上段指示圧室3Bとの間に位置する下段プラグ23の外周面を利用して油路を形成することができる。このため、バルブボディ40内における油圧回路を簡略化することができ、回路長の短縮化を図ることができる。これにより、油圧回路の設計をしやすくすることができる。
また、上述のC/Vユニット1によれば、入力ポート13と上段調圧室3Cとが入力連通路5を介して連通しているため、下段スプール21の脇を通る入力連通路5を通じて、油を上段調圧室3Cへ供給することができる。同様に、下段指示ポート16と上段調圧室3Cとが出力連通路6を介して連通しているため、下段スプール21の脇を通る出力連通路6を通じて、油を上段調圧室3Cから排出することができる。
つまり、入力連通路5や出力連通路6を下段スプール21の周囲に設けることにより、入力ポート13及び下段指示ポート16のそれぞれと、上段調圧室3Cとの間に位置する下段スプール21の外周面を利用して油路を形成することができる。このため、バルブボディ40内における油圧回路を簡略化することができ、回路長の短縮化を図ることができる。これにより、油圧回路の設計が容易になる。
また、2つのスプール21,31が鉛直方向に並んで配置されるため、これらのスプール21,31を水平方向に並べて配置する場合と比べて、C/Vユニット1の幅(水平方向の寸法)を短くすることができる。これにより、C/Vユニット1の配置の自由度を高めることができる。
指示連通路4が下段プラグ23の外周面に凹設された外向きのプラグ溝4aを有しているため、バルブボディ40において下段プラグ23が配置される部分の形状を変更することなく、上段指示ポート18と上段指示圧室3Bとを連通させることができる。
すなわち、下段プラグ23を削ることによってバルブボディ40内に指示連通路4を形成すれば、バルブボディ40の外壁40fを横方向に膨出させなくても、指示連通路4における通油流量を確保することができる。このため、バルブボディ40のサイズを抑えながら油圧回路を簡略化することができる。
C/Vユニット1によれば、上述のようにバルブボディ40の外壁40fを横方向に膨出させなくても指示連通路4における通油流量を確保しうることから、プラグ溝4aを挟むように2つの第2ボルト62,62を配置する場合、この外壁40fの横幅w1を抑えることにより、ボルト62,62間の距離を短くすることができる。
仮に、バルブボディ40の外壁40fが横方向に膨出している場合(図4に示す二点鎖線参照)、2つの第2ボルト62,62間の距離を短くするには、下段バルブ20の軸方向において各第2ボルト62を外壁40fとずらして配置しなければならない。これに対し、上述のC/Vユニット1では、バルブボディ40の外壁40fが横方向に膨出していないため、各第2ボルト62を外壁40fの横方向に並べて配置しても第2ボルト62,62間の距離を短くすることができる。
すなわち、指示連通路4がプラグ溝4aを有していれば、第2ボルト62,62の配置の自由度を高めることができる。このため、第2ボルト62,62を第1ボルト61,61に近づけて配置することが可能となる。第1ボルト61,61及び第2ボルト62,62間の距離を短くすれば、バルブボディ40とバルブボディロアとの結合力が高められることから、両者間のシール性を向上させることができる。
入力連通路5が下段スプール室2の内壁に凹設された入力ボディ溝5bを有しているため、下段スプール21の形状を変更することなく、入力ポート13と上段調圧室3Cとを連通させることができる。同様に、出力連通路6が下段スプール室2の内壁に凹設された出力ボディ溝6bを有しているため、下段スプール21の形状を変更することなく、上段出力ポート16と上段調圧室3Cとを連通させることができる。したがって、下段スプール21をシンプルな形状に保ちながら、油圧回路を簡素化することができる。
ボディ溝5b,6bに加えて上段溝45,46が設けられるため、上段調圧室3Cにおける通油流量を増大させることができる。また、入力ボディ溝5bの深さが入力上段溝45の深さよりも大きくなっているため、入力連通路5における通油流量を確保しつつ、バルブボディ40において上段調圧室3Cを形成する部分の横幅を抑えることができ、C/Vユニット1のサイズを抑えることができる。同様に、出力ボディ溝6bの深さd1が出力上段溝46の深さd2よりも大きくなっているため、出力連通路6における通油流量を確保しつつ、C/Vユニット1のサイズを抑えることができる。
下段スプール室2及び上段スプール室3が共通のバルブボディ40内に形成されているため、下段スプール21と上段スプール31とを別々のバルブボディ内に収容する場合と比べて、バルブボディの個数を削減することができる。この結果、バルブボディ同士を結合するためのボルトを不要としたり、その本数を減らしたりすることができる。また、このようなボルトを挿通するための肉部をバルブボディ40から省略する(削る)ことができるため、バルブボディ40のサイズを縮小することができる。
上段指示ポート18がバルブボディ40の下面に開口しているため、バルブボディ40の下方に配置される油路(例えばバルブボディロア内に形成される油路)に上段指示ポート18を直接的にアクセスさせることができる。このため、回路長を更に短くすることができる。
入力ポート13及び上段出力ポート16が何れもバルブボディ40の下面に開口しているため、バルブボディ40の下方に配置される油路(例えばバルブボディロア内に形成される油路)にこれらの入力ポート13及び上段出力ポート16を直接的にアクセスさせることができる。このため、回路長を更に短くすることができる。
下段調圧室2Cにライン圧PLを供給する入力ポート13が、入力連通路5を通じて上段調圧室3Cにも同一のライン圧PLを供給するため、バルブボディ40内における油圧回路を更に簡略化することができる。
すなわち、下段調圧室2Cにライン圧PLを供給するためのポートを、上段調圧室3Cにライン圧PLを供給するためのポートとして兼用するため、バルブボディ40に形成されるポートの個数を削減することができる。これにより、バルブボディ40内の油路の本数が削減され、油路内の油からバルブボディ40に作用する圧力の総和が低減されることから、バルブボディ40の変形を抑制することができ、シール性を更に向上させることができる。
仮に、下段調圧室2Cにライン圧PLを供給するためのポートと、上段調圧室3Cにライン圧PLを供給するためのポートとを別々に設ける場合、これらのポートを、上述の上段F/Bポート11及び下段F/Bポート12のように各バルブ20,30の軸方向にずらして配置することとなり、上段スプール31が軸方向に長くなる。これに対し、上述のように共通の入力ポート13を通じて各調圧室2C,3Cにライン圧PLを供給するようにすれば、上段スプール31の軸方向の長さが抑えられるため、C/Vユニット1のサイズを縮小することができる。
[2.第二実施形態]
図5を参照して、第二実施形態に係るC/Vユニット1Aについて説明する。ここでは、上述の第一実施形態で説明した要素と同一または対応する要素に同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
本実施形態に係るC/Vユニット1Aは、出力連通路6の構成が上述の第一実施形態に係るC/Vユニット1と異なっている。本実施形態の出力連通路6は、上述の出力ボディ溝6bに代えて、下段スプール21の外周面に凹設された外向きのスプール溝6aを有している。
スプール溝6aは、下段スプール21の指示側受圧部21bのまわりを一周囲むように設けられ、上段出力16と出力連通孔6cとの間で油が流通可能な空間を区画している。
スプール溝6aは、下段スプール21が軸方向に変位しても上段出力ポート16と出力連通孔6cとが常に連通するように、下段スプール21の軸方向における所定の範囲にわたって設けられている。
本実施形態に係るC/Vユニット1Aによれば、出力連通路6が下段スプール21の外周面に凹設された外向きのスプール溝6aを有しているため、下段スプール室2のうち、上段出力ポート16と出力連通孔6cとの間の部分の内壁を凹ませることなく(上述の出力ボディ溝6bを形成することなく)、上段出力ポート16と上段調圧室3Cとを連通させることができる。これにより、バルブボディ40の外壁eを横方向に膨出させなくても、出力連通路6の通油流量を確保することができることから、バルブボディ40のサイズを抑えながら油圧回路を簡略化することができる。
また、本実施形態に係るC/Vユニット1Aによれば、上述の第一実施形態に係るC/Vユニット1と同様の構成からは同様の作用及び効果を得ることができる。
[3.第三実施形態]
図6を参照して、第三実施形態に係るC/Vユニット1Bについて説明する。ここでも、上述の第一実施形態で説明した要素と同一または対応する要素に同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
本実施形態に係るC/Vユニット1Bは、指示連通路4の構成が上述の第一実施形態に係るC/Vユニット1と異なっている。本実施形態の指示連通路4は、上述のプラグ溝4aに代えて、下段スプール室2のうち下段プラグ23が配置された部分の内壁に凹設された内向きの指示ボディ溝4bを有している。
指示ボディ溝4bは、下段プラグ23のまわりを一周囲むように設けられ、上段指示ポート18と指示連通孔4cとの間で油が流通可能な空間を区画している。
本実施形態に係るC/Vユニット1Bによれば、指示連通路4が下段スプール室2の内壁に凹設された内向きの指示ボディ溝4bを有しているため、下段プラグ23の外周面を凹ませることなく(上述のプラグ溝4aを形成することなく)、上段指示ポート18と上段指示圧室3Bとを連通させることができる。したがって、下段プラグ23をシンプルな形状に保ちながら、油圧回路を簡素化することができる。
また、本実施形態に係るC/Vユニット1Bによれば、上述の第一実施形態に係るC/Vユニット1と同様の構成からは同様の作用及び効果を得ることができる。
[4.変形例]
上述した実施形態に関わらず、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。上述した実施形態の各構成は、必要に応じて取捨選択することができ、あるいは適宜組み合わせてもよい。
例えば、上述の各実施形態ではバルブボディ40内に3つの連通路4〜6が設けられている場合を例示したが、C/Vユニット1,1A,1Bは、これらの連通路4〜6のうちの少なくとも1つが設けられていれば、上述のように油圧回路を簡略化することができる。
また、上述の各実施形態で示した連通路4〜6の各構成は一例である。指示連通路4は、上述のプラグ溝4aと指示ボディ溝4bとの双方を有していてもよい。同様に、出力連通路6は、上述のスプール溝6aと出力ボディ溝6bとの双方を有していてもよい。
上述の実施形態では、指示連通路4が上段指示圧室3B内へ油を供給するために利用される場合を例示したが、これとは逆に、指示連通路4は上段スプール31と上段プラグ33との間に位置する油圧室から油を排出するために利用されてもよい。この場合も、上述のように下段プラグ23の外周面を利用して油路を形成することができるため、バルブボディ40内における油圧回路を簡略化することができ、回路長の短縮化を図ることができる。
なお、上述のボルト61〜63の本数及び配置は何れも一例である。バルブボディ40に取り付けられるボルトの本数及び配置は、バルブボディ40の形状等に応じて適宜設定することができる。
上述の第一実施形態ではC/Vユニット1がCVTに適用される場合を例示したが、本発明のC/Vユニットは、ステップAT等の他の自動変速機に適用可能であることはいうまでもなく、自動変速機以外の流体圧作動機器の制御装置としても適用可能である。
1,1A,1B C/Vユニット(コントロールバルブユニット)
2 下段スプール室(第1スプール室)
2A 下段F/B圧室
2B 下段指示圧室
2C 下段調圧室
2i 開口
3 上段スプール室(第2スプール室)
3A 上段F/B圧室
3B 上段指示圧室(第2流体圧室)
3C 上段調圧室(流体圧室)
3i 開口
4 指示連通路(第2連通路)
4a プラグ溝(外向き溝)
4b 指示ボディ溝
4c 指示連通孔
5 入力連通路(連通路)
5b 入力ボディ溝(第1内向き溝)
5c 入力連通孔
6 出力連通路(連通路)
6a スプール溝
6b 出力ボディ溝(第1内向き溝)
6c 出力連通孔
10 空き回路
11 上段F/Bポート
12 下段F/Bポート
13 入力ポート(ポート)
14 下段出力ポート
15 下段ドレンポート
16 上段出力ポート(ポート)
17 下段指示ポート
18 上段指示ポート(第2ポート)
19 上段ドレンポート
20 下段バルブ
21 下段スプール(第1スプール)
21a F/B側受圧部
21b 指示側受圧部
21c 小径部
21d ランド部
22 下段スプリング
23 下段プラグ(第1プラグ)
30 上段バルブ
31 上段スプール(第2スプール)
31a F/B側受圧部
31b 指示側受圧部
31c 小径部
31d ランド部
32 上段スプリング
33 上段プラグ(第2プラグ)
40 バルブボディ
40b 下面
40c 上面
40d,40e,40f 外壁
41 隔壁部
42 リテーナ孔
45 入力上段溝(第2内向き溝)
46 出力上段溝(第2内向き溝)
50 リテーナプレート
61 第1ボルト
62 第2ボルト
63 ボルト
PF1 下段バルブ20へのフィードバック圧
PF2 上段バルブ30へのフィードバック圧
PL ライン圧(元圧)
PO1 下段バルブ20の出力圧
PO2 上段バルブ30の出力圧
PS1 下段バルブ20への指示圧
PS2 上段バルブ30への指示圧

Claims (9)

  1. 第1スプール室と、
    前記第1スプール室の上方に配置された第2スプール室と、
    前記第1スプール室内に配置された第1スプールと、
    前記第2スプール室内に配置された第2スプールと、
    前記第1スプールの下方に配置されたポートと、
    前記第2スプール室の内壁と前記第2スプールとで形成された流体圧室と、を有し、
    前記ポートと前記流体圧室とは、前記第1スプールの周囲に設けられた連通路を介して連通している
    ことを特徴とするコントロールバルブユニット。
  2. 請求項1において、
    前記連通路は、前記第1スプール室の内壁に凹設された第1内向き溝を有している
    ことを特徴とするコントロールバルブユニット。
  3. 請求項2において、
    前記第2スプール室の内壁に凹設された第2内向き溝を有し、
    前記第1内向き溝の深さは、前記第2内向き溝の深さよりも大きくなっている
    ことを特徴とするコントロールバルブユニット。
  4. 請求項1乃至3の何れか1項において、
    前記第1スプール室及び前記第2スプール室は共通のバルブボディ内に形成されている、
    ことを特徴とするコントロールバルブユニット。
  5. 請求項4において、
    前記ポートは、前記バルブボディの下面に開口している
    ことを特徴とするコントロールバルブユニット。
  6. 請求項1乃至5の何れか1項において、
    前記第1スプール室の一端の開口を閉塞する第1プラグと、
    前記第1プラグの上方に配設され、前記第2スプール室の一端の開口を閉塞する第2プラグと、
    前記第1プラグの下方に配置された第2ポートと、
    前記第2スプール室内で前記第2スプールと前記第2プラグとの間に位置する第2流体圧室と、を有し、
    前記第2ポートと前記第2流体圧室とは、前記第1プラグの周囲に設けられた第2連通路を介して連通している
    ことを特徴とするコントロールバルブユニット。
  7. 請求項4又は5を引用する請求項6において、
    前記第2ポートは、前記バルブボディの下面に開口している
    ことを特徴とするコントロールバルブユニット。
  8. 請求項6又は7において、
    前記第2連通路は、前記第1プラグの外周面に凹設された外向き溝を有している
    ことを特徴とするコントロールバルブユニット。
  9. 請求項8において、
    前記第1スプール室の外側に、前記第1スプールを挟むように2つの第1ボルトが配置され、
    前記第1スプール室の外側に、前記外向き溝を挟むように2つの第2ボルトが配置される
    ことを特徴とするコントロールバルブユニット。
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