JP2018024654A - プロポリスのミセル化抽出物を有効成分とする認知機能改善剤 - Google Patents

プロポリスのミセル化抽出物を有効成分とする認知機能改善剤 Download PDF

Info

Publication number
JP2018024654A
JP2018024654A JP2017148780A JP2017148780A JP2018024654A JP 2018024654 A JP2018024654 A JP 2018024654A JP 2017148780 A JP2017148780 A JP 2017148780A JP 2017148780 A JP2017148780 A JP 2017148780A JP 2018024654 A JP2018024654 A JP 2018024654A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
propolis
extract
cognitive function
micellar
improving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017148780A
Other languages
English (en)
Inventor
新田淳美
Atsumi Nitta
鷲見和之
Kazuyuki Washimi
野池悠
Yu Noike
宇野恭介
Kyosuke UNO
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyama University
Original Assignee
Toyama University
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyama University filed Critical Toyama University
Publication of JP2018024654A publication Critical patent/JP2018024654A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)

Abstract

【課題】NMDA(N−メチル−D−アスパルテート)受容体の機能低下による認知機能の低下を改善するプロポリス組成物の提供。【解決手段】好ましくはミセル化抽出物が、水素結合し得る複数個のOH基含有媒体に可溶のプロポリス成分であるプロポリスのミセル化抽出物を有効成分とする認知機能の改善剤。更に好ましくは、プロポリス成分が、プロポリス片又はプロポリス粉末を、ポリオール・脂肪酸エステル系界面活性剤が均一溶解或いは安定分散された水素結合し得る複数個のOH基含有媒体中に存在させ、50〜100℃の温度条件で混合撹拌することで得られたものである。プロポリスのミセル化抽出物は、そのまま用いる又は、錠剤、散剤、顆粒剤、カプセル剤等の経口剤に製剤化して経口的投与する方法。【選択図】図1

Description

本発明は、プロポリスのミセル化抽出物を有効成分とする認知機能の改善剤、より詳しくは低下した認知機能の改善するプロポリスのミセル化抽出物の利用に関する。
認知機能とは、理解力、判断力、計算力、見当識、実行機能などの能力を指し、記憶も、認知機能のひとつある。
一方、グルタミン酸は、脳内で働く興奮性の神経伝達物質である。そして、グルタミン酸の受容体の一つにNMDA(N−メチル−D−アスパルテート)受容体がある。
NMDA受容体は、記憶・学習機能に関わる生体分子であり、その拮抗薬が記憶・学習障害を引き起こすことが知られている(非特許文献1)。
統合失調症やアルツハイマー病では、記憶・学習機能障害といった認知機能の障害が発症するが、MK−801(ジゾシルピン Dizocilpine)などのNMDA拮抗薬が投与されたマウスは、認知機能障害の疾患モデル動物であることが知られている(特許文献1)。
プロポリスは、ミツバチが樹木の特定の部位から採集した物質に、ミツバチ自身の蜜蝋などの分泌物を混合して作った樹脂状固形物質であり、多彩な生物活性が知られている(非特許文献2)。また、プロポリスやそのアルコール抽出物が末梢神経障害の予防・治療に有用であること(特許文献2)、水抽出プロポリスが投与されたラット脳内のコリンアセチルトランスフェラーゼの発現を上昇させモーリス水迷路試験による学習・記憶力を向上させた(非特許文献3)、エタノール抽出プロポリスの粉末を添加した餌を摂食させた高ホモステイン血症モデルマウスでの認知障害を抑制した(非特許文献4)、マウスにおいてプロポリスの水溶性誘導体がスコポラミン誘発性の記憶障害を改善した(非特許文献5)などの報告がある。
WO2005/080976 特開2005-60242
Brain Research Reviews, 41,268-287,2003. Biotherapy,14,991-998,2000 医学と生物学,145(3),39-44,2002. 第66回日本栄養・食糧学会大会講演要旨集,172(2Q-03a),2012. Pharmacology, Biochemistry and Behavior 90 (2008) 441-446.
平成24年度において、65歳以上の、高齢者の認知症有病者数は約462万人と推計され、認知症の前段階である軽度認知障害(MCI)の有病者数は約400万人と推計されている。認知症の患者本人に加えて、介護をする家族、また社会的な負担も大きい。このような負担を減じるためには、認知症の治療も重要であるが、発症を遅らせる予防的な観点で有用な健康食品を明確にすることも重要である。予防的に医薬品を投与することは、現状では世界のいずれの国でもほとんど認められていない。これは、医薬品が多少なりとも副作用を持つことから、疾病を発症していない人に対しての投与について課題があること、さらに、医療費の観点からも前向きな検討が難しいと考えられているからである。
医薬品ではなく天然物由来で永年利用している食品・飲料の中に、認知症など神経疾患や加齢から生じる認知機能の低下を予防するものが求められている。
本発明者らは、上記のような事情に鑑み、薬物として古くから利用され、近年は栄養補助食品として日常の健康管理、さらには炎症・肝疾患、癌などの予防・治療補助目的で用いられるプロポリスに着目した。
プロポリスは、樹脂状固形物質であり、食品などにする場合、プロポリスをエタノールなどのアルコール、水、エチレングリコール、グリセリンなどのポリオールといった溶媒により抽出した抽出物が使用される。
水および/またはポリオールと乳化剤からなる混合物を溶媒として抽出したミセル化抽出物は、アルコール、水のそれぞれにより抽出される成分の両成分をより多く含有していることが特徴である。
本発明者らは、NMDA受容体の阻害薬による認知機能の低下したマウスにおいて、プロポリスのミセル化抽出物の経口投与により認知機能が回復すること、プロポリスのミセル化抽出物は、プロポリスの水抽出物に比して、認知機能の改善効果がより高まることを見出した。結果、プロポリスのミセル化抽出物は、認知機能の回復をより高めた改善剤としての発明を完成した。
本発明に用いられるプロポリスは、特に限定されないが、クマル酸類、カフェ酸エステル類、テルペン類な豊富なプロポリスがよく、例えば、ブラジル産プロポリスが好ましい。ブラジル産プロポリスとして、主な基原植物がキク科植物アレクリン(Baccharis dracunculifolia)であるグリーンプロポリスと称されるプロポリスが挙げられる
本発明に用いられるプロポリスのミセル化抽出物は、特公平4-66544に記載されている「水素結合し得る複数個のOH基含有媒体に可溶のプロポリス成分」である。
水素結合し得る複数個のOH基含有媒体とは、例えば、グリセリン、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリンのアルキレンオキサイド付加物、エチレングリコールのアルキレンオキサイド付加物、プロピレングリコールのアルキレンオキサイド付加物、グルコノデルタラクトン、D−キシロース、D−ソルビツト液、グルコン酸液、シヨ糖水溶液、水などを挙げることができる。
上記のOH基含有媒体可溶プロポリス成分は、プロポリス片またはプロポリス粉末を、ポリオール・脂肪酸エステル系界面活性剤が均一溶解もしくは安定分散された水素結合し得る複数個のOH基含有媒体中に存在させ、50〜100℃の温度条件で混合撹拌することで得られたものである。
上記のポリオール・脂肪酸エステル系界面活性剤は、例えば、グリセリン=モノラウラート、グリセリン=モノオレアート、グリセリン=モノリノラート、グリセリン=モノリシノラートなどのグリセリンの脂肪酸エステル;ジグリセリン=モノラウラート、テトラグリセリン=モノラウラート、テトラグリセリン=モノオレアート、ペンタグリセリン=モノパルミタート、デカグリセリン=セスキイソステアラートなどのポリグリセリンの脂肪酸エステル;プロピレングリコール=モノラウラート、プロピレングリコール=モノオレアート、プロピレングリコール=モノリノラート、プロピレングリコール=モノリシノラートなどのプロピレングリコールの脂肪酸エステル;ソルビタン=モノラウラート、ソルビタン=ジラウラート、ソルビタン=モノオレアート、ソルビタン=ジオレアート、ソルビタン=モノリノラート、ソルビタン=ジリノラート、ソルビタン=モノリシノラート、ソルビタン=ジリシノラートなどのソルビタンの脂肪酸エステル;シヨ糖=モノラウラート、シヨ糖=ジラウラート、シヨ糖=モレオレアート、シヨ糖=ジオレアート、シヨ糖=モノリノラート、シヨ糖=ジリノラート、シヨ糖=モノリシノラート、シヨ糖=ジリシノラート、などのシヨ糖の脂肪酸エステル;大豆油レシチンなどのレシチンが挙げられる。また、それらの使用は、1種であつてもよく、また2種以上を同時に用いてもよい。
プロポリスのミセル化抽出物を薬剤の認知機能の改善剤として利用する場合、当該抽出物をそのまま用いてもよく、また、錠剤,散剤、顆粒剤、カプセル剤などの経口剤に製剤化して経口的に投与してもよい。
経口剤は、必要に応じて結合剤、滑沢剤、崩壊剤、着色剤、矯味剤などを加え錠剤、散剤、顆粒剤、カプセル剤を常法により製造することができる。
また、必要に応じて防腐剤、抗酸化剤、安定化剤などを添加することができる。
プロポリスのミセル化抽出物の投与量は、疾患、症状、年齢、併用される治療的措置などにより異なるが、経口剤としてヒトに投与する場合は、抽出物として0.1〜10mg/kgを1日1回〜数回に分けて投与すればよい。
プロポリスのミセル化抽出物を、該抽出物含有した飲食品にすることもできる。ここで、「飲食品」とは、飲食品全般を意味するが、いわゆる健康食品を含む一般食品の他、厚生労働省の保健機能食品制度に規定された特定保健用食品や栄養機能食品などの保健機能食品をも含むものであり、更にサプリメント、飼料、食品添加物等も本発明の飲食品に包含される。
プロポリスのミセル化抽出物を飲食品に使用するには、そのまま、または種々の栄養成分とともに加工肉、清涼飲料などの飲食品の原料に混ぜて飲食品を製造することができる。
また、付属成分として、麦芽糖、ブドウ糖、デキストリン、ゼラチンなどの増量剤、ソルビン酸、デヒドロ酢酸ナトリウム、各種ビタミン類などの保存安定剤を含有していてもよい。
また、プロポリスのミセル化抽出物を健康食品、栄養補助食品などとして使用する場合、例えば慣用の手段を用いて、錠剤、カプセル、散剤、顆粒、懸濁剤、シロップ剤などの形態に調製することができる。
上記の飲食品におけるプロポリスのミセル化抽出物の配合量は、添加形態及び投与形態によっても異なり広い範囲から選択できるが、通常、0.01〜10重量%配合するのが望ましい。
NMDA受容体拮抗薬で認知機能が障害されたマウスに、プロポリスのミセル化抽出物を経口投与すると、NMDA受容体拮抗薬で低下していた認知機能が、対照とした溶媒投与マウスと同レベルまでに回復する。また、スコポラミン誘発性の記憶障害マウスにおいて、プロポリスのミセル化抽出物は、プロポリスの水抽出物に比して、より高い効果を発揮する。
従って、プロポリスのミセル化抽出物は、NMDA受容体が関与する認知機能の低下を改善する医薬や飲食品または認知機能の低下を予防する医薬や飲食品として有用である。
Y迷路試験の結果を示す図である。図中、(a)生理食塩液+溶媒、(b) 生理食塩液+プロポリス、(c)MK801+溶媒、(d)MK801+プロポリス、* P<0.05 VS (a) 新規物体認知試験の結果を示す図である。図中、(a)生理食塩液+溶媒、(b) 生理食塩液+プロポリス、(c)MK801+溶媒、(d)MK801+プロポリス、** P<0.01 VS (a) スコポラミン処理したマウスにおける新規物体認知試験の結果を示す図である。図中、A1およびA2は生理食塩液+溶媒、B1およびB2はスコポラミン+溶媒、C1およびC2はスコポラミン+プロポリスのミセル化抽出物、D1およびD2は生理食塩液+水、E1およびE2はスコポラミン+水、F1およびF2はスコポラミン+プロポリスの水抽出物。
<プロポリスのミセル化抽出物および水抽出物>
プロポリスのミセル化抽出物は、以下の原材料から製造された日本プロポリス株式会社のミセル化抽出物を使用した。
原材料:プロポリス(ブラジル産)、グリセリン、グリセリンエステル
製造工程:原材料秤量混合⇒抽出⇒ろ過⇒殺菌⇒充填
プロポリス規格成分:200mg/mL
外観・性状:淡〜濃褐色の液体で、特有のプロポリス臭、甘味を有する。異物を認めない。
プロポリスの水抽出物は、上記の原材料の内、グリセリンおよびグリセリンエステルの代わりに水を使用して、上記の製造工程に準じて製造した物を使用した。
<実験動物>
C57BL6Jマウス (日本SLC)を使用した。全てのマウスは、餌と水を自由に摂取させ、22±2℃、50±5%の湿度、午前7時から始まる12時間の明暗サイクルで制御された環境で飼育した。本実施例においては、C57BL6Jマウスを用いた実験動物の取り扱いは、National Institutes of Health のガイドラインに従い、富山大学動物実験委員会の許可を得た。なお、実験は富山大学動物実験委員会の指針に従って行った。
<自発的交替行動の測定(Y迷路試験)>
自発的交替行動を測定するY迷路試験(Y-maze test)は、空間認知・記憶の指標を得る試験であり、文献(Behavioural Brain Research 180 (2007) 139-145)に記載の方法に準じた。すなわち、マウスをY字型迷路アームの1つ(40×10×12 cm)の先端に置いた後、8分間マウスを自由に行動させ、マウスが進入したアームを順番に記録した。各アームへの進入回数(total arm entries)と連続して異なるアームを選択した回数(交替行動回数: number of alternations)を記録した。交替行動率(alternation behavior (%))を以下の式で算出した。
交替行動率(alternation behavior (%) =
[交替行動回数 (number of alternations) / 進入回数 (total arm entries)-2]×100
<新奇物体認知試験)
認知能力を測定する新奇物体認知試験(Novel object recognition test)は、文献(The Journal of Neuroscience, 2005 25(7)1826-1835)に記載の方法に準じた。すなわち、連続した3日間、マウスをアクリル製の四角い箱(30×30×35 cm)で1日30分間探索させた(habituation)。4日目に、箱内に2つの物体を置きマウスを入れ、それぞれの物体にマウスがアプローチした時間と回数を10分間測定した(training)。いったんマウスをホームケージに戻し、trainingから24時間後に、一方の物体を新奇物体に変えて同様にマウスを箱に入れ、アプローチした時間と回数を10分間測定した(trial)。
実施例1
プロポリス (日本プロポリス、エスタプロント(商品名)、プロポリス 200mg/mL )を、一群6匹のマウス(8週齢、雄)にマウス一匹、1日当たり1mL/kgを7日間、毎日1回、経口投与(最終投与量200mg/kg/day)した。対照として溶媒(水、グリセリンおよびグリセリンエステルの混合物)を同様に経口投与した。プロポリスの投与を継続したまま、MK-801マレイン酸水素塩(MK-801 hydrogen maleate、Sigma-Aldrich)を生理食塩水に溶解させ、最終濃度0.03mg/mLとした、MK-801溶液をマウスに対して1日当たり10 mg/kgを14日間腹腔内投与(最終投与量0.3mg/kg/day)とした。対照として生理食塩水を同様に腹腔内投与した。次いで、7日間 MK-801を無投与でプロポリスの投与を継続した後、Y迷路試験を行った。結果を図1に示す。
実施例2
一群6匹のマウス(8週齢、雄)を使用し、プロポリスとMK801を実施例1と同様の投与方法、投与期間で投与した後、新奇物体認知試験を行った。結果を図2に示す。
実施例3
ミセル化抽出プロポリス (日本プロポリス, エスタプロント (商品名), プロポリス 200mg/mL) をその溶媒 (水、グリセリンおよびグリセリンエステルの混合物) で希釈したもの (50mg/mL) を、一群4匹のマウス (8週齢、雄) に対し、1匹あたり4mL/kgで7日間、毎日1回、経口投与して、最終投与量を200mg/kg/dayとした。対照として、同量の溶媒も経口投与した。
水抽出プロポリスはプロポリスに含まれる成分の1つである3,5-ジカフェオイルキナ酸がミセル化抽出プロポリスとほぼ同等になるように調整し、これを溶媒である蒸留水で4倍に希釈した。希釈された水抽出プロポリスおよび蒸留水をミセル化抽出プロポリと同様に経口投与をした。
ミセル化抽出および水抽出プロポリスとそれらの溶媒の1日1回の投与を継続したまま、新奇物体認識試験を行った。スコポラミン[(-)-Scopolamine hydrobromide trihydrate (Scopolamine;Sigma)] を生理食塩水に溶解させ、0.1mg/mLとし、マウスに10mL/kgで腹腔内投与することで、最終投与量を1.0 mg/kgとした。新奇物体認識試験のtrainingの際に、測定の20分前にスコポラミンの投与を行い、認知機能障害を誘発させた。対照として生理食塩水を同様に腹腔内投与した。
結果を図3に示す。
プロポリスのミセル化抽出物は、NMDA受容体が関与する認知機能の低下を改善する医薬や飲食品または認知機能の低下を予防する医薬や飲食品として有用である。また、プロポリスのミセル化抽出物は、認知機能の低下を改善することから、軽度認知障害の改善、高齢者うつによる認知機能低下を改善するための健康食品などとして有用である。

Claims (5)

  1. プロポリスのミセル化抽出物を有効成分とする認知機能の改善剤。
  2. ミセル化抽出物が、水素結合し得る複数個のOH基含有媒体に可溶のプロポリス成分である請求項1に記載の認知機能の改善剤。
  3. プロポリス成分が、プロポリス片またはプロポリス粉末を、ポリオール・脂肪酸エステル系界面活性剤が均一溶解もしくは安定分散された水素結合し得る複数個のOH基含有媒体中に存在させ、50〜100℃の温度条件で混合撹拌することで得られたものである請求項2記載の認知機能の改善剤。
  4. 認知機能が、NMDA受容体の機能低下によるのである請求項1〜3に記載の認知機能の改善剤。
  5. 請求項1〜4に記載の認知機能の改善剤を含有する飲食品。
JP2017148780A 2016-08-02 2017-08-01 プロポリスのミセル化抽出物を有効成分とする認知機能改善剤 Pending JP2018024654A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016151747 2016-08-02
JP2016151747 2016-08-02

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018024654A true JP2018024654A (ja) 2018-02-15

Family

ID=61194984

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017148780A Pending JP2018024654A (ja) 2016-08-02 2017-08-01 プロポリスのミセル化抽出物を有効成分とする認知機能改善剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018024654A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02245159A (ja) * 1989-03-20 1990-09-28 Nippon Puroporisu Kk プロポリス食品組成物およびその製造方法
JP2003335690A (ja) * 2002-05-20 2003-11-25 Fancl Corp 受容体に親和性を有する組成物
JP2005060242A (ja) * 2003-08-12 2005-03-10 Yamada Bee Farm プロポリスを含む神経障害の予防または治療用組成物
JP2006248946A (ja) * 2005-03-09 2006-09-21 Api Co Ltd 視機能障害改善剤及び視神経細胞保護剤

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02245159A (ja) * 1989-03-20 1990-09-28 Nippon Puroporisu Kk プロポリス食品組成物およびその製造方法
JP2003335690A (ja) * 2002-05-20 2003-11-25 Fancl Corp 受容体に親和性を有する組成物
JP2005060242A (ja) * 2003-08-12 2005-03-10 Yamada Bee Farm プロポリスを含む神経障害の予防または治療用組成物
JP2006248946A (ja) * 2005-03-09 2006-09-21 Api Co Ltd 視機能障害改善剤及び視神経細胞保護剤

Non-Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
"ミツバチの「プロポリス」 アルツハイマーに効果か 鈴鹿医療科学大", 産経新聞 , vol. 大阪朝刊, JPN6009062645, 19 March 2003 (2003-03-19), pages 29, ISSN: 0004538265 *
BIOMEDICINE & PHARMACOTHERAPY, vol. 93, JPN6021024968, 2017, pages 543 - 553, ISSN: 0004538264 *
BIOSCIENCE, BIOTECHNOLOGY, AND BIOCHEMISTRY, vol. 79, no. 11, JPN6021024969, 2015, pages 1884 - 1889, ISSN: 0004538263 *

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2018203677A1 (en) Modified polyphenol compositions
KR20180071987A (ko) 청대 추출물 또는 이의 분획물을 유효성분으로 포함하는 염증성 장질환의 예방 또는 치료용 약학적 조성물
KR101523586B1 (ko) 전립선 비대증 예방 또는 치료용 약학적 조성물 및 이의 제조방법
KR101695848B1 (ko) 진세노사이드 f2를 포함하는 비알코올성 간 질환 또는 인슐린 저항성의 예방 또는 치료용 조성물
WO2002074295A1 (en) A composition for the prophylaxis or treatment of senile dementia
JP2016199491A (ja) 気分状態改善剤
EP2992933B1 (en) Ginsenoside f2 for prophylaxis and treatment of liver disease
KR101588247B1 (ko) 뇌졸중 또는 퇴행성 뇌질환 예방 또는 치료용 조성물
ES2904263T3 (es) Composiciones que comprenden triterpenoides para el tratamiento de la enfermedad de Alzheimer y la enfermedad de Parkinson
EP3337487B1 (en) Honokiol and magnolol formulations with increased stability and improved uptake, and methods of use thereof
JP2007314475A (ja) トリアシルグリセロール合成抑制剤
KR20170067466A (ko) 스피루리나 추출물을 유효성분으로 함유하는 치매 또는 인지능 개선용 약학적 조성물
KR20200011442A (ko) 루테인류 또는 그의 염 및 마름속 식물의 가공물을 함유하는, 뇌기능 장애의 예방 및/또는 개선용 조성물
JP2018024654A (ja) プロポリスのミセル化抽出物を有効成分とする認知機能改善剤
KR102120376B1 (ko) 승마 추출물, 이의 분획물 또는 승마에서 유래된 화합물을 유효성분으로 포함하는 퇴행성 뇌질환의 예방 또는 치료용 조성물
RU2654868C1 (ru) Нутрицевтическая композиция
KR101644755B1 (ko) 뇌졸중 또는 퇴행성 뇌질환 예방 또는 치료용 조성물
JP2016108265A (ja) 持続性抗酸化剤
KR102210856B1 (ko) 장 누수 증후군 예방 또는 치료용 약학적 조성물
US9265806B2 (en) Composition for preventing or treating dementia comprising extracts of monsonia species
KR102210855B1 (ko) 장 누수 증후군 예방 또는 치료용 약학적 조성물
JP2011136931A (ja) 脳機能改善用組成物および脳機能を改善する方法
JP6861139B2 (ja) セロトニン代謝抑制剤、飲食品組成物、及び、医薬品
JP2017039675A (ja) リパーゼ阻害剤
EP4084787A1 (en) Composition for use in the treatment of cognitive disorders

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20200528

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200714

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20201224

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20201224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210629

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210823

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20211228